時代	西暦	地名の変遷	備考
飛鳥時代	704年？	律令国として尾張国が誕生。愛知郡(現在の名古屋市の大部分＋α)を含む。	※愛智郡などの表記も
平安時代		尾張国愛知郡に那古野(なごや) という荘園が存在したっぽい
戦国時代	1530～40頃	駿府今川氏が建てた平城を織田信秀が奪って那古野城(なごやじょう)と命名。※諸説あり	清州城へ移るまで信長が拠点にしていた。※30年くらいで廃城
江戸時代	1600年	関ヶ原の戦いで家康の天下統一後、尾張国全域＋αを清洲藩として家康の四男が領主に。	四男死後は家康の九男が受け継ぐ
	1609年	家康の命により、那古野城跡地に名古屋城を築城。	清州城は素材にし、清洲城下町はそのまま名古屋城下町へ移転した。
	1610年	清洲藩→尾張藩に改名し、家康の九男が御三家筆頭である尾張徳川家の初代に。	ちな名古屋城が中心だったため名古屋藩とも呼ばれてたもよう。
明治時代	1871年	廃藩置県で、尾張藩(名古屋藩)→名古屋県に。
	1872年	府県統合で、額田県(≒三河国)を吸収合併。その後愛知県に改名。
	1889年	市制施行で、名古屋市誕生。	現在へ至る。

つまり尾張の愛知に那古野があってそこに那古野城ができて潰れて後に名古屋城ができて清須→尾張(名古屋)だったのが廃藩置県で名古屋になって統合して愛知となり、名古屋ができた。

----

……清洲藩の下りは概ね江戸時代ってことでここはひとつ。

あとあんまり関係なさそうだが、現名古屋市内で那古野(なごや)城跡とはちょっと違う場所に那古野(なごの)という地名があったりする。

Permalink | 記事への反応(1) | 05:19

2023-02-15

■

独学で日本史を学ぶなかで難しいのはなんといっても土地と税と身分制の関係だな。

調べても調べても専門用語が次々に出てきてたらい回しにされる。

数学のたらい回しほどではないがまあ鬼門だと思う。

荘園というだけでも在地領主がその主なのとかそいつは税納めなくていいのならなんで名主は税という名目で領主に納めてるのとかいろいろ把握が難しい。田堵や別名みたいな癖のある専門用語も多い

Permalink | 記事への反応(0) | 16:13

2023-01-13

■anond:20230113210759

公金にタカるくせに不輸不入権みたいなこと言い出すのがおかしい

荘園じゃねーんだから

Permalink | 記事への反応(0) | 21:13

2023-01-09

■anond:20230109011141

鎌倉・室町幕府が荘園・国衙領を管理支配するために設置した職ですよね！？

Permalink | 記事への反応(0) | 01:32

■anond:20230109011141

荘園の実質的な管理者は領主ではなく地頭だからな

鎌倉時代は頭の良さよりも武力のほうが重要だったんだろ

Permalink | 記事への反応(0) | 01:24

2023-01-04

■2022年に読んだ本

1月

外間守善「沖縄の歴史と文化」
大黒屋光太夫「北槎聞略大黒屋光太夫ロシア漂流記」★★★
杉田玄白「蘭學事始」
海老澤有道校注「長崎版どちりなきりしたん」
坂井孝一『承久の乱 - 真の「武者の世」を告げる大乱』
村上貴弘「アリ語で寝言を言いました」
遠山美都男「壬申の乱天皇誕生の神話と史実」★
松野隆雄「エビ・カニはなぜ赤い　――機能性色素カロテノイド――」
亀田俊和「観応の擾乱室町幕府を二つに割いた足利尊氏・直義兄弟の戦い」★★
上原作和「現代語で読む歴史文学完訳太平記(一)」
司馬遷「史記1 本紀」

琉球から、歴史の原文へ。太平記と史記を並行して読み始める。

現代語訳とはいえ長くてしんどい。

2月

「現代語で読む歴史文学完訳太平記(二)」
司馬遷「史記2 書・表」
柿沼陽平「古代中国の24 時間-秦漢時代の衣食住から性愛まで」★★★
上原作和「現代語で読む歴史文学完訳太平記(三)」
司馬遷「史記3 世家上」
大島てる「事故物件サイト・大島てるの絶対に借りてはいけない物件」★
下村智恵理「恋錠の駅で待ち合わせ」★★

メモを取っているので一冊にかける時間が長い。とはいえ、世界史の教科書では一行で終わっていた出来事の細部を知るのは面白い。

3月

司馬遷「史記4 世家下」
上原作和「現代語で読む歴史文学完訳太平記(四)」
山田五郎「へんな西洋絵画」
下村智恵理「ナクヨムWeb 小説コンテスト殺人事件」★
下村智恵理「東京グレイハッカーズ」★★
下村智恵理「ブギーマン：ザ・フェイスレス」★★★
下村智恵理「蒸奇探偵・闢光」

ウェブ小説を読む。

4月

劉慈欣「三体III 死神永生」上下巻
会田大輔「南北朝時代　――五胡十六国から隋の統一まで」★★
虎尾達哉「古代日本の官僚　天皇に仕えた怠惰な面々」★★★
司馬遷「史記5 列伝一」
アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」上巻★
司馬遷「史記6 列伝二」
アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」下巻
司馬遷「史記7 列伝三」

東アジア史が中心。

5月

司馬遷「史記8 列伝四」
秋田麻早子「絵を見る技術　名画の構造を読み解く」
佐藤直樹『東京藝大で教わる西洋美術の見かた基礎から身につく「大人の教養」』
阿部昭「大いなる日　司令の休暇」★★★
又吉直樹「火花」
又吉直樹「劇場」
高浜虚子「覚えておきたい虚子の名句200」★★
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」
若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」
砂川文次「ブラックボックス」
又吉直樹「人間」
青木健「ペルシア帝国」★
柳田理科雄「空想科学読本2」
柳田理科雄・円道祥之「空想科学論争！」
柳田理科雄「空想科学読本3」
山本弘「MM9」

詩集、芥川賞に手を出す。

シン・ウルトラマンを見たせいか特撮関係の本が後半に増える。

6月

山本弘「MM9 ―invasion―」
山本弘「MM9 ―destruciton―」
阿部拓児「アケメネス朝ペルシア― 史上初の世界帝国」★★
「一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫) 」★★★
ミシェル・パストゥロー「縞模様の歴史―悪魔の布」
新城カズマ「日本 SFの臨界点月を買った御婦人」
フィリップ・K・ディック「逆まわりの世界[改訳版]」
ポール・ロレンツ監修、F・クライン＝ルブール著「パリ職業づくし　中世から近代までの庶民生活史」
斜線堂有紀「楽園とは探偵の不在なり」★
石田衣良「4TEEN」
石田衣良「6TEEN」
森絵都「カラフル」
金城一紀「GO」
勝田敏彦「でたらめの科学サイコロから量子コンピュータまで」
アヴィ・ローブ「オウムアムアは地球人を見たか？　異星文明との遭遇」

後半には自分が学生時代にベストセラーだった本を手に取った。

価値観が現代とは変わってしまっている点が多数あり、今読むときついと感じる箇所も。

7月

ジェフ・ホーキンス『脳は世界をどう見ているのか　知能の謎を解く「1000の脳」理論』★
ゾラン・ニコリッチ「あなたの知らない、世界の希少言語　世界６大陸、100言語を全力調査！」
俵万智「サラダ記念日」
中原中也「中原中也全詩集」★★★
小泉悠「ロシア点描まちかどから見るプーチン帝国の素顔」★★
八木澤高明「裏横浜　──グレーな世界とその痕跡」
溝口敦、鈴木智彦「教養としてのヤクザ」
溝口敦、鈴木智彦「職業としてのヤクザ」
川原繁人「音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む」
川原繁人「フリースタイル言語学」
川添愛「言語学バーリ・トゥード」
NHKスペシャル取材班「半グレ―反社会勢力の実像―」
大島佑介「半グレと芸能人」
ガイ・ドイッチャー「言語が違えば、世界も違って見えるわけ」
田中孝幸「13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海」
大沼保昭「国際法」

暴力団、言語学、法学がテーマの月だった。

8月

木山泰嗣『弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業』★
内田貴「民法改定　――契約のルールが百年ぶりに変わる」
「伊藤真の刑法入門講義再現版第6班」
赤松明彦「ヒンドゥー教 10講」
白水社編集部［編］「『その他の外国文学』の翻訳者」★★★
佐藤岳詩『「倫理の問題」とは何かメタ倫理学から考える』★
新共同訳「創世記」
新共同訳「出エジプト記」
新共同訳「レビ記」
新共同訳「民数記」
新共同訳「申命記」
プラープダー・ユン他「現代タイのポストモダン短編集」
新共同訳「ヨシュア記」
新共同訳「士師記」
新共同訳「ルツ記」
新共同訳「サムエル記上」
新共同訳「サムエル記下」
新共同訳「列王記上」
新共同訳「列王記下」
下村智恵理「AN-BALANCE：日本非科学紀行」第1話
新共同訳「歴代誌上」

旧約聖書を読み始める。

9月

新共同訳「歴代誌下」
新共同訳「エズラ記」
新共同訳「ネヘミヤ記」
新共同訳「エステル記」
新共同訳「ヨブ記」
サラ・ピンスカー「いずれすべては海の中に」★★
チャン・ガンミョン「極めて私的な超能力」★★★
新共同訳「詩篇」
新共同訳「箴言」
新共同訳「コヘレトの言葉」
新共同訳「雅歌」
新共同訳「イザヤ書」
新共同訳「エレミヤ記」
新共同訳「哀歌」
新共同訳「エゼキエル書」
新共同訳「ダニエル書」
デイヴィッド・ウェリントン「最期の宇宙飛行士」★
新共同訳「ホセア書」
新共同訳「ヨエル書」
新共同訳「アモス書」
新共同訳「オバデヤ書」
新共同訳「ヨナ書」
新共同訳「ミカ書」
新共同訳「ナホム書」
新共同訳「ハバクク書」
新共同訳「ゼファニヤ書」
新共同訳「ハガイ書」
新共同訳「ゼカリヤ書」
新共同訳「マラキ書」
春暮康一「法治の獣」
新共同訳「トビト記」
新共同訳「ユディト記」
新共同訳「エステル記（ギリシア語）」
新共同訳「マカバイ記一」
新共同訳「マカバイ記二」

ちょくちょくSFを挟んで旧約聖書を読み進める。

10月

J. J. アダムス編「黄金の人工太陽巨大宇宙 SF傑作選」
新共同訳「知恵の書」
新共同訳「シラ書〔集会の書〕」
新共同訳「バルク書」
デイヴィッド・イーグルマン「脳の地図を書き換える　神経科学の冒険」★
新共同訳「エレミヤの手紙」
新共同訳「ダニエル書補遺アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌」
新共同訳「ダニエル書補遺スザンナ」
新共同訳「ダニエル書補遺ベルと竜」
新共同訳「エズラ記（ギリシア語）」
新共同訳「エズラ記（ラテン語）」
新共同訳「マナセの祈り」
カズオ・イシグロ「忘れられた巨人」
スティーブン・ピンカー「人はどこまで合理的か」上下巻★★
カズオ・イシグロ「クララとお日さま」
アンナ・ツィマ「シブヤで目覚めて」★★★

旧約聖書を読了。学生時代に新約聖書を通読したから一応全部読んだことになる。

カズオ・イシグロは邦訳が出ているのはたぶん読み終えた。

11月

下村智恵理「AN-BALANCE：日本非科学紀行」第2話
郡司芽久「キリンのひづめヒトの指：比べてわかる生き物の進化」
小笠原弘幸「ハレム女官と宦官たちの世界」★
清水克行「室町は今日もハードボイルド―日本中世のアナーキーな世界―」★★
エドワード・ブルック=ヒッチング「キツネ潰し誰も覚えていない、奇妙で残酷で間抜けなスポーツ」
若島正「ロリータ、ロリータ、ロリータ」★★★
秋草俊一郎『ナボコフ訳すのは「私」自己翻訳がひらくテクスト』
ジム・シェパード「わかっていただけますかねえ」
磯﨑憲一郎「肝心の子供／眼と太陽」
ハリ・クンズル「民のいない神」
伊藤俊一「荘園　墾田永年私財法から応仁の乱まで」
郡司芽久「キリン解剖記」
田島木綿子「海獣学者、クジラを解剖する。～海の哺乳類の死体が教えてくれること～」
武藤康弘、譽田亜紀子「はじめての土偶」

生物の標本にまつわる本を読みだす。やはり生物学は面白い。ネタが尽きない。

12月

押井守「立喰師列伝」
ローベルト・ゼーターラー「ある一生」
若狭徹「埴輪は語る」
ロバート・コルカー「統合失調症の一族　遺伝か、環境か」
「伊藤真の憲法入門　第７版　講義再現版」
ダニエル・スミス「絶対に行けない世界の非公開区域99　ガザの地下トンネルから女王の寝室まで」
清水克行「耳鼻削ぎの日本史」★★★
エルヴェ・ル・テリエ「異常【アノマリー】」★
ウンベルト・エコ『「バラの名前」覚書』
ウンベルト・エコ他「『バラの名前』探求」
川田伸一郎「標本バカ」★★

土偶・埴輪についても読む。

漫画

ジョジョを読み終えた。それにしてもハルタコミックスばっかりだ。

十三機兵防衛圏については友人に薦められたからクリア後のノリで買った。

美術展など

「特別展ポンペイ」
「メトロポリタン美術館展西洋絵画の500年」
「ミロ展 ―日本を夢みて」
「最後の印象派、二大巨匠シダネルとマルタン展」
「特別展空也上人と六波羅蜜寺」
「燕子花図屏風の茶会 ―昭和12年 5月の取り合わせ―」
「赤と黒」
「ヨーロッパ古典絵画の輝き－模写に見る技法と表現」
「市制90周年記念　リアル（写実）のゆくえ　現代の作家たち　生きること、写すこと」
「けずる絵、ひっかく絵」
「シルクロードの旅」展
「カラーフィールド　色の海を泳ぐ」
「沖縄復帰50周年記念特別展琉球」
「国立新美術館開館15周年記念李禹煥」★
「ルートヴィヒ美術館展　20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」
「運慶　鎌倉幕府と三浦一族」
「特集：井上文太　Inspirations」
「谷内六郎〈週刊新潮表紙絵〉展子どもの遊び」
「ボストン美術館展　芸術×力」
特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」
時代祭
特別展「国宝　東京国立博物館のすべて」
「展覧会岡本太郎」★★★
「ピカソとその時代　ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」
『版画で「観る」演劇　フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ』
十和田市現代美術館・常設展★★
三内丸山遺跡
青森県立美術館コレクション展2022-3
ワ・ラッセ
「兵馬俑と古代中国　―秦漢文明の遺産―」

今年はたくさんいけた。行かない月もあった気がするが、それはそれ、そのときの気分に従った。

映画

「シン・ウルトラマン」★★

「プラットフォーム」★

「エクストリーム・ジョブ」

「12モンキーズ」★★★

雑感

（長くなったのでブコメ）

2021年に読んだ本

今更だけど2020年に読んだ本

Permalink | 記事への反応(5) | 07:57

2022-07-15

■荘園反応って何だよ

土地、人、物、金や情報を有力者に捧げる行為か？

年功賃金か？

Permalink | 記事への反応(0) | 12:12

2022-06-18

■新田

anond:20220616175653

新田

新田 (仙台市)（しんでん） - 宮城県仙台市宮城野区の地名。

新田 (ふじみ野市)（しんでん） - 埼玉県ふじみ野市の地名。

新田 (市川市)（しんでん） - 千葉県市川市にある地区。

新田 (足立区)（しんでん） - 東京都足立区にある地区。

新田 (横浜市港北区) - 神奈川県横浜市港北区にある地区。

新田 (新潟市)（しんでん） - 新潟県新潟市西区の地名。

新田 (名張市)（しんでん） - 三重県名張市にある地区。

新田 (かつらぎ町)（しんでん） - 和歌山県伊都郡かつらぎ町にある地名。

新田 (倉敷市)（しんでん） - 岡山県倉敷市にある地区。

新田 (津山市)（にいだ） - 岡山県津山市にある地名。

新田町・新田郡

新田町（しんたちょう） - 高知県高知市にある町丁。

新田郡（にったぐん） - 群馬県・上野国にあった郡

新田町（にったまち） - 群馬県にあった自治体

新田荘（にったのしょう）- 上野国新田郡にあった荘園。「新田荘遺跡」を参照。

新田郡 (陸奥国)（にいたぐん） - 陸奥国にあった郡

Permalink | 記事への反応(0) | 11:55

■本庄

anond:20220616175653

本庄市 - 埼玉県にある市

本庄宿 - 中山道六十九次の宿場

本庄町 (曖昧さ回避)

本庄村 (曖昧さ回避)

本庄 (京丹波町) - 京都府船井郡京丹波町

本庄 (東大阪市)・本庄中・本庄東・本庄西 - 大阪府東大阪市

「盾津」を参照

本庄 (神戸市) - 兵庫県神戸市東灘区の地区名。元は摂津国菟原郡の荘園

本庄 (岩美町) - 鳥取県岩美郡岩美町

本庄 (真庭市) - 岡山県真庭市

本庄 (築上町) - 福岡県築上郡築上町。本庄の大楠がある

本庄 (杵築市) - 大分県杵築市

本庄 (国富町) - 宮崎県東諸県郡国富町。本庄古墳群がある

本庄浜・本庄宇治・本庄上 - 京都府与謝郡伊根町

本庄東・本庄西 - 大阪府大阪市北区（※広義では豊崎地域の一部にもあたる）

群馬県高崎市上里見町字本庄。本庄辻の地蔵尊がある

京都府福知山市新庄字本庄

Permalink | 記事への反応(0) | 11:54

2022-05-29

■anond:20220529123521

鎌倉幕府・室町幕府が荘園・国衙領（公領）を管理支配するために設置した職。守護とともに設置された。

Permalink | 記事への反応(0) | 12:38

2022-04-25

■【俺評】2022/04/24 大阪府 河内長野市 議会 議員選挙

マスコミからもさっぱり注目されてない感じなので俺が書く

俺について

生まれ育ちは大阪市南部（東住吉区・住吉区）、数年前から河内長野市在住

河内長野市とは

大阪府の右下の隅っこ。奥河内と呼ばれる歴史資産が豊かな山と棚田と新興住宅地が占める。

東京で言うとあきる野市みたいな感じの郊外だが、電車の便が良くて難波や阿倍野まで40分で行けるので70-80年代に大規模に住宅地が造成され大阪市内通勤の住民が多い。

映画「鬼ガール！！」の舞台。https://www.amazon.co.jp/dp/B096R5386X/

現市長は嘉田由紀子さんとこで勉強してきた人で無所属。前回、大阪維新の元市議会議員を破って2期目突入。

吉村知事の出身地。

選挙後の会派 勢力図（カッコ内は前回からの増減）

大阪維新の会	４名	（+２名）
公明党	４名
市民クラブ	２名
自民党	２名
日本共産党	３名	（-２名）
会派無所属	３名

会派別得票数（カッコ内は前回からの増減）

大阪維新の会	10696票	（+3837票）
公明党	6952票	（-1723票）
市民クラブ	3932票	（-1295票）
自民党	5080票	（-761票）
日本共産党	6537票	(-1854票)
会派無所属	4479票	（+107票）

当選者 (会派は暫定的に俺が分類。今後変わる可能性あり）

大阪維新の会

はしがみ和美　前回、補欠選挙で当選し今回が2期目。圧倒的獲得票数で俺を大いに驚かす

土井あきら　　会派幹事長。顔は維新っぽくない（俺の偏見）

吉竹英行　　新人。歯科技工士。ググっても情報が全然出てこない

西田よしのぶ　新人。無職。「努力したものが報われる社会に」というスローガンが維新的。松井吉村浦野の応援をアピール。ググってもよく分からない。

日本共産党

宮本さとし　現職。[北青葉台]

だばなか大介　会派幹事長　[荘園町]

にわ実　　　現職。[旭ケ丘]

公明党

浦山のぶゆき　現職。[加賀田]

大原いちろう　会派幹事長[喜多町]

三島かつのり　現職。[高向]

おくい良一　　新人だが公明党河内長野支部副支部長という肩書

市民 クラブ

かつらまさと　会派幹事長[本町]

堀川かずひろ　現職。スポーツマン。自治活動頑張る系。[美加の台]

無所属

みちばた俊彦　現職。SNSやYOUTUBEで市民に向けた情報発信に熱心[木戸西町]

若林やすし　新人。自宅でテレワーク中の日鉄ソリューションズ社員。自治活動頑張る系で美加の台なので上の堀川氏と被ってる感。[美加の台]

工藤けいこ　現職。福祉に力を注ぐお母さん。[南花台]

((ちなみに南花台と美加の台は自治意識高いエリアで比較的裕福))

感想

共産が議席減らして維新に渡したのは予想外だった。

河内長野は住みやすいとこなんだけど、にわか河内長野市民の俺の感覚だが、その住みやすさの立役者が共産や市民派議員、そして市長にあると感じる。

二言目には身を切る改革と言う維新とは非常に相性が悪いと思う。果たしてどうなるか。

ていうかさ、維新の基本政策の一つはコンパクトシティ構想なんだよね。それを大阪で社会実験するのが大阪維新という存在。

大阪市一極集中（それが都構想にもつながる）は実現すれば河内長野市は切り捨てられる側になると俺は解釈してる。

大阪市民は維新を選ぶメリットがあるが河内長野市民は下手すると自殺行為ではないか、そう懸念してる俺である。

以上。

Permalink | 記事への反応(0) | 23:09

2022-04-15

■夫婦別姓と絡んで家制度の話

1

家制度の大事さを論ずる人がいますが、これってもうほぼ崩壊してますよねって話。

家ってなんで成立するかと言うと、家と結びついた職業や生産手段があってこそだ。

例えば古代でいうと、摂政や関白になれる家、大臣までなれる家、大納言までの家、などがある。

親から子へ、親のついた地位や経済的要因（荘園など）が継承される。だから家が生まれる。

鎌倉時代とかの武士もそうで、頼朝から地頭職に補任される。

それが子や孫に伝わるから家というものが脈々と続く。

近代から現代にかけてだと、農家がわかりやすい。

特定の土地を持ちそこからの生産物で利益を得て生活する。

その土地や、その土地から生まれる利益の継承者を明確に定める必要がある。

家制度は家職とそこから上がる利潤と表裏一体の関係にある。

芸事でもそうで、親の芸を継承しうる芸術であれば家元となりうる。

商家も同様で、百貨店でも呉服屋でも、親が築いた商売上の生産手段を継承する場合、家制度と相性が良い。

政治家も同じだ。親が築いた信用や政治基盤を継承するのであれば、家が生まれ、結果二世三世議員が生まれる余地を生む。

2

ひるがえって現代社会を見てみよう。

皆さんは親が引退したら、親の職業や親の地位につけるだろうか。

もちろんそうなる人もいるだろうけれども、多くの人は親の社会的地位を継承しないだろう。

例えば私の親は公務員で最終的には副市長までなった。

私の親が副市長を引退したら、私が副市長になるだろうか？　そんなことは許されない。

多くの人がもし私が副市長になったらおかしいと思うだろう。

一方で、会社の社長が息子に移り先代社長は会長になるだとか、芸事で何代目だれそれを襲名した、とかは違和感が薄いと思う。

家制度が機能する場面である。

二つの事例を見たが現代社会ではどちらの職業のパターンが多いだろうか。

圧倒的に前者ではないだろうか。

もちろん、後者のシステムを否定することに直結しないことも重要だ。

ということで現代では、家産や家職の関係から、家制度はほぼ質的要因を失っていると結論づけられる。

3

こうした社会的変容はいつごろ惹起したのだろうか。

個人的には（といっても見田宗介あたりの受け売りなのだが）、1961年の農業基本法が重要と思う。

人口の多くが農業をしていた日本において農業を機械化し、余剰人員を２次産業３次産業に従事させる動きを生んだ。

明治時代以降、第二次大戦後でも解体できなかった江戸時代以降の家制度はこの法律によりついに解体された。

日本人の多くが農民だったから、田畑という家産で生活していた関係上、多くの人々が家制度の中にあった。

サラリーマンになった農家の子孫たちは、もうその地位を子孫に継承できない。

親の地位を継承できない子孫たちはやがてマイナビ・リクナビを頼ることになるだろう。

高度経済成長は経済成長だけが起こったわけではない。家族の観点からしても革新的政策だったのだ。

だから家職や家産を継承しないところに生まれ育った場合では、気軽に別姓にしたり、あるいは現段階だと妻の姓をなのってもいいんじゃないかな、って思う。

社会の多くの職業のあり方が、それを可能にしているのだからね。

Permalink | 記事への反応(0) | 13:05

2022-02-12

■https://anond.hatelabo.jp/20220212010453

平家はなぜ後白河法皇を殺さないのか

殺してしまったら上から下まで総スカンやで。天皇自体に権威があった (古来からの儀式とかの継承者) からというのはそうだけど、洋の東西を問わず権力掌握のために主君殺すってなかなかない気が...「主君すら簡単に殺す奴が他の勢力ならもっと簡単に潰しに来る」みたいに思わるので相当な根回しが必要やと思う。

臣下に殺されたっていうので思いつくのは三国魏の高貴郷公やけど、これは高貴郷公自らが兵を率いて司馬昭を始末しに行って逆襲されて殺されたから、後白河が直接平家にぶつかれば殺されるかも？高貴郷公の件は名ばかり皇帝に落ちぶれた東晋の皇帝がこのことを知ったときにそら(皇帝殺して皇帝になったら)そう(権威なんてなくなって名ばかりになる)よ...orz ってなってたので、主君殺すってなかなかできないんちゃうか。

あと、後白河と平家が決定的にこじれたのって鹿ケ谷の陰謀のさらに後の重盛の死後処理で後白河がやらかしたからで、その先は後白河がいようがいまいが戦乱になってたんちゃうか？源平合戦に火をつけたのは後白河じゃなくて八条院周辺だし。後白河にしても平家にしても自分ところの利益だけを場当たり的に追及するところがあって、それがgdgdの源泉だと思う。

なんで天皇がここまで尊くなったかは不明なんだけどやる夫スレでよければやる夫が大海皇子になるそうですというのを読むといいかも。長いけど。この作者の前作がやる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうですでちょうどこの時代やな。こっちも長いけど。

反乱を起こした高倉上皇の兄弟は殺していた

以仁王のことか？そりゃ天皇でもなければ自分で反乱起こして戦場に出ちゃったからね。後白河も後鳥羽も戦場に兵を率いて出てはいないのに注意。どちらも合戦は部下に戦わせて自分のところまで敵が来たら素直に従っている (法住寺合戦、承久の乱等)。ここで抵抗したらなにかのはずみで殺されていても不思議ではない、が天皇とはそういうものではない。また当然ながら尊さにも位があって天皇・上皇＞＞皇太子＞＞親王＞＞ただの王で、天皇家に連なっていても親王宣下されなきゃたいしてえらくはないで。

天皇でもないのに後白河法皇の死にそこまでの重さはあるのだろうか

このころの上皇とか法皇とかは事実上の最高権力者やで。平安中期は摂関家が自分の甥である天皇の後見をすることで権力を握ったが、平安後期では天皇の直系尊属である上皇、法皇が天皇家の家父長権でもって天皇の後見をすることで権力を握った。最高の権門である天皇家の家長として荘園も集積しているので財産も持っている。まあ後白河は中継ぎって見られてたから前任の白河とか鳥羽とかみたいな盤石の権力ってないけど。ついでに父の鳥羽から財産を受け継いでないし。

源頼朝を殺さない

頼朝は蔵人を務めていた上西門院(統子内親王・後白河の姉にして准母)と母親の実家である熱田大神宮家が助命に動いて助命されたんやで。これらの貴人達の反対を押し切って殺すのは政治コストが高すぎる。そもそも平治の乱時点での清盛は財力武力はあっても正四位大宰大弐にすぎないわけで政権の中枢にいたわけでもないし、反乱鎮圧の立役者ではあっても処刑にどこまで関与できたというと疑問な気がする。平家政権ができあがるのはこのあと後白河法皇と二条天皇の間を上手に泳ぎ回った(平時の乱もその上手に泳ぎ回ったの一部だが)上で1165ごろに二条天皇と政界の大物複数名が相次いで死んだ結果なので、このときの清盛に平家政権全盛期の公卿殿上人数多という未来を言っても信じなかったんではないか？

そもそも天皇家は神道の権威だろうに、後白河法皇は何で出家してるんだろう。
昔は仏教と神道密着してたのか？神の子孫の天皇家がバンバン出家していた頃って、どんな宗教観なんだろう。
仏が神より高い位置にいたとか？

日本古来の伝統がたった150年ほどで忘れさられるとは嘆かわしい。明治政府のなんと罪深いことよ。仏教は日本に受け入れられる際に神道を取り込んでこのころには不可分になってるで。そのあたりの理屈をつけたのが本地垂迹説やな。出家すると神道の儀式を主催するのは不適切という概念はあったらしいので、神道の儀式は現役の天皇にまかせて退位したら出家して仏教の儀式に専念する、というのはありかもしれない。神道も仏教もどちらも国を護るには重要やしな。

あと神の子孫ということなら大体の平安貴族は神の子孫やで。

Permalink | 記事への反応(0) | 21:14

「荘園」を含む日記

■氷原の自由戦士

■荘園デビューしたい。

■荘園デビューしたい

■都道府県とか全部やめて、上野国とか下総国とかに戻そう

■ボンボン馬鹿「人のせいにするな（俺いいこと言っちゃった！）」

■世田谷区民がアメリカに土地を寄進しアメリカ領になるわけがない

■名古屋県民