はてなキーワード: ハードカバーとは
http://anond.hatelabo.jp/20111029232710
の続きね。結構気になっている人が多いのだなと思ったので、さらに追加解説を。
最初に書いておくと、Amazonはアコギだけど、ユーザーには(短期的に)歓迎される可能性が高い。
それ故に対応を間違えると、日本の電子書店は太刀打ちできずに壊滅するだろう、
それはAmazonが世界最大級の小売りで十分利益を上げているからだ、という話。
(あくまでも友人が出版社につとめていてその話を聞いた中から)さらに説明しようと思う。
迷惑かからないようにぼかして書いてあるし、版面権や絶版、DRMや市ヶ谷方面の話題は煩雑すぎるので割愛している。
一ツ橋が出版社の全てみたいな話をするな!とか気になる人も居ると思うけれども、大枠で読んで欲しい。
(それに、これがググらずに判る人は、たぶん説明は不要で十分判ってると思うので)
最初に「経費圧縮による分は、安く出来るはずだ」というところから。
取り分は、作者(10%)→出版社(60%)→取次(8%)→書店(22%)→読者
例えば講談社がOnline書店を新たに作ったとして、取り扱いの本が講談社だけなら、取次8%分は削れる。
なぜなら、取次とは「多数の出版社と多数の書店を繋ぐ役割」だから。
ここで「多数の出版社と、講談社Onlineを繋ぐ役割」だと、0%ではできない。
そして、経費が削れても、利益を上乗せする方向にいっちゃいけないって事はない。
「ネットでの課金徴収、データ管理やバックアップにサーバ管理で、コレぐらいの値付けはしても使ってもらえるだろう」
という見込みがあってやってしまっても悪くはない。
それは「そこは消費者に還元しろよ」という感情はわかるけれども、商売としては別。
元々「電子出版なら安くなるはず」と圧力のある状況で売っても、一冊あたりの利益は薄い。
すると、その面倒なところ(他の出版社への声かけ、販売対応、サーバ管理等々)を、既存出版の割合でやってくれるなら、ギリギリなくはないかな、
といくつかの出版社は考えてもおかしくない、というのが前回のお話。
まずは、お金の流れの一般論として再販制度の仕組みについて触れておこう。
(矢印がお金の流れ、その逆向きが本の流れ)
判り難いので、具体例で列挙すると以下のような感じになる。
(出版の70%は作者の10%含み。本屋群の78%は、本屋の取り分の22%を引いたもの)
これに月末締めの翌月払い、条件返本相殺締日とかが絡むけども、胃が痛くなるので割愛した。
……ついてきているだろうか?
差し引きで見てみよう。
ほぼノーリスクで作者は100万円を手にするのに対して、本屋は頑張って110万、出版社も250万。
クリエイターに対する印税10%が低すぎると思っている人は、少しだけで良い。お金の流れを追って欲しい。
(ただ、返本率は、実際には4割程度だろう)
また、取次の集金機能にも着目して欲しい。
配本流通集金と、色々やってるのが取り次ぎだ。
さあ、管理も煩雑、処理も大変、もはや本が札束に見えてくると言う悲惨な状況下の中、Amazonが提示したのが55%という数字だ。
さて、例のリーク記事のAmazonが提示した契約書とされている部分、実はあの式にはちょっとしたポイントがある。
Amazonは当月中の各本件電子書籍の顧客による購入の完了につき、希望小売価格から以下に定める金額を差し引いた正味価格を出版社に対して支払うものとする。
先ほどの金額の流れを見た後だと、気がつくことがないだろうか?
そう、これは「出版社に対してAmazonが支払う金額」についての式なのだ。
具体的に見てみよう。
1500円のハードカバーを、出版社が「電子版だから、じゃあ1000円にするよ」と希望小売価格を決めたとする。
Amazon.com でのKindle版の価格から鑑みるに、おそらく、500円で売るだろう。つまり50%OFFだ。
すると、希望小売価格 1000円x55%=550円を差し引いた金額、450円をAmazonが出版社に支払う事になる。
希望小売価格は出版社が決められるが、紙の本より高くは出来ない。
そして、Amazonは希望小売価格から55%を引いた額を出版社に払えば良い。
50%OFFで売れば、Amazonの儲けは、一冊あたり5%になる。
どういうことになるか、火を見るよりも明らかだろう。
Kindleが8000円、Kindle Touchが1万円ぐらいで発売されてしまったら、どうなるだろうか。
紙の本には手に取れる書き込みできる、そして所有する喜びがある。
しかし、紙の本 1500円 vs kindle本 500円 ならどちらを選ぶだろうか。
10冊買えば本体代の元がとれると思った時に、Kindleデバイスを買わない自信があるだろうか。
Kindleデバイスを売る為だとか、ロングテールで値下げせずとも良い本から利益を回収する為だとか、色んな理由があるだろう。
でもきっとAmazonは、市場で無視できないサイズとなって十分利益が回収できるようになるまで、じっくりゆっくり粘り強く低調に成長を続けるだろう。
なぜなら、オンライン小売の巨人は、他で利益を出せば良いからだ。
もちろん出版社は、1500円の本を、他の電子書店には1000円で卸して、Amazonには1500円で卸すことだって出来る。
忘れてならないのは、Amazonは1500円x45%=675円を出版社に払うことだ。
他の電子書店は、1000円で卸された本から20%だけとって800円払うこともできる。売れればだが。
そして、Amazon対抗のためだけに他の電子書店に750円で卸したとして、電子書店側も決意の10%として675円を出版社に払っても良い。
1万冊売って75万円利益の電子書店、しかも様々なフォーマットでデバイスも様々で、本当に継続できるだろうか。
読者が安い本を買うことは止められない。非難も当然出来ない。
安いKindle版を出さずに独自の電子書籍を出す出版社に、文句を言わないだけの理性があるだろうか。
そして、(アメリカのペーパーバックがでかくて重いという理由があるにせよ)電子版が紙の本を売り上げを上回る世界で、
Amazonを無視して自己流を貫く事での機会損失を、オーナーや株主は許容できるだろうか。
流石にアマゾン、(アメリカ市場からの推測でしかないが)相当にえげつないことをする。
出版社は、既存の電子書店に卸してもAmazonに卸してもそう代わりはないが、消費者は安い方から買う。
そして、Amazonは限界まで値引きをして売るだろう。ダンピングにならないように5%程度の利益を抑えた上で。
黒船Amazonが、日本の電子書店と違う点は、既に成功したネット上の小売業者である点だ。
赤字をものともせず待ち続けられるのは、アメリカの市場で証明済みだ。
商売なんだからきちんと儲けてくれよ、金なら払うから経費圧縮分は利益にしてくれよ、
そう消費者が言ってくれないことは判ってる。
でも、電子書籍は安くて当たり前、デジタルなんだから薄利多売で消費者に還元してくれ、
そういう意見一辺倒だと、現状ではAmazonは無視できる存在ではない。
そしてこれは、Amazonの用意したハードルを乗り越えて契約できる出版社が増えれば増えるほど、
それだとその一冊しか売れないよね。
「そういうきっかけで読んだ本が面白かったから似た本が読みたい」と思っても探しようがない
(精々同じ作家の別の本に手を出してみるくらいだ)から、そこで終わってしまう。
そういうベストセラー出たらすかさず「この本を読んだ後はコレ!」みたいな情報を分かり易い所に出せよと。もっとガツガツ売り込めよと。
今んとこ知ってる限りそういうのはAmazonのこの本を買った人はこれも買ってる欄しか無いぞ。
本にも類似本の広告つけるなりチラシ挟むなりしとけよ。文庫でもそれすらしてないやつ多すぎだ。「今月の新刊案内」だけじゃなくてさ。
公式サイトに試し読みとかも付けて欲しい。ラノベならやってる所あるけど。
と言うかその前に売り場をジャンル別にしてくれ。探しにくいことこの上ない。
ハードカバーならある程度分けてる所もあるけど、文庫だとレーベル毎に並べてるから
新潮文庫とか角川文庫とかそういう総合レーベル(と言っていいのか)の本はジャンルごた混ぜ。
映画(DVD)だってゲームだってジャンル別に分けてパッケージに説明書いて売っていて、
本でも実用書やビジネス書の類はそういう事しているのに、何故小説はそれすらしないんだ。
「本読みだけが買ってくれればそれでいい」と言う売り方していたら先細るのは当たり前じゃないの。
タイトルだけだとつまらないのでついでに私の履歴も書いてみた。
☆=神 ◎=超オススメ ○=好き △私は好きじゃない ×=クソ ?=未読 だけど、あくまで個人的な評価ね。
http://d.hatena.ne.jp/nunnnunn/20110922/1316702196
? 多重心世界シンフォニックハーツ
? 天下ハルカさんの生徒会戦争
? 天使ラノベエルは働いたら負けかと思っている
? カレとカノジョと召喚魔法
◎ ディバイデッド・フロント
? 藍坂素敵な症候群
? 妄想少女
△ 楽園 戦略拠点32098
? 星図詠のリーナ (説明文読んでたら無性に興味出てきた。読みたい)
? シャドウテイカー / ダークバイオレッツ
? 七花、時跳び!
? 無刃のイェーガー
? いかづちの剣
? リバティランドの鐘
○ ポストガール
○ らじかるエレメンツ
? 私闘学園
○ 放課後のロケッティア
△ ようこそ無目的室へ
? タマラセ
? ゾアハンター(未完)
? 本の姫は謳う
○ 走って帰ろう!
? ねこと天使と同居はじめました。
△ パーフェクト・ブラッド
△ ドラゴンキラーあります
? ふわふわの泉 (これ興味ある。読もう)
? θ 11番ホームの妖精
? F/Under (瀬奈和章)
? 本日の騎士ミロク
○ 影執事マルク
○ 青春時計
△ プシュケの涙
△ クジラのソラ
? ラノベ部
◎ 羽月莉音の帝国
? ベン・トー
△ 織田信奈の野望
? ロウきゅーぶ!
◎ 紫色のクオリア
? ねくろま
? 学校の階段
? 超鋼女セーラ
? メイド刑事
? シャムロック
○ ロケットガール
? 銀盤カレイドスコープ(コミック版だけ読んだ)
◎ 流血女神伝
○ 食卓にビールを
? 七姫物語(いつか読みたい)
? 悪魔のミカタ
? ラスト・マジック
△ 10歳の保健体育
? 15×24 (積ん読中。一気に6冊買ったのがまずかった・・・)
? SWEET SWEET SISTER
? アルバイト探偵
? メイド喫茶 猫の隠れ家
△ R.O.D
? DADDYFACE
? ネコのおと
http://galenonikki.blog41.fc2.com/blog-entry-537.html
○月光
?神と奴隷の誕生構文
?シャギードッグ
?円環少女(これもどうしようかなー)
?猫の地球儀(持ってるけど続きでないと聞いて手が出ない)
?魔術士オーフェン(今年の冬休み中に読む予定)
?ラグナロク(絶版)
?サーラの冒険(絶版)
?ストレンジボイス(これ読みたい)
?セルロイドヘヴン(これ読みたい)
○シュヴァルツェスマーケン
○されど罪人は竜と踊るDD
◎砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(ラノベ版は絶版)
?越佐大橋シリーズ
?サクラダリセット(図書館で予約した)
?ダブルクロス・リプレイ・オリジン(TRPGやる友達が欲しい)
◎ブラックロッド(絶版)
◎ソリッドファイター完全版
?六花の勇者(みんな絶賛しまくるので手が出にくいけどいつか読む)
?《ねこのめ》シリーズ
?《ブギーポップ》シリーズ(今読んでも絶対面白いだろうから読みたい)
?《大久保町》シリーズ
?『ロクメンダイス、』(これ買ったはずなんだけどどっかいった・・・今買えるのか?)
?『黒白キューピッド』
△『我が家のお稲荷さま。』(1巻で挫折したけどまた読んでみる?)
?『天夢航海』(谷山由紀) この2冊は読んでみようかな。
http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20110926/1317031212
?『キリサキ』
?『描きかけのラブレター』
△『空の境界』(アニメ見てからもう一回読みなおそうといつも思ってる)
?『ソラにウサギがのぼるころ』
?『A=宇宙少女^2×魂の速度』
?『消閑の挑戦者』
?『幽霊列車とこんぺい糖』
△『戦闘城塞マスラヲ』(1巻で切ったけどだんだん面白くなるのかな?)
?『丘ルトロジック』
?『この広い世界にふたりぼっち』(北欧神話と聞いては読まずにおれない。読む)
?『ラビオリ・ウエスタン』
?『ソウル・アンダーテイカー』(この系統は好きだから余裕があったら読む)
?『タザリア王国物語』
?『赤×ピンク』(こんなの出てたのか。読もう)
◎『きみとぼくの壊れた世界』
?『みすてぃっく・あい』
○『ぼくと魔女式アポカリプス』
?『空色パンデミック』(これも読もうとは思ってるがタイミング外した感ありあり)
?『ユメ視る猫とカノジョの行方』
?『さよなら妖精』(そろそろ読もうかな)
△『変愛サイケデリック』
?『ぷりるん。』
○『GOTH』
?『クロノ×セクス×コンプレックス』(みんながオススメしすぎて読む気が その2)
?『時載りリンネ!』
?『春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン』
△『ROOM NO.1301』
△『アイドライジング!』
http://zeark969.blog38.fc2.com/blog-entry-2984.html
☆フルメタル・ パニック
◎十二国記 (実は1巻しか読んでない。ローマ人の物語の次に読む予定)
△イリヤの空 UFOの夏
?セイジャの式日(プシュケの涙は実はそれほど好きじゃないがグッとはキタので完結編も読もう)
?キノの旅
?終わりのクロニクル (今のところ読む気がしない。これ読む友達がいれば・・・)
?デュラララ!
?アスラクライン (アニメはあんまり面白くなかったがさて)
?ムシウタ
△灼眼のシャナ (6巻で切った。アニメは一応見るつもり)
△ココロコネクトシリーズ(1巻で保留中。アニメ化したら読むのでアニメ化してください(オ
△やはり俺の青春ラブコメは間違っている (2巻で保留中)
△俺の妹がこんなに可愛いわけがない (7巻くらいから面白くなってきた。9巻未読)
○パパの言うことを聞きなさい
?ラのべつまくなし
○世界平和は一家団欒のあとで (読んだ時は好きだったけど今思い返すとむしろ嫌いな系統かも)
?脱兎リベンジ
○AURA / 灼熱の小早川さん
?こうして彼は屋上を燃やすことにした (導入部分は好きだな。読もうかな)
?ゴールデンタイム (もうちょっとしたら読む)
?学校を出よう! (みんなハルヒより面白いというな。読みたい)
◎ある日爆弾が落ちてきて
?シュタインズ・ゲート 円環連鎖のウロボロス (原作はプレイした)
?それゆけ! 宇宙戦艦 ヤマモト・ヨーコ (完結したら読むw)
?ウィザーズ・ブレイン (みんながおすすめするので読む気が その3)
△9S (1巻で切ったけど、面白いのかな。完結してるならもっかい読む?)
?空ノ鐘の響く惑星で (中世ものか。暇があったら読む?)
?風の白猿神
?テイルズオブデスティニ ー2 (ゲーム版はプレイした。今だとちょっと古いかな)
?トライゼノンシリーズ
?テルミー
?ロミオの 災難
?しにがみのバラッド(コミック版は読んだ。コンパクトな印象)
△旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。
○雨の日の アイリス
?この広い世界にふたりぼっち
?扉の外 / ツァラトゥストラへの階段 (多分読む)
◎会長の切り札
?騙王 (これは読む。ただし紹介読む限り私にとっては地雷の危険大)
?スパイラル 鋼鉄番長の密室 (スパイラル真面目に読んでなかったな)
?wonder wonderful (紹介文読んだだけで胸キュン。絶対読む)
?RPG W(・∀・)RLD
○狼と香辛料 (10巻で止まってる。読む気力を再燃させるきっかけが欲しい)
△蒼海ガールズ!
?Astral (私もこの系統大好きだ。多分読む)
?ノエイン ノベライズ(アニメ好きだった。今だとちょっち古臭いかもだけど読みたいな)
?イリスの虹
?クリスタルコミュニケーション (結末しだいだけど面白そうな気はする)
?終わる世界、終わらない夏休み
?レイヤード・サマー
?DEAR
◎キーリ
◎文学少女
○バッカーノ
http://zeark969.blog38.fc2.com/blog-entry-2976.html
?虚構推理 (絶対読む)
?浪漫探偵・朱月宵三郎
○ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(1巻しか図書館に入荷しない・・・)
?ひきこもりの彼女は神なのです。
http://d.hatena.ne.jp/dododod/20110923/1316789405
?ドッペルゲンガーの恋人 (予約した。唐葉さん作品はコンプするつもり)
○PSYCHE (この人の引き込み力は半端ない)
?恥知らずのパープルヘイズ
?世界の中心、針山さん (1巻オススメということなので1巻だけ読もうかな)
?とある飛空士への恋歌 (夜想曲読んでから読む)
◎化物語(ようやく出てきた物語シリーズw)
?―少年たちの真夜中を撃て!― 東京ANGEL
※ここで小川一水が出てきたけど、やっぱりあれはラノベじゃないのかな?
小川一水入れていいならだいぶ割り込んでくる作品多そうだけど
http://d.hatena.ne.jp/pub99/20110925/p1
?コールド・ゲヘナ
?天になき星々の群れ
?A君(17)の戦争 (コミック版は読んだ。自分の中ではコミックで完結してるw)
?『都市』シリーズ/終わりのクロニクル/境界線上のホライゾン (ともに読む友達が欲しい)
?古橋秀之版『斬魔大聖デモンベイン』
?アリソン
?COOLDOWN (???なんぞこれ)
?DDD
http://trumpe3128.blog.fc2.com/blog-entry-28.html
?カオス レギオン(冲方丁作品か。読もうかな)
?東京タブロイド
?EME
?EGコンバット
?コップクラフト(読もう読もうと思ってはいる)
○GJ部
?神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎
○マリア様がみてる(23巻でストップ。さすがにもう続き読むつもりはない)
http://d.hatena.ne.jp/kaien/20110927/p2
?久美沙織『MOTHER』(面白そう。読む)
○『春季限定いちごタルト事件』(コミック版もオススメ。古典部シリーズというのは未読なので読もう)
◎『西の善き魔女』
◎『CARNIVAL』(あとがきの1ページがすごい好き。この1ページ読んでからゲームやり直した)
?『シアター!』(予約中。有川先生の本は人気過ぎて困る)
?桜庭一樹『荒野』
◎『星界の紋章』
?『半分の月がのぼる空』ハードカバー版(ラノベ板とそんなに違うのか)
?『お茶が運ばれてくるまでに』
?『シェルブリット』(初めて存在を知った。読みたい)
?『地球移動作戦』(山本弘はいつかまとめて読みたい作家N02)
?『星虫シリーズ』
○おいしいコーヒーの入れ方(7巻まで読んだ。ついに○○○来てたか!)
?『シャングリ・ラ』(アニメ見てうーん、だったけどこっち読もうか)
?『グイン・サーガ』(まとめて読みたい作家No1)
?『アラビアの夜の種族』(途中で挫折した。時間がなかったからで面白くなかったわけではないのでまた挑戦したい)
しかし、こうして並べてみると本当にラノベってめちゃくちゃ数あるのな。
すべての32選に私の好きな清水マリコと日日日が入ってない事を考えても相当レベルが高いか偏ってるかどっちかだと思うので
まだまだたくさんあるんだろう。ここのオススメラノベの中でさえ2割も読めてないわ。
メモ!
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ブログ復活させようかな?
よく分からんけど、文庫本ならともかくハードカバーの物理的な印刷コストとかって価格に比べたら鼻くそみたいなもんだと思うんだ。
そういう人はどちらかというと図書館を利用するよな?
だからさ、1500円の電子書籍ないしそれ以上の値段のハードカバーが今リーチしてる人種ってのは、本当に本が好きで好きで仕方がなくてエロ本をおかずに白米を食えるような特殊な人種なんだってばよ。おそらく日本に一万人もいないと思うけどな。
1Q84のようなメジャーなものならともかく、単著が2000円くらいになるようなハードカバー本ってのは1刷で終わるものの方が多く、発売日に書店で買わない限り手に入らないものも割とある。
amazonで検索しても在庫なしか、下手すればプレミアが付いてたりする。物理的な在庫を扱われている限り、ASAPで手に入れようと思っても入手には半日を要する。
それと比べれば、電子化のそれはamazonとは比較するようなもんじゃないと思い、だよ。電子書籍の市場傾向ってメジャーじゃなくてラインナップだ、って美少女三十人クラスの作者先生も言ってたし。
テレビで電子書籍について報道していたので、またいろいろグダグダと書いちゃうぞ~。
という軽いノリで。酒飲みながら。
今まで散々それに該当する商品は世に出ていたと思う。
分岐はあるけど文字であり小説でありエレクトロである点を考えると
小説をPDFにしてダウンロード販売していたサイトだってある。ボイルドエッグとか。滝本竜彦は元気かな。
でも、そういう一連の流れは無視されて、
キンドルやipadと連動する書籍のみが、『電子書籍』として認知され、
『黒船』として恐れられている。
その違いは一体何なのか。
いろいろ考えたけど、最終的にはやっぱり『形』かな、と。
考えてみれば、『本』は非常に優れた形状と質量を持っている。
どこへでも持ち運びできるし、いろんな体勢で文字を読むことが出来る。
寝転がりながら。椅子に座りながら。飯を食いながらでも読める。右手に箸。左手に本。
ハードカバーでは多少きついけど。
これまでの『電子』な『書籍』は、その点を考慮していなかった。
ゲーム機やパソコンなどといった端末で再生され、可搬性や可読性については議論さえされていなかった。
それがキンドルの登場で変わったのだ。端末自体が変わったのだ。
そしてipad。そして、さまざまなメーカがipadを真似し始めている。
これは凄いことになりますよ。出版社さんは覚悟したほうがいいですよ。
「ネット上の動画展開はまだまだ先のこと」と思っていたらYouTubeの登場で慌てふためいた
こういうパラダイムシフトは、マジで予期しなかった時期にいっきに来ますよ。
音楽業界は、もはや目も当てられない。もっとも~、これはこれで面白いけ・ど・ね!(ファッキュー!)
まぁでも、パラダイムシフト自体が悪いことではないですからね。
むしろ、新しい文学の可能性も否定できないわけですよ。
文学の可能性というか、文字の可能性ですね。
『文字の可能性』と聞いて思い出すのは、やっぱり2001年に起きたテキストサイトブームですかね。
あれは面白かったわけですよ!あれだって一種の電子書籍なわけですよ!(酔いが回ってきた)
文字ポイントを拡大して、オチが放たれる。文字の色を変える!
空白でページをスクロールさせて中身を稼ぐという手法は、有名人のブログで定着しましたけどね、
ありゃあひどいもんですよ。辻ちゃんがテレビ番組で『スペースをあけてページに
内容があるように見せかける』というのをやっていましたけどね、ありゃあひどい。
やっぱりある程度の文章の量は必要なわけですよ!
やっぱり精度の高い文章を読むと興奮するわけですよ!
でもま、電子書籍なら電子書籍ならではの、『演出』というのも欲しいわけですよ!
たとえば、音楽が流れるとか。挿絵が美麗なアニメーションで表示されるとか。
何か、村上龍が作った電子書籍は、著名な方の音楽が流れるらしいですよ?
でも、音楽やアニメーションも、出来れば文学的な演出がいいですな。
心に染みるようなやつをね、僕は望んでいるわけなんですよ。
『私小説』は、『エンターテインメント小説』とは違って、やっぱり心の中で反響するような文字列であって欲しいわけなんですよ。
だったら、その電子的な演出にも、私小説性、心の中で反響するような演出が宿っていて欲しいわけなんですよ。
エンターテインメントな映画と違って。
文学性というのはバズワードだと思うけど、でも、それでも、僕は『文学性』を求む!
『エンターテインメント』という言葉自体に『マジョリティを拒絶する』という意味が宿っているような気がしてつらい。
そろそろ終わろうか。グダグダと書き綴っちゃって、ごめんね。ごめんね。
酔っ払っていてごめんね。
台風が来るのでわくわくしてしまったので飲みながらだらだら書くことにする。
最初に断っておくと、単なる業界の底辺ラノベ作家でシナリオ書いたり書かなかったりだから、詳しい人にはあんまり目新しいことはないよ。
漫画家さんが危機感を持って色々動くのにはもちろんいろんな理由があるけれども、
小説家が危機感を持たない理由は簡単だ。
良くあることだから。
漫画家の人は、判型が変わったからと言ってコマを割り直したり書き直したりすることは滅多にない。
単に拡大縮小するだけ。(書き直したりはするけど、それはサイズ変更にあわせた書き直しじゃない)
でも、小説はハードカバーから文庫本になるときに、大きく変わる。
一行の文字数も変わればページに入る行数も違う。
これは読みやすさに影響するけど、気にする人は滅多にいない。
(行にこだわる事で有名な京極夏彦先生が電子書籍化に意欲的なのは、なんか象徴的ではある)
だから発行される媒体が変わることを気にする人ってほとんどいない。
たんに紙で読むかネットで読むかiPadで読むかの違いでしかないし。
電子書籍という形で小説を読んだことがある人は判るだろうけど、文字サイズも一行の文字数も変えられるよね?
あれを凄く嫌がる小説家ってたぶんあんまりいない。
でも、漫画家さんで勝手にコマ割変えられたりしたらたぶんイヤなんじゃないかな。
流しこみゃなんとかなるだろうって言われたらその通りだし、フォントまで指定して活字組に意見がある小説家もほとんどいない。
(自分の本だって意識が漫画家さんより薄いってのはある。だって原稿のままじゃ絶対に本にならないもの)
良く言えば柔軟性があるし、悪く言えば人任せが多いから、だからこそ危機感を持ちづらい。
砂糖菓子の件は、文庫版とハードカバー版の部数を比べれば単価の差など問題にならないくらい前者の方が上で、印税も前者の方が上。
ハードカバー版はコアなファンのコレクションアイテムって位置づけだから当たり前。
まあこっちは事実誤認だらけだからいいや。
案外、読者は同じ作家の本を買い続けるものなんだよ。
具体的に言うと、思春期~二十歳前後に読んだ作家の本をずっと買い続ける人ってのが多いわけ。
そして大体の場合は、5歳~15歳年上の人が書いた本を読む。
これがびっくりするほど変わらない。
今15歳の人は、20~30歳の人が書いた本を読むし、今50歳の人は55歳~65歳の人が書いた本を読む。
もちろん全員がそうとは言わないが、ボリュームゾーンはこうなってる。
で。
だんだんラノベを読まなくなってくる年齢ってのがあるわけだ。読者側に。
そうなると、その年代をターゲットとしていた作家のラノベが売れなくなってくる。
作家と読者は同時に年を取る。
読者が30歳になったら作家は30歳向けの本を書くようになる。
読者が50歳になったら作家は50歳向けの本を書くようになる。
もうラノベじゃないのは明らかだよね。
年を取るにつれて年相応のものを書くように転進できた作家は生き残り、ラノベしか書けなかった作家は消える。
(もしくは一山当てた人なんかは作家なんてやめて悠々自適の生活を送る)
考えてもみてくれ。
親の世代に正論を言われると反発したくなるし、
だから5歳~15歳年上が書いた本ってのが一番するっと納得できるわけだ。
(これは実年齢ってよりは精神年齢かもね)
谷川流も今年40歳。
読者のボリュームゾーンが25-35歳と考えると、そろそろラノベを卒業するのも多くなってくる。
本人ってより、読者がラノベを去るんだよ。
以下、チラ裏。
結局は金。例えば桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」。富士見ミステリー文庫版では500円。3年後に再版されたハードカバー版では1400円。さらにラノベはイラストレータと印税が折半になるので1冊当り25円の印税。ハードカバーなら10%で140円の印税。ライトノベルレーベルから出た文庫だと、6冊売れてようやくハードカバー1冊分の印税になる。
「中高生が対象なんだから単価の低い文庫で出すのは当たり前」って言う人もいるだろうけど、でもラノベ界で一番売れている(という言われている)西尾維新の主戦場は、単価がやや高い講談社ノベルスやハードカバー並みの単価の講談社BOX。これを考えると、文庫が主戦場だったのに長者番付の常連だった神坂一て、ものすごい売れてたんだなって思う。「文学少女」の野村美月ですら未だにバイトしているっていうし。
さらに一般文芸作家には文学賞がある。直木賞・吉川英治文学新人賞・山本周五郎賞・推理作家協会賞、あと純文学では三島由紀夫賞(芥川賞はラノベ作家には本当に関係に無い文学賞なので除外)。これらは賞金が出る上に、受賞すると普段本を買わないような人まで買ってくれる効果がある。ラノベもアニメ化すれば同じような効果があるだろうけど、深夜アニメと直木賞、どっちが効果があるかは自明だろう。
さらにこれらの文学賞を受賞すると、地方から講演の仕事が舞い込む。これが1時間ぐらい話すだけで100万円ぐらいもらえるというからバカに出来ない。また、ある程度キャリアを積めば新人賞や各文学賞の選考委員になれて、それも収入源となる。純文学系の老作家の主な収入源はそれ(メッタ斬りコンビや福田和也が批判している、大作家の福利厚生)。残念ながらラノベには、まだそこまでのシステムはない。
角川スニーカー文庫が創刊してもう20年以上経つけど、創刊からずっと書き続けている作家ってどのぐらいいいる?50代で現役のラノベ作家は?しいて言えば、田中芳樹が現役といえなくもないけど、彼は遅筆というよりも才能が枯渇しているせいでまともに小説を完結できなくなっているように見える。
資料をあたる能力と知識が必要なファンタジーやSFならば、ある程度年をとってもかけるだろうけど、今日日流行の学園モノって40過ぎたおっさんおばさんが、主要な読者層である10代の若者が納得するように書けるんだろうか。ここ数年で一般文芸に転向した作家たちは、皆1970年代生まれ、いよいよ「若い感性」というライトノベルにとって必要なものが喪失し始め、小説的技術を身につけた作家が転向しているんだと思う。そういえば、2年以上発売延期している谷川流も70年代生まれだった。多分彼もラノベ界を去るつもりなんだろう。
以上、思いつく限り。
ネットで書評めぐりをしていたら、とあるブログにたどり着いた。
そのブログでは、表紙と背表紙と裏表紙が全部見えるように真ん中から開いて広げてテーブルに置いて撮った写真を載せていた。
その本は表紙のイラストに惹かれて、図書館で借りてきたというようなことが書いてあったが、ハードカバーの単行本で、かなり力を入れて広げないと手を放した状態で平たく置くことはできない。
ハードカバーの本(特に厚めの本なんか)は開きすぎるとのりがとれてページが落ちる原因になったり、背表紙が折れ曲がってしまったりすることもある。
私が本好きで、本を汚したりしないように人一倍気を遣う性格だからかな。
自分で買った本なら誰も文句を言わないかもしれないけど、雑誌じゃないんだし、しかも図書館から借りた本を、ブログに写真を載せるためとはいえそういう風に雑に扱ってほしくないなあ、と思った。
本棚なんて1畳分スペースあればハードカバー数百冊は収納できると思うけど、
本は重いから1畳ではハードカバー200冊くらいで限界。そして本読みにとって200冊は1年で埋まる最低ライン・・・
文庫にすれば、収納はだいぶましになるが、文庫はごく一部なのがヘビーな本読みの実態・・・
小飼氏のように2万5千冊の収納スペースを用意する、とかすればいいんですが一般家庭ではまじ厳しいです。
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1007/21/news010.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/bizmakoto.jp/bizid/articles/1007/21/news010.html
「知の効率的インプット、効率的アウトプット生成のためには新書がベスト」
ということのようだが、
ここでおさらいしておこう。
(幼児番組・幼児DVD再生専用機に成り下がっている)情けない状態です。
【何のため?】
★「面白い内容は自分のブログに載せる(=アウトプット)」という目的意識で
知を採取(=インプット)する。
【何を?】
★日経新聞をとにかく隅々まで読む。
自分がネタにするのは「日経夕刊」「日経地域面」「経済教室」「書評」「大機小機」あたり。
★会社においてある「日経産業新聞」なんかもネタの宝庫なので、
これも自宅に持ち帰って、電車内で読む。
1分立ち読みすれば、なんとなく「どういうジャンルの本なのか」がわかる。
★図書館を活用しまくる。
都区内なら、他館蔵書の取り寄せサービスがある。
場合によっては、他区の蔵書も取り寄せてくれる。
こうすれば自宅内書棚はゼロでいい。
家族4人で、1人10冊借りることができる。掛け算して40冊だ。
新書は確かに効率がいいが、逆に言えば「ポピュラーになる(であろう)知」しか載っていない。
「ポピュラーになっていない知」が存在している可能性がある訳であり、
価値を生むのはむしろ
「ポピュラーになっていない知」の方ではないか?
図書館の本は、2000年代の本ばかりじゃなく、1990年代とか1980年代の本とか結構あるのだが、
「1980年代には、こういう見方があったのか!」と新たな発見があるのが面白い。
たまに1970年代なんかの「お宝」もあります。
地球温暖化を叫ばれていますが、1970年代なんか、「地球寒冷化」が叫ばれていたりする。
そういうことも図書館にいかなきゃ判らない。
例えば「食品の偽装」なんて問題が、最近の話題と思い込んでいたら、
1970年代にも似たような話題が出てきているのです。
「お気に入り」に5人登録しており、その人のブックマークをナナメ読みすることで
相当程度効率よく情報収集できる。
言ってみれば「他人の褌」である。
(お気に入りを10人以上にしてしまうと、シッチャカメッチャカで混乱してしまう。
やはり5人程度に抑える方がいいのでは?)
「Dさんは自分の仕事の方面でいいブックマークをしてくれる」・・・のように、
分野毎に「キーパーソン」を見つければ、非常に効率的。
★ビジネス誌は車内中吊り広告だけでも「なんとなく」内容はわかる。
というか、各社ともウェブにほぼ同内容載せているし。
【いつ?どこで?】
★晴れている日には新聞を歩きながら読み、
★休日、子供の付き添いで公園やおもちゃ売り場とかに遊びに行くときなど、
その場で捨てられるから。
出せませんw
ラノベが嫌で、一所懸命売り込んで、一般小説に転向された方もいますが、結局それは実力が出版社に認められたからです。
ラノベ作家としての資質には、当然、他ジャンルの小説でも通用する部分/しない部分があることとは出版社側もよく分かっていますから、
必ずしもラノベ作家としての成功と関わりなく執筆を依頼するか判断しています。
そこで、一般ライトノベル読者から見ると「なんであの人がハードカバーを(出せるの?/出してないの?)」ということになっているのだと思います。
少なくともこの時期に裁断機やADFを導入してまで手持ちの本を電子化したいという人は、書物に関しては普通の人よりも一歩踏み込んだ価値観を持っているはず。
それはどうだろ。
俺も結構昔から漫画単行本のスキャンを趣味でやってるけど、電子化してしまうとハードカバーだろうが文庫本だろうが大判だろうが違いが分からなくなってしまうんだよね。
以前、同じ趣味の奴から「面白かったから読んでみろ」と彼の自家製PDFファイルが送られてきた事があって、確かに面白かったんでオリジナルを手元に置きたいと思って本屋に足を運んだら、そこで初めてその本がA4サイズの大判だった事を知って愕然とした事があった。画面上で読み尽くし、その本の全てを知ったつもりになっていたけど、最も基本的な「物理的な大きさ」を全く知らなかったわけだ。
電子化に走る人達というのは、逆に言えばそういった部分にかなり鈍感な人達でもあると言えると思う。それを「一歩踏み込んだ価値観」と言えるかどうかは、俺には何とも言えない。
・水が飲みたいと、戸口を叩いていた女は言った。もう随分と何も飲食していないのだという。こちらと人里離れた山小屋住まいだから、人に分け与えるほどの食料など持ち合わせていない。女が水だけを要求してくれてありがたかった。真夜中の真っ暗闇の森のど真ん中で、ごくごくと喉を鳴らした女はにっこり微笑み礼を言うと、そのまま闇の中に溶けていった。夏虫が鳴いている。べったりと背筋に汗をかいてしまっていた。
・犬を殺してしまったんだそうだ。泣きじゃくる歳の離れた弟は、どれだけあやそうとも泣き止む気配を見せなかった。埒が明かない。疲れてきたので背伸びをした。一体何があったんだ。何度も答えが返ってこなかった問いをもう一度口にしていた。眦を二三度拭ってから、しゃっくりと一度、それからようやく弟はもごもごと何かを言い始めた。溜息が出る。面倒くさいと空を見上げたら快晴だった。
・生え育った手のひらの上で、少女は胡坐をかいていた。しばらく経つと親指と人差し指の間から足を投げ出してぷらぷらさせ、またしばらく経つと今度はやわらかく曲がった中指に背を預けて瞼を閉じた。荒涼とした周囲には、乾いた風鳴りばかりが響いている。手羽のように尖った枝先を細々と伸ばす枯れ木が、もぞもぞと幹を揺らしていた。少女は本を読んでいる。ハードカバーの、分厚い本だった。背表紙には解読不明な文字が並んでいる。無論、それは中身にしても同じで、少女は意味のわからない記号の羅列を熱心に、ときには嬉々として読み続けていた。やがてひとつの章を読み終えた。重たい本を閉じ、胸の上に置く。再び目を閉じた。てのひらがぐしゃりと少女を潰した。
・その日、少年は無闇に声が大きかった。話している相手が顔をしかめてしまうほど大音量で、叫ぶようにして会話をしていた。また、少年はどうやらこちらの言葉が理解できていないようでもあった。どれだけ文章を変えてどうなったのかと訊ねてみても、ずっと同じ事ばかりを、昨日変な夢を見たんだ、としか口にしなかった。やがて、ある医者が少年に適切な診断を下した。いわく、今少年の耳には大量の音食い虫が潜んでいて、そのせいで耳が聞こえなくなってしまっているのだと。ためしに小型カメラで少年の耳の穴をのぞいてみれば、モニタリングしているテレビに黒光りする無数の蠢きを確認することができた。音食い虫を殺すためには、完全なる静寂を用意しなければならない。医者に言われると、少年を気の毒に思っていた人々は一様に口をつぐんだ。物音ひとつ立てないように、彫像のように固まった。車も動かさない。電気を使うものは全て電源を落としてしまった。少年は石の世界でひとりぼっちになった。
・タバコが好きで好きでたまらなくて、とうとう調理して食べるようになった。目玉焼きに降りかけてみたり、炊きたてのご飯に混ぜ込んでみた。どれもこれもそれなりにうまかったのだが、一番気に入ったのが煮出しタバコであった。お茶のように、珈琲のように、タバコの葉に熱湯を注いで飲むのである。これがなかなかに効いた。苦味で舌は麻痺し、喉は痺れ、胃は爛れていくかのようだった。鼻腔に強烈なにおいが通り抜け、あやうく気を失いかけた。最高に気持ちが良かった。よく臨死体験をしたなどという者がいるが、そう言った人たちもこの快楽を味わっていたのではないだろうかと思った。そしてそうなのだとすれば、彼らはあまりにも意地汚い人間であるように思えた。このような快楽を経験しておきながら、それをわが身ひとつだけの実体験に留めておこうなどという考えが理解できない。どうして周囲に広めようとしないのだろうか。共有してこその財ではないか。憤然とした気持ちでタバコをばらし、粉末を茶漉しにあけた。熱湯を注ぐ。芳醇な香りをいっぱいに吸い込んでから、一息に飲み込んだ。
・割れたコップに男が映った。散り散りになった破片のひとつひとつに、そいつはにやにや顔で写りこんでいた。君も変なヤツだね。そいつが話しかけてくる。わざわざガラスのコップを七つも割ってさ。一体何がしたかったんだい。思いっきり叩きつける訳でもなく、あくまで自然に割れたように見せかけるのには随分と苦労したんじゃないのかい。そのとおりだ。全てのガラスを同じ場所で、誰が見ても不自然と映らないように割り続けてきたのだ。投げつける訳でもなく、高いところから落とすのでもなく、持ち寄ったガラスをことごとくその場で割り続けたのだった。わからないね。君はいったい何がしたかったんだい。そうにやにや顔が言うので、お前には関係ないと答えてやった。だからさっさと消えやがれ。魂が消えるように、ぽつりぽつりとにやにや顔は消えていった。ガラスの破片の中に溶けていった。本当に君も変なヤツだね。そう言って最後までにやにやしていたそいつは消滅した。逆剥けた大地に囲まれて、素足のまま歩き出す。
・びっくりした。そしたら、右目と舌べらが落っこちてしまった。とんでもない痛みを感じながら、真っ赤に染まっていく地面に晒された右目と舌ベラを見下ろす。さっきまで、右手で押さえている窪みにはまっていたはずの球体はぼんやりと視線を上げてきていて、指の間から、そしてぽかんと開けた口から鮮血を滴らせているわたしを観察しているようだった。観察。そうだ、わたしは観察をしていたのだった。その最中に悲しくなって、怒りっぽくなって、しばらく気分が落ち込んで、最後にびっくりしてしまった。びっくりしてしまったから、右目と舌ベラを落っことしてしまった。参った。全部わたしの問題だ。とにかくいまは右目を拾ってはめよう。そして舌も口に含んでいよう。思い左手を伸ばそうとしたらばしゃんと音がした。左手も落ちてしまった。肩からどんちゃんと。ぶしゅうっと壮大な音を立てて血が噴き出し始める。どうにかしなくちゃ。あせればあせるほど頭は混乱していく。もうあたりは一面に血の海だった。血の池地獄って、一体誰の血の中を泳いでいるんだろう。白血球とか赤血球とか、そういったものにとっては毎日が血の池地獄なんじゃないだろうか。考えていたら、膝から下が潰れてしまった。血に倒れこむ。頬を強打して顔をしかめてから、右目が私を観察していることに気がついた。
scan snap買って本をスキャンするという内容のサイトがいま注目を集めています。
なので、これまでに触れられてない切り口で書いてみようと思います。
私もPK-513とscan snapを買ってスキャンを始めました。
最初に同人誌から始めました。これは失敗でした。
何が失敗かというと作業時間に対する捻出体積が少なく
モチベーションが落ちてしまったのです。
いくらやっても空間が増えない。
それもそうだ。同人誌なんて10-30ページぐらいの薄い本が多いし、
そのたびに裁断しフォルダ作成し誌名とサークル名を入力するのは非情に手間でした。
そういったことがあって方針を変えました。
とにかく作業時間に対する捻出体積が高いものをやり始めたのです。
成年コミック>漫画雑誌>漫画単行本>四コマ単行本>その他雑誌>その他書籍>小説>ハードカバー書籍>同人誌
成年コミックは厚い紙を使ってるのでページ数の割に異様に分厚い。
ハードカバー書籍が低いのはバードカバーのスキャンが面倒だから。
■その他思ったこと
自炊技術のページにはファイル名とページ数を合わせろ(10ページ目なら010.jpg)と書いてあるけど
無視して大丈夫。重送されたかを確認するときは役に立つけど、scan snap s1500の重送検知はほぼ完璧だから必要ない。
縦線が入るのも無視。自分が見るだけなので気にしない。
気がついたら掃除するし、よっぽどお気に入りの本なら再スキャンするけど基本は気にしない。
サイズを縮小するのも無視。でかくていいじゃん。ハードディスクが今いくらか知ってる?
行程がひとつ増えるだけでも大変なのに、スキャン予定の本が1000冊なら工程がx1000になるんだよ?
■重要なこと
アドバイスや方法論に盲目的に従うのではなく自分なりの方法でやりましょう。
じゃないとあなたの本はいつまでも減りません。
細かいことが気になる方はやらない方がいいでしょう。
私の場合はブックオフに売るよりマシというスタンスなので適当にやってます。