はてなキーワード: ミュージシャンとは
僕はビルダークラスのストイックに体を作っている人を尊敬しているし、自分がマッチョになっていく過程が楽しいという感情やボディビルという競技に真剣に向き合う目的意識に疑問は持たない。
ウエイトリフティング等の自分の限界に挑戦して可能性を広げていく個人種目も然りだ。
僕が腑に落ちないのは毎日同じルーティンをこなすだけで完結している人たちだ。
彼らは大会に出て自分の成果を測るわけでもなく、絶えず自己研磨に励みポテンシャルを育てていく気概もない。強いて言えば「健康で文化的な生活」を送っているというプライドを満たすために筋トレを行なっているようだ。
彼らは同年代のふくよかな男をだらしがないと見下し、自己管理ができる人間の証として毎日形だけの筋トレを繰り返す。
そして気晴らしに女性に自らの体を見せつけお褒めの言葉をいただくというセクハラ紛いの暇つぶしを行う。
望むような体を手に入れたいという探求心など皆無で、片手間程度の運動を行なう彼らは生温く見えるし、何よりその意識高い系と呼ぶような浅はかさに嫌悪感を覚える。
上部だけのライフスタイルしか考慮にないという点で、カーネギーの7つの習慣を読んだはいいが口先しか変わってない者や、分別なくものを捨ててしまい生活に支障をきたすミニマリスト気取りと同じ類いではないだろうか。
おそらくこじるりもそういった惰性で筋トレを続ける人間を指してこういった発言をしたのではないかと思う。
好みは置いといて、春日のような競技として体を作り込む人を間近で見ていて一定の理解はあったはずだと信じたい。
彼女が好きだったV系ミュージシャンも非現実的なパーソナルイメージを作り上げることに苦心しており、そのスタンスも魅力だったはずだ。
彼女はビルダーとただの筋トレ男を慎重に分別する注意に無頓着だったのではないかと思う。彼女が思った以上に筋トレという話題はセンシティブなものであってそれも踏まえて騒動後に「筋トレって筋トレしてる人にとって聖域なんだってことがわかったよ」という発言が出たのだと思う。
YouTubeが(今以上に)主戦場になるとは思うけど、昔のように音楽だけをむさぼるように聴き続ける文化はもう来ないと思ってる。
Apple MusicやGoogle Play Musicなどプラットフォームは以前からあったが、それらは演者のパーソナリティが見えず、夢中になりきれなかった。
YouTuberが今これだけPVを集めているのも演者のパーソナリティがとてもリアルに見えてくるからで、
つまりYouTuberやラジオDJのようにパーソナリティを全面に出して視聴者をひきつけつつ、今度音楽作品を作ったのでよかったら買ってね、というスタイルが残りそう。
歴代の深夜放送DJを担当したミュージシャンを考えてみると、昔の中島みゆきや電気グルーヴから今のCreepy Nutsまでそんな感じ。
トークがうまいミュージシャンがYouTubeでファンを増やしていって、主な収入源は動画広告で得て、ときどきガチな音楽作品を有料配信する形態が定着しそう。
音楽大好きなんですよ。
ライブハウスもふらっと見に行ってたんですよ。
好きな人たちがかわいそうだなって思うんですよ。
でもね、
私は心の底ではいい機会だから音楽業界が全部ぶっ壊れろと思ってるんですよ。
だってね、音楽業界って新型コロナ前からとっくのとうに行き詰まってたの。
CDなんて過去のフォーマットが未だにメインの商売で、でも、もうCDって単なるグッズとか応援の投げ銭みたいなもんだったんですよ。
それで、ライブたくさんやってグッズでなんとか儲け出すの。Tシャツを¥3500とかで打ったりとかでさ。
小室哲哉さんのCD300万枚売れた時代の商売のやり方からシフトできてないのよ、バカじゃねーのっていう。
日本のミュージシャンって、経済的には全然音楽家じゃないの。グッズの売り上げで生きてるアパレル屋さんか雑貨屋さんよ。
日々音楽を応援しててさあ、そういう事情は薄々知ってたけど見て見ぬふりして応援してたわけ。
でもさ、
「ライブハウスにいる今が人生だ!」みたいな感じでいるけどさ、バカじゃねーの、ライブしてる時間よりバイトしてる時間の方が人生の中で長いじゃん、みたいことを心の底では思ってたのよ。
今の音楽家が一掃されてさ、ライブハウス全部潰れてさ、メジャーレーベルも全部潰れてさ、そうしたら音楽に何が起こるのかなって思うわけ。
音楽自体はなくならいわけよ絶対に。それでまた一から始まったらどうなるのかなってむしろワクワクしてんのよ。
音楽が貴族のものだった時代からやり直すかもしんないけどさ、まあでもそれぐらいからやり直したほうがいいよ、日本の音楽業界は。
【追記 2020.5.4 03:54】
こんな書き殴りの駄文にみんな反応してくれて嬉しいよ。ありがとう。
まあでもさ、
「音楽家に愛はないのか」とか「マイナーだけど良い音楽はいっぱいあって、細々やっててそれを俺は支えてる」とかさ、
そういうのが一番、バカじゃねーのって思ってるわけ。
(このサブスク・Youtube時代にCDの枚数でマウント取ろうとするやつが一番バカじゃねーのって感じだけど。)
そもそもさ、「良い音楽つくってるよ、金になってないけど。」ってなんだよ。
全然うまく行ってないってこと認めちゃってるじゃん。
そういうさ、不健全な状況をさ、
「ファン」たちが小銭を必死にかき集めてぶちこんで、良い音楽やってる人たちを低所得で延命させてさ、
「俺ら良い音楽わかってんすけどね」みたいな態度ってなんだよ。
そんな状況壊れちまえって言ってんの。
大好きな音楽家には愛情しかないよ、だからこんな社会になっちゃったんだしこれ以上金で苦しまないでさ、
ネットにあげてくれればちゃんと追っかけて聞き続けて感想つぶやくし投げ銭もするからさ、
いっそ「音楽で飯食う人」としては一度死んでくれって思うんだよ。
「ハワイアン・ミュージックのレコード買い取ります」みたいな中古店舗には査定できる人が居る可能性があるし
曲名が判らないけど、って問い合わせるとか。
(そんなのとっくになさってるのかな)
以前、LPしかないミュージシャンの3部作を、ヤフオクで落札したら、
「レコードのプレイヤーはないんですけど貴重なお品ありがとう。」とコメントしたら
出品者さんが凄いマニアの方で、CDRに焼いてくださった上に、
その方とコラボしてる女性シンガーのファンで、その方の音源もくださったのでした。
わりと古いものだったので(ファンはたいがい年上かなぁ)出品者ご年配かと思いきや