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2024-05-11

[] 他人意識して描くときはヒット作をそのままなぞると良いと言うが

趣味長編ラノベ(ライトノベル)を書きたい増田をみたので、ワイも考えてみた

(以前、カクヨムなどで長編を完結させたというすごい増田もあったけど、今回はそれ以前の問題の『何を書こう』)

 

ワイが他人意識せずに、自分自身のためだけに書けるのは、マンガでも小説でも、50ページくらいがエネルギー限界。このページ数はとても長編とは言えない

50ページ以上書き進めるには、外部からガソリン必要だが、他人に読んでもらうためには、他人を楽しませようと意識する必要がある

他人意識すると、へっぽこなのを誤魔化そうと見栄を張ることになり(なお、誤魔化せる訳がない)、結果として筆が進まなくなるので、長編作ろうが未達で終わる

 

趣味なのに自分技量無視して無駄な見栄を張ろうとする問題・・・まぁさておき、他人意識して描くとき(楽しませようとする時)は、ヒット作をそのままなぞると良いと言うが、

ワイが好きな万人向けヒット作はドラゴンボール以外に無いんだよなぁ・・・ドラゴンボール鳥山明の超画力でなければ成り立たない

ドラゴンボールを題材にせんでも、バトルもの空間認識能力が高く、人体構造を考えて描くのが楽しい人にしか向いてないが、空間把握能力が死んでいるのは元より、骨格や筋肉、関節にも死ぬほど興味がない

 

ワイは死ぬほど運動音痴なので、ダンス新体操を見て、人間本来はこうやって動くことも可能なんだなァ・・・ってなるのは好きだ。ついでに、映画時代劇ゲームで、たびたび魅せてくれる映え殺陣(たて)も見るのも好きだ。でも、骨格や筋肉、関節には死ぬほど興味がない。そのため、現実格闘技武術剣術には微塵も興味はない

じゃあ、銃になら興味があるか?と言うとない。なぜなら基本的に銃には殺す以外の目的が無く(スポーツとしての銃もいちおうあるが・・・)、いままで書き連ねてきたことと比べると、人間身体ってこんな風に動くことも可能なんだなァ・・・ってなる要素が薄いかである

クレーン射的とか実際に体験したら、きっとスカッとはするのだろうけど、自分が描きたいか自分3Dキャラ操って楽しいか?と言われたら別だ

 

強いて言えば、人がそれぞれの自然姿勢で歩く様子を見るのも好きなので、その文脈なら骨格や筋肉、関節に興味が持てるが、それはバトルじゃないし、

スポーツテーマにしたマンガ小説映画で好きな作品ひとつもないので、競歩をやろうって気も微塵もしない(日記エッセイならいいだろうけど、長編を書こうの目的からは逸れる)

 

 

鳥山明以外では、ONE も好きだ。ONE も万人受けする大ヒット作家だ。ONE ならバトル描写のもの以外がメインになっているが、ワンパンマン村田雄介の超作画じゃないとマス受けはしなかったよなぁ・・・

というか、『マッシュル』の前に、ジャンプで『努力しすぎた世界最強の武闘家は、魔法世界を余裕で生き抜く。』という作品があって、ワンパンマンスタイルで描かれていたにも関わらず、ウケなかったもんなぁ・・・

なお個人的には『魔法世界を余裕で生き抜く』はとても気に入っている。イヤな奴、悪い奴がいっさい出てこないコメディで、めちゃくちゃ単純な話だから

主人公はサイタマと同じく何でもワンパンで倒せるチートフィジカルを持っているが、魔法に関しては絶望的に才能がない。それでも魔法が好きで、魔法使いを目指すという大変分かりやすストーリー

結局、主人公はすごい魔法使いになることはできないが、ささやか魔法は使えるようになる。主人公はそれにめちゃくちゃ喜んで満足し、今日よりも明日!少しずつでも能力を向上させよう!と前向きに努力を続けてマンガは終わる

(ただ、『魔法スターマジカルエミ(1986年) 』でも、主人公の舞が魔法を捨て去り、自分自身の力で本当のマジシャンを目指すみたいなのが、マス受けしてる感じしないし、作画以外の要素もありそう)

 

マッシュル』もワンパンスタイル作品かつ、海外で大バズりしている。魔法世界フィジカル全振り+すごい魔法使いになるっていうコンセプトは、『魔法世界を余裕で生き抜く』と共通している

ボーボボ彷彿とさせるギャグシーン/良いヤツばかりの日常パート差別や困難に立ち向かう前向きな姿勢ボースティング、これらはワイも超好き

ただ、主人公マッシュワンパンで敵を倒すシーン・ギャグで圧倒するシーン以外のバトルは、個人的にはあん面白いとは思えんのよな・・・

週刊少年ジャンプ作家なので、一定クオリティが保たれているから、見るのが苦痛とまではいかないけど、正直、マッシュ以外のバトルは別に無くてもよくね?みたいな・・・(まぁ、バトルなきゃこんなに売れなかっただろうけど・・・)

結局のところ、ワンパンギャグじゃない正統派バトル漫画は、超画力の選ばれし者にしか描けないよなぁ・・・と改めて思うばかりよ

小説でも多分同じだわね。ワンパンギャグではない、読んでて楽しい、映える正統派戦闘描写なんて、気が遠のくわ・・・

 

 

とりあえず、ワンパンスタイルは頭の片隅に置きつつ、バトル/アクション描写がメインではない自分の好きな作品について考えてみる

でも、やっぱ、マス受けしているヒット作の中で好きな作品ひとつもないんだよな・・・。まず、マス受けする恋愛ものが好きではないし、特定フェチ推したいという情熱も無い

バトル/アクションがメインでなく、ウケそうな恋愛描写もメインでなく、フェチ特に無いという時点で、かなり対象者が絞られる

何かないかな?と思うが、何度考えても何もない。昔のハリウッド作品2010年以前)なら、それなりに好きな作品があるけど、うぅ~ん・・・

なお、他人を楽しませようとして、マス向けヒット作を模倣しようとする理由は、対象者を絞った作品で作者の技術が極端に稚拙だと、最終的に読者との文通のような形になってしまうから

ワイがやりたいことは、稚拙・未熟ながらも、読者に何かを感じさせる"物語を書くこと"で、文通ではない。ついでに、日記や観察報告を誰に見せることでもない(趣味長編ラノベを書きたいと言っていた増田もたぶん同じだと思われる)

ちなみに、鳥山明ONE、昔のハリウッド作品以外で好きな作品は、モノクロ時代日本映画小津安二郎作品、重苦しかったり淡々としているインディペンデント映画アキ・カウリスマキケン・ローチフィリップ・K・ディック川端康成遠藤周作いがらしみきおsink/かむろば村へ/Iなど)、海外ヤングアダルト作品児童文学名作劇場系(日本アニメーション制作系)のアニメあたりがぼんやりと好きだ。つまり鳥山明ONE、昔のハリウッド作品以外は、対象者が絞られる作品が好き

いわゆる巨匠大御所/名作/お子様も観てOK以外では、トッド・ソロンズ岡部閏、明智抄奥瀬サキなど、やはり対象者が絞られる作家作品が好き

ワイがこれらの作家作品をそのままなぞったら誰かとの文通になります・・・

 

 

ワンパンスタイル、昔のハリウッドスタイルで、ワイがなぞれそうなのないかなぁ・・・は、まぁ暇な時に考えつつ、

 

なんかヒット作でワイも好きなのないかなぁで思い出した、岡部閏の『グッド・ナイトワールド』、対象者が絞られまくっている作品から、せっかくアニメ化したのになんかすげ〜無風だけど、脚本パトレイバー横手美智子なのよ。『ネトゲSFギミックになってるサバイバー再生物語り』で興味が持てそうな世界中の人に届いて欲しい

グッド・ナイトワールドの絵の作り方も印象に残ったけどね。プラネットAI幻想的で無機質な描写や、ピコちゃんプラネットオフった後の日常パート描写よかったし、キャラのお目目の表現良かった

クソのクソの解説演出も、中学生(の見た目だが実はそうではない)ってぽくて、とてもよかった

 

横道にそれたところでおわる・・・

2024-05-08

anond:20240508144514

もともとは「SFの設定を延々と語ってる読者」と「ラノベ新刊を読んで『面白かった』で終わる読者」とでチャットルームの流速が違うから分けた、というところから命名されているのだが、命名者本人も「特に優れた語というワケではない」と語っているとおり、所詮個人勝手につけた呼称であって、その「ライト」という言葉ライトノベルの本質はないので、「ライト」とは何かなんて気にせず自分面白いと思う小説を書けばいい。

anond:20240508140515

ライトノベルの『ライト感』は文章ライト感だと思うけどね

最近はそうでもないが、以前は「ページの余白が多い」と揶揄されてたものだよ

 

日本小説が『言文一致からまれたように、ライトノベル不要描写や持って回った言い回しを避けて読みやすさを追求すればいいのであって、必ずしも内容を軽くする必要はないよ

anond:20240508141411

別にライトさを全面否定するわけじゃない。

大事な要素ではあるが、無理してまで絶対ライトにしなきゃいけないわけではない、って話だ。

漫画だって重苦しい作品はたくさんあるだろ。

漫画に含まれる程度のヘビーさはライトノベルでも許容されてるよ。

だって漫画みたいに読める小説」だからな。

2024-05-05

今のライトノベル文学的だよね

ライトノベルの作者も編集者も読者もインテリって感じがする

昔のライトノベルもっとレベル低かったと思う

今のライトノベルちゃんとした教育を受けた作者と編集者が作ってて、読者も目が肥えているんだよ

ずいぶんと敷居が高くなったもんだね

2024-04-30

弱者男性には教養がない(だから弱者男性になる)

anond:20240429103912

弱者男性というのは基本的教養がないため、知識感性を最低限持ち合わせていないと楽しめない芸術は全て毛嫌いしている(なぜならば、自分理解ができないから)。

この傾向はどんどん加速しており、もはやライトノベルすら読めず異世界転生やなろう作品しか楽しめないようになっている。

彼らにとっては、異世界転生やなろう作品、その他の美少女アニメこそが芸術であって、彼らの理解できる範疇にない芸術は「表現の自由」にすら入っていない。

弱者男性アンチフェミ表現の自由戦士を兼任して、自分たちが好きな表現しか守りたがらないことを考えればわかりやすい。

彼らにとっては、自分理解できないもの存在するべきではないし、そうした芸術を愉しんでいる女性が恐ろしくて堪らないのだ。

2024-04-28

卑しい女/卑しか女というスラングについて

美少女キャラを「卑しい女」と称するスラングについて、その興りが古すぎる上に虹裏という比較他所と隔絶しがちな文化圏からまれスラングなせいで

オタク美少女バカにする事言ってて気持ち悪い」「卑しいって普通悪口じゃない?なんでそんな事言うの?」みたいな誤解(でもないけど)をよく見かけるのでどこかに書き残しておきたいと思ったものとして残す。

https://dic.pixiv.net/a/%E5%8D%91%E3%81%97%E3%81%84

まあぶっちゃけ現状ではここ見るのが一番シンプルにまとまってるのだが…

まず始まりライトノベル原作アニメ「紅」であり、なんと2008年放送。15年以上前で書いてるこちらがびっくり。

「崩月夕乃」というヒロインが別ヒロインに「卑しい女」と言われるシーンが存在するのだが、

これが後に(小説漫画の)夕乃というキャラ主人公への愛の重さを指す褒め言葉として虹裏ファンの間で逆説的に使われるようになり、「夕乃さん卑しい!」「卑しい…」といった定型(語録)のように広まっていく。

そして紅以外の作品にも伝播していき、漫画アニメなどで重い愛情主人公に向けるキャラが出るたび感想は「卑しい…」で埋まり、「◯◯って子が卑しくてかわいい」のような使われ方をするようになった。

その後アイドルマスターシンデレラガールズ(今で言う「モバマス」の時代である)に和久井留美というキャラが「美優(三船美優)は卑しい女よ…」という発言をするという二次ネタ流行る。

これがソシャゲなどが流行るたびに定型として別の作品に引き継がれるようになっていき艦これシャニマスウマ娘・ブルアカ…と広まっていく過程でまとめやツイッターを経て虹裏以外にも流出し、

元の流れを全く知らない層にも広まってしまった結果「卑しい=愛が重いヒロインへの褒め言葉」という前提の認識が一切ない場所でもそのまま流れで使われるようになってしまった…という経緯があるわけだ。

個人的にはこんなことになってしまった今となっては「その用法を知らない人もいるのだから誤解を受けやすいのは避けよう」とも「ネットスラング文化くらい調べて欲しい」という心が2つあるのだが、

たまに「好きなキャラが卑しいって言われて悲しい」とか「私の作品に卑しいとか言う人がいて意味がわからない」みたいな悲しいすれ違いを見かけるのでこれを書いた。

「変な話だけどこのネットスラング歴史においては卑しいは悪口じゃないんですよ…」ということだけは知っておくと多少心が安らぐかもしれない。そうか?

(それはそれとして相手に通じるかわからないスラング使うのはよくないよ)

2024-04-17

anond:20240417102223

判型でもレーベルでもライトノベル定義できない派は、ツッコミが無数に出るのは受け入れるべきだろう

anond:20240417102223

ようするにこれは芋くさいライトノベルというラベルから脱していいポジションにつきたいっていう文化権威主義者と

アニメ漫画を基礎に出来上がった気持ち悪い文化という評価内包しながら周縁文化を飲み込んで取り込みたい文化帝国主義者の争いなのよ


付き合うだけ無駄よ。まぁあなたライト文芸とか読んでる自分に"オタクから脱して権威に縋り付いてきゃぴきゃぴ陽キャスマートで洗練された"というイメージを付けたいってなら別だけど。

anond:20240417102223

ライトノベルって別に物理的重量のこと言ってたわけじゃないだろ

新書サイズの本がラノベって呼ばれてんのが違和感

レーベルによる分類はともかく、文庫本サイズでない、新書サイズ(ノベルサイズ?)の本をラノベカウントしてんのが違和感

 

ライトノベルオールタイム・ベスト100を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

https://kazenotori.hatenablog.com/entry/2024/04/14/210537

 

古の出版社業界では新書サイズのがライトノベルだったんだろうか?

そうするとライトノベルってマジで定義し辛い何かになってしまうが

先生ー、帝都物語ラノベに入らないんですか?

 

もしかして宮部みゆき京極夏彦ラノベって言っていたのは単なる嫌味ではなく本当にラノベと思っていた…?

 

追記

具体的にどれ?と言われたので幾つか上げておく

https://kazenotori.hatenablog.com/entry/2024/04/14/210537

文庫本も出てるが最初サイズ上記の通り別サイズだったはず

自分が本読んでた時期は少なくとも、アニメマンガ調イラスト格安文庫本レーベル=ライトノベルと言っても問題ない状態だったのでこういう違和感を覚えた。

最近のは確かにソフトカバーのも多いけど、「空の境界」の講談社ノベルス版が出た頃には色々反発有ったことを考えるとノベルスってのはライトノベルとは相容れないジャンルなんだなって印象が強い。

なろう系は「なろう系」ってジャンルライトノベルのは別ジャンルって感じなんで…

2024-04-16

anond:20240416124247

子供や老人などの視点から社会矛盾を鋭く指摘するといった作品を多く発表し、若い世代を中心に人気を博している。

また、ライトノベルと呼ばれる小説群を手掛ける作家とは世代的に異なるものの、

過去にはライトノベルレーベルから作品を発表しており、

広義の意味ライトノベル作家範疇に含める場合がある。

2024-04-14

大人にとっては「向け」などないようなものなのに、漫画に対して出版社がいちいち手間かけて性別の年齢で分類するのはなぜか考えたが、まさに子供のためなのだろうと思った。

まり少女漫画」は子供の女から読めるが、男の子にはわない。「ヤングレディース」は高校生とか大学生じゃないと楽しめない確率が割とあるし、これまた男の子やその高校生大学生は楽しめない。

そして「レディコミ」は大人になってからじゃないと楽しめないが、逆に大人からみれば少年漫画青年マンガルポ漫画も楽しめるという具合。

からこそ大人視点でみるとこういう分類ってなんの意味があるんだろうと思えてしまうことがあるが、視点を切り替えればいいのだった。

子供にとって自分に合うものを探すには便利な目安」なのだと思った。ラノベという分類の定義はほんとうにあってないようなものだが。

そもそもライトノベル」というのは、

読み手から区分発祥で、

出版社作家意図したもの発祥では無い為に

定義自体曖昧ですから

からラノベという枠組みを供給側がターゲティングに用いるのはちょっとよくわからない。

そんなことしても、同じものを見ても「何がラノベか(青少年向けか)」に照らした判断全然一致しないおそれも高いから、ラノベという分類を小売で用いたところで、求めてるものが探しやすくなるようなインデックスとしての機能はあまり高くなりえないと思われる。

2024-04-12

anond:20240412142454

そもそもラノベ定義なんてあるようでないものであり

あなたがそうだと思うものライトノベルです。ただし、他人同意を得られるとは限りません」

などと言われるぐらいですから岩波文庫ラノベ」とか言っても間違いではありません。

というわけで

ピーター トライアス(中原尚哉訳)『ユナイテッドステイツ・オブ・ジャパンハヤカワ文庫SF

【今週はこれを読め! SF編】日本統治下のアメリカ、不確かなアイデンティティ - 牧眞司WEB本の雑誌

anond:20240412142040

少年誌とか少女誌ってなんだろうね

ライトノベル定義みたいな話かな。

ライトノベル定義があってないようなもので「お前がそう思ったらそうだ」みたいになってるのは周知の事実だが

少年誌みたいな括りはまだなまじまるでちゃん意味がある定義があるかのような認識がまかりとおってる感じなのが腑に落ちない

そういうくくりって文化の発展を妨げてやいやしませんかね。漫画文芸界に比べて認識が一歩遅れてるのかもしれない。

2024-04-02

ラノベ読みアニメファンとしてはもう廃業しました

もう何年か前からうっすらと気付いていたのだが、もうライトノベル読みのアニメファン廃業している。

昔は、新作アニメになる作品は大抵事前にチェックしていたし、なんならコミカライズとかされる時点で「ペロッ、これはアニメ企画進行中」ってわかったけど

最近は、アニメ化発表されてから作品を知る事が多くなってしまった。

そして、アニメ化された後に原作を読み始めて、履修している間に次の発表が始まってまた次に行くと言うことが増えてしまった。

リカバリするにも全然間に合わない。既刊のフォローもどうやってもアニメ化なんぞするわけねえよと言う💩作品うぉっちもやめらんないし。

2024-03-29

こんなところで晒すのはマジで迷惑かけるだろうからやんないけど、生成AIめっちゃ正しく使ってる人いるんよな。

アニメ化もされた某ライトノベルがあるんだけど、もっと先の話で出てくるから映像化されてなくて、絵師にもあんまり描かれないから絵の情報は表紙と挿絵しかない…そんなキャラを生成AIで作ってんの。

イラストレーターの絵の癖も再現してて、目がほんとにそっくり。どんなプロンプト使ってるのか知らんが、マジで凄いと思う。装飾もかなり再現できてるし、制服再現度も高い。すげえ。

2024-03-21

いのまたむつみ先生雑語り

いのまたむつみ先生の業績を雑に語ってインプレ稼ぐ人が出てこない

仕方ないので自分が口火を切ろうと思う

 

自分たちの世代にとって、いのまたむつみ先生ジャンルファンタジー擁護者であり守護者だった。

ライトノベル黎明期を支えたイラストレーターだが、元々はアニメキャラデザ作画監督で有名で、特に幻夢戦記レダウインダリアキャラデザで、ファンタジーアニメといえばいのまたむつみ先生、というイメージを植え付けられた。

ロードス島戦記より前、ファンタジーアイコンといえばビキニアーマーだった時代レダイラストファンタジーアニメというニッチ存在感を支えてくれていた。

ロードス島戦記ディードリットファンタジーアイコンビキニアーマーから耳長エルフに置き換わる。ディードリットの衝撃は耳の長さもさることながら、ファンタジーなのに肌色の多いビキニアーマーじゃなくちゃんと布で覆われつつファンタジー鎧だとわかる格好をしてることだった。コンプティークディードリットヌード扉絵プレミア価格なのはビキニアーマーじゃないちゃんと服着てるヒロインが脱いだからこそで、それだけ衝撃がすごかったのだ。耳長エルフ世界的に広まってしまった現在だと該当コンプティークプレミア価格は億超えしかねないぐらいだ)

いのまたむつみ先生レダが他のビキニアーマーと違うのは、やはり、ビキニアーマーなのにエロ方面に振られてなくて、あくまで綺麗な姿として描かれてたことだと思う。ドリームハンター麗夢だとロリコン絵柄ということになってしまうし、都築和彦先生ザナドゥ思春期男子には刺激が強すぎて広告だけで繰り返ししこらざるをえなかった。

そんなビキニアーマーという黙ってるとすぐエロになってしまグラフィックを、エロの手前にとどめて一般へ訴求するに足るラインにしてくれたいのまた先生の功績は大きい。

先日、ジャンルファンタジーマンガ雑誌編集に拒絶され描かせてもらえなかったという話題がバズっていたが、ジャンルファンタジー市場として認知されるのはテレビゲームで十分に裾野を広げた後に、映画ロードオブザリング世界的ヒットした21世紀以降で、それより前、ジャンルファンタジーは「ストーリーを展開する前に説明しなければならない設定が多すぎて一般層に届けるのは難しい」という認識だったと思う。レベルスキルエルフドラゴン、といったテンプレが準備され誰にでも通用するとみなされる以前は、ファンタジーアイコンとしてキャッチーさで客を捕まえらえる要素は少なかった。ファンタジー黎明期を支えてくれたのがビキニアーマーというアイコンであり、そのビキニアーマーエロくなく綺麗に描いてくれたのが、いのまた先生だった。イーノ・マータがエロ女神じゃなく美の女神なのはすごく大事なことだった。

次いでいのまた先生キャラデザウインダリアRPG以前のジャンルファンタジーとして重要作品だった。ファルコムイースネタ元ではラピュタが挙げられることが多いが、ラピュタとほぼ同時期に上映されていたウインダリアネタ元だった。イース名前の由来はフランス伝説の町イス(Ys)だけど、イスの伝説イースより先に採用したのがウインダリアのイサ。ファルコム出身新海誠ウインダリアからネタをちょくちょく拝借してる。ラピュタウインダリアが上映されていた当時、「火吹山の魔法使い」などのゲームブックは既に発売されファンタジーブームに火がつきかけていたが、アニメーションはSFアニメが主流でファンタジーアニメ殆ど存在しないに等しかった。なのでウインダリアは貴重な供給元だった。

そんなわけでファンタジー情報に飢えていた当時のガキンチョにとって、いのまたむつみ先生の影響力は絶大だったのだ。

いのまたむつみ先生のご冥福をお祈りいたしま

2024-03-08

暇空茜という、創作物の悪影響を受けすぎた狂人の登場によって創作倫理について考え直す必要が出てきたと思う

少年漫画ライトノベルロボットアニメミステリーの作り手はあれを見てどう思うのか

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