はてなキーワード: まなざし村とは
旦那の知人グループとバーベキューするんだが、私が痩せてみえるのでピタT着て行くと言ったら、旦那が文句言い出した…胸がでかい嫁はむしろ自慢にならないですか?
http://kijyokaigi.com/archives/26234734.html
これは記事名に悪意があるが、本文を読めば報告者は胸出しもしない普通のTシャツを着て行こうとしてるだけ。他所の嫁のスタイルとか誰も一々気にしないと考えている。
最近のキズナアイもそうだが、碧志摩メグ、のうりんポスター、ラノベ表紙が叩かれる度に散々「こんなのエロくない!エロい言ってる奴がえろい!巨乳差別するな!フェミは女性の自由を抑圧してる!これだからまなざし村は!」と言われ尽くしてきた
ところがどうだ。
実在女性の服装の自由は認められず、「胸が目立つから駄目」「胸強調するとかキモい」「旦那のいうこと聞け」って意見が多数派。
挙句「色キチのデブス」「頭おかしいビッチ」という批判が溢れている
じゃあキズナアイもそうだな。
旦那の知人グループとバーベキューするんだが、私が痩せてみえるのでピタT着て行くと言ったら、旦那が文句言い出した…胸がでかい嫁はむしろ自慢にならないですか?
http://kijyokaigi.com/archives/26234734.html
これは記事名に悪意があるが、本文を読めば報告者は胸出しもしない普通のTシャツを着て行こうとしてるだけ。他所の嫁のスタイルとか誰も一々気にしないと考えている。
最近のキズナアイもそうだが、碧志摩メグ、のうりんポスター、ラノベ表紙が叩かれる度に散々「こんなのエロくない!エロい言ってる奴がえろい!巨乳差別するな!フェミは女性の自由を抑圧してる!これだからまなざし村は!」と言われ尽くしてきた
ところがどうだ。
実在女性の服装の自由は認められず、「胸が目立つから駄目」「胸強調するとかキモい」「旦那のいうこと聞け」って意見が多数派。
挙句「色キチのデブス」「頭おかしいビッチ」という批判が溢れている
じゃあキズナアイもそうだな。
3)Last
こう返すと言うことは、
は今回は否定はしていないと言うことでいいんでしょうか?
シュナルムもまなざし村もしばき隊も、排除すべき、寛容を示す必要の無い「悪」の認定が自分に正しくできると思い込んでますよ。
その基準があなたと違い、思い込み優先で実態を十分確認せず、間違った認定しても認めないだけ。
あえて言うなら、自分が地獄を創り出している「悪」ではないかと考えているのはそういう態度です。
ただ、それが悪だと決めつけてしまうとシュナルムと同じになってしまうから
あなたの主張がオタクのお気持ち案件じゃない論理とその根拠を聞こうとしていたんですよ。
ただ、聞けば聞くほど区別のポイントと区別する意味が逆に見えなくなっていったんでしつこくなってしまいました。
(加えて、実は結構イライラしてたのが文章ににじみ出ていますね)
まだ途中ですけど相手さんもかなり気分害されたようだし、明日は自分もできないから一旦お開きにしましょうか。
リアルの友人にこの会話を見て貰って意見を聞いて考えることにします。
ご気分悪くしてすみませんでした。
なぜか知らないが、ネット発の政治運動は超高確率で過激化する。
行動する保守、在特会、反原発連合、しばき隊、まなざし村、メガリア、ヴィーガンなどなど。
ネットで有志を募らなかった、もともと運動していた組織や、組織を取らない相互批判の一匹狼のクラスタは、かろうじて反社会的行動にうつってないがそれでもネットの悪影響を受けているように思う。
ネットのせいで先鋭化をかなりしているようにも見える。
当初は過激ではなかったはずの運動も数年で過激化し、反社会的行動に出る。
中には大学教授や一流企業の役員、弁護士などなど、知性や社会的地位の持ってる人間さえ過激な行動に出て、その地位を失っている。
大体ネットの政治運動で、問題になった件は、レイプや不倫、カンパドロボー、脅迫、恐喝、名義流用、痴漢、リンチ、下着泥棒などなど、枚挙にいとまがないが、きちんと組織として賠償したり報告し、再発防止策を提示できた例は一つもない。
おそらくネットの政治運動は、何らかの先鋭化して失敗する要素が存在するはずであり、その研究が待たれる。
日本だけではなく、海外の政治運動ではテロリズムや殺人事件にまで発展しているようで、この混乱は相当続くだろう。
ただ、一つ言えるのは、一般人はネットの政治運動には近寄るべきではない。
これだけは間違いない。
フェミニズムは今ではやや暴走気味で、セックスヘイターみたいなフェミニズムですらないラディカル思想がフェミニズムと呼称されたり、明らかにわがままを通してもフェミニズムとして認識されたり、結局負の要素すべてをフェミニズムという言葉が背負い込んでしまっている。なんでだろうね。一昔前のフェミニズムが割と考えなしで無理くり男女平等を急進的にすすめてしまって、その負債を今の思想家が背負わされてるのかな?
男がフェミニズムになるべき理由、なんてものは噴飯物だけど、実際に界隈ではそんな思考がたくさんあって、正直ビビる。twitterのまなざし村関連も正直喧嘩したくてフェミニズムとアンチフェミニズム陣営に分かれてる所あるし、平等になってしかもネットで情報発信が容易とあれば憎み合い殴り合う人間が出てくるのは当然だよね。
重荷かも知れないけど、ネットで情報発信する人はたとえ匿名であれ必要最低限勉強をする必要があるのではないのかと思う。そんな重責を負わなくたってという人も多いけれど、いつどんな情報が拡散されるかもわからないのに適当に呟いていい道理はない。もう二三年もすれば反動的にマスキュリズムが認知されそうだし、より殴り合いがひどくなりそうだけど。
人生何もかもフリー素材にされた哀れなネットの荒らしが残した真理
でもそれだけではないと思う
1.俺は嫌な思いしてないから
他者への無関心。身勝手さ。傲慢。
お前らの迷惑なんて知らねえ。俺が気持ちよければいい。
自分で完結してる自己中心な思考。先言った通りネットじゃ多い。
自分が害を被らなければそれでいい。そんなやつら。
2.俺は嫌な思いをさせたいから
悪意。愉快犯。根っから腐った性根。
他人の不幸は蜜の味、今日もめしがうめえ。
最初からこれもいれば、1から進化する事もある。ぶっちゃけ俺嫌理論語ってたあのアホも途中からこれになってた。
まあ荒らしの半分ぐらいはこれ。根底は「嫌がらせがしたい」だけでそれ以外の理論なんてない。言葉は変わるし立場も変える。
ふぁっくだね。まあ俺もこれなんだけど。
3.俺は嫌な思いをしたくないから
極まった自衛が侵略行為に変化。歪んだ正義。潔癖。
荒らすの厳禁!敵は回れ右!なんて言葉を喚き散らして必死に自分の領域を守ろうとする。
警察気取りで荒れるのを必死に防ごうとし、結果的に1番の荒らしとなる。
無駄な努力虚しく1や2に自分の庭と心を壊されると4に進化する事もある。
4.俺は嫌な思いをさせられたから
復讐。報復。自己正当化。
心の壊れた3や、ちょっとでも自分の領分を汚されたと勘違いするヤカラはこれになる。
「お前は俺達にひどいことをした、だからお前は同じなだけひどいことされるべきである」「お前は私を不快にした、これは侵略だ、我らの自衛のために死ね侵略者」っての。
フェミ・・・ってか俗に言うまなざし村の人間って大概これだよね。正義は我等にあり!貴様らは悪!って棒を振りかざす蛮族ども。
個人的に2よりもっと危ない。2の俺が言うから間違いない。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
ここだけの話、私も少し前までは誰が作ったか見分けがつかなくてな。
今でも百合とか薔薇とか、右とか左とか、リベラルの種類やPCあたりは正直なところ記憶が怪しい。
ブクマの多さがホッテントリに密接に関係している以上、「ブクマしている人間がしょうもないから」というのが答えになってしまうな。
まあ、あくまで君の主張に則った上での回答だが。
つまり、その「“しょうもない”中に君が含まれていない」というのが本質的な回答になる。
君がその“しょうもない”人間に加担した覚えがあるなら自明の理だが。
今回学ぶべきは、「大局的に見れば、しょうもないモノの方が遥かに多い」ということだ。
その次元内では、しょうもないと思っていないからブクマしているかもしれないし、思っていてなおブクマしている人間だっているかもしれない。
幸か不幸か、私の質問会場はしょうもなくないことが多いが。
スープにできた膜を食べる仕事も大概だが、こっちはまだ理解できる方だからな。
昔の日本でも敵討ちは認められていたから、そんな感じになるだろうな。
そういったものを題材にした演目もいくつかあるので、私刑行為ってのは古今東西需要があったわけだ。
私が知っているレベルの時代劇とかでも、基本的には悪い奴らを非合法な手段や、超法規的措置で成敗するものが多いしな。
とはいっても演目になる程度には、理想と現実が異なっていることの証左でもあるが。
多くは返り討ちに合うか、そもそも仇相手と出会うこともないまま旅の途中で死んでいたようだ。
武家とかは仇を討たないと家督を継げないなんていう風潮もあり、嫌々やらされることも珍しくなかった。
つまり何かを公に認めるということは、しがらみも多くなりやすいってことだ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/nikkan-spa.jp/1490100
気持ちわりー
自分に都合のいい記事だから、「よく調べてる」「よくまとまってる」「正確」「良記事」
フェミにしろ、9条にしろ、放射脳にしろ、まなざし村にしろ、批判するときは罵詈雑言はいて
死ねだの滅びろだの精神病院いけだのマヌケだ馬鹿だブクマするくせに
それでブログ閉じたり、非表示にしたりすると「逃げたww」と笑わったり、「言論封殺」と正義ヅラで批判
自分が「低能」と煽られたら耐えられず、「怖さを感じた」とか言い出すヘタレ具合
(仮に、ただの迷惑行為だと定義しようと、お前らがやってるブコメも、鬱陶しくつきまとう、迷惑行為だろがよ)
正直、嗤うわ
white_rose ほんとこの人叩かれ過ぎだよなあ。アンチが陰謀論で叩いてるのはともかくよくわからないままそれに乗って叩く人たちを見るともう
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.hochi.co.jp/soccer/world/20180514-OHT1T50285.html
ガーナ戦後の反応
http://b.hatena.ne.jp/entry/building-up.com/vahid-halilhodzic/post-2540/
評価が甘いなぁ。あの試合をちゃんと見たのだとして、采配方針の効いてなさとか本田のダメさを差し置いて初試合だからしょうがないって言えちゃうのか。それで『よくわからないままそれに乗って叩く人たち』を非難しちゃえるのか。
まぁ自由だけどさ感想は。あの試合で本田は采配方針通りに役に立つこともほとんどできてなかったと見えたが…、試合見たんかな。
white_rose そんなことになってるのか/子供も入れる球場でキャバクラ状態なのはどうなのって話でしょ。まなざし村ガーの人ばかりで絶望感
そういう困った人たちもいるんだろうが「子供も入れる球場ででキャバクラ状態」にはなってない(ハマスタ・神宮における増田の主観による)。増田の主観はさておいて、トップブコメにも「そんな酷いことまではなってないけどなぁ」というのが上がっているし。
実際に球場キャバクラが常態化しているところを目撃していないのに、勝手に絶望を表明しちゃうのはどうかと思う。そもそも球場に野球も見に行ってなさそうなんだよな。
自分は女で「まなざし村ガー」と言い募る輩どもは好きではないが、事実を知らなそうな人がネットの情報だけ聞きかじって批判をするのは更に分断を深めるし奴らを調子づかせるだけだから、大変困る。どうせなら聞きかじりに乗っかるのではなく、きちんと批判してほしい。
ついでにサッカーも、ちゃんと見てから批判も擁護もしてほしい。ちゃんと見てるというのなら申し訳ないけども、本当にちゃんと見る能力があるのか。あるんならまともなハリルホの戦略批判をぜひ聞いてみたい。
自分はハリルホは批判されるべき試合もあったが、勝たなきゃいけない試合では総じて(W杯予選のUAE戦以外)「勝つための召集&采配」をやっていたし、キリンでは「底上げをするための召集&采配」をしていると見ていたので、解任は、特にあの時期での解任は理解しがたいと考えているし、使われない選手が監督批判をするのは当然ではあるが、同時に大変くそみっともないものだと考える。
今年3月から発端となる事件が勃発し、一カ月足らずで10~20人のクリエイターが炎上、そのうちの何人もが謝罪に追い込まれるという、シャレにならない大騒ぎになっている。
しかもいまだに延焼が続いており、4月29日には韓国版アズールレーンのイラストを描いていた女性絵師が炎上し、日本語で運営側の不当な対応を告発したことで、日本でも注目され始めた。
https://togetter.com/li/1222986
https://togetter.com/li/1222751
まず韓国社会におけるフェミニズムの問題を理解するには、以下の論文が有益だ。
李聖娥「フェミニズムは誰のもの? -女性嫌悪発言から見る現代韓国社会-」『早稲田社会科学総合研究. 別冊, 2015年度学生論文集』(2016)
この李論文によると、2015年頃からネット上で急速に韓国でミソジニーVSミサンドリーという構図が生まれ、対立が激化しているという。(それ以前の男女の格差、対立についてはここでは触れている余裕がないので詳しくは李論文を参照してほしい。)
この年、韓国では女性たちによる権利拡大が主張され始め、フェミニズムブームが起こった。
その中でも特に2015年5月に誕生したインターネットコミュニティ「メガリア」には過激な集団がおり、これまで女性たちがミソジニストたちから受けてきた憎悪を逆転させて仕返しするという「ミラーリング戦略」が猛威を振るったようだ。
李論文では、この急進的な現象を韓国社会がこれまで女性を抑圧してきた反動と説明している。典型的な家父長制社会、女性は専業主婦をして男性の経済力に依存というステレオタイプ等々。
そして、具体的には、「メガリア」が韓国ネット上におけるミソジニーの急先鋒だった保守系ネタ専門掲示板「イルベ」を仮想敵として発足したという。
この掲示板には女性ユーザーが女性だと明かしてはいけない謎ルール(明文化されている)があり、「キムチ女」という女性差別的なネットスラングもここで生まれた(ちなみに、男性に従順な日本人女性を「寿司女」と呼んで称賛している)。
かくしてミソジニーとミサンドリー、両過激派同士の容赦ない殴り合いが始まったのだ。
特にメガリアによる活動はネット社会での風当たりが強く、比較的穏健なフェミ運動から、韓国人男性はちんこが世界一小さいといった類の誹謗中傷、極端な例では男子風呂の無修正盗撮動画をネットに放流するなど、犯罪まがいの男性憎悪も行われ、とくに後者の過激な部分がクローズアップされて報道されたようだ。
それによってメガリア=反社会的集団という認識が広まり、さらにはフェミニスト=メガリアというレッテル貼りの機能を果たしてしまっているらしいが、部外者である我々日本人には区別がつきにくいのが実情だ(日本でもまなざし村がネットで疎まれているが、メガリアには実社会での行動力がある分、その比ではないようだ)。
韓国では一般的に、メガリアの過激派の行動は、フェミニズムでなくミサンドリーであり、成功できない女性(ようするに喪女)たちが男性たちを叩くことで責任を押し付けているという見方がされている。
一方で、メガリアが発足当初は各種フェミニズム団体や政治家、文化人たちから支持されていたこともまた事実であり、このことが男性たちの反動を招いた。
ネット上ではメガリアを筆頭にフェミニズムへの不信感が根強くあり、それがアンチ・フェミニズムの動向になっている。
李論文では、アジア金融危機以降蔓延している高学歴ワープアを背景にした若年層男性たちの不満が背景にあると見ている。
確かに、大卒でも満足のいく社会的地位を得られず、それなのにミサンドリストに憎悪される男たちが何かの拍子にプッツンしてしまっても不思議ではないだろう。
また、韓国人男性には兵役の義務があり、女性はこれを免除されているという逆方向の不平等な格差も存在し、男女の対立を複雑化させているという事情もある。
この不平等が解消されないまま、女性の権利を認めていく風潮には、もともと厳しい目が向けられているのだ。
しかも、韓国にはただでさえオタク差別が強くあり、サブカル界隈ではそれがトラウマになっているらしい(日本でも宮崎勤事件を発端にしたオタク叩きの時代があったので、そこらへんはイメージしやすいかもしれない)。
現在では、メガリアのサイトは穏健派と過激派の内紛によって閉鎖され、離脱した過激派がウォーマドというサイトを新たに立ち上げている。
しかし、メガリアという呼称が普及しすぎたため、今でも使われている。サイトが消滅したおかげで定義が曖昧になり、フェミ叩きの便利用語になってしまったという見方もある。
例えば、5chのなんjが消滅したとして、少しでもなんj語を使ったり、そんな雰囲気をまとっていたら、お前なんj民だろというレッテル貼りをされてしまうといった具合だ。
それだけでなく、それまでメガリアがやってきた悪行や過激派のウォーマドと紐づけされて叩かれてしまうわけだ。
このようなフェミ狩りに対する反発も強く、むやみに相手をメガリア認定したために、逆に侮辱罪に問われてしまうという事件も起きている。
2016年7月には、Nexonが提供するゲーム「Clousers」の声優がフェミニズム運動への支持を表明したこと(メガリアのキャンペーンで配布された「女の子たちに王子様は要らない」というスローガンが印刷されたTシャツを着てSNSに投稿)が原因で炎上し、声優を擁護するクリエイターVSそれに反発する消費者(この場合男性オタクたち)の大戦争が起こった。スローガン自体はフェミニズムによくある主張だったが、そのTシャツを着ることがメガリアを支持していると問題視されたのだ。
以下の韓国wikiサイトmamuをGoogle翻訳に掛けてみればその泥沼具合がよくわかる。この大戦がメガリア支持を表明した作家たちへのバッシング、作家による過去の性犯罪告発、各種フェミ団体の参入、そして政党まで巻き込む騒動になった。これを地獄と言わずになんというべきか。
結果は、おおよそ男性オタク側の勝利で終わったようだ。まぁ彼らのゲリラ戦術が優位だったのは容易に想像がつく。
騒動によって全体の3割のユーザーを失ったゲームもあり、彼らの脅しにはそれなりの実力があることが証明された。
そして、本題の今年の3月から勃発している一連の騒動は、以下のnamuの記事を見ればおおよそ理解できる。
この記事によれば、先の大戦よりも今回のほうが規模が大きいという。
概要を説明しよう。発端は、3月21日に中国の会社が提供するゲーム「少女前線」で女性絵師RODが描いたキャラが発表されたこと。
RODは、以下の4つの行動が理由でメガリア疑惑をかけられた。
1.ベストセラー『82年生まれキム・ジヨン』(統計を基に平均的な韓国人女性の半生を描いたベストセラー小説)を読んだ歌手に「俺達の金を騙し取った」と怒る男性ファンを笑うツイートをRTした
3.「韓男虫」という単語は「キムチ女」へのカウンターと説明した番組の画像に「いいね」をした
4.第一次大戦時に、「韓男のダブスタ」と題し、男性が家事分担を嫌い、女性の処女性と若さに執着していると皮肉るネタ画像をRTしていた
これらを根拠にRODはメガリアだと認定された。そして炎上後、キャラクターイラストの公開は中止。RODは釈明を試みるも効果はなく、ツイ垢とpixiv垢を削除し、実質絵師としてのキャリアを失った。
以下の報道でも触れられている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3173082
この記事によるとゲーム業界のユーザーの4割以上が女性だという。男性と女性との間の分断が進んでいるという構図が見えてくる。
そして、予想されていたことだが、この事件に対して女性弾圧だとするフェミニストたちが声を上げ、男性オタクたちとの対立が激化している。ここにミソジニーVSミサンドリーの大戦争(もしくはクリエイターVS男性オタクたちの代理戦争)が再び始まったのだ。
炎上の震源地となっている韓国の大型掲示板「DC inside」(日本でいう5ch)と大手ゲーム系ニュースサイト「Ruriweb」(ゲハに近いらしい)では、Twitterでのいいねが相手の思想に対する賛同を意味するという論理によって、他のクリエイターがメガリア的な思想の人間のツイート(その内容は問題ではないらしい)をいいねしていないか、あら探しが始まる(これが魔女狩りと揶揄されている)。
その網に引っ掛かってしまった内の一人が女性絵師Nardack、今回の韓国版アズレン騒動というわけだ。
Nardackは、Twitterのサブ垢でRODのツイート(内容は男性嫌悪と関係なし)をいいねした。
そのツイートは以下の内容
「私は一部の方々が主張する特定団体に入っていません。一部の方々が、私が共感した記事を拡大解釈し、私に関する流言を広め、これにより少なからず当惑し、心を痛めました。少女前線が好きだった一人のファンとして、参加できた事は本当に嬉しい事でした。事態がこう流れて、非常に遺憾に思えます。お読み頂き有難うございます。」
少女前線のユーザーたちはこのツイートを「男性嫌悪にいいねを押した事の釈明がない」「人のせいにして同情を引いてる」と非難。そして、このツイートにいいねしたのがNardacだった。
その他にも、RODを擁護しフェミ狩りを批判した団体のツイ(RODの件なのかは不明)をRTしていたこと、過去に「相手をメガル(メガリアの住民)呼ばわりしたことが侮辱罪に問われた事件」に言及し、メガルというレッテル貼りは不当な女性差別だとツイートしていたことなどを理由にメガリア認定され、炎上してしまった。
見たところ、Nardackの場合、炎上の理由がどれも間接的なものばかりだ。このレベルで仕事から外されたという事実が男子オタクたちの反動の強さを物語っているように思える。
一連の騒動は現在でも燃え広がっており、いつ鎮火するのかまったく見通しが立たない状況だが、驚くべきことに韓国人の間ではこれからが本番だろうという見方がされている。
最終的には、業界全体で女性クリエイターの雇用が減るのではないかという危惧まであるようだ。
4.どうかしてるんじゃね~の?(迫真)
一連の騒動に対しての私の見解はと言うと、正直韓国の男性オタクたちのやり方には賛同を示しづらい。
先にあげた
を読むと、それは難癖なんじゃないのか?という部分もかなりあり、全部が全部支持できるわけではない、という気分にさせられる。特にツイートの内容に関係なく、問題となった相手を過去にいいねをしていただけで標的になってしまうのはやりすぎではないか?
フェミニズム=反社会的思想と見なして他の作家を道連れに炎上させるやり方は、ミソジニーどころか思想弾圧になってしまっており、冷戦時代にハリウッドで横行した赤狩りの様相を呈している。
そんな情勢においてなおオタク男子たちがイニシアチブを握り、企業が彼等のご機嫌を伺わなければいけないという状況は、どうみても異常だ。
とことん相手が潰れるまで殴りまくるのが韓国でのオタクしぐさなのか?という疑問を抱かずにはいられない。
また、それ以前の問題として日本では、どちらを支持するか考えるどころか、まず韓国の状況にドン引きしてしまってそれどころの話ではないという人がほとんどだろう。私もそうだ。