はてなキーワード: SIerとは
そろそろ5年経つから、書いてみる。
新卒で都内の大手SIer下請け(というか孫請け)で消耗して3年。心身ともに限界に達し、地元(近畿の田舎町)に帰ってやり直すことを決意。
とにかく病んでて逃げ出すことしか頭になかったので、名前も聞いたことがない地元のメーカーの中途採用(営業職)にエントリーして、見事内定。
入社してから知ったことだけど、とある工場設備で世界的シェアをもつ企業で、完全にB to B。
価格よりも信頼性が重視されるし、頻繁に買い替えるものではないので、パイが小さい。
そのため、参入障壁が限りなく高く、競争は存在しないに等しい。
ほぼ独占企業。
営業なんて日程調整がメイン。
地方なので、パソコン得意な人が少ないから、マクロが組めたら即エース。
昔から知ってる近所のおばちゃんやおっちゃんがめっちゃチヤホヤしてくれる。
総務や人事にも余裕があるから、最新の情勢をちゃんと把握してるし、福利厚生もちゃんとしてる。
男の育休もなんか普通だし、社内全体でとにかく休みが取りやすい。
というか、年休は出来るだけ消化するように指導される。
給与は、まあ、当然のように減ったけど、実家から通えるから可処分所得でいうと逆にかなり増えた。
ムラの草刈りとか消防団とかあるけど、それでも時間的余裕は東京にいた頃とは比べ物にならないほど多い。
というか、ムラの行事は小学校の同級生と十数年ぶりに遊べたりするので、それもまた楽しい。
あの頃のあだ名のまま呼び合えるのも嬉しい。
休みの日には、1時間あれば大学時代に馴染みのある大阪まで出られるし、特に不便も感じない。
不満があるとすれば、出張が多いこと。
まだ独身だからそこまで困らんけど、海外行くとすげー疲れるタイプなので、これだけはしんどい。
世界規模で小さい市場を独占してるから仕方ないんだけど、しんどいのはしんどい。
もちろん、地方の企業がすべてこうだとは言わんけど、地元にこういう理想郷があったりすることもあるので、転職考えてる人や就活する人には、会社の名前だけじゃなくて色々見てほしいと思って書きました。
社内情シスはSIerの撤退戦につきあわされて便利屋から脱皮できず、業務に精通してEUC(End User Computing)を仕切る権限を握ったやつが新たな権力者になる、まで読んだ
飲食はリモワ出来ないこと以外は手堅いと思うやで。飲食の経験あるから飲食にはいつでも戻れるって感じなら
もう無資格でもさっきのワードで引っかかるところ数受けて入っちゃった方がいいと思うな
ずっとSIは死ぬって言ってるひとたちがおるんやが消えて無くなりはしないだろうけど
エンジニアの活躍の場は、SIerからユーザー企業へ
――開発者ではなくユーザーになるとしたら、エンジニアの仕事はどうなるのですか?
「全員が食っていける」のは、あと10年くらいじゃないですか。それまでにいわゆるゼネコンシステムがなくなって、SIがいらなくなるはずだから。
現時点ではいまだに日本企業の約7割がレガシーシステムを使っているので、クラウドに移行する作業が残っていますが、それが終わればSIに発注する企業はなくなりますよ。AmazonからAWSを買ってくれば、わざわざ外注しなくても、自社でいくらでも運用できますから。
それにIT業界のゼネコンシステムがいかに無駄な仕組みか、企業側も気付き始めています。最近もメガバンクが立て続けにシステム障害を起こしましたが、銀行が元請けに原因を問い合わせても、下請けや孫請けに丸投げしているから分からないっていうのが大体の回答でしょう。同様の構造が東京オリ・パラやコロナ関連のアプリ開発でも行われていることが報じられた。
それでも今はまだテクノロジーに疎い世代が経営層にいるので、しばらくは外部に発注する流れが続くかもしれませんが、10年後には今の40代が組織の意思決定者になるので、「外注するのは無駄だから、自前でやろう」となります。
――自社サービスに携わるエンジニア以外は、10年後には職場を失うと?
誤解のないように言っておきますが、エンジニアの仕事は、その後もずっとなくなりません。ただ、私が言いたいのは、エンジニアの活躍の場がSIerからユーザー企業へ移るということ。企業がAWSやAzureを使うにしても、それを担う技術者は必要なので、自社でエンジニアを雇うようになるわけです。
ワイは最後のところについて、こう思ってるやで。非IT職でもプライベートでITに触れる世代が決裁権を持つわけでお寿司
五次請SIer→セキュリティソフトを手掛けるスタートアップ→派遣SE→一次請SIer
という道を辿っている。
五次請にいる頃やスタートアップにいる頃は時給換算すれば田舎のスーパーのパート以下だった。ITドカタだった頃は資格を取っただけで何も身に付かず。転職したスタートアップにてストックオプションに釣られボロボロになったが結局その会社は清算。しかしヒアリング、開発、設計、運用、保守まで全て経験できたおかげで派遣SEの時点で額面年収700万円を超え、転職を経て現在は額面1000万円を超えている。
高校や大学の同期は官公庁や地方公務員、JTC、地銀が多く30代の現時点では俺よりも年収が低い人が殆ど。
だけど同級生たちの中では「大学卒業後数年ニート」というのが大きいのか、未だに一番未熟者扱いされる。仕事で飲み会に集まりに参加できないといえば「いや!お前一番暇だろ!w」と言われ、仕事の話をしても「いやwニートが何を言うw」「あははw」となり、結婚する時も「ニートが養えるのか!w」みたいなノリがお決まりになっている。ニートだったのは10年前の話なんだがこのノリはいつまで続くんだ。