はてなキーワード: ダンピングとは
Amazonプライムがダンピングしてんだよ。そこを基準にしてはいけない。
棘で話題の「女の共感と男の解答」の話(https://togetter.com/li/1292990)だけど、妻側の意見には納得できないな。
これは「共感の仕方の違い」であって、男に共感力がないわけではないケース。男の側では
「薄利多売の戦略じゃね?」
「戦略っていうけど、実際飲み物の利益率は~くらいで、そこから考えれば一日○○杯売り上げないと元が取れないはずなんだけど?」
「うーん、じゃあ薄利多売ではなくて、飲み物赤字で他で利益を取る戦略ってことか。考えたら唐揚げいつもより少なかった気がするわ」
「ヤバイわwww」
……みたいな会話を求めているわけでしょ。それを、自分に知識がなくて受け答えできないだけなのに、逆ギレして相手を「共感力無し」扱いしてマウンティングをかますから反論されるわけで。
そういう共感が、この妻の思う「一般的な女性向け」ではない、という趣旨なら一応話は分からなくはないし、そういう「いかにもな女性像」を想定しかつ「いかにもな女性が喜びそうな」応対をする人間が自分は好きだ、という極めてわがままな意見だけならまだ分かるが、それを「共感力がない」みたいな、人間としての欠陥と断定するみたいな言い方するのはいい加減止めて欲しいわ。男性一般にも失礼だし、女性一般にももちろん失礼でしょ。これきちんとした知識のない人間による自覚のない、しかし明確な差別案件だと思うよ。
そもそも共感力無かったら、相手のふった話題に返答自体しないでしょ。小学生相手ならそりゃ「そうだねー、すごいねー」くらい相手の知識レベルに合わせた頭悪い返事してあげるかもしれないけど、いい大人に対してその態度は失礼だと思うからそれなりの返事をしている。なのに、相手が「共感してない」と決めつけて偉そうにマウンティングしてるのが妻側。そう見えるよ。少なくとも、「相手は相手なりに共感しているのかもしれない」という想像力や、「相手は何を求めているんだろう?」という発想ができてない、という意味では、妻もどっこいどっっこい、「共感力がない」人だよね。そこは認めた方がいいと思う。今後のためにも。
日本人の1200人に1人応募したら10万人だ、オリンピックのことを知らない日本人は少ないだろうし宣伝効果を考えればそりゃそうなる
もしこれが普通の一個のサービスとか、店とかだったら「外野がごちゃごちゃ言うな」で済むしほとんどの炎上は外野がうるさいだけなんだけど
国が関わるような公共性の高いものは外野になりきれないからゴチャゴチャ言うしかない
これは仕方ないこと
散々語られたけど、今回のボランティア騒動は個人的に3点問題だと思ってた。
→1.どうせやりたい人はいっぱいいるから、とやりがい搾取していること
→ブラック企業が問題になってる現代でこれは、国の姿勢として問題だと思う。最低賃金が何であるのかって話。労働には対価がないと労働力のダンピングになる。そういうやり方を是とするのは反対。
→でもこれは記念品配布っていう建前を付けたから俺は良いと思う。今大事なのは建前。
→2.予算が足りていないこと
今回勉強になったのは、発端が国というよりオリンピックそのものだったこと
金かかりすぎ
以前は賛成だったけど、今はどうかな・・・
似たようなボランティアの話題では、例えば雪かきボランティアとかが近いと思う
そうやって下っ端として何とか下積みしようとしてる時に「これは労働ダンピングでは?」って疑問が生まれると毎日が本当に辛いんですよ。
①先輩の1/3も仕事出来てない自分が先輩の3割減ぐらいの給料もらってて本当にいいの?
②でも既に最低賃金スレスレの時給でサービス残業なんてしたら労働ダンピングでしょ?
③だからって自分の仕事なんとかするの辞めたら職場に居づらくて自分が苦しくなるよね?
④ならいっそこんな職場辞めちゃえばいいのかも知れないけどどこも最初はこんなもんでしょ?
⑤そもそもこうやって素人がプロを名乗って仕事してることが顧客や取引先に対して失礼だよね?
⑥でも勉強してプロを目指そうとしても生活費稼がないとどうしようもないじゃん
⑦それならせめて経験値が稼ぎやすい仕事したほうがいいでしょ?
⑧でもこんなにつらい思いするならこの業界自体がもう嫌になってきたよ
⑨というかこの国ってコンプライアンスガバガバなのに変なマナーにうるさ過ぎでしょ
⑩だからって日本を出ていけるほどの能力も語学力もないしそれを身につける間生き延びる金もないよ
⑪どうしようもねえなあ死にてえなあ
⑫だけど死は不可逆だから早まらずにもうちょっと様子見しておくか
⑬でもやっぱ毎日が辛いし頑張ってしあわせになろうとするほどドツボにはまる気がするよ
八方塞がりなんですよ。
本当に。
どの道に進んでも希望がないの。
幸せが見えない。
どこにあるのか。
売春はダンピング説を書いた人だけど、「それはダンピングなのか? 元々の値段が異常に高いのでは?」みたいな指摘が複数あったので、「ダンピング説」ではなくて「カルテル説」の方がより適切かもしれない。しかしいずれにしても売春が忌避されるようになる機序は同じである。すなわち:
誰かが売春を始める
↓
↓
多数が売春をするようになる
↓
↓
子供も育たなくなる
↓
滅亡
最初から、あるいはどこかの段階で婚姻制度と性道徳を導入すれば、この負のスパイラルは断ち切ることができる。この二つのセットの意味するところは、「一生私と私の子供をサポートしないのであれば、セックスはしない」と市場の女性全員に言わせることであり、こうすることによって性の価格が婚姻よりも安くなることを防ぐことができる。
ところで、現実には性道徳も婚姻制度もあるが、売春が完全に撲滅されているわけではない。負のレッテルが貼られているおかげで負のスパイラルが社会全体に波及するようなことにはなっていないが、それでも売春が行われている市場では、当然価格競争があり、安い価格でも売春をやめられない貧困女性がいる。
では、ここに価格カルテルを導入することによって、負のレッテルが貼られているなかで仕方なく売春という仕事をしている女性の生活水準を下支えできないだろうか?
一定以下の値段で売春または買春することを違法化し、安すぎる売買春を取り締まるのはどうだろう? 性の価値は人間の尊厳の一部だから、それを安い価格で売り買いすることは尊厳に悖るから、けっこうアリなんじゃないかと言う気がするのだが。
ダンピング説書いた人だけど、海外買春は価値の国外流出だからダメだということになる。
海外でモノを買ってくるのと違い、自国に何かが還元される可能性がゼロになる上、国内でさえ競争にさらされている自分の性的魅力が海外とも競争することになるから、自国の女性としては非難しない手はない。
元増田は法律の話をしているのではなくて、なぜ悪いことだとされているのかについて話しているようなので、それに応じた話をする。
売春は日本では確かにそれ自体としては違法ではない。違法とされているのは青少年を買春することと、売春を斡旋することだ。だから合意の上で大人の男女が性行為と引き換えに金銭のやり取りをすることは違法ではない。
違法ではないが、それでもやはり一般的には悪いことだとされているし、これは日本だけの話ではない。世界中の多くの文化で、売春は非道徳的だとされている。
なぜか?
それは売春が性のダンピングであり、性の過当競争をもたらすからだ。
順を追って説明する。
まず、男女が住んでいる世界、つまり人間社会を、子孫繁栄という共通のゴールを目指しつつも、個々人が自分の利益を追求する経済市場だと考える。
この市場でやり取りされているのは、1、資源、2、労働力、そして3、性的魅力である。この三ついずれも個人の利益となるし、また子孫繁栄というゴールを目指すのに役に立つものである。
さて、問いは、「なぜ売春が悪いこととされるのか」だが、売春というのは主に若く性的に魅力のある女性が男性を対象として行う行為だから、話を簡単にするため「性的に魅力のある女性」の視点からこの市場を考える。
あなたがこの市場に参加する一人の女性であるとしよう。あなたが持っている市場価値の上で最大のものは、先にあげた三つの価値(資源、労働力、性的魅力)のうち、最後の性的魅力である(もちろん、現実にはいろんな女性がいるが、「性的に魅力のある女性」の視点からの話なので、平均的な「性的に魅力のある女性」を想定すれば、最大の価値が性的魅力であるというのは妥当な仮定だろう)。したがって、この市場においてあなたが個人的利益を最大化するためには、この性的魅力をいかに高く売るかを考えることになる。
もしあなたが、安易に売春によってこの最大の価値を資源や労働力と交換してしまったら、市場に何が起こるだろう? もしあなたが、唯一の売春をする女性だったら、あなたはたくさん売春して、たくさんの労働力と資源を得ることができるかもしれない。しかし、他の女性が黙って見ているわけがない。資源も労働力も限られているのだから、他の女性は、あなたよりも少し良い条件を男性に提示して、やはりたくさんの労働力と資源を得ようとするだろう。これが性のダンピングである。こうしたことを他の多くの「性的に魅力のある女性」が行うことによって、売春によって得られる利益は急激に下がって行く。これが性の過当競争である。
これは魅力のある女性個人個人の利益が減少するだけにとどまらない。性の過当競争により、女性がわずかな資源と労働力しか得られなくなったので、子孫繁栄というゴールは達成できなくなってしまう。わずかな資源とわずかな労働力で性的魅力を享受できるようになった男性は、自分が生きて行くのに必要な最低限の労働と、買春をするために必要なプラスアルファ以外の労働力供出も資源獲得も行わない。
女性が売春を始めることによって、市場原理によって最終的には当の女性も個人的利益を得られなくなり、子孫繁栄もできなくなってしまうのである。
これを防ぐためには、性的に魅力のある女性が、その保持する性的魅力を「出し惜しみ」する必要がある。これが、人類の多くの文化に見られる、「婚姻」と「婚前交渉の忌避」をもたらす。これはちょうど、本当は労働をする体力もあるし、短期的には経営者のいいなりになって働いた方が自身の利益になるにも関わらず、長期的な労働者の利益のためにはストライキをする必要があるのと同じである。
もちろん、自分だけが出し惜しみをしていても、他の女性が売春をしていては、ただ自分が取り残されるだけとなってしまうので、他の女性が売春しないような策略が必要になる。これが、売春を悪いこととする性道徳や、簡単に性的魅力を男性に差し出す女性をあばずれだのビッチだのと言った侮蔑表現で罵倒する文化の合理性である。
まとめると、売春が悪いこととされるのは、売春をすることによって性の過当競争が起こり、女性個人がその性的魅力から利益を得られなくなり、子孫繁栄にもさしさわるからである。