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はてなキーワード: 桜庭一樹とは

2018-08-10

三大俺が好きな作家エピソード

桜庭一樹空手が超強い

西尾維新京都に住んでて二十歳のときデビューした

法月綸太郎図書館の自由に関する宣言を知らず超怒られた

我孫子武丸盗作かと思われたヘロQを許した

霧舎巧キリン関係している(これだけ物語の中の話だぞ)

乾くるみ女性だと勘違いしている人たちが読むJの神話嫉妬事件

麻耶雄嵩作品を読むたびに「これは夏冬超えた」と嘯く俺

FGO大好きミステリ作家群の存在

北村薫覆面作家の頃マジで女子大生と思われていたってのがあるんだけど

これどう考えても嘘だとしか思えない

当時の人間マジで言ってたの? 冗談じゃなく?

そのデーモン閣下の年齢的なやつじゃなく?

2018-04-16

桜庭一樹冲方丁有川浩らが活動の場を広げて「越境」と呼ばれ、またいわゆる「ラノベレーベル」以外でもラノベ的と言われるようなブックデザインが顕著に増えてきたのが2005年ごろ。

いわゆる「ライト文芸」の嚆矢としてメディアワークス文庫が生まれ、またラノベ作家が「ラノベレーベル」とそれ以外とを行き来することがすっかり当たり前になったのが2010年ごろ。

ライト文芸」が急拡大し、もはや一般文芸ライトノベルとを区別することができない、あるいはその必要もないくらいに境界が薄れてきたのが2015年ごろ。

いまさら一般小説の表紙がどんどんラノベ化していってる」ではてなが盛り上がるのが2018年

2018-01-24

勝手図書室の思い出を綴る。

https://anond.hatelabo.jp/20180124221748 を読んで現場は大変なんだなと同時にそういうものを書き込んでくださった増田さんに感謝している。

大変そうだけれど、無理しすぎず、ほどほどのところで過ごして欲しい。


それだけじゃ何なので、掲題通りである

一時期入り浸っていたことがあるので記憶のある限り書いてみる。

小学校は何回か転校していたため、正直各学校の独特の匂いとやけにじめっとした、あるいはやたら日当たりの良い図書室の壁に添って作られた本棚を思い出す。図書カードの置かれたあのカウンターだとか。おとなしそうな図書委員だとか。似たような雰囲気だなあと思っていた。

低学年の頃は授業時間に行く以外では寄り付かず、気が向けば学級文庫か自宅にある本を読んでいた。

その頃好きだったのは大判で、フルカラー写真が多く載っていたこごましたもの特集されていた本だった。

ただ眺めているのが楽しかった。シリーズで何冊かあったが、色で分類されていたと思う。漢字で書かれていたテキストの部分も気が向けば適当に読んでいた。

不遜な子どもだったので、およそ感想文の類を提出したことがなかった。課題図書もふーんと眺め一度だけ気になったものを借りたか買ったかした程度だった。

自宅では主にオカルトに凝っていた時期だったと思う。魔女とか怪談とかそういうものを読み漁っていた。


中学時代。できて20年未満の学校に進学した。

なんとなく耳をすませばを思って、半年かけて図書室の本を全部読んでみた。伝統ある学校に比べたら冊数はそれほどでもないと思う。普通教室3部屋程度。読んでみたが読んだはずの本でもおぼえていない本が結構ある。

きっとその頃は読み切ることが目標だったのだろう。それでもいまだにその頃出会った作家で読み続けていたり、何冊も装丁違いで購入した本があることはひとつの宝物だと思っている。

あとすべり止めで受けた私立高校入試で読んだことのある作品が題材だったのも愉快だった。

そこから高校までで多いときは一晩に文庫8冊。一番かかったのが篠田節子氏のハルモニアで2日だったと思う。

なんとなーく早く読めるようになったりもした。あの数年間は登下校時にも本を手放さなかった。

勉強あんまりしなかったけれど、勉強せずに中学2年で漢字検定2級が受かる程度には知識も増えた。

当時は図書カードがあったので、誰がどの本を借りたのか分かるのも面白かった。天沢聖司にも月島雫にも出会えなかったけれど。

ここ数年で文庫化された書籍も当時はハードカバーで、月に10前後は購入されていた。それを片っ端から読みつつ、すでにあった蔵書も読んでいた。

多感なお年頃なので、性描写のあるもの出会うと成人指定境界ってどこやねんと思ったりしながら読んだ。(し、本屋に行けば女性向けのBL小説は性描写があっても普通に買えた。謎だ。凝り性なものでそちらもだいぶ読んだがこちらは卒業たかもしれない)(コバルト文庫でも結構あると思う)(基準が謎だ)

野中柊氏のダリアとか、ドキドキしながら読んだ。今思えばかわいいものだ。

後宮小説なども読んで良いのかなと思いながら読んだ。


地元公立高校で初めて、司書さんという存在を校内に認識した。いつも白衣をまとった女性で、図書館以外にもいるんだなと思った。その学校では希望があればCDなども購入していた。

アングラっぽい写真集や当時走りだったライトノベルを一式入れてくれたりもした。(その後、メディアミックスされた各作品初版本が揃っていたため、数年後盗難にあったそうだ。嘆かわしいと同時に初版本に価値を見出す感覚がまだあるのだなと感じた)

同時に、遠野物語をはじめとする民俗学やら薔薇の名前やらを借りまくっていた。

学業に励む生徒にとっては、赤本がずらりと並んだ赤本専門の小部屋があるのも魅力だったかもしれない。

その頃は読んだなあというほどは読んでいないと個人的には思っている。

ただ、気になっていた本たちをするする入れてくださった司書さんには当時も今も感謝している。

森博嗣氏のシリーズもいくついれてもらっただろうか。講談社ノベルスがやたら充実していた。

お小遣いでは追いきれない本たちをあの時期に読めたことには感謝しかない。


うってかわって大学ではまあひどいものだった。

専門課程書籍もあまりない。

ちらほらある小説もだいぶ前で時が止まっている。

大型書籍比較的充実していたが、借りるには重いので閲覧のみとなる。

専門書も同じく時が止まっていた。

半地下で静かで独特の雰囲気が好きだったけれど、およそ学業のための空間ではなかった。

卒業後も利用できるということだったが、生憎地域図書館の方が便利であった。



今につながる本の思い出。

急接近したり、離れたりしつつも、どんな格好であれ図書室・図書館存在してくれればいいなと思う。

読む子は何をしても読むし、読まない子は読まない。

ひどいようだがそんなもんだよなと思う。

あるときブログ家族から勧められた本が という記事を見て、自分の家ではない習慣だなと思った。

家の中にある本は読みたいだけ読んだ。隔離されているような本も気になればこっそり読んだ。

教育機関にあったら驚かれるかもという本もリクエストして入れてもらえれば読んだ。

面白かった本を教えてと訊かれたら100冊くらい列挙できた(今はどうだろう?)

それだってきっかけは耳をすませばだ。(個人的気質はあるにせよ)

こういう本が読んでみたいなと思って書いたこともある。

作文はからきしだけど、幸か不幸かある程度蓄積があるので大学教員には高評価だったりもした。

もうちょっと器用だったら桜庭一樹氏のようにアウトプットにも使えたかもしれないが、そこに愛が足りなかった。

ルールのあるなか、大変苦しんでらっしゃる元増田さん越しに、学生時代、本を介してお世話になった司書さん司書教諭先生方には感謝を伝えたい。

制限あるなか、出会いをくださってありがとう

思えば、落ち込んで図書室にこもっていたような日もあったと思う。

期限通り返せなくてお手間を取らせたこともある。申し訳なかった。

それでも、「これです」とは挙げられないけれど、人生を形作る何かを図書から得たと思っている。

あの少しだけほこりっぽく、冬はむっと暖房が入った空間を懐かしく思う。

2017-06-27

ファイナルファンタジータクティクス』で召喚できる(新)本格作家

本気でかっこいいとおもってやりました。実在人物作品関係はありません。


・死屍の綾なす四ツ辻の、獅子も恐れる行く人の、知らぬは読者ばかりなり、綾辻行人ッ!

 [中範囲に防御無視ダメージダメージ量は詠唱者のHP残量に反比例)+範囲内の味方のDEFアップ]


・我が産みし死靈天上天下に及ぶものなし! 開け、聞け、探偵三道宝階ッ! 麻耶雄嵩ッ!

 [フィールドの天候がランダムに変化+各敵キャラの装備をランダムひとつ破壊(防具や魔法による回避不可)]


・私の城は美しいお城、私の頭文字は完全なる円にして王の証ッ、死ぬまで踊れっ、舞城王太郎ッ!

 [敵全体に混乱+詠唱者のSTR大幅アップ]


・実るほど頭を垂れる稲穂かな。不燃にして不稔に非ず、エリシャの奇跡の裔と知れッ! 米澤穂信ッ!

 [味方全体のHP回復+リレイズ]


・円心に居して惑うことなし、今宵ささめくあなた挽歌、参ります円居挽ッ!

 [味方全体にヘイスト+ランダムで敵の一人に死の宣告]


・連なる城は堅固にして絢爛、三度否まず三界を紀(おさ)むッ! 連城三紀彦ッ!

 [中範囲の敵味方すべてにMPHP入れ替え]


・その桜の木は一本でした。桜の木は満開でした。咲いて撃ち抜けッ! 桜庭一樹ッ! 

 [中範囲の敵にドンムブ+ドンアク+確率で防具破壊]


コケコッコッコ……コケーッ! 似鳥鶏ッ!

 [敵全体にチキン]


・清涼のうちに流水は苔むさず、命育みメフィストフェレスの女媧とならん! 清涼 in 流水ッ!

 [敵全体に水属性の大ダメージ+サイレス]


月光遊戯、双頭の悪魔国名を端から君に聞かせよう…… 英明なる都は祝福に満ちている。今出(いまいず)る川より通るがいい――アリスト(高貴なる)アリス有栖川有栖

 [敵全体にチャーム+ポイズン+faithアップ]


異能魔術師よ、奇跡をもって正邪を糺せ! 井上真偽ッ!

 [敵全体のステータス強化と味方全体の状態異常を解除]


・月は深(み)ちた……時よ止まれ辻村深月ッ!

 [敵全体にストップ]


・ひらかせていただき光栄です。皆川博子ッ!

 [味方全体にリジェネ+リレイズ+状態異常回復]


・朝明に白む山よッ! 一なる愛を識る永遠よッ! 枕木に憂う士(さむらい)よッ! 三位全一なる二文字に集えッ! 乙一ッ!

 [対象キャラの全能力値が大アップ]


・投之於冰上

 鳥何燠之

 何馮弓挾矢

 殊能将之ッ!

 [その戦闘第一ターンから仕切り直しに]


楽園死神、その胸中に二心あり。右はくろがね、左はからかね。楽園死神、その掌中に二刀あり。左は剔(そ)るもの、右は樵(こ)るものいのち捧げよッ! 汀こるものッ!

 [敵全体にレベル3デス]


・占うッ、亜細亜の星を――島々の星は荘と出たッ! 島田荘司ッ!

 [敵味方全体のアビリティシャッフル]


・いちかはじめか、はじめかいちか。どんととびでて折るか祈るか、心は螺旋折原一ッ!  

 [敵味方全体のうちランダムで一人にデス+ランダムで一人にレイズ(気絶キャラ存在する場合のみ)]


西尾維新(ハタチ)ーーーーーッッッッッッ!!!

 [敵全体に特攻ダメージ詠唱者は戦闘から除外(死亡ではない)]


・その本は本にして本に非ず、立体にして三次元に非ず、凶器にして狂気に非ず、どすこいどすこい京極夏彦ッ!

 [中範囲の敵に大ダメージ確率でスタン+三マス後方へノック]


黄昏に発つミネルヴァの梟は最強にてよしとする。駆けぬけろッ、笠井潔ッ!

 [フィールド上の敵味方全てに確率即死(即宝箱か石になる)]

2017-04-04

急に思い出したけど

桜庭一樹小説に「鞄」って名前女の子がいたなあ

読みはそのまんま「かばん」

読んだの何年も前だからうろ覚えだけど家で急に生まれしまって鞄に入れられて病院に運ばれたか名前は鞄みたいな由来だったと思う

桜庭一樹小説DQNネーム多いがそれにしたって人名に鞄はねーよと思ったが

今、かばんの名を持つ女の子に全国のオタクが涙してるんだからわからんもんだよな

2017-03-14

架空新聞記事が出てくる小説が好き

例えが古いが桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』とか、宮部みゆきの『魔術はささやく』みたいなの

作中で起こった事件事故にかんする記事引用しているというていで、地の文から変わって報道文体になるのがゾクッとする

フィクション現実が割り込んでくる感じというか

(現実新聞記事はそこまで細かく報じねーよってこともあるけど、まぁそれはご愛嬌ということで)

最近作家さんをあまり知らないので、そういう作品があったら教えてくれさい

2016-07-05

http://anond.hatelabo.jp/20160705221319

逆に、めちゃめちゃ売れてる小説ラノベかどうかは微妙)なら、

表紙にイラストなし、挿絵皆無のバージョンが出ることはあるぞ。

十二国記」「デルフィニア戦記」「彩雲国物語」あたり。

桜庭一樹もかなり、ラノベイラストなし小説になってる

 

 

ああそうだ、なぜラノベイラストを付けるかだが、

ラノベ自体おもしろくても、立ち読みでその場で作品自体評価ができる人はまれな訳だ

そうなると、目を引くイラストを付けて、あるいはイラストレーター自体の知名度を使って

いい作品を世に出やすくしたいわけ

その場で聞けないCDに、ジャケットを付けてイメージ喚起させるのと似たようなもんかな

2014-10-03

私がラノベを読まない理由

はじめに私にとっての「ラノベ」の定義します。「表紙にアニメっぽい絵が描いてある本」。以上。

続いて理由です。「アニメっぽい絵が表紙だから」。以上。OH、トートロジー

レーベルにかかわらず、アニメっぽい絵が表紙だとまず手にとりません(唯一の例外は『ルー=ガルー2』。読みたさが勝ってノベルスをイヤイヤ買ったが、読後すぐ売った。そんで文庫を買い直した)。

((話は逸れるが、作品映像化にあたって、文庫カバーデザインを変えるのやめてほしい。俳優顔写真ドドーンって表紙の本を誰が欲しがると思うのか。帯にしろ帯に。))

学園ものミステリーオカルトSFなんかを取り入れたエンタメ小説は好きなので、おそらくこんな理由で手にとらないのは損してるんだろうなぁとは思うんだけど、なんでかダメなんすよね。

いわゆる「ラノベ」と呼ばれる作品で、アニメ絵を無くしたバージョンが出てたりしませんかね…電子書籍でいいんで。そしたら読んでみたい。

桜庭一樹さんみたいに、ラノベ時代作品新装版が出ていると私のような読者にはありがたいんですが、まあレアケースですよね。

追伸

伊藤計劃さんの『虐殺器官』『ハーモニー』もアニメ表紙になったんか…。持っててよかった旧装版。

2014-05-20

峰なゆかって例の、男のいじめを取り上げた四コマのせいで女の味方みたいに言われるけど実際は全然そんな事ないと思った

新しく出来た雑誌コラム映画『私の男』についての感想イラストと共に書いてるんだが、

そこで義父から性的虐待を受けているヒロインに対して

ダサい恰好で男の庇護欲を掻き立てるあざといタイプ断じて一方的に扱き下ろした上で

義父の彼女であるライバル美女の方が感情移入出来ると書いていたんだが

それを見てドン引きした

単なる三角関係ならともかく、保護者から虐待被害者に対してどうしてそんなに敵意丸出しになれるんだ?

10歳で引き取った義父から性的関係要求されるなんて地獄じゃないか

とてもじゃないけど男に選ばれて羨ましい立場だなんて思えない

ネタとしてやってるんだと言い張るのかもしれないがそれにしても不快

フェミニスト峰なゆかを評価している人も多いがこのコラムを見たらどう思うんだろう…

(それにしても胸糞悪い作品だな。これが直木賞を取ったとか世も末だな。

映画サイトを見ても『十代とは思えない妖艶さ』とか書いてあるのか…気持ち悪過ぎる。

桜庭一樹って女性だよな。虐待犯罪として描くんじゃなく美化して書いてるとしたら信じらんない)

2014-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20140420200750

あげられているラノベラインナップからみて10年前くらいに中学生でそのころは読んでいたと言う設定なのかな。

今は20代中盤くらいで主にミステリを読んでいると。文章からはもう少し幼い印象があるけど、まあそんなところでしょう。

そいで、ラノベ全体は嫌いというわけではないけどパロディ要素が主体のものは嫌いと。

上記の認識質問に答えていきます

ラノベしか読まない?他の小説は読む?それは何故?どこに魅力を感じている?

ラノベ以外ももちろん読みます。というかそれが普通じゃないですか?

ちょっと前はラノベと一般小説はかなり断絶した状態にあったと思うのですが、現在はだいぶその境界線は緩くなってきたように思います

冲方丁とか桜庭一樹が賞をとったころは「越境」なんてキーワードが取り上げられたりしましたけど、最近はあまり言われなくなったんじゃないかな。

どこに魅力を感じている?と言うのはどちらに対してかな。

いずれにしても面白そうだから読んでいるだけだけど。

ラノベファンはラノベを一般娯楽小説定義付けのために一般と称しているだけ)と同じだと思っている?

明確な基準はないと思っています

特に最近は。

ラノベで、パロディ要素が殆どを占めるようなものはどう思っている?

具体的に言うとどう言うのかな。

這いよれ! ニャル子さん とか?

特に嫌悪感はないかな。

一般小説にもありますよね。

そっちもダメなのかな?

ラノベは何故ジャンル分けされない?ライトノベルという呼称は既に不要ではないか?

児童小説とか最近はあまり言わないような気もしますが、ヤングアダルトとか、主な対象年齢層を示すジャンルわけはほかにもありますし、特に不要だとは思いません。

しろ漫画アニメ等と一般の娯楽小説をつなぐ重要役割を持った作品群ではないかと考えています

ラノベなくなったら中高生とか読む本に困ったりするんじゃないかな。

中高生主人公とかで、ターゲット中高生とした一般小説って多くはないし、

ジャンルとしてまとまってた方が探す方も楽でしょう。

まとめて語られることのデメリットも大きい。

これはまああるのでしょうね。

SFの賞とかから漏れたりとか。

ただ、今のようにラノベと一般小説境界線が薄まっていく流れが広がればそのあたりは解決されるのではないかと考えています

もしかしてまとめサイトとかで「最近ラノベwwwwwwwwww」とかやられることを言ってるのかな。

そりゃジャンルの問題じゃないべ。

一般小説ラノベ化とラノベの先鋭化

ここ10年、もしかしたら5年くらいの傾向として、一般小説ライトノベル化がある。

ライトノベル作家が一般小説に進出するという形で始まり、気づいたらかつてはラノベとして扱われていたような作品が一般小説として出版されるようになる。米澤穂信有川浩冲方丁桜庭一樹などがここに当たる。今では彼らもラノベ作家とはみなされないだろう。そして次第に、かつてはライトノベルとして出てきたような作品最初から一般小説として出るようになる。似鳥鶏仁木英之森見登美彦機本伸司あたりは、世が世ならラノベ作家としてキャリアスタートしていただろう。一般文芸から出た作家ライトノベル的な作品を、表紙がアニメ絵だったりキャラの立て方がライトノベル風だったりする作品を、文庫という形で出すことも増えてきた。

それと同時に、ライトノベル定義される作品群は次第に先鋭化し、表紙はより萌え萌えになり、話はより典型をなぞるようになり、お約束化は進行していった。いわゆるコテコテラノベというヤツだ。邪気眼で、中二病で、萌え萌えで、中身があまりないやつだ。

結果として、一般小説ライトノベルの一部を取り込み、「ライトノベル」の定義が狭まったのだ。かつてはライトノベルだった作品群が今ではライトノベルではない。そして、今ライトノベルと呼ばれる作品群の『ラノベ濃度』はますます高まっていく。

そういう状況を加味して、どこをさして「ラノベ」と言っているのかはっきりさせないと、議論のしようがない。

ラノベしか読まない?他の小説は読む?それは何故?どこに魅力を感じている?

上記のような境界領域作品を好んで読みます。今のラノベ全然熱心に追ってない。

ラノベファンはラノベを一般娯楽小説定義付けのために一般と称しているだけ)と同じだと思っている?

「今のラノベ」は別物が多いけど、全てが別物じゃない。一般小説境界を含む)で通用するような作品は今でも存在する。

ラノベで、パロディ要素が殆どを占めるようなものはどう思っている?

知らん。面白ければオッケー。

ラノベは何故ジャンル分けされない?ライトノベルという呼称は既に不要ではないか?

今のラノベを分離するには必要定義なのでは。

http://anond.hatelabo.jp/20140420200750

2013-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20130419093831

桜庭一樹が好きでよく読んでるんだけど、ほとんど家族物だな

しろ橋本紡さんが言う大人を描いた小説が売れてた時代を教えてほしい

夏目漱石森鴎外太宰治カフカカミュも、全部読んだわけじゃないけど代表作は若者しか描いてなくない?

2012-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20120223092353

教科書受けする内容で、かつ一般に知名度が無いとダメからなぁ。

どちらか一方を満たす作品は多いけど、両方とも満たすと言うと、

桜庭一樹とか、有川浩とか、そのあたりになるんじゃないかな。

乙一短編もいいかもしれんね。

あるいはファンタジー枠で『十二国記』とか。

冲方丁シュピーゲルシリーズが載ったら面白そうだけどね。

あのクランチ文体をどう講義するのか。

2012-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20120114210928

ひとつ前のTBが指摘しているように「精神病」としてのペドフィリア社会情勢と関係なく以前から存在しているが、商業主義による「性的対象の低年齢化」は確かに戦後日本独特の社会現象だった。「幼い」「成熟していない」ことが性的アイコンとして『メインストリームで』もてはやされるようになったのは日本における「アイドル」という概念誕生と時を同一にしている。テレビの中の「成熟していない」少女に欲望を向けることに慣れた男たちが現実世界においてもその欲望を露わにしていく過程を「焼畑農業」と呼ぶことはさして間違いではないし、そこから戦後日本社会病理を読みとることも可能だがそんなことは宮台先生あたりに任せておこう。サブカルチャーにおける「戦闘美少女」の誕生とその一つの達成点としての冲方丁桜庭一樹に関しても、ここでは言及しない。

重要なのは「焼き払われた」少女性をどうとらえるかだ。男性の欲望がより低年齢へと向かい彼女らが「私は女であり、女は売り物である」という自覚を低年齢で持つことが社会的に/倫理的に悪なのかどうかという判断はここには示されていない。もちろん女児性的欲望を向けることをためらわない男性/そのような男性存在する社会危険である。だがそのような現実を自覚したうえで、彼女らにどう「武装」を施すかが、母親としての責任でもある。ジェンダーに関する教育はそのあとでいい。もちろん元増田自分の中の「焼き払われた」少女性を自分の娘に肩代わりさせたいのだ、というなら止めはしないが。

2011-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20111128221615

その女の子がどういう女の子かわからないけど、女の子に勧めるなら桜庭一樹作品が良いと思う。

最近直木賞取った作家からオタクコンテンツ偏見があったとしても抵抗が少ないし

何より女の子の心情に沿った物語を書いている。

お気楽エンターテインメントが良ければ「GOSICK」を、重めの話が良ければ「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」を勧めてみてはどうだろう。

少女には向かない職業」も良い。

もしその女の子が極度の活字中毒

・どこに行く時も文庫本を手放せない

・暇な時はつい、辞書やチラシ等、手近にある活字を目で追ってしま

・本を買う時はつい、文字数÷値段でコストパフォーマンス計算してしま

タイプなら、西尾維新もおススメしていいと思う。

化物語か、戯言シリーズ

2011-03-16

GOSICK特別番組の放送は休止なのか?1週遅れであるよう

公式サイトから以下の文面がこっそり消されているので、

ここにコピペしてみる。

念のため注意:以下の放送の予定は(3.22訂正)(独自ドメイン公式には)掲載されておりません

(3.27追記:一週遅れで放送される模様です)

GOSICK特別番組のオンエアが決定!>

「春来たるGOSICKスペシャル  -美しき怪物は混沌の先を視る-」

ナビゲーターヴィクトリカ&一弥。

二人がさまざまな混沌を集めて、「GOSICK」の先を予測するという。

果たして二人は無事に混沌の再構成ができるのか? そして気になる「未来」とは――?

出演:悠木碧江口拓也下屋則子鹿野優以桜庭一樹yoshiki*lisa

★オンエア日程  

テレビ東京   3月18日(金)深夜1時23分~ # 3.27追記→1週遅れの3月25日に放送済み

テレビ大阪   3月22日(火)深夜1時30分~ # 3.25追記→1週遅れの29日か?

テレビ愛知   3月21日(祝)深夜1時28分~ # 3.25追記→1週遅れの28日か?

テレビせとうち 3月23日(水)深夜1時18分~ → 深夜1時38分~に変更になりました # 3.25追記→1週遅れの30日25:48か?

TVQ九州     3月23日(水)深夜1時43分~ → 深夜2時3分~に変更になりました # 3.25追記→1週遅れの30日26:13か?

上記のオンエアの回は、通常の本編はお休みとなり、特番の放送となります。ご注意ください。

http://megalodon.jp/2011-0314-1933-42/www.gosick.tv/story/index.html

↑(3.22修正)放送不確定(1週遅れで放送するかも?)

2010-09-09

ラノベから一般文芸への転向の理由

http://togetter.com/li/48558

以下、チラ裏

ラノベ作家が次々と一般文芸転向する理由

1.儲からない

結局は金。例えば桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」。富士見ミステリー文庫版では500円。3年後に再版されたハードカバー版では1400円。さらにラノベイラストレータ印税が折半になるので1冊当り25円の印税ハードカバーなら10%で140円の印税ライトノベルレーベルから出た文庫だと、6冊売れてようやくハードカバー1冊分の印税になる。

中高生が対象なんだから単価の低い文庫で出すのは当たり前」って言う人もいるだろうけど、でもラノベ界で一番売れている(という言われている)西尾維新の主戦場は、単価がやや高い講談社ノベルスハードカバー並みの単価の講談社BOX。これを考えると、文庫が主戦場だったのに長者番付常連だった神坂一て、ものすごい売れてたんだなって思う。「文学少女」の野村美月ですら未だにバイトしているっていうし。

さらに一般文芸作家には文学賞がある。直木賞吉川英治文学新人賞山本周五郎賞推理作家協会賞、あと純文学では三島由紀夫賞芥川賞ラノベ作家には本当に関係に無い文学賞なので除外)。これらは賞金が出る上に、受賞すると普段本を買わないような人まで買ってくれる効果がある。ラノベアニメ化すれば同じような効果があるだろうけど、深夜アニメ直木賞、どっちが効果があるかは自明だろう。

さらにこれらの文学賞を受賞すると、地方から講演の仕事が舞い込む。これが1時間ぐらい話すだけで100万円ぐらいもらえるというからバカに出来ない。また、ある程度キャリアを積めば新人賞や各文学賞選考委員になれて、それも収入源となる。純文学系の老作家の主な収入源はそれ(メッタ斬りコンビ福田和也が批判している、大作家福利厚生)。残念ながらラノベには、まだそこまでのシステムはない。

2.長い間書けない

角川スニーカー文庫が創刊してもう20年以上経つけど、創刊からずっと書き続けている作家ってどのぐらいいいる?50代で現役のラノベ作家は?しいて言えば、田中芳樹が現役といえなくもないけど、彼は遅筆というよりも才能が枯渇しているせいでまともに小説を完結できなくなっているように見える。

資料をあたる能力と知識が必要なファンタジーSFならば、ある程度年をとってもかけるだろうけど、今日日流行の学園モノって40過ぎたおっさんおばさんが、主要な読者層である10代の若者が納得するように書けるんだろうか。ここ数年で一般文芸転向した作家たちは、皆1970年代生まれ、いよいよ「若い感性」というライトノベルにとって必要なものが喪失し始め、小説技術を身につけた作家転向しているんだと思う。そういえば、2年以上発売延期している谷川流70年代生まれだった。多分彼もラノベ界を去るつもりなんだろう。

以上、思いつく限り。

2010-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20100722171122

それは「作家側が活路を求めて」というより、非ラノベ業界側が有望な作家に声をかけるいわば「出世コース」です。

極端な話、「砂糖菓子」以降の桜庭一樹氏のように実力を認められると、多数の出版社が一斉に声をかけて、各社から競うように次々と一般小説が出ることになります。

2009-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20090730235857

俺、非コミュの典型で大学入ったばかりの頃、本当に友達ができなかった。知り合いはできるけど、友達は無理。サークル入っても無理だった。大学入って4月の終わりから、一人学食非コミュがずっと一人だと、ますます非コミュになる。たまに話す機会があると、すっげー嬉しくなって、余計にべらべらしゃべってしまう。それで、煩い奴と敬遠されて、ますます喋る相手がいなくなる悪循環だった。

時間があるからゲームバイトに精を出したが、ゲームにも飽きてきたので、読書するようになった。

昔から小説は読むのが好きだったので、図書館で借りたり、大学生協で買ったり。ジャンル桜庭一樹など。それで、作中内の気に言った台詞を声に出して読むようになった。作中内の人物像をイメージしながら読むようになった。そうすると、だんだん他人との会話に抵抗がなくなってきた。作品内の会話が、実生活の会話モデルみたいな位置づけ。堅苦しく言えば、会話の勉強の一環として小説を読んでいた。

そうこうしているうちに、大学内で親友ができた。そいつも他人とつるむのが嫌いなタイプ。一人でいることが多い者同士だったけど、気があった。そいつとの会話は特に気兼ねもなく。今でもしょっちゅう連絡を取り合っている。

もちろんコミュ能力は育った環境にも依存するからすぐには改善されないと思う。今でも、自分コミュ能力は中の下くらいだと思う。会社同期のリア充グループにはついていけないけど、それなりに仲の良い友達もできて、仕事もそこそここなしている。

自分経験だけど、小説を声に出して読んでコミュ能力が向上した。これがほかの人にあてはまるかはわからない。

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