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はてなキーワード: から揚げとは

2024-04-18

生姜焼き」みたいなメイン抜いても成立する名前

この記事を見て思った

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1743J0X10C24A4000000/

生姜焼きは確かに豚肉生姜焼き」が正しい名前だけど「生姜焼き」だけで豚肉料理想像する

生姜焼きだけだと単に生姜を焼いた物が出てきてもおかしくないのに豚肉料理だと刷り込まれてる

こういうのは他にもあるだろうか

から揚げ

真っ先に思い浮かべたのがこれだ

から揚げ」は本来調理法なのだが、今では鶏のから揚げのみをほぼ指してる

携帯

電話」を抜いてもたぶんほとんどの人が携帯電話を思い浮かべるだろう

ラテ

牛乳しかないがこう呼ぶとたいていカフェラテになる

不思議とオレでは通じない

2024-04-09

三大よく見かけるこの賞は本当に凄くて意味あるの?

グッドデザイン賞

モンドセレクション

から揚げ店の金賞受賞

あと一つは?

2024-04-08

お花見神社に行く増田の春歯の出す馬喰にゃ人事に皆は御(回文

私も東京ドームビールの売り子1日売り上げ400杯売りたいなー!

あ!

ごめんなさいおのののかさんのウィキペディア見過ぎちゃったわ!

おはようございます

お花見した?

桜が絶賛今咲いていて事務所の近所の神社境内の中にいくつかある桜も満開!

お昼休みちょっと適当なところに腰掛けお花見気分でサンドイッチを食べるのが私のお花見マイスタイルよ。

でね、

今まで知らなかったところにも桜が一本立派なのがあって、

区の銘木って桜を紹介している立て札看板も立ってあってライトアップもしてるの。

いつも行かない時間帯にお買い物行ったもんだからそれに初めて気付いたのよね。

へーこんなところにも桜あったんだ!ってね。

うそうそんで有名なお寺の前の大通りは露店が出てて桜気分も盛り上がること間違いなし!って感じだったわ。

私の街の桜は今週が見頃でそれと同時に私も桜前線と一緒に北上していくのが春の常なんだけどね。

ほんと最近遠くに出歩いてないし走ってないしお出かけもしてないし!

そんでお出かけしたらしたで

いつも行く町中華屋さんが失火してお店ごとお休みみたい!

営業してるのに営業してなかったか不思議で表の貼り紙をみたら、

そう言うことだったのよ。

しばらくはここの町中華の味は味わえなさそうなぐらい私の町中華への熱も鎮火してしまったわ。

でもマジえー!って感じなんですけど。

そこでルービーを決めながら食べるから揚げが美味しいのになぁ。

私の唯一のいろいろある中の楽しみの一つだったのに。

早くお店が再開しますようにって願うのよ。

たぶん調子いまいちなのはそこの町中華パワーを得ていないからだと思うわ。

筆が進まないわ!

これは度々努々由々しき事態よ。

そんな帰り道に朝マック買って帰ってきて買ったのを忘れて

お昼頃に食べるその朝マックの美味さに、

いやジャンキーだけど冷めた朝マックってまた作りたてよりも美味しさ増してない?って思うの私だけ?ってまるで世界に一人だけ取り残されたような気がするけれど、

できたての熱々は肉汁ルーシーが落ち着いてないからとりあえず落ち着いて!肉汁!って思うぐらいジューシーなんだけど、

その冷めて落ち着いた朝マック肉汁も一応に固定されてマフィンと一緒に染み、

出来立てとは違って肉汁ルーシーが爆発しなく手が汚れなくて済む感じが。

落ち着いているな!ってなんだかそれによって美味しさを感じる春なのかしらね?って

これが生活かーって思い、

春を通り過ぎていくのよ。

きっともう遅かった桜は何事も無いように私の気持ちも知らずに北上して私を置いていってしまうの。

ちょうど桜前線のが北上するスピードは徒歩のそれと一緒で

私も一緒に歩いてついて行けそうな気分だけれど

行ったとてまた毎日日常に戻らなくてはいけない帰路があって、

戻り鰹みたいな言葉の戻り桜ってのはないけれど

戻ってきたら

新色の新しい桜の葉っぱが迎えてくれるのよ。

戻り桜の新緑の葉は緑。

桜の新緑もいいわよね。

春のあけぼのなのか。

あけぼの文字を並び替えたらあのぼけ!ってなるぐらい

なぜか筆が進まない春眠現象なのかしら?

眠くは無いんだけれど

筆がとにかく進まないわ。

春なのによ。

そう言う時もあるわよねきっと。

うふふ。


今日朝ご飯

食パンタマサラダをたくさんのっけるオープンサンドイッチね。

挟んでないサンドイッチってオープンサンドイッチって言い方であってるのかしら?

タマサラダ乗せ放題!

だけどタマサラダはやっぱりいつものサンドイッチ屋さんの方が美味しいのよね不思議と。

食べ慣れてるせいもあるのかしらね

デトックスウォーター

イチゴ一番粒って言う品種のを買ってみました。

世間の紅警戒度数が上がっているのか分からないけど、

苺の紅って言葉は害は無いと思うけど風評被害って凄いわよね。

いつも紅ってよく見かけていたような気がするけど気のせいね気のせい。

その一番粒って名前の苺を昨日デトックスウォーターボトルに仕込んでいたので

薄ら春苺色のピンクベリーウォーラーができたわ!

春の苺のデトックスウォーターはとても春らしいわよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-04-03

名状しがたき惣菜発表ドラゴン

好きな惣菜発表ドラゴンが、幽玄なる境界より姿を現し「惣菜発表」の瞬間が訪れし時、好まれ料理が賛歌される。

その名を呼びし者たちよ、聞け。

 

まず喰らいし者が語るは、魔性鳥類より調理せし、名状しがたき黄金に輝く衣にて包まれる肉塊「から揚げ」。

 

地底より挽かれし肉塊に、秘儀の調味を施し灼熱の炎により焼かれる冒涜的な「ハンバーグ」。

 

肉体の一部を不浄な衣により覆われ者、高貴なる油に浸され、火により炙られ、ありえべからざる姿と成り果てた「とんかつ」。

 

そして、血潮を献じ甘辛き炒めた肉。

呼ばれざる調理。彼はその名を知らずともその味わいを愛し、大いなる喜びを得たり。

 

惣菜発表ドラゴンがその姿を顕現する、彼こそが呪われし食の王なり。

2024-03-25

かつやのとん汁

かつやはその名の通り「かつ」のお店

カツ丼トンカツ定食はもちろん、エビフライメンチカツ

当然カツが美味しいのだけれど、実はとん汁も美味しい

そもそも定食についてくるのはデフォルト味噌汁ではなくてとん汁

トンカツをメインに据えるだけあって豚の扱いはお手のものなのか、いい出汁が出ていて滋味深い

具材も大きめの野菜がごろりとしていて、煮崩れているといったこともない

そんなかつやのとん汁、かつや側も自信があるのかメニューには「とん汁定食」なるものがある

これは通常の定食についてくるとん汁の2〜3倍はあろうかという大椀のとん汁と、ロースカツまたはヒレカツごはんというもの

なんととん汁定食ロースカツ)はロースカツ定食と同じ720円、ヒレバージョンに至ってはとん汁定食の方が安い

まぁその分カツのサイズが小さくなっているわけだが、お得にたっぷりのとん汁を食べることができる

ただ、今日とんかつ気分じゃないなぁということもあるだろう。そんなあなた朗報

実はかつやではすべての定食のとん汁を+50円でとん汁(大)に変更できる!!

まりね、690円のからあげ定食が740円のとん汁定食から揚げ)に返信するってわけ

自分はこれをかつやの第三のとん汁定食と呼んでいる。から揚げ気分のあなたもレッツかつや

ちなみにかつやを展開するアークランドサービスは「ごちとん」というとん汁専門店もやっている

まだまだ店舗数が少ない(そして自分も行ったことがない)が、どんどん出店できるように近くの人は行ってやってくれよな!

2024-03-14

イカリングが半分のどにつっかえてヤバい話が話題だったけど

高野豆腐も地味にやばい。なんか小さめでサイコロみたいにコロコロした高野豆腐が喉につっかえた時マジで死線をさまよった。

あとすりおろしりんご。なぜかあんま喉につまりそうな形状してないのに油断するとちょいちょい死線をさまよう。

最近だとから揚げ。これはから揚げ食い放題というなかなか新機軸な店で死線をさまよった。

2024-03-13

揚げ物とセットが安い増田住まい須屋が特瀬戸のもげ阿(回文

おはようございます

最近ファミレスやらファストフード店で暇があれば増田をそこで書いているんだけど、

いやそれはそれでいいのよね。

捗るから

それで捗る増田のお供に揚げ物ばかり食べていてヤバい!って話し。

飲み物単体で頼むよりセットでポテトを付けた方が安くなると言う逆転現象

ついつい揚げ物ポテトから揚げをつまみながら書くのはとても捗るけど確実にデブわ!

これもうさー

心を鬼にして

ポテトは窓から投げ捨てる勢いで食べない!って確固たる意志を持ってポテト回避しないと

書けば書くほどデブってしま危険性を孕んでいるか銚子調子に乗っていたらとんでもないことになるわと言うことを自分自身に言い聞かせて、

ここに宣言して書いておけば、

今日私揚げ物食べてないものん!って自信を持ってお送りする

単体で買うよりセットで買う方が安ーいって夢グループばりの勢いで言っちゃうわ。

なので、

ノー揚げ物!ノーライフ!

そういう心持ちでやっていくわ!

これってでも

揚げ物がなかったら生きてる意味ない!って解釈にも取られるから

その逆よ逆!

イエス揚げ物!イエスライフ!ってなると

揚げ物万歳!って言ってちょっとわんぱくっぷりが発揮されてなんかちょっとバカっぽくなるから言わないけれど。

でも揚げ物回避力を高めたい強い意志を持ちつつ

増田に挑みたいのよね。

最近こうやって作業や筆や増田捗るからと思っていたけれど、

この傾向は対策を練らなければならないほどの揚げ物率高しの

敵の揚げ物の回避率を私は何度も言うけど本当に大事なことだから2回以上3回未満言うけれど

揚げ物回避率を鬼の心を持って

ポテトを窓から投げ捨てる勇気を持ちたいわ!

そんでさー

酷いのよ。

ポテトのMサイズをSサイズに変えてください!って無駄抵抗もむなしく

お店側は杓子定規で8尺4寸の勢いで言うじゃない。

残念!ポテトサイズ変更はできませんから!って

なぜ私が斬られるの?って思うほど融通が利かなくて、

飲み物単体で頼むより飲み物とセットで頼む方が安くって

セットで買っておいてポテトいりません!っていうとなんかおかしな注文方法になって絶対店員さんの間で私のあだ名がノーポテトって言われるかも知れないことも回避したいのよ。

矛盾点があるのよね。

なぜにポテトも一緒に頼む方が安くなるのか!

安ーい社長!ってもう私も使うチャンスがあったら絶対夢グループしたい今日この頃でその謎は深まるばかりよ。

でもさ、

喫茶店で言ってコーヒー1杯頼む作戦

そのファストフード店ファミレスなどで飲み物プラスなにかの揚げ物が付いてくるセットの方が安くなるので

ついついそちらの方に行きがちだけど、

やっぱりここは心を鬼にして

そうよ!鬼に金棒って言うぐらいだから

鬼にポテトフライ!って言うぐらいの持ち方の構え方で全ポテト回避をするわ!

私は今日からポテトフライの鬼になるわ!

そういうポテトフライの鬼!って言うと

ポテトフライの揚げ具合そして味そして塩の振り具合にとてもこだわる

美味しいフライポテトを作るのに熱心な方の鬼に聞こえちゃうけど、

私はハッキリと宣言したとおり

逆の意味ポテトフライの鬼になるわ!

そう堅く心に決めてファストフード店ファミリーレストランに挑み勝利増田をニッコリと捗って書くことを表明するわ!

笑顔は忘れては駄目よ!

それが私との約束

なので笑顔は忘れずに!

え?ポテトフライじゃなくてメインのハンバーガーとかは大丈夫なのか?って

あれは大丈夫よ!

ぺしゃんこにして薄さゼロにしたらカロリーゼロになるから

ってそれサンドウィッチマン伊達さんのカロリーゼロ理論

あれが本当に実現するならタイムマシンのより凄くない?って

早く本当にあの理論を完成させて欲しいんだけど

あれはなんでもカロリーゼロになる無敵の法則で、

それを信じている知人がおにぎりも冷えているとカロリーゼロ!という新提案を私にぶちかましときは、

え?おにぎりも冷えているとカロリーゼロなの!?ってまさか!って思ったわ

これってその嵩を減らしてぺしゃんこにしたらその分カロリーが減るという理論

かいものと冷たいものでは冷たいものの方がカロリーゼロという新解釈に基づき

もう何を言ってるか言葉意味はよく分からなくなってきたけれど、

とにかく凄い自信なの!

ちょっとでも眉唾物語だけどね。

から眉唾物語烈伝全8巻を読み終わるまではその説には充分気を付けて、

私は最低限

セットで買う方が安くなる夢グループばりの安ーいでお馴染みの飲み物おつまみの揚げ物セットで頼んでも

ポテトフライを窓から凄いとにかく凄い勢いで投げ捨てる勇気毎日持つようにするわ!

でも最後に言わせて決してポテトフライを憎んでいないと言うことを。

憎いのはカロリーなのよ!

ごめん、

涙拭くね!

約束したわよね笑顔を忘れずに!って

うふふ。


今日朝ご飯

家で大人しく出掛ける前に食パンスープよ。

スープはお湯を注ぐと出来るやつ。

逆に訊きたいけれど

お湯を注がないでも出来るスープがあったらそれはスープじゃなくてただの粉末よね。

一休さんみたいなトンチの利いたこと言っちゃったわ!

ちょっと早く起きたので朝ご飯ちゃんと食べる時間があったのよ。

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラー

今日はホッツ白湯ストレートね。

電気ポットのタイマー機能発見してから

マジで起きて5秒でホッツ白湯ウォーラーが飲める!

しかも飲み頃の温度設定の70℃で!

これは朝のホッツの温活捗るわー。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-02-26

揚げ物惣菜をいっぱい買ってくるな

連休帰省した

実家がど田舎なので周りとの距離感が近いので、物々交換的な事はよくやってる

で、帰省した時にばあちゃんの知り合いからもらったのが…



中学生か!

家族を高血圧で殺すきか!

(お返しは自宅で作った豆腐。本当にこういうので良いんだよ…)

で、結局食べれないからって結局自分に回って来た

2個づつだから食べきれず自分が持ち帰ることになった

仕事なのに朝から揚げ物が続いていて胃もたれしてる…

お返しは相手のこと考えろよ…

ビールを箱で送ってくる人も大概やぞ…このご時世誰が飲むんだよ…

2024-02-23

少量の油でから揚げを作ると油量がバランスして永遠に揚げられる

いや永遠は嘘だけどな

言わなくてもわかるか

anond:20240223011758

から揚げレモンをかけない って主張している人の心理は、

から揚げレモンを掛けなくても美味しく食べられることを知っているという自慢しかない。

実際、本当においしい唐揚げは、良質の油をつかっていて、かつ、余分な油を残さないようにしてある。

から、わざわざレモンを掛けなくても美味しく食べられる。

大衆居酒屋のやっすいから揚げは、油も古いし、揚げた後の処理も不十分で、あぶらぎっている。

からレモン中和してやらないと食べれたもんじゃないわけ。

2024-02-20

夫が知らない人にご飯を奢ってた


先月、夫と一緒に買い物帰りに中華料理店に行った。そこでモヤっとすることがあった。増田はこういう場じゃないかもだけど、ちょっと聞いてほしい。

そのお店では、夫と2人、一緒に美味しく食事を楽しんだ。久しぶりにラーメンを食べたり、麻婆豆腐は辛すぎて無理だったけど、夫婦楽しい食事時間を過ごせた。

ここまではよかったんだけど、食後にゆっくりしている時に、夫が学生4人組のお客さんの方を見てた。恰好を見るに、部活帰りの高校生みたいだった。知ってる学校ジャージ

みんなで注文を考えている様子で、「これがおいしそう」「でも今何円ある?」「これとこれの組み合わせ」「だったらこれで足りる?」とか、お財布と相談しながらメニューを決めてるようだった。

ちょっとして、私たちがお店から出ようとした時、夫が「会計してくる」と言って、受付レジの方に向かった。それで……店員さんに、「餃子四人前。あとから揚げ一皿。あの子達に出してください。俺のおごりです」と伝えてた。

すごくモヤっとした。夫はあの子達が気になったんだと思う。食べ盛りだからお腹減ってるのかもって思ったのかもしれない。やさしさだと思う。でも、だからって、見ず知らずの高校生餃子をおごるのはやり過ぎだと思った。

それからすぐにお店を出たから、あの子たちの反応は見てない。どんな思いをしたのか想像はむずかしい。でも、私が高校生の時だったら、知らない人から餃子をおごってもらって不安になったかもしれまない。

ちょっと吐き出してみた。不愉快だったらごめんなさい。モヤモヤがどうしても収まらない……。

2024-02-08

anond:20240207223219

あれは並行して料理するために3つあるんじゃなくて、

左側のは強火モードがある炒めもの用、右側は温度センサーがあるから揚げ物とか鍋で炊飯する時用、奥のは火力が小さいからとろ火で煮込む用、みたいに用途が違う

2023-11-29

出入り禁止基準について思っていること


京都繁華街中京区東山区)で飲食業に携わってきた。もう二十年以上になる。独立してから居酒屋をやっていた。

ワンピースがあるだろう。漫画の方だ。多くのキャラクターが出てきて、麦わらのルフィメンツ(なぜか全員童貞に見える…フランキーは別だ)が色々いて、そのうち誰かとは気が合いそうな気が読者はするわけだ。そんな路線をめざしていた。多様性である

今回は自分の考えを伝えてみたいし、お客さんへの接し方の哲学についてもご教示願いたいことがある。料理の作り方や仕入れ広告宣伝とか、そういうのは自分なりの答えをもってる。が、こればっかりは答えが出ない。「嫌な客は出入り禁止にすべきか」という論題だ。

以下、うちの店でお客さんが取った問題行動+店側の対応という形で説明させてもらう。四人分ある。



一人目:壮年男性のA氏

50代ほどの男性だった。夜7時くらいにお店に来る。いつもスーツだった。小綺麗とまでは言わないけど、まあ整った感じだ。性格はおとなしいのか騒がしいのかわからない面があった。『壁』という小説に出てくるS・カルマ氏なんじゃないかと思える時もあった。

うちの店は、京都個人居酒屋標準的メニューを置いていた。豆腐とか、焼き魚とか、季節の野菜の煮つけとか、湯葉スープとか、柚子胡椒風味の鳥のから揚げなんかの、まあ京都って感じのメニューだ。みんなそれぞれ、お互いの店からメニューを盗み合っているという事情もある。俺も若い頃は祇園で修業してたけど、京都市内の飲食街はすべて巡って勉強した。「うちの店」というのも祇園の端っこにあった。先斗町河原町寄りの。

どの業界でもそうなんじゃないか週刊少年ジャンプだってそうだろう。漫画家同士、お互いに表現方法コピーし合っている。半年以内で打ち切りになる漫画でもそうだし、鬼滅の刃みたいな大傑作でも変わらない(○○の呼吸はジョジョの波紋をリスペクトしてる)。

京都飲食業でもそうだ。同業のお店に一般客として出入りし、美味しそうなのを見つけたら、調理法をこっそり見て、自分の店でも同じようなもの提供する。

うちの店では、とあるサービスがあった。お客が女の子店員飲み物を出すと、暇な時間限定で話相手になってくれるのだ。A氏は、いつも地元高校に通っている女子店員ウーロン茶(400円。お客は2杯目から200円)や、イチゴミルク(500円)をごちそうしていた。それで、15~20分程度のお喋りに興じるのだ。そういうサービスが確かにあって、それを目当てに来るお客さんが何人もいた。40代過ぎのリーマンが多かったかな。

彼らは、女子高生や女子大生に限らず、自分の好みの子がいたら「一杯飲んでいいぞ」と声をかける。お気に入り店員飲み物をやり、わずかな時間の楽しみに興じる。

それで、店としては売上が立ち、女の子は注文金額の50%のバックがもらえて、お客さんも喜ぶというわけだ(損して得取れ)。だがある時だったか、猛者の女の子がいて、なんと誕生日シャンパンを奢ってもらっていた。当店の一番安いシャンパンは二万円だったので、一万円儲けたことになる。いやぁ、あれには参ったね……(以後、一万円超の場合は25%バックに変更した)。

そんなある日だった。A氏が行動に出た。帰り際に、ドリンクを奢った女子高生に連絡先を聞いて、食事約束をしようとしたのだ。女子店員は、「え~」といった表情でケータイを取り出していた。すぐさま俺が止めに入って、「お客さん。困ります」とひと睨みすると、「あんたの方がいけんで。こっちの自由やん」とアレな発言をしていた。

この人には二面性があった。このお店に居る時と、それ以外の社会とで違う顔をしていた。女の子には、「オレね、自分名前がわからなくなることがあるんだ」とか、「世界の果てに行ったみたいなあ。世界の果てってどこかわかる?」とか「このグラスと君のグラスが、この間がね、オレとあなたの心の距離」など意味不明なことを喋っていた。

ある日、同じ会社の仲間数人と一緒にお店に来たことがあるが、まるで別人だった。大人しくって何も喋らない。黙々と飲み食いしている。女子店員が話に行っても変わりなしだ。借りてきた猫みたいだ。

かつて、A氏の「世界の果てはどこだろう?」という質問に対して、地元高校に通ってる女子店員(※上で誘われた子)が、「うちの店も世界の果てのひとつですよ。地球は丸いんですよ」と答えたことがあった。でも、その子に話しかけられても黙っていたかな、確か。

で、A氏を止めに入った俺はイライラしていた。「すいませんけど、もう来ないでくれます? 次来たら、その場であんたの会社に連絡しますよ。警察は勘弁してあげますから」とタンカを切った。すると、A氏はそそくさと会計を済ませて出て行って、それ以来うちの店には来ていない。

その日、店員から感謝された。普段、俺に尊敬の念を一切抱いていないと思われる従業員ですら「マスター見直しました!」と言ってくれた。世界の果ての女子高生は、「やりすぎだったんと違います?」と言っていたが、その子未来のためには正しい行動だった。

俺の考えが変わるきっかけだった。どんなお客さんでも受け入れるのが飲食店の正道だと思っていた。面倒くさい客はいるが、それが多様性の確保に繋がるという考えをもっていた。



二人目:B女史

B女史は大学生だった。同志社女子か華頂短期大のどっちかだった気がする。

の子は、いつも夕方に来て、安い定食だけ頼んでサッと食べて帰る。週に一回ほど来ていた。「高島屋化粧品店でアルバイトしてる」と、B女史と店員が話しているのを聞いた。

ちょっと話は逸れるが、うちのお店には、居酒屋としてのメニュー以外に定食があった。安い値段で昼食を食べたい人に向けて、なんと800円でから揚げ定食弁当)を用意していた。味は当然祇園レベルだ。先斗町木屋町にある標準的な店とは比較にならない。

祇園にも、夜に高い値段で酒肴を出している居酒屋が、昼の時間帯にリーズナブル価格で昼食を提供している例がある。それでも千円超えは基本だった。それを、原価計算を積み重ねた末に800円という価格を実現させた。しかウーロン茶が一杯まで無料だ。二杯目から200円。

お昼時に、店の近くの路上弁当を売りに出すのだが、売り切れることが多かった。やはり、コスパがいいのがわかるのだろう。少なくとも毎日30食は売れていた。コスパでこの定食弁当)に勝てる可能性があるといえば、近所だと長浜ラーメンやよい軒くらいのものだった。安い店だと、松屋が近くにあったが、あの定食の味に比べればゴミクズのどちらかだった。

※ここに書いてる話は、相当昔になる。今だと祇園レベルの味で800円のから揚げ定食など不可能だ。あと、今だと道路売店とかやったらすぐに警察が来る。昔は、無許可ラーメン屋台などがよく営業していた。

経営回転寿司のやり方に倣っていた。くら寿司とかで、いくらウニ100円ほど(※当時の価格)で廻っているだろう。ああいう原価割れメニュー提供できるのは、赤だしとかタマゴとかラーメンとかうどんとかデザートとかで黒字にしているからだ。撒き餌である

祇園寿司屋で出してるようなウニだったら、木箱ひとつで当時5万円(200円/g)はした。回転寿司がどんなウニを使ってるかは知らんが、卸値だと(5~10円未満/g)といったところか。祇園で出てくるウニの握りなどは1貫3,000円以上することもある。それでもサービス価格だ。

他流であっても、いいところは積極的に盗むべきだ。から揚げ定食が800円だと原価割れ寸前なのだが、そのお客さんが夜の時間帯にも来てくれたら投資は回収できる(弁当にチラシ入れてる)。そんな未来に賭けていた。

B女史に戻ろう。上のから揚げ定食は、昼の売れ残りの一部を再利用して夕方以降の営業時間にも提供していた。クオリティが落ちてる分は600円にしていた。そして、彼女はその定食しか注文しなかった。夜に来てくれるわけじゃなし、お酒を頼むわけじゃなし、友達と一緒に来るわけでもない。30分くらい居て、女子店員イケメン大学生店員と軽くお喋りをしてアルバイトに出かけていく。

彼氏同志社)と一緒に来たことは何度かあったが、なんと、二人でひとつから揚げ定食シェアしていた。一緒に食べていたのだ。ひとつ定食を。仲睦まじく。電線に留っているツバメカップルみたいだった。

ここまでは別にいい。から揚げ定食投資なんだから

B女史は、ほかの男性から不評だった。うちの店はコの字のカウンターだが、そんなに広いわけじゃない。常連同士、話をするのが基本だ。

B女史の近くの席になった男性客が話を振ることがあったのだが、B女史はいつも愛想がなかった。せめて演技くらいすればいいのに。ストレートに「気分が悪いです」とか「今話したくないです」とか、人が不快になる言葉を発していた。

このまま社会人になれば通用しないだろう。せめて愛想はよくするべきだ。ジェンダーとか多様性とか言われているけれども、保守寄りの価値観大事にすべきだ。人間本来的な感情に根差しているのだから。B女史は、せめて社会関係を保てる程度の『優しい嘘』はつくべきだった。

それである時、とある男性客のおじさんがB女史を叱ることがあった。「あんた、もう少し考えて行動しいや。いけんで。もっと仲ようせんと。就職しても通用せんで」だったかな。俺もそのとおりだと思い、フテ腐れているB女史をやんわりと宥めた。

すると、「だったら、もっとおいしい店を紹介してもらっていいです?」(※京都だと、いいです?↑とイントネーションが上がる)と、人を舐めくさった態度を取るので、俺も頭にきてしまった。

「前から思ってたけど、このお店は君には合ってないみたいや。もう、今日で来るの終わりにしとき

と言ったら、B女史が席を立って会計をしようとした。すると、近くに座っていた若手社会人の常連さんが、「○○さんだっけ。あなた、まだほとんど食べとらんやん。俺も注文しとらんし、よかったらいい店教えてやろか。どうする、まだ時間ある?」と提案をして、それでB女史も同意して、二人で一緒にお店を出て行って、それから彼女が店に来ることはなかった。



三人目:C氏

さっきの若手社会人だ。当時30代前半だったが、人間ができていた。相応の男前で、体格もあった。すでに遠方に異動しているので言わせてもらうと、日本銀行職員だった。ほかの常連さんには内緒にしていたが。会社名を聞かれると、彼はやんわりと『優しい嘘』をついていた。

ちなみに、後で聞いたところによると……彼がB女史を連れて行ったのは、京都で一番予約が取りにくいとされる伝説居酒屋だった。グーグルマップに載っている。高島屋からも近い。C氏は、お店の扉を開けて、「今日入れますか」と店主に声をかけたところ、予約客がキャンセルしており入ることができたらしい。

だが、B女史の財布には非常に厳しい金額だった。C氏が「千円払ってくれる? 好きなだけ食べていいから」と言うと、B女史は本当に好きなだけ食べたらしく……C氏によると、その時に連絡先を交換して、またおいしい店を紹介する約束を取り付けたらしい。それで、その後はと言うと……これはまた別のお話、機会がある時に話すことにしよう。

ここだけの話、『伝説居酒屋』(食堂 おがわ)はバッファーを作っている。全席が予約されてるわけじゃなく、店主の気分次第では、予約なしで入れてくれることもある。後は、偉い人が来店した時くらいか体感だと、5回に1回くらいは予約なしでも入れる。

とにかく、C氏は人格レベルが高かった。若い店員にも敬語だし、いろいろ注文するし、お店の周年記念にはシャンパンを入れてくれるし、テーブルは綺麗にして帰るし、飲み方も綺麗だ。

なぜC氏をここで挙げるかというと、彼もまたやってくれたのだ。どんな人間にも欠点はある。C氏の欠点は、完璧すぎることだ。完璧すぎて、ほかの仏―の人間からすると予想できない方向でトラブルを起こす。

事例①

女子店員がC氏に近づきすぎる。彼はモテた。見た目はそれなりで、清潔感があって、人当たりがよくて、自信に満ちた振る舞いをしていた。彼からいい扱いを受けたい女子店員人間関係が悪くなった。

事例②

正義感が強く、営業中のトラブルに首を突っ込む。警察を呼びたくないのに彼が呼んでしまって、えらいことになった。特に暴力団半グレ関係。体を張ってくれるのはいいが、清濁を併せ呑んでほしかった。

みかじめ料とか何とか言われても、払わねばならないお金だってある。俺に言わせれば、あれは税金一種だ。あれで飲み屋街の平和が守られている面は確実にある。あの辺りの多くのお店は、おしぼり台や観葉植物リース料として支払っている。たまに半端なやくざ者(半グレに近い)が現金要求してお縄につく。

事例③

4人目に譲る

ある時、C氏にやんわりと警告をした。うちの店の課題に首を突っ込まないでほしいと。うちの店の課題自分解決する、と。行政に頼るのは最後の手段なのだと。

それからスッタモンダあって、彼はお店に来なくなった。後は風の噂で聞く程度だ。残念な結果になったが致し方ない。いいお客さんだったけど、これも運命だ。




四人目:D氏

時系列的には、C氏がまだ来ていた頃だ。

D氏は、障害者だった。軽度の知的障害で、あまりモノを喋ることができず、メシは食えるが手がおぼつかない。テーブルの上は汚い。いつも母親が一緒に来ていた。

来客を断る意思はなかった。当然だ、お客さんなんだから。いつだったか、彼が口からご飯を吐き出す行為マネしていた大学生立命館だったと思う)には厳しく注意をした。「客を馬鹿にするな。お前、今度やったらクビにするで」と明言している。

が、お客さん同士のトラブルになると話は別だ。ある日の午後八時頃だったか、その母親とD氏が米類を食べていたところ、ゲフンゲフンとD氏がせき込んで、口の中から飛んだ米粒が別のお客さんグループビールジョッキに入った。幸い、店員が気が付いてすぐに替えのビールを用意した。ほぼ満席で席移動は難しかった。

その日、同じようなことが何度も起きた。何度も何度も、D氏の口から飛び出したモノが、隣のお客さんのスペースに飛んで行った。ついにキレたお客の一人が、「おいあんた! そこのぎこちない感じの人(※京都人なりの婉曲表現)、家に帰してくれへんか!!」と母親に怒鳴った。

母親は「すいません」と謝っていたが、彼が譲る様子はない。「その人は外に出したらあかんのと違うんか。なにしとん。帰ってくれん?」と捲し立てる。

母親は何度も謝っていた。その間も、何がしか物体がお客さんの方に飛んでいく。彼はさらにカッカして、これはいかんとなったところで、離れたところで呑んでいたC氏がこちらを見た。

俺はもう、余計なことは勘弁願いたかった。母親に向かって「お代はいいんで。今日は帰ってください」と伝えた。すると「すいません。堪忍してください。今日誕生日なんです」と返ってきたが、今度はもっと強く「帰ってほしい」と伝えた。

すると、C氏が怒った様子でこっちに来たのだ。「増田さん。その対応で本当にいいんですか。自分がこの人の隣に行きますよ。五人くらいスライドすればいいでしょ」と。

俺はキレた。「お店のことに口を出さないでって言ったでしょ。俺が責任とりまから」と端的に返すと、C氏は憮然とした様子で自分の席に戻った。

母親と息子には、その場で帰ってもらった。お母さんには「ほかのお客さんのこともあります。お店が空いている時でないと今後のご利用は難しいです」と伝えて、お店の入り口まで案内した。

翌々日だった。京都市役所の福祉部署から架電があった。母子のことで、差別に該当するおそれがあるとの内容だった。C氏か、D氏の母親京都市に連絡したのだろう。俺はこういう卑劣行為が許せない。どうしてこんな惨いことができるのだろうか。「障害理由差別をすることは~」と電話口で喋る京都市の職員に怒号を発した。

「ええか、こっちは商売でやっとんのやぞ。お前らは公務員やんけ。民間商売に口はさむなや。こっちがどんだけの思いで商売やっとんかわからんやろ。障害者も受け入れんといかんのくらいわかっとる」

みたいなことを言った。すると、福祉部署職員は変わらず「差別はだめ」とオウムのように繰り返すだけだった。「公務員は楽でいい。頭の中が非現実で、お花畑で、お金暮らしことなんか考えなくてもやっていけるんだからな。羨ましい」そう感じていた。

「それは行政指導やろ。従うかどうか選べるんやろ。ウチは従いません。ええな、おい、おーーーーい!! わかったな」という具合で、受話器をガチャンと置いた。

これが商売世界だ。勝った負けたの世界では、強く、強く自分意思を強く主張できないと食っていけない。公務員サラリーマンじゃないのだ。



結局、お客に接することの哲学というか、そういうのは何が正解なのだろう。どういう場合に出入り禁止にすべきなのか。未だに答えが出ない。

ところで、『うちの店』は、約二年前に閉店した。コロナウイルスに勝てなかった。飲食組合から休業要請の通知があって、当初は休んでいたが、行政対応が誤っていると気が付いて通常営業に切り替えた。うち以外にも、筋違いなことをしている行政には従わないという店舗がいくつかあった。

が、コロナウイルスは強すぎた。店を閉めざるを得ないほどに経営が追い込まれた。ほかにも、グーグルマップ食べログ口コミにあることないこと書くような卑劣な奴らがいた。自分正義とでも思い込んでいるのだろう。

今でも飲食仕事をしている。いつかまた、お金を貯めて店をやるのが目標だ。あの店は居抜き店舗で残してある。幸い、まだ借主は現れていない。いつかまた、店を開いてみせる。

今回は、そんな決意を新たにするために増田投稿した。どんなお客を断るべきか、受け入れるべきか。何かアドバイスがあればいただけると幸いです。

ファミマ明太のりべん

商品名にまでなってる明太が直径1cmの〇ぽちたくわん以下しかはいってねえ とかゴミくずだろ

のりべんのくせに450円もするしよお

フライも5cmくらいしかねえし

くそ詐欺弁当クソ詐欺弁当

むかしはから揚げもあったらしいじゃねえかこのクソ野郎

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