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はてなキーワード: 情報戦とは

2024-04-19

就活・転職の心理テストとか気にするだけ損

大本営発表

心理検査は「こいつやべえから落とすわ」といった性質のものではありません。以下の様なことを目的に行われます

これらの仕組みは、採用に対する倫理コンプライアンス基準準拠していますから、「こいつキチガイから入れない方がいい」みたいな結果を出力するような仕組みはそもそもありません。

そして、重たいテスト実施する側も結構お金がかかるので、特に後者場合は確定した人しかやりません。

前者の場合でも基本的な選別をした後でしかやらないものです。ですから、これを課されている時点で何が何でも落とせと言う雑な段階はクリアしているはずです。

ですから、このような試験をたくさんうけている、ということは、きっと多くの内定を得られる優秀な人なのだと感じました。


がんばってくださいね

実際の場合

最近採用支援AIシステムを名乗る、お前絶対AIじゃねえだろ見たいなクソシステムがかなり出回っている。

これらの中には、昔から慎重に行動している採用支援・人事支援業者だけでは無く、ぽっと出てきた怪しい奴がたくさんある。つうか出過ぎ。

ベンチャーが作ったから怪しい、でもなく、大手でも怪しいゴミがたくさんあるのでブランドに騙されるな!

こいつらはインチキ心理テストに毛が生えたようなもので、全然科学裏付けが無い。無いのだが、なぜかAIだと言う看板をはっつけることで、全部ブラックボックスにされており、これを採用しているところがそれなりにある。

忌々しい事に価格格安なのだ。だからどんどん導入される。

また、昔から能力テストを開発してきた業界はそれなりの倫理観を持っているが、こう言う新興のやつはそんなものは無くて、バイアスバリバリ偏見丸出しの結果を出したりする。クソオブクソ

数年以内に辞める可能性とか、企業分析をせずに出してる奴、お前だよお前。ばかじゃねーのか恥を知れクソ共!人間差異より企業による差異の方がでけえじゃねえかくたばれ。


すまん、取り乱した。


何でこんな物が流行るか。それは人事のアリバイに便利だからだ。

今更だが、就職活動は大量応募、大量落選時代である。そのために足切りをするのだが、正直、足切りをする理由が足りない。

実務家からすれば、適性を判断する方法などいくらでもあるだろうと突っ込みたいところだが、人事がその判定をできる事など、ない。そこで、このような実行が怪しい心理テストをやるのである


就活情報戦だ。しょせんはこういったもんだ、中の人そこまで考えてねえ、言う事を認識しよう。

真っ正面から素朴に望むのでは無く、そう言うもんだと思ってやるべき。

定番対策がある場合は一冊本を読んどくぐらいで、就職活動時は他の事に注力した方がいい。

少なくとも、それを気にして増田の方が消耗する意味は無いし、することもないよ。増田否定しているわけじゃ無い。

気にするだけ損。ドライに行こう。

2024-04-11

急性期病院医師ヤバイから疑う

三次救急とかやってる大病院ね。

逆に、入院設備があってもそう言う対応をやってない病院医者は、どうも楽観主義に捕らわれて駄目な気がする。

何でこんなことを言い始めたかというと、こんなことがあったか

で、脳外医師に聞いたら、てんかん対処になれていると、倒れた、その時にけいれんがある、と言う事になったら大抵てんかんとして処理しがちなのだそう。

ただ、細作の事態を想定して行動し、順番に潰していくと言う考え方がよいので、今後もそう言う考えで動かしてくださいと言われた。

教訓

2024-02-25

プロチキンレースをやめたらその領域ヤクザの食い物にされる

インターネットで「チキンレースやめろ。もっと安全なことだけしてろ」と言って回る人達は誰なんだろうか?

考えてみよう。

答は出たね?

そうだ。

彼らは「チキンレースを辞めさせることで自分利益が出る人」だ。

つまる所は、同業他社社会的同調圧力によって排除しようとする人達である

それは同時に「社会的同調圧力を物ともしない人達であるということ、つまり、裏の人間だ。

リスクを踏み倒すためのシステムを作り上げ、需要はあるがリスクもある領域を平然と歩くことをシノギとするヤクザな連中だ。

彼らのテリトリーは、リスクが高いので普通プロが近寄らない領域にある。

そのテリトリーが広ければ広いほどビジネスチャンスとなるのだから、彼らはこの領域を少しでも広げるために日夜活動してる。

まり、「まともなプロがやっていいライン」を毎日少しずつ狭めようと活動しているのである

賢い君たちはそんな連中のチャチな情報戦に引っかからないと信じているが、世の中にはこれにアッサリと騙されるアホが多いから本当困るよね。

2024-02-16

anond:20240216193755

書類送検される情報リークされて中止判断したとしたら、

警察とColaboしか知り得ない情報リークされてる話で情報戦になってて恐ろしいんだよなあ。

2024-01-27

anond:20240127092525

戦争が始まったばかりのころ、ロシアルーブル紙くずになるだとか、ロシアはあと数ヶ月で経済崩壊するだとか言ってた専門家はなんだったんだろうと思う。

プロパガンダ情報戦認知戦も、片方だけじゃなくて両方が仕掛けてるから一般人には真実を見極めることが難しいわ。

プーチンの重病説というのは西側情報戦争が仕掛けたものだったんだろうな

プーチン全然ピンピン元気で活動してることからそう思うのだけど。

わりと正当な(と人々が感じる)メディアまことしやかに

その重病説が報じられていたから信じた向きも多いはずだ。

なかなか情報の真偽を見極めるのは難しいものだな。

2024-01-19

今日本って情報戦攻撃もろ食らってね

以下のような日本下げの記事が多くなってきてるように感じてるけどこれって海外から日本への情報戦じゃないかなと思い始めた

情報を精査せず文春だからホイホイとかの気質だと攻撃してるほうも楽だろうなと思う

本当に勝手スタンドアローンコンプレックス現象が随時発生する日本SNSって騙しやすくて楽しいだろうな

女が結婚出産するメリットが何もない

2024-01-03

コロナワクチン台湾輸送作戦ウクライナロシア戦争でウクライナ東国境に民間向けに秘匿した航空機飛んでるのなんて散々やったし

一時的に居ることをわざと通知して情報戦カードにしたりしてた時にバカ晒してた奴が

今回の羽田事故でもバカ晒しているが、それを真に受けたりスッキリしたがるさらなるバカがありがたがってるの地獄

2023-12-14

[] 止めまーす

母、妹、叔母が帰ってきたが、様子がおかしい。「ムキー!」みたいな声で発狂している。

私の精神状態も悪かったので、「妹たちが発狂しているのは、世界異変があるからに違いない」などと思った。

そして警察電話してそのことを伝えると、警察が奇妙なことをいう。

警察「実は、様々な情報戦争が巻き起こっていますあなた名前は何ですか?」

私は名前を答えた。すると警察がまた奇妙なことをいう。

警察はい、止めまーす!」

そうして、その後の記憶がないのだが、警察の言っていた「止めまーす」が何を意味するのかいまだにわかっていない。

2023-12-11

今年の漢字は「偽」「嘘」「虚」辺りしかないと思うんだけど。

そういえば今年の漢字ってもう出たのかなー?

今年の主な出来事と言えばジャニーズ性加害や宝塚パワハラ、と今まで華々しかった業界の虚飾が暴かれた年だったと思う

そしてコロナが5類移行でとりあえず終結した事にされたものの、安心感とは程遠い

その他にも画像生成AI自称トランスジェンダー女子トイレ使用、と何が嘘なのか本当なのか分からなくなる出来事が多かった

エンターテイメントにおいても本当の姿を隠して家族生活を営む「SPY×FAMILY」や「推しの子」が流行

国際的にはイスラエルガザ情勢で双方の攻撃について情報戦が行われ、外野には何が真実なのか分からなくなる

まさにこういう嘘偽りと虚飾に満ちた年だったと思う

2023-11-29

欧米イスラエル支持」を深掘りする

あるトップブコメより

横暴すぎるんだけど、アメリカをはじめとした西洋社会イスラエル支持。結局、彼らは人権などはどうでもよいんだろうな。

いくらなんでも一括りにしすぎだと思ったので、少し反例を出す。

1. 国連総会

10月27日 ガザ人道的休戦の決議(ヨルダン提案

賛成 フランス中国ロシアブラジルサウジアラビアエジプトなど

反対 アメリカイスラエルオーストリアハンガリーなど

棄権 イギリスカナダドイツイタリアウクライナ日本など

11月15日 国連安保理ガザ地区の「人道的休止の延長」を求める決議(マルタ提案

賛成 フランススイスマルタ日本中国UAEアルバニアブラジルエクアドルガボンガーナモザンビーク

棄権 アメリカイギリスロシア

わかりやすくなるよう欧米および西側諸国左側に寄せているが、見ての通り温度差はそれなりにあるんである特にフランスは突出していて、今回の紛争が始まってからだいぶパレスチナ寄りである

2. ソーシャルメディア分析

英仏は親パレスチナ、独は親イスラエル SNS 言語温度差(日経新聞

https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00008000U3A121C2000000/

面白い記事だったので、保存していた。(どうせあとでホッテントリ入るだろうと思っていたらかすりもしなかった)

X、InstagramYouTubeなどを言語および国ごとに親パレスチナと親イスラエル割合調査したものである

まず言語であるが、英語フランス語、スペイン語で親イスラエルより親パレスチナの方が上回っている。

さすがに反ナチス教育が盛んなドイツ語圏ではほぼ常時親イスラエルが上回っている。が、それでも親パレスチナ拮抗する場面があるのは見逃せない点だろう。

まり単純に言語で見た場合欧米が親イスラエル一枚岩である、とはぱっとみ言えない結果になっている。

ただ、英語フランス語、スペイン語は現地以外(アフリカグローバルサウスなど)でも使用されていることを踏まえると、これだけで判断するのは難しい。そこで国別を見てみる。

特筆すべきはイギリスで、国連ではアメリカとの連帯を見せることが多い彼の国だが、親パレスチナが大幅に上回っている。おそらくこれは移民人口割合が多いためだろう。

そしてフランスだが、こちらはまた別の意味面白く、そもそも中立派が7割と群を抜いて多い。親パレスチナ、親イスラエルと傾いてること自体が少数派であり、その中でも親イスラエルは最も低く10%を切っているのである

では「欧米イスラエル支持」の欧米とは一体なんなのか

端的に言ってしまうと、それはあくまで「ユダヤ資本(の関わりが深い政治有力者やメディア企業)」であって、欧米社会のものではない。

力を持った人やメディアが号令をかけている姿、それが外野である我々からは「欧米イスラエルを支持」として映って見えがち、というだけである

そして、その情報戦はいまのところあまりうまくいっていない、といっていいだろう。

それを見誤って、人道休戦に向けて動いている人、市井の人々の実際の動向をなかったことにするのであれば、彼らの思う壺であるだろう。

一択ならA社、可能ならB社→A社

ワイならそうする。

anond:20231129171506

読んだ感じ分析すると

と言う分析を元に、どちらか一択ならA社に入る方が良いと思う。

何故かと言うと、B社のような会社は、恐らく出世が難しいから。ポストが限られていて、一定以上の偉い人クラスは、だいたい天下りを受け入れる形になりがち。
その人脈と、業界独特の商習慣による参入障壁の高さで事業を成り立たせているところがあると思うので、増田の「飽きっぽい」「勉強は好き」というステータスだと、それほど長期間いる会社では無いように見えるから。というか、そう言う会社は往々にして若い人は一定の年限で転職するのが前提みたいなこともよくあると思う。と言うのは、キャリア国家公務員がそうだから。半民半官の会社だと、そう言う文化を受け継いでいるケースが多い。

一方で、社員数が少ないので、プライム元請け的な仕事の動かし方を経験するには良い会社だと思う。故に、最初に入った後、概ね10年ぐらいを目処にA社的なところに移るようなつもりで、キャリアプランを立てるのがベターな気がする。可能ならね。

一方でA社は、ネガティブ要素として上がっている部分もカバー可能な様に見える。
全体として扱う金額が大きいなら、出世を目指すなり、社内で転属してキャリアを磨けるならこちらでも恐らく金は扱えるはず。
また、「飽きっぽい」「一緒に働く人でかなり生産性が変わる」という自己分析から、ハズレを引いたときダメコンが難しいタイプだと思うんだけど(ワイもそう)、大きい企業の方が、社内でキャリアチェンジがしやすい。社内で無理なら、A社のようなブランドがある会社名が入ると、履歴書が華やかになって転職時の幅がかなり広がるかもしれない。

あと、この類いだとA社の方が福利厚生は充実しているはず。(B社が相当に特殊会社でない限り、だけど)賃金が同等レベルだとすると、A社の方が、実質的収入は1割ぐらい多めになるぐらいのインパクトはあるかもしれない。

と言うことで、勝手ライフプランを作ると

  1. 新卒でB社に入社
  2. B社にいるうちに、同類婚(同じぐらいの年収パートナーを見つけて結婚する)
  3. B社のうちに、その業界独特の商習慣と、プライムとしての動き方を身につける(できたら人脈も)
  4. パートナーとお互いに時期をずらして、転職活動。A社に転職
  5. パートナーと交代で育休をつとって3人ぐらい子どもをもうける
  6. B社時代に培ったコネクションと経験で順調に出世し、タイパのよいポジションに着く
  7. 55歳で執行役員、60歳で役員選出を断ってアーリーリタイア
  8. 夫婦二人で世界旅行して帰ってきたら前職から泣き付かれて、孫育てしながら「増田事務所」みたいな個人法人作って仕事する
  9. 88歳で完全にリタイア
  10. 90歳で豪華老人ホームに入る
  11. 110歳で延命治療拒否緩和ケアをうけ、ひ孫に見守られて老衰死ぬ
  12. 異界にエルフとして転生して現代知識を生かして無双

何が言いたいのかと言うと

どちらにしてもOB訪問とか、OpenWorkとか利用するなりして、情報集めるのが吉。就職情報戦だよ。

2023-11-20

ウェイ系に嫌がらせされてる。

退職においやろうとしてる意図は伝わってくる。

これ上手い対策方法ってあるかな

ちなみに情報戦相手が先行してて負けてる。

2023-10-19

anond:20231019170907

キーウへのミサイル攻撃ウクライナ自演」とか言ってるのいまどきよく見かけるやん

そうやってSNS情報戦をやる時代なんや

2023-10-12

ゲームってこのままどんどんリアル化していくんだろうか

イスラエル内戦でX上で情報戦が繰り広げられてるんだけど、

その中でヘリをロケランで撃ち落とした!っていう映像が出てるんだよね。

でも実際にはその映像ゲームプレイ画面だったらしいの。

 

半年くらい前にはアンリアルエンジン4で作ったゲームトレイラーリアルすぎて

実写映像ゲーム画面と偽って発表したんじゃないかなどと批判を浴びたりもしてるのね。

 

もろちん、解像度MAX高くして見ても見分けがつかないようになるにはまだまだ時間コストもかかると思うけど

Xとかに出て来るような低画質で、さらリアルっぽく見せるために画質をさらに落としたりしたら

そのうち、ゲーム映像なのか現実映像なのかよくわからんようになりそうよね。

それがいいことなのか悪いことなのか私にはよくわからないんだけど

2023-10-02

[] バイデン自体問題ではない

バイデンは、背後のブレーンなしには何も喋れないだろう

インテリジェンスコミュニティが、一体なにを目的として行動しているのかはよくわからない

世界平和と安定か、それともアメリカ国益

その界隈が軍産複合体をどう制御しているのかというのも気になるところだ

様々なスパイ監視情報戦争をするなら、合理的意図がなければオーウェル世界に陥るに違いない

2023-09-30

日本語圏ではやっぱり中国の方が情報戦強いのね

というかロシアが雑すぎるだけか・・・

岸田sageもうまくやっとる。tiktok持ってるのが大きいのか

これ希望の党がなければ自民党もっかい下野させられたんじゃないかね。日米安保に一番寄与したのは小池百合子だったか・・・

2023-09-11

頭Zの人が陰謀論を駆使しながら荒らして他ので、何でそんな事するのって聞いたんだよな。

そしたら、ロシア情報戦を助けるためにやってるって言ったのな。

それって誰かにまれてやってるの?って聞いたら

自発的にやってるって言われて目から鱗だった。

なんのメリットもないのにそんなことするなんて考えが俺には斬新だった。

それに誰に頼まれたわけでもないし実際に効果があるかで言ったら、ないだろう。

ネットで何書き込んだって一発の銃弾にもならないわけだし、頭Zの人はこんな報われないなんの意味のないことに人生を賭けててすごいと思った。

2023-08-30

配送情報大手物流スパイされていることはないだろうか

例えば物流A社は、元官営SS社との紛争担当しているB法律事務所の発送情報を察知し、SS社に流す…

Bの動きがSS社に筒抜けなら、SS社やその手先団体は、先手で対策を打てる

文書だけで物事が進むことは多いし

信書開封破壊をしないから罪にならない

日本郵政など戦前検閲組織だったわけで現代情報戦争がないとはいえない

発送された直後に不自然な動きがあることが少なくないが?

2023-08-06

在りし日のメイルゲーム(主に遊演体)を説明してみる

メイルゲームを知らない人に、辞典的な通り一遍説明ではなくその魅力を説明するために書いてみた文章なんだが、

知らない人にわかやすいか、興味を持ってもらえそうか、みなの意見を聞いてみたい。

メイルゲームPBM)とは90年代アナログゲーマーの間で人気になった、郵便を使った物語形式大人数参加RPG一種である。最盛期には1ゲームで5000人以上の参加者を集めた。

メイルゲーム主催が用意した世界プレイヤー自分分身になるキャラクター登録するところまではインターネット上のオンラインMMOに似ているが、メイルゲームでは当然リアルタイムではなく、プレイヤーは1か月に一回の締め切りまでに自分キャラクターの行動を所定の行動計画書に記述して運営会社に送ると、運営会社ゲームマスターたちは各PCの行動同士を突き合わせ、行動結果を判定して、ゲーム中でのPCの実際の行動と生じた事件小説形式リアクションと呼ばれる)にして各プレイヤーに返送する。

これを一般的12回(12ターン)繰り返して1年で一つのストーリーが終了するのが一般的だった。

メイルゲームの(MMO比較した)特徴としては以下の点があげられよう。

時間は拘束されないが期間が拘束される。

1ターンは通常1か月で、プレイヤーは行動結果小説を受け取ってから2週間のうちに情報を集めて仲間と行動計画相談し、締め切りまでにPCの行動を決めなければならず、かなり忙しい。とはいえイベントでもない限り時間配分は融通が利き、拘束されることはない。行動提出した後は、今度はマスター陣が2週間のうちにPCの行動判定をして、小説化して、発送する。その間、プレイヤー特にすることはないのでのんびり待つことになる。

しかし、一度参加するとゲームを中断しない限り1年間はゲーム時間を取られることになる。

キャラクターの取れる行動にシステム的な制限がない

MMOであれば、PCゲーム中で取れる行動はある程度決まっている。自由度が高いゲームでもキャラクターは事前にシステム実装されている行動しかとることはできない。

しかし、メイルゲームでは「状況や能力が許す限りで、行動用紙に書ける内容であれば」大抵の行動はとることができる。チームを組んで複雑な行動をしようとすることも、新興宗教を立ち上げようとすることも、敵の親玉を口八丁で騙して罠にかけようとすることも、地球担保に異星人からロボット兵器の購入を試みることもできる。

ただし、その行動が成功するかはマスター陣の判定次第。行動内容が目的達成にはに不十分と見なされれば失敗するし、多くのプレイヤーの行動が相互に影響を与え合うため、時に誰も想定しなかった結果になることも多い。

例えば、【興味を引けそうなよさげな事例はないか?】

このように、問題解決において他のプレイヤーとの根回しや行動の創造性がかなり影響する。

情報分散して提示される

返送される小説はそのPCか、同じグループ視点から知りえることしか書いていない。同じ場所にいて同じ事件に遭遇しても、そこに書かれる情報は大きく異なる場合もある(あるバージョンでは突然起きた正体不明事件が、別のバージョンではその内幕が詳細に書かれているなど)。

プレイヤー自分の受け取った情報を他のプレイヤーに伏せておくこともできる。が、その場合プレイヤー同士の情報交換に参加することが難しくなる。どれだけレア情報であっても、全体からは局地的な一事件情報しかない。なので、ゲーム全体の動向を知ろうと思えば情報交換に参加する必要があり、自分が受け取った情報をどこまで・誰に公開するかが重要駆け引きになる。

ゲーム必要な最低限の共有情報はプレイヤーに毎月送られる冊子に書かれているけれど、それも「真実」が書かれているとは限らない。真実を知るにはやはりいくつものバージョン収集して突き合わせるしかない。

特に参加者が多く情報戦重視の遊演体ゲームでは、1ターンに200バージョンを超える種類のリアクション小説が発行されていた。このため、2週間の「プレイ期間」には速報同人誌が発行され、情報収集プレイヤー同士の作戦会議のためのプレイヤー主催イベントが盛んに行われていた。

④全体を貫くシナリオタイムリミットがある

MMOゲーム内ではシステムアップデートでもない限り大きな変化はないが、メイルゲームでは12ターンの間に解決せねばならない問題が設定されていて、さらにそれが最初は隠されていることが多い。そうした課題は一人では解決不可能で、多くのPCの協力が必要になる。プレイヤーたちは期間内に、自分たちそれぞれの課題解決したり足を引っ張り合いながら、隠れた課題を見つけ出して集団解決することを求められる。

例えば90年の「蓬莱学園冒険!」では、巨大学園都市に新入学したPCたちが、最終ターンで「地球空洞世界」の危機と学園独立騒動解決して終わる。

わず12ターンの間にゲーム構造が変わってしまうほど状況の変化が速いことも、情報収集必要になる原因である

この「シナリオ」は予定調和的なものではなく、隠された大まかな仕掛けのようなものプレイヤーの行動次第でどんなストーリーになるかは全く変わってしまう。

なので、もしプレイヤーがこの問題解決に失敗するとバッドエンドも普通に発生する。93年の「夜桜忍法帖」では人類がほぼ絶滅阪神タイガース世界制覇、95年の「鋼鉄の虹」では対立し戦うプレイヤー所属国が両国とも第三国に攻め込まれ滅亡した。

PCゲーム社会への影響力が大きい

数千のPC相互作用するゲーム世界は一つの社会であるMMOでもプレイヤー同士の相互作用はあるが、メイルゲームはそれに比べても相互作用の強さや範囲はかなり大きい。

さらに、NPCがいる。メイルゲームNPCは「むらびと」や「モンスター」ではない。ゲーム上の重要キャラクター操作するのがプレイヤーゲームマスターかが違うだけで、PCの動向を観察し、時に主体的PCに関わろうとしたり、PCの影響で行動を変えたりする。

このため、自分の考えたアクションによってゲーム状況に大きな影響を与え、重要情報を得たPCは、数千人のプレイヤーに知られた「有名キャラクター」に成り上がることもよくある。中には総集編の表紙の中央を飾るほどの出世を遂げたPCもいた。

MMOだと(ブロントさんのような「話題になるプレイヤーはいても)ゲーム世界の行く末に影響を与えるほどのPCはまず出てこない。

Twitterもない当時ではこのレベル自己実現欲求承認欲求を煽る娯楽はなかなか無かった。

もっとも、その地位や影響力は一時的もので、1~2回的を外した行動を取ってしまうと失われる流動的なものにすぎない。しかし、それが余計に競争心や射幸心を煽ることになった。

こうした「メイルゲーム」のプレイ感覚は、今なら成田良悟ライトノベル小説(「バッカーノ!」「デュラララ!!」など)を読むとわかりやすい。実際、「バッカーノ!」は遊演体メイルゲームこうもり城へようこそ!」のサブストーリーの一つを元ネタにしている。

ホビーデータ遊演体でもこうもり城以降は③④⑤をそれほど重視していないとか、ネット88ははじめは小説リアクションじゃないってのはわかっているんだが、まあ許してほしい。

2023-08-02

ダウト中国語記事に接したのでメモ

これ情報戦

長崎に落ちた2つの原爆のうち1つは不発だった。日本軍が回収しソ連に引き渡すことにした”

http://paper.people.com.cn/rmwz/html/2013-09/01/content_1307476.htm

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