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はてなキーワード: 長時間労働とは

2024-05-06

anond:20240506071617

炭鉱で男も女も子供長時間労働してた頃よりだいぶマシじゃん

長時間労働攻撃する割に低年収に容赦のないリベラルフェミニストたちは何がしたいの?

同じ理屈ダブルワークも攻撃するよな

コイツ日本を滅ぼしたいだけでしょ

男女平等の敵って経営者なのかな

ちょっと前まで家父長制を打倒すれば男女平等になると思ってたんだけど、

最近はてブ長時間労働が男女格差少子化の原因、っていう論調を見て、

経営者男女平等の敵なのかなと思い始めてきた。

男女平等に反する経営者社会から排除されるべきだと思うので、

そういう社会運動があったら参加したい。

何回も思うけど、男性が作り上げてきた日本社会って無能すぎると思う

最初に断っておくと現役世代男性無能なわけではない。

長時間労働によって高度経済成長を遂げ、男性が長時間働くのが当たり前になって、結果少子化が進んでいるのが問題

そりゃそうだろ。

毎日最低でも8時間

運良くホワイト企業就職できても月の残業20時間

結婚できても共働きなら家事育児する時間がない。

万々歳で出産できてもみんな保育園預けるので保育園パンパン、でも保育園落ちたらキャリアが終わる。

華々しいキャリアが終わるかどうかも書類つの運任せ。

こんなの子供なんて産める環境じゃないことくらい納税してる人間ならわかるよな。

毎日8時間労働というブラック環境法律作った男性や、それを変えない男性ばかりの政治家はこの大少子化時代責任とれんの?

2024-05-05

X(Twitter)のフェミリベラルママ垢の日本像ってかなり歪んでないか

https://twitter.com/yuppy_cc/status/1786263067829150095

3年育休取れるように選択できるようにしろっつってんの。

働く母親が、せめて幼稚園にあがるのと同じ3歳まで自分で面倒みたいと思って何かおかしい?

そもそも産後1年で復職するのがおかしいんだよ。いい加減にしろ

まずは発端の発言。これ自体愚痴なのでまぁこういうこと言いたくなる人もいるよね

次にこれへのリプ。

https://twitter.com/SDGs_2050/status/1786755371048313141

育休を1年も取れる制度があって実際に取得している人がこれだけ多いのは日本だけで、先進諸国での育休はもっと短くて母親は数週間から数ヶ月で仕事に復帰します。育休を長く取ればとるほどジェンダーギャップ指数が低下して欧米に遅れます私たちはいったい何を目指そうとしているのでしたっけ?

事実認識としてこれは概ね正しい。もちろん国にもよるけどね(ドイツ人男性日本男性より育休取得率が高いはず)。日本ドイツよりちょっと劣るが英米仏よりは遥かにまれていると言っていい。

アメリカ

→産前なし。産後無給で12週。大手優良企業では+4週程度あり。ただ肌感覚としては産後1-4週程度での復帰が多い。

イギリス

→最大52週。6周目までは有償90%だが以降ガンガン補助が減らされていくので概ね半年程度で復帰が多い。

フランス

子供の数にもよるけど産前産後合わせて半年程度。有償100%。育休は1年×2回取得可能だが補助は7万円/月で全然足りないので育休取得率は女性でも15%程度で実質的にはないに等しい。

ドイツ

→産前6週産後8週の有償100%。育休は3年あるが有償67%保障は1年までなので概ね1年で復帰。

日本

→産前6週産後8週の有償100%育休は1年で半年まで有償67%、以降有償50%

これについたリプがまぁ酷い。

外国ではベビーシッターを雇うからでは?

日本はそんな金銭的余裕もないし、産んだ母親が全ての家族ケアをやれと押し付けられるからだよ

シッター保育園枠もないのに1年復帰がどれだけ難しいかわかってんのかよ

それは海外シッター文化さらに無痛出産もある訳でそれをやりたいならまず日本政府がもっと育児ママが働ける環境作りをしなきゃいけないんだよ。

その分海外ベビーシッターなど子育て中の親をフォローする制度が充実してるので…

薄給保育士が働いている日本では無理だと思う。

預け先がない。

あー

日本には気軽に使えるシッター制度認知されてないのよね

海外と違い一般女性の稼ぎで雇えるものじゃない

そこが問題で、雇用安定させたくて女性を引っ張り出したのは政治だし、発想が逆よ

概ね、諸外国では保育が日本よりも安価で気軽に使えるという主張のようだ。

だが、この認識事実と大きく異なっている。

アメリカ

民間サービスなのでピンキリだがデイケア保育園)に月30万円、さらベビーシッターを追加というのが珍しくない。片方の親の稼ぎが全額保育で消えるのが標準的だ。

イギリス

→3歳からは補助ありだがそれまでは概ね月40万円くらい(ロンドン地方に行くともっと安い)

フランス

→6万円/月程度。公立保育園は空いてないことが多い。

ドイツ

収入連動だけど最大で8万円/月くらい。待機期間が長い。

いずれもシッターを雇えばもっとお金がかかる。

日本場合だと、都内世帯年収1000万円程度、2歳児を認可外に9時間/日、5回/週預けてるうちの場合だと諸々の諸費用込みで月5000円くらいだ。もちろん認可外の場合上限はないが。シッターを雇えば米英並みに要するけど。

まとめ

フェミしろリベラル左翼しろママ垢にしろなんでそんなに日本側嫌いなん?bioみてみたら妙に共産党とか立憲支持が多かったりもする。

日本否定したい気持ちはわかるけどそのために嘘は良くないよね

少なくとも先進国の核家族での保育に関して日本より恵まれてる国はほぼないよ。地域的な差はもちろんあるけどね

余談

アメリカ産後一週間くらいで復帰してる人を結構見るけど身体が頑健すぎんか。白人特有かと思ったけどアジア系でも結構見る。無理してないんかね

追記

なんかいっぱいブコメがついてた

なんで日本の例を2歳児にするのか。0歳児普通に保育料4-5万かかるだろ。基本的に1歳以上は不要とも思うけど、4月じゃないと入れない状況で、6ヶ月とか8ヶ月で保育園結構きつい。あとは病児保育と長時間労働だよな

これは言葉足らずですまんかったな。

単にうちが2歳児なだけで、0歳児のころから負担は変わらん。

3歳児以降は保育料無償化だけど、2歳児までは非課税世帯のみ無償化が国の施策

加えてたいていの自治体で2歳児まででも、第一子は30-80%程度、第二子以降は80-100%程度(うちの自治体だと第一子は上限4万/月、第二子以降は上限6万円/月くらいまで)自治体から補助が出てるよ。全部の自治体調べたわけではないけど。

から第一子のときは1.5万円/月くらいかかってた。今通ってる第二子は実質無償で、イレギュラーで保育をお願いする分を合わせて5000円/月程度。

歪んでるというよりベビーシッターが諸外国でも現実的でないならどうしてるか調べれば?ぱっと思いつくのは、日本だと虐待レベル放置が許されてるとかね。いや、調べなくてもいいけど、他人批判するなら調べれば。

答えの一つは香港(今の香港は知らんが5年ほど前まではやってた)とかシンガポールでやってる出稼ぎ外国人に窮めて低賃金シッターやらせ施策。人道的にどうかと思うが

ジェンダーギャップ指数13年連続1位のアイスランドを載せないのはわざと?1位の国は父母ともに取得する仕組みが整ってるよ。

人口35万人の国の制度がどこまで参考になるかわからんが、アイスランドは育休父母計で9ヶ月。いくら100%有償とは言えとても日本以上とは言えんぞ。法定で取得を義務付けてる点は優れてる(?)と言えなくもないが。

ジェンダーギャップ指数ランキング上げるために育休期間減らすべきって主張かな?

はてぶも育休延長目的落選狙い申請擁護ばっかだったね

これね、実態知ってたらとても賛同肯定もできんよね。

制度フリーライダーが増えたら締め付けが強くなるだけなのに

煽り抜きでそんな自治体どこにあるのか教えて欲しい。都内世帯年収1000万超なら保育料だけでも月5万くらいは飛ぶし、補助もでないような。“2歳児まででも、第一子は30-80%程度、自治体から補助が出てるよ”

リプにもあるけど例えば渋谷区

認証で7万円/月、認可外で4万円〜6.7万円/月

しかも保育の必要なし世帯でも2.5万円/月まで出る。

ここは手厚めだけど、似たりよったりの補助してる自治体はいくらでもあるよ

https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/kodomo-teate-josei/hoiku-josei/hoikuryo_keigen.html

2024-04-23

anond:20240422102755

現代社会における男性の生きづらさ

現代社会において、男性は様々な生きづらさを抱えています。以下はその代表的な例です。

1. 男らしさの呪縛

伝統的な男らしさのイメージである「強い」「感情を表に出さない」「一人で抱え込む」といった考え方は、男性が抱える生きづらさの根底にあります。このような考え方は、男性が弱みを見せたり、助けを求めたりすることを難しくさせ、孤立感や孤独感につながることがあります

2. 仕事と家庭の両立

仕事と家庭の両立は、男女共にとって課題ですが、男性にとっても特に大きな負担となっている側面があります長時間労働職場でのプレッシャーに加え、家事育児の分担が十分に行われていない場合男性は心身ともに大きな負担を強いられます

3. ジェンダー規範の変化への戸惑い

近年、男女平等意識の高まりとともに、ジェンダー規範は大きく変化していますしかし、男性の中には、こうした変化に戸惑いを感じ、自身役割アイデンティティ不安を抱く人も少なくありません。

4. 競争社会プレッシャー

現代社会競争が激しく、男性は常に成功を求められるというプレッシャーを感じています学業就職、昇進など、様々な場面で競争に勝ち抜かなければならないというプレッシャーは、男性にとって大きなストレスとなります

5. メンタルヘルス問題

上記のような様々な要因により、男性メンタルヘルス問題を抱えやすい状況にあります。実際、日本男性自殺率女性よりも高くなっており、これは社会的な問題として深刻化しています

男性の生きづらさへの対応

男性の生きづらさを解消するためには、社会全体で取り組むことが必要です。以下は、そのためのいくつかの例です。

男らしさの呪縛を解き放つ: 男性が弱みを見せたり、助けを求めたりすることを認め、支える環境を作る必要があります

ワークライフバランスの推進: 男性仕事と家庭を両立しやすいよう、制度環境を整える必要があります

ジェンダー平等教育の充実: 男女平等に関する理解を深め、ジェンダー規範にとらわれない生き方ができるよう教育する必要があります

メンタルヘルス支援: 男性が気軽にメンタルヘルス相談を受けられる体制を整備する必要があります

男性の生きづらさは、個人問題であるだけでなく、社会全体の問題であることを認識することが重要です。様々な取り組みを通して、男性が生きやす社会を作っていくことが求められています

2024-04-22

anond:20240421170643

そうかなあ、「男の負担を減らす」観点から見ればむしろ男にとっていいことずくめだと思うよ。

女性管理職が増えるということは、男性側は管理職長時間労働もやらなくていいことだよね。

女性徴兵を決めたデンマークのように、男だけが危険に晒されることもなくなる。

家事育児をやりたい男性は昔から多かったはずだし、専業主夫になれる男性も増えるだろう。

当然デート代も女性側が負担することになるだろう。

2024-04-19

人生とは結局運が全てなのか?

2人兄妹だが、兄は生来生真面目で娯楽らしい娯楽を持たず青春の全てを勉強に捧げ、いい大学へと進学した。しか卒業時期が氷河期と重なり、周りの友人があえて留年し景気の好転を待つ中、劣悪な条件で就職したものの、長時間労働パワハラで体を壊し、以降ずっと実家10年ほぼ寝たきりの引きこもりとなっている。

対して私は享楽的性格で、小中高とにろくに通わず親の財布からお金を抜き取っては遊び呆けて過ごし、大学へは進学できず専門学校経理を学んで卒業。時は氷河期から脱して売り手市場となっており、私は中堅企業新卒入社、その後、社内の中堅社員結婚し、寿退社し、出産。今は手のかからない二児の母となり、忙しくも自分時間を持てる生活を送っている。

兄と私の人生を見比べれば、報われるべきは兄のはずなのに、兄は社会的には失敗しもはや再起も望めず、一方私はまぁまぁ成功したと言える人生を送っている。結局は人生を決めるのは運が全てではないかと言う気がしている。

子ども達にはい人生を送って欲しいが、兄と私の人生を考えれば勉強すればいい人生を送れるのかと言うのも疑問がある。一般論として、勉強していた方がよりよい人生を送れる可能性が高まるってのも分かってるんだけどね。。。

2024-04-07

anond:20240407143250

したくない奴にやらせないように徹底するのは難しいか

雇用者からすると、進んで長時間労働してくれると都合がいい

人を育成するにもコストがかかるので、育てた一人が二人分働いてくれたらその分儲かる

当然みんなが望んで長時間労働してることにする

全員長時間労働させない方が簡単でわかりやすく公平なのは理解できるだろう?

anond:20240407141931

なるほど

長時間労働したくない人でも経験を積みたい場合長時間労働しないといけなくなる、上の人の働きたい人とそうでない人の間の話ってこと?

消費の話は今の世の中だと家でもいくらでも消費できるって思ってるからどうかなーとは思うけど、知り合いは外で使わないけどウーバーだのなんだので使ってるし

anond:20240407141931

リベラル特有のふざけた理論だよ

長時間労働なんてしたくない奴にやらせはいけないという話から何故そう展開するのか

anond:20240407140252

希望者が長時間労働できるようにすると、長時間労働する方が当然こなせる仕事量が多くなり評価される

また、こなせる仕事量が多いということは多くの経験が積めるということで、職場内で業務遂行能力に偏りができる

こうなると、望んでいない人間評価経験を得るために長時間労働せざるを得なくなる

望まない長時間労働は心身に負担をかけ、家庭生活にも影響を及ぼす

さらに、仕事をしている時間が長くなると、消費活動に使う時間が少なくなるので、長時間労働する人間が増えると経済活動が低迷する

被雇用者長時間労働害悪

anond:20240407130649

アメリカは君みたいなのが管理職になる

若い女性とかも多い

俺は年取ったおっさんエンジニアだけどエンジニアというのは長時間は無理

頭脳労働なので肉体労働と同じように1日でやれる限度というのがある

なので長時間労働とかではなくて出来たものの質で勝負するしかない

2024-04-02

リベラル思想が先鋭化すると、回り回って保守化するのが面白い

女性子供を守るべき」と言っているリベラルは、家父長制と紙一重なのを分かっているのだろうか。

女性を守るべき→危険なことや長時間労働はさせられない→女性地位が低下する

2024-03-30

新人時代トラウマを思い出したので吐く

この増田 https://anond.hatelabo.jp/20240328145307 を読んでいて、新人歓迎会トラウマを思い出したので書く。


新卒就職したのは、大手電機からリストラ分社され投資ファンドに売却された地方製造業…に、グループ内人派遣を行う人材派遣会社だった。

当時はリストラ分社化された直後で、まだ元グループ本社からの出向社員も残っていたし、元グループ会社看板も、営業網も使えていた。

それにに加えて、リストラ分社化された後で「これで迅速な意思決定ができて伸びるぞー」と言うお題目が信じられている頃でもあったと思う。

からか、当時入社するプロパー入社式はそれはそれは華々しく行われていた。


いや、華々しく行われていたのを、私たち派遣会社経由組は、敷地の隅にある人材派遣会社事務所のちっぽけか打合せ室の窓から見ていた。

プロパー新人記念写真撮影をしているのをみて、私たちはあっちいじゃないの?と少しは思うが、当時ピッチピチの新卒で疑問に思うこともなく。

派遣会社事務所から何かしら訓示を受けた覚えがあるが良く覚えていない。

簡単事務的な話だけだったので、そのまま配属先となる職場から主任が迎えに来て、職場へと向かった。大部屋式の事務室である

課長の所で軽く挨拶した後、課員に特に紹介されたりもせず、大部屋の端にガラス張りのパーティションで囲まれた「OA室」と呼ばれる部屋に連れて行かれ、ここがお前の席だと座らされた。

周りには同じく派遣できている人たちが数人いるが、みな黙々と仕事をしている。一応会釈はしてくれるが特に会話もない。部屋の中にはサーバと古めかしいブラウン管モニタがついたCAD端末がうなり声を上げている。

15インチスクエア液晶DELLの型落ちデスクトップを渡され、いきなり赤が入った原稿に従ってWord文書を直していくと言う仕事を振られた。

当時ピッチピチの新卒で今のようにくたびれていなかった私は、緊張して違和感を感じる暇も無かったというか、違和感を感じるような知識も無かった。


それから数日して、プロパー新入社員挨拶にやってきた。「全員集まれ」と声がかかって大部屋の中心にみんなで集まり、彼らが新人だと紹介される。実際に配属されるのは8月お盆明けからだが、と聞かされた。

何で8月なんですか?と、少しは話をするようになっていた主任に聞いたところ、彼らにはみっちり新人研修があるのだとのこと。

すごいね

グループ会社から分離したけど新入社員教育は合同で行って、元グループ会社本社にて集中的に研修するんだって

すごいね

そうして彼らプロパー新人新入社員教育を受けて、定時退社している間に、自分はみんなにシェアされる雑用便利人としての立場を明確にしていった。

忙しくなると投入され、ろくにスキルも身につかない雑用をやる。どの課に所属しているのかと言うことも曖昧だった。業務調整をする上司というもの存在しなかった上に、ひとヤマを超えると別の社員の忙しい案件に投入されるため常に長時間労働であった。OJTと言う言葉すら無かったが、仕事特性上、割り当てられた仕事が終わらなければ終わらない。やらずに放置しても誰か別の人がやってくれるわけではない。溺れながら仕事を覚えていくことになる。

このように同じ職場メンバーとしての一体感が生まれる事も無かったが、一つだけ一帯運用してもらえていたものがあった。それが「タイムカード押し」である。だいたい19時30分を回ると係がタイムカードを回収しに来る。彼にタイムカードを渡すと、私が自分で押さなくてもかわりにタイムカードを押してくれるというサービスである

いや、サービスしているのはこちらか。当時ピチピチの新卒であった私は、それが当たり前だと思って、深く考えなかった。いや、考えようとしなかった。


さて、この内容を何故標記増田から思い出すに至ったのかというと、積み重なった違和感が爆発したのが、新人歓迎会だったかである


時は流れて8月プロパー社員新人正式職場に配属された。配属されて行われるのが、新人歓迎会である

今までも全体の飲み会らしきものは行われているのを知ってはいたが、私がいる「OA室」の人間は誘われることは無かった。しかし、新人歓迎会忘年会だけは別らしく、出欠席の紙が回ってきた。

私は、これを自分も歓迎してくれる会であると疑わず、出席と記入した。会費は7000円であった。高い。正直、月給額面残業代込み174,000円からその金を出すのはかなり痛かった。痛かったが、仕方が無いと思った。

そうして、久々にリクルートスーツに身を包んで、会場に着いたところ、以下の様な事が分かった。

なお、記念品として贈呈されたそのハンドブックは「仕事必要から」と言われたので私は自分で買っていた。彼らの初任給は、私が当時付けられる限度まで残業を付けてもらうのよりも、一切残業せず3万円は高かったはずである

偉い人のよくわからない話を聞いて、乾杯して。新人代表のよくわからない決意表明を聞いて。なんか意味のわからない余興が行われていたのはぼんやりと覚えているが、途中でなんか気持ち悪くなり、料理も食わずに会場を抜けて家に帰った。

今なら、7000円も払ったのだからせめて夕飯代ぐらいは浮かしてやるぐらいの図太さは身につけたが、当時ピチピチの新卒だった私にはそんなものはなかった。


ちなみに、頭の中をぐるぐる回っているぐちゃぐちゃを吐き出して落ち着けたのはインターネットであるもっと具体的に言うとこの増田はてなAnonymousDiaryのおかげである。ここで無茶苦茶愚痴を書いて、みんなにそんな会社やめちまえよって同情してもらって、やっぱりおかしいよね?おかしいよね?、と整理ができた。

そうして、スキルを磨いて、勉強して、戦略的に行動する事を心がけるようになった。

みなさんのおかげです。どうもありがとう。当時の増田がどれぐらい残っているかは、まぁ、わかんないくらい昔の話ですが。


さて、その後だが、元グループ本社ブランドが使えなくなり、営業から外され、元グループ会社格安で担っていた間接機能自分でやらなければならなくなり赤字に転落。

グループ本社から出向で在席していた人々…つまり売却に至っても本社転籍させなかった優秀な人々…が徐々に去って、さらに買収した投資ファンドからクビ切り役人みたいな連中が送り込まれプロパー社員ボーナスが年3ヶ月分吹っ飛ぶ、労働組合が元グループ会社組織から外されて見捨てられる、福利厚生が自社独自に切り替わる、など労働条件改悪、激変が続く事になる。

当然元グループ本社と共同で半年以上かけてじっくり行われる新入社員教育なんてものは翌年以降は蒸発しなくなった。新人は極簡単ビジネスマナー講座と図面の読み方みたいな軽い教育を受けて入社後数週間で職場配置されてくるようになった。

同時に、派遣社員が増える事になった。それも元グループ本社系列グループ内向けの派遣会社(つまり私の所属会社からではなく、他の派遣会社から人材が投入される。金は無いが、今までグループ本社機能依存していた部分を自社化しなければ行けなかったからだろう。

さら賃金が高い社員を中心に退職推奨と言う名のリストラが行われ、その代わりに派遣社員が加わるという事が特に現場系で進行する。更にラインまるごと海外EMSに出されるようになっていった。

しかし、プロパー社員派遣社員を切り分けて考えると言う企業体質や文化はそう簡単に変わるわけもなかった。妙な壁がずっとある。お給料から命令系統食堂の食券価格や給茶機の掃除当番まで妙な区別が残り続け、それが原因でか、不合理で業務効率が上がらないことおびただしい形だった。


ただ、そうして、会社は一応は黒字になった。筋肉質になったと宣伝しているがリストラ黒字になるまでやるからリストラなのであって、黒字になるのは当たり前である

そのタイミングで、元グループ会社本社最後まで持っていた20%程度の株式を完全に売却する事になった。完全に手切れである。私が入社して6年ほどが立っていた。

そこで、私が所属している派遣会社も完全に撤退する事になった。元グループ本社グループ内向け派遣会社であるからである


最後に、その後私がどうなったかを書かせてほしい。

かつて敷地内にあった派遣会社事務所はとっくになくなっていた。同期もみんないなくなっていた。

そして、私に提示されたのは、派遣会社から派遣元の会社正社員として転籍しないか、今と同じ仕事を続けられるよ、という誘いだった。

もちろん、断った。


会社側は、まさか正社員になれるのに断ってくるとは思ってもみなかったようである。それはそうだ。特に人事部門などは、痩せても枯れても元大手企業工場地元で最も安定した職場で誰もが就職したがる、と言う御山の大将であったからだ。

から自分たちの仲間に迎えてあげることが最高の報酬だと思っていた節があった。だからせっかく人事に交渉して入社できるようにしてやったのに恩知らずが、みたいなことを言われたこともあった。

さて、断った結果どうなったかとと言うと、派遣会社としてはもう派遣業を拡大していないこともあり同じ地域では仕事がないといわれた。そのため別の地域に転勤になるがよいか、と。もちろんOKと言った。願ったり叶ったりだ。

そうして新しい派遣先を探るからと言うことで、改めて所有している資格などを申告せよという事になった。コツコツと勉強してとりためた資格などを開示した結果、ちょうど人手不足タイミングと重なり元グループ本社のR&Dに派遣が決まる。

引継ぎ屋マニュアル作成をこなしながら異動の待機している間に、こんどはなんと所属派遣会社グループ本社吸収合併される事が決まった。

本社のR&Dに派遣ではなく異動という形で、あっと間にグループ本社正社員になることができた。神風が吹いたと言える。


そうして今ではそれなりに暮らしているのだが、そんな今でも「新人歓迎会」と言われると、あの悪夢新入社員一年目が、悪夢ホテルでの夜が頭をよぎるのである

からみなさん、相手所属がどこだとか考えずに新人には優しくしてあげてほしい。あなたにとっては毎年来る新人かもしれないけれど、新人にとってはたった一度の新人時代なのだから

また、新人の皆さんも、なんかおかしな事があっても人生何事も塞翁が馬である。よいこともあれば悪い事もあるが、前向きに、やってきたチャンスを掴んで離さない程度の握力を常に鍛えておく事ができれば、道は開いていくのである

頑張ってほしい。

2024-03-26

anond:20240317114841

死なないかなこいつ

今までコレが回ってたのは

たまたま長時間労働でも死ななかった奴にのっかってただけ

キーエンスみたいな高収入でもないのにハンドル握ってた奇特な人々のおかげ

それが今までどおりに回ると思う方がどうかしてる

お前ら不便になるぞ!

って騒いだところで知るかよ

脅して人殺し共犯にするんじゃねえよ

国が動くほどのエビデンス積み重ねた挙句規制されたからって泣き喚きやがって

被害者ヅラビジネスゴミカス

送料無料が無くなったり日時指定不可に文句言ってる虫どももだけど

今まで人殺しながら維持されてきたサービスに乗っかってたんだから人殺しのツラはしとけよ

2024-03-21

anond:20240321203806

日本20歳バイトで500万貯金は無理じゃない、よほどやばいバイトか超長時間労働でないと

ワーホリで一日八時間労働で500万貯金に勝る選択肢あるとは思えん

大学生アクティブオタク自称してて、出たアニメ漫画ゲームに片っ端から手を出して、

コミケライブかに夜行バス弾丸ツアーとかしてて、就職する時、

「こんなんだったら東京に住んだ方が安上がりじゃんwww」ってノリだけで東京企業就職したんだけど、

薄給長時間労働・高物価で、お金がない上、仕事だけで疲れ切っているので、

アニメ漫画ゲームもやる余裕がないし、一度追跡が途絶えたら再開する気力もなくなった。

アニメ漫画ゲームもやらなくなったらイベントに行く理由もなくなったので、

東京に苦労して住んでる理由もなくなって、毎日仕事にすり潰されているだけの無趣味人間となった。

こんなことな地元適当公務員でもやってればよかったなぁとぼんやり思ってる。

2024-03-18

旦那家事しない(事実1)

うちもうちも!(事実2)

男性女性ケア押し付けてる(仮説1)

故に男性ケア能力が低い(仮説2)

独身男性寿命が短いのはケア能力が低いから(仮説3)

みたいな感じで、白ハゲ漫画に対する共感から属性全体への偏見までがシームレスに繋がってるよね。

長時間労働ケア外注できるほどの収入はなくケアしてくれる人もいない独身男性なんていくらでもいると思うんだけど。

(仮説2)辺りでそれは男性蔑視だ、とちゃんと言うべきなんだろうけど、

はてななりXなりで言うくらいで、それを発信できるチャンネルがないというのは辛いところだと思う。

anond:20240318104642

女をあてがえの是非はともかく、弱者男性だって自分たちの生きづらさを主張することは重要だよ。

それこそフェミニストのやり方を参考にすればいいんじゃないの?

長時間労働過労死、遺族年金男性差別親権母親優遇など改善するべき問題は山ほどある。

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