2020-07-31

緊急避妊薬の市販化について

緊急避妊薬の市販化についてここ最近賑わっている。だからこそこれを書こうと思う。立場としては市販化について賛成である


私はかつて避妊に失敗し、緊急避妊薬を服用し、それも効かずに中絶した。避妊に失敗した理由コンドーム行為最中に中で外れてしまたことで、私はまだ実家暮らし大学生で親の目が気になっていたりお金がなかったりでピルは飲んでいなかった。

から緊急避妊薬の存在は知っていて、失敗した瞬間には緊急避妊薬へのアクセスは考えていた。しかし、日が悪かったのだ。普通の平日であればその足で婦人科に向かえば手に入るような時間だったが、その日はお正月の三が日でどこの病院もやっていなかった。


これはソースをどこで見たか忘れたので間違っていたら指摘が欲しいが、緊急避妊薬にはタイムリミットがある。基本的には避妊失敗から72時間と言われているが、とにかく早く飲めば飲むほど妊娠率が下がる。特に避妊失敗から12時間ラインは大きいと聞いている。確か12時間以内に飲んだとき12時間過ぎて飲んだところでは妊娠率が3倍になる。0.5%が1.5%になるようなものではあるが、それでも藁にもすがる思いで緊急避妊アクセスする人にとっては大きい。モーニングアフターピルなんて呼ばれ方もするが、モーニングのアフターでは間に合わない可能性もあるのだ。

私が緊急避妊薬にアクセスできたのは12時間はとうにすぎていた。結果は変わらなかったかもしれないが、もしあのとき翌日まで待たずに入手して服用できてたらと思うことがある。

せめてドラッグストア薬剤師の処方であれば、まだ病院よりもアクセスやすいだろう。日曜祝日病院休みのことは多いが、薬剤師による説明必要な一類医薬品ロキソニンが売っているドラッグストアは日曜祝日でもけっこうあったりする。

もちろん、性教育が云々という話にも同意するが、十分な性教育が成されていないか市販化できないというのなら成されるのはいつになるのだろうか。そしてそれまでどれだけの人が望まない妊娠をするだろうか。

是非とも早期の緊急避妊薬の市販化が実現することを祈っている。

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