はてなキーワード: 性教育とは
緊急避妊薬の市販化についてここ最近賑わっている。だからこそこれを書こうと思う。立場としては市販化について賛成である。
私はかつて避妊に失敗し、緊急避妊薬を服用し、それも効かずに中絶した。避妊に失敗した理由はコンドームが行為の最中に中で外れてしまったことで、私はまだ実家暮らしの大学生で親の目が気になっていたりお金がなかったりでピルは飲んでいなかった。
元から緊急避妊薬の存在は知っていて、失敗した瞬間には緊急避妊薬へのアクセスは考えていた。しかし、日が悪かったのだ。普通の平日であればその足で婦人科に向かえば手に入るような時間だったが、その日はお正月の三が日でどこの病院もやっていなかった。
これはソースをどこで見たか忘れたので間違っていたら指摘が欲しいが、緊急避妊薬にはタイムリミットがある。基本的には避妊失敗から72時間と言われているが、とにかく早く飲めば飲むほど妊娠率が下がる。特に避妊失敗から12時間のラインは大きいと聞いている。確か12時間以内に飲んだときと12時間過ぎて飲んだところでは妊娠率が3倍になる。0.5%が1.5%になるようなものではあるが、それでも藁にもすがる思いで緊急避妊薬アクセスする人にとっては大きい。モーニングアフターピルなんて呼ばれ方もするが、モーニングのアフターでは間に合わない可能性もあるのだ。
私が緊急避妊薬にアクセスできたのは12時間はとうにすぎていた。結果は変わらなかったかもしれないが、もしあのとき翌日まで待たずに入手して服用できてたらと思うことがある。
せめてドラッグストアの薬剤師の処方であれば、まだ病院よりもアクセスしやすいだろう。日曜祝日は病院が休みのことは多いが、薬剤師による説明が必要な一類医薬品のロキソニンが売っているドラッグストアは日曜祝日でもけっこうあったりする。
もちろん、性教育が云々という話にも同意するが、十分な性教育が成されていないから市販化できないというのなら成されるのはいつになるのだろうか。そしてそれまでどれだけの人が望まない妊娠をするだろうか。
親世代が騒いで若い子からHPVワクチン接種の機会を奪ったのはもはやご勝手にって気になったな
そういう親ほど我が子に親自らきちんと性教育なんかしてなさそうだけど自業自得ってことで子供がHPV由来の病気にかかってから後悔すればいい
かかった本人が次の世代に正しいことを伝えてくれればいいと思う
薬局で売れって言ってる人は1秒でも早く飲めるようにそうしろって言ってるんだよね
必要な本人が買いに来てその場で飲む、販売単位は1回の緊急避妊に必要な分だけ
そう考えると1錠で済むタイプしか売れないかな、その場で飲んで帰る時は手ぶら
代理購入とかその場で飲まずお持ち帰りとか許してたらそれこそ悪用の温床になる
服用指導やその場で飲ませる方法を各薬局でどう取るかは知らないけど、プライバシーを守るためにバックヤードに場所作れる店なんてそうそうあるかな?
バックヤード説明が定着したとしても、イコール緊急避妊のイメージがついたら女性陣はそれでも薬局で買いたいと思う?
少なくとも近所とか知り合いに会う可能性のある所では無理じゃない?
もし自分が働いてる薬局で緊急避妊薬説明指導お願いしまーすって呼ばれたら、衆人環視の中相手のプライバシーを守れる自信はないな
緊急避妊薬は保険適用じゃないから保険証持って行かなくてもいいし指導だけだから内診とかはしないよって所も多いし
あと緊急避妊薬って飲んだらガスピタンみたいに受精卵がスーッと消えるわけじゃないからね
ホルモンバランスを狂わせて着床を防いで、早ければ服用後数日で出血が起こったりする
親バレが嫌っていう家庭の女性(女の子?)ほど親が色んなことに干渉してきてるんだろうから、生理周期を把握されたりしていたら「出血の時期がおかしい、まさか?」って勘ぐられたりするんじゃないかな
家のトイレの汚物入れにポイして母親が捨ててるようだと、そういう可能性もあるから気をつけてね
でも緊急避妊薬を薬局で買いたいと思うような女性は性に対して後ろめたい気持ちを毒親から植え付けられたりしてるケースもあるからかわいそうだね
最近女性の避妊薬についての問題をよく目にするようになった。主にジェンダー間の闘争の材料として。
俺の理解だが、避妊にはカップルや職業としての日常的な避妊とトラブルや犯罪の結果としての緊急時の避妊がある。この2つは文脈が違うから分けて考える必要がある。
前者については好きにすれば良い。女性がピルを飲もうと、男性がゴムをつけようと、合わせ技にしようと、パイプカットだろうとカップルとして合意が取れた手段をつかえばよい。
問題は後者だ。避妊具の使い方がまずくてトラブルになった、(頭悪い話だが)計算を間違えた、女性に対する敬意が足りない馬鹿男がどうしようもないことやらかした、性犯罪に遭遇してしまった、泥酔してしまい気づいたら、、、という目にあった。
このときの避妊はすべて女性にのしかかってくる。どれも笑えるトラブルにはならない。金のことじゃないぞ、肉体的な負担は全て女性がおうということだ。
こんなときに、緊急避妊薬を手に入れるために診察が必要だ、と言われたときの女性の気持ちを想像してみた。
病院にいって、ただ一言くれといえば察してくれてなにも聞かずにくれるのかどうかは流石に知らないが、診察があるということはそんなことも無いだろう。
うかうかしてたら手遅れになるかもしれないときに、凄まじく屈辱的なことのおさらいをさせられるかもしれない。そんなの耐えられるか?
こんなときにどこかの薬局でとりあえず買って妊娠のリスクだけでも回避できるならそれは明確な救いだろうと思う。だから、少なくとも緊急避妊薬はもっと気軽に買えるようにしたほうが良い。
緊急だぞ?緊急なんだからな?使い手が自己判断で入手して使えないなら名前から緊急を外せ。目の前で心臓がとまって人が倒れてるときにわざわざ119通報してAEDを使うのに適切なのかとか問い合わせるか?そういうのすっ飛ばす為に緊急の2文字があるんだろ?
次にこういうのが気軽に手に入るようになったら女性の性規範が乱れる、と言う人、男の俺目線から考えても、ねーよ、と言いたい。女性にとって受精というのが凄まじい気持ちよさで、しかも麻薬の如き中毒性があり、一度経験したら二度と離れられない、一度妊娠した女性はさらなる受精を求めて夜な夜な男を漁る、受精しては服薬、受精しては服薬、なんてものだとでも思ってるのか?こんなのホラーすぎんだろ。
緊急避妊薬あるから平気!どーんとこい!などという女性がいたら、恐らく別のクリニックが必要だ。そもそも緊急避妊薬の入手性について心配するポイントじゃないし、万が一いたとして、だから何だ?としか思わない。
今の日本の現状を見てると、恐らく男性側のほうが乱れる気はする。と言うのも男性側のの性教育はうまくできていないように見えるからだ。
緊急避妊薬あるならさー、ちょっと試させてよ!とか、緊急避妊薬があるなら問題ないってことだよね?とかそういう馬鹿男が全体のなん%いるかは知らんがほんとうにそういう変なメンタルの病気ではなく、女性に対する敬意のなさからそういう発想にいたってしまう健常な男性をとことん減らすようには少なくともできていない。もしかしたら増やす方に作られてる可能性すらある。
男は女性のからだについてもっと知って、女性に対して敬意を持たねばならない。体について幾ら知ってても敬意が育たないなら何の意味もない。むしろ害悪だ。
女性が妊娠するというのは、産むにせよ止めるにせよものすごく体に負担をかけるし、悪くすると死んでしまうか、二度と子供が産めなくなる。お前の悪ふざけやノリで踏み込んでいいことじゃない。女性は相当の覚悟をして妊娠にのぞむ。
ゴムを付けなくても感覚的に大差ない。もし本当に違いを感じるとしたら、そういうリスキーなことが性的興奮に結びつく何らかの異常性癖か精神的な何かだから心療内科にいけ。大事なことだからもう一度言うぞ、ゴムがあってもなくても男性の気持ちよさには大差ない。試すほどの価値はない。
仮にもしものときは責任とって結婚する!とか息巻く青臭い奴、そういうやつは嫌いではないが、だったらまず数ケ月面倒みてみろ。バイトして金稼いで養って見ろ。相手がそれに応じるかは知らんし、応じないなら相手にその気持ちはない。妊娠、出産、初期の育児の間は女性は働けないと思ったほうがいい。お前に経済的な負担がのしかかってくる。
お前が責任取るというのは結構だが本等に責任取れるのか試して確認してみろ。
男としてできる最大限の避妊をしろ。ゴムをつけろ、相手の体調を考慮しろ、相手の意思を尊重しろ。相手を思いやることだって一つの避妊だ。
もしも女性側が男性の避妊を拒んだら?そんなことあるのか?女性が経口避妊薬とかのんでてリスクは無いとか、不妊症とかならあるか?
ないに決まってんだろ。
もし拒むなら、ひとつはもう女性の腹は決まってる場合。もう一つはその女が能動的にか受動的にかは別としてもメンタルがどうかしてしまっている場合だ。なんにしても男は腹を割って話す、その場から逃げる、または適切な治療を勧めろ。
日本は早く女性の避妊について公平に考え、彼女らにとってもっと安全確実な避妊法を手軽に入手できるようにすべきだ。
女性には本等に可愛そうな話だが、どうしたって一定数犯罪に走る男、無責任な男、ノリでかんたんに一線を踏み超える男は出てくる。こればかりはどうしようもない。そういう男に引っかかる女性が出ないことも大事だが、そういうバカ対策は取れてしかるべきだ。
違うと思うよ
単純に気持ち良いし、生中だしを受け入れさせたっていう、征服欲求を満たすのって最高に達成感ある
これは絶対
余裕で賛成だね
だって、それって妊娠したら女側が選んだって証左になるわけでしょ?
最アンド高じゃん
同じ授業を受けたわけでもないのに必ずやってると決めつけ、「習ってない」の言葉だけで「性教育全体が足りてないと主張している」と考えるのは浅はかでは。
セックスしたら子供ができる。女性には生理がある。それは学ぶだろ。
その知識がある上で、避妊しないセックスして「避妊薬をすぐ入手できるようにしてほしい」と言う主張は
論点のすげ替えで、叩かれて然るべきだと思うんだが、女性様の言うことには従う論調怖い。
足りてないのは性教育じゃない。命の重みや相手をいたわる心だから、道徳や情操教育である。
性教育をして「セックスしたら子供ができる」と学んでも避妊しない人はいる。
あの医師が老害と叩かれているけど、長年そういうのと向き合ってきた方にはその方しかわからない絶望もあると思う。
はてなにたどり着く層は想像も出来ないほど話を理解できない女性と向き合い続けて、何度も裏切られて、相手の男なんて影も形も無くて目の前の女性しかどうにかできないけどどうにもできない経験を何度も何度もしてきてるのかもしれない。来院予約の概念もなければ薬の飲み方も理解できない、中絶に躊躇がない女性ばかり見ていればそういう考え方になってもおかしくない。
つーかさあ、性教育に限んねえけど「学校教育で○○を教えろ」つってる奴って、もちろん学校のテストは全科目100点だったんだろうな?
道徳の授業で学んだことは一字一句間違うことなく実践でもしているんだろうなあ?
んなわけねえだろ?
学校でお勉強することなんて所詮その程度で、いちいち全部真に受けていたらそっちの方が生きづらくなるって、誰もがわかってるわけじゃん?
それで自分のお気に入りのことだけ100%ガチで叩き込めつったって、そんなん無理なことぐらいわかってんだろうよ
(前に書いたトラバの使い回し)
私と妹には大きな断絶があった。
母から未だに「あの頃のお前たちは喧嘩の途中から姉妹で殺し合うんじゃないかと思わせるくらい憎みあっていた」と言われるほどに。
勉強ができて中高と国立に入り賢い賢いと言われた私を見ていた妹は、地元の中学から私学への指定校推薦を勝ち取って高校へ入学した。
「金がかかるけどお前は勉強ができないし仕方ないな。先生に媚び売って内心稼げる人当たりがあって良かったな」と妹は父から言われていた。
推薦で高校に入るにはおべんちゃらだけでは叶わない。
妹もきっとたくさん努力をしたけど、専業主婦家庭だった我が家では、稼ぎ頭の父の言うことが全て正しかった。
だから、妹は「先生に媚びを売って大学付属の私学に入ったしたたかな女の子」だった。
その頃の姉妹喧嘩はいつでも「賢いだけの堅物の姉」vs「したたかで気が強く感情の起伏が激しい妹」だった。
殴り合いもしたし、一度喧嘩したら数日どころか数週間口をきかないなんてざらだった。
そんなある日、妹が弱々しく「お姉ちゃん、私新宿に行きたい」と言ってきた。
私も妹も地方都市から都内の学校に通っていたので、都内に買い物へ行くのに私が付き添う必要はない。
「友達と行けば?」と断ったら「お姉ちゃんとがいい」と言うので、たまたま暇だった私は妹と一緒に新宿へ行くことにした。
新宿へ行く電車に乗り「買い物?それならルミネ行く前に伊勢丹行こうよ、どうせ買えないけど高い香水のいい匂い嗅ぎたいな」なんて言う私の横で、気が強い妹が真っ青に震えていた。
おかしい。こんなこと今までなかった。
その瞬間、私の直感が働いた。
そう尋ねた瞬間、喧嘩した時には私の顔を引っ掻き容赦なく蹴りを入れてくる妹が静かに涙を流した。
ああ、そうか。と私は気がついた。
親の同伴が必要でなく、地元で親にこっそりと知らされる危険性もなく、緊急避妊薬を処方してくれる医者をこの子は探したのだと。
新宿駅からほど近い産婦人科でモーニングアフターピルをもらい、妹はそこから数日体調が悪かったが、無事避妊はできたようだった。
もし、あの時彼女が私に頼ってこれなかったら。
もし、彼女がモーニングアフターピルを知らなかったら。
きっと、彼女は16歳で子供を身篭った馬鹿な女としてその後の人生を過ごしていただろう。
堕胎したにせよ、産んだにせよ、彼女の心と体には、緊急避妊薬を飲まなかった時よりもずっとずっと大きな傷ができていただろう。
知人の堕胎手術経験者は「高校生のときに堕ろした子は、今なら何歳になっていた」と産みもしなかった子供の歳を数えている。
性教育が行き届いてない代償を、医療を提供しないという形で当事者に払わせるべきではない。
堕胎手術は女性の身体だけでなく、心にも大きな傷を残してしまう。
だから、どうか緊急避妊薬を手軽に買える世の中になってほしい。
堕胎手術で堕した子供の歳を数える人がこれ以上増えないように。
診察室で緊急避妊薬を飲んだ妹を横で見ていた私はこう思う。
「私の妹はただ運が良かっただけだった」
「こうならなずに堕したり産んだりした女性はきっと世の中にたくさんいる」