はてなキーワード: 梅干しとは
今シーズン初のベーナーの鶏鍋開幕よ!
まだちょっとそう言う温かなぽかぽかな鍋物には幾分早いかも知れない鴨鹿!
締めまで締めて御飯もベーナーのスープーをしっかり吸ったご飯は鍋の醍醐味でもあるし
それは決して醍醐味味の鍋と言いたいわけではないのよ。
最近味の種類で
具体的な味を示すより概念を示すような味の文言ってあるわよね。
サラダ味を例に
それと同様に
鍋の醍醐味味!ってなると
いったいそれは何味の鍋なの?って
そういう一旦行方不明になっても
おのおので好きな味に出来る味変があるから
醤油一択のその幅の亜種というかグラデーションが無いというか、
なので結構お土産にポン酢そう!私が言いたかったのは味ぽんじゃなくて
そこですら2種類あるのが驚くそうよ!
醤油どーん!
みたいな味の柱の鍋のそう言えば鍋でも醤油味どーん!ってのはさすがにないわよね。
せいぜい味噌どーん!って感じかしら?
なので一旦行方不明になれども
味は好きなもので賞味できるので
鍋はこれからの季節大まかに言うと醍醐味味!ってところかしら。
ポン酢で決める方が好みかしら。
やっぱりこの時期のシーズンはまだちょっと早いかも知れないけど
だいぶ涼しくなってきたので
ベーナーの鍋の醍醐味味も大好きな感じだわ。
白菜も美味しくなるし
でさー
湯豆腐もあれベーナーの鍋の種類になるのかしら?
アレって言っても優勝!って意味のアレじゃなくて、
なのでアレなので
追加で具材を入れちゃって結局鳥の水炊きみたいな仕上がりの醍醐味味になるとき多々あるわ。
美味しいからいいけど。
本当の湯豆腐道!ってのを知ってみるのも我慢の限界を超えて自分の湯豆腐道を鍛えなければいけないわよね。
だから
湯豆腐!って言っても張り切って色々な具材をあとで入れるからって準備して買っておかなくて
うふふ。
昨日のそのベーナーのお鍋のおじやか雑炊か私はよく区別が分かっていないんだけど
やっぱり本当は白米のお米をふにゃふにゃになるまで煮込むのが美味しいんだけど、
まあそれなりの仕上がりにふにゃふにゃにはならなかったわ。
でも美味しくいただきまいした。
朝はどうしようかと思ったけど
これも今シーズン初のホッツ白湯ウォーラーインソルティープラム入り
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
○ご飯
朝:袋ラーメン。昼:ナポリタン。夜:天かす梅干しウドン。ベーコンエッグ。間食:ハッピーターン。パイの実。
○調子
○ LOOPERS -ルーパーズ-
・はじめに
綾辻以来の天才(シンホンカクコノカタノテンサイ)竜騎士07と、Keyのコンビが送るキネティックノベル。
位置情報を利用したリアルな宝探しゲームが大好きなタイラが延々と8月1日繰り返す時間の渦現象に巻き込まれ、同じくループする時間に囚われたルーパーズを自称する面々との交流を描いた、宝探しを題材にした短編ノベルゲーム。
短いボリュームながらギッシリ中身が詰まっためちゃくちゃ面白い作品だった。
カラッとした明るい雰囲気で、ハイテンポにエピソードが展開していくんだけど、作品の中核を成してる宝探しの醍醐味をヒロインが理解していく過程は丁寧に文量も多めなので、緩急のバランスもバッチリ決まってた。
彼の前向きで一貫した明るい性格と、宝探しの魅力をプレゼンするくだりが、今作の魅力の大半を占めている。
個性的な主人公と一言で分類することが勿体無いぐらい、とても良いキャラクタだった。
開幕最初のエピソードで、いきなり宝探しで初対面の女の子の心を鷲掴みにするところから始まり、徹頭徹尾宝探しは楽しいと主張し続ける。
勿論ただ口で伝えるだけではなく、言葉を尽くして、行動して、とにかく宝探しの楽しさを伝え続けてくれる。
嫌味なところがいっさいない、根明な性格なんだけど、それすらも実は宝探しが根底にあると来たら、一貫されてて、宝探しは楽しいという大前提を受け入れるしかない。
一事が万事、全て宝探しに繋がるのは流石に度が過ぎていたような気がするものの、遊んでいる最中は本当にそんな気がしてくる奇妙な説得力があった。
彼の明るさと宝探しゲームの楽しそうさから伝わってくる、繰り返しの時間だって楽しいじゃんな価値観は独特な味わいだった。
そんなタイラのカップリング相手になる、年下で感情の起伏が少ないタイプの女の子ミア。
明太子が好きでそればかり食べているというらしさや、感情表現が苦手だったのに徐々に笑顔になるシーンが増える可愛らしさなど、物語のヒロインをしている。
特に彼女の見所は、タイラの魅力を引き立てるかのように、宝探しの魅力へ素直にドンドンとハマっていくのがストーリーの主軸になっている箇所だ。
宝探し初心者がハマっていく過程が丁寧に描写されていて、なるほどこれは楽しい遊びだなと、彼女の目線だからこそ理解できていく。
宝探しは楽しいを腑に落とさないと今作のストーリーに感情移入が出来ないので、彼女の素直さはある意味ではストーリーをスムーズに進める都合、ある意味では宝探しがそれだけシンプルに楽しいことを伝える指標のようにもなっていて、文量の少なさを逆手に取った良い設定だと感じた。
おバカでレオナのことが大好きなヒルダと、頭が良くてヒルダのことが大好きなレオナの、女子高生同士の関係も凄く良かった。
おバカなレオナは思う込みが強くすぐヒルダの瑣末な嘘に騙されては、怒って頭突きをかますやりとりがお馴染みで、お互いがお互いに構ってちゃんなのがとても良い。
二人の関係値によって奇跡が起こる部分は開発会社らしさも感じる泣ける展開になっていて、展開と文章をボイス、スチル絵、BGMが彩る正にど直球なアドベンチャーゲームの魅力あるシーンだった。
・ルーパーズの面々の掘り下げは物足りない
タイラとミア、ヒルダとレオナの2組のカップル以外にも、ルーパーズというチーム名で同じくループに巻き込まれた幾人かのキャラが登場するが、彼らに関してはボリューム不足を感じた。
それぞれお当番エピソードがあるのに、3人セットで一気に消化したり、省略されている部分が多くて物足りなかった。
趣旨は伝わるし、彼らが力を合わせるときに取ってつけたような悪印象があるわけではないので、このゲームが好きだからこそもっと遊びたかった。
・宝探しとは?
タイラの語る宝探しとはの答えを書き下すことは過剰なネタバレになると思うのでしないが、このくだりがとても良かった。
本格ミステリにおける、パズラーやフェアプレイの精神などにも通じるところがある、良い意味で抽象化された”ゲーム的な“解答が本作には用意されていてすごく好印象だった。
時間がループしなかったことになるからこそ、悪く言えば他人事、良く言えば客観的に遊べることを肯定する価値観がしっくりきたのだろうか。
この辺りは、ライターの竜騎士07さんの過去作品(やインタビューや後書きなど)も踏まえた感想もいくつか思い浮かぶので、もう少し遊んだらそういう点でまとめてみたい。
・おわりに
タイラの魅力的なファーストインプレッションそのままに、一気に走り抜ける爽快な作品だった。
ちょっとボリューム不足は否めないものの、とても楽しくて大好きなゲームだ。
見知ったループものの楽しい側面と、宝探しという言葉は知っているけど楽しさの中身を知らないものとが合わさることで、とにかく楽しいことがいっぱい詰まっていた。
増田で数年前にヒッソリ行われた、最強の欲は何なのか論争を思い出した。
腹が減っていて死にそうだ。梅干しの乗ったお粥が食べたい。…………そんな【食欲】。
でもブラック労働の苦しいデスマで、もう3日ロクに寝てない。……【睡眠欲】は限界だ。
そんな中、目の前に突然とびきりの美少女が裸で現れた!………【性欲】が抑えきれない、悩殺される!
合意なんてどうでもいいから、うつむく彼女のお尻を撫で回したい……【支配欲】がよぎる。
振り返った少女に不意に首を絞められた! 息ができない、く、苦しい ………【呼吸欲】を優先させなきゃ
いや、そういえば下痢を我慢していたんだった…クソも漏れそうだ…………【排泄欲】が、こんな時に
最強の欲は何だと思いますか?
すでに他界している祖父母宅があったあたりってそういう感じなのかなーとふと思いながら読んだ。
医療が遠く、不便なのはそうで、子供のころは夜や祝盆暮れ正月に病気すると病院が開いていないんだぞって脅されたものだった。
多分、今もその状況は変わらないんだろうな。
両親の家を相続して移住した老夫婦がいたが、ほどなくして音を上げて出て行き、空き家になっていた。
庭はめちゃくちゃ広かったので、子供のころはそこで遊ぶだけで一日潰せた。
元増田のいう小学校の運動場サイズの庭ってやつだ。正確には都内の小学校の運動場サイズと言っておくべきだろう。[*1]
祖父が庭でいろんな野菜を育てていたし、夏休みの間に自分たちの為にスイカを育ててくれたこともあった。
基本、ナス、キュウリ、トマトくらいは全部自家製で、毎日新鮮な野菜を食べていた気がする。
その他、ミカン、ザボン、びわくらいは庭の木のをむしって食べてた。自宅の梅で作った、自家製の梅干しもあった。
祖父母は定期的に庭師に入ってもらって、消毒もしてもらっていたようだけど、木登りもいつもやる遊びの一つだったな。
自分の親が住んでいるのはそこから離れた地方中核都市で、都内の自分の家よりずっと広いけれど、祖父母宅ほどではないな。庭は都内の小さい公園サイズ。
兄弟の子供を夏休みの間に預かっていた親が子供が時間を持て余していると困っていたけれど、単純に庭のサイズの差と暑さの差だろうな。
運動場サイズの庭では植物育て放題だったし、謎日曜大工をして作品作り放題だったし、それを全部取っていても困らないほどの大きさの倉庫があった。
あと、あの頃は今よりも過ごしやすい程度の暑さだったので、子供は外で遊ぶというのでも別に問題にはならなかった。
[*1] 地方中核都市で育った小中学校のころ、親が学校行事に車で来るのが当たり前で、それを受け入れられるだけのだだっ広い運動場があったが、そこまでは広くないなと。
小中学校のころ、運動会は朝から晩まで親が観覧していて、昼ごはんも各自親と食べていたけれど、都内だと小中学校は校庭が狭いので親とご飯食べないらしい。
子供のころ、幼稚園の運動会も幼稚園の校庭でやっていた気がするんだが、都内だと近隣の学校などの校庭を借りてやるのもちょっと驚きだったな。
反ワクと聞くと
あれさー
以前コロナワクチン受けたときは最終無料クーポンチケットで接種できたけど、
以降どうなんの?
いやさ有料でもやりたいんだけど、
受けられるものなら受けたいと思っている
反ワク、
いや反ワクと聞くともう
そのぐらいなんか気にしちゃうと言うか、
周りで咳をしている人を見かけるとちょっと緊張感が走るわ。
緊張の夏!って言うぐらいじゃない。
あのさ
金鳥の蚊取り線香の鶏の首に「上山」って鶏の名札が付いているんだけど、
そのぐらい周りで咳をしている人をきくと、
そんな警戒心をあらわにして恐れることはないのかも知れない昨今だけど、
コロナも増えているのか減っているのか
もはや
反ワクと聞いたら
反町隆史ワクワクディナーショーしか思い付かないようになってしまったわ。
でもさ
もしその
尺どうすんのかしら?って思うわ、
私の知っている曲は「ポイズン」と「恋をした夜は~」の歌しか知らなくって、
あら「恋をした夜は~」は江口洋介さんの曲だったわね。
またこれも
反町隆史さんのポイズンをカラオケのデンモクで発注しようと思ったら間違えちゃいそうな勢いの三大、
パフィーさんのカニ食べに行きたい曲と思ってかけたらアジアの純真だったりとか、
最後に愛が勝つ!の曲を一所懸命デンモクで大事MANブラザーズバンドの項目を一生懸命探していたら
それはKANさんの曲です!とか
それの三大に加えてもいいぐらいな何も言えないこんなデンモクにポイズンよ!
夏だからって調子に乗ってハウスフルーチェやってミルク!って言ってる場合でもないし、
暑い夏のこの周りで咳き込んだ人を見かけると緊張感が走る案件なのよ。
うーん、
公費でなければいくらかかんのかしら?って訊ねたいところでもあるし、
まあ気が向いたときできるだけ早く可及的速やかにやってみたいところだわ。
ここはやってミルク!って言わないところが私の良いところでもあるし悪いところでもあるから
そこは荒川よしよしさんみたいに
ヨシヨシして欲しいわ。
あと夏の暑さも、
気持ち和らいできたのか和らいでいないのかも
ここで何度も一人討論を繰り返している最中なんだけど、
これも一向に涼しげな風はこないのよねー。
もう9月も目前だというのに、
そろそろアース・ウインド・アンド・ファイヤーさんの曲のディッセンバーをセプテンバーに替えて歌っている曲を探さなくちゃって
そう思う季節でもあるわね。
うふふ。
なんか疲れた身体に染みわたるクエン酸!?って感じが酸っぱさマックスで夏に効くのよね。
そうこれこれ!
そうこなくっちゃ!って
秋到来目前だからって
今年何か物足りないと思っていたら
思い出したら吉日と言うことで、
早速買ってきたカッツスイカインウォーラーのカッツスイカウォーラー!
そのまま食べた方がもちろん美味しいけれど、
赤い四角いキューブが
ウォーラーのなかでちょっと涼しげにも見えるトロピカ~ルスイカしてる!って感じよ。
まだまだ暑いので
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
去年祖母が亡くなって父の妹や姉から「遺品の整理したいけど荷物多すぎてわかんない」って言われたんでGWからお盆にかけて仕事の合間に数日滞在して片付けに行ったんだよね
家には両親と兄がいるけど70超えてるし、仕事も忙しいしで全然手をつけられなかったって話をしてた
冬の間の実家は使ってる部屋以外は冷蔵庫みたいなもので長時間片付けられないし、夏は忙しいから祖母の遺品整理はできてなかったって話
遺品整理って行っても祖母も両親も片付けられない・物を溜め込む・捨てないタイプの人で結構大変だった
生きてるうちには布団とか捨てないし、兄や私が使った学習机ではない机とかベビーベット貰ってきて何かに使える、あんたたちが家族できたら使えるとかっていって何でも貰ってくるし捨てさせないしで、実家にすごい広い家だったんだけど、生活できる空間以外は全部物置になってた
台所や居間、風呂以外に7~8部屋あるのに全部物置で、兄は物置少しよけて寝起きしてるし父と母は居間と台所で寝起きしてる
そんなわけで使ってない客用布団を捨てて
(布団8セットくらいあった)
半世紀以上あるっていう机を捨てて
古い足踏みミシン捨てて
祖母、天○教にハマってた時期があるみたいで
それでようやく3部屋と廊下が片付いた
ゴミで見えてなかったけど押し入れにもいっぱいがらくたがあった
先は長いなって思ってる
親が捨ててるものを「なんでもかんでも捨てる!」ってごみ袋からわざわざ拾ってくることもあるからなんでもは捨てられてないんだけど
一応、写真や書類は捨ててないし親や兄のの名前のかかれたものを捨ててない
汚れた毛布とか虫とホコリだらけのカーテンとかを洗って使おうとするんだよ、説得できなくて見てないうちに捨ててカビてたで通した
1パック800円くらいの梅干し
38歳/神奈川在住/178.5cm/64-66kg/握力55kgくらい/年収100万程度+障害基礎年金(2ヶ月で13万)&給付金(2ヶ月で1万)で年84万もらっているので合わせて年200万弱/北大文学部卒
障害者雇用で事務仕事(時給1200円のパートを週3日)/両親と同居
お酒強いが飲まない/タバコ吸ったことない/黒髪でまだふさふさ
外見は女の人たちからはかっこいいと言われることもあったが、小中学生時代に容姿のことでいじめられつづけた関係で醜形恐怖及びうつ病になった。自分では化け物の顔と見えて落ち込むことがよくあり、大学生の頃は外に出られなくなることもあった。大学卒業後しばらく引きこもったりB型作業所通ったりしていたが、現在は投薬治療及びカウンセリングによりある程度安定し、一般企業で就労している
28-45歳/東京か神奈川あたり/子供はどっちでもいい/太っているのはだめ
趣味はとくになんでもOK/私が稼げないので年収400万以上あると嬉しい
ヤンキーとサーファーと喫煙者はだめ/もちろん大卒でなくても構わないが、最低限の常識はもっていてほしい(「凡例」という漢字をちゃんと読めるくらいの知力)
本(哲学・神秘主義・海外詩)/ゲーム(ネトゲ)/アニメ(絵柄かわいいやつ)/しぐれうい/餃子作り/猫/カバラに精通しているのでタロット占いができる
いつ死ぬかわからないのでどうしても買いたいものは買ってしまう。ただ、借金作ったりはしない。現在貯金1000万くらい。障害年金の診断書でも金銭管理の項目は「できる」にチェックされている。
餃子が好き(今日もこのあと作る)/子供が好きな食べ物はだいたい好き/梅干しや漬物が食べられない/ケーキとかシュークリームとか甘いもの好き
3ヶ月に1回くらい/インドア派/お家大好き
出かけるとしたら鳥羽水族館にラッコのめいちゃんきらちゃん見に行きたい。あとは猫カフェ行きたい。本好きだけど古本屋巡りとかは興味ない。映画も興味ない。海とか山も興味ない。
旅行/花火大会/カラオケ/ディズニー/サーファー/ヤンキー/人間/虫/ネトウヨ/イキリオタク
私が「にゃあ」と言ったら「にゃあ」と返してくれる人が理想。つまらないことでいちいち怒らないでほしい。理屈っぽい人が苦手。やんわりしたコミュニケーションが理想。私が社会人適正ないので引っ張っていってくれる強くて賢い女性が理想。私はパートしつつ家事したり肩揉んだりします。
関東の田舎で働いてる。しがない機械工場勤めだ。話したいことがあって増田に投稿する。
いま居るとこは、すげーのどかだ。ほぼ東京の隣であるにもかかわらず田んぼが結構並んでる。あと数か月で稲刈りだな。今週ぐらい、近くの神社で夏祭りがある。嫁も子供もない自分は参加しずらいが、それでも毎年行ってフランクフルトと焼きそばを買って帰る。のどかな地域だと思う。地元なので思い入れはある。
それで、何か事情のある家族もいないし、二週間に一度は飲みに出る。安い焼き鳥の店で千円ちょっとだけ飲み食い(ボーナスが出たばかりだとやや高い店)して、それでスナックやラウンジに行く。田舎だから、そりゃあ安いもんだ。飲み放題で三千円の店とかもある。
自分が好きな店は、スナックとラウンジを足して2で割ったようなお店(以降は「お店」とする)だった。婚姻的な意味を表す英語が店名になっていた。最初はなんとなく寄ってみて、「料金高いな」と思ったけど、スタッフがみんないい子ばかりで気に入った。自分はあまりお金持ってないから、いちばん安いウイスキーボトル(ニッカor角)を入れて、一時間四千円ちょっとでしみじみと粘る。でも、ごく稀には同伴だってしてやるんだぜ。いつもカウンターに座ってる。テーブルには座らない。
さて、そんな具合でお店を楽しんでいたんだが、ある時だった。『町内会長』が店に来たのだ。60過ぎたくらいの。初来店だった。今から1年ほど前。
最近の爺さんって若作りな人が多い印象だけど、この人は年相応かなって感じだった。清潔感というのか、そういうのはあった。スーツと私服を足して2で割った感じの服装だったと思う(追記 調べたらセミフォーマルというらしい)。薄緑?~ダークグレーの装いがお店のうす暗い照明に照らされてた。
この人がタイトルの人だ。店の雰囲気にあまり合ってなかった。自分はこれまで、町内会長という役職の人と会話をしたことはなかった。なんか地域の代表者みたいなイメージしかなかった。一般雑誌とかアニメとか寝取られもののエロ漫画(あらくれ氏が描くような...)に出てくる町内会長しか知らなかった。のほほんとした感じの爺さんで、裏腹に一物もっている感じの。。。
続きだ。見慣れない人が来たなあ、と思っていたら、出入口からそう離れていないところで立ち止まっている。スタッフの女の子数人(平均年齢は30~40)も神妙な雰囲気だった。
「どこに座ったらいいですか」と、その人が言うと、チーママが「どこでもいいですよー」と言いつつ、俺とふたつ離れたカウンター席を案内した。それで、自分に付いていた子が2人いて、うち1人がその人のところに行って、あとはチーママが付いた。
そこで、その人が「すいません。料金の説明をしてもらっていいですか」とチーママに言った。で、説明を受けると、「ボトルは入れません。飲み放題にします」だって。※飲み放題の方がセット料金が高いが、ボトル代払ってキープすると安くなる。どっち派かは人による。
なんか、明らかにほかの客と雰囲気が違う。気になって、会話を聞いてみようという気になった......それで、おおよそ以下のようなキャラクターが判明した。
・お店の隣町の町内会長
・町内の飲み会の帰りに寄ってみようと思った(※徒歩)
・都内の商社で働いていて、定年退職した2年前に地元に帰ってきた
・珍しい店名だと思って寄ってみた
こんなところか。商社の名前もどこかで聞いたことがあった。こんな田舎者でも知ってる会社だ。きっと金を持ってるんだろう。年寄りだからな。
問題なのはこの後だ。会長は飲み放題のコース(1.5hで5,500円)にしていた。女の子のドリンクが1杯につき500円のはず。で、来店から10分くらい経った頃だった。会長に付いていた若手チーママ(34)の1人が、「私、一杯いただいてもいいですか」と言った。
すると、会長は左手を前に突き出して、「どうぞ」と言った。問題はその数分後だ。もう1人付いていた別の女の子(31)が、「1杯いただきますね」と言って、焼酎の水割りを作り始めた。
※上の括弧内の数字は年齢だ。オンラインゲームのレベル表示とかではない。わかってるとは思うが……。
すると、会長が「ちょっと待って」と言った。俺がそっちの方を向くと、会長が女の子(31)をちょっと睨んでいた。チーママが心配そうにしてる。
「その飲み物は、一杯につき料金がかかるんでしょう?」
「はい。500円です」
「だったら、その前に私の了解を得ないといけないんじゃないの」
「あ。はい。ごめんなさい」
「お客さんの了解も得ないで飲み物を作るのは、それは泥棒と一緒じゃないか!?」
女の子(31)は涙目になっていた。で、キッチンの方にすごすごと歩いて入っていった……。
こういうおっさんを見ると、本当にムカつく。わかってないのはあんたの方だろう。たかだか500円で、グチグチグチグチと。本当にケチ臭い人間だ。飲んでて気分が悪くなる。
あんた、金持ってるんだろ。俺と違って。別にいいじゃん。女の子に500円払うくらい。くれてやれよ。場の雰囲気壊してまでやることじゃないだろ。ああ、思い出し怒りがさく裂しそうだ。マジでイラついてきた。
その後は、チーママが謝ってたはずだ。会長が「ダメだよ。あんなことしていたら。ちゃんと教えてあげないと」みたいなことを言っていた。
何がちゃんと、だよ。気持ちが悪い。何様だ。金持ってんだろ。ケチ臭いこといってんじゃねーよ。みたいな思いがして、それから3、4杯だけ飲んで家に帰った(自転車を押して)。
何が問題かというと、この会長がそれからお店を利用するようになったことだ。けっこうな頻度でくるようになった。自分がお店に行く日と曜日が被っていた。
おそらく会長と3回目に鉢合わせた時だったか。自分がお店に入った時は、さっきの女の子(32)とチーママがいて、カウンター席で話していると会長がやってきた。自分のふたつ隣りのカウンターに座って、「飲み放題で焼酎(ウイスキーだったかも...)にします」と言ってたか。いや、確か焼酎だ。でかい梅干しをグラスに入れていた。その際、チーママに「(会長の場合は)ボトル入れた方が明らかに安い~」と言われてたけど断っていた。
その時、会長が女の子(32)に「この間は悪かった」と謝っていた。彼女は「いいです、いいです」みたいなことを言っていた。謝るくらいなら初めから怒ったりするなよと感じたけど、まあ世代が違うだけで、悪い人じゃない、いい人なのかもしれないと思っていた。
でも、やっぱり感覚が合わないんだよな。ほかの常連(一月に1回くらい会う)の人でさ、高齢のじいさんがいるんだよ。多分70くらいかな。細身だったと思う。で、その人がよくキレたりする。酒がまずいとか、今日はいい女がいないとか、カラオケがうるさいから黙らせろとか(※この爺さんも歌う人だから相手が邪魔だったのかもしれない)、とにかくうるさい爺さんだ。ほかの客にもウザがられてる。
できれば、チーママにはこの人を出入り禁止にしてほしいと思っていたし、実際に「出入り禁止にした方がいいよ。お店のためになんないよ」と進言もしていた。しかし、返事ははぐらかされるばかりで、なしのつぶての状態だった。
それでまた、ある時だった。爺さんが、その会長に絡むんだよ。で、会長も相手をする。「出身は?」とか「カラオケは何が好き」とか、あとは家族の話とか。ホステスよりも話してるんじゃないかという時もあった。
そういう時に限って爺さんがうるさい。でかい声で何かを叫んだりする。気が高ぶってるのかもしれんが、こっちはいい迷惑だ。頼むから静かにしてくれ。こっちはこっちで目の前の嬢と話したいんだよ。うるさくて聞こえん。
それからちょっとして、高齢の爺さんは店に来なくなったけど、それまでは本当にあの二人がうるさかったよ。不愉快な時間だった。
で、ようやく静かにお店を楽しめる~と思ったら、今度は若者連中(といっても30代だが…)と会長が話をするようになった。これがまた輩っぽくてうるさい。こんなにうるさいのかと思った。会長は、調子に乗って若者連中におごっていた。ホステスにもな。こっちは端っこの方でちびちびとやるしかない。
やっぱり、調子こいてるんだよな。いい会社に勤めてたからって、インドネシアに行ってたとか、赴任先の国でクーデターが起きたとか、間違えて強盗が徘徊してる列車で一夜を過ごすことになったとか、マジで自慢ばっかり。若者連中は一応は聞いていた様子だったけど、たぶん内心はつまらないに違いない。
なんで自分がこんなに会長のことを覚えてるかというと、それくらい嫌な奴だったからだ。一緒になったのは軽く10回は超えているだろうか。自分にも話しかけてきたことがあった。「男前だな」とか「無理にでも結婚した方がいい」とか「結婚したら人生変わる。大人になれる」とか「気分が暗そうだね。あなたもカラオケ歌わないか」とか、こいつマジで○そうかと思ったくらい、それくらい失礼な奴だった。
こっちだってやりたくて未婚なんじゃない。したくても結婚できねーんだよ。いい人がどうしてもいない。こっちは工場勤めだぞ。出会いなんてねえよ。ゼロだ。あんたの会社だと、男社員に女をあてがってくれる部署があるんだろ。大卒でも専門卒でも、かわいい女の子いっぱい雇って、総合職の男社員とくっつけるんだろ。羨ましい。
ムカつくことが多くて、あの会長のことをよく覚えている。マイナス方向のインパクトが強すぎた。ポジティブな言い方をすると、俺には眩しかったのかもしれない。俺はずっと底辺近くをはいずり回ってきた。まともな親とか、家族とか、教師とか、上司とか、そういうのは知らん。友達には恵まれたかもしれない。今ではもうぜんぶ遅い。もうすぐ40になる。人生は取り返せないのだ...。
そろそろ終わりにする。
会長の初来店から半年が経った頃か。つい先日のように思える。ようやく最後にオサラバができた。
その日、ちょっと嫌なことがあって、イライラしていて、お店に入ってもあまり喋ることがなかった。※工場内の数少ない台車をどの部門が使うかでケンカをしたのだ。マジで低レベルな争いだった。中学生かよってくらいに。
態度でわかるくらい気分が悪かった。チーママもほかのキャストも、ほかに3人いた常連さんも、遠慮のためか話を振ってくることはなかった。
そんな時に、会長が話しかけてきた。「増田さん、いつもより気分悪そうですね。大丈夫ですか」だったかな。
「まあまあですね」と答えたら、「いつもと顔が違いますよ。嫌なことあったんです?」って感じだった。
その時、キレそうになっていた。で、ただ一言、こんなことを俺は言った。「会長さんは、どうしてこのお店にくるんですか。ちょっと遠出すれば金持ってる人が入るような店ありますよ?」と聞いたら、「ここが好きなんだ」って返ってきた。
「この場末のお店のどういうところが好きなんですか?」と聞いたら、「若い人が多くて、スタッフみんなが仲いいところかな」と返答があった。
「でもここ、あんたが来る店じゃないよ!?」
頭に血が上っていた。いつもは言わないであろう言葉が出てきた。ぜんぶこのおっさんのせいだ。
「客層見てみろや。あんたは恥ずかしい!!」
会長は急に黙って、でかい梅干しが入った焼酎のグラスに手をやってた。
「すまない会長。でも、みんなそう思ってるよ……」
と最後に言ったら、「すまんね」とだけ言って、会長はトイレに行って、お会計を済ませてお店を出て行った。
周りを見ると、スタッフも常連さんも自分の方を見ていた。そうか、そうだったんだよ、みんなあのおっさんのことがウザかったんだな。でもお客さんだし、金払いもいいみたいだから何も言わなかったんだな、と合点がいった。
そう思うと気分が晴れて、イライラしてたのがすっとんでいった。目の前にあった安いニッカの水割りを一気に飲み干してグラスを置くと、チーママが俺の方をじっと見ていた。確か、こんなやり取りがあったかな。
・気分が悪そうなのに飲んだらだめ
・もうその一杯で帰った方がいい
・健康のことを考えて、安い酒はやめた方がいい
で、俺もだんだんその店に行くことがなくなった。というのも、自分がお店に行くと、ボトルが切れる度に、スタッフがひとつ壱万円以上のやつばかり勧めてくるようになったからだ。健康のためだという。
断ると、これがまた営業トークがしつこいんだ。高い酒飲めって。いや、もう嫌になってきたよ。あの安いウイスキーボトルが好きだったのに。
今ではふたつ隣の別のお店に行っている。やはり、安いニッカや角が置いてある店がいい。こういう店では、安い値段でゆっくりするのが好きだ。
老若男女問わず大はしゃぎの夏だというのに、嫌な話をしたな。申し訳ない。
でも、どうしても気になってるんだ。これは、関東にある一地方都市の話だ。東京都内など、真の都会暮らしの人には縁が薄い話だったろう。お目汚しを。
やっぱり、あの時、あんなことを言わない方がよかったんだろうな。町内会長さんには悪いことをしたな。後悔してる。もう謝る機会はないけど、胸の中にしまって生きていくわ。
ごめん。