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2018-09-01

anond:20180831230443

あってるよ。

苫小牧近辺もそんな感じだよ。

2018-08-24

警察検察に行ったり民事裁判を起こしたりした話

警察被害届を出そうとしたとき、私は北海道にいたので、北海道苫小牧署に行った。

そこでは、事件が起こった場所被害届を出すのがよいから、横浜に行く機会があったらそのとき警察に行くのがよいと言われた。

その旨を、現場管轄である神奈川県警戸部署に相談してみると、やはりこちらに来る機会に来署してくださいとのことだったので、

数か月後、東京に行く用事のあったときに、戸部署に寄った。

戸部署で話をすると、それでは被害届を受けるので明後日また来てくださいとなった。

なので2日後にまた行くと、女性警察から被害届は受けられない、ただ話を聞きたいだけだと聞いている、被害届を出したら加害者が怒ってあなたに何かするかもしれない、同じ女性としてあなた危険な目に遭う可能性にさらすことは出来ない、という話をされた。さらには、どうして時間が経ってから来るのだと言われた。(そのことについては事前に戸部署に相談しており、こうなっているのに。)


苫小牧署の対応と随分と感触が違う。

北海道に戻った私は、再び苫小牧署に行き、こういう被害届を出したいと言われたら苫小牧署ならどういう対応しますか?ということを質問した。

そういった場合にはこういう捜査をするだろう、という説明苫小牧署の警察から受けた。

から警察に不満があれば監察に申し立てるとよいと聞いたので、

戸部署ではじめに対応してくれた警察官と2日後に会った女性警察官とでは話が違ったこと、

苫小牧署ではこういう相談があればどういう捜査をするという話をしているのに戸部署では被害届を受けつけてくれなかったこと、事件に遭った場所によって捜査格差があってよいのか、

ということなどを手紙に書いて、神奈川県警の監察に送った。


手紙が届いたであろう頃に、戸部署に電話をしてみると、電話を取った人からして、ああはいはい、と話をわかっている感じであった。

そして、私の事件刑事課の(企業でいうと)部長クラスと思われる人が担当することとなった。

監察の力ってすごい!


ところで、私は、例えば「医師は全員女性なので安心」のような、女性相談を受けるスタッフ女性なので安心だという世の中の謳い文句安心を感じたことがない。

戸部署の女性警察官のように、「同じ女性として」という文句が「私も我慢しているのだからあんたも我慢しろ」という風に使われることがあるからだ。

生物学的な性が同じである前に、私とあなたは別の人間だ。

たいていの事件には加害者復讐可能性というのは伴うのではないか。そうした場合被害者は泣き寝入るしかないと警察はいうのか。

被害届を出すかどうかは私が決めることではないのか。同じ女性からといってそれをさせてもらえないのであれば、私とあなたは別の人間であるということの尊重のうえで相手の状況を慮ってくれる男性警察官が担当となってくれた方がいい。



事件捜査してもらえることとなって、2か月に1回くらいの頻度で戸部署に呼ばれた。

その頃には北海道から埼玉引っ越していたのだが、平日の昼間に片道2時間近くかけて警察まで行かなくてはいけないのはなかなか大変であった。


戸部署では、いつも刑事課の個室の中で話をきかれた。

その個室に入るときは、携帯電話をドアのポケットに入れなくてはならなかった。”いつもは悪い人を取り調べる部屋だから、外に連絡して打ち合わせることができないように”という説明を聞いた。

たいてい冷たいお茶を出してくれた。個室の壁のペンキはひび割れていた。警察建物ってたいてい老朽化している。お金がないからあまり捜査をしたくないのかもしれない。でもだからといって私が人権侵害行為を受けたことを泣き寝入ることはしたくない。


車で被害現場まで行き、ここですと指さしているポーズ写真を撮られることもあった。「おお、それっぽいことをしてる」と思った。


被害届刑事作成してくれるのだが、被害者の喋り口調で作るものになっているようだ。加害者被害者ニックネームがあれば、その名前が使われる。例えば、「みちょぱ」と「らぶりん」がニックネームであればそれが被害届のなかで使われる。こういった種類の事件テンプレートなのだろうか、「ときには優しいこともあって、そういうところが好きでした」なんていう文言も入る。つまり「みちょぱはらぶりんの、ときには優しいところが好きでした」という文面が出来上がる。それを刑事に読み上げられて、恥ずかしくってしかたがなかったのだが、こういうものなのかと思い「はい、それでいいです…」と言っておいた。


この頃、私はちょっとした男性不信になっていた。

加害者人権は守られている。例え立件されても、起訴されたとしても、特殊権限のある人がそれを調べない限り、そうなったことは知られない。

そう考えると、道を歩いている人も、実は殺人犯なのかもしれない。あの男の人は親切に道を教えてくれたけれど、家では妻や恋人を殴っているのかもしれない。そんな考えが頭をよぎった。


現場に関するものが少しトラウマとなっていた。「横浜」の文字を見ると嫌な感じが湧き上がってきた。加害者がよく着ていたような白いTシャツを着た男の人を見ると、恐怖感が湧いてきた。


私が警察被害を届けることを知人に話したら、その知人が加害者にそのことを告げるということが起こり、ショックを受けた。


加害者が「女性は1人の人間としてではコンテンツとしてみていて、必要がなくなったら他のコンテンツに乗り換える」と語っていたことがあり、その話をまた別の知人男性にすると、その知人男性も「男はみんなそうしたいと思っているところがある」と言って、そのことにショックを受けた。


ネットなんかで「女性ちょっとしたことでもすぐDVと騒ぐから」と書かれているのも見かけると、私の言っていることもそう思われるのだろうか、信じてもらえないのだろうか、と思った。

そんなことがあり、警察にも通っていたりで、精神的負荷がすごかったのだが、それで精神的に不安定になったら、”メンタル不安定な人”ということで、私の言うことの信憑性が低くなるのではないか、と思い、周りに支えの無さを感じていた。

そんなときに、10年ぶりに会った後輩に、これまでにあったことを打ち明けると、

「僕はあなたの言うことを信じますよ。だってあなた、苦しんでいるじゃないですか。」と言ってくれて、こころが救われた。

私が警察被害を届けようとしていることを知人が加害者に告げたことも、女性コンテンツ扱いする発言も、「ひどい」と言ってくれた。ようやく、私がおかしいと思っていたことを「おかしい」と言ってくれる人が現れて、私はほんとうに救われた。


警察捜査の進みはほんとうに緩慢で、1年くらいかかったと思う。

ようやっと書類送検ということになった。

警察で立件された時点で、前歴となり、その記録は警察自治体永久に残るらしい。


横浜地方検察庁に私も1度行き、話をきかれたりした。


事件は「執行猶予」となった。

これは加害事実があったと認められたということである

起訴」には社会的に重大な事件ではないとならないらしい。


その後、民事裁判を起こすことにした。


この時点で時効が迫っていたので、内容証明郵便加害者宛てに送った。こうすることで時効半年延びる。

その間に弁護士を探した。


親切にしてくれる弁護士もいたけれど、証拠が少ないということで引き受けてもらえなかったりした。

嫌な思いもした。被害に遭ったことについて私が馬鹿だと言う弁護士もいた。

私はDV被害者当事者会に出たりして勉強したが、DV被害者というのはみんな自分馬鹿だと思っているんです。そう思っているから、なかなか外に打ち明けられなかったするんです。それなのにそんなことを言う弁護士がいるなんて。

そもそも、人を疑って警戒しながら生きているのが賢くて、人を信じると馬鹿と言われる社会なんて。


そんな中、ようやっと、引き受けてくれる弁護士出会えた。

実は、警察では証拠不十分で立件できなかった加害事実について(数種類の加害行為があり、証拠が揃っているものけが立件された)、加害者検察での供述の中で加害事実を認める発言をしていることを、私は検察から聞いていたのだ。

裁判となれば、その供述調書の開示を求めることができるかもしれない、と弁護士は言った。開示されたら、それが重要証拠となる。


そして裁判が始まった。


東京地方裁判所は大きなビルの中に部屋(法廷)がたくさんあって、廊下の壁は明るい色に塗られ、大きな病院学校みたいだった。

地階に食堂があるので、ここは「裁判に勝つ」ということでカツ丼を食べようとしたのが、カツ丼メニューに無かったのでざるそばを食べた。

裁判官は頭に黒い帽子をのせてポンチョのような黒い服を着ており、「あれは昔はシルクだったけど今は合成繊維になった」と弁護士が教えてくれた。


私も裁判に出席して事件について述べなくてはならなかった。

ハンカチくらいは持ち込んでもよいと聞いたので、すごく緊張したかハンドタオルをぎゅっと握りしめて法廷に立った。

述べる前には、ドラマとかであるように、嘘はつきませんってことを宣言しなくてはならなかった。その文言は、プリントされたものが前に置かれていたので、それを読んだ。

私が述べた後には、加害者側の弁護士から質問をされる。

ここでも結局、私が馬鹿だということを匂わせることを言われる。

いくらDV被害者には特殊心理状態があるという研究があっても、DV被害者当事者団体が訴えても、それはなんにもならない。

私は「はい」か「いいえ」しか答えられない。私を侮辱するようなことを言われても、反論しようとすると裁判から制される。


この後しばらく、私は加害者側の弁護士の喋り口調がフラッシュバックすることがあり、精神的な危機を感じた。

弁護士の喋った内容ではなく、息遣いのようなものフラッシュバックがあった。

これまで警察検察に行ったり裁判を起こしたりして、かなり精神的に負荷を感じることがあったけれど、これが一番ひどかった。なるほどこれがセカンドレイプってやつかと思った。数週間したらおさまったのでよかったのだが。


私の弁護士裁判の中で、検察庁に加害者供述調書の開示を求めてくれたのだが、

それが開示されることな裁判は終わった。

和解ってやつになった。



警察被害を届けたり裁判を起こすときに、どうして警察に行くの?どうして裁判をするの?と言う人たちがいた。どうしてそういう質問がなされるのか私にはわからなかった。

泥棒に入られたら警察に行くのと同じことだと思った。カバオくんを泣かせたバイキンマンは、アンパンマンにやっつけられる。幼稚なのかもしれないが、世界はそういうものだと思っているので、私には泣き寝入るという選択肢は無かった。けれど、泥棒に入られても警察に行かない人もいるのかもしれない。

「得られるものに対して自身へのダメージが大き過ぎる」と忠告してくれた人もいた。

(確かに、負荷は大きくて、円形脱毛症になりかなり派手にハゲをこさえた。裁判が終わって1年近く経つ現在もまだ完治していない。)

そう考えて泣き寝入る人たちはたくさんいるのだろう。けれど私はそんな例を増やしたくはなかったし、このままあったことを無かったことにされたくなかった。

暴力的自分の意にそぐわない状況に置かれるという体験は、私の自己効力感とか自信を失わせるものであった。

むかしの私は将来に希望を持っていて活動的であったが、被害に遭った後は、何かをしようと思っても、自信がが持てずに力が入らないのだ。

警察に行ったり裁判をすることは、暴力的に意にそぐわない状況を受動させられたことを、自分で動くという能動に変えることであった。

から私は、やれるだけのことをやってよかったと思っている。

2017-11-11

ドキュメント72時間オールタイムベスト

今年もNHKサイト「ドキュメント72時間」の人気投票をしているけど、本年放送分のみなのが残念。

まあそうだよね。制限がないと過去放送が何回もエントリーちゃうし。

なので俺の「もう一度見たい72時間オールタイムベスト
1位名古屋苫小牧・旅立ちのフェリー2007
2位秋田真冬自販機の前で2015
3位徳島高知ゆきゆき酷道4392016
4位千葉・大病院の小さなコンビニ2014
5位大阪串カツエレジー2013
6位福島東北道あだたらサービスエリア2012
7位埼玉最後避難所から2013
8位佐賀トラック一人旅 風に吹かれて2017
9位青森・冬津軽 100円の温泉2016

2016-03-02

タイトルを忘れたドキュメンタリー

つの日か見たテレビ

3月になった。福島出身の端くれである俺もそわそわしている。

無論、5年前の震災のせいだ。中通りに住んでいたので大事には至らなかった(それでも死んだと思った)が、テレビで見た津波映像には流石にヘタった。

その日から現在に至るまで、原発も含め様々なニュースがひっきりなし。

当然、その日を題材にドキュメンタリーも多く制作された。地震メカニズムやその日とった行動だったり、ただ単に原発に近づいてみたものだったりと多岐にわたる。

その中で、今でも色濃く覚えているドキュメンタリーがある。が、肝心のタイトルがスッポリ抜けてしまい、

取材された人の名前も思い出せない。

津波によって破壊された砂浜に、新たな堤防を作る。それに待ったをかける人の話だ。

堤防工事に反対などどうかしてる、と思っていたが、なるほどと唸らせる理由があった。

覚えている範囲ではあるけど、その内容を書いていこうと思う。

たった一人、反対する男

「それ」を見たのは多分2012年の夏。大学夏休み、午前11時ぐらい。

時間的再放送か。CMもなかったのでNHKだったはず。

舞台岩手県

堤防工事に対する住民説明会にて、一人、工事に反対する男性がいた。

当然、反対しているのは彼だけだ。大怪我をしても絆創膏すら貼らないのと一緒だ。なのに反対を申し出た。

男性には確固たる理由があった。

理由が2つあったのを覚えている。

一つ目は、「堤防による従来の砂浜の破壊」だ。

理由は忘れてしまったが、堤防を作ることで将来そこに砂浜を失うことになる。

北海道室蘭苫小牧あたり?)で作られた堤防が紹介されていた。

実際、さらさらとした砂がなくなり、岩だらけになっていた。海で遊ぶ人もいない。

道民の人は言う。「自分達が子供のころは海で遊ぶこともあったが、今ではその文化も失われてしまった」と。

二つ目は、「津波後に誕生した生態系への危惧」。

多くの人々や動植物を飲み込んだ津波の爪痕は甚大だ。

しかし奪っていっただけではない。津波被害にあった場所に、干潟が生まれ、新たな生命が息吹いていた。

失ったものがあるのも事実だ。しかし、生まれものがあるのも事実だった。

ボランティアに対しその事実を伝えている場面もあった。

もしそこに安直堤防を作ってしまったら?文化は無くなり、誕生した生物もなかったことになってしまう。

そのような想いで勝ち目のない戦いを挑んでいた。ほかの住民業者からは「いい加減にしろ」「もう決まったことだ」のような声も飛んでいた。

それでも彼は最後まで異を唱えていた。

アイデンティティと目の前の問題

何気なくテレビをつけたら、釘づけになった1時間

正直、ノックアウトされた。泣きじゃくってたと思う。

俺が津波被災者だったら作るのに反対などしないだろう。

盲目的になるし、そこに堤防がある、という安心感が欲しいからだ。

その時もっとちゃんと新聞テレビ欄とか見ておくんだった。直接その人に会いに行くべきだった。

最近になってオンデマンドでも調べたが、そもそも震災に関する番組自体多いこと・検索キーワードがうまく出てこないこと・実際の番組放映時期が定かではないことで諦めた。

ググっても上記番組のことは出てこず...(検索が下手クソなだけか)



増田様の中に、この番組分かる方いらっしゃいませんか。

2014-11-12

死ぬな~過労死事例 1

運転手(40歳) タンクローリーの運転手

札幌苫小牧間3往復が通常、苫小牧から稚内までの日帰り工程

午前9時出勤で翌朝2時帰宅(17時間労働/日)

午後10時出勤で翌日午後3時帰宅の勤務体系(17時間労働/日)

2週に1度勤務体系交代

完全休日は2週に1度。しか班長として変わりに休日出勤すること度々

死亡の6日前も会社から休日出勤命令

2ヵ月前の検査ストレスがたまっているので運転に注意と会社から指導受ける

休日焼酎2杯晩酌、就寝中に急性心不全で死亡。既往症なし。

http://karousimondai.net/modules/pico/index.php?content_id=12

 

月に一度は 仮病を使え

生きることは 絶対に正しい

 

過労で死ぬことほど みじめな死はない

人生を楽しむことが 本当の美徳

 

2010-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20100607214034#tb

たまにはすすきのに出て激安ソープ行きたいんですが。

などというから札幌在住か?と思いつつも、

この時期なのに暖房がいるとか(略)

そのくせ湿気は強く、(略)

っていうから、やっぱり違うのか。

でも、旭川からススキノの激安ソープに来るくらいなら、旭川風俗探した方が安いような。

 

訂正。旭川ってかいたけど、潮風云々って書いてるから違うな。

苫小牧がそこまで寒いとは思えないから……釧路

2010-01-29

政治鳩山首相「母からの贈与は知らなかった。『有り得ない』と言われても現実真実だからあり得てるんです!」(動画あり)

ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1264433454/

1 名前出世ウホφ ★[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:30:54 ID:???0

首相の偽装献金事件】

政治とカネの問題は大変重要だから予算委員会で正直、誠実に答えている。

政倫審(開催)の必要性を感じていない。こういうところで議論してほしい。

母からの贈与はまったく知らなかった。「有り得ない」と言われても現実真実だから有り得る。

少なくとも近年は、政治資金収支報告書を見ていない。ずさんだといわれれば、その通りだ。

秘書を全面的に信頼していたから安心して任せてしまった。十数年、見ていなかった。

資産報告書や所得報告書も)十分に見ていなかった。

産経新聞 衆院予算委における鳩山首相の答弁詳報 記事の一部抜粋

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100125/plc1001252246019-n1.htm

キャプ画像

ttp://img.5pb.org/s/10mai382723.jpg

動画

ttp://www.youtube.com/watch?v=51AcGhpOq48





619 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/01/26(火) 02:40:22 ID:Ks7rjMvL0

町村信孝

脱税をしたわけではない”、“私腹を肥やしたわけではない”、しかし事実上脱税なんです。

脱税をして、納めるべき税金を納めないということは、すなわち私腹を肥やしたことになるんです。

もしこれが表に出なければ、とうとうあなたは税金を納めないですんだわけですから。

すなわち数億円の私腹を肥やしたことになるじゃありませんか。

それをあなたが“私腹を肥やしてない”と強弁されることがおかしいのですが、

そのことについてご意見がおありかと思いますが、もうひとつ

政治資金収支報告書は誰の名前で出されているか、当然ご存知ですね?


鳩山由紀夫

いま、まさに、私の母からの贈与の話をされました。ここでも盛んに議論がございました。

私もこの件に関して、国民の皆さんに、なかなかご理解を頂けないことも、あえて理解をしながら、

しかし、事実ひとつしかないという思いで申し上げております。

すなわち、母からの贈与に関して、まったく私が知らなかったものでありますだけに、

(※ヤジ:ありえないよ!)、これはみなさんがどう考えても、

ありえないありえないと盛んにおっしゃっても、現実にそれが真実であるものですから、ありえてるんです! 

ですから、私は、まったく、脱税を、している、などという、意識が、起こるはずも、なかったわけです。

しかし、現実にこれは捜査の中で、そのような贈与があるということが判明をしたわけであります。

したがいまして、その贈与というものに対しては、当然、贈与税、税が発生するわけでありますから、

申告を申し上げ、それに対して納税を行なったわけでございまして、私は自分の知らなかった状況の中で、

知ったという現実がございましただけに、そのことに基づいて正確に申告をし、

納税を申し上げたわけでございまして、脱税ということは当たらないと、そうご理解を願いたい。

(町村:報告書の提出者は?)

 政治、資金の収支報告者、書の、当然、わたし自身であろうかと思います。


628 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/01/26(火) 02:45:58 ID:Ks7rjMvL0

■町村

あのね。ま、何度も何度も本当に知らなかったとおっしゃるが、

その説明を誰も信用していないということも、民主党の人以外は誰も信用していないということも、

総理まず認識をしていただきたい。

いずれにしても何らかのかたちで、その発言がウソであったとわかればバッジを外すと、

この間おっしゃったからいいでしょう。それはおいおい、いずれ明らかになってまいります。

そして政治資金収支報告書は、鳩山総理名前選管等々に出ていきます。

しかし、あなたは当選この方もう20年以上経っておられるんでしょうが、

一度も政治資金収支報告書を見たことがないんですか? 

あなたの名前で出ていきながら。これは不思議でならないんです。

一度もご覧になってないんですね?


鳩山

あるいは最初のころあったかどうかということも、必ずしも覚えてはおりませんが、

少なくとも近年においては、収支報告書を見ておりませんでした。

そのことが杜撰だと言われればその通りだと思います。

亀井静香:見ている議員なんかいないよ!)


■町村

近年っていうのはいつごろですか?

亀井:見てる議員なんかいるわけねえじゃん。俺だって見てない)


鳩山

近年、近年という、私が申し上げる意味は、十数年であります。

亀井:そらそうだ。俺だって見たことない!)


643 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/01/26(火) 02:52:09 ID:Ks7rjMvL0

■町村

委員長、あのー再三申し上げているんですが、理事としてね、閣僚席からこれだけの不規則発言が出る。

私は今まで見たことがない。どうぞ委員長、ご注意をするようにお願いいたします。

さて、またつまらないヤジが飛んでおりましてね。私が(収支報告書を)見ているかと。

もちろん見ております。私は少なくとも政治資金収支報告書を出すとき3回! 

1回はまず秘書が原案を作るとき、途中の段階で、そして最終的にこれが仕上がりですと、

少なくとも3回は見る。これは当たり前のことであって、1度も見ていない亀井大臣

さっきから盛んにヤジっておられるが、見るはずがないと、

こういうことを公言してはばからない大臣がいるという。

それは~、まあ総理が見てないんだからねえ。

見てなくともそれはしょうがないのかもしれないけれども。

しかし十数年にわたってご自分名前で、これだけ政治とカネの問題が、

これだけいろんなかたちで議論になっていたときに、一度も見たことがない総理大臣

そのこと自体、私は総理大臣資質というものを問われることなんだということをですね。

本当に一度も見たことないですか。もう1回、十数年にわたって。


鳩山

大変そのことは申し訳なく思っておりますが、少なくとも私は、会計・経理を担当しております秘書を、

全面的に信頼しておったものですから、安心して任せておったというのが実態でございます。

したがいまして、私は十数年見ておりませんでした。


666 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/01/26(火) 02:59:57 ID:Ks7rjMvL0

■町村

中選挙区時代に、もう亡くなられましたけども、

選挙区におられました高橋辰夫先生、あるいは渡辺省一先生がよく言っておられた。

“町村さん、鳩山さんと同じ選挙区にいるのは辛いんだ”と。

“何がですか?”って言うと、

“もう室蘭とか苫小牧とか、あちこちに鳩山ボトルというのが置いてあって、みんな飲み放題だ”と。

鳩山さんのパーティーに行くと、ものすごいお土産が出てくる”と。

秘書が30人も40人もいてね、もうとてもではないけれどもね、あの金権・物量には敵わないんだ”と、

あのお二人がずいぶんよく言っておられましたが、(亀井:言わなかったよ俺には!) 

それにはやっぱり自らの足元を見ておられないから、

平気でユートピアみたいなものを言えたんだなあということが、

実はよくわかってきたわけでございます。

2009-02-17

日本海資源を巡る現実

 

(1)米国さんがやってくれた

今、日本海に埋蔵される海底資源ってのは、メタンハイドレート(以下、MH)のように岩盤上に蓄積するタイプと、大陸プレート接合面での熱水鉱床から出た溶存金属が積層したタイプに分かれるんですよね。

で、両者とも我が国の領海~EEZ経済排他水域)に集中しています。

(もっとも、調査が進めばユーラシア大陸側にも見つかるかも知れませんが。)

こいつがEEZ境界とかだったら大陸側諸国もイチャモンをつけれるのですが、どう見ても付けられないぐらいに、日本よりになっています。

 

3年ほど前、我が国でも新潟沖から北海道奥尻までの水深200m~500mの水深帯にMHの大規模鉱床が見つかったのですが、同時期、ロシアサハリンプロジェクトで、日本商社ガス田掘削の技術をどんどん蓄積していっている。

こいつは米国さんから見ると、エネルギーという首枷から日本が離れていくことを意味しており、あまり嬉しくない状態となりました。

とは言え、小泉さんブッシュさんが仲良しなので、あまり表立って動くこともできない。

 

そこで目を付けたのが、国連海洋法条約の「閉鎖海又は半閉鎖海(+附則書IIIあたり)」の項目です。

要はこれ、地中海とか黒海とかを対象に、複数の国の領海を含む内海(外洋に面さない海)では沿岸国みんなで仲良く配分しなさい、という中身なんですが、こいつを日本海資源開発に応用しないか?とやってくれたわけです。

 

(2)追い込まれた日本

皆さんにとって、国連海洋法条約とか経済排他水域(EEZ)って余り馴染みがない言葉ですし、知っている人でも「領海の延長」を管理する法律くらいにしか思わないはずです。

ところが、この海洋法条約、「資源権益を主張する国は永続的な資源利用(特に水産)と情報開示」が「義務」なんです。

もし多国間で資源紛争となった場合は、「管理能力資源情報の開示」が調停の基準になります。

この義務を不履行あるいは処理能力無しと見なされた場合、EEZ権益は相手国に渡ってしまうという恐ろしい条約です。

 

・・・もうご想像が付くと思います。

これはエネルギー資源を持たない北朝南韓と、強烈な経済成長人口増加を支える次の資源を探していた中国にとって「干天の慈雨」となり、強烈な日本バッシングが起きたわけです。

2年前、国連の海洋資源管理委員会(正確には、その太平洋部会)が開催された時、こんな要求が出てきました。

 

  1. 日本海の名称変更(いつものやつ)
  2. GPS時間基準の移設(日本から韓国へ)
  3. 日本海全域への閉鎖海条項の適用
  4. 日本EEZにおける埋蔵資源情報開示
  5. 海洋資源開発にかかる日本の有する科学技術の開示
  6. これらにかかる費用日本負担(+いつものように謝罪要求)

 

凄いでしょ。

これ、ガチで出たんですよ。

まるで東京裁判(笑)

で、その前後に、北朝鮮ミサイル核実験ロシアサハリン1開発利権お召し上げ、インドネシアガス田利権喪失(正確には、中国による政治的強奪)があったわけです。

これで日本天然ガス供給が多いに滞り、北海道ガス北九州ガスは苫小牧のガス備蓄を取り崩す可能性すら出てきました。

そう、実はこれらの国家イベント、全部繋がっていたんです。

 

(3)突き付けられた二者選択

当然日本は拒絶し、一度は席を立とうとしたのですが・・・ライスさんが「この会議平和裏にまとまることを望む」なんてのんきに言ったお陰で、席を立つことも出来ない。

更にまずいことに、日本では南西海域に対して中・韓に配慮して海洋調査をしてこなかったんですねぇ。

つまり、今の海洋法条約では「資源管理能力無し」ってこと。

ここで、ブスブス煙を噴いていた尖閣諸島の領有問題と、例の海底ガス田開発(春暁)が一気に外交の表舞台に出てきました。

そう、中国日本に全面屈服を求めてロンボク海峡とマラッカ海峡軍艦を出したのです。

 

中国からの要求はシンプルで、

  1. 日本海における資源権益を放棄すること。
  2. 日本南洋の領海・経済水域の全てを破棄すること。
  3. エネルギー安全保障」と「軍事的安全保障」の二者選択をせよ。

 

これに北朝南韓ロシアも付随し、オブザーバーカナダ調停を諦める程でした。

正に日本は絶体絶命、崖っぷち後一歩。

片やオイルショックも吹っ飛ぶ「ガスショック」、片や軍事安全保障の放棄ですからね・・・。

傍観していた米国さんもさぞ慌てた事でしょう。

何せ、どっちの選択でも台湾グアムという米国が死守している軍事ラインに中国軍艦が堂々と侵攻出来るのですから・・・。

そして、一部の軍艦潜水艦だったか?)が台湾太平洋沖に出たとのニュースが飛び込み、会議は一気に緊迫化します。

 

(4)歴史が動いた

現地時間某日午後4時30分、日本側回答期限の30分前、皆様おなじみの、あの閣下が、麻生ローゼン閣下が吠えて下さいました。

 

「なぜ核兵器を持たないかの議論を・・・」

 

あの発言です。

あれが何故あのタイミングで?

それが偶然なのか必然なのか私には判りませんが、少なくともあの発言がプレスを通じて一気に拡散し、日本側の回答期限は無期限延長となりました。

そしてその翌日・・・米国ライス国務長官が訪日し、「閣下エスコートで」韓国盧武鉉大統領面談をしました。

これで決まりです。

 

大陸側諸国が仕込みに仕込んだ対日カードが、彼らにとって最悪のシナリオである「日本核武装」というジョーカーを伴って全て突き返されたからです。

そして、それを米国が黙認していると・・・。

結局、この会議も議題も全て記録からは抹消されました(凸電しても無駄)。

これが日本海資源を巡る現実なんです。

 

もはや、大陸側諸国にとって我が国の海洋資源は収奪の対象でしかないことを、少しでも皆様に実感していただければ幸いです。

そして、日本海における平和国家交流は最早あり得ないことをお分かりいただけると幸いです。

非常に残念ですが。

 

最後に、某大陸国の代表が日本側に向けた言葉で締めくくらせていただきます

 

日本海平和的・協調的な開発を妨げる者、妨害の意志を誘発せしむる技術開発者は、全て軍事的懲罰の対象にすべし」

 

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