はてなキーワード: 基礎医学とは
増田は25歳。
高校生の頃に京都の駿台に通っていて、高3の夏休みはそこの自習室でずっと1人で勉強していた。
京都駅の近くに駿台は二つ校舎があって、一つは高3生と浪人生専用の新校舎、もう一つが古くて高1.2生用の旧校舎。
増田は当時、塾に友達が居らず賑やかな雰囲気の新校舎が苦手だったため、旧校舎の方で勉強していた。本来は高1.2生用であり、夏休みに自習している人も圧倒的に少なく穴場自習室として快適だった。
増田は医学部志望で必死に勉強していた。予備校は夏期講習たくさん取った方が学力が伸びると言っていたが、自習こそが学力が伸びる秘訣と信じていたため、講習は最低限にしてひたすら自習していた。1日10時間前後は自習していたが、3時間ごとに限界を迎えるため、そういう時は食事を摂ったり近隣を散歩したりしていた。真夏の暑い中、アバンティ京都からどれだけ南下できるか試したりしていた。近くのコンビニに寄って雑誌の立ち読みとかもしていた。そして2〜30分したらまた戻って1人で勉強していた。
結局は現役ではだめで浪人して今に至る訳だが、高3の夏が1番頑張っていたと思う。医学部に受かってからも基礎医学や臨床の試験、医師国家試験なども頑張ったが受験の時ほどではない。
だからたまにあの時の頑張ってた自分を味わいたくて京都駅に行って意味もなく散歩したくなる時がある。駿台には流石に入れないが、周囲を散歩して思い出に耽りたくなる。
それなりに医者になりたいなぁと思って入学したのですが、今はあんまりなりたくなくてラボに通っています。
入学したばかりの頃には「医学部だからと言って医師にならないといけない訳じゃない。研究者もあるし、コンサルとかの企業にも勤められるし、医系技官って道もあるんだ」みたいな話を結構されたんですが、2回生になって以降は基礎の先生が研究を勧めることはあっても、他の職業について言及されることはほぼなくなりました。
そして基礎医学が終わってしまうと完全に医師ルート一辺倒で、周りにいる教員は皆「医者だとこれぐらいは知ってないとダメですね」「医者になってこれやったら訴えられますから覚えておきましょう」「そんなことで医者やれると思ってんのか」みたいな話ばかりでややウンザリしています。
同級生でも「やっぱ医者は共感力が必要なんやなってわかって医学部入って優しくなれたし、みんなももっと共感力持つべき」とか「もっと医師になる自覚をみんな持つべき」みたいなことを言い出す人も多くなってきて正直気味が悪いです。(今まで座学しかやってなかったのに何が分かるんだろうか)
教員も先輩、OBOGも医者(何なら親も医者)という環境に置かれて、無意識に徐々に医者業界の一部のような気にさせられてしまうんじゃないかな、と。医学生を医者の卵とか呼ぶあたりにその辺は現れてる気がします。
幸い、ラボで面倒見て頂いてる先生方には研究者に向いてると思うからぜひやった方がいい、と言って頂いてるので、卒後は初期研修だけ済ませておいて研究をやりたいなと思ってます。
ただ、先生方曰く、学生の間研究していた人でもポリクリと研修のうちにいつの間にか研究から完全に遠ざかってしまう人がかなり多いそうなので自分の気持ちは固く保っておかないといけないな、と常々思っています。
始めに自己紹介を少しだけさせて下さい。私は医学部を卒業して(そして医師免許を取って)、すぐに博士課程に進学し、現在在学中の者です。
大学のMD-Ph.Dコースに入っており、世間で言われる所の「研究医」というのを目指しています。
最近、色々と考えてしまった事があるのと、MD-Ph.Dコース(後ほど細かく書きます)について本音ベースの情報があまりweb上に見当たらないので、進路を考える高校生や医学生の参考になればと思い書かせて頂きます。
とはいえ、それ以外の方が読んでも研究医の事を知って貰うのに興味深いと思う内容もあるので、読んで頂けたら幸いです。
深夜に書いているので所々まとまっていない所もありますが、ご愛嬌でお願いします。
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1.「あれ? 入学時は基礎研究に興味ある人もう少しいなかったっけ?」〜医学部の6年間〜
医学部というのは大学というには特殊な環境(否定的な意味はない)だと思います。学年は100人程度で6年間、ほとんど同じメンバーで過ごします。
それまで神童とも呼ばれて、そして実際ある程度のインテリジェンスをもった集団ではあるので、どこの大学でも入学時は将来に夢と希望を持った人が多いでしょう。
するとやはり「将来はどんな風になりたい?」みたいな話にもなり、「外科医になってバリバリ手術しまくりたい」「家の病院を継いで地域を支えたい」「なんとなく内科とか良いかな」「コウノトリを読んで感動した!」など様々な事を言う人がいる訳です。
その中に100人中5人くらいでしょうか、「iPS細胞凄い!再生医学やりたい!」「基礎的な医学研究をしたい」などと言う変わり者が混じっています。これらの人が医学の基礎研究に興味がある人達です。
さて、夢と希望ばかり語っていても何も始まりません。医学部という所は医学を学ぶ所です。入学すると教養科目→基礎医学→臨床医学→臨床実習という順で学んでいきます。
そして5年生くらいで「将来はどんな風になりたい?」ともう一度話すと、当初基礎研究に興味があった人も「市中病院に行って多くの症例をみたい」「マイナー科の医者の生活に憧れる」等の意見に変わっている訳です。
もちろん、意見や進路を変えることは誰でも持っている権利だと思いますし、それについては何も思いません。ただ「あれ? 入学時は基礎研究に興味ある人もう少しいなかったっけ?」という感想を持つ訳です。
つまり、気づいたら基礎研究を進路として考えてたのは自分だけになっていました。
ただ、やはり医学部の生活を経験した身としてはそれも分かるなと感じてしまう訳です。
そんな事を次に書きます。
医学部はやはり忙しいです。しかし、大量の試験や実習でも効率よく通すことのできる必勝法があります。それは「人と違う事をやらない」です。
実際、僕も試験勉強に関しては他の人と同じ事をしていました。正直、それって考えるコストを全て外注できてしまうので凄い楽なんですよね。
そこで「そうか、人と違う事をやらなければ、上手く行くんだ!」という考えを持つと、まず基礎研究という進路は無いと思います。
何故かというと臨床に進んだ場合の初期研修制度、専門医制度というのが(皮肉抜きに)非常に良く設計されているからです。
言い換えると「○年の内にするべき事」がリスト化されていて、それをクリアすると有効な資格が取れるので、非常に良くシステム化されている訳です。
極め付けは臨床実習で様々な科を回ると「学生さん、何科志望?」とほぼ確実に聞かれます。
聞いている方は特に意識していないと思いますが、つまりは「この研修システムの中に入って、最終的には専門医を取って、そして臨床医として働くんでしょう?」という空気感を臨床実習で浴びる訳です。「そうか、人と違う事をやらなければ、上手く行くんだ!」という考えがあれば、その空気感に飲まれて基礎研究は選択肢として無くなります。
そこで「基礎研究に進むつもりです」というと何と言われるでしょう?
答えは「(いきなり興味がなさそうに)ふうん、変わっているね」です。
もちろん全員ではないですが、感覚的に質問してきた人でこういう対応をするのは75%という所でしょうか。
まあ、しょうがないですね。でも、この空気感というのは結構辛いです。
僕は比較的気にしない方ですが、日本人なので空気とか読んじゃいます。
補足としていうと、卒後数年の待遇は研究or臨床で全く違います。
これに関してはもはや言うのも野暮ですが、月収30万円の研修医vs学費を払う大学院生という事です。
3.「ボクと契約して研究医になってよ!」〜MD-Ph.Dコース〜
遠回りしましたが、本題です。
とにかく医学部出身の研究者が少ない!と言われているらしく、偉い人たち(http://www.chnmsj.jp/kenkyuui_jouhou_corner.html)が様々な大学でMD-Ph.Dプログラムというのを始めました。これは医学部6年間と大学院3~4年間がセットになったものと考えれば良いです。
(書くついでに調べてみたら、文部科学省の強いpushがあったみたいですねhttp://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/10/02/1352252_3.pdf)
幸いにも僕の大学でも始まり、参加しましたが...なんとも言えません。
学校によっては飛び級を認めたりしているらしいですが、少なくとも僕の大学では「授業料相当の奨学金を支給します」みたいな感じだけであり、HPを色々みても他の大学でもそんな感じらしいです。
正直、これだけ大々的に研究医不足の危機感を煽っておいて、実際の支援内容が乏しすぎると思います。
幸い、自分はこの2点に関して個人的な事情でどうにかなりましたが、初期研修並みに上記二点が保証されるシステムとして確立しない限り、基礎研究にいく医学部出身者なんかいなくなると思います。
少し、愚痴っぽくなってしましました。しかし、現在自分の置かれている状況は総合的に見ると満足しています。
医学部を卒業してフルタイムで没頭できるようになると、研究も本格的にできます。
更に幸せな事に、良い指導者を見つける事もでき、研究者として生きて行く事を応援してくれるような環境も手に入れる事も出来ました。
もちろん条件検討に次ぐ条件検討で上手く行かなかったりもしますが、新しいデータ(もちろん裏には大量のNegative result)が出たりすると最高にワクワクしますし、それをもとにディスカッションするのは面白いです。
一度振り切れてしまえば楽しいです。なので、もし読んでいる人で研究医になりたいという人がいたら、是非そのまま突き進んで欲しいと思っています。
指導者からは研究できるポストが無限にある訳ではないし、将来も不安定だよと言われたりもしますが、それでもチャレンジする価値はあるのかなと考えています。
以上の僕の経験から研究医になりたいという高校生・医学部生にアドバイスを送るとしたら
です。
また、もしこの文章を読んでる「偉い人」がいたら
もちろん、僕も今目指している過程なので、偉そうに言える立場ではないですが、少しだけその世界に足を踏み入れている分、思った事を書かせて頂きました。
ここまで読んでいただいた奇特な方へ、ありがとうございます。
http://www.tokyo-med.ac.jp/news/2013/1028_235900000193.html
文部科学省が公募した「平成25年度女性研究者研究活動支援事業(一般型)」に本学が採択されました。これは平成22年に設置された医師・医学生支援センターの3年間の活動業績が認められたことにもよります。
「女性研究者研究活動支援事業」とは、女性研究者がその能力を最大限発揮できるとともに、出産、子育て又は介護と研究を両立するための環境整備を行う取組みを支援することを目的とした事業であり、本学は、3年間(平成27年度まで)総額80,264,000円の補助を受けることとなりました。対象は女性研究者と配偶者である女性研究者をサポートしている男性研究者です。
本学医学科の女子学生は、過去10年で187名から237名と50名増加し、全体で占める割合も26.9%から32.4%と5.5%も増加しております。その割合と同様に女性研究者の人数も年々増加し、今年4月に医学部看護学科の開設に伴いさらに女性研究者が増えることから本学の女性研究者支援体制の整備は急務であると言えます。
今回採択された事業により、既存の「医師・医学生支援センター」を「医師・学生・研究者支援センター」に名称を改め、臨床の医師や医学生だけでなく、基礎医学の場でも欠くことのできない女性研究者を支援する部署として拡充し、「勤務形態の改善と保育環境の充実」「研究補助者の雇用と相談窓口機能の充実」「研究環境の改善と外部資金獲得のためのサポート体制の構築」「広報・周知・啓発活動の推進」といった各方策を実施します。
本学が目指す男女共同参画推進において、欠かすことのできない女性研究者への支援を充実させ、本学のレベルアップと国際的な競争力をもつ人材育成を目指してまいります。
医学部を卒業して初期研修(いろんな専門科を数ヶ月単位でぐるぐる回る)を終えた。
不勉強な学生だったし、研修先は無名病院だったから一般化できる話じゃないけど、もやもやしたこと
簡単のため、一般外来診療に話を絞ってみる。直感だけで、何も考えずに診断をくだしている医者は本当に多い。田舎の開業医が出してるわけわからない薬とか本当にたくさんある。でも慢性期疾患とか適当に薬を出してもすぐに結果が変わるわけじゃないから、漫然と経験を積んでも自分の診療内容を洗練させていくのは難しい。外来診療をちゃんとフィードバックをもらいながら教えてもらえることはあまりないし、適当にやっても結果が大きく変わるようには見えないし、診療内容よりも態度や人柄で患者やコメディカルの評価は決まってくる。だから、高い信念を持ち続けていないと、診療技術を向上していくモチベーションがなくなっていってしまう。
外科医なら下手くそだとメスを置かざるを得ないような圧力がある程度働くかもしれないけど、内科医はそういう圧が働きにくいから、ヤブ医者が自分がヤブであるということに気づくことも排除されることもされないままになっているのかなと思う。
重箱の隅をつつくような基礎医学の試験問題で、留年させていくことに一体何の意味があったんだろう?精神修行?
そもそも論だけど、実臨床で重要なのは病態生理より疫学データじゃないのかなと思ってしまう。
病態生理から色々考えて独自かつ複雑な治療をやっている医者もいるけど、本当にアウトカム改善しているのかなと思ってしまう。
まだエビデンスが無いような専門性の高い領域では考える必要あると思うけど、大抵の患者はそんな複雑な病態じゃないんじゃないかな。
UpToDate通りにやっていけばそれで十分なのではないかなと、むしろ専門家以外がUpToDateから逸脱したことをやるのは悪い方に傾くことの方が多いんじゃないかなと思う。
であれば、基本的な症候へのアプローチを反復させて学習させて、徐々にpit fallを教えていくみたな教育プログラムをやったほうがいいと思う。あったらいいと思う。
不確実性が高い領域なので、結果で評価するのではなくて、決まった診断治療アルゴリズムに沿っているかで評価されるべきだと思う。それって楽しくは無いけどね。機械にやらしとけって気持ちになる。
3.ジェネラリスト厳しいです
基本的なアプローチは定型化していく中で、人間に残されている領域は直感と広範な背景知識かなと思ってしまう。
専門領域を絞らないとどっちも得るのは厳しい。
マルチプロブレムに対処するには専門家じゃ厳しいというのには同意するけど、プロブレムリストたくさんある人はもはや寿命なのではと思ってしまう。冷酷ですかね?
エビデンス大好きで論文オタクみたいな先生はすごいなあと思うけど、論文って嘘ばっかりなわけで。自分が会った基礎系の研究者は、論文を出した研究者やラボが信頼できるかどうか、データが自分の経験から逸脱しているものではないかどうかなど、メタな情報を駆使して読んでた。本当に批判的に読むには近い領域で論文を書いている必要があるのでは無いかと思う。RCTがいくら出ようと結局信頼できるのはエキスパートオピニオンなのではないかな。
ひどい。Windows98みたいなUIしている。電子カルテがまともになったら無駄な時間とエラーをどれだけ減らせるかを考えると恐ろしい。
生活習慣病やほとんど寿命の超高齢者への医療見てると、今の医療ってマクロに見て人を幸せにしているのかなって思ってしまう。野菜食べて運動して自分がやりたいことやって満足な時間の使い方をする、ってことにお金を使ったほうがみんな健康で幸せに生きられるんじゃないかな?そもそも皆さんそんな長生きしたいですか?ぼーっとテレビ見たりゲームやってる時間って生きてる時間ですか?その時間を充実させられたら、その分寿命が縮んでも構わんくないですか?とかね。いってそんな充実した人生を送れていないですが。
いつのまにか医者になって、風俗に週1,2回行くだけのオジサンになった。
医学部に入ったら、研究医になるぞとか思っていたが、いつの間にか世界の流れはAIになってた。
医学も単なる製薬会社の奴隷になってRCT(統計データ取り)するだけの学問だし。
基礎医学とかは、ドンドン規模が縮小されていくオワコン、あの山中先生が金策してマラソンやったり、サイラ(京大のIPS研究所)が身分不安定な職しか出せないレベル。
基礎医学とかも、学生時代に研究室行って研究させてもらったけど。いやーショボいね。癌細胞に放射線あてて光らせてとかそういうやつ。これ、誰でもできるやん。って。
そういうところに、人生の効率悪すぎて注げないなーって思っていたら、コスパ通りに医者になって、ダラダラ研修して専門医でもとるかーとかの流れ。
風俗行って、動物園みたいな感覚で人間に触れてみるが、最近はさすがに飽きてきた。
そもそも性欲のために風俗行くというか、女性ってどういうものかなって興味で行ってた。
美術自体は、高校大学時代に漁りつくしてもう面白いと思えるものに出会えなくなったんだけど。
でも、美術とかも最近はあんまり個展行ってもナカナカ感動ないね。
どうしよう。
なぜ書こうと思ったか?
というのも、「CBT 勉強法」などの検索ワードで出てくる諸々のサイトの内容では問題があると思ったからです。
現時点で出てくるサイトのほとんど、「CBTの個人的勉強法」と銘打っているものたちですが、
実際は自分の成績がなかなか良かったことをドヤりたい連中が書いてることが、底辺勢から見させてもらえば丸わかりなんですね。
「数か月前から○○をやりました」「直前まで試験があって不十分なまま試験へ」「結果は80数%、多少不満が残る」
などなどなど。効率よくやってまあまあ上手くいったわ~。
ドヤってます。そして参考になりません。
そもそも成績がいい人はCBTに落ちないので。
落ちる訳のない人が落ちる訳のない勉強をして普通に受かった。それだけの話。
1、2年生の時の教養科目や3、4年生の専門科目で落第して留年するよりも危険です。
なぜならば、CBTは留年して再度勉強しても落ちる可能性が高いからです。
理由は単純でして、まず1年間やることがありません。堕落しようと思えばどこまででも堕落できてしまいます。
加えて当人は「なぜ落ちたのか」がわからないままに時間だけが過ぎていくことになります。
大学内の科の単位でしたら、一度留年した時点で、大学や教員側もサポートしてくれます。
先生方は悪人ではありませんから、自力では受かることが出来なかった子は拾おうとしてくれます。
ただし、助けを求めれば、ですけども。
先生方との面談でも、結局のところ、「勉強頑張って」というメッセージを送られるだけです。
ただCBTに落ちる連中(自分含む)はどう勉強すればいいのかわからないというのが実際でして。
なぜこの記事を読んでいるんでしょうか?
その成績であるのに不安で不安でしょうがないのでしたらむしろ病院へ行きましょう。
2、現時点でクラス内成績上位50%内にいる人
おそらくいろんな人からQB(もしくはこあかり)をやろうと言われてると思います。
3、現時点でクラス内成績下位50%内にいる人
特に、今までサークル内の情報、過去問等で定期試験をパスしてきた人は討ち取られる可能性がやや高いです。
まず落ちます。
友人や先輩からの「まあ何とかなるよ」という言葉は無視しましょう。
1、2の人
3の人
友人や先輩方に言われる通りです。
QBをやりましょう。そしてわからなかったことは病気が見えるや自分に合った参考書を用いて調べる。
4の人
スマホを手元に置いた状態で勉強できる人種は成績下位10%にいません。
自分はスマホを家に置いた状態で図書館や大学学習室へ行って勉強していました。
そしてQBをやりましょう。
クラス成績下位10%にいる人は、現時点で持っている知識の量が他とは比べ物にならないくらい少ないです。
アホみたいな問題ですけども、おそらく自信を持って言える人はこのランクにはいないでしょう。
一度QBのVol1,2,3をやってみればわかると思いますが、8割方分かりません。(社会分野や公衆衛生は常識問題なので例外です)
ここまで記事を読んでくださった1,2に該当する方は「自分もそうだったぞ」と思われるかもしれませんが、少し意味が違います。
1,2の方は「答えがわからない」んです。4の人は「何を言ってるのかわからない」んです。
1,2の人であれば、出題された疾患に関する参考書を開けば、「ああ忘れてた。覚えとこ」となるんです。
4の人は違います。「へーこんな疾患あるんだ」となるんです。
疾患そのものは知ってるからです。今まで知らなかった知識を埋めるか忘れてた知識を埋めることで充足できるからです。
参考書を開いて疾患そのものを最初から学ぶところからやらないと知識としてまず定着しません。
何もわからねえ!となっていろんな参考書や問題集に手を出すと最悪で、全然点数が上がらないままに本番を迎えることになります。
QBのみをやりましょう。そしてQBの問題はほぼ完ぺきにするようにしましょう。
オススメの勉強法は出題された各疾患をノートにまとめることです。というかやってください。
やらないと点数が上がらないです。
他のサイトでよく言われている、「QBの一周」というのは、少し表現に不足があります。
「QBの問題を参考書を用いてまとめつつ一周」です。問題をざっと読んで当たった外れたしてるだけでは勉強になりません。
故にQBオンラインもほぼ役に立ちません。少なくとも4のクラスの人には。
どうしてもそれだけでは心配ならば、QBの問題集の最初にある、CBTの出題範囲となるコアカリキュラムを見てください。
そこに載っている疾患や指定された内容をさらにノートにまとめましょう。
それをやれば、QBの内容でほぼ必修疾患は網羅されているということに気付くと思います。
加えて、ここが非常に重要なのですが、QBVol1の基礎医学の分野、真面目にやりましょう。
方々のサイトが、「点数に繋がりづらいのでほどほどに」などと書いてありますが違います。
基礎医学分野の点数が上がりづらいとみなが口々に言うのは、難問の中に、膨大な知識量を要求される問題が混じっているからです。
そもそも知識がまるでない4の人には、得点を稼げる猶予があります。
ノートに一通りまとめれば点が取れるようになる問題が残っているはずです。
基礎医学分野を7割から8割9割まで取れるように勉強するのは非常に大変です。
5割を7割にすることはそれほど無茶な学習をしなくても可能です。
更に、CBTは臨床分野が重要とは言われていますが、一部の臨床分野は基礎医学の知識があって初めて理解が出来ます。
そんなわけで基礎分野はきっちりやりましょう。ここが結果を左右します。本当に。
一度真面目に見ることが大事です。
各科を大まかにまとめるのが目的の講義ですので、詳細な部分は説明されません。
しかし、必須となる疾患の大まかな病態を理解するのには非常に役に立ちます。
身振り手振りを用いて疾患を説明してもらうのはかなり理解に役立ちます。
しかし、「この疾患はこんな感じ~」というのがわかっても、「○○と○○を覚えろ」と指定された言葉に意味はありません。
しかし、全くイメージの湧かない疾患を大まかにとはいえ一発で理解できるのは非常に有用です。
一回見ましょう。それで充分です。
4の人向け結論
1、スマホをたたき割る。
半ば冗談、半ば本気で言ってます。隙あらばスマホを触る生活から離れましょう。
無論人によっては誘惑のものはスマホでない場合もあるでしょう。とにかくそれから離れましょう。そうしてようやくスタートです。
2、講義を見る
また、すでに試験が直前に迫っている場合は絶対に飛ばしましょう。直接点数に繋がる勉強ではないので。
付け焼刃でもいいから点数がほしい。そういう状況の際はやらない方がいいです。
3、QBを用いて勉強。わからない疾患や用語はノートにまとめる
これが全てです。1,2はこれのための下準備です。
以上です。たったこれだけです。QBを参考書を用いて詳細を調べながら勉強すること。これに尽きます。
3のクラスの人も同様です。
QBを用いるんですから当然使いましょう。ページ指定までしてくれています。危機感を感じているなら今すぐ買いそろえましょう。
とんでもない名著です。様々な基礎医学分野の事項が必要十分に書かれています。
標準なんちゃらのように詳しく書かれ過ぎてて意味が分からなくなっていることもありません。
CBT試験用として容量が絶妙なんですね。これ一冊で基礎はほぼカバーできます。
国家試験合格率を上げようという大学全体の流れからして、これからは各大学で合格ボーダーのインフレがどんどん進んでいくでしょう。
ただ、勝手に保障しますが、上記した勉強法で75%は取れます。(80%と言いたいところですが、多分勉強法の相性もあると思うのでちょっと謙遜)