はてなキーワード: 政権担当能力とは
自称・消極的自民党支持者の理屈は毎回同じ(民主党がダメだったから自民党に投票するしかない)で飽きたんだけど、
そのわりに具体的に民主党政権のどこが悪かったのかという指摘は少ないし、
横だが、はあ?
緊縮やめろ増税やめろ無考えに日米離間すんな周辺国に漬け込まれるような外交するな
クソ円高なのに毎回介入資金無駄にするような発言繰り返す財相どうにかしろ 株価は1万切って先も見えないぞ
成長の為のビジョンが無いまま財政再建といいつつ過去最大の国債発行とか不安になりすぎる支離滅裂やめろ
口蹄疫も尖閣も震災もトラブル起きるたびに実務能力たりなさ露呈で信頼出来ない
消えた年金追及事業仕分けで無駄整理埋蔵金発掘で増税せず再建、政権とったら出来ると大言壮語した自民の負債精算全て言ってたような成果ねえ
ぼえーっていま思いついただけでこれぐらいかけるぞ
つかお前だってこれらはどっかで見たことはあるはずだ
それ野党支持側が1案もないのがまず異常じゃね?w
もともと民主もそれが外に出たものだが日陰集団ばかりでカビが生えた
結局これじゃん
自分たちが努力とか成長とか責任なんかを少しでも求められるのは嫌で
「このゲームはアンフェアなんだ」とか「敵ばっかりなんだ」って言いながら
何もしないで歳を食う拗ね坊みたいな人格
2.2009年の総選挙で自民党をそれまで支持していた左派が軒並み民主党に投票し、自民党内左派が壊滅
3.鳩山のアレっぷり、口蹄疫の対応、震災対応(≠原発対応)、消費税増税などから民主党の能力を疑われる
4.2012年の総選挙で安倍が党首だったため、公認候補がのきなみ右派、安倍シンパとなり自民党が右傾化
5.左派は民主党や共産党に投票するもほぼ死票になり、政界全体が右傾化
6.族議員や党内左派が壊滅していること、自民党内での安倍派の勢力が強くなりすぎたことから、自民党内で安倍を批判できる勢力がない
ついでに言うなら、政治不信と同程度にメディア不信があり、メディアが安倍を批判しても昔ほど支持率に影響がない。
さらに、安倍・自民党支持者、反安倍・反自民党の個人もそれぞれタコツボ化して、お互いに批判のための批判の応酬をしており、無党派層の取り込みは見込めず政治的に無力となっている。
無党派層は公約を守らない政治家を見て、「投票すんのあほくさ」となって、投票率が低下し、組織票の有効性が上がり、自民・公明が強くなる。
また、投票した候補が落選することで一票の無力さに打ちひしがれ、「投票すんのあほくさ」となって、以下同文。
そのうえ、安部派、反安倍派の応酬を見せられて「政治怖い、近寄らんとこ」となって、以下同文。
※「○○が××になったのは△△党に投票した奴のせい!責任とれよ!」などヘイトをあおる発言が飛び交っているのを見れば、投票なんぞしたくなくなる
2012年の総選挙時点の党首が谷垣だったら、自民党内のバランスももう少しマシになって、政治情勢は今よりはマシになってたかも。
ただし、その場合は増税延期なし&緊縮財政で経済的にどうなってたかわからんけども。
もうちょっと政界を左傾化させるためには、自民党内の左派を育てるか、野党の左派を育てるか、どっちが適しているのだろうか。
前者のメリットは政権担当能力が確実にある左派を形成できること。
デメリットは現状自民党内の左派がほぼ壊滅済みで、党内はほぼ右派で占められ、トップも右派である状況で、こっから左派の形成なんてできんの?ってことと、左派の党首を誕生させるためには自民党の党員にならなければならないこと。
後者のメリットは左派がすでに形成されていること。支持さえ得られたら自民党への対抗勢力として形成できる。
デメリットはその左派が国民から政権担当能力がないとみなされており、圧倒的に支持されていないこと。
……ムリゲー。
安倍自民党圧勝の予想はおそらく実現するのだろう、左派の方々はこの世の終わりのように言っている。
私も安倍の政治的心情には全く賛同できないので暗澹たる気持ちであるが、投票する気はしない。
タイトルから他人に責任感を求めておきながら無責任なと言われるかもしれないが、しかし考えてみて欲しい。
仮に選挙ではなく、貴方が自由に内閣を組閣出来る立場だった場合、何処を与党にして誰を総理にするだろう?
まさか民主党を与党に据えて海江田万里を総理にするのだろうか? そんなこと誰も考えていない、本人も考えていない、
政権担当能力もそのための準備もそもそも政策方針も無いだろう、海江田以外でも同じことである。
結局自民党が与党をやるしかないのが現状というのは揺るがないだろう、では安倍はダメだとして誰を総理にする?
石破? 谷垣? それで何か変わりますか? 結局安倍政権の姿勢を踏襲するだけなんじゃないですか?
そういうことではなくて、自民党を大勝させるということが不味いのであるという意見もあるだろう、
安倍の今までの政策(秘密保護法,エネルギー問題)にお墨付きを与えるわけにはいかない、と言う、私もそう思う。
だが例えば今回自民党が議席を減らしたとしよう、それが国会にどんなメッセージを送ることになるだろうか?
マスメディアも野党もそもそもこの選挙については争点を作り出すことに失敗した、安倍が宣言した「アベノミクスを問う」と言う看板だけが高らかに掲げられているのが現状だ。
そうした中で自民党が議席を減らせば、どうしたってアベノミクスへの忌避感としか解釈されないにきまっている。
そのような国民の姿勢を諸外国プレイヤーはどう思うだろうか? 日本経済の動向にかなりのマイナス評価をするとしか私には思われない。
私に自由な内閣任命権や議員任命権があったとしても、安倍自民党にこのまま続投してもらう以外の選択肢は取れそうにない、
そしてそんな下らない選挙には行きたくないので投票自体する気が起きない、
まだしもそうして投票率を下げたほうが「ああみんな今回の選挙に興味持ってないんだな」というメッセージになるだろう。
きっとこんな意見は意識の高い左派の方にお叱りを受けるに違いない、なので聞きたい、
責任感あふれる文化的で知的な民主主義の担い手たる市民の皆様、貴方が自由に議席を割り振れる立場ならどのような思惑の下にどのような配分にしますか?
本日は、徳島新聞社の名物コーナーである 鳴潮(めいちょう)を解説することで、
徳島新聞社の素晴らしさを日本の勤勉な投票者6000万人(有権者数≠実際の投票者数)へ向けてアピールしたいとおもいます。
引用は、 徳島新聞 2012.11.06 第24660号です。
http://www.topics.or.jp/meityo/news/2012/11/135216337985.html
では、さっそくまいりましょう!
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「民主党、自民党、維新の会、その他」のあらゆる政党が一緒くたに悪人であるかのように書かれている。
現実では、国民の怒りは与党である民主党のやり方に対して向けられているのであって、
野党である自民党や維新の会には向いていない。なんとも、見事な責任転嫁の術ではないか。
とりわけ深刻なのは、山積する重要課題を前に八方ふさがりの政治状況を打開できない野田内閣の支持率だろう。前回10月調査から11・5ポイントも急落し、政権発足以来最低の17・7%に落ち込んだ。まさに危機的状況である。民主党の政権担当能力に疑問符を付け、「早く国民の審判を受けよ」と迫っているかのような数字だ
民主党に対する国民の怒りを、「野田内閣」という小さな集団(デコイ、擬似標的)へ反らすことで、民主党全体をかばおうとしている。
ここに筆者の人間らしい温かみが見て取れる。
政権浮揚を狙った内閣改造は法相辞任でつまずき、身内の離党者には歯止めがかからない。政権与党の衆院過半数割れが現実味を帯びる中、臨時国会で事後同意を求めるべき原子力規制委員会の人事も、早々と先送りを決めてしまった
唐突に、「原子力規制委員会」という言葉を持ち出すことで、自民党が旧来から掲げる「原発は必要」という主張をさりげなく批判している。
民主党の批判の文章の中に、アクセントをつけるかのように、さりげなく、自民党への批判を縫いこんでいる名文である。
「民主党マニフェスト(2009年)」と記述すべき所を 「2009年のマニフェスト」 と表現している。
これは、民主党という言葉に悪いイメージが被さるのを防ぐための配慮である。
そのかわりに、悪いイメージは全て「マニフェスト」という小洒落た外来語に被せてしまっているが、それはそれでよい。
なぜかというと、「民主党」という言葉に悪いイメージが被さると困る人は日本に何十万人もいるが、
「マニフェスト」という言葉ならば、困る人は誰もいないからである。
年内の総選挙には、今月22日までの解散が必要とされる。大連合構想で第三極勢力がごたごたする中、
既成政党はその期限まで党利党略優先の駆け引きを続ける恐れがある。そのつけを払わされる国民は、たまったものではないのだが。
要約すると、
"全政党の党略のために、国民がつけを払わされて大変である。"
となる。
実際は、与党である民主党のせいで国民がつけを払わされて大変である状況なのだが、それは横へ置いて忘れておく。
この段落では、あえて「民主党の責任」を、「全政党の連帯責任」へと変換することで、
民主党が被るダメージを自民や維新へも分散させる奇妙な痛み分けに持ち込んでいる。
全体として漂う空気は、とても心地が良い。
"民主党はたしかに悪かった。しかし、自民党や維新の会など他の政党もダメだ。
そういうわけで、読者の皆様は自民や維新へ1つも議席を与えてはいけない。"
と、このように、読者へ刷り込もうとしている訳である。
少しでも自民党の議席数を削り取っておきたいという心意気、まったく大したものである。
本文では、自民党も民主党政治の共犯者であるかのごとく表現されているが、
実際はそうではなく、まったく逆なのである。
この4年間、自民党は参議院の側の立場で、民主党のやり方を正しく修正してあげようと尽力しており、
しかし、自分たちだけが、日本国民から評価されたいなんて、自民党は本当にずる賢い邪悪な連中ではないか?
不信任案が否決される。
自民党的なモノを否定して政権についた身にとっては、自殺行為であるという事に、気がつかなかったようである。
政権や議席は維持できたが、民意はいっそう離れたわけで、首相の首を挿げ替えたとしても、たらい回しでしかない。政権担当能力が無いという事については、なんら変わっていないわけで、次の首相が誰になったとしても、国民の支持は集まらない。衆議院の3分の2が使えなくなった以上、参議院の過半数を取る為に公明党との連立・連携が必要となる。次の民主党代表は、公明党に指名権があるという状態になったわけである。
野党の出した不信任案に乗じるのは党人としていかがなものかという理屈を通した為に、野党、それも、Casting voteを握っているだけの弱小勢力に党代表の指名権を握られるというのは、本末転倒である。この点においては、自民党よりも愚かだと断言できる。
支持無き政権がどうせ不人気ならばと、消費税の引き上げをやらかすようである。社会主義政権特有の所得の再分配政策であり、富の生産が無ければ分配すべき富自体がなくなっていくという現実を食い止めるどころか、加速させるだけとなるであろう。
この内閣不信任案によって、菅内閣だけでなく、民主党自身がlame duckである事が、明白となったわけである。
残り任期をlame duckとして過ごすというのは、日本の政治がその期間、麻痺したままとなるという事である。
国民の支持を失った政党が任期一杯まで居座るという現象を防ぐ為に、国会議員に対するリコール制度が必用であるという認識が広がった事が、民主党が政権についた事によって生じた、唯一の良い事である。
自民党的なモノを否定して政権についた身にとっては、自殺行為であるという事に、気がつかなかったようである。
政権や議席は維持できたが、民意はいっそう離れたわけで、首相の首を挿げ替えたとしても、たらい回しでしかない。政権担当能力が無いという事については、なんら変わっていないわけで、次の首相が誰になったとしても、国民の支持は集まらない。衆議院の3分の2が使えなくなった以上、参議院の過半数を取る為に公明党との連立・連携が必要となる。次の民主党代表は、公明党に指名権があるという状態になったわけである。
野党の出した不信任案に乗じるのは党人としていかがなものかという理屈を通した為に、野党、それも、Casting voteを握っているだけの弱小勢力に党代表の指名権を握られるというのは、本末転倒である。この点においては、自民党よりも愚かだと断言できる。
支持無き政権がどうせ不人気ならばと、消費税の引き上げをやらかすようである。社会主義政権特有の所得の再分配政策であり、富の生産が無ければ分配すべき富自体がなくなっていくという現実を食い止めるどころか、加速させるだけとなるであろう。
この内閣不信任案によって、菅内閣だけでなく、民主党自身がlame duckである事が、明白となったわけである。
残り任期をlame duckとして過ごすというのは、日本の政治がその期間、麻痺したままとなるという事である。
国民の支持を失った政党が任期一杯まで居座るという現象を防ぐ為に、国会議員に対するリコール制度が必用であるという認識が広がった事が、民主党が政権についた事によって生じた、唯一の良い事である。
137998人対90194人。
一般党員票の投票者合計は228192人、投票率は66.9%という事で、どちらも首相の器局にあらずとして棄権したのは、112902人となる。
民主党のコアな支持者の総数341094人のうち、小沢氏の主張する衆議院選公約の実現に対して、積極的に賛成したのはわずか26.4%である。民主党支持者の中ですらこれだけしか支持者がいない以上、そして、先の参議院選挙で民意によって否定された以上、公約や政策を主張するのは自殺行為であった。
もともと、小沢氏は選挙と政局と金集めだけしかしてこなかった事を国民全員が知っているわけで、政策について何かを語る事自体がおこがましいという批判を掘り起こすだけとなる。政策については何も知らないふりをして、民主党に政権担当能力をつけるとだけ言っていれば、菅内閣全体の無能さをアピールできた。余計なことをやって支持を失ったのである。
ならば菅氏の主張する政策は全面的に支持されたのかというと、小沢氏を支持する90194人が反対であり、棄権した112902人も支持できないという立場を表明しているとなる。あわせて203096人であり、これは、積極的に支持を表明した137998人よりもはるかに多い。敵失によって勝利しただけで、自らの戦略・戦術によって勝利したわけではないとなる。
挙党一致の為に、小沢氏の勢力を取り込むと、小沢氏支持の90194人は反菅のままであるが、菅氏支持の137998人も非菅へと転向しかねない。どちらも不適切であるとして棄権した112902人は、そのまま非支持となる。菅氏が取り込まなければならないのは、小沢氏支持の90194人ではなく、どちらも不適切としている112902人である。
民主党の僭主小沢一郎は、自民党を父としつつ、民主党という在野の勢力に転じて選挙と金集めの才能で大勢力を築きあげた。自民党政権が倒れ、とりあえず、loopy鳩山を首相の座につけたが、案の定、破綻した。そこで、sleepy菅が次の首相として立ったが、ここで、菅氏の首相としての立場を磐石にすると、僭主小沢一郎は、用済みとして外されるであろう。
小沢一郎が生き残るには、自ら党首として勢力のトップに立たなければならない。菅首相に党首や首相の権限を自由に振るわれたら、小沢一郎は小菅送りにされる。
しかし、小沢一郎にあるのは選挙と政局と金集めだけで、政治に対する見識・能力・経験はまるっきり無い。党首選における公約にしても、民主党に政権担当能力をつけるという一文以外には、何を言っても自縄自縛に陥るであろう。そこで、見識・能力のある自民党との大連立という選択肢が出てくる。
もし、自民党が拒絶したらどうするのか。そのときは、自ら首相に立った上で、重要省庁の大臣を全て民間人にするというウルトラCをやるしかなくなる。各省の事務次官を、全員大臣に任命してしまうのである。次の事務次官になりたい奴は、副大臣や政務官として押し付けられる民主党議員を一人前にした奴が、そいつの大臣就任と同時に任命されるとする。事務次官ポストが一期空くが、事務次官は大臣として存在しているのだから、序列上は問題無い。事務次官から大臣に転出した者達は、3年後の衆参同日選で参議院の比例区に出すということで、大臣と参議院議員とで9年間分の進路が決定する。
大臣登用は一期限りの非常手段であり、参議院議員という天下り先を用意するのは、大臣としての業務に専心させるためである。もちろん、働きが悪ければ解任、天下り先も無しとなる。次の事務次官に成りたければ出来の悪い議員を一人前にするという責任を背負わせるのは、大臣ポストを官僚の指定席にしない為である。また、大臣は、大臣にしてくれ、大臣の任期中も事務次官として支えてくれた人の退官後の面倒を見るのも当然となる。市会議員や県会議員は当然、場合によっては市長や参議院議員あたりのポストを用意して報いることになるであろう。当然、既存の天下り先は必要なくなる。事務次官ポストを争ったライバルが天下った先を、温存しておく必要は無い。大臣になれなかった議員にしても、支えてくれた官僚の退官後の面倒を見ないと、以後、誰も支えてくれなくなる。秘書から市会議員へのルートや、政策秘書として議員会館勤めといったルートが出来る事になり、天下り先は必要なくなる。特別会計を削るという目的は、十分に達成されるのである。
事務次官がそのまま大臣になると、自民党は、攻撃できなくなる。無能無知な民主党議員が大臣をやっているのであれば、いくらでも攻撃できるし、叩けば叩いた分だけ失言や放言をしてくれるが、相手が官僚となると、手も足も出なくなる。そして、大臣となった元官僚にとって後ろ盾は小沢一郎只一人となり、法を捻じ曲げてでも無罪にしなければならなくなる。勿論、民主党の主張していた選挙公約は全て骨抜きになるが、もともと政権担当能力の無い連中の戯言でしかなく、部分的には良い公約もあったが、全体を考えて出てきた公約ではなく、部分的な実行では状況を悪化させかねないモノが多かったので、骨抜きにされた方が、かえってマシになるであろう。
小沢一郎は民主党代表選に出馬する方向で話がまとまったようである。
一度裏切った奴は、何度でも裏切る。菅首相を支え、幹事長兼副首相として内閣に入ったとしても、検察が黒といってきたら、菅首相は訴追許諾を出すであろう。
小沢氏を切る事でクリーンさを訴えられるし、小菅送りにして公民権を剥奪してしまえば、一年生議員は草刈場となる。
民主党を離党して新党を立て、自民党と連立して政権を奪って小菅から解放させるという展開をやれるような人材は、小沢氏の下には居ない。
小沢氏が娑婆に居続けるには、自身が首相になるしかないが、この場合、民主党の政権担当能力の無さが致命的になる。
そこで、小沢氏を娑婆に出しておいた方が得な勢力と連立して、副首相になるという次善の選択が出てくる。
自民党は、自民党の外に居る限り、小沢氏が娑婆に居てくれた方が民主党のダーティなイメージを宣伝できる。
首相と大臣を全部やるから、副首相と副大臣と政務官を全部くれというあたりが、ポストの割り振りとなるであろうか。
首相の専決案件に対して副首相は拒否権を持つという一文も重要である。この約束を菅首相との間に結んでも有効なのではないかと考えるのは、間違いである。
民主党議員は、副大臣や政務官や常任委員会の委員長になりたければ、天下り中の元官僚か今年天下る予定の官僚を、自分の選挙区で市会議員や県会議員に当選させろ、一番多く当選させた奴から希望のポストにつけてやるというのが、ポスト分配のルールとなるであろう。
専門分野や本人の希望などという建前はあるだろうが、小沢一郎の評価基準は、選挙と政局と金集めである。ポストの割り振りも、それで決まると考えるべきである。
菅首相は夏休みに入ったそうだが、そのままずうっと休んでいて、二度と官邸には戻ってこないでもらいたいモノである。
民主党の代表選挙規約によると、投票日は任期満了日の前30日以内、選挙運動期間は告示日から14日間。したがって、9月14日を投票日にすると、9月1日が告示日となる。
立候補の為には、この告示日に、20人以上、25人以内の所属国会議員の推薦状を添えて、届け出なければならない。
つまり、臨時国会が閉じて8月末日までが、議員票の票固めの期間であり、告示日から投票日までが、サポーター・党員票対策期間となる。
で、問題は、誰を次の党首にするかということなのだが、まず、今の首相である菅直人氏は、選挙に勝つ為に入れ替えたのに、鳩山内閣を居抜きにした為に、変化をさせられず選挙に負けた。さらに、国際会議でも空気を読めず、内政においても国益を損なうばかりとなっている。
自民党がダメだから自民でなければどこでも良いとして民主党に政権が転がり込んだが、自民党への批判票に支えられているという事を忘れ、民主党の政策を進めて、国民の不満と不信を集めている。これでは、春の統一地方選挙を戦えない。
内閣改造でイメージチェンジをしようにも、余計な事を、菅首相の名前でやりすぎているのである。
民主党が政権を維持するには、菅首相の首を切るというのが、最善の選択肢となりつつある。
そこで、誰を次の首相にするかという話になるのだが、民主党には、首相はもとより、大臣ですら、勤まる人材がいない。
小沢グループがまとまるのは、小沢氏が自ら代表選に立った場合だけで、それ以外では、ばらばらになる。鳩山氏が再び立つことは出来ないし、鳩山グループは鳩山氏のお金に集まったグループであり、ナンバー2がいないので、草刈場である。
その他のグループの代表者が立っても、いずれも、小沢・鳩山の両派から支持を集めなければならないが、固まる可能性は無い。あれだけの大所帯を作り出して維持するには金も人手もかかっており、それを負担できない者を支持するなんて、できっこない。
民主党が挙党一致体制を作るには、代表戦での圧倒的な勝利で弱小派閥を蹴散らす以外に無く、必然的に、小沢氏自身が立つ以外に道は無い。しかし、この場合、小沢氏が首相となり、各派閥から大臣・副大臣を引き抜いてというやり方では、残念な事に、国民の支持は得られない。挙党一致体制を作れても国民の支持を得られないのでは、春の統一地方選でボロ負けして、解散総選挙になる。参議院選挙で負け、統一地方選で負けたら、自民党政権に向かって、今必要なのは解散総選挙ではないかと、さんざん言っていた台詞が、丸ごと帰ってくるのである。
挙党一致体制を作り、かつ、自民党との大連立で、政策協定として自身の訴追の廃止と民主党の売国政策を自民党に飲み込ませて、自分は副首相に納まり、実務は自民党にやらせるというのが一番利口な手法なのだが、これに、民主党の弱小派閥が従うかどうかというのが、問題となる。
代表選挙での圧倒的勝利が必要なのだが、勝利の先が大連立では、反小沢・反鳩山の弱小派閥は、離党して野党に戻るという行動を取るであろう。このとき、どれだけが離党するかという話になる。衆参両院で過半数が取れるだけの数が残らなければ、casting voteを公明党に握られかねない。
全ては、民主党の代議士達に政権担当能力が無い事が原因であり、民主党が政権を持ち続けようとする限り、日本の政治の迷走は続く。迷走を続けるか、それとも、解党の危険を覚悟して、政権を担えるまともな政党に脱皮する道を選ぶかという選択なのである。
どうするつもりなんだろう、民主党?と思う。
もう政権担当能力が無いのは分かりきったのでアレだが、下野したとき、どうするんだろう?、という心配。
「秘書が捕まっただけなら、辞職しなくてもおk」
「脱税しても、後で払えばおk」
「発言がブレてもおk」
「バラマキもおk」
「起訴相当でもおk」
「支持率下がっても、当たったことないからおk」
「国民の言うことなんて当てになんないから何でもおk」
ってことを証明してしまったわけでしょう。下野したときの民主党さんの存在意義が0になってしまうではないですか。
(まぁ野党時代の民主党に野党たりえるだけの資質があったかは怪しいですが...)
それとも、民主党の脱税はきれいな脱税etcと言って「そうでしたっけ?ウフフ」とか言いながら何事も無かったかのように批判し出すのだろうか。
別に自民の再来を臨んでいるわけでもないんですが、将来的に現民主党以上の独裁ゴミカス政党が出てきちゃったらどうするんだろう?
政権担当能力が無い。
政権交代の前からよく聴いてた言葉だけどこれほど実感するとは思わなかった。
普天間、暫定税率、国債発行抑制、CO2 25%削減、高速無料化、事業仕分け、天下り、etc...
目的が自民にどうやって反対するか?って観点でしか考えてなかったとしか思えない。
反対してデカイ声上げればそれで良かったから具体案を全く詰めずにいたくせに
立場が変わって、実際にやってみれば非現実的なことに気付いてフラフラと方針転換。
外国人参政権だの子供手当てだのと国益と思えないことばっかり力を入れて
肝心なことはその場しのぎで誤魔化してるだけだもの。
そんな民主党にくっついてるのは与党でいたいだけで意見が言えない社会党に、
まあうまく行く訳ないわな。
こんな状態でどう調べれば支持率が30%もいくのか不思議なくらい。
正直、これからこの国がどうなっていくのか不安が増すばかり。
食べ物、風景、治安、言葉とまだまだ日本を好きと言えることは沢山ある。
でもこれからこの好きなところがどんどんなくなって行きそうでとっても怖い。
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~t-tutiya/cgi-bin/sf2_diary/sf2_diary/
小沢一郎が買った土地は、元秘書の石川代議士の話だと「たんす貯金だった」そうだ。
300万かのたんす貯金なら、聞いたことがあるが、「4億円のたんす貯金」だとなると聞いたことがない。
そもそも、どこに保管していたのか。第一無用心ではないか。
それに、秘書に、「この金で●●の土地を買え」と言ったにせよ、たんす貯金となれば、ちまちま貯めたのだろうから、100万円づつの帯封はついていない。となると、秘書は4万枚の一万円札をどのように数えたのだろう。
更に、それを預り、秘書の自宅に持って帰ったとすると、それこそ家を空ける訳にはいかない。何しろ「現金で4億」だから。
3億円事件はジュラルミンのスーツケース。4億だから、ひとつには入らない。二つのケースに分けておいたにせよ、家のどこに隠しておいたか興味がある。ベットの下。天井。天井は重さで落ちてしまうだろう。
大体、不動産屋も、その金額を「現金」で持参されても、銀行でも呼んでいない限り、数えるにも数十時間を要する。どうやって数えたか。
しかし、普通に考えると、不動産を買うのに4億の「現金」と言うのは変だ。更に、たんす貯金と言っても、その限度を超えている。たんすに4億など貯まりようがないと理解するのか普通の感覚だ。
どう考えてみても「怪しい」
ところが、鳩山総理は、「選挙前からこうした問題は出ていたので、それを含めて国民の支持を得たと考えるので、問題はない」と開き直った。
たんす預金だと言う方もそうだが、冗談ではない、選挙前には「疑惑の一部」が出ていただけで、あとは「政権交代」「生活が一番」としか言っていないではないか。
数億円のお金を「お母さんからもらった」と言う幼稚園のような言い訳、4億も「たんす貯金」していて、秘書に渡したと言うたわごと。
国民を偽装マニフェストで馬鹿にして、それでも済まずに、今度は「疑惑を含めて支持を得た」と言う。
これでよくもまあ、「政治と金」の問題を語れたものだ。「企業献金は廃止にする」と言ったのは小沢だ。裏献金はどうなるのか。
よくもまあ、いけしゃあしゃあとこんなこと・・・私たちは身ぎれいでございます・・・なんてことを言えたものだ。
それでも済まなくて、今度は北京とのパイプを作り、ひとやま儲けようと企む根性は、さすが、「田中派七奉行」だ。
この内閣、マニフェストにない革命法案提出で革命政党と判明し、鳩山、小沢の疑惑で政権担当能力がない政党と判明した。
それにしても、「こうした疑惑は選挙前からあり、それを含めて国民の信任を得た」とよくも開き直れるものだ。
鳩山総理は名門の出と言われているが、精神は死刑囚・大久保清以下であることが判明した。死刑執行の間際まで、泣いて騒いで抵抗した大久保は、自ら殺した女子大生の命の重さなど全く考えていなかった。
それと同じで、鳩山総理は、自らが犯した罪や、言い訳、小沢の犯罪を国民が「承知」したと言ったのだ。
もう、進行しているかも知れないが、、、。
何しろ「悪いと思っていない」のだから。
民主党が政権取ると日本が滅びるだの、売国奴だの、今でもそんな意見を言う人とは距離を置きたいし、馬鹿馬鹿しいと思う。
でも、思っていた以上に酷い。鳩山さんて総理に向いてない。ていうか、民主党自体、政権を担える政党になっていないのでは?と思う。(元々、自民以上に纏まりの無い集団ではあるけど)
それ距離置けてないよ。
鳩山の次が誰になるか予想がつくまではという話だったが、trust meとまで言った普天間をひっくり返したことで、堪忍袋の尾が切れたようである。慌てて話を進めても、恫喝すれば何でも言う事を聞く芯の無い嘘つきという評価を裏付けるだけだし、やっぱりできないと開きなおれば、日米同盟終了という事になる。
逆の場合、つまり、中国軍や南鮮軍が日本に武力侵攻を仕掛けてきた時に、外交ルートで連絡を取って日米安保条約の遂行を要請したら、アメリカ大統領がtrust meと言ったのに、米軍は動かず、やっぱしあれ無しねとひっくり返されたら、どうなるかを考えるだけの想像力があれば、ここまでこじれなかったろう。民主党の人々は、都合の良い夢想はしても、最悪の事態を予想する慎重さが無い。
フィリピンや南鮮が、反米をやった結果どうなったのか、ちゃんと実例があるのに、民主党は反米をやってしまっている。それも、意思を表明して行動するのではなく、言葉と行動が正反対という、一番信用を失う行為を行ってしまっている。
日米同盟を終了させるのであれば、日本は通常兵力だけでなく、核武装を含めた、軍事力の強化をしなければならない。ロシアや中国といった核保有国と国境を接する以上、どこかの核保有国の勢力下にはいるか、自力で核を保有するしか、自国の独立を維持する事は難しい。インドや北鮮が核保有に走ったのは、核保有国である中国との関係が悪化した為であり、他の核保有国から核の傘を得られなかった為である。日米同盟を終了させ、アメリカの核の傘を失う以上、日本も核保有をしなければならないであろう。
さらに、米軍を沖縄から追い出しても、沖縄は対中国の最前線である事は変わらない。米軍以上の規模で日本軍を駐留させなければならないし、錬度を維持する為の演習や離着陸訓練も、新兵訓練を米本土で行っている米軍と違って、それらの基地やその周辺の演習場で行うようになるから、頻度も量も危険性も増加する事になる。
軍事同盟の相手としてのアメリカは、核保有国の中では一番良い選択である。中国もロシアも、有史以来2000年間国境が存続し続けたという一点において、仲良くなれない関係となっている。彼等が日本と仲良くなれるような民族性であったら、国境はもっと昔に消滅していた。そのチャンスは、最近では第二次世界大戦中にあったが、アジアを理解していなかったアメリカが横槍を入れてきて、今の状況を作ってしまったと言える。
アジアに先進国レベルの契約や道徳が通じると思い込んでいるリベラリストが、問題の元凶といえる。当時も、そして、つい最近も、ジャパンバッシングの挙句、グローバリゼーションを実行して、混乱をおこしている。
日本の民主党政権の成立は、ジャパンバッシングからグローバリゼーションへと展開してきた世界の経済構造の変化に対し、自民党政権が対応できなかった点に起因する。地盤の利益代表に堕し、国益や世界の変化といった現実を見ない田舎代議士がのさばってしまい、変化に対応できず、時間を浪費した挙句、自民党でさえなければ誰でも良いという批判票によって、民主党政権は成立してしまった。
民主党には、政権担当能力が無い事が明らかになっているし、田舎代議士の寄せ集めであることを止めない限り、自民党に再生の芽は無い。
鳩山の首でケジメをつけて、民主党内での首相の椅子のたらいまわしを行うことになり、次の参議院選挙では、衆参のねじれ状態を作り出すことになる。自民党が田舎代議士の寄せ集めのままであっても、参議院では、民主党に対する批判票によって、それなりに勝てるという事である。
この場合、民主党は衆参同時選挙に踏み切るであろう。国民の批判票が参議院に行き、直近の民意という錦の御旗を参議院に奪われるくらいならば、同時選挙で優先権のある衆議院での勝利を維持する事に賭けた方が、分の良い賭けになるのである。鳩山氏の次の首相は、小沢氏のpuppetとして、余計な事を言ったりやったりしない無能で無害な人になるであろう。民主党には、無能で有害な人ならばたくさんいるが、無害な人というのは、意外と難しい。誰も思いつかないのであった。