2011年04月17日の日記

2011-04-17

東北エゴ

http://anond.hatelabo.jp/20110417021106

>あるいは、今後は津波の来ない場所に町を再建すべきだと、訳知り顔で言ってのけるものもいる。

>何度津浪が来ようと、海のそばでしか暮らせない人々の、その気持ちがなぜ分からない。

他の部分は賛同できるけど、これはエゴしかない。

http://anond.hatelabo.jp/20110416125739

『だから失敗は起こる』 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AF%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%82%8B-NHK%E5%87%BA%E7%89%88DVD-BOOK-%E7%95%91%E6%9D%91-%E6%B4%8B%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4140394609

これ読んでおけば、失敗の基本的な事を学べる。

「このあたりから学ぶ必要があると思う」なんては書いている以上は、「キサマのいる場所は既に我々が2000年前に通過した場所だッッッ」(誇張)と言われて終わり。

http://anond.hatelabo.jp/20110417194442

人間が集団になると誰かが攻撃されるんだよね

安易安直ではあるけどスケープゴートがいれば安定するから

ところで憲法理念いじめの繋がりについて聞かせてくれないか

http://anond.hatelabo.jp/20110417192042

多分イヤな話をするけど、コミュニケーションというのは情報に加えて感情(特にストレス)が不可避的に関与してくる。

情報面では申し分ないが、感情面でコミュニケーションが成り立たなくなることは大変よくある。

から話者は、コミュニケーションを成り立たせるために、感情面を考慮しなければならない。

相手を煽ることで成り立つコミュニケーションは、相手に伝えようという意図を、実際の行動において放棄している。これでは「正しく」ない。ということだ。

なのに相手を怒らせることでコミュニケーションしようという人が沢山いる。私はそういう人たちの意見に関わりたくないなあ。そういうのと関わると、得られる情報よりストレスの方が大きいもの

ストレスまきちらし言説は、正しくても、有害だよ。有害を超える正しさがないのなら、やがてそれは駆逐されるし、私は積極的に駆逐したくなるぜ。

ぽぽぽぽ~ん

ぽぽぽぽ~んと日記を書いてみるテスト

みんな死ね!!

ほんと最近イライラする

なんでかは不明ww

デマ拡散はいけません

でも、匿名鉄砲玉撃つような卑怯者よりは、マシだと思います。

いじめられていた頃を思い出した

憲法理念について考える過程で、中学生のころいじめられていたことを思い出した

現在俺は大学生でかなり充実した生活を送っていると自分でも自負しているし、他人からも言われている。

そんな今になってやっと気持ちの整理がついたので、その頃に起こったことを綴りたいと思う。稚拙な文章ではあるがお付き合いいただきたい



俺は中1の頃部活であることをやらかした。その内容については書かないことにする。


その後仲良くしていた友達全員が急に態度を変えた。

誰も話しかけてくれなくなった。じきにその中から罵倒するやつが出てきた。

大半は俺に関心を寄せまいとした

そいつらの俺に対する見方は分かっていたから、憎むことはなかった。「うわ、汚い。」

自分そいつらの立場ならそう思っただろう。

しかし、あー人ってこんなもんなんだーとあの時悟った。


俺を遠くから罵倒した人のことを今でもはっきりと思い出す。あの顔。薄ら笑っていた。

そんな時そいつらに背を向けて俺はただ窓から外を眺めていた。


関わったらいじめられる、といったことは憶測ではあるが、大半はあまり考えていなかった。

ただ俺は軽蔑の対象であり、関わろうという気にもならない、といったところだろう。


事件直後、俺のことを助けてくれると宣言した人がいたと顧問が言っていたので期待していた。

でもなかった。話しかけられたことは、一度もなかった。

俺が一人でいて、かつ誰にも見つかることがないタイミングなんていくらでもあったのに。


事件があって間もないころ、帰り道であいつを見かけた。

俺はあいつに気にしないほうがいいのかなあ、と明るくいつも通りに言った。

あいはいつも通りの口調で笑いながら、自分の置かれている状況は気にしろよ、と言って俺を後にして前を歩いていた部活の集団に向かって走っていった。

親友だと思っていたあいつにこんなことを言われた。あいつなら大丈夫だと思っていたのに。こんなものなのか。

一緒に野球していたじゃないか。一緒に何回も遊んだじゃないか馬鹿なこともしたじゃないか

人間不信に俺は陥った。


その集団の中で話しかけてくれた同級生は一人だけだった。

中学で知り合ってあまり親しくない子だった。

練習場所の水抜きをしていたとき、明るい声で話しかけてくれた。たぶん挨拶だった。

あの時すごくうれしかった。本当にうれしかった。

こんな屑に話しかけてくれてありがとう、と心から思った。


また話しかけてくれてたのは事情を知らないクラスの人たちだった。

いや、噂で知っていたのかもしれない。でもそいつらは気にしていなかった。

くそいつらと中学中庭で鬼ごっこをした。楽しかった。その中で一瞬だけ自分の状況を忘れることができた。

しかし俺はある意識を常に持っていた。その意識に縛られていた。「俺は屑だ。」


一番賢い学校にいってみんなから離れようと決心した

中1なのにもう先のことを考えていた。

中学校でのことはもう諦めていた。罵倒され続けよう。耐えよう。俺が悪いんだから


俺は自分のことを価値のない人間だと思い、死ぬことをいつも考えていた。偶然の事故とかで死にたかった。

ぬことは理由をつけて避けていた。死ぬのは怖かったから。

ただ死にたいと思うことに理不尽さを感じることはなかった。生きている価値はないと思っていたから。


家が俺のただひとつの居場所だった。事情の知らない家族との他愛のないおしゃべり。十分だった。

部活が終わった皆がいない帰り道でやっと安心できた。そして明日のことを思いすぐに憂鬱になった。


俺はベッドの中で人知れず涙を流した。部屋の空間に背を向け壁に向かって。

意図的に自分の状況を考えて悲しい感情に浸り、流したこともあった。

カタルシス本能的に感じたかったのかもしれない。


しか学校毎日通っていた。

なんで不登校にならなかったのかは分からない。部活も休まず行っていた。

自分は強い、と思っていたわけでもない。なぜいっていたのだろう。今でも分からない。何かに突き動かされていた。


たいつも自分眉毛をできるだけ垂れ下げるようにしていた。

申し訳なさそうな顔をするために。

実際申し訳なかった。こんな屑が存在していてごめんなさいって。



ある日顧問から一年生は理科室にくるように、と招集がかかった。

俺は一番後ろに座った。そして顧問はどんな話をするのだろうとぼーっと考えていた。

顧問は俺へのいじめをやめよう、とみんなに静かに言い聞かせて会合は終わった。そんなに長くはなかった。

顧問が喋っている間、俺はありがた迷惑だ、と思っていた。

もう俺には触れないでくれ。こんなので改善されるわけないだろう。


俺は教室最後に出て、皆が向かった練習場所のほうへ行った。

なぜ反対側に行かなかったのだろう。そうすればまだ安心できる学校での居場所である自分クラスに戻れたのに。

淡い期待があったのかもしれない。


練習場所の脇に皆が円になって立っていた。

からごめんって次々に言われた。

謝罪の言葉を聞いた俺はそばの壁に腕を当て顔をうずめて泣いた。声を上げて泣いた。

場所が元に戻るかもしれない。


しかし懐疑心はまだまだ残っていた。

今だけなんじゃないだろうか。いや、きっとそうだろう。今までそうだったのだから


その招集後初めての部活

帰りに部活の皆と一緒に帰ることになった。

誰かが面白いことをいったとき、俺は腕で顔を隠して笑った。

なぜそうしたのかその時は分からなかった。

今はそうした理由が分かる。俺が笑う顔を見せることなんておこがましいと思っていたからそうしたんだ。

そこまで自分は屑である内面化されていた。たった半年で。

それから俺へのいじめはなくなり、皆とぎこちないながらも仲良くやることができた。



時間は進んで中3のころ、いじめられていたやつが腕で顔を隠して笑うのを見た。

心に何かが刺さった。

しかし俺もそいつのことをみんなと一緒に影でいじめ、関わらないようにしていた。

こいつを庇ったらまたいじめられる。もうそんなことは絶対に嫌だ。


人をこんな風にした原因はなんだ?

教育環境だ。

あれから何も変わっちゃいない。


こういった経験をしてよかったと今は思う。

ただこんな思いは誰にもさせたくない。

俺が日本を変えよう。俺が行動しよう。


追記1: 感情が高ぶっていたために文章の論理関係がめちゃくちゃな部分がありましたので訂正しましたツイートしてくれた方などありがとうございます

追記2: >migurinさん やらかした内容について書かなかったところについて言及されていると思うのですが、全体の文章から伝わるようにしたつもりです。それ以外のところでしたらお答えします。

元記事書いた者です

http://anond.hatelabo.jp/20110417183343

あまり電力、ことに原発の方に深入りしたはないのですが。荒れるという以上に、詳細に入ると素人の馬脚があらわれますから

なんちゃってITエンジニア」の id:koseki ですITけが技術だと思いこんではいませんけども。

あのイヤミは「ITけが技術だと思いこんでいる」人に向けたもので、それは文脈から明白だと思ったのですが、嫌な気にさせたなら申し訳ないです。

問題は、「安全を金で売り渡す」というその安全が、他人のものだということです。人の命を賭け金にして自分の儲けのために博打を打つ、という行為を、正当化できるとは思えません。ギャンブル依存症のような経済学者評論家が言う「リスク」という言葉から抜け落ちているのは、この不正義の感覚だと思います。

エンジニア」がリスク数字見積もることももちろん必要でしょうけれども、それは議論の全体ではない、という点を、まず指摘したいです。

地元の同意がなければ立地できないというのがまず一点。あとそういうことを言い出せば病院工場を街中に建てるのも許されないということになってしまいます。何事も程度問題でしょう。

この方々は、原発事故のせいで避難しなければ、助かった可能性が高いと思います。原発事故による二次的な被害を含めれば、「死者ゼロ」とは言えません。

それはそうかもしれません。

原発リスクが本当にそれほど大きくないなら、一旦原発放置して、救える命を救う方が良いと思います。福島原発事故処理が、これほどリソースを消費しているのはなぜなんでしょうか。原発の潜在的なリスクが巨大だからだと、自分は理解しているのですが。

大きくないとは一度も言っていません。ただ、原発リスクは他のものと比べものにならないほど大きいように言うのはおかしいだろうと言っているわけです。特に、16年前に神戸の隣町にいてかなりのアスベストを吸い込んでいると思われる私にとっては、福島県外の人間が、あたか自分の身に危険が及んでいるかのごとくギャーギャー騒いでいるのは非常に不快極まりないという私情があることも否定しませんが。

いずれにせよ、放置できるほど軽いリスクでもなければ、一部マスコミが煽るほど極端に巨大なリスクでもない、そういう現実を冷静に認識しましょうということです

まあ多分、騒いでいる人は多分にsurvivers' guiltで、自分も被害に遭っていると思わなければ精神的に辛いんだろうとは思いますがね。

自分は今回の事故後、代替エネルギー技術進歩を推し進めるために、政府脱原発の方針を明確に打ち出すべきだと考えるようになりました

それは一つの考え方ですね。ただ、個人的には代替エネルギー原子力が相互排他的であると考えるのはおかしいと思います。早い話、太陽光発電は昼間にしか発電できない以上、出力調整ができない原子力よりも、ピーク時に稼働される火力・水力を代替する方がよほど技術的にも本筋です。あと温暖化チェルノブイリより怖いことは論ずるまでもないことも忘れてはなりません。

とにかく技術的に何が可能かを調べてその上で最もマシと思われる方針を選ぶことです脱原発とか維持とかいう議論はその段階になってはじめて出てくるものだと考えます

http://anond.hatelabo.jp/20110417184216

子供が一人できるたびに2年休むってのは日本総合職として働くのに致命的だよね。

ちょっと仕事ができるようになってきて、戦力として考慮できるようになってきたら、

子供できました2年休みます。」「子供を迎えに行くので4時に帰宅します。」

って言われてちゃ、会社として新入社員投資した分だけ回収できないし

よくフェミの人とかが崇拝してる欧州とかは、どういうシステム産休育休をとってるのか、

しい人に聞いてみたいわ。個人的にすごく興味ある。

自然エネルギー推進派の人って

なんで原発を目の敵にするの?

技術的に考えても、火力の代替の方に相性がよいものが多いし、CO2というアピール材料もあるだろうに。

http://anond.hatelabo.jp/20110417153712

ほう、じゃああなた

  • 語り口は柔らかくても内容がナイヨーな文章
  • 語り口は辛辣でも内容がある文章

だったら前者の方がいいというわけだね。なにしろ語り口だけで「読む価値がない」と判断できるらしいから

賢い人は考えることが違うわ。

http://anond.hatelabo.jp/20110417133116

IT技術」どころか「技術」だろ。この辺とかみてどう思うよ。

いつもはこのブログでは、技術系の話しかしていないのですが、今回はちょっと変わって、今話題になっている原子力発電所の話を書きたいと思ってます

福島原発以上に危険性のある高速増殖炉もんじゅで今起きていること - Dive into the Tech World!

エンジニアから見た原発

こういう言葉の使い方に頭に来てる非Web屋、非SEは非常に多いと思うよ。俺なんて広義のソフト屋だけど頭にくるもん。

http://anond.hatelabo.jp/20110417184216

いざというとき産休を取りやすい環境にしておくよう、ふだんからいろいろ根回ししておくといいですよ

人の反応って誰に対しても同じじゃないので、「元増田さんが産休取るなんてずるい」と言われるか、「産休おめでとう」と言われるかは自分次第である程度コントロールできます

http://anond.hatelabo.jp/20110417131722

それは、「ソフトウェアエンジニアである「俺たち」(たちって誰よ)全員が、『ITけが技術」と思いこんでいる』ってこと?

http://anond.hatelabo.jp/20110417132029

じゃああんた電力の需給計算できるの?

将来の自然エネルギーの開発でどれがどれだけ有望か知ってるの?

どのエネルギー源にどういう長所欠点があるか知ってるの?

それを知らずに賛成反対言ったって好きか嫌いかって人気投票しかないだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20110417184216

めんどくさいことになる職場ほど、一般論、とか、世間的な常識、は通用しない。

産休からいかにズブズブな人間関係を構築出来るかで決まる。

いまちょっと会社の面子を思い出してみて、「あ、この人面倒なこと言いそうだなー」と思い当たる節があるのなら、そういう対策をちまちま練っておいた方がいい。

http://anond.hatelabo.jp/20110417184401

誰も攻撃することにならないような意見を書こうとしたら、原発に否定的な人にも肯定的な人にも不快感与えないように論旨があいまいなものしか書けないんじゃなかろうか。賛否のある議論で誰にも攻撃にならないなんてのはあり得ないように思う。専門知識の不足を指摘するだけで攻撃と解釈するような人がいたらなおさらそうなる。

http://anond.hatelabo.jp/20110417174659

大卒社会人ドラフト1位投手は1年目の開幕直後からローテーション入りするかまたは抑えをやるのが普通です

出来ない場合はそのままフェイドアウトしてしまう人が多いですね。

投手フレッシュな方が有利ですから

http://anond.hatelabo.jp/20110417174312

なってるからなに?

私は、そういう攻撃的で排他的な言説は建設的じゃないし「読む価値がない」と判断するだけ。

このやりとりも、同じように価値がない。

来年から総合職として働くことになってる女で、いずれ育休取得&職場復帰を希望してる者だけど

女の産休育休や時短取得に対する風当たりの強さって、実際の現場ではどうなんだろう?

職場によって雲泥の差があるから内定先に聞くのが一番早いってのは理解できるんです

とどのつまり「正直どんくらい休めるの?」という質問なわけでどうにも聞きにくいよね、こういうことって。

ネットの書き込みとか見ると、

育休や産休職場に穴開ける女は迷惑、時短でラクしてる女は言語道断

子どもが~って言えば何でも許されると思うなよ、早く辞めちまえ、

たい意見があって、まあそれは悪意ある意見なのかもしんないけど、不安だ。

そういう「休むな、現場に穴を開けるな」という批判を免れようとすると、

体力回復に必要な最小限の休暇だけとって、産後ゼロ歳で保育所に預けてとっとと復帰する人もいるにはいるんだろうけど

それはそれで 自分子供を他人に預けて平気なのか、鬼母、育児放棄!みたいに言う人もいるし。

(私自身はそうは思わないし個人の自由だと思うけど。)

私自身は、子供産むなら1年か2年は育休とりたいと思ってるんだけど、それが周囲に白眼視されないとも限らん。

育休とるのを白い目で見られるならいっそ辞めるが、

やめたらやめたで、一旦無職になった女が総合職として別の職を得るなんてこのご時世では不可能に思えるし、

復帰できなければ専業になるわけだけど、専業主婦寄生虫!みたいな論調もあるし、どうするのがベストなのかわからない

他人の批判は気にせず、自分たち夫婦自分たち家族幸福ならそれでいいってことか。お粗末様でした

選択と集中は計画的に

http://www.asahi.com/politics/update/0416/TKY201104160398.html

今回の震災選択と集中にはリスクがあるよねってことが確認されたわけで、効率を優先して農地集約だ食料基地だって造っても、そのバックアップどうするのかって考えながら計画進めないとダメだよな。入ったら出ること考えないとダメだよな。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2055.php

移民受け入れという慈善」はやめた

 イギリスデービッド・キャメロン首相は14日、南部ハンプシャー州で開かれた保守党の会合で行った演説で、EU諸国以外から移民の受け入れを制限する方針を明らかにした

 キャメロン移民政策に特化した演説を行うのは、1年前の選挙戦以来。移民の受け入れ数を現状の年間「数十万人」から「数万人」に減らすと約束した

 インドビジネススタンダード紙によると、キャメロンは演説でEU圏外から移民が多くなった要因としてイギリスの福祉制度を批判。その上で、現政権は「大量の移民はなく優秀な移民」のみを歓迎すると発言した

「問題は、働かない国民を長年支えてきた福祉制度のおかげで、ぽっかりと空いた労働市場の穴を、移民が埋めているということ。非難されるべきは、このひどい福祉制度であり、前政権がその改革に完全なまでに失敗したことだ」

 インドのヒンドゥスタンタイムズ紙によると、キャメロンはさらに、前政権である労働党は大量の移民と不法移民(主に学生や合法移民家族)が法の抜け穴を利用して入国してきたことを傍観していたとも批判した

 英ガーディアン紙によれば、英語を話せなかったり社会に同化する意志のない移民は、コミュニティーを分断させる「一種のわだかまり」を生んでいるとも語った。

 ガーディアンが公開しているキャメロンの演説全文から、要点を一部引用すると──。

移民の大量受け入れは善行で、経済もおかげで助かっているという主張もあれば、移民イギリスの寛大な福祉制度を悪用しているという主張もある。こうした両極端な主張をただし、分別ある理論的な議論を展開することが、政治家の役割だ。

しかし先の労働党政権はそれとは逆に、議論を煽ってきた。移民に反対するのは人種差別だとでも言うように議論そのものから目を背けた閣僚もいれば、自身の保守派としてのイメージを守ろうと躍起になって反移民を叫びながら、移民削減へ向けて何一つ具体的な行動を起こさなかった閣僚もいる。

■わが国は移民から計り知れないほどの恩恵を受けてきた。どこの病院に行っても、ウガンダインドパキスタンなどから来た人々が病人弱者の世話をしている姿を見かける。学校大学では、世界中から集まってきた教師がイギリス若者たちに刺激を与えている。外国から来た起業家たちは地元経済貢献しているだけでなく、地域社会の一員としての役割を果たしている。

 移民イギリスに多大な貢献をしていることは間違いないし、われわれも歓迎している。だがそれでも、私にははっきりさせておきたいことがある。長い間、イギリス移民を多く受け入れ過ぎてきた。

移民の制限は、この国の将来にとって非常に重要課題だ。だかこそ、わが保守党選挙戦中に国民にはっきりと約束した移民の数を80〜90年代レベルにまで削減することを。そして政権を取った今、われわれはこの目標の達成に向かっている。

 合法移民については、EU諸国以外から移民の数に上限を設ける。不法移民については取り締まりを強化。難民の認定ついても見直しに取り掛かった。こうした取り組みの成果は見えてきている。

■とても若く英語ほとんど話せない外国人英国民と国際結婚するケースがある。この場合政治的公正に反したとしても、偽装結婚可能性を疑わないわけにはいかない。昨年11月より配偶者ビザ申請の条件として最低限の英語能力証明を求めているのも、そのためだ。われわれはまた、イギリスに来る配偶者年齢制限を21歳以上と規定した

■もちろん、イギリスは今後も世界の優秀な頭脳や、迫害から逃れてくる人々を歓迎する。だが保守党政権の下、わが国の国境は開放されているわけではなく、移民の数は受け入れられる範囲でなければならない。そこに「もし」とか「しかし」といった条件はない。これは、われわれが国民と交わした約束であり、決して破ることのない約束だ。

フランスドイツに続いてイギリスも。

http://anond.hatelabo.jp/20110416125739

なんちゃってITエンジニア」の id:koseki ですITけが技術だと思いこんではいませんけども。

誰にとってのリスクか。

「安全を金で売り渡す」というのは多かれ少なかれ誰でもやっていることです

問題は、「安全を金で売り渡す」というその安全が、他人のものだということです。人の命を賭け金にして自分の儲けのために博打を打つ、という行為を、正当化できるとは思えません。ギャンブル依存症のような経済学者評論家が言う「リスク」という言葉から抜け落ちているのは、この不正義の感覚だと思います。

エンジニア」がリスク数字見積もることももちろん必要でしょうけれども、それは議論の全体ではない、という点を、まず指摘したいです。

死者ゼロ

死者ゼロ福島原発事故よりも

「死者ゼロ」という表現は正確ではないと思います。震災1週間後には、次のようなニュースが出ていました

東日本大震災福島原発避難所死亡、21人に 病院入院患者ら - MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110318/dst11031807500008-n1.htm

 福島第1原発福島県大熊町双葉町)の事故をめぐる避難指示を受け、大熊町の「双葉病院から避難した入院患者高齢者の死者数が、同県いわき市など3カ所の避難所で計21人に上っていたことが17日、分かった。

入院患者衰弱死の現場想像以上」 原発事故で避難も…医師語る  社会 福井ニュース福井新聞

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/27092.html

白い防護服に身を包んでバスに乗り込むと、思わず息をのんだ。マットレスと掛け布団にくるまれた高齢の男女が座席にあふれ、衰弱しきっているのかほとんど動かない。排せつ物で汚れた布団。通路にも何人かが横たわり、女性が「足が、足が」と、か細い声でうめいていた。

福島双葉病院患者置き去り」報道の悪意。医師看護師患者を見捨てたりしていなかった(追記あり) - 絵文録ことのは - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/5424517/

以上の流れをもう少し簡単にまとめると、「自衛隊が来るが、寝たきりや車いす患者が搬送できず、一旦戻る」→「2度目の救援が来ない」→「一緒に残って いた警察の指示で職員が川内村に避難」→「自衛隊と一緒に病院に戻ろうとする」→「避難地域なので一緒に行けない」→「自衛隊けが救援に」→「2・3回 目の搬送の際、病院関係者は誰も現場に居なかった」→「職員が患者置き去りで逃げたと報道」という流れになる。

この方々は、原発事故のせいで避難しなければ、助かった可能性が高いと思います。原発事故による二次的な被害を含めれば、「死者ゼロ」とは言えません。

客観的なリスク比較について。

個人的にはBP原油流出事故の方が死者も出ているし汚染もひどい事故のような印象がありますが、まさに「比較」や検証を客観的に行うことが大事というのは大いに同意します。

BP事故とは、以下のような比較が考えられると思いました

大気汚染についてはわかりませんが。自分の「印象」では、福島の方が重大な事故だと感じます

事故被害の一次的な死者数は、リスク見積もる上で確かに重要パラメータだと思いますが、それが全てであるかのように言うのは、ある種の誤魔化しだと思います。

たとえば、一歩間違うと大変な数の人命が失われた可能性があるが、幸い誰も死ななかった、というタイプ事故があると思います。そういったリスクを、数少ない事故例をサンプルとして、死者数から見積もれるかどうかが、疑問です。年に何十回、何百回と原発事故が起きていれば、だいたいこのくらい死ぬのだな、とわかるかもしれませんが、、。

それから津波のがれきの下に生きている人がいるかもしれないにも関わらず、ハイパーレスキュー隊原発へと向かったということがあります

asahi.com朝日新聞社):東京消防庁ハイパーレスキュー隊など139人が福島入り - 社会

http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180121.html

原発リスクが本当にそれほど大きくないなら、一旦原発放置して、救える命を救う方が良いと思います。福島原発事故処理が、これほどリソースを消費しているのはなぜなんでしょうか。原発の潜在的なリスクが巨大だからだと、自分は理解しているのですが。

リスクを分割する。

現代ではどんどんシステムが大規模化しているわけで、そうなればなるほど原子力に限らず事故が起こった場合の被害は増大するわけですから

システムが大規模化した場合モジュール化してリスクを分割・分散することが必要です。小さなシステムの集合体として大きなシステムを構築すべきだと考えます原発リスクは大きく、全体を制御しきれていません。代替エネルギーによって、大きなリスク解体し、正確に制御できるようになることを期待します。

今後は。

東京電力国有化後役員を全員クビにして、

東京電力には大変に優秀な、非なんちゃってエンジニア」の方が大勢いらっしゃると思います。彼らの知見を、当面運用し続けなければならない原発の安全性向上と、脱原発プラン作成代替エネルギー技術開発に最大限生かしていただきたい。墓守のような原発維持の仕事よりも、新しいエネルギーを生み出す仕事の方が、技術者としては面白いのでは、と想像しています。現実問題として、どちらも大切な仕事だと思いますが。

自分は今回の事故後、代替エネルギー技術進歩を推し進めるために、政府脱原発の方針を明確に打ち出すべきだと考えるようになりました。あまり数字には具体的な根拠がありませんが、

今後30年で全54基稼働停止

くらいの目標で、計画を立ててほしいなと思っています。

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