はてなキーワード: 筋肉とは
浜辺を練り歩く男がいた。その名は浦島太郎。
しかし今日の浜辺は様子がおかしい。浜辺の一部から客が逃げているようだった。
浦島は一人の客を捕まえて理由を尋ねる。
「早く逃げろ怪物だ!」
怪物?何を言ってるんだ。そう思った浦島は遊泳客の進言を無視して、彼らが逃げてきた方向に進んでいった。
浦島が進むとそこには、対抗2メートとるはあろうかと言う巨大な亀の怪物がいた。
その異様な光景に我を忘れていた浦島だったが、ハッとすると、遊泳客たちを避難させ始めた。
「こっちに逃げてください!」
人々は言うことを聞かず、見物人のように棒立ちになっているだけだった。
浦島が困っていると、今度は空に大きな火の玉が現れた。そしてそれはだんだんこちらに向かってくるではないか! 浦島は大声で叫ぶ。
「こっちです!」
すると皆慌てて逃げ始めてくれた。
大きな体を持つ怪物に対し、浦島の攻撃は全く効いていないように思える。だがそんな時、浦島にはある作戦があったのだ。
今の浦島の状態は海パン一丁である。つまり上半身裸なのだ。そのため浦島の必殺技を使うことが出来るかもしれないと思ったのだ。
「くらえ必殺!竜宮城破り!!」
その言葉と共に浦島は砂浜で飛び上がり、両手を振り上げ、手刀を作りながら空中へ舞った。
そのまま勢いよく落ちてくる。
生身の人間から繰り出されたとは思えない強烈な衝撃を放つと、怪物の首元に手刀を打ち込んだ。
見事首を切り落とすことに成功したようだ。
しばらくすると体が消えていき、後には美しい女性が横たわっていた。彼女は息をしているようだ。
「大丈夫ですか?」
「はい……」
浦島は彼女を抱き抱え、友人が経営している海の家に運ぶことにした。
数分後彼女が目を覚ました。
「ここはどこなのでしょうか」
「ここは海の家ですよ。海岸で倒れていたので連れてきちゃいました」
「ありがとうございます。私は乙姫と言います。あなた様のお名前はなんとおっしゃるんですか?」
「俺は浦島太郎って言います。それでさっきのことなんだけど……」
浦島は先程の出来事について話し始めた。
「まぁ!私を助けてくださり本当にありがとうございました!お礼と言っては何なのですが、なんでも一つだけ願い事を叶えましょう!」
願えることならこのままずっとここに居たい……。でもきっとみんな心配してるだろうしな。そうだ……
「それじゃあ俺を元の世界に戻してくれませんか?」
何を隠そうこの男、浦島太郎は実は異世界人であったのだ。その能力は装備が貧弱であればあるほど強くなるという強烈な特殊能力である。
その力を生かすために普段から裸に近い状態で生活することにある、ライフセーバーの職に就くことは、運命づけられていたのかもしれなかった。
浦島はこの世界に来て馴染むように頑張ってはいたが、やはり望郷の念は拭えないのであった。
一方乙姫も驚いたような顔をする。
「そうだったんですね。分かりました。ではあなたを元いた場所に送り届けることにしましょう。私の鱗をお持ちください。それが通行証になります」
「いいのか?こんな貴重なもの貰っちゃっても」
乙姫は懐からギターのピックのようなキラキラと光る破片を取り出すと、浦島に渡した。
「はい、この鱗を使えばあなたの故郷に帰ることができますよ。また会えたらその時はゆっくりと話しをしましょう。いつでも歓迎しますよ」
浜辺に戻ると遊泳客たちは既におらず、友人の幸太郎が出迎えてくれた。
「遅いぞ浦島、何やってたんや!」
浦島が元の世界でのことを少し話すと、幸太郎は納得してくれたようだ。
「ああ、だから俺はもう帰らなくちゃならない、今まで世話になったな!」
「おう!こっちこそ助かったわ!元気でな!」
こうして浦島は元の世界に戻ることになった。
竜の鱗を握りしめ念じるとそこから大量の光が溢れ出し、視界が見えなくなった。
そして数秒後再び目を開けると、そこは見慣れぬ地獄であった。
空は暗雲に遮られ、地面は赤黒く染まっている。
目の前には化け物どもが跋扈していた。
突然のことに呆然としている浦島であったが、ハッとすると、すぐに浜辺へ向かって走り出した。
だが途中で足を止めてしまった。
「うそだろ……」
浦島がたどり着いた時には、浜辺は血に染まりきっていたのだ。
浦島が呼びかけても返事はない。
だが、まだ希望はある。
すると鱗は輝きだし、浦島の体を包み込む。そして彼の体は変化していった。
先程以上にどんどん筋肉が発達していく、人間の限界を越えた圧倒的な肉体美を誇るものとなった。
しかし、彼はそれを気に留めることなく、海パン一丁で化け物共に立ち向かっていく。
その勢いのまま、あっという間に辺りの敵をなぎ倒してしまった。
その後も浦島は敵を倒しながら進んで行った。途中何度も窮地に陥ったが、その度に海パンの防御力が上昇し、乗り越えてきた。
しばらく進むと、大きな城が見えた。どうやらそこが敵の本丸らしい。
浦島が門の前に立つと、声が聞こえてくる。
「そうか、我に喧嘩を売りに来たということか。ならば相手をしてやろう。出てこい!百鬼夜行!!」
すると、城の上空から数え切れないほどの妖怪たちが降ってきた。
「これなら勝てるはずだ!くらえ必殺!竜宮城破り!」
浦島は全力の手刀を放った。
すると、妖怪たちの首が次々と落ちていき、瞬く間に全滅させることができたようだ。
「ばかな!この俺が負けるだと!?ありえない!ありえん!許さんぞぉおお!!!」
「これで終わりだぁあああ!」
浦島は渾身の力を込めて、男に拳を叩き込んだ。
男はグシャリという音とともに地面に叩きつけられ動かなくなる。
決着がついた。
「俺の勝ちみたいだな」
浦島はそういうと、玉手箱の持っていた宝を手に取った。
その瞬間眩い光に包まれ、視界は真っ白になっていった。
次に浦島が目を覚ました時、そこは病室であった。
「ここはどこなんだ?」
「病院よ、あんたが浜辺で倒れてたのを友達の人が見つけてくれたの」
「そうだったのか……」
「でも良かったわ!目が覚めて」
「ああ、心配かけたな」
浦島の目の前にいるのは、この世界での最愛の人。そしてこの世界でも唯一の家族である母、沙羅であった。
そしてこの日、浦島は決意した。
完
女目線で「幸せまっしぐら」になり、男目線で「ざまぁ」となるなら、それは単に「真の愛の物語」であって、NTRとしては消費されない
不倫もそうだが、「背徳感」なり「罪悪感」なりが必要なジャンルで、それを排したら、それはジャンル詐欺だ
そして元増田のNTRも含めて、普通にそこらに溢れてる創作物だが、別に男側からの批判で燃えてないだろ?
そういうことだよ
余談だが「性的な魅力を前面に押し出した女という性が社会で男に消費され、勝手に私たち女性に押し付けられる」に対応させるの
多分無理なんだよ
「筋肉モリモリマッチョマンの変態みたいな男の表象が社会で女に消費される」という事態になっても、男は「だから?」って感じだろ
それがチャラ男になって「高収入で誠実だけど詰まらな夫よりも、危険でゾクゾクさせてくれる彼(はぁと)」みたいな消費があったとして
(というか少女漫画でもレディコミでも、乙女ゲーでも普通にあると思うが…ってか、少女漫画はなんで半グレっぽい奴が最後勝つのか)
そんなにカリカリしないでくれよ。
ボディビルについては完全に無知で、数値化って言っても体重とか腕立て何回できるとか見たいなわかりやすい指標ってのを基準にしているのか気になっただけだよ。
俺が見た人は少なくともそんな感じだった
その人のアンチアカウントもあって、この期間でこんなに筋肉がつくのはありえないから整形(シリコンとか入れるらしい)だって検証されてた
たしかにぽかった
子宮頸がんワクチンの積極推奨が来年の4月から再開される。このワクチンは、接種後に全身に強い痛みを感じる副作用が多く見られた故、1997年から2005年の間、積極推奨が一時的にストップされていた。
安全性と有効性が確認されている、という事から積極推奨を再開するそうだ。
ということで、積極推奨されていない中このワクチンを打った私の体験談を書こうと思う。娘さんの接種を悩んでいる方に届く事を願って。
結論から言って、私はとても稀な副作用に見舞われる事になった。接種を受けた周囲の子は接種部にちょっと痛みが続いた程度で(これは筋肉注射なので当たり前である)、私と同じ副作用が出た子には会ったことがない。
持病などはないが、昔から一家でお世話になっている病院がある。そこで子宮頸がんワクチンの話をしたところ、扱っていないと言われた為、仕方なく家から一番近いクリニックで予約をした。2013年の3月半ばだったと思う。
子宮頸がんワクチンは、計3回摂取する事になる。例えばサーバリックスなら、中学1年生になる年に1回目の接種を行い、その1か月後に2回目の摂取を受け、その6か月後に3回目の接種をする。
かくいう私も、3回しっかり受けた。1回目、2回目は副作用なし。それで安心しきっていた事もあるのだろう。
3回目を受ける日、クリニックに到着後、受付時に体温を計かる。どんなワクチンでもそうだが、熱があるとワクチンを打てないからだ。
その日、体温が37.1だった。
家から10分ほどの距離を歩いてクリニックに向かった事と、私の体温はいつでも36.7度近くであるという事から、そこまで熱があるとはいえなかった。しかも、2回もうって副作用がなかったのだ。クリニック側と少し話し合いをして、10分ほど様子を見てから再度熱を計り、そこで決める事になった。
10分後に計った体温は、36.9だった。これならば打てるとなり、私は3回目の摂取を受けた。
摂取を受けたその日は一日中安静にしていた事もあり、何事もなかった。
一階から起こしてくる母の声がかすかに聞こえるが、目が開かない。体も重い。熱い。頭もひどく痛かった。
動きにくい体を無理矢理起こして立ち上がると、強い目眩を感じて床に倒れ込んだ。音で気付いてくれた父と母が部屋へすぐに来てくれた。
体温計で熱を計ると、39度近くあった。目眩もすごく、黒い粒みたいなものがいくつも視界を漂っていて、歩く事もままならなかった。
父に抱えられて車に乗せられ、ワクチンを打ったクリニックに向かう。クリニックに着いた頃には、何故か体温が急速に上がり、私は春先だというのに汗だくになっていた。
処置室にそのまま運ばれ、脇、首、足首に氷の入った袋を当てられる。冷たくて気持ちが良かったが、熱はそのままどんどん上がっていく。下がる様子がないのを見た医師が、市営の大きな病院に紹介状を書いてくれた。
目眩で体を動かせないので、また抱えながら車に乗せられて、すぐ病院に向かった。病院に着いてからは、連絡が行っていたらしく用意してもらった車椅子に乗せられた。
熱は41度を超えていた。人は42度が10時間続くと命が保たないらしく、本来は内科にかかるところを、待合が誰もいないからと小児内科で見てくれることになった。
正直病院に連れて行かれる前からずっと意識が朦朧としていたが、車椅子に抑えられて採血される時だけは意識がはっきりした事を覚えている。嫌だったんだと思う。
そのまま採血を受け、検査をする間に解熱剤を入れた点滴を受けた。人生初の高熱&採血に思いっきりダメージをくらった私は、車椅子に座りながら、点滴が終わるまでの3時間弱、ぐっすり眠った。
点滴をはずすからと起こされたとき、驚いた。目眩も黒い粒もなければ、体はややだるいが熱くない。体温は37度弱まで下がっていた。
血液検査の結果は、特に異常なしとの事。ワクチンとの因果関係も見られないと言われた。
あまりにも熱が高かったので後遺症が残る可能性があるから、気になったらまた来てくれと言われたが、その後は今に至るまで何もない。
以上が、稀にある副作用の一例だ。もしあのまま点滴で熱が下がらなかったら、多分死んでいたと思う。
これから子宮頸がんワクチンを打とうと思っている人、娘に打たせるか悩んでいる人は、一度よく考えてみる事をおすすめする。
これは稀な例だから自分は/自分の娘は大丈夫に決まっていると思うだろうか。そうだろう。私も、自分がこうなるまでは大丈夫だと思っていた。
ここに書いた話は病院に付き添ってくれた父と母の話を元にしている。正直この日は、クリニックに連れて行かれてから熱が下がるまでの間、採血をされた時以外の記憶がほとんどないのだ(意識が朦朧としていたから当たり前)。
それでも、死んじゃうのかと思った、と本気で心配していた父の、熱が下がった私を見て号泣していた母の顔だけは、鮮明に覚えている。
比べる対象違くない?
半裸の女性でイメージするのはスタイルの良いモデルの女性でしょ。
だったら半裸の男性でイメージするのはスタイルの良いモデルの男性じゃないとフェアじゃない。
男性のモデルって言うと、ジャニーズ系とか、筋肉マッチョマンじゃない?
そういう人が人前で脱いでたら反応違うと思うぞ。少なくとも、キモい、にはならないな