2015年02月26日の日記

2015-02-26

一刀両断論客の没落

ちきりん女史の評判が悪い。

ここ2年ほどで、永らく切れ味の鋭いテキストで人気を博してきたブロガー権威失墜が目につく。

いろいろ理由があるとおもうけれども、その一刀両断型のレトリックがあまりにもくりかえしつかわれたが故に

彼らが何をいっても「既視感」が醸成されてきたがゆえではなかろうか。

一度そういう感覚を得てしまうと、また同じ構造テキストをみると「もうその手には乗らない」と身構えてしまうし反感も感じてしまうのだろう。

論客に対する信頼の担保になるのは、ロジカルな切れ味ではなく、最後には「テキスト倫理感が通底しているか」というところに尽きるとおもう。

倫理感がベースにない論客はもう賞味期限が切れたのだ。ひろゆき氏とか池田信夫とか(同列に扱うのはどうかと思うがイケダ某とか)

山本一郎氏がまだ健在なのは、根っこに正義感があるからだ。

ロジカルシンキング等を駆使した一刀両断的な言説はもうオワコンだ。

消失

以下の文章フィクションであり、実在する人物や組織とは全く何の関係もありません。

 その日の朝、A部はいつもと同じ時間に目を覚ました。最近は歳のせいか、ずいぶんと早い時間に起きるようになった。 

 国会が開会中のため、今日の定例閣議は9時からだ。それまでは特に予定は入っていない。朝食を取りながら、昨日見られなかった続きものドラマを見ることにしよう。

 ダイニングに降りると、A恵がすでに朝食の用意を済ませていた。平和な朝だ。週刊誌文部科学大臣スキャンダルを騒ぎ立てているようだが、あの内容であれば守りきれるだろう。このタイミング閣僚をもう一人辞めさせるわけにはいかない。

 A部がドラマを見るためにHDDレコーダーリモコンを手にとったところで、電話が鳴った。どうやら秘書官からのようだ。こんな早い時間に連絡してくるというのは、何かあったのかもしれない。

 「私だが」

 「そ、総理、大変です!」

 受話器越しにも、秘書官が動揺しているのが分かる。

 「どうした?」

 「S村大臣との連絡が取れません」

 「なんだと!自宅に電話はしたのか」

 「それが、夫人ともども連絡が取れないのです」

 「まさか、あれしきの記事バカなことをしたわけじゃないだろうな!」

 安倍は録画したドラマを諦めて、すぐに官邸に向かうことにした。秘書官には早急に全閣僚官邸招集するよう命じた。

 いつものリムジン官邸に向かう途中、電話官房長官のSを呼び出す。S村の件での対応相談するためだ。万が一のさいのマスコミ対策などについて話し合う。憲法を改正するまでは、なんとしても私の内閣を終わらせるわけにはいかない。だが、とにかく情報が少なすぎる。

 A部がふと窓の外に目をやると、いつもなら通勤途中のサラリーマンでごった返しているはずの道が妙に静かなことに気づく。東京の街はこんなにも人が少なかっただろうか…。

 官邸閣議室に入り、A部は他の閣僚がやってくるのを待った。

 やがて、官房長官のS、財務大臣のA生、防衛大臣のE渡、国家公安委員長のY谷らが慌てて部屋に入ってきた。だが、文部科学大臣のS村は言うまでもなく、外務大臣厚生労働大臣国土交通大臣など10人近い閣僚が姿を見せない。

 そのとき秘書官が真っ青な顔をして閣議室に飛び込んできた。

 「総理!K田大臣らと連絡がつきません!」

 「どういうことだ!」

 思わず、A部は立ち上がった。

 「K田大臣のご自宅に連絡したところ、奥様が電話にお出になられて、今朝からご主人の行方が分からないそうなのです」

 「テロか?」

 「強引に連れ去られたといった様子はなく、ただこつ然といなくなったのだそうです」

 A部は思わず腰を落とす。

 「いったい、何が起きているんだ…」

***

 そのころ、異変中央官庁でも起きていた。

 ほとんどの職員が出庁してこないのだ。姿を見せたのは、清掃職員や食堂のおばちゃん、あとはごくわずかのノンキャリア組だけだ。なにせ人がいないのでパニックは起きない。だが、がらんとした庁舎のなかで、出る者のいない電話けが狂ったように鳴り響いていた。

 ノンキャリア組の一人もまたA部と同じ言葉つぶやく

 「いったい、何が起きているんだ…」

***

 だが、「何が起きたのか」はすぐに判明した。文京区本郷左京区吉田青葉区片平、豊中北区札幌千種区東山東区箱崎国立目黒区大岡山港区三田、そして新宿区早稲田

 いつもなら若者たちの声が響いているはずのキャンパス廃墟のように静まり返っていた。わずかな数の教職員けが、人の姿を求めてキャンパスのなかをさまよっていた。

 東大京大東北大、大阪大、北海道大、名古屋大、一橋大、東工大慶応大、早稲田大という日本代表する大学の現役学生およびそのOB/OG全員が突如として姿を消したのだ。

***

 その日の夕方、○ちゃんねるの学歴版。

 「MARCH大勝利!!!!」

 「これで日本に残されたエリート大学上智大とICUだけだな」

 「いやいや、上智首都大なら首都大だろ」

 「横国を忘れてやいませんかね」

 「日・本・の・最・高・学・府 筑波大学ですが何が」

 「駅弁医学部のほうが慶応とか早稲田文系の連中のほうが偏差値はずっと上だから、その連中が無事だってことは、偏差値が高いから消えたってわけでもなさそうだな」

***

 A倍は残された閣僚でとりあえず対応検討していた。だが、家族がいなくなってしまったという閣僚は早々に退散してしまい、残った閣僚も前代未聞の事態に誰もが言葉を失っている。

 「国防大丈夫なのか?」

 A倍はやはりそこが気になる。

 「自衛隊幹部クラスを除けば、大丈夫だと思います幹部クラスには東大卒結構いましたが、防大出身者で中核は固めていますので」

 防衛大臣のE渡が答えた。

問題警察でしょう。幹部クラスほとんど東大卒です」

 情報収集のために外に出ていた官房長官のSが戻ってきた。

 「中央官庁ほとんど消滅に近いようです。大手企業本社も潰滅状態に近いところが多いようですし、地方自治体も上級職では相当の被害が出ているようです。鉄道や電力などのインフラ現場判断でなんとか回しているようですが、この事態が長引けばやがて混乱が拡大していくでしょう」

 「そうか、やはり日本学歴エリートなどいなくても回るんだな」

 A倍は少し笑みを浮かべた。何よりも嬉しいのは、この事態になってもマスコミの連中がほとんど動いていないことだ。特に高学歴者で占められた大手マスコミは消滅に近い状態になっている。朝○、朝○、朝○。あの偽善者どもが集団でいなくなってくれたのは日本国益しか言いようがない。

 「しかし、情報が流れないと、大きな混乱が生じることになりかねません」

 官房長官のSが眉を寄せる。

 A部は少し考えて秘書官に命じる。

「よし、私が直接に国民に話そう。テレビカメラさえあればいい。NHKに連絡してくれ。内容については任せる」

 いつの間にか、A部は事態を楽しみ始めていた。盟友のS村がいなくなったのは確かに痛手だが、懐刀のSがいるし、なによりもこれで自分学歴バカにされることはなくなる。

 名ばかり大臣ポストに押し込めたI破や、賢しらな外務大臣のK田が時折自分に向けてくる見下すような眼差し―――。思い返すだけでムカムカしてくるが、それからようやく解放される。もちろん、こんな思いは胸の深いところにしまっておかねばならない。だが、どこかでざまあみろと思う自分がいることも確かなのだ

 NHKに連絡に行った秘書官が戻ってきた。

 「5時から放送ができるようです。NHKでも会長を始めとして、幹部職がほとんど消失したようです」

 「そうか、アイツも有名大学の卒業だったのか」

 A部は自分ゴリ押ししたNHK会長の顔を思い浮かべた。まあ、あんなのの代わりはいくらでもいる。

 そういえば。

 リムジンに乗り込みながらA部は思い出した。今朝見損ねたドラマ。あのドラマ主人公を演じていたのはたしかどこかの有名大学の出身だったような気がする。まあいい、ドラマよりももっと面白いことが、いまこの国には起きているのだ―――。

彼ら/彼女視点ハーレムもの

小説なり映画なりマンガなりで、

ハーレム/逆ハーレムものなんだけど、

視点が群がる女たち/男たち視点で進む作品ってあるんだろうか。

さらにそれが求められてる男/女自身によって書かれたものなら、

すごく面白い切り口の自分語りだと思うんだけど。

http://anond.hatelabo.jp/20150226083742

多分、増田が考えていた事が信頼できなくなる事を数回かそれ以上経験したせいかと。

まり、何度も通過するときSuicaPASMOが反応せず煩わしい想いをした。

http://anond.hatelabo.jp/20150226001118

形式としてはボーイミーツガールだが決してメインテーマではない、という作品を取り上げて「(ボーイミーツガールとして)出来が悪い」と評するのには違和感がある。

「ケンカマッチ」で大けが負わせた女子レスラー「世IV虎」 王座剥奪と出場停止 (弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース

長与千種の復帰戦で見た世IV虎は輝いてた。

ダンブ、ブル、長与といったレジェンドたちの中で、ここぞとばかりに気炎を吐いていて、ああこの子勝負時がわかるクレバーな子なんだと思ってた。

なので、今回の件も自分の悪役としての伝説をつくるために、なんかわからん顔の良いレスラーを潰したんだろうなと。

まあ今回の件で目立つのは目立ったし、無期限出場停止はいっても、女子プロ史上最悪の狂犬ぶりを発揮した彼女の復帰戦はまたニュースになるだろうな。なんか噛ませ犬になってしまった顔の良い彼女も、かわいそうだしこのまま世IV虎踏み台として終わらず、顔面をずっと包帯で巻いて新しい形の覆面レスラーとして頑張ってほしい。

美少女になりたい増田大学サークラに引っかかったらどうなるだろう

見せかけでも愛が与えられたことに感謝して前向きになるのか

それとも現実の女への憎しみを高めて、ますます純化された「美少女」になりたい欲を積むのか

もしスタババターサックスだったら

今のような人気はあっただろうか?

http://anond.hatelabo.jp/20150226065528

逆に赤旗取ってる家に産経が届いたらどんなことになるか気になる。

遠隔気功存在するか?

遠隔気功というと何か胡散臭い印象を受けるかもしれませんが、これは列記とした科学証明のなされたものです。こう書くと、遠隔気功効用生の証明を出せといわれるかもしれませんが、ハーバード大学の祈りの研究が有名でしょう。結論を言えば祈られたグループは祈られないグループよりも、傷の治りが遅かったということで、祈りは遠隔気功に置き換えることができます。だから遠隔気功という技術オカルトではありませんし、無論まだまだ未解明な部分が多い分野ですが、実際に遠隔気功施術で、病気が解消したケースは数多く報告されています。この遠隔気功問題点は多くの民間療法が孕む問題ほとんど同様でしょう。つまり、高額を要求する詐欺師が多いということです。だからこそ、受けて側は慎重に施術者の選定を行わなければなりません。遠隔気功に限らず民間療法師の80%は偽物ですからなおさら注意が必要でしょう。偽物と本物の見分け方は、高額料金を要求しない、無欲である、ということです。

特に後者がその選定の重要な手がかりになるのは自明の理です。つまり、遠隔気功も高額を要求するところほど危ない。

ご注意ください。

伝書少女

私の住む街には伝書少女がいる。

伝書少女とはその名の通り、伝書鳩のように

メッセージを運んで回る少女のことだ。


朝に新聞配達をするところから彼女の一日は始まる。

ただ彼女はまだ難しい漢字が読めない。

からたまに取っていない新聞が間違って届くことがあるが、

そうした勘違いは微笑ましいものとして街の人間は許してしまう。 

産経新聞を取っているはずの家に赤旗が届いたとしても

その家の人間は「あの子はあの子なりに一生懸命なんだから」と思い、

敵対する政治的立場の人物のメッセージに目を通すのだ。


そして午前と午後に、彼女は様々なものを伝達する。

それは伝言板であり、あるいは詫び状であったり

隣の家に住む自分の子供とその奥さんに渡すスープであったり、

作り過ぎて余らせてしまった煮物であったり

小学校裏で拾って学校に返すことにしたソフトボールであったり

自分で返しに行くのが面倒な本や DVD であったりする。

彼女無償で働いていることに感心する人々は、

伝言板と一緒に食パンの耳を渡したり、

スープが冷めていないか実際にスプーンを渡して確かめてもらったり、

煮物を味見してもらったり DVD と一緒に千円札を手に渡したりする。

それで彼女は生計を立てている。


彼女がまだ幼い頃に捨てられて学校にも通えなかった頃に

見るに見かねた私塾講師彼女に文字の読み方や

道路標識意味料理さしすせそとは何かなどを教えていた時に、

一行の詩を説明してあげたことが全ての始まりだった。

講師は「この本なら彼女にも読むのに苦痛ではないだろう」と

ルナールの『博物誌』を渡したのだが、その中の

「蝶」に対する説明に心を奪われてしまったのだ。


「二つ折りの恋文が、花の番地を捜している」


彼女は花の番地を探している恋文に、早くどこに行けばいいのか

それを三日三晩知恵熱が出るまで考えるようになった。

それが長じて伝書少女となった。

優れた文学人間の一生を左右するのだ。

http://anond.hatelabo.jp/20150226021914

白紙自分で利用するためではなく転売するためにあるって聞いてるドルよ〜

http://anond.hatelabo.jp/20150224221218

殺すとか殺されるとかそう簡単なことじゃないからゲームじゃないんで。

リアルゲーム化してるんだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20150226004402

ありがとうございます

とても役に立ちそうです。m(_ _)m

ただ、非表示ブクマについて言及が無くて分りませんでした。全て非公開に設定したうえでブックマークすることなのか個別にこれは表示、これは非表示と設定できるのか。

パズドラ騒動に思うこと

パズドラにぶっこわれキャラが出て騒動になっている。

私はパズドラを2回インストールして辞めた面倒くさがりなので(2回とも途中で面倒くさくなった)、

ぶっ壊れキャラの性能とかについては何となくしかからない。

おそらくこれだけの騒動から見るに相当ぶっ壊れなんだろう。

それよりも気になったのは、「有名」プレーヤーがぶっ壊れキャラガチャで引く姿だ。

私がみた動画では「有名」プレーヤー二人がぶっ壊れキャラを引くべくガチャを回していた。

有名プレーヤーといわれる人の動画なので、「このぶっ壊れキャラはさすがにおかしい」等の

ゲーム全体を心配する発言があるのかと思っていた。

しかし、そんな発言はなかった。

彼らはただひたすらに<今、このガチャで、このキャラを手に入れなければヤバい>と

感じているようだった。そこには強迫観念めいたものが見て取れた。

有名プレーヤーにとってはゲーム内の強さこそ本当の「リアルなのだろう。

しかし勿論このゲーム内の強さの「リアル」がゲームが成立している限りのものであり、

ゲーム自体崩壊すればその強さの「リアル」も当然あっけなく崩壊するという

俯瞰的視点は持てていないように見えた。

それほど「リアル」なほどにパズドラは魅力的でこれまでゲームがうまく成立してきたのだと思う。

からこそ、いまぶっ壊れキャラを手にしたプレーヤーが有名無名を問わず

このぶっ壊れキャラの強さを持つ側として持たないものに対して、

「まぁまぁ、そこまで気にするなよ」と諌めているのはなおさら滑稽に見える。

ハイパーインフレ大金を手にしたら、こんな感じだと思う。

「おっしゃー!大金手にしてウハウハだぜ!!え、お前持ってないの?」

いやいやいや、それすぐに紙屑になるから、本当に下手すりゃ全部無価値になるんだぜ。

今までみたいに優越感に浸って喜んでる場合じゃないんだぞ。

正しい言葉の使い方

言葉が移り変わっていくものってのは知ってるんだけど、

それでもマスコミの使う号泣って言葉違和感を拭えない。

号泣:[名](スル)大声をあげて泣くこと。泣き叫ぶこと。「遺体にとりすがって―する」

ってことだから本来は声を上げてからじゃないと号泣にはならない筈なんだけど、

ちょっと涙を流しただけでも「予選敗退に○○号泣」とかよく見る。

正しく「予選敗退に○○涙」とかにして欲しいけど、記者的にはインパクトが足りないのかね?

売り上げその他のために、日本語が変わってくのはなんとなく嫌だなー、と思う。

爆笑とか姑息みたいに本来と違う意味の方が一般的になった言葉も多いし、泣く=号泣になるのも時間問題

そうなったら号泣を上回る泣きっぷりってことで野々村クラス慟哭会見とか言われるんだろうか。

腹減った

なんか食べたいけど、お茶煙草しかない

煙草ばっか吸ってるよ

http://anond.hatelabo.jp/20150226015916

デートじゃないけど、口実見つけて食事に行ったよ。

誘ったとき微妙だったけど、具体的に店の名前出したらすごく喜んでた。

飯のときは、俺が話すたびに「それは違いますよ」って自分意見を言い出すんだよ。

前は、「はい、そうですね」としか言わなかったのに。

言いたいことも言えるような仲になってきたんだな。

http://anond.hatelabo.jp/20150226020223

dqxとか?


でも「古き良き」だとPK必須じゃないの?

古き良きMMORPGがやりたい

パーティー組んだら数%程度経験値を稼ぐ効率が良くなって

・敵は金も落とすけど基本的には素材アイテム落として

・その素材アイテムを換金したり装備作る材料にできて

最初のうちは良いけど、強化するのが+の数字が増えるごとにどんどん鬼畜になっていって

ペットが飼えて

釣りがある

そんなMMORPGを今からやりたいんだけど何かおすすめない?

美幼女になって疲れたおっさん達をいーこいーこしたい

あっスペック三十路デブです。

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