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はてなキーワード: 配給制とは

2024-01-01

SDGsは命の間引きについてどう向き合っていくつもりなのだろうか?

持続可能社会にするために、例えば化石燃料に1000%の税金をかけたりすれば、社会はより持続可能に近づくのかもしれないけれど、そうすれば貧乏人が大量に死ぬよね。SDGsはそんな世の中にして、あとは市場原理にまかせて弱者が間引かれればいいと考えるのだろうか?

それとも人の自由を大幅に制限して、例えば戦中の食糧配給制みたいに化石燃料配給制にして、世界政府が人々の行動を監視して制限するつもりなのだろうか? まあこっちの案でも貧乏人が大量に死ぬと思うけどね。

それとも人類の発展や存続に繋がらないような質の低い人間テストなどであぶり出して、積極的に「間引き」するつもりなのだろうか?

SDGsサイドは、できるできないはともかくとして、理想とする方向性がどれかをはっきりしてほしい。

2023-12-18

地球温暖化を防止するには世界大戦しかない、しかも核を使う必要がある

温暖化防止する気がない国があるから、他の国がいくら頑張っても効果が上がらないんだよ。

戦争して滅ぼすしかない。

しかし、通常爆弾CO2を出す。

原子力ならCO2を出さない。

核兵器を使って温暖化防止しない国を滅ぼさなければならない。

そのあとは、CO2排出配給制みたいな制度地球人類全員に強制すればよい。

2023-04-17

人は◯kcalでも死なない のライン

ChatGPT4くんに色々聞いてみた

 

・極度の貧困国の低所得層の人々は、1日あたり1000キロカロリー以下の摂取量を持つことがあります。このような低カロリー摂取は、栄養失調、免疫力の低下、成長障害学習能力の低下、労働生産性の低下など、さまざまな健康問題社会問題引き起こします

世界保健機関WHO)によると、極度の飢餓状態の人々は、1日あたり約400キロカロリー以下の摂取が報告されていることがあります

日本第二次世界大戦後期の苦しい時期、特に1944年から1945年日本政府は配給制度を導入し、一般市民に対して食料を配分していました。

 1944年当時の主食である米の1日あたりの配給量は、おおよそ300グラムでした。これにより、大人1人あたりの摂取カロリーは、おおよそ1,500キロカロリー程度だったと推定されています。(300gは2合でカロリーでいうと1100kcalくらい)

 

1000kcalでは死ななそうだな(病気などで死ぬケースは多々あるだろうけど)

2023-04-15

ランドセル配給制にしよう

ラン活で皆が苦しまなくて済む

2023-03-06

少し前職場に「政府陰謀によって(?)来年から昆虫入りの食品しか食べられなくなる(配給制的な?)、それは嫌なのでお宅の商品備蓄しておきたい(要約)」という電話がかかってきたけど、最近コオロギ云々ってそっち系が元なん??

2023-02-23

anond:20230223095343

そうやって盛って極端なこと言うからリアリティが消えるんだよ

いつ子供食糧配給制になったんだ

2023-02-02

別々に育った双子

別々に育った双子、というこの記事を読んで、亡父のこと、そしてKさんのことを思い出した。

https://courrier.jp/news/archives/314969/

目黒で生まれ目黒で育った父が、実は双子だった、という話を教えてもらったのは、私が高校生の頃だ。

親戚の法事写真を見ていた、まだ小学生だった妹が、「あ、パパだ」と言うと、「よく似てるだろ、でも、パパじゃないんだ、パパの従兄弟なんだよ」と笑いながら父が言っていたのを覚えている。

その写真に写っていたKさんが、実は父の双子の片割れだった。

父が住んでいた一帯の土地は、父の伯父(私からすると祖父の兄=伯祖父)が所有していた。

長兄である祖父麻布に住んでおり、月に一度、地代を集めてその麻布の豪邸に持って行くのは父の姉の仕事だった。

祖父の家には子がおらず、末弟である私の祖父(既に4人の子持ち)に「次に生まれた子を養子にくれないか」という話をしていたらしい。

そして、父とKさんが生まれた。

同じ顔をした赤ん坊のどちらか片方を、どういう基準で選んだのかはわからないが、Kさんは長兄の家の養子となり、父は末弟の家に残った。

正確には、養子ではない。

そのまま実子として役所に届けたらしい。

昭和7年日本は、随分といい加減だったようだ。

Kさんは、慶應幼稚舎から大学まで進んだ後は東京芸大に進み、その後は六本木音楽教室を開いていた。

経済的にはかなり恵まれ環境で、働く必要はなかったらしい。

一方、末弟である祖父は米問屋をやっていたが、戦争で米は配給制になってしまい、商売は傾き、私が生まれた頃には既に故人だった。

父は、他の兄弟が全員大学進学したにも関わらず、高校中退した。

家庭の事情もあったかもしれないが、そもそも学校勉強は好きではなかったようだ。

実はこの高校中退、母との見合いの際には隠していたらしく、それなりに良心の呵責があったようで、70代になってから、酒の力を借りて(と言っても、ほぼ下戸ゆえコップ1杯のビールだが)孫たちの前でカミングアウトした。

孫たちには笑われ、唐突にそんな話を聞かされた母は呆れたという。

そんな父が、自分双子だったと知ったきっかけは、社会人になってから少ししたある日、同僚から

「君、慶應に通ってた兄弟っているかい?」

と言われたことに始まる。

一番上の兄が早稲田だったが、慶應はいない、と答えると、

「君そっくりな人を知ってる」

と同僚。

そんな話を家に帰ってから母親(私の祖母)に話すと、「ああ、実はね」と、いともあっさりと、養子に出したKさんの話を教えてくれたという。

そういえば、地代を集めていた私の伯母は、「赤ちゃんが二人いたのに、一人になっちゃった、って不思議に思ってたの」と言っていた。

まり豊かではない家で育つ、真実を知っている父。

とても豊かな家で育つ、真実を知らないKさん

それ以後も、この二人はたまに法事などで会うことはあったらしい。

Kさん真実を知ることになるのは、ずっと後、50歳になった頃だ。

それまでも寝たきりで入院していた高齢祖母が、そろそろ危ない、という段階になった。

大学で授業を受けていた私のところにも連絡がきて、そのまま祖母入院していた病院に向かった。

さすがに、真実を知らないとはいえ、ここはやはり教えてあげるべきなのではないか、と父も他の兄弟も考えたらしい。

Kさん、どんな気持ちでそれを聞いたんだろう。

病院で、私はKさんと初めて会った。

父と同じ顔、ちょっとした仕草も父とよく似ている。

だが、身長が父よりも5cm以上高い。

栄養状態が良かったのだろうな。

そんな、父のアップグレード版みたいな人が、私に敬語で話しかけてくる。

この時の奇妙な感覚は、なかなか言葉ではうまく言い表せない。

これは母も同じことを言っていたのだが、人が発する気配のようなものが、父と同じだった。

誰かが自分の後ろに立っていて、だけど姿が見えないので誰なのかはわからない、でも気配でそれが家族の誰だかわかる、ということがあるけれど、その気配が全く同じだった。

まり科学的ではない気もするのだが、実際に多くの親族が出入りする状況で、それを何度も感じていた。

父もKさんも故人となってしまい、私自身も歳をとってきて、どこかにこの話を書いておこう、と件の記事を読んでふと思い立って、昼休みにこうして書いてる。

書いてみると、他にもいろんなことが思い出されてくる。

その後、年賀状のやりとりくらいをする間柄になったKさんが、実はある新興宗教幹部になっていたとか、そういう話まで思い出しちゃったけど、それは書かないでおく。

2023-02-01

女性は何やっても男性文句しかない

女性の側から男性への不満しかいたことがないんだよね…若いとき清潔感がないとかなんとかで文句を言われ、結婚したら共働きなのに家事やらないとかなんとか文句を言われ、子供ができたら育児しないと文句を言われ。

文句しか言わないやつが愛とか恋とか語っても全然説得力ないんだよね。

そんなに男に文句があるなら、家族婚姻廃止して、男から精子の配給だけ受けて、全員義務として子供を産み、産んだ子供は国が育てる仕組みの方が、女性全体としては幸せなのでは?結婚もなし、家族もなし、国と個人けがある。男女で職場を完全に分けて、人口の大多数はリモートワークで生活し、給与はなく食料は配給制。そうすれば、セクハラモラハラも性被害も起こらない、女性問題視する社会問題がすべて解決するし、男性女性から文句言われなくて済む。男は好きなだけオナニーして国に精子提供するだけで生きていける。少子化問題も全部解決するし、家庭作るのが苦手な男女が無理に家庭作らせられて生じる社会問題も消える。国も男も女も皆が得をする。

2022-12-09

食うために行列に並ぶまでする奴って何なの??

良い意味でも悪い意味でも飽食国の日本

そんな恵まれた国の中で、何時間も食い物屋の行列に並ぶ奴って何なの?

配給制度でそれしか食えないの?

いくらでも他にうまいものあるでしょう?

わけがわからないよ

2022-11-15

一業種だけ廃業するとかだからだめなんだ

全部廃業すればこれは裏を返せば人間仕事が全部ロボットに置き換わったということだからあとは配給制でみんな幸せになれる

2022-09-03

anond:20220903165646

そんなん「自分下半身自分の手でいい感じでコスったり連打したら気持ちいいとこがある」って生理学教えれば済むだけの話だろ

体温の上昇、発汗、筋肉の収縮などが起こる。

ただし体が第二次性徴夢精初潮)を迎えてすぐ絶頂ができるというわけでもない、

筋肉がないまま走ると骨折することがあるのとおなじようにあとでひりひりしたり黒くなったりべろべろに皮が伸びたりする、人体には限度がある、っていうあたりもしっかりとね。

これはね、科学的かつ医学的な事実なんよ。

 

なんで「こういうのを想像しながらコスるともっと気持ちいい」まで教えようとしてんの?

なんでオナネタ募集してるんだよ? ジャンプりぼんパンチラ壁ドンだけをよんで想像力豊かにオナれる子は今までもいたよ。

ねえなんで表現画一的配給制にしようとしてるの? 

それこそ純潔を教える統一教会団体お見合いとおなじ洗脳みえるんだけどね。https://www.knb.ne.jp/nnn/news10149y3l6oaks7tb3g1.html

愛があればコンドーム梨でいいっておしえようとしてそう。

ゴジラでヌける人妻自称)の話きいたことないの? あ、ごめんガメラだった

自己愛以外の他個体や他生物への愛とか複雑な感情がなければ自慰しちゃだめなの?

それが元増田や古い日本人特有の不健全な考え方では?

自慰なんてスポーツ一種だよ。同性の親しい友人同士で何つかってやってる?ってきかれたら好きなビール銘柄とおなじくらい普通にしゃべればいいだろ。

交尾できるための確認や準備運動にすぎないものを愛だの異性の好みだので神格化しようとすんなよ。

  

どうしても異性ファンタジーの維持したくてファンタジーがこわれたら性犯罪が発生しそうで気になるなら

「ただしスポーツと違ってオフトゥン汚したり人前でアヘるとキマリが悪い」社会学も並列して教えてるよっていえば安心できるかな

男が女性選手スポーツを望遠カメラ股間狙って撮影して迷惑条例違反でつかまるのと同じで

異性がはさまると意図せぬ性犯罪に巻き込まれるのも事実だしね。

 

俺は日本にR15とかのもっとこまかいコンテンツ規制ゲーム以外のジャンルでもあっていいとおもってるけど、なんでかっていうと

おそ松さん下品コンドームやローションを遊びケツに旗をぶっ刺すアニメ下ネタイジメネタにしている)や

メイドインアビスまどかマギカ(とにかく人命が軽い地獄のようなフィクション)を子供に見せたくないからだよ、エロよりもっとさしせまった理由がある。

人体の軽視や人命軽視という社会のゆがみを子供にあたえたら厄介なことになるしそれは分かりやすいから今は親がちゃんと見張ってる

ただこれから親が子供を育てない社会、ほぼ家庭内孤児として子供のうちからスマホを適切につかわせないと生きて行けない社会がくる(きている)かもしれないからね

そのためにエロ規制のためにスマホがもたせられないのは子供権利制限しすぎるという意味で今後の子スマホを発展させるためにつくるならいいよ

 

ただ学校性教育の授業はアニメの正しい見方よりもっと大切なことを教えないとダメだろ

うかつに性交すると妊娠しちまうぞ、女児死ぬぞ。命大事にしよう。自慰はいいが他人を慰み者にするのは犯罪。ここからだろ。

つけくわえていえば、たいていのエロとされるコンテンツ女性キャラ男性作者が男性読者に向けて描いてる。男性キャラ女性作者が女性読者に向けて書いてる。

から嘘ばっかり。ファンタジーまり妄想つよめ。

処女破瓜たからといって血はドバドバ出ないしもし出たら単なる生理中。処女レイプきもちよくない。

処女男性は尻穴が気持ちよくないどころか割けて血が出て下手すると一生人工肛門。つっこんだチンコがわは尿道炎になる。

から女性向け・男性向けコンテンツは信じるな、っていうことから教えないといけないとおもうんだよね。

2022-05-09

anond:20220509220131

食料を完全配給制にしよう!

うーん、古典的全体主義国家のようだが、気候変動の深刻化と供給網の寸断が俺の生きてる間に起こらないとは言い難いな

2022-05-06

anond:20220506004931

社会主義でなぜ餓死なんだ

みんなで仕事平等に割り振り、食べ物配給制平等に割り振るのに、なぜ餓死すると思った

2022-04-29

国産玄米国産味噌としょうゆが配給制になったら

それはそれでうれしい

もちろん産地を選べるくらいはさせてもらえるとありがたい

各産地で競争原理が働いて、

米作り・味噌づくり醤油づくりが活性化する

ふるさと納税みたいなイメージ

2022-03-07

日本共産主義国家支配された方がいいのでは…

すべての労働者資本家奴隷から解放される

世界同時革命人民総決起

政治家宗教家思想家精神アヘンなので粛清される

ゴールまで共に駆け抜けると約束しておいて手のひら返した彼もシベリア送り

食べ物配給制なので飢えることはない

仕事も配られるので無職になることもない

地上の楽園、愛に満ち、愛されるスーパーロシア

楽しく感動できるスーパー

あいうえアイラブ、ラブラブラリルレ

らりるれロシアは、ラブラブロシア

ロシアではじまる暮らし

ノープライスユートピアロシア

2022-02-27

戦争反対は当然、と思ってたけど

平和を願うような人間は現状におおよそ満足している人だけで「何もかもひっくり返らねえかな」と思ってる人も多いのかもね…。

中国戦闘状態になって取引を止めたら困るのは日本衣料品日用品生活雑貨、衛生用品まで何もかも中国製ばかり。第二次大戦時は農家が多かったから米もあったけど、今田だって農家は少ないし配給制もとれるかどうか。ただでさえインフレで物の値段は上がってるのに、暮らせる気がしない。

こういう混乱期が得意な人もいるんだろうけど。治安は悪くなるばかりだな…。

2021-08-14

BIが導入された世界で誰がトイレ掃除するのか問題

トイレ掃除なんて誰もしたくない。

他人ウンチ相手なんてだれだってやりたくないものだ。

老人ホームスタッフだって好きで死にかけの老人が出す消化不良の汚物を綺麗にしてなんていない。

仕事からだ。

BIが導入され、人が生存文化のために単純労働を行う義務から解放された世界を夢見る人たちがいる。

だがその世界では誰がトイレラバーカップ片手に他人ウンチと格闘する仕事をするのだろうか。

「BIで配る金の量が生活するのに足りなければ」という想定は聞いていない。

それはまだBIとは呼べない。

ただのヘリコプターマネーだ。

BIとは健康で文化的な最低限度の生活を送るのに必要なだけの財産を国が全国民支給する世界で始めて言うのだ。

まあ確かにフードスタンプ等の配給制度と組み合わせることによる「臭い飯、臭い寝床臭い服、遅いインターネット、狂った隣人、etc……」を許容するならばという前提で最低限度の生活を送るのに支障がない程度でもBIは成立する。

だがその生活を脱するためにトイレ掃除をかって出る人たちが続出するような世界が本当に誰もが健康で文化的な最低限度の生活を遅れている世界と言えるのだろうか?

まれつき親が金持ちであるというだけでそういったことをせずに贅沢に暮らせる人種がいて、生まれつき親が貧乏自分病気持ちというだけで真っ当な生活を送るために無数の条件を突きつけられる人がいる。

そんな世界でいいのだろうか?

答えはもう見えただろう。

相続権財産の貯蓄に関する権利を全人類剥奪されること、それが平等への第一歩だ。

この世界から差別意識が消えるのに必要なのは階級社会が終りを迎えることだ。

DAIGOだって親が生活保護で暮らしていればあんなことは言わなかっただろう

2021-07-28

転売屋から商品を買う人は本当に悪いのか

この記事タイトルは「転売屋は本当に悪いのか」ではない。

個人的にはオークションサイトなどで目にするタイプ転売屋は最悪だと思っているし、そういう商品を買ったこともない。

その上で、しばしば転売屋とセットでやり玉に上がる「転売屋から商品を買う人」の是非について思ったことをちょっと書きたくなった。

闇市ができるまで

言うまでもなく、大半の商売ではお金を払えない人は客とはみなされない。

ところが逆に、金ならいくらでも出せるという人があらゆる物を好きなだけ手に入れられるかというと必ずしもそうではない。

その極端な例が政府配給制度をしいて供給量をコントロールしている場合だ。配給品はいくら金を持っていたとしても決まった量しか手に入らない。

このようなときお金を出せる客とお金がほしい生産者マッチングすると、闇市が生まれて闇相場ができる。

ひるがえって今のプラモとかPS5とかiPhoneとか他のなんでも小売りの世界について考えると、売値についてはたいていメーカーの思惑で一定範囲に決まっている。

金をたくさん出せば必ず手に入るという状態ではない。「金なら出すから何とかしろ」という人たちはある意味客層として想定されていない。

供給量に不安があって、客の手元に金があり、ネットによって売り手と買い手のマッチングは秒でできる。

そんな今は闇相場を作ろうとする力が強く働いていて、転売屋はそれにタダ乗りしているだけじゃないかと俺は思う。

※厳密な話をすると闇商人としての転売屋は配給米を闇市に流しているような輩であって過去の闇商人たちよりも数段タチが悪い

商人から米を買う人は本当に悪いのか

日本配給制度と闇市を巡る問題については、とある裁判官闇市の利用をよしとせずに配給食料のみで生活して餓死した事例がよく知られている。

べつにプラモが買えなくたってPS5で遊べなくたって死にゃあしないけど、金はあるのに金で解決できないフラストレーション公式は応えてくれない。

じゃあ転売で買うのは正しいかって言ったら正しくは無いんだが、自分需要を認めてもらえない人たちにとっては法に触れるわけでもなく自己解決手段の一つである

そもそも転売屋を滅ぼすことはできたとしても「転売でもいいから入手したい」という需要を滅ぼすことはできない。

それが人の夢、人の望み、人の業だとえらい人も言っている。転売は結果に過ぎないんだよ。

まとめ

公式供給が有限で、かつ一般販売しか想定されていない商品では、闇市の発生を防ぐことはたぶんできない。

「暇がない、金ならある」という人がいる限り、売らんかなとする輩によってすぐに闇相場形成されることになる。

不幸なのは一般販売に関わる参加者全員が、今やその闇相場の影響を受けていることだ。

いま転売屋から商品を買っている人を責めて転売屋から買うのを止めさせるよりは、その需要に応える転売以外のルートというものを考えてみたほうが幸せになれるんじゃないかな。

補足

知人に実際に転売に手を染めていたものがいて一度口論になったことがある。

このような手合いは自分ごまかすための理論武装を多重に備えているので、その場で論破できるなどとは考えないほうが良い。

個人的転売について思っていることは大きく以下の三点。

依頼があって瀬取りする商人ネットオークション活動する転売屋の差はここにある。

  • 最終的に売れた価格こそが真の価値だと主張する向きがあるしそれは概ね正しいが、その差は上述のとおり公式価格と闇相場の開きを供給サイドが無視しているがために発生しているに過ぎない。

「俺の代わりに買い物してきてくれ」と頼まれない限り、転売屋サービス需要ゼロのままであり彼らが手にするべき真の価値は無である

販売価格が卸価格に比べてずっと高ければ、誰かが市場パイを一切れさらっていったということであって供給側にとっても隠れた損失がある。

少なくとも買いそびれた人間のやっかみ程度で済まされる問題ではない。

2021-03-27

このすしや、すべてせっけんだから1さら50えんなだって

偽札流通によるハイパーインフレで食料が手に入らない国民のためにレインボーマン総理に食料の配給制を直談判した時、黒幕ミスターKは「あんチンドン屋意見など間に受ける者がいるものか」と笑い飛ばしていた。でも実際にコロナ禍の一部の首長の振る舞いを見ていると、チンドン屋権力の中枢に結構グイグイ食い込んでる。

2021-03-14

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇で描かれなかったこと、その感想

もちろんのようにネタバレを含むので、注意してほしい。

見終わった感想は、「本当に終わった」だった。

すごく丁寧に「伝える」ことに真摯に向き合っていると感じた。

それは描いていることだけではなく、描かれなかったことも含めて。

これまでのあらすじ

きちんと振り返り部分がある丁寧さが、この映画象徴しているといっても良い部分。

復習して来いよ、ではなく、劇場でこれまでを振り返る。その丁寧さが全編にわたってある。

忘れてならないのは、これは劇場4部作ではなくて、エヴァンゲリオンの最終作ということ。

から題名からして「シン・エヴァンゲリオン劇場版」であって「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」でないところで主張してる。

そして、「まごころを君に」「世界の中心で愛を叫んだけものときて、「未来からのホットライン」で落としているところに、本当に最後なんだな、という気概を感じる。

NOTでも(NOT)でもなく、今までの否定でも追認でも無い、終わりが来たんだなという予感は正しかった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版序破QはTVシリーズみたいなもんで、今回が劇場版」みたいな位置づけっぽくみえる。

Qの続き

パリでの、序の裏返った模倣

冬月副指令側はネルフパリ支部を守る陽電子砲側で、ヴィレ侵略する側。

派手なアクションシーンであるとともに、赤いヤツって戻せるんだアレというのをこれ以上ないほど明確に見せる場面。

第三の村

アスカケンスケと合流したのち。

直接の描写牧歌的なだけで、薄氷を踏むような生活というのが描かれずに表現されているように思う。

トウジは「医者の真似事」だし、ケンスケは「なんでも屋だが風車メンテはできない」。

まり、あの村にはまともな医者エンジニアも居ない。

食事配給制で、一軒家はトウジの医者という特権性に由来する特別扱いになっている。

綾波初期ロットはそのトウジの客人ではあるが、農作業にわりとしっかり従事させられている。

そしてそこにいるのは老婆が中心。

若い男女や男性は、綾波型の心の触れ合いのような農作業には出てこない。

銭湯図書館牧歌的ではあるが、つまり個別風呂嗜好品が持てない生活を、直接の描写なしに示唆している。

でも、並行複発酵である日本酒を飲める程度には豊かさがある。衣服も残ってる。(心の余裕はまず生活の余裕から

でも、味噌汁に口をつけないことで激昂する大人がいる程度には食料に余裕がない。

たぶん、ココを受け付けるかどうかはその人のエヴァンゲリオンへの思いによる気がする。

第四話の「雨、逃げ出した後」だよねココ。

ひどい経験をしたシンジ家出をして、ケンスケとキャンプする。

TV版では、その後無理やり連れて帰られるけど、ネルフから出ていこうとして、自分意志では電車に乗らなかったと言う流れ。

ケンスケの描き方はあの時からある意味で一貫している。自身の興味には忠実だが、相手の心情には過度に踏み込まず、黙って見守る。

「なんでみんな僕にやさしいんだよ」という嗚咽がほぼすべてだけれども、誰にも強制されることなく、しっかりと時間をかけてシンジだけで結論を出すのが良かった。

今までのシンジくんって、口ではみんな色々言うけど、それほぼ強制じゃんってのが多かった。

あなたが決めなさい、とか。それシンジくん考えられる状況か?その環境作るのが大人だろうっていう。

あの農作業をしていたのがシンジで、みんなの優しさに触れてこの村を守るために戦うんだ、だったらたぶん流石についていけなかったと思う。

で、今までのエヴァだったら絶対にあのアスカの「泣くだけ泣いてスッキリたか家出は終わりか」みたいなセリフ入れなかったと思うんだよね。

その後の、ケンスケとの見回りと治水管理で「基幹産業たる農作業免除されてる」とか「池が村の生命線」とか言わなかったような気がする。

村が赤く浸食されてない理由とか、ニアサーも悪いことばかりじゃなかったさみたいなのは、察しろよ、みたいな描写になってたんじゃないかな。

プラグスーツを着ていないと体を保てない綾波型が、その短い生の間に、様々な感情を駆け抜けていったのも象徴的だったように思う。

その一方で、加持さんの子供がしっかりと「世界をもとに戻す」実験従事しているというのも、良かった。

ミサトさんは、スイカの種を見るだけなんだよね。種をまいて育てるのじゃなくて、種を残す方。

あの村のシーンこそが、シン・エヴァンゲリオン劇場版の急所だと思う。

シンジ好意を持つように設計された綾波型が感情を受け入れるも、なお運命の通りになる。

シンジは誰からも放っておかれる状態で、本当に自分がかけたいだけの時間をかけて、やっと決断する。

最初こそアスカに無理やり食わされるけど、シンジくん自分レーション食ってんだよね。そして食うことに対して泣く。

自分で食い、自分で泣き、自分時間をかけて、最後無垢な問いかけに返す形で結論を出す。本当に良かったと心から思った。

アスカが途中で言ってたけど、そんなシンジくんみるの相当しんどいと思う。

で、そこは委員長の異様なほど優しい言葉綾波初期ロットとのやりとりでカバーされてる。

TVシリーズだったら赤木博士に「村での摩擦は死に直結するわ。学習性無力感一種ね」くらいは言わせたと思うんだよねマジで

落ち着いた後で、トウジと会話をしてお前は十分やったって言われたり、ケンスケからは親父とは話しとけよって言われたり、加持と出会ったり。

時間計ってないけど、かなり丁寧に時間をかけてあの一連のシーンが描かれてたと思うし、相当な比重じゃなかったのかなアレ。

でもなあ、序破ときて、Qでのカヲルくんとのやりとりって、アレまんま洗脳だろ。そらシンジくんでなくても壊れるよ。

親しい人と引き離して孤独にし、信頼を得てから既存価値観を壊し、そのショックが大きい間に新しい方向性を示す。

で、洗脳が解ける前に、信奉した教祖たるカヲルくんが自分のせいで目の前で死んだら、そら壊れるよ。

それをきちんと作品内で比重を置いて向き合って時間をおいてくれたの本当に良かった。

ヴィレヴンダー艦内

前後関係あいまい

アスカのDSSチョーカーみて吐くシーンは象徴的過ぎてインパクト強いけど、マリアスカも対爆隔離室内に自室があって爆薬増やされてるってことは、シンジくんと同じよね。

シトと一緒だからじゃなくて、エヴァに乗る適性がある人間に対しての強い警戒心。

あと、振り返って考えると「ワンコくんとの進捗どうだった」のあと、「年頃の男には興味ないか」みたいなことマリアスカに言ってなかった?

そういや、冷酷っぽくふるまってるアスカが、劇中ほぼ唯一恥じらってるのがケンスケにカメラ向けられたときなんだよな。

シンジくんって、ヴィレ判定で精神的に安定してるって言われてるから綾波初期ロットとの直接のお別れを経験後なわけで、親父すでに超えてるんだよな。

しかその前後で、冬月副指令が、「自分と同じ喪失経験させるのも息子のためか碇」とか言ってなかったかな。

あと、どのシーンでもマリって劇中で誰かと相対するときには、相手パーソナルスペース内に入ってんだよね。

破で、シンジくんの匂いを嗅ぐ、引きこもってるシェルター内のシンジくんを引きずり出す。

アスカには抱き着く、後ろに回って髪を切ってあげる。シンジくんの後ろから手を回してだ~れだっていかける。

古今東西書物を読み漁り、相手の懐に入り、どのタイミングでも余裕たっぷりなのはイメージとしては「魔女」だよな。

アスカ死に装束でしょと返したスーツを着た後、シンジにわざわざ会いに行ったのはどう考えても最後だと思ったからで、

そのタイミング再見って、もう一回会う気満々なのも強い。

新劇場版通してみて、マリだけ高次の存在に見えるんだよな。

ブンドド

わざとだよなあの艦隊戦とあの曲。

そういや、エヴァで誰を殺せば世界平和になるかって言ったら真っ先に冬月副指令だと思うんだよな。

Q以降、ほぼ単独組織的攻撃対応してるのとか、そもそも研究室の件と言い、このオッサン元凶だろう。

舞台を整えるの全部やり切ってるしな。

甲板上になぜかみんな集まる

セカンドの海の浄化サードの大地の浄化だったら、フォースって空の浄化じゃないんかい

あとゲンドウがきっちり葛城大佐赤木くんって呼んで反論しててちょっと面白かった。

ミサトさんに息子の話をするシンジくんは、はっきりあいつのこと好きだよって言ってるんだよね。

自分が人を評して、それを他人に伝えることに躊躇しない最初相手ミサトさんなのは結構グッと来た。

アレなニュアンスの旧劇ではなく明確に母親ポジションとして描かれているので安心した。

宇宙

ゴルゴダオブジェクトの上で、マイナス宇宙でヒトが認識できる形を記憶からLCLが作ってるんだっけか。

きっちり旧劇っぽく親子喧嘩メタっぽく描いてるのがエヴァだよねって感じで良かった。

よくよく考えると、わりと新劇場のゲンドウって、最初から甘いんだよな。

息子とは墓参りに行くわ、息子との食事会には行こうとするわ、わざわざ褒めるわ、本部壊すまで駄々こねた息子をギリギリまでやらせるとか。

聞けば答える、本当にコミュニケーションが苦手な親父として描かれている感が最初からあったけど、まあそうなるかなーという。

異様に手際の良い冬月先生と対抗するマリ

やるべきことを完全にやり切って、マリ必要ものも全部集めておいて、見届けずにL結解密度が高い中で無茶してLCLになる冬月先生

やっぱこの人が完全に元凶な感じがしてならない。

ただまあ、ユイさんってこうサークラじゃないけど、なんだろうこのワールドクラッシャーな感じ。

ゲンドウの話

ゲンドウが大人理解力表現力で、内面をきっちり吐露していくシーン。

ユイ出会い、楽しかった、ユイけが受け入れてくれた」みたいなところで、どの場面でもマリちょっかいかけてるのに一切触れられてなくて草生える

あの流れだけ見ると、昔ちょっと好きだったゲンドウくんの息子のシンジくんを迎えに行く女みたいになるんで、それはちょっとという気にもなる。

新しく作られたガイウスの槍のシーン、シュワッキマッセリーって流れてて、聖☆おにいさんを思い出しました。

ただ、ミサトさんの死と思いを受け取れるシンジくんはほんとにゲンドウじゃないけど、大人になったなって感じた。

最後に息子から歩み寄られて謝っておそらくは和解したゲンドウが、息子の中にユイを見出すの、

繰り返しになるけど、死を否定したり無かったことにするのではなくて、受け入れたうえで先に進もうとするメッセージ性を強く感じた。

渚カヲルの話

狂言回し、なんだろうな。ゲンドウが降りたらもう確かに誰もその位置に立てないしな。岸辺露伴ポジション

ここからは、シンジくんからの別れの挨拶なんだよね。

旧劇の場所アスカに思いを伝えるシーン、マリが出てくるのバグってるっぽいなー

カヲルくんと加持さんが出てくるシーン、ゲンドウとシンジとの両方の位置カヲルくんが居るんだよね。

シンジくんに依存しない世界でのカヲルくんの理想の世界は、加持さんと接してたところになるのかなー

加持さんは、ヒトの存続よりも種の多様性を残そうと尽力したって位置づけなんだろうな。神の使徒に愛される男。

時間世界も戻さずに、エヴァに乗らなくて良い世界に書き換える。

時間の巻き戻しではなく、違うパラレルワールドでも無くて、継続したまま治そうとする。

しかマリさんも迎えに来るからって綾波に伝えて別れを告げる。

てことは、アノ世界はなかったことにはならずに継続したまま、シンジくんにエヴァを消された世界に作り替えられるけれども、シンジくんは戻れないってことだよな、と思った記憶がある。

あれだけゲンドウがユイの胸で泣きたかったって言ってたのに、母さんを送りたかっただけなんだねって納得するのは、シンジくんの理解力大人で成長したなあと。

アニメーション世界

ヒトから高次の存在ってよく映画では描かれるけど、

それを、アニメーションセル画っていう低次(二次元)の存在に落としたうえで、マリに迎えに来てもらって元に戻すっていうのは、すごいな。

リアリティのある世界

マリに相変わらずいい匂いって言われたあと、相変わらず可愛いよっていうシンジに対して、

いっぱしの口を利くようになってといって、DSSチョーカーを外すのって、あれシンジの主時間時間経過してない表現だよな。たぶん。あれが入らないと、何年も経ってるように見えるし。

そのために甲板でDSSチョーカー嵌めたのかなあ、自ら進んで嵌めるって演出にも見えたんだけどヴィレ的には必然性ないよなアレ。

最後シンジから手を引いて階段を昇っていくのが、ああ、終わったんだなって。

というか、ぶっちゃけると、シンジくんが緒方恵美さんの声から声変わりしていた瞬間の衝撃が強すぎて、あとは流れるように見ていた。

ハッキリと明確に、彼が大人になったと感じた瞬間だった。

ああ、エヴァンゲリオンアニメーションとしての作品は終わったんだなと思った。

終わりに

一人一人に引導を渡していって、最後にあまり知らないが好意を持ってくれる女と手を繋いで階段を昇っていく。

この先どうなるかはわからないけれども、しっかりと大人になったシンジを見て、ああ、本当に良かったと思った。

鏡を見ろ現実に帰れみたいな突き放し方じゃない、同じ意味でも伝え方の違うアニメーションの力。

加持さんは裏で我儘を通し切ってた。ミサトさんは意地を押し通した。ペンペンはきっと殖えてる。

アスカは素直になれた。ゲンドウは折り合いを付けた。レイは居場所を見つけた。シンジ大人になった。

あり得たかもしれない世界の中ではなく、序破Qの世界継続した上でシンジ大人になったのが、本当に良かった。

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