数あるドイツ軍礼賛戦記の中に確立しつつある「末期戦モノ」とでも言うべきジャンルでは必ず「○○攻勢に赤軍は野砲何千何百門、戦車何千何百輌を集結し」とうたい上げて敵の物量を強調するのが約束事です。
この数字の読み上げは「精強を誇るドイツ機甲部隊であっても赤軍の膨大な物量の前に敗北は必至だった｣と悲壮な雰囲気を盛り上げる道具ですから、太平記の語り口みたいなものです。

こうした太平記方式では「大砲が沢山あるなぁ」とは思えてもなぜ、何のためにそんなに大砲があるのかが解りません。
膨大な物量を誇りながら、ちっとも豊かなイメージの無い世界史の奇跡のような存在のソ連軍がなけなしのリソースをどうしてこんなに注ぎ込んだのか疑問に思わない書き手も書き手、読み手も読み手です。

ドイツ軍の現状がどうであれ、ソ連軍が攻勢のために準備した砲兵火力は何処の何と比べて多いのか少ないのか、多くても少なくてもその理由や目的が解らなければ近年日本にも育ち始めた酸いも甘いも噛み分けた古狸の如き戦記読み達は納得しないんじゃないでしょうか。

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2023-09-29

■anond:20230929132024

「太平記」のクオリティが高かったからねえ

あれ以上のものが今できるかというと…

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2023-01-04

■anond:20230104075723

雑感

聖書を分けて読んでいたのと、ウェブ小説も含めているので、2022年は冊数を書くことをやめた。

上述のように、「史記」、「太平記」、「旧約聖書」と長い作品を通読できた。また、詩集も昨年と比べて増えた。意識的になかなか読めていなかった芥川賞作品を増やした時期もある。

昨年やおととしと比べて変化をつけられたか。

とはいえ、なんだかんだで生物学、脳科学、歴史、SF、海外文学が相変わらず多い。

個人的には現代語訳でも構わないのでまた日本の古典をしっかり読みたい。

気が向いたら聖書通読の感想を書くかもしれない。

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■2022年に読んだ本

1月

外間守善「沖縄の歴史と文化」
大黒屋光太夫「北槎聞略大黒屋光太夫ロシア漂流記」★★★
杉田玄白「蘭學事始」
海老澤有道校注「長崎版どちりなきりしたん」
坂井孝一『承久の乱 - 真の「武者の世」を告げる大乱』
村上貴弘「アリ語で寝言を言いました」
遠山美都男「壬申の乱天皇誕生の神話と史実」★
松野隆雄「エビ・カニはなぜ赤い　――機能性色素カロテノイド――」
亀田俊和「観応の擾乱室町幕府を二つに割いた足利尊氏・直義兄弟の戦い」★★
上原作和「現代語で読む歴史文学完訳太平記(一)」
司馬遷「史記1 本紀」

琉球から、歴史の原文へ。太平記と史記を並行して読み始める。

現代語訳とはいえ長くてしんどい。

2月

「現代語で読む歴史文学完訳太平記(二)」
司馬遷「史記2 書・表」
柿沼陽平「古代中国の24 時間-秦漢時代の衣食住から性愛まで」★★★
上原作和「現代語で読む歴史文学完訳太平記(三)」
司馬遷「史記3 世家上」
大島てる「事故物件サイト・大島てるの絶対に借りてはいけない物件」★
下村智恵理「恋錠の駅で待ち合わせ」★★

メモを取っているので一冊にかける時間が長い。とはいえ、世界史の教科書では一行で終わっていた出来事の細部を知るのは面白い。

3月

司馬遷「史記4 世家下」
上原作和「現代語で読む歴史文学完訳太平記(四)」
山田五郎「へんな西洋絵画」
下村智恵理「ナクヨムWeb 小説コンテスト殺人事件」★
下村智恵理「東京グレイハッカーズ」★★
下村智恵理「ブギーマン：ザ・フェイスレス」★★★
下村智恵理「蒸奇探偵・闢光」

ウェブ小説を読む。

4月

劉慈欣「三体III 死神永生」上下巻
会田大輔「南北朝時代　――五胡十六国から隋の統一まで」★★
虎尾達哉「古代日本の官僚　天皇に仕えた怠惰な面々」★★★
司馬遷「史記5 列伝一」
アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」上巻★
司馬遷「史記6 列伝二」
アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」下巻
司馬遷「史記7 列伝三」

東アジア史が中心。

5月

司馬遷「史記8 列伝四」
秋田麻早子「絵を見る技術　名画の構造を読み解く」
佐藤直樹『東京藝大で教わる西洋美術の見かた基礎から身につく「大人の教養」』
阿部昭「大いなる日　司令の休暇」★★★
又吉直樹「火花」
又吉直樹「劇場」
高浜虚子「覚えておきたい虚子の名句200」★★
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」
若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」
砂川文次「ブラックボックス」
又吉直樹「人間」
青木健「ペルシア帝国」★
柳田理科雄「空想科学読本2」
柳田理科雄・円道祥之「空想科学論争！」
柳田理科雄「空想科学読本3」
山本弘「MM9」

詩集、芥川賞に手を出す。

シン・ウルトラマンを見たせいか特撮関係の本が後半に増える。

6月

山本弘「MM9 ―invasion―」
山本弘「MM9 ―destruciton―」
阿部拓児「アケメネス朝ペルシア― 史上初の世界帝国」★★
「一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫) 」★★★
ミシェル・パストゥロー「縞模様の歴史―悪魔の布」
新城カズマ「日本 SFの臨界点月を買った御婦人」
フィリップ・K・ディック「逆まわりの世界[改訳版]」
ポール・ロレンツ監修、F・クライン＝ルブール著「パリ職業づくし　中世から近代までの庶民生活史」
斜線堂有紀「楽園とは探偵の不在なり」★
石田衣良「4TEEN」
石田衣良「6TEEN」
森絵都「カラフル」
金城一紀「GO」
勝田敏彦「でたらめの科学サイコロから量子コンピュータまで」
アヴィ・ローブ「オウムアムアは地球人を見たか？　異星文明との遭遇」

後半には自分が学生時代にベストセラーだった本を手に取った。

価値観が現代とは変わってしまっている点が多数あり、今読むときついと感じる箇所も。

7月

ジェフ・ホーキンス『脳は世界をどう見ているのか　知能の謎を解く「1000の脳」理論』★
ゾラン・ニコリッチ「あなたの知らない、世界の希少言語　世界６大陸、100言語を全力調査！」
俵万智「サラダ記念日」
中原中也「中原中也全詩集」★★★
小泉悠「ロシア点描まちかどから見るプーチン帝国の素顔」★★
八木澤高明「裏横浜　──グレーな世界とその痕跡」
溝口敦、鈴木智彦「教養としてのヤクザ」
溝口敦、鈴木智彦「職業としてのヤクザ」
川原繁人「音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む」
川原繁人「フリースタイル言語学」
川添愛「言語学バーリ・トゥード」
NHKスペシャル取材班「半グレ―反社会勢力の実像―」
大島佑介「半グレと芸能人」
ガイ・ドイッチャー「言語が違えば、世界も違って見えるわけ」
田中孝幸「13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海」
大沼保昭「国際法」

暴力団、言語学、法学がテーマの月だった。

8月

木山泰嗣『弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業』★
内田貴「民法改定　――契約のルールが百年ぶりに変わる」
「伊藤真の刑法入門講義再現版第6班」
赤松明彦「ヒンドゥー教 10講」
白水社編集部［編］「『その他の外国文学』の翻訳者」★★★
佐藤岳詩『「倫理の問題」とは何かメタ倫理学から考える』★
新共同訳「創世記」
新共同訳「出エジプト記」
新共同訳「レビ記」
新共同訳「民数記」
新共同訳「申命記」
プラープダー・ユン他「現代タイのポストモダン短編集」
新共同訳「ヨシュア記」
新共同訳「士師記」
新共同訳「ルツ記」
新共同訳「サムエル記上」
新共同訳「サムエル記下」
新共同訳「列王記上」
新共同訳「列王記下」
下村智恵理「AN-BALANCE：日本非科学紀行」第1話
新共同訳「歴代誌上」

旧約聖書を読み始める。

9月

新共同訳「歴代誌下」
新共同訳「エズラ記」
新共同訳「ネヘミヤ記」
新共同訳「エステル記」
新共同訳「ヨブ記」
サラ・ピンスカー「いずれすべては海の中に」★★
チャン・ガンミョン「極めて私的な超能力」★★★
新共同訳「詩篇」
新共同訳「箴言」
新共同訳「コヘレトの言葉」
新共同訳「雅歌」
新共同訳「イザヤ書」
新共同訳「エレミヤ記」
新共同訳「哀歌」
新共同訳「エゼキエル書」
新共同訳「ダニエル書」
デイヴィッド・ウェリントン「最期の宇宙飛行士」★
新共同訳「ホセア書」
新共同訳「ヨエル書」
新共同訳「アモス書」
新共同訳「オバデヤ書」
新共同訳「ヨナ書」
新共同訳「ミカ書」
新共同訳「ナホム書」
新共同訳「ハバクク書」
新共同訳「ゼファニヤ書」
新共同訳「ハガイ書」
新共同訳「ゼカリヤ書」
新共同訳「マラキ書」
春暮康一「法治の獣」
新共同訳「トビト記」
新共同訳「ユディト記」
新共同訳「エステル記（ギリシア語）」
新共同訳「マカバイ記一」
新共同訳「マカバイ記二」

ちょくちょくSFを挟んで旧約聖書を読み進める。

10月

J. J. アダムス編「黄金の人工太陽巨大宇宙 SF傑作選」
新共同訳「知恵の書」
新共同訳「シラ書〔集会の書〕」
新共同訳「バルク書」
デイヴィッド・イーグルマン「脳の地図を書き換える　神経科学の冒険」★
新共同訳「エレミヤの手紙」
新共同訳「ダニエル書補遺アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌」
新共同訳「ダニエル書補遺スザンナ」
新共同訳「ダニエル書補遺ベルと竜」
新共同訳「エズラ記（ギリシア語）」
新共同訳「エズラ記（ラテン語）」
新共同訳「マナセの祈り」
カズオ・イシグロ「忘れられた巨人」
スティーブン・ピンカー「人はどこまで合理的か」上下巻★★
カズオ・イシグロ「クララとお日さま」
アンナ・ツィマ「シブヤで目覚めて」★★★

旧約聖書を読了。学生時代に新約聖書を通読したから一応全部読んだことになる。

カズオ・イシグロは邦訳が出ているのはたぶん読み終えた。

11月

下村智恵理「AN-BALANCE：日本非科学紀行」第2話
郡司芽久「キリンのひづめヒトの指：比べてわかる生き物の進化」
小笠原弘幸「ハレム女官と宦官たちの世界」★
清水克行「室町は今日もハードボイルド―日本中世のアナーキーな世界―」★★
エドワード・ブルック=ヒッチング「キツネ潰し誰も覚えていない、奇妙で残酷で間抜けなスポーツ」
若島正「ロリータ、ロリータ、ロリータ」★★★
秋草俊一郎『ナボコフ訳すのは「私」自己翻訳がひらくテクスト』
ジム・シェパード「わかっていただけますかねえ」
磯﨑憲一郎「肝心の子供／眼と太陽」
ハリ・クンズル「民のいない神」
伊藤俊一「荘園　墾田永年私財法から応仁の乱まで」
郡司芽久「キリン解剖記」
田島木綿子「海獣学者、クジラを解剖する。～海の哺乳類の死体が教えてくれること～」
武藤康弘、譽田亜紀子「はじめての土偶」

生物の標本にまつわる本を読みだす。やはり生物学は面白い。ネタが尽きない。

12月

押井守「立喰師列伝」
ローベルト・ゼーターラー「ある一生」
若狭徹「埴輪は語る」
ロバート・コルカー「統合失調症の一族　遺伝か、環境か」
「伊藤真の憲法入門　第７版　講義再現版」
ダニエル・スミス「絶対に行けない世界の非公開区域99　ガザの地下トンネルから女王の寝室まで」
清水克行「耳鼻削ぎの日本史」★★★
エルヴェ・ル・テリエ「異常【アノマリー】」★
ウンベルト・エコ『「バラの名前」覚書』
ウンベルト・エコ他「『バラの名前』探求」
川田伸一郎「標本バカ」★★

土偶・埴輪についても読む。

漫画

ジョジョを読み終えた。それにしてもハルタコミックスばっかりだ。

十三機兵防衛圏については友人に薦められたからクリア後のノリで買った。

美術展など

「特別展ポンペイ」
「メトロポリタン美術館展西洋絵画の500年」
「ミロ展 ―日本を夢みて」
「最後の印象派、二大巨匠シダネルとマルタン展」
「特別展空也上人と六波羅蜜寺」
「燕子花図屏風の茶会 ―昭和12年 5月の取り合わせ―」
「赤と黒」
「ヨーロッパ古典絵画の輝き－模写に見る技法と表現」
「市制90周年記念　リアル（写実）のゆくえ　現代の作家たち　生きること、写すこと」
「けずる絵、ひっかく絵」
「シルクロードの旅」展
「カラーフィールド　色の海を泳ぐ」
「沖縄復帰50周年記念特別展琉球」
「国立新美術館開館15周年記念李禹煥」★
「ルートヴィヒ美術館展　20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」
「運慶　鎌倉幕府と三浦一族」
「特集：井上文太　Inspirations」
「谷内六郎〈週刊新潮表紙絵〉展子どもの遊び」
「ボストン美術館展　芸術×力」
特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」
時代祭
特別展「国宝　東京国立博物館のすべて」
「展覧会岡本太郎」★★★
「ピカソとその時代　ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」
『版画で「観る」演劇　フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ』
十和田市現代美術館・常設展★★
三内丸山遺跡
青森県立美術館コレクション展2022-3
ワ・ラッセ
「兵馬俑と古代中国　―秦漢文明の遺産―」

今年はたくさんいけた。行かない月もあった気がするが、それはそれ、そのときの気分に従った。

映画

「シン・ウルトラマン」★★

「プラットフォーム」★

「エクストリーム・ジョブ」

「12モンキーズ」★★★

雑感

（長くなったのでブコメ）

2021年に読んだ本

今更だけど2020年に読んだ本

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2022-11-06

■20221106[アタック25]Next 2022年 11月6日 音楽好き大会 2022-11-06結果

BSジャパネクストで日曜昼などに放送中

※10月からの本放送は1時「25」分からで「６５」分枠に

BS1から下ボタン2回とか

ケーブルテレビ STBでは見られない場合が多いようなのでBS パススルーとか

地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報要確認

今日の答え（放送とは表現が異なる場合があります）

・01 [ある楽器の名前]ハープ

・02 立冬りっとう

・03 火中の)栗(を拾う

・04 アリア

・05 [視聴者]すき焼き

・06 メタバース(工学部

・07 [すべて]カモシカカワウソアマミノクロウサギイリオモテヤマネコ

・08 Superfly スーパーフライ

・09 フェルメール

・10 [近似値]1403人

・11 ジョン・フィリップ・スーザ

・12 [さんぴん茶]ジャスミン(茶

・13 2(番

・14 『吸血鬼)ドラキュラ』

・15 原由子はらゆうこ

・16 ハカ

・17 [ふるさとクイズ][女川町]段ボール

・18 [曲名最初の文字]あかね

・19 50(円硬貨

・20 [3択]コウテイペンギン

・21 富士川(の戦い

・22 アディショナル(タイム

・23 羽目(を外す

・24 [AC]小澤征爾おざわせいじ

・25 [AC2]彫刻

・26 松岡昌宏まつおかまさひろ

・27 [3択]ニッケル

・28 『太平記』

・29 インド

・30 『魔笛』

・31e マリークワント

・xx [ある半島の名前]下北半島

Permalink | 記事への反応(1) | 14:22

2022-01-29

■諫言と佞言に振り回されるSNSな人達

ツイッターやはてなブックマークで告げ口に振り回される人達を見ると

太平記、水滸伝、オセローやリア王が読みたくなる

乱世で末法なのである

Permalink | 記事への反応(0) | 08:20

2022-01-26

■死ぬまでにやりたいこと、追記

https://anond.hatelabo.jp/20220125183017 が何か盛り上がっていたので思いつくままに追記...しようと思ったのですが、私の話より先に、いただいた「やりたいこと」をまとめさせてください。

たくさんのコメントありがとうございます。拾えてなかったらすみません。

マスターする系

洋画を字幕無しで見る(語学)
小説を書く同人誌もネタ帳には20冊分のプロットがある
絵を描く
音楽
オフロードバイク
バイク
ピアノ
ギター
自転車
今取り組んでいるスポーツももっともっとうまくなりたいなぁ。仕事でとりくんでいることも
筋トレ
カメラ
将棋を始めなさい。まずは初段になるまでがんばる。次は県大会出場を目標にする。一生の目標になるぞ
釣り

犯罪系

犯罪をやりまくる
麻薬の類
何人かこの手で殺してやりたい人間がいるので、死ぬまでやりたいことはなくならない

やってみたい系

人気インフルエンサーになる
色々なクルマを運転してみたい
太平記の写本
大型犬を飼う
すべて自分好みにリフォームとか、
キャンピングカー旅行
起業するとか猛獣お触り体験とか？（自身は蛇を首に巻きたい）
全部DIYで家を建てるとか。
テスタロッサに乗ってインド人を右にしたい
犬とサーフィンできるように仕込む
バックカントリースキーで高難度の山を下る

見てみたい系

映画『The Cure for Insomnia』はその長さ、実に87時間！
失われた時を求めて世界最長の小説。 960万9000文字
ジョン・ケージ『オルガン2/ASLSP』演奏終了690年
長編映画や戦隊ものやアニメシリーズ
マックループをすり抜ける戦闘機をこの目で見たい

行ってみたい系

バイクに乗って北海道一周
南極にペンギンを見に行きたい,南極点に行くのがいいと思う。外国ですらないって素敵
ナポリを見てから死ね
前澤さんじゃないけど宇宙から地球を見てみたい。安全な宇宙遊泳もしてみたい
バンコクとか香港とかアンコールワット
南の島のリトリートで1年暮らす
エベレストに登る

恋愛系

有名女優やモデルとSEXする
女子アナと付き合う
俺は姫咲はな小梅えな稲場るかの三人とヤれたら死んでいい

親(とか、自分以外)孝行系

親に孫の顔を見せる
自分のためにが終わったら周りのために動いてみる
他人のために生きればいい。「世界を救う」みたいな馬鹿げた目標を実現しようとしたら一人の一生なんてどれほど短いか
結婚されたパートナーが死ぬまでにやりたいことを手伝ってあげてはどうでしょうか
やりたいことリストを達成する方法の伝道師
今度は家族にしてあげたいことをやるんだ
教育産業のボランティア

その他

持っている本と保存してある録画にすべてタグデータを貼る
耳鳴り治したい
ﾈｺﾁｬﾝのあかぎれを治して欲しい

手に入れる系

寒くない、断熱の効いた良い家を手に入れる
年収1億円で都心にチャリで行けるところに家を買って

達成する系

何かの種目で日本一になる
『死ぬまでにやりたいことを全部やってみた話』というタイトルで本を書き上げるまではまだ終わってないぞ増田。はよ書いて読ませて
自分ひとりではできないことを設定するのは面白そう。何かで賞をとるとか。
「これは傑作だ」と胸を張って言える絵を一枚残す
アイアンマン完走

いただいたものを眺めつつ、この週末に新しいリストを作ってみようと思います。

私のリストは、結構個人的なものも含むのでそのうち整理して、気が向いたら公開します。

ここからは蛇足です。

ある意味、人生が詰んだ気分だ。

...とは書きましたが、だからといって不幸な気分ではありません。

たとえばクイズのバラエティ番組を見てて、世界遺産とか地域の名物がクイズの答えになってて、そこに行った思い出の話を楽しんだりとか、普通にあります。行ったことがない観光地が紹介されていて、行ってみたいなーと思うこともありますし、実際に行くこともあります。ただ、それは「死ぬまでに絶対に行きたい」から行ったというよりは、暇だしまあいいか、という感じです。そういう細々としたやりたいことはたくさんあるので、それほど不幸でもないし退屈でもありません。

ブックマークで「子供がいたら、無限にやりたいことは出てくるはず」というコメント（ブックマークはコメントなの？わからん。）を多数いただきましたが、全く同感です。ただ、年齢的に子供はいませんし予定もありません。少し羨ましく思います。

それから「奥さんと幸せな老後を暮らす、という項目はないの？」というコメントもいただきました。項目にはありませんでしたが、そうなるといいなとは思っています。

122個目をやるときの気持ちを知りたい。「やったるで！」という感じだったのか、「アカン終わってまう…」という気持ちだったのか

粛々と...という感じでしたね。やり終わった時は感慨深かったです。ものすごい達成感を味わいました。

じゃあ死んだら？

やりたいリストをやり切ったからといって、死にたい気分にはならないのでご安心ください。

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2021-11-12

■[今日知った言葉]「へそが茶をわかす」の、意味と出典

■意味

資料1：「へそが茶を沸かす」の項による。

おかしくてたまらない、また、ばかばかしくてしかたがないたとえ。多くあざけりの意をこめて用いる。

資料2～6もだいたい同内容の説明文。

資料7：p.219～220　大笑いしてへそのあたりが大きく揺れるさまを、茶釜の湯が沸騰するさまに見立てておもしろおかしく表現したもの、とあり。

資料8：p.118 「臍が縒（よ）れる」の項に「臍で[が]茶を沸す」があり、「臍のあたりが笑い捩（よじ）れて茶が沸くほど熱くなる」、との意味あり。

他には、「へそで茶を焼（た）く」「へそがくねる」「へそが西国（さいこく）する」「へそが入唐（にっとう）渡天（とてん）する」「へそが宿替（やどが）えする」「へそが笑う、へそで笑う」いう言い方もある。

■出典

資料1：用例として、浄瑠璃『前太平記古跡鑑（ぜんたいへいきこせきかがみ）』（1774）、『譬喩尽』（1786）、歌舞伎『盲長屋梅加賀鳶』（1886）などがあがっている。

資料2：用例として『糸桜本町育（いとざくらほんちょうそだち）』があがっており、資料9によると、安永6年（1777）初演とあり。

資料6:p.275に、『譬喩尽』の例の他に、〔役者三津物・京〕と〔六あみだ詣初・下〕の用例あり。資料 10のp.757に、『役者三津物（やくしゃみつもの）』は享保19年（1734）成立とある。また、資料 11のp.171に、滑稽本『六あみだ詣（ろくあみだもうで）』の項があり、初編の成立が文化8年（1811）とある。

これらの用例の中では、『役者三津物』の1734年が一番早いことになる。

『役者三津物』は『歌舞伎評判記集成　10』（資料 12）ｐ．477-544に収録されている。「役者三津物（京）」の中、立役者之部の澤村長十郎の中に、「…いつもかはらぬ古格とは、イヤハヤ臍が茶をわかす。…」（p.486）と出てくる。

資料3～5、7､8には、用例の資料名なし。

[google]で＜へそ×茶×沸かす×出典＞をキーワードとして検索すると、資料2の用例『糸桜本町育』が出典として紹介されている。（最終検索日：2005.12.8）

https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000027683

anond:20211111184944

なんで図書館がこんなのにこたえてんだろ

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2021-10-27

■

太平記ってなあ、結局足利尊氏がつかみどころがなさすぎてうまく今風にリファインできないんだよなあ。

尊氏は精神的にヤバい人だったと評する人がいるくらいよくわかんない。

死にかけるとニタニタ笑い出すとか。

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2021-08-24

■anond:20210821232550

漫画文化じゃなくて、歴史小説の1ジャンルではないかと思った

三国志、水滸伝、義経記、太平記、戦国期の下剋上話、幕末の倒幕運動なんか

漫画文化ではそんな規模が大きくなくて、70年代の反骨無頼や80年代の不良カルチャーなんかの身近なお話が中心だった気がする

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2021-08-13

■

太平記って戦争のことしか書いてないのに。

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2021-02-18

■anond:20210218092727

こういうとき情強の俺はGoogleではなくコーパスを参照する

すべて後醍醐の耳に痛いことばかりで、それを読んだときは不愉快になったが、後醍醐の秕政を的確に指摘していた。
森村誠一　太平記

―なんとも、耳に痛い、そして、嬉しい言葉だった。
遠野春日　封印された手紙

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2021-02-16

■https://anond.hatelabo.jp/20210216223224

そんな事情もあったけど、もう75年も前の話。

そして、むしろ事情のあった戦前の方が太平記人気はあったんよ

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2020-09-22

■anond:20200919212538

いっそのこと、昭和初期の源氏物語や太平記のように発禁処分されるくらいされないと、世間は危機感を持たないと思う。

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2020-04-08

■戦国時代の始まり から終わりまでを描いた小説の定番ないの？

三国志なら三国志演義、日本の南北朝時代なら太平記があるが、戦国時代全部がテーマの誰もが知っているような定番の小説を知らない。

近いのは司馬遼太郎だろうか。

「国盗り物語」「新史太閤記」「関ヶ原」「城塞」で斎藤道三から大坂の陣までカバーしているし、北条早雲の「箱根の坂」もある。

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2019-12-13

■

朝起きたら胸の真ん中らへん、急に心臓のあたりが急に痛くなった。

うんこが出ないときの腹痛に似た痛みで、一時すごく痛まったのだが、本当にうんこしたり朝ごはん食べている間におさまってきた。うんこは食前と食後の2回出した。

痛みの感覚がわずかに残っているだけで痛くない、という感じ。この時起きて痛くなってから30分ほど経っている。

昨日久しぶりに古文を読んだ。

太平記をつらつらと読んでいるのだが、長い文章の途中で主語が変わるアレを数年ぶりに読んで何だかとっても懐かしくなっちゃった

古文は本当に外国語みたいだなと思いつつ、意味を汲み取れるようページを右往左往しながら読み進める。

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2019-11-11

■最近は学習漫画の仕事してる大物作家いないよね

新聞で、中央公論社の漫画「日本の古典」の広告を見た。古事記や源氏物語、雨月物語や太平記などの古典を漫画化したシリーズ作品である。その漫画を描いた漫画家がどれもビッグネームでスゴイ。石ノ森章太郎に水木しげる、いがらしゆみこにさいとうたかを、横山光輝に安彦良和、里中満智子に竹宮恵子、矢口高雄につのだじろう。みんなヒットした代表作を持つ大物漫画家である。そこらの無名の絵描きを起用した漫画ではないのだ。

今思うと、単に仕事として依頼されたからというだけでなく、こういう学習漫画を描くことで社会貢献して箔をつけようとしていたのかな。単に雑誌に大衆向けとして描くだけでは社会人的評価が得られにくかったから。あと、こういう漫画の執筆を通じて、漫画家自身も勉強になり、学がつくというのもあるだろう。最初から立派な監修がついてくれてるから安心できるだろうし。