はてなキーワード: 春日とは
オードリー春日は売れる前、ほぼ収入なしでむつみ荘(だっけ?)で極貧生活をしていた頃でも楽しかったらしい
負けたという先入観が人を負かすんだ
人生それだけの話なんだ
映像を学んでいた学生時代、トレーニングとしてTVの演出や映像テクニックを真剣に見るということをやっていた。
試しにみんなも3分だけでもやってみたら良い。
映像を作る技術や手間の多さに気づいて、誰しもが頭がおかしくなる筈だ。
大学を出てからは、TVを観るときは必ず突っ込むようにしている。
昔、小学校の同窓会で、「私、家に居るときにTVに向かって話しかけているの」ってヤベー奴発言をしていた女子が居たけど、彼女は正解だったと思う。
多くのTV番組なんて、子供が言葉や所作を学んだり、老人がボケ予防のために観るものだと見下した方がいい。
いつの間にかステレオタイプに毒されて、面白くない奴がダウンタウン思想に染まるように、TVから流れる空気が正解だと盲信するようになる。
「アンタと観ていると気分が悪くなる」
YouTubeにはTVのような高度な演出技術が存在していない。
最近、そんなYouTubeのショート映像に「だが、情熱はある」というドラマの宣伝が頻繁に流れるようになって来た。
こういうマーケティングだな、というのは勿論、MCバトル動画を見ている人に紐づけているのかな?と考えた。
オードリーと南海キャンディーズがブレイクするきっかけとなったM-1は当然リアルタイムで観ていた。
爆笑オンエアバトル出演から存在を知っていた2組の異色漫才コンビが、今や芸能界で超売れっ子になっているのは世も末だなと思っていた。
この「世も末だな」という言葉は、僕自身の世が末になっているという意味だ。
そんな2組の喋り口調や漫才ネタを役者達が忠実に再現している所が興味深かった。
でも、オードリーや南海キャンディーズを支持するのは自分が負け組であると認めて傷を舐め合うような情けないような気がしていたので、「オードリー良いよね」「南海キャンディーズ良いよね」なんて言う人とは近づきたくないと思っていた。
そう、世も末だということを認めたくなかったのだ。
で、このドラマのキャスティングを調べてみた所、主演の二人は現役のジャニーズアイドルだったことを知る。
ジャニーズは嫌いだ。数多の実写化作品を強引なキャスティングで潰して来た恨みがある。
それにつけて、ジャニー喜多川の性加害問題が都市伝説から公然の事実となった。
でも、このドラマはなんか気になる。
すると今度は、YouTubeで「オードリーのオールナイトニッポン」の音源がおすすめに上がって来た。
オードリー春日がプロポーズ直前の浮気をフライデーされた回だった。
YouTubeとWikipediaでオードリーの背景を知ってしまったので、機会があれば「だが、情熱はある」を観てみようと思った。
何も予定の無い平日2連休。全話観れるhuluが2週間無料らしく、一気観をした。
20年前は邪道だと否定されてたけど、現代においてナレーションによる場面展開は正当な技法として認められている。
ドラマを見ながら、ネット検索をしてドラマの再現性に感心した。
YouTubeのショートではしずちゃん役の背の低さに難色があったものの、ドラマを視聴するにつれてあまり気にならなくなっていた。
脚光を浴びたM-1の舞台でのネタを劇中で全編放送していることによって、視聴者がカタルシスを感じることが出来ていた。
役者の演技力と、メロドラマに走らない制作側の真摯さによって成立していると思った。
「作品に罪はない」
例えジャニーズが気に入らないとしても、ジャニー喜多川が死んで影響力が無くなった今、ジャニーズ事務所が強引なキャスティングをする事は難しくなった。
日本はようやく作品のクオリティだけで評価される時代が来たのかも知れない。世も末である。
けど、若林と山里の「たりないふたり」ってユニットは正直、面白く無い気がする。Twitterが大好物のロックとお笑いが好きなサブカル俗物たちに支持されてるだけに過ぎない印象だ。
自分はオードリーANN古参で、就職とほぼ同時にオードリーのラジオが始まった。
自分が新社会人として戸惑う姿と、急に脚光を浴びての葛藤を好き勝手話すオードリーをおこがましいけど重ねては笑っていった。国際フォーラムでのイベント、チケットとっていたのに過労で胃潰瘍になって入院していけなくて、泣きながら病室からラジオ聞いたなあ。
オードリーはそれからずっと売れっ子どころではない活躍ぶりで、若林さんは男性アナのような見事な司会業を始めたり、春日さんは世界を飛び交いながらいろんなチャレンジをしていたのは知っているが、自分はあまりテレビを見ずラジオの二人をリアルと思っていたので、なんとなくちょっと遠いところにいるんだろうなーぐらいの認識だった。
だけど、「だが、情熱がある」、これにはたまげた。ドラマは素晴らしい作りのようで、各方面から絶賛の声は聞く。ドラマに関してあれこれ言うつもりはない。(だって見てないし)だけどあんなに各方面に気を使い続ける芸人のオードリーが、まだ現役の自分を伝記化するようなドラマをオッケーするということが、すごくすごく大人の判断すぎて、まだ自分の中で整理がつかないのだ。きっと「たりないふたり」の長年の功績をそのままではもったいないとのことで、色々二人の自著を参考にしながら丁寧に作るという企画があって、その熱意で承認したのだろうけど。(実は自分は何キャン山ちゃんがすこし苦手でたりないふたりを全く見てない。それもあるかも)ラジオの二人なら「死ぬ前に自分のドラマなんて恥ずかしくてできねえよ」と言うとばかり思っていたからさ。(アンガールズの山根さんが愛ある大イジリしてくれたので少し救われたが)
なんか、毎年忘年会でバカ話してた地元の友達が、実はみんな結婚もして子供もいて家も車もあるけど、「まあ、増田いるからさ(笑)そういう話はやめとこうぜ(笑)」って気を遣っていてもらったような、そんな感覚。
そもそも才能もあって努力もできる超非凡な芸人に、ど凡人の自分を重ね合わせることが、もともとおかしかったし、そこまでストーリーをのせるのがキモいってのも重々わかるんだけどさー。二人のフリートークが少しずつ大人を隠し切れなくなるのも、それと比べての自分のガキ臭さもうっすら気が付いていたけどさー。なんだかやるせなくなっちゃうんだよね。
たまたま先週「14年もラジオ聞いてるやついねーよ!」と言ってたからちょっと寂しくなっちゃてね。実はここにいましたよ。くたくたに働いたあと暗い部屋でオードリーANN聞いて笑ってたあの日々は自分にとって人生の基盤だし、宝物だな。
通勤中に歩きながらお菓子食ってる増田が同僚に異常行動と言われたってエントリが注目に上がってる。
これもまぁ、行儀のいい行為ではないとは思う。
ちょっと前にラヴィットで相席食堂の山添が使用済みの爪楊枝で屋台の店頭の唐揚げを刺して食って大炎上した。
で、なぜか怒り爆発した視聴者とSNSで見かけた奴らが山添に謝罪を要求している。
そもそもなんでお前らに謝らにゃならんのじゃ、という話はさておき。
これがさ、店頭の鍋に使用済みの箸突っ込んで具を取ったとかならけっこう問題あると思うけどさ。
爪楊枝でから揚げを直接刺してそれをそのまま口に運んだんだよ?
使用済み爪楊枝で食べもしない唐揚げを突っつきまくってそのまま放置したとかじゃなくてだよ?
そんなバチ切れるようなことか?
SNSではオードリー春日がペンギンのプールにお笑いとして落ちて問題になった件を引き合いに出したりしてるけど、あれは「春日がペンギンに接触するとペンギンが大怪我をする恐れがある」「ペンギンの住環境に不衛生である」っていう、明確にペンギンに対して迷惑がかかる行為だったからそうなったわけでしょ。
もちろん、山添が使用済みの爪楊枝を突き刺す過程で爪楊枝についていた唾液が他の商品に垂れる可能性があるので他のお客さんに迷惑がかかる可能性があるというならそれは問題だねって話だけど、だったらクソ混んでる屋台街で撮影クルーと芸人が大勢で移動してる方がよっぽど他の客に迷惑だろ。
ラヴィットは結局、アナウンサーと麒麟川島が番組で謝罪したけど、本当によくわからない。
そんな大仰に謝罪するようなことか、これ?
おい竹山!お前の何が間違ってるか教えてやる!
公共の電波使って民に何が正しいか教えてんのに民に「間違ってる」と言われて謝るな。「こういう理由で正しいので、謝らないです」と説明しろ。
手間省いて謝ってお辞儀の価値を下げてる。ネットが世論形成してんのに負けるな。メディアの公正さで殴れ。
2. 横を素通りする。予想を裏切って面白い。
笑いの源のひとつに「意外性」がある。どっちか一方のネタを擦ってたら「意外性」は薄れるだろ。
TVが笑いに多様性を持たせなかったのが悪い。身内をバナナ滑り派だけで固めたのも悪い。
前章にある通り、ワイドショー観るような層にもシュールな笑いを教えるべきだった。一時の視聴率低下を我慢して。
配信者には両パターン揃ってるんだよ。リモコンにチャンネルボタンが12個しかないTVと違って、ネットには競争があるから。
動物によってはストレスによって体調崩すぞ。だから施設側は反発してんだよ。そこまでして取る笑いか?
「落ちる落ちる…セーフ」でいいじゃん。実害ない池で落ちりゃいいじゃん。
ペンギンより笑いが重要なら蹴り殺せよ。春日が急にペンギン蹴ったら面白いだろ。なんだ池に落ちるって。おもんな。
取材対象にネゴれよ。仕事の基本だろ。落ちちゃまずいよねってなったらバナナ横素通りに切り替えろよ。
バラエティ番組でめちゃくちゃやってるのと同じチャンネルで真面目なニュースやっててもいまいち真剣に聴けないんだよね。
線引きしよう。バラエティ番組ではめちゃくちゃなフィクションやって謝らない。ニュースならクソくだらないユーモアを廃して徹底的に公平さや道義的価値を追求する。
アホみたいに盛ってるテロップ・ワイプ全部捨てて「真面目」とか「フィクション」とか表示してくれ。
昼のワイドショーでペンギン蹴り殺して夜の報道で悲しいペンギンの死を報じる
か、
上に「バラエティ番組」ってテロップ出してバナナの横を素通りする
か、だよ。
コンプラに触れなきゃ商売できないって反社じゃねーか。今どきヤクザでも腫れ物には触らずに仕事するぞ。
バナナ素通り派を雇え
なんGまとめみたいなタイトルにしてしまったが、実際こんなタイトルでまとめ記事ぽんぽこ上がるだろうな
●冒頭岩田アナ森アナによる那須どうぶつ王国での一件に関する謝罪コメント
●アナ2人が深々とお辞儀する中、ふてくされてるように見える表情で首を軽く下げるだけでの加藤
●直後、自分からもいいですか?と発し、経緯やら自分の至らなかった点を述べ改めてお辞儀したが、終始言い訳がましい内容で反省感なし
※発言の一部
・現場では事前に打ち合わせしており動物を傷つけなければ池に落ちていいと言われていた
・自分はスタッフと打ち合わせ不足で、動物を傷つけなければという前提を把握しておらず、池に落ちていいという認識でいた
○ご飯
○調子
むきゅーはややー。お仕事は、暇。
○ 時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-(ニンテンドースイッチ移植の陽炎に彷徨う魔女内に収録)
・はじめに
魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件を解決するアドベンチャーゲームで、原作は18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版で、三部作の三作目で完結編。
一作目から提示されていた謎は全て解かれ、人間関係もおさまるところに収まった感じで、まさに大団円だった。
ストーリーは二作目での出来事の続きで、新キャラらしい新キャラも一人だけと、もう慣れたいつものメンバーで進んでいく。
良い意味で無駄に話を広げない構成で、登場人物たちみんなに出番があって良き。
意外な犯人、文章の書き方で誤認を誘う展開、立ち絵の表示で登場人物と読者との間で認識の齟齬が生じるサプライズなど、ミステリ味のある要素も沢山あった。
特に文章の書き方で誤認を誘う展開は、今シリーズ特有の魔法と密接な関係にあってフェア/アンフェアの判断は難しいものの(根本的に信頼できない語り手ってそれ自体を問う読者への挑戦状が無い場合アンフェア…… でいいんかな、この辺別にゲームとかじゃなく普通に判断迷う)、まあ謎解きのロジックを楽しむ作風ではないので、こういうのも面白い。
意外な犯人は本当に意外で、作中人物が指摘している通り基礎的な捜査漏れに助けられていることはご愛嬌にしても、素直に驚いた。
(そもそもフーダニットを問われてると思ってなかったので犯人を誰かを考えて読んでなかったのも理由だけど)
・優しいお話だった
悪い人がいない優しいお話だった。
それだけじゃなく、登場人物ほぼ全員に役目があり、それらが今回の事件の解決に寄与する構成も優しい。
出番の多寡はそれなりに違いはあるものの、立ち絵と名前があるキャラは全員活躍したんじゃないかな。
こういうの、限られた工数の中で作った素材なんだから一切無駄にしないぞ! という強い意志を感じられて僕は好き。
多少の強引さは感じたものの、そんなところまで関係してたんだ、と情報が繋がっていく様が面白かった。
……まあ僕が好きな春日真由美ちゃんがマジで唯一の例外で特に何もなく終わったけど。
メーンヒロインが特殊な能力はないけど知略に優れている設定のためか、このゲームことあるごとに作戦会議が始まる。
情報を整理して既存の知識の中から対抗策を練る件が数えきれないほどあったんだけど、これ楽しい。
特に今作の前半は今までの積み重ねで味方側の戦力多寡を感じる状態で、作中でもかなり楽観的に会議が進む。
徐々に戦力を削られ取れる作戦が減っていく。
そんな中でも、知恵を絞る展開が激った。
とはいえ、所謂「どこでもドア」と所謂「石ころぼうし」が手元にある状態で最後までいったのはちょっと緊張感なかったかも。
ピンチ感を出すならこの二つを真っ先に使えなくすべきだよなあ、とは思った。
特に「どこでもドア」は第一作目から最後の最後まで活躍しっぱなしで、回数制限という縛りはあるものの、ちょっと便利すぎた。
・アーリックさん強い
数少ない、というか一人だけの今作からの新キャラになるルイの義理の兄アーリックさん。
今までの強キャラが魔術に長けたキャラだったのだけど、アーリックさんは単純に体術と筋力が強い。
それでいて魔術に長けてないわけでもないという、魔武両道な素晴らしさ。
今までにない物理的な方面の強さでかなり無双する展開が格好いいんだけど、おバカなところがあって可愛い。
この人主人公でスピンオフは流石に言い過ぎにしても、サイドストーリー一編ぐらいは読みたかったなあ。
弟のルイとの関係性も作中で読み取れる内容だけじゃ物足りなく、もっと読みたかった。
とはいえ元が美少女ゲームであることを踏まえると流石に無理なお願いかな。
・おわりに
事件捜査や謎解きやサプライズ展開などミステリっぽさがふんだんに盛り込まれていた。
主人公、相棒、ヒロインの3人構成のチームで短編連作的な事件解決をする一作目にすごく惹かれたからこそ、この三人の関係性が収まるところに収まったのは良かった。
元々芸の腕前はイマイチな分、相手からの期待に最大限答えようとしてボディビルや潜水とか頑張る男だが、昨年の年間出演数ランキング1位を取る為にいつも以上に色んな番組に出た為に心身共に疲れ切ったのである。(余談になるが、そもそも出演数ランキングの数え方がおかしい訳で週5帯のMCが圧倒的に有利になるわけでそれにゲスト専門のオードリー春日が立ち向かうのが土台無理である。MCであれば週5で12か月出演でも1と数えるべきではないか。実際オードリー春日を除いたランキングメンバーがひっきりなしに出演しているイメージはあまりない)
中継前の状況は分からない。どうぶつ王国がどんなにNG言ってたか分からないし番組スタッフが何を言ったかも分からない。
ただあの状況、あのメインMCのフリに対してどうすればよかったのか。断ればよかったと言うのは簡単だが別にオードリー春日にペンギンと戯れる映像の為にオファーは誰もしない。そういうのはジャニーズだ。つまりオファーの時点でオードリー春日にはハプニングを望まれているのは確かであり、メインMCも人柄や言い方はともかく番組としてちゃんと与えられた役割をこなしている。
ANNで説教するだろうが正直春日のやらかしではないと思うので出来る限り寄り添って欲しい。番組スタッフはなるべく味方になって欲しい。出来ればメインMCと天の声も。そもそもこのコンプラ厳しい時代にどうぶつ王国に説明無しとはあまり考えにくいし、もしかしたら面倒な動物愛護からのクレームや飼育員からの非難からいちぬけする為に出した声明かもしれない。そうなると番組とオードリー春日にとっては寝耳に水であり、そりゃないよとなるが反論できるわけもなく粛々と批判を受けるしかない。だが我々の見えないとこで出来る限りのフォローをしてやってほしい。
とりあえず来年のドーム公開収録を満員にするくらいじゃないか?今回の件で東京ドームからNG出たら知らんが。
○ご飯
朝:春雨スープ。クラッカー。チーズ。昼:カップヌードル。夜:なし。
○調子
○ 時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-(ニンテンドースイッチ移植の陽炎に彷徨う魔女内に収録)
魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件を解決するアドベンチャーゲームで、原作は18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版で、三部作の二作目。
前作から舞台や登場人物などは全く同じだが、かなり縦筋の展開が重視されており、短編連作で特殊な魔術道具にまつわる事件を解決する構成は抑え気味。
その代わり、舞台となる学校そのものに隠された謎を解いていく展開になっていて、各登場人物たちの意外な正体や、名前だけ出ていたキャラたちの出演など、大きく話が動き出した。
三部作の二作目なので完全に解決した訳でなく次作に謎は持ち越されており、なかなか感想が書きづらい。
元々群衆劇っぽい作風だったが、今作では何度も視点が移り変わり、主人公以外の人物の心情も明らかになる。
特に前作では悪友男子ポジションの村雲静春は第二の主人公かなってぐらい大活躍するし、親友系ポジションの烏丸小太郎は予想通りTSするだけじゃなく最早君がメーンヒロインだろってぐらい主人公とイチャイチャするし、今作から登場のルイはお嬢様を守るイケメンだしで、女性キャラ以上に男性キャラが大活躍が楽しかった。
特に僕が好きな烏丸君はめちゃくちゃいい役をもらっており、次回でも大活躍しそうなので期待がビンビン。(原作のR18版ではエッチなシーンあったんかな、めっちゃ気になる)
反対に女性陣は出番は控えめな上に、前作同様個別ルートはコテコテの恋愛ゲームらしさで本編との空気感の違いも同様だった。
肝心の縦筋となる学園の秘密をめぐるストーリーは、確かに言われてみるとなるほどな展開で、い前作から謎の片鱗が提示されており、あらかじめルールを開示するフェアな精神が一貫しているところが良き。
かなりビターな展開で終わったしまったが、続く完結編となる三作目でみんながハッピーになれる結末を期待して次も遊びたい、そして僕が好きな春日真由美ちゃんにスポットライトが当たる回は来るのか、楽しみだ。
○ご飯
朝:春雨スープ。クラッカー。チーズ。昼:カロリーメイト。玄米ブラン。夜:カップヌードル。
○調子
○ 時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-(ニンテンドースイッチ移植の陽炎に彷徨う魔女内に収録)
・はじめに
魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件を解決するアドベンチャーゲームで、原作は18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版。
移植にあたって三部作がまとまったセットの作品になっているが、ここでは1作品ごとに感想を書いていこうと思う。
・遺品にまつわるアレコレが面白い
妖精さんや、苦手なものを無から生成する鏡や、どこにでもいける鍵など、ファンタジーなアイテムが幾つも登場して色々な事件が巻き起こる。
面白いのが、図書館にいつもいる系ヒロインのリトが、毎回かなり早々になんの遺品でどのような特徴があり、そのルールを提示してくれる。
このルールがあるおかげで何でもありな後出しじゃんけんになっておらず、捜査や推理のパートが楽しい。
それに遺品は物品の形である程度誰でも利用できるため、過去のエピソードで出てきた遺品の使い方を工夫する展開があるのも面白い。
実際に使用するシーンは少ないのだけど、アレを使えないかな? と主人公とヒロインが議論するパートが挟まるのが、自分達が作った特殊な設定に対して真摯な姿勢でとても面白かった。
そんな数々の魔術的なアイテム遺品をめぐる短編ストーリーをやりつつ、この学園と主人公自体の謎に迫る縦筋のストーリーも展開していく。
特に今まで解決してきた遺品を踏まえての最後のエピソードは、所謂サプライズ的な展開もあり、気合が入っていた。
3部作構成でまだあと2作品控えているあり、全ての情報が出揃ったわけじゃないものの、今作だけでも充分お話としては色々と結末を迎えているところも評価したい。
ただ、ミステリっぽい展開が多かっただけに、この作品がフーダニットなのかハウダニットなのかホワイダニットなのかは、読者への挑戦状でも入れて提示して欲しかったかもしれない。(後から読み返すとこの感想ミステリオタクめいた難癖っぽいな、反省します)
・特殊事案調査分室の面々、特に男友達の烏丸小太郎との結束がベタ良き
メーンヒロインの鹿ヶ谷憂緒と、主人公の久我、常識人でツッコミ役の烏丸小太郎の三人で構成される特殊事案調査分室が、その事件捜査の主軸となる。
この三人で色々な事件を捜査するのだけど、最初は中々結束が出来ず揉めたり喧嘩していきながら、最終的にはチームになっていく、フィクションでは王道中の王道だが、熱い。
特に男友達ポジションの烏丸小太郎は、ギスギスしがちなヒロインと主人公の間を取り持ったり、事件解決の本質をついたりと、かなりの存在感を見せる。
普段は主人公に頼りがちな彼が男気を見せるシーンはかなり激る展開だし、最初から最後まで主人公を疑わず信用してくれることもあり、この作品が美少女ゲームでなくBLゲームであれば間違いなく結ばれていただろう。
恐らく2作目か3作目では、TSしてエッチな展開があるに違いない、僕は超常現象有りなエロゲで主人公の男友達キャラを見るたびに毎回この予想をするが、今回は本気だ。
堅物な風紀委員で恋愛には疎い壬生と、すぐ発情して匂いを嗅いだり下着を強請る眠子との個別ルートも用意されている。
それなりのボリュームがあるわりに、あまり今作独自の設定を使ってはいるものの有効に活かされているとは言い難く、恋愛ゲームらしい萌える展開をそれなりにまとめただけかなという印象だった。
決して遊んでいて不快になるわけではなく、本編の遺品を巡る事件捜査や推理とはかなり味が違っていてその落差がなんとも言い難い。
・春日真由美さん好き
春日真由美さんは遺品の妖精さんに振り回されるドジっ子で、言ってしまえばただの被害者その一ポジション。
出番もかなり少なく、専用ルートは勿論イベントCGやSDイベントCGもない。
よく忘れ物をしてしまう子で、僕もかなり忘れ物をしてしまうのでシンパシーを感じたし、こういう忘れ物しがちだなあと共感するシーンがあった。
それとボイス、まきいずみさんのほわーっとしたお声で、この忘れ物続出な性格とがとてもマッチしていて、大好きになった。
名前と立ち絵があるだけでモブみたいなものかもだけど、3部作プラスアルファでボリュームたっぷりなので、出来ればこの子に出番をください、頼む! って願いながら続きも遊ぶ。
(全然関係ないけど、SDイベントCGって呼称合ってる? 美少女ゲームの話するの久々な上に僕が熱心に遊んでた頃にはまだそんなに浸透してなかったから、一般的な呼称があるのすらもわかんないや)
・さいごに
3部作の1作目としてかなり理想的な内容で続きを早く遊びたくなった。
様々な特殊な事象が起こる遺品を巡る事件を捜査するというテンプレートがもう面白いので、愛すべきマンネリとして残りの2作品でもこの味が残っていることに期待したい。