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2012-10-29

5大天才漫画家

五大天才漫画家手塚治虫」「尾田栄一郎」「鳥山明」あと二人は?

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4323316.html


天才定義曖昧だけど、

1.質が高い作品を複数、残している。

2.商業的に成功している。

3.エピゴーネンを多数派生させている。

4.表現技法上の革新を成している。

5.ジャンルフォーマット上の革新を成している。

を条件とした場合

手塚が入るのは当然として、赤塚は作品自体のクオリティはともかくとして革新性が弱い。

尾田は商業的にはひょっとしたら鳥山よりも成功した漫画家かも知れないが、やはり革新性に劣る。尾田はたとえるなら少年漫画界のマーガレット・ミッチェルみたいなもの。作品の訴求力と当人のクリエイターとしての革新性とは別。

鳥山天才に当てはまると思う。ギミックを詰め込んだデフォルメされながらもリアリティを持つ画風自体が衝撃的であったのと、アメコミの影響を受けて租借したうえで、日本漫画原稿和風化して落とし込むという表現技法上の革新もあった。「Dr.スランプ」は大友克洋の「AKIRA」よりも早い。言うまでもなくメガヒットを複数出している。大友をして大友的な革新性の代表として天才扱いするならば、大友的な革新性は鳥山の中に抱合することが出来、時系列的にもそれが妥当だと思う。

水木しげる天才と言うよりはアルチザン。緻密に粘着的に徹底するという程度が他者を凌駕しているのであって、漫画史全体で見れば、それほど重きを置かれるわけではない。これは水木を軽視しているのではない。作品への評価で言えば、私はむしろ水木を手塚凌駕して評価している。ただ、漫画史的な視点での評価はおのずと作品評価とは異なると言うことだ。田山花袋横光利一が作品単体では大した作品は残していないにも関わらず、文学史的な革新性において評価されるように、ここで言う天才とは、作品自体の質はもとより、その数、社会的影響力、そして革新性を備えている必要があるということだ。

そういう意味では石ノ森章太郎は、天才何人か分の重要、かつ致命的な影響を漫画史に残している。フォーマットの創始者という点においても、集団ヒーロー群像劇、そのキャラクター性格づけはもとより、マーチャンダイジング手法おいてもパイオニアと呼ぶべきである。更に重要なのは、いわゆる「オタク的」な要素の萌芽がすべて石ノ森作品の中に顕著にみられることであって、少年サンデー的な、中産階級的な趣味的なマンガすべてが石ノ森マンガに端を発しているという点である。意外と重要なのは、「日本経済入門」のような、それまで非マンガ的な要素とされていたものについてもマンガに取り込んだことで、手塚や水木の中に見られるマンガというイデオロギーを脱して、徹底的に表現手段として分解してみせるという、作家性とは別の次元の理数系的な分析マンガに持ち込んだのも石ノ森である

漫画表現の飛躍的な革新を成したという点では24年組竹宮恵子萩尾望都大島弓子山岸涼子)を挙げなければならないが、その集大成的な立場としては萩尾を挙げるべきだろう。手塚が基本フォーマットを作ったと言われる戦後マンガの基本は、映画表現いかにして紙の上に再現するかと言う視点から成り立っていた。萩尾らによってマンガは初めて独立した表現手段になったと言ってよい。マンガは文字と絵が同じ一つのコマの中にあり、吹き出しのセリフ、吹き出し抜きの内面セリフ、そして絵とそれぞれ矛盾した内容を同時に表現できる唯一の表現手段である。たとえばぶっきらぼうな少年少女に向かって毒づきながら、なおかつ画面上では頬を染めるなどをして、明らかに少女への好意を示しているような表現文学では難しい。描写ではなく説明になってしまう。更に実はそれも演技だとして、内面は実はこうすれば少女自分に対してぶっきらぼうな少年に対する好意を増すであろうとの計算があるとすれば、その内心を同時に表現するのはこれは映画等でも不可能なのである。こうしたマンガ独自の表現方法確立萩尾望都代表とするのであり、その表現手段の派生が致命的過ぎてもはやエピゴーネンとも意識されないほどの重大な影響を及ぼしていることを踏まえれば、彼女存在は、二十年、三十年のスパンではなく、百年、二百年のスパンで見るならば、手塚をもはるか凌駕する重大かつ致命的な転換点となったのであった。

手塚治虫

鳥山明

石ノ森章太郎

萩尾望都

と5人のうち4人までが選ばれたが、ここは議論の余地がないところである。つまり個々のこのみや評価の違いはあっても、漫画史の視点から言えば、偏見なく選べばこの4人は欠かせないということである。残りの一人は評価と好みの違いになるだろう。私は、

藤子・F・不二雄を挙げる。

[補足]

まあ、みなさんいろいろご意見はおありでしょうが、そもそも5人に絞るのが無理っちゃあ無理とちゃぶ台をひっくり返してみる。

「てめー、あれ読んでねえだろ」「俺はビートルズ武道館ライヴ見に行ったんだぜ」「江夏の21球も実際に見てない奴が投球論を語るな」的な反応はプロレス論の醍醐味で正しいレスポンス

レスが挙げているような御大たち、高橋留美子大友克洋白土三平水木しげる赤塚不二夫永井豪いしいひさいちつげ義春大島弓子大和和紀三原順梶原一騎吉田秋生あたりは誰が入ってもおかしくない。個人的にはいくえみ綾とかも入れたい気もするが、個人的過ぎるので止めた。

あと、尾田先生が入っているのはつりですか、みたいなことを言う人には、何といっていいものやら。

[補足の補足]

ekken さんがブコメで尾田は外せよみたいなこと言ってたんですが、私もそれはリンクを張っている元記事について言っているんだろうなって思いました。そうじゃなくてもっと直接に私に向かって「尾田先生が入っているのはつりですか」と言っている人がいたんで(消されたみたいですわ。こわっ)、書いたことで批判されるならともかくさすがに言ってもないことで揶揄されるのはやだなあと思って補足しました。ekkenさん、ご迷惑おかけしてごめんなさいね。この点をブコメで指摘してくださった方も、言ってもいないことで私が批判されるみたいな流れになるのをくぎをさしてくださったんだと思いますありがとうね。

ONE PIECE, 私も好きだけど、正直、尾田先生をもし入れるぐらいなら富樫先生を推したいの。

枠が5つしかないんだから、候補で名前が挙がるってだけでそれだけでもう本当は天才なんだけどね。

2011-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20110211112254

Papa told me榛野なな恵 なんてどう?

裕福な父子家庭のお父さんと娘の幸せお話って感じです

ポーの一族」 萩尾望都

綿の国星」 大島弓子 

パタリロ!」 魔夜峰央

恋愛メインじゃない話なんていっぱいあると思うけど。

2010-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20100904185340

大島弓子マンガにあった、

あなたのためという言葉はいついかなる時も美しくない

というのを思い出しました。

あなたのためって言葉を言われた時って、それおまえ自身のためだろって思うことが多かった。

2009-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20090819025930

大島弓子マンガにそーゆー話あったな。

とりあえずコーヒーの好みはブラックなのか砂糖いっぱいなのか

も一度調べてみたら?

2009-06-08

六月怪談

最近うちの犬の様子がおかしい。

ちょっと前まではそりゃもうヨボヨボで、散歩に連れて行っても10歩進んで家に帰るくらいの勢いで、

メシは食べないしお通じもないし、かと思えば前がゆるくなってオムツは欠かせないし、

まあ御年14歳の高齢犬だから、獣医さんにも夏くらいが目処ですかねーとか言われてた。

自分もこまめに水を飲ませてやったり、夜に目が覚めるとすぐ隣に寝ている犬の呼吸を確かめたりして、

少しずつ心の準備みたいなものをしておいた。

ところがどっこい、犬は昨日今日すんごく元気になった。

窓からカラスに吠えるし、汚い話だけどうんこももりもりする。

ごはんは一時期の2倍くらいにしてるのに、まだ食べたがる。

散歩の足取りも結構軽快で、こっちが早歩きしなきゃいけないほどだ。

一ヶ月以上前から見なくなっていた「遊んでほしい顔」をするようになったので、

抱きついたり噛みついたり、思いっきり構ってやった。

そこで自分はある疑いを持った。

こいつの中にじいちゃん入ってんじゃねーの?

大島弓子短編「四月怪談」は、若くして死んだ(正確に言えば仮死状態の)少女とお人好しの幽霊

互いに生き返る機会を譲り合い、結局二人で一つの体に収まってしまうという話だ。

以来、少女は少し優しくなったり、ささいなことに感動するようになった。

少女本来の性格ではなく、幽霊の持っていた資質が表に出るようになったらしい)

これと同じ現象が我が愛犬にも起こっているのではないか、と思うのだ。

じいちゃんは数日前にガンで死んだ。

ずーっと自宅療養で、最期は一週間だけ国立病院入院したけど、

一泊一万円のVIPな病室をもらって、24時間体制で家族が付きそった。

大好きだった氷川きよしCDをかけたり、サッカー国際試合を解説してやったりして、

それなりにみんなが手を尽くして見送った。

眠りにつく時はとても穏やかだった。

じいちゃんは犬を大変可愛がっていたし、犬もじいちゃんに一番なついていたので、

だっこ用の布のバッグに入れて、一緒にお見舞いに行ったりもした。

末期の患者さんが多い病棟では珍しいことではないらしく、看護師さんにも可愛がってもらった。

犬は家族用のベッドの上でよく眠った。

あまりにおとなしくって、家族はみんな、じいちゃんが先か、犬が先かって考えてたと思う。

かしここに来てまさかの全快。

もちろん老いはあるから、動きはのろいし、おしっこのキレも依然悪い。

でも玄関先までおかえりを言いに来たり、食事時に少しは食べさせろやって寄ってくるようになった。

なんでこんなに元気になったんだろうね、おじいちゃんの命を分けてもらったのかしらと母は言うけど、

自分はやっぱり四月怪談説の立場をとりたいと思う。

だって水を出したら飲まないくせに、人の麦茶はほしがるなんておかしい。

缶詰は食べないくせに白いご飯はがつがつ食べるなんてあやしすぎる。

絶対、中にちょっとじいちゃん入ってる。

だとしたらもうちょっと長生きしてもらわなきゃなあ、とか考える今日この頃

2008-12-01

yes we can!!!!!!!!!!!

死ぬ気はないんだけど、死にたいの4文字が頭を行ったり来たりする。

どうにか自分をなだめすかしながら修論の準備してる。

よくないことばかり頭をよぎる。おちつけー。

できる。やれる。大丈夫

死なない。死ねない。

本はゆっくり読め。落ち着いて。

修論のあらすじは夏の研究会発表と秋の中間発表でまとまってるんだから

あとはとにかくアウトプットして、それを成形してくだけだよ。

前みたいに先生のご機嫌伺いながらゼミ行かなくてもいいんだよ。

今の先生はすごく増田を応援してくれてるじゃまいか。

息苦しくて体が重いこともあるし、こないだは腕切ったけど

水曜にはカウンセリングも予約してあるしさ。

来週には調査で九州旅行に出れるじゃん。恋人も心配してくれてる。

ストレスで食べすぎっぽいから少し摂生したほうがいいけど

食欲はあるし、眠れてるよ。

生活時間帯は夜型だけど、まあ本人それで元気ならそれでもいいんだよ。

夜は静かで誰にも邪魔されないからいいよね。

大島弓子だって真夜中に起きて作業してる時があるんだから。

大丈夫。できる。

2008-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20081105022721

いかれてるのは「ねこ好き」じゃなくて「ぬこ好き」と思いたい。

でないと大島弓子がいかれてるってコトになってしまう。

あの人の「グーグーも猫である」は好きなんで、猫好きはノーマルだと信じたい。

ぬこ好きはなんかぬこを愛する自分スキーが多い気がするので同意だが。

2008-02-27

話を脱線させまくるけど

大島弓子の良さはものすごくわかるんだが萩尾望都の良さがほぼ全くわからん俺がいる。

昨日面白いと思った少女漫画リストみたいなのをここに書いてその中に萩尾望都の作品も二つあるんだけど1つは原作付きで1つは今で言うスピンアウト作品で中編なんだよね。

そのスピンアウト元の本編の面白さもいまいちわからんかった。だからどうだってわけでもないんだけどなんとなく面白さってものを理解したいなとも思う。

http://anond.hatelabo.jp/20080227092510

大島弓子なんかは一昔前にヴィレッジバンガードに通っていて今は「ヴィレッジバンガード(笑)」って言っちゃってるようなオサレサブカルにも好まれてる感じだぞ。

http://anond.hatelabo.jp/20080226131018

グサリときました…。

24年組でもとくに大島弓子がだいすきでだいすきでだいすきだー!

とひかえめに公言してはばからない男子です。イライラさせてごめんなさい。

でもおめめがザワザワした時期の大島作品が一番好きで、なおかつ

ぱふバックナンバーとかあつめて画集もあさって、とかやってると

サバとかまで手が回らなかったりするのです…。

あーみんもすきだしA子たんもすきだし鳩山郁子も西ケイ子もすきだし

ときめきトゥナイトは蘭世が結婚するまでもってるけど、好きな少女漫画は?

ときかれるとおずおずと「大島弓子」と答えてしまうのです。ごめんよう…。

だってNANAとかよんだけどこわいんだもの…。

今興味津々なのは吉田秋生ラヴァーズキスです。

とかこういうのがうざったくてイライラしたりする原因なんですよね、うわーんなきたい!

2008-02-26

半端に漫画好きな男の俺が特に面白いと思った少女漫画

漫画喫茶に通ってた時期に主に文庫のところから選んで読んだもの。よって多少古いものが多い。

タイトルはその本の表題で。

河よりも長くゆるやかに(吉田秋生)

風と木の詩(竹宮恵子)

ホットロード(紡木たく)

瞬きもせず(紡木たく)

オルフェウスの窓(池田理代子)

ベルサイユのばら(池田理代子)

ウは宇宙船のウ(萩尾望都レイ・ブラッドベリ)

訪問者(萩尾望都)

はみだしっ子(三原順)

三原順傑作選70年代

三原順傑作選80年代

いちご物語(大島弓子)

ロストハウス(大島弓子)

ロングロングケーキ(大島弓子)

少年は荒野を目指す(吉野朔実)

エキセントリクス(吉野朔実)

まりの きみの声が(太刀掛秀子)

千の王国百の城(清原なつの)

春の微熱(清原なつの)

金星樹(佐藤史生)

精霊王(佐藤史生徳永メイ)

動物のお医者さん(佐々木倫子)

ミルキーウェイ(清水玲子)

樹魔・伝説(水樹和佳)

さきほど「これを挙げる男は胡散臭い」との意見のあった大島弓子はそれでもやはり圧倒的で読んだもの殆ど全てが素晴らしかったんだけどその中でも良いと思ったものを書いた。

一番下の樹魔・伝説についてはhttp://anond.hatelabo.jp/20080226134457で書いた通りに「ケシの咲く惑星」が良かった。

http://anond.hatelabo.jp/20080226132432

少女漫画を読もうとする男」にとってはメジャー多作だし評価も高いし漫画賞も取ってるしね。

100人中何人かは知らん。けど日本人全体で考えれば100人中90人くらいは大島弓子萩尾望都も知らんだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20080226131018

煽り半分をやめてマジレスするけど実際にその人たちが大島弓子萩尾望都を読んで、それを女の子との話題に使ったとしても別にそれが女目当てで読んでるってことにはならないんじゃないかな。

その二人は実際に漫画界を飛び越えて高い評価受けてるわけだし。で、女の子と話す時にその話題を出すってのは自然なことな気がするよ。

書いたとおりに「好きって言える読書量」と「好きって言うために読むか実際に好きで読むか」って別のラインだと思うし。

くらもちふさこメジャーマイナーかで言ったら超をつけてもいいようなメジャーだと思う。

それは今回の天然コケッコー映画化以前からも。

http://anond.hatelabo.jp/20080226125826

増田です。

これを言うと荒れそうだけど、私の周囲に、漫画好きの女の子の気をひくために萩尾望都大島弓子の名前を挙げて少女漫画が云々と言う奴がすごく多かっただけなんだ。それに対して腹がたっただけなんだ。

あと、くらもちふさこの名前を、男の口から聞いたのは後にも先にもそれ1回きりだったから感動したんだけど甘いかな。

http://anond.hatelabo.jp/20080226120600

少女漫画リアルに詳しい似非じゃない私」を演出しないでもいいんだよ。

っていうかその視点が厭らしすぎる。メジャーで素晴らしいものを好きだと言う人が多いってのは当然なことだろうよ。

それに対してケチつけてどうすんだよ。実際その人たちは「少女漫画」を読んで楽しんでいるんだろうよ。大島弓子萩尾望都少女漫画家じゃん。

その「これが好きだから通ですよ」「これが好きな奴は似非」みたいな価値観人間って趣味を楽しめていないし冒瀆してるように見えるよ。

で、以下その視点に敢えて則った下品な話。

君の言う「少女漫画も好きな男」であると同時に好きな少女漫画家訊かれたら大島弓子と答える俺が言うけどくらもちふさこってメジャーもいいとこだろ。

少女漫画好きな俺」を演出したい人間にとってもとりあえず読んでみようって作家10人挙げるとしたらまず入ると思うよ?

俺は数作読んでいろはにこんぺいとしか楽しめなかったから読むの止めたけど。

少女漫画を理解する心の広い俺

「俺、少女漫画好きだよ」と言う男に、好きな作品や作家を聞いて24年組の名前があがってくるとげんなりする。心底がっかりする。24年組は私も大好きだし、素晴らしい作家さんだと思うけども、臆面も無く萩尾望都大島弓子の名を挙げる人のほとんどが、それ以外の少女漫画を読んでいないんだもの。それどころか、その24年組作家さんの最近の作品も読んでいない。せめて「バルバラ異界」ぐらい読んでから言ってもらえませんかね。

要するに「少女漫画を理解する心の広い俺」を演出するために、いちばんてっとり早くて優等生な回答なんですよね。萩尾望都大島弓子は。あと、よしながふみもこのカテゴリに入る。

確かに男性に人気の少女漫画家として鉄板なことは間違いないけど、本当に少女漫画が好きならもっとたくさんの名前が挙がってもいいと思う。もっと読めよ!白泉社以外も!最近のも!「君に届け」「フルバ」「のだめ」「ハチクロ」のコンボはもう飽きました。

1度だけくらもちふさこという回答が返ってきて、土下座せんばかりに感動したことがあります。あ…この人、本当に少女漫画を読んでる人だ…と思ったよ。

2007-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20070109073629

ウェブで長文書いて議論してるのを見ると  入れ子Ver.

いや、本人同士がそれでいいならいいんですけどね、どっちかが長文うぜーなーとか思ってたりする場合も多いわけじゃないですか。ただの野次馬である傍観者にとっては特にそうだと思うんですけど。

はてブに「長い」とかコメントされてるエントリとかを想起していただけるとありがたいんですけど。

どうもそういうのを見るとついついフォード・ピント事件なんかを思い出してしまうわけですよ。

知らない人はググって下さいね。一応映画にもなってたりするんでお暇なら観てみるのもいいんじゃないかとオススメしますですよ、ハイ。(邦題『訴訟』原題『The Class Action』)そんなのめんどくせーよーという人の為には解説してるアドレス貼っときますね。(http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~cyberian/Ford_Pinto.html) んでリンク踏むのさえめんどくせーとかacドメインとか読んでもわかんねーよという先入観をお持ちのあなたの為に適当に解説しちゃいますと、フォード日本車に押され始めた時代にこれじゃいかんってわけでコンパクト・カーを売り出したの、ピントっていう。しかしまぁリーズナブルなだけあって結構売れちゃったりしたんだけども安全設計もリーズナブルだったのが問題になって訴訟起こされちゃいました。

ちなみにアメリカ訴訟制度ってのはなかなか面白いもので、この手の訴訟だとあの有名な懲罰的損害賠償企業が痛いな、と思う範囲まで賠償金額上げちゃっていいよ制度)と、Class Action 制度(同様の被害を受けた人は先人の訴訟結果にタダ乗り出来ちゃう制度、日本だと訴訟提起後結審前までは参加が許されたんだっけ、詳しくは知らないんでゴメンネ)のおかげで絶対負けられないんよね。

損して得取れなんて無理無理無理無理かたつむり松下幸之助中内功ビックリな制度。

ここら辺はまぁどうでもいいんで次行きますけど、訴訟開始前にディスカバリーって制度があるんですよ。

この手の訴訟の場合被告企業側に証拠ってあるもんですしね。それを原告側が請求できる制度なんですよ。

といっても原告側もそんなに詳しく企業内事情を知ってるわけじゃあないんで請求内容がある程度曖昧にならざるを得ないわけでね、それを逆手に利用して、被告企業がそれこそ倉庫が一杯になる位の量の内部文書を送りつけるって行動に出るわけです。

そんなことされたら困るよねー。

原告側は何と言っても少数者であるわけだし、精査しようにも人件費が酷いことになっちゃうし、いかんともし難い状況になったよってお話(この先は映画見てね)。

ちなみにこのテクニック割とメジャーなようで僕が講義を受けた国際取引法の先生商社出身)もやったことあるって言ってたよ。

んでこれを最初の話に無理矢理つなげると、長々と文章書いて相手に対応してる人って、誠実に答えてるようでいて実は単に目晦まししてるんじゃないの?って疑問が湧いたよってお話

2chでよく言われるように3行までしか読めない、ってのは少々極端に過ぎると思うのだけれど、しかしそうそう長い文章を時間コストをかけて読めるわけではないよね、ってところはなんとなく理解してもらえるんじゃないかなぁ。

世の中には楽しい事やしたい事ってのが一杯あって(セックル恋人とならタダだと思ってても多分風俗の方が安くて気持ちいいよ、次々入れ替わるから新鮮だし)とか食べ歩き(ってよりこんなところで食事してる俺/私って素敵欲望ドライブなんじゃないの)とかもっと寝たい(偽装請負ご苦労様です。所得隠ししなけりゃ設備投資費用も捻出できない世界有数の好景気大企業の下請じゃポイズン)とかデイトレード(まだやってる人いるの?)とか自己啓発はてなFPNってこういう腐臭がするよね、どうでもいいけど。Lifehuckだってw)とか宗教儀式明治天皇の声が聞こえる!!とかグーグルの狂気とか)とかさ)、ネットで議論なんてモノはそのうちの一つでしかないわけだし。

しかもディスプレイとかブログっていうアーキテクチャはほんと長文読むのに適さない環境なんじゃないかとオールタイプな僕は思ってしまうわけですけども。

A4一枚分以上は紙で読みたい。

こういう人って結構いるんじゃないかなぁと思うわけですよ。

そういう人に対して誠実にあるにはどうしたらいいのかねぇって所はこの発達した世の中でも解決されてないんじゃなかろーか。

これってビジネスチャンスニートのボクでも起業してお金持ちになってセックル三昧(ここまでjkondo)、金で女は買えると豪語した挙句に証券取引法違反国策捜査の上つかまってあれやこれや的展開が期待できるかもーうはーすげー。

あ、ごめん妄想入った。

文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。

それこそ昨年末K-1みたいな。

お前2時間でいいじゃんみたいな。

ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。

ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。

まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。

そんな目で見ないでお願い。

それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生紫式部か。

終風日記極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。

挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。

切ないなぁ、ああ切ない。

大島弓子ばりに切ないよ。

伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。

大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。

昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。

あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。

なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。

しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。

非モテでわーわー言ってる人は『太陽の塔』でも読むといいよ。

あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。

PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。

しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。

皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。

ってかこれって物象化じゃないのか。

マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。

ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。

中二病といいたければ言うがいいさ。

でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。

さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。

どうせスルーされるんだろうなぁ。

2007-06-14

たしかに白泉系はちょっとちがうかも

ども、(仮)まとめの人です。

http://anond.hatelabo.jp/20070614011210

白泉系とはちょっとずれてるような気がする。

たしかに、そうだね。特に、

川原泉もかわいらしい絵柄とはいえない気がする

なにが可愛いかって難しいね。カワイイには方向性がいくつかあると思うんよ。例えば個人的には川原の絵は可愛いと思うし。メジャー所では大島弓子の「錦の国星」の絵をみて可愛いとも思う。けど、これを元トピ主が可愛いと思うかと言われると自信が無い。だって「姫ちゃん」とは違う可愛さだから。

まぁ元トピ主の

作者の水沢めぐみさんの描く女の子のかわいらしさ、ってのがこの作品の肝になっていると思うんですよね。

ってのは、水沢めぐみさんの描く女の子のかわいらしさがこの人のツボだから、それに近い作品を紹介してくれってことだよね。

あと、

甲子園に笑え」ではなく「甲子園の空に笑え!

指摘ありがと。修正しときました。

2007-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20070506165919

「女らしく“したくない”」なんていう女の子は、

実際はかわいいカッコがしたくて、女の子らしいことがしたくって

でもそれは「媚び」になりうるから恥ずかしくて、自分の中の「女」を認めることができなくって…

なんていう大島弓子漫画主人公みたいな乙女こころの持ち主なんですー。

ええそれは昔の私。萌えてもよろしくってよ。

2007-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20070109073629

■枕部削除本題剥き出しVer.

文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。

それこそ昨年末K-1みたいな。

お前2時間でいいじゃんみたいな。

ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。

ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。

まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。

そんな目で見ないでお願い。

それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生紫式部か。

終風日記極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。

挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。

切ないなぁ、ああ切ない。

大島弓子ばりに切ないよ。

伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。

大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。

昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。

あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。

なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。

しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。

非モテでわーわー言ってる人は『太陽の塔』でも読むといいよ。

あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。

PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメダモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。

しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。

皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。

ってかこれって物象化じゃないのか。

マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。

ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。

中二病といいたければ言うがいいさ。

でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。

さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。

どうせスルーされるんだろうなぁ。

http://anond.hatelabo.jp/20070109073629

ウェブで長文書いて議論してるのを見ると  改行Ver.

いや、本人同士がそれでいいならいいんですけどね、どっちかが長文うぜーなーとか思ってたりする場合も多いわけじゃないですか。ただの野次馬である傍観者にとっては特にそうだと思うんですけど。

はてブに「長い」とかコメントされてるエントリとかを想起していただけるとありがたいんですけど。

どうもそういうのを見るとついついフォード・ピント事件なんかを思い出してしまうわけですよ。

知らない人はググって下さいね。一応映画にもなってたりするんでお暇なら観てみるのもいいんじゃないかとオススメしますですよ、ハイ。(邦題『訴訟』原題『The Class Action』)そんなのめんどくせーよーという人の為には解説してるアドレス貼っときますね。(http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~cyberian/Ford_Pinto.html) んでリンク踏むのさえめんどくせーとかacドメインとか読んでもわかんねーよという先入観をお持ちのあなたの為に適当に解説しちゃいますと、フォード日本車に押され始めた時代にこれじゃいかんってわけでコンパクト・カーを売り出したの、ピントっていう。しかしまぁリーズナブルなだけあって結構売れちゃったりしたんだけども安全設計もリーズナブルだったのが問題になって訴訟起こされちゃいました。

ちなみにアメリカ訴訟制度ってのはなかなか面白いもので、この手の訴訟だとあの有名な懲罰的損害賠償(企業が痛いな、と思う範囲まで賠償金額上げちゃっていいよ制度)と、Class Action 制度(同様の被害を受けた人は先人の訴訟結果にタダ乗り出来ちゃう制度、日本だと訴訟提起後結審前までは参加が許されたんだっけ、詳しくは知らないんでゴメンネ)のおかげで絶対負けられないんよね。

損して得取れなんて無理無理無理無理かたつむり松下幸之助中内功ビックリな制度。

ここら辺はまぁどうでもいいんで次行きますけど、訴訟開始前にディスカバリーって制度があるんですよ。

この手の訴訟の場合被告の企業側に証拠ってあるもんですしね。それを原告側が請求できる制度なんですよ。

といっても原告側もそんなに詳しく企業内事情を知ってるわけじゃあないんで請求内容がある程度曖昧にならざるを得ないわけでね、それを逆手に利用して、被告企業がそれこそ倉庫が一杯になる位の量の内部文書を送りつけるって行動に出るわけです。

そんなことされたら困るよねー。

原告側は何と言っても少数者であるわけだし、精査しようにも人件費が酷いことになっちゃうし、いかんともし難い状況になったよってお話(この先は映画見てね)。

ちなみにこのテクニック割とメジャーなようで僕が講義を受けた国際取引法の先生商社出身)もやったことあるって言ってたよ。

んでこれを最初の話に無理矢理つなげると、長々と文章書いて相手に対応してる人って、誠実に答えてるようでいて実は単に目晦まししてるんじゃないの?って疑問が湧いたよってお話。

2chでよく言われるように3行までしか読めない、ってのは少々極端に過ぎると思うのだけれど、しかしそうそう長い文章を時間コストをかけて読めるわけではないよね、ってところはなんとなく理解してもらえるんじゃないかなぁ。

世の中には楽しい事やしたい事ってのが一杯あって(セックル恋人とならタダだと思ってても多分風俗の方が安くて気持ちいいよ、次々入れ替わるから新鮮だし)とか食べ歩き(ってよりこんなところで食事してる俺/私って素敵欲望ドライブなんじゃないの)とかもっと寝たい(偽装請負ご苦労様です。所得隠ししなけりゃ設備投資費用も捻出できない世界有数の好景気大企業の下請じゃポイズン)とかデイトレード(まだやってる人いるの?)とか自己啓発はてなとFPNってこういう腐臭がするよね、どうでもいいけど。Lifehuckだってw)とか宗教儀式明治天皇の声が聞こえる!!とかグーグルの狂気とか)とかさ)、ネットで議論なんてモノはそのうちの一つでしかないわけだし。

しかもディスプレイとかブログっていうアーキテクチャはほんと長文読むのに適さない環境なんじゃないかとオールタイプな僕は思ってしまうわけですけども。

A4一枚分以上は紙で読みたい。

こういう人って結構いるんじゃないかなぁと思うわけですよ。

そういう人に対して誠実にあるにはどうしたらいいのかねぇって所はこの発達した世の中でも解決されてないんじゃなかろーか。

これってビジネスチャンス?ニートのボクでも起業してお金持ちになってセックル三昧(ここまでjkondo)、金で女は買えると豪語した挙句に証券取引法違反国策捜査の上つかまってあれやこれや的展開が期待できるかもーうはーすげー。

あ、ごめん妄想入った。

文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。

それこそ昨年末K-1みたいな。

お前2時間でいいじゃんみたいな。

ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。

ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。

まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。

そんな目で見ないでお願い。

それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生紫式部か。

終風日記極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。

挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。

切ないなぁ、ああ切ない。

大島弓子ばりに切ないよ。

伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。

大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。

昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。

あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。

なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。

しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。

非モテでわーわー言ってる人は『太陽の塔』でも読むといいよ。

あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。

PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメダモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。

しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。

皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。

ってかこれって物象化じゃないのか。

マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。

ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。

中二病といいたければ言うがいいさ。

でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。

さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。

どうせスルーされるんだろうなぁ。

ウェブで長文書いて議論してるのを見ると

いや、本人同士がそれでいいならいいんですけどね、どっちかが長文うぜーなーとか思ってたりする場合も多いわけじゃないですか。ただの野次馬である傍観者にとっては特にそうだと思うんですけど。はてブに「長い」とかコメントされてるエントリとかを想起していただけるとありがたいんですけど。どうもそういうのを見るとついついフォード・ピント事件なんかを思い出してしまうわけですよ。知らない人はググって下さいね。一応映画にもなってたりするんでお暇なら観てみるのもいいんじゃないかとオススメしますですよ、ハイ。(邦題『訴訟』原題『The Class Action』)そんなのめんどくせーよーという人の為には解説してるアドレス貼っときますね。(http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~cyberian/Ford_Pinto.html) んでリンク踏むのさえめんどくせーとかacドメインとか読んでもわかんねーよという先入観をお持ちのあなたの為に適当に解説しちゃいますと、フォード日本車に押され始めた時代にこれじゃいかんってわけでコンパクト・カーを売り出したの、ピントっていう。しかしまぁリーズナブルなだけあって結構売れちゃったりしたんだけども安全設計もリーズナブルだったのが問題になって訴訟起こされちゃいました。ちなみにアメリカ訴訟制度ってのはなかなか面白いもので、この手の訴訟だとあの有名な懲罰的損害賠償(企業が痛いな、と思う範囲まで賠償金額上げちゃっていいよ制度)と、Class Action 制度(同様の被害を受けた人は先人の訴訟結果にタダ乗り出来ちゃう制度、日本だと訴訟提起後結審前までは参加が許されたんだっけ、詳しくは知らないんでゴメンネ)のおかげで絶対負けられないんよね。損して得取れなんて無理無理無理無理かたつむり松下幸之助中内功ビックリな制度。ここら辺はまぁどうでもいいんで次行きますけど、訴訟開始前にディスカバリーって制度があるんですよ。この手の訴訟の場合被告の企業側に証拠ってあるもんですしね。それを原告側が請求できる制度なんですよ。といっても原告側もそんなに詳しく企業内事情を知ってるわけじゃあないんで請求内容がある程度曖昧にならざるを得ないわけでね、それを逆手に利用して、被告企業がそれこそ倉庫が一杯になる位の量の内部文書を送りつけるって行動に出るわけです。そんなことされたら困るよねー。原告側は何と言っても少数者であるわけだし、精査しようにも人件費が酷いことになっちゃうし、いかんともし難い状況になったよってお話(この先は映画見てね)。ちなみにこのテクニック割とメジャーなようで僕が講義を受けた国際取引法の先生商社出身)もやったことあるって言ってたよ。んでこれを最初の話に無理矢理つなげると、長々と文章書いて相手に対応してる人って、誠実に答えてるようでいて実は単に目晦まししてるんじゃないの?って疑問が湧いたよってお話。2chでよく言われるように3行までしか読めない、ってのは少々極端に過ぎると思うのだけれど、しかしそうそう長い文章を時間コストをかけて読めるわけではないよね、ってところはなんとなく理解してもらえるんじゃないかなぁ。世の中には楽しい事やしたい事ってのが一杯あって(セックル恋人とならタダだと思ってても多分風俗の方が安くて気持ちいいよ、次々入れ替わるから新鮮だし)とか食べ歩き(ってよりこんなところで食事してる俺/私って素敵欲望ドライブなんじゃないの)とかもっと寝たい(偽装請負ご苦労様です。所得隠ししなけりゃ設備投資費用も捻出できない世界有数の好景気大企業の下請じゃポイズン)とかデイトレード(まだやってる人いるの?)とか自己啓発はてなとFPNってこういう腐臭がするよね、どうでもいいけど。Lifehackだってw)とか宗教儀式明治天皇の声が聞こえる!!とかグーグルの狂気とか)とかさ)、ネットで議論なんてモノはそのうちの一つでしかないわけだし。しかもディスプレイとかブログっていうアーキテクチャはほんと長文読むのに適さない環境なんじゃないかとオールタイプな僕は思ってしまうわけですけども。A4一枚分以上は紙で読みたい。こういう人って結構いるんじゃないかなぁと思うわけですよ。そういう人に対して誠実にあるにはどうしたらいいのかねぇって所はこの発達した世の中でも解決されてないんじゃなかろーか。これってビジネスチャンス?ニートのボクでも起業してお金持ちになってセックル三昧(ここまでjkondo)、金で女は買えると豪語した挙句に証券取引法違反国策捜査の上つかまってあれやこれや的展開が期待できるかもーうはーすげー。あ、ごめん妄想入った。文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。それこそ昨年末K-1みたいな。お前2時間でいいじゃんみたいな。ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。そんな目で見ないでお願い。それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生紫式部か。終風日記極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。切ないなぁ、ああ切ない。大島弓子ばりに切ないよ。伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。非モテでわーわー言ってる人は『太陽の塔』でも読むといいよ。あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。(PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメダモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。ってかこれって物象化じゃないのか。マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。中二病といいたければ言うがいいさ。でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。どうせスルーされるんだろうなぁ。

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