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2024-01-23

作中でマイナスの要素として出たものだが深く心に残ったセリフ

サイモン・シン宇宙創生」(上)の中にこんなセリフがある

文明に対する最高の定義は、文明人は万人に対しての最善をなす、というものだ。それに対して野蛮人は、己ひとりにとっての最善をなす文明とは、人間の身勝手さに対抗するための、巨大な相互保険会社のようなものである。」

これはハッブル宇宙望遠鏡などに名前を残し、いけ好かないイギリスかぶれの所作が鼻につきはするが「この1000年で最も重要な功績を残した世界人物100人」にも選ばれる天文学者エドウィン・ハッブルに対し、保険会社に努めている父親が『天文学なんかじゃなくて人の役に立つ法律の道に進め』みたいなニュアンスで現れたもので、ストーリー上はマイナスの要素として出てくる。

しか自分は「宇宙創生」を読んで一番心に残ったのがこのセリフで、なるほどなーハッブル父いいこと言うなーと思ってしまったのだった。

みんなはそんなセリフある?

ちなみに「宇宙創生」で次に心に残っているエピソードケプラー師匠で、付け鼻で、おしっこ我慢しすぎて死んだティコ・ブラーエかな。面白いのでみんな読むといいよ。

2024-01-18

フリーレンわからない人間が来てやったからお前ら俺をトレーニング木偶人形にして俺たちを啓蒙してみろ

からない所を10個言ってやるから頑張って答えろ。

シンプルだろ?

フリーレンって今何歳?エルフ長生きって言うけど結局何歳まで生きるの?案外500歳ぐらいで死ぬの?

フリーレンは人間で言うと今何歳?若い体のまま突然死ぬ種族で実は本当にもうお婆ちゃんだったりするの?

フリーレンの魔力量>アウラの魔力量らしいが、それならもう最初からハイパーフリーレンビーム一方的に焼き払えばよかったのでは?

④魔族よりエルフの方が魔力高いなら別にさないでも正面から殺せるんじゃね?

⑤ヒンメルはフリーレンと恋愛しなかったことになってるらしいけど、二人が秘密にしてるだけでどっかで10年ぐらいは付き合ってた可能性も0なの?

魔王って結局何だったの?倒しても世界から魔物も魔族も消えてないじゃん?

僧侶魔法使いは使ってる魔法タイプが違うだけでは広義ではどっちも魔法使いってことでいいの?ハイター達が使うのは魔力とは別のエネルギーだったりする?

ハイターは生臭坊主と言われているけど、女神様の教義に反することをしたら奇跡を使うことに支障が出たりしないの?チー付与ではパチンコをすると魔力が下がるらしいけど

フリーレンの師匠人間なのになんであんなに強かったの?バグ

⑩シュタルクがドラゴン普通に倒してたけど戦士ってどういう原理あんなに強くなるの?強化系の念能力なの?

ちょっと面倒くさいのもあるかもだけど、普通に読んでれば感じる疑問だよな?

誰か答えてくれよー!

2024-01-16

元増田ですけど、なんか誤解があるのでいくつかだけ蛇足を。


  • 「弱ってきたから言っている」ではない

日頃、ブクマもしてるんですけど、結構からブクマにも松ちゃんイタイわ、とか言っているので、そういうことではないです。

しろ「色々イタい人だけど面白いとずっと思っているし、一方で、熱量強く好きだった時でも「この松ちゃんなんだかなぁ…」といやな気持になること結構あったので、それを、なんかいいように/または悪いように歴史修正されたくないなぁと思って書きました。

昔は天才セックススキャンダルが起きた今は凡人と言いたいわけではないです。

「(下半身倫理観も、そしてお笑い能力においても)ダメなところもたくさんある、でも面白い芸人」だと思っている人が、ここにいますよー、と言いたかったのです。

「あの癇癪は面白がらせようとしてやってんだよバーカ」という見解理解できますし実際そういう側面もあると思う。でも、どちらかと言うと「コントロール不能な癇癪が出てきてしまったが、周囲の協力もあって何とか笑いにできた時もあった」という程度だったんじゃないかなあ。記憶が美化されてない?

そういえばHEY3で誰かとテトリス対決やって勝てなくて癇癪起こしてたこともあった記憶が。私そのころはもう「ダウンタウンの出てるTV全部見る」みたいな状態ではなかったので又聞き&その時に聞いた友人たちから批判的なニュアンスが強かったんですよね。

放送室のどこかの回で「別の松本が出てくる」というような話をしていた回があったかと思うので、誰か音源を持ってる人が居たら確認してくださると。ラジオ番組CDを出してたんで、持ってる人は持っていると思います。言うこと聞かないもう一人の松ちゃんがでてきてもーてたな、とか高須ちゃんに言われてた記憶があるので、おそらく「笑わせようとして制御した癇癪」ではないのではと私は思っています異論ももちろんあるでしょうが

  • M-1は終わりやろ

私も分かんないんですけど、吉本興業ABCが終わらしてくれない可能性は小さくないんじゃないかなと思っています

もちろん多くの芸人さんにとって「松本人志に高得点を入れてもらいたい」というのは、強いモチベーションになっているとは思いますが、リアルタイムダウンタウン漫才コントを見ていた層はもう審査員席に座っている世代で出場者も当然若くなりリアルタイムダウンタウンお笑いをやっている」ところは見てない人たちが大半。「松本さんの評価が高かった」という形骸化されたトロフィーのようなものになっているのかなーと思ったりもするので。

出場者数も馬鹿みたいに増えているてその分「M-1運営で飯を食ってる人」も増える。あとはM-1は決勝メンバー営業ツアーをやったりしているらしいし、中川家サンドイッチマンナイツ漫才ツアーという(すごく楽しそうなのだが行ったことがない)、儲かるショーバイとしての広がりも見せている。M-1で稼ぎたい人が多くなればなるほど、松本審査員から降りようが、大人のショーバイの都合でM-1マストゴーオンする可能性は高いんじゃないかなぁ。確か、after紳助M-1再開後の年は、松ちゃん紳助への仁義もあるし的なことで審査員をやってなかった記憶がある。それでもまぁM-1は行われたし次の年にシレっと松本人志は審査員席に座っていた。松本さんもそういう風にやっていたわけですし。

お上品ではないです。お上品ならダウンタウンでげらげら笑わないと思う。下劣だったり差別的だったりするのもお笑いだし多くは許容できるんですけど、私は女なこともあってか、ミソジニーが強く出ているネタは、ダウンタウンだろうが別のお笑い芸人だろうがちょっと笑われない時があります。それは上品からではなく、私の「なんで笑いたいのに不快気持ちになるんだ」という個人的な都合です。

「皆好きだって言ってるけど、どうも乗れない零れ落ちるミソジニー感を受信しちゃってどうも…」ということで言うと、バカリズム和牛ニューヨークブラックマヨネーズさらば青春のとか、面白いネタも多いしお見掛けするとゲラゲラ笑う時も多いんだけど、なんかどうもなー、もうちょっとちゃんミソジニーがこぼれないようにジップロックのふた閉めてくれへんかなーって思う時もある。それはダウンタウン若いころにも思っていました。

でもこれは私が女で、ミソジ強い人がどうにも苦手という個人的事情であって、上品からではない。上品な人はそもそもお笑いを見ないだろう浄瑠璃とか見てるんちゃう知らんけど(浄瑠璃世話物できわめて上品ではない話だったりするけども)

そういえば、寄席落語を見ていると噺家がよく言うマクラで、白杖の人(目が見えない人)が客席にいたら出来ないネタがある、というのがありますね。師匠から連綿と小さい寄席で続けられてきた芸ならではの処世という感じ。お笑いってのは根本的に上品ではありえないし、それを言えば人間根本的に下品だしね。

ハマタさんについては、故ナンシー関消しゴム版画家)の「いま日本で一番メガホンが似合う男」という言葉があって、まさにそれが言い表しているのかなと思います。あとは水ダウの「結果発表~~~~!」の企画とかね。

松ちゃんという天才相方として諦めたこととかも結構あるのかな、とたまに思う時はある。徹底的に「回答者席」に座ることがないんだよねハマタさんは。その代わり日本で一番メガホンが似合うし結果発表の声がでかい

たけしが松ちゃんとのインタビューで「相方能力がすごいのが羨ましい」って言ってたのを覚えている。たけしはなぁ、相方きよしさんだもんな。きよしさんは今回の件でもXでいっちょ噛みしてて笑った。

息子さん(ハマ・オカモト)のベース死ぬほどくっそ上手くてカッコいいのとしっかりとしたタレントさんでもあるので、ハマタさんはかなり良いお父さんなんじゃないかなと思ったりしている。

愛人がいる報道は定期的に出てるけど女性から被害訴えが今のところないので、それならば当事者間(ハマタさんと家族愛人)の問題ですね。まぁどっちかと言うと下半身はたけタイプ(ヤリコンではなく愛人)なのかなと想像。しらんけど。


(誰も読んでないだろうけど追記

そういえばハマタさんは「回答席に座ったことがない」どころか、ひな壇や「その他大勢の場」にセットされたことが、ほぼ無いのではと気づいた。松ちゃんは「大喜利回答者の一人」になっていたけれど、ハマタさんは若手の頃からずっとMCだ。

「ひな壇に大勢芸人を並べて…」というバラエティスタイル自体ダウンタウンが作ってきたような面もある(DTDXなど)から、というのもあるからひな壇経験がないということもありそうだけれど、例えば「one of コメンテイター」みたいな場所にいるところも見たことがない。しいて言えば笑っていいともか。そりゃダウンタウンはいいとも嫌いだったのも納得できるし、逆にハマタをひな壇に座らせたらずっとそっぽ向いてリアクションとか絶対に取らなそうだ。

ハマタは生まれ持ってのメガホン男なのか。

2024-01-15

ダウンタウン、好きだったんですよ。

蛇足を補足しました***************************

https://anond.hatelabo.jp/20240116110533

訴訟をうけて更に心に湧いた感想を書きました(24/1/24

https://anond.hatelabo.jp/20240124115643

以下本文*************************************

中学生就職するぐらいまで。80年代の後半から2000年すぎぐらいがピークで好きだった。

東京に住んでるんだけど、雑誌で「今大阪ではダウンタウンっていう面白いコンビがいる!」という記事を見かけて、大阪に住む従弟にお願いして4時ですよーだビデオを送ってもらってクラス友達と見たりしていた。関東地方だとなかなか見られなかったから渇望感もあって、東京で見られる番組が始まった時はすごい熱中して見てたなぁ。夢で逢えたらも深夜の1回目から見てたし、ガキの使いも第1回からごっつええ感じパイロット版の時から楽しみで、レギュラー番組始まってもリアタイで見てた(彼氏デート中でも今日はごっつリアタイするから帰る!といって家に帰ってた)。笑っていいともも録画して見てた。現実で追っかけしたりはしなかったが(面倒なので)、ガラの悪い言葉を使い攻撃性の高い悪いことをだらだらと話すガラの悪い二人組が新鮮だったし、実際とても面白かった。

面白かったんだけど、どうしてかいつの間にかあまり見なくなり、そして「あーあ」と思ってしまうようになった。なんでそんな風に自分が変化したのか、大昔の面白くて夢中だった時の記憶を掘り起こしてたのだが、そうすると、今回の事案にもつながるような「あー松ちゃんのこういうところ嫌いやー」って思うところがリアタイ当時から結構多かったなと思い出してきた。嫌いなところが結構あったのに、それでもダントツ面白かったんだけどね…。

松ちゃんはかなりの癇癪持ち。癇癪発動中のシーンが苦手だった。「ごっつええ感じ」という番組は日曜20時~毎週1時間バラエティ番組で、コント企画コーナーのほかにチーム対抗でゲームをやるコーナーがあった。そのゲームでうまくいかないと松ちゃん簡単に不機嫌になり癇癪を起こす。持っている道具を投げたりとかする。なんで面白がりたくてTV見てるのに不機嫌な人を見続けなきゃならんのか…とチャンネルを変えることもあった。今思うと、短気の癇癪持ちは年を取っても治ってないどころか悪化してたんかなと思う。

  • 割とたまにスベっていた

彼らがまだ若手のころ、深夜で大喜利番組ダウンタウン汁、だったかな)をやっていた。もちろん松ちゃん面白かったが、同時にそこそこの打率ドン滑りもしていた。大喜利センスは実は本人や周囲のイメージほどは高くないんじゃないかなと当時から思っていた。その番組だと突出してたのは板尾で、コンスタント打率がいいのは今田、たまにすごい面白いのは東野ほんこんさんは当時も今も変化なく面白くなかったがそれはまぁ今回の件とは関係ない。

この「松本ファイトスタイル大喜利」は今のお笑いの礎になってることは確か。でも一方で、みんなが大喜利楽しむようになって、松ちゃんより大喜利上手い芸人たくさんいるね…とも思う。いい時代になった。

松ちゃんは、ドン滑りしたあと照れてかわいくなってる時もあるが、えーなんでぇ!とデカい声で不満を言ったりジャッジをしていたハマタ悪態付いたりしたり、回答席に並ぶ後輩たちに嫌味を言ったりと滑ったあとのおムズガリがすごかった。この癇癪が発動していると、何でこんなの見てるんだとお笑い世界から正気に戻り私はTVを消して寝ちゃう

ベストセラーエッセイも読んだ。それなりに面白かったのだがそれよりも賢さがあまり感じられない文体で、分かってはいたが正直少し引いた。たけしの週刊誌連載はたけしが喋ってるだけでライターが書き起こししてるが松本自分で全部書いている、というのが喧伝されていたが、喋り起こしの方が口語体雰囲気が残って逆に賢くなさが目立たなかったんじゃないか。当時は大学生中学生相手塾講師をやっていたのだが、中学生の作文みたいな感じだな…と思った。内容や主張は、まぁTVで日々見聞きしてることとそこまで差がなかった。

知的ではない、ということで言えば、ダウンタウンタモリとの相性が良くなかった。笑っていいともが楽しくなかった、というのは後に本人も言っていたが「タモリを中心に和気あいあい出演者がしゃべっている」のが嫌だったという趣旨のことを言っていて、改めて、まぁそうだろうなぁ…としみじみする。

  • 自分が一番正しい!と言い放つ人だった

松本人志と高須光聖放送室というラジオ番組が始まって、しばらく聞いていた。思えばこのラジオ番組が、私にとっては好きなタレントではなくなっていく過程番組だったんじゃと思う。ラジオ番組の中で悪い遊びをした話などが語られていて、こちらは社会人になっていたので、芸人とは言えうーん何か、と思うようになっていたのもある。「悪い遊び」は要するに今般話題になっているような遊びだったんだろう、高須氏はどちらかというとその遊びには混じってはいない様子で、「悪い遊びの話を適度にマイルドにして話させる」役割。そして内容がやばすぎそう…となると「ええなー自分、でもほどほどにしときーや」とか言っていたので、一部のブコメで「女衒放送作家って高須ジャネーノ?」というのは、知らんけどたぶん違うと思うで?と言っておきます

高須氏に諫められた後の松ちゃん聞く耳持たず、俺が一番正しい!と叫んだりする。例えば社会問題アメリカが嫌いだという話とか、女性差別度の強い話など)テーマの時も、あまり行き過ぎないように窘めるニュアンスの合の手を入れる高須ちゃん松ちゃんだんだんイライラしてキレる、というのも、年に両手の数では足りないぐらいはあったと思う。やっぱりイラチよね…「間違ってようが、どうあっても俺が正しい!」という感じだった。知性がね、ないんだよな…

音楽番組HEY!HEY!HEY!」を見ていて、本当に音楽興味ないんだなぁこの人、と思っていた。長渕剛は好きらしいので、音楽に興味がないというよりも自分と異なるものには興味がないのかもしれない。

そもそもあの番組歌番組のはずなのに歌の尺が短い(ダウンタウンとのトークが皆さんのお楽しみでしょう?という)異色の番組だったのだが、トークの中でアーティスト創作の苦労っぽいことを話し出すと、松ちゃんトークギアが1段さがって熱くなっていくことがよく有った。俺たち生み出すもの同士の苦しみありますよね!と。まぁそうかもしれんけど、トーク番組なのだゲストの話もっと聞いてよ…乗っかるならお互いの生みの苦しみを面白おかしく喋るのが仕事じゃん…と思うのだが、松ちゃんはただ共感するだけのことが多くて、なんていうか「特権性」をアピールしたいんだろうなと理解した。当時はダウンタウンの人気が権威化しつつある時期だったのでアーティストの方が「松ちゃんと僕たち同じ生みの苦しみ抱えてますよね!」とヨイショ成分も混じえつつ盛り上がっていたから、まぁいいんだろうけど。

そしてこれも「俺は特別なのだから特別扱いされるべき」という、おそらく彼が今でも思っているだろうことを補強していってしまっていただろうなとも、まぁ後付けだけど、考えたりする。

  • 映画は向いていなかった

ごっつええ感じTV局との複数もめごとで終わり、コントDVDを作った(面白かったよ)が一部の好事家にしか受けず、カルト的な人気があった深夜番組(一人ごっつシリーズ)をやっていたが、長く続けられる番組ではなく(発想力だけで何でも何とか出来るほどの天才ではなく。まぁそれができたら人間ではないと思うし)、ある時期から映画を作る方向に向かっていった。

まり評判が良いとは言えない「大日本人」を作る前から雑誌映画評の連載をしていた。これが、知識不足による滑り気味のツッコミ的外れ評論も多くあまり面白くなくて、会社においてあったその雑誌をたまに見るたびに、これ映画作るとしたらやばいんじゃないかな…と思っていた。映画総合芸術です、という言葉の真偽は分からないけど、少なくとも2時間近くのストーリーを作って落ちまで持って行く、というのは、彼には向いてない仕事だったんだろう。映画進出については、まぁ色々思惑(吉本映画祭やりたいからとかね)もあろうが、たけしを意識したのかなぁ…どうだろう、でもたけしにある知性とリリシズムが、松ちゃんにはないんだよな。

そういえば、当時、たけしと松ちゃんの対談を何度かしていて、聞き出したい松本&はぐらかし哲学するたけしの噛み合わない対談が 面白かった。たけしは年を取るとお笑いは続けられない、反射神経が衰えると言い、それに松ちゃんは食いついてた。じゃあ筋肉付けていこう、ということだったのかな、知らんけど。

頭悪くても金が無くても面白くできるのがお笑いであって、もっと言えばそれこそがダウンタウンが生み出して作り上げていったお笑いだった。とにかく面白かったし、今だって当意即妙コメントとかやっぱり抜群に面白いと思う。

それまでの芸人世界では、知性の代わりに師匠について修行するという手段があったわけだが、師匠がいない吉本芸人第一号でもあった彼らが見せてくれた発想の笑いはとても新鮮で切れ味が鋭くかっこよかった。

でも物理的に年を取り、そして社会も思ったより速いスピードで変化している時に、知性も修行による積み重ねもなく、他人対峙自分と向き合い笑いを作り続けていくのは、やっぱり簡単じゃなかったんだな。

発想って心身の老化とともに多くの場合は衰えるし、ウィークリーで進むメディアデイリーで流れていくウェブ世界で「王様」でい続けるのは難しい。「松本、動きます」の宮迫騒動の時にもばれてしまったがSNSの使い方も絶望的にダメだし。

若いうちはアナーキーさとして好意的にみる人もいた(それが理由で嫌いな人もいた)、気に入らないものすべてに噛みついていくスタイルは、今のように「お笑い権威」のようになってしまったら、単なる癇癪持ちハラスメントしかない…。権威を捨てるかハラスメントを捨てるかしないと、社会ニュースに頭の悪さを露呈するコメント垂れ流す仕事ぐらいしかできなくなっちゃうじゃん。

爆笑太田じゃないが「椅子からコケ王様」をいつか演じることができればいいけど、まぁあんまり期待はできないかなぁ今のところは。

松本人志がお笑い世界からいなくなったらどうなる、という声もあるみたいだけど、まぁ全然ダイジョブじゃないかなぁと思う。島田紳助レギュラー何本も人気番組抱えてて引退したけど、お笑いバラエティ番組マストゴーオンだ。M-1審査員紳助引退からの復活で積極的に若返りを図っていて、むしろ松ちゃんいなくても大丈夫な筆頭だと思う。今の若手は(口ではもちろん最大限の敬意は言うだろうが)「松本人志に評価される」ことの重さもかなり軽くなってると思うし。

2024-01-08

anond:20240108182126

なんで隠すんだよって話


師匠小室直樹見習えよ


田中角栄捕まった時にコメンテーターしてたワイドショー番組

黒田清隆奥さん殺しても罪に問われなかった!総理大臣たるもの能力があれば罪に問うべきじゃない!」

って喚き散らして出禁になったその真っ直ぐな姿勢

(ちなみに黒田清隆はそれ以前にも船の上で船長口論になり、あまりにムシャクシャしたので大砲ぶっ放して漁村の小さな女の子を殺してしまたことがある。ちなみにこれも無罪)

anond:20240108073335

落語では、“ニン(仁)を知れ”という教えがあります。ニンとは、もとは歌舞伎用語で、役者によって異なる“芸の骨格”のこと。身の程や自分自身人間性を指す時にも用いられます。例えば、私の場合は、“口が悪い、喧嘩っ早い、先輩に歯向かう、これがお前のニンだ”と、師匠方には言われます。だから、多少の乱暴な語り口もご愛嬌。それがキャラクターとなる世界なんでね」

https://brutus.jp/auger_ryuteikochiraku/?heading=1

2024-01-06

anond:20240105184205

SNS春風亭昇太師匠結構な言われよう」って何だと思ってX(旧:Twitter)で検索したら

芸人かぶれの奴が高座の批判の後に匿名だと流石にアレだからとか言って

本名顔出しするという凡百のネット民ではありえない行動に出て話題になったみたいだな

これ明日の一之輔師匠生放送ラジオでイジるのかなー

一之輔SNSもやってるし耳聡いしなー

2024-01-05

高校生の時に林家木久扇が来た

今日SNS春風亭昇太師匠結構な言われようだったのを見て、自分高校生の時に林家木久扇師匠地元に来た時のことを思い出した。

高校2年か3年の時に、文化学習という名目地元文化会館で落語を鑑賞するという機会があった。

出演者笑点で有名な林家木久扇師匠一門。私は東北地方都市で、人口10万人を下回るこの町に有名人が来るなんてと胸を踊らせたが、同級生の大半が興味なさそうにしていた。

いざ始まるとお弟子さんが先陣を切って落語披露してくれた。内容は面白いのに、女子生徒は明らかにまらなさそうにしている。別に主催者でもないのに、私は申し訳なさを抱きながら高座を見続けた。

そして、林家木久扇師匠の番が来た。流石にテレビに長年出続けているだけあってか場内は待ってましたという万雷の拍手

どういった内容だったかは忘れてしまったが、落語に興味がない若者相手でも笑えるようなものだったはず。

始まって数分。1時間以上も落語を味わった高校生の反応が重い。最初は期待が勝っていたものの次第に疲れが出てきたのか笑いが薄い。

そんな中で木久扇師匠が噛んだ。明らかに噛んだ。言葉を借りれば素人にも分かるレベルで噛んだ。それ以降、何度も噛んだ。

おいおい大丈夫か?と思っているとまた噛んだ。と、勝手心配をしていると、木久扇師匠は手のひらを大きく広げ、自分の頬に向かって強く振りかぶった。

パチンという音が広がると会場が一気にどっと沸いた。何やってんだよという笑いに近かったと思う。

いやいやすいませんね、と笑う木久扇師匠がいた。

私は笑いと一緒に驚きを抱いた。

明らかなミスをした状況下でも笑いに昇華させるベテランの力を目の当たりにしたから。

それまで漫才を始めとするお笑いというのは一言一句間違えないことが良いと思っていた。ただ、平手打ちをした木久扇師匠を見たら、完璧ではないけど笑わせる力、臨機応変さを見る・聴く魅力が落語というかお笑いに含まれているような気がした。


その後、木久扇師匠は何回か噛んだが1番の盛り上がりだった。流石だった。

文化会館を出て、あの状況下だと自分はどう対処するだろうと思ってしまった。

いやあの瞬間では苦笑いしかできないような気がする。言い訳をするような気がする。

100点を求めている自分に新たな考えをもたらしてくれた。とても良い経験だった。

因みにその週の笑点を見ると、その時にも木久扇師匠は噛んでいた。

2023-12-30

ニニちゃんこんなに可愛かったっけ

KBTIT師匠の絵は「眉間のシワ」が激しすぎるのであんまり可愛く見えないけど、アニメ風にスッキリさせるとこんなにアスカみたいだったか

2023-12-29

松本人志記事見る為に初めて文春買いますか!→

彼のファンだったせいでクソつまらねえ映画4本も見たじゃねえか

昔の俺を殴りたい!

本当にマジで何でファンだったんだろう。ムカつく。

そういや、放送室リスナーだったから思い出したけど、処女作映画も自信満々だったんだよな。映画たことない人が見ても2時間見続けるのしんどい映画だったよ。

やっぱ芸人師匠いないとダメなんかも知らん。松本人志って叱られたり理念みたいなのを教えてくれる人いなかったんだろうな。王様の期間が長すぎたんだわ。

まっちゃん吉本の言い分じゃなくて被害者の声を聞けばいいのにね

しかし、小沢はいくら神様のお願いでもわ女衒になったら何の為に芸人になったのか?っていう自分への論駁は生まれなかったんかな。

俺は悲しいよ。昔好きだったひとがこんなにダサくなってしまった有様が表出してしまって。人間は脆いなあ

2023-12-13

anond:20231213155901

😾その性根を鍛えなおしてくれる師匠のようなパートナーめぐり合えるといいね!

別に異性でなくても同性でもいいのです。

2023-12-05

無職転生は初めてセクロスした赤髪の子だけでいいやんと思った

青髪なんか師匠なだけでいいやん

全員食わなくてもいいやん

「冠を持つ神の手」ってゲーム

ちょっと不思議現象はあるものの、基本魔術は異端のものとして存在しないことになっていて登場人物の多くはそんなもんと無縁

でも隠しキャラ魔法少女がいる

主人公暮らしてるお城に時々忍び込んでなにか探しものをしている

仲良くなると色々事情を教えてくれる

魔法使い魔法少女の他にも何人か存在しており、兄弟子的な人も秘密商売のために城に出入りしている

魔法少女師匠である老婆に多大な恩義を感じているが、老婆は病気で余命いくばくもない

老婆を救うための快癒の魔術が書かれた魔術書を兄弟子が盗んで出奔しており、魔法少女兄弟子を追っていた

主人公兄弟から本を奪って魔法少女に渡した翌日

魔法少女の家に行くと彼女の姿はなく、寝込んでいた老婆は健康になりつやつやしていた

魔術書に書かれている快癒の魔法他者の命を犠牲にするものであり、魔法少女自分の命を捧げて老婆を延命させたのだった

老婆は健康にはなったが結局老い先短いし、魔法少女の死を悲しんでおり、誰も得しない結末だった

そんでこのゲームキャラごとに恋愛エンド友情エンドなどがあるのだが、このエンドは殺害エンドに分類

魔術書を渡した主人公が殺したようなもんだぞということで

ツンツン魔法少女を助けてこれで恋愛エンドやでえ!と意気込んだらこれってあんまりだよ

兄弟から奪うために魔力や武力を上げたりなどパラメータ調整大変だったのに

2023-11-26

anond:20231125152619

自分が全く気付かなかった視点だな。

3話くらいまでだと、じんわり染み出るヒンメルの偉大さを感じる作品だなって思ってた。

金曜ロードショーで4話を一気に放送していたから、元増田も4話一気に見てからスタートだろうな。

俺はどうせ「推しの子」みたいな展開になるんでしょって思ってたけど、そういう意味で言うとなんで4話一気に流したのかよくわからなかった。

弟子女の子が16歳になったというシーンでのバストのアップは少年誌ありがちな描写を入れてるだけで、終始あんな感じというわけではない。

個人的には師匠があり得ないほど強いバトルものって感じがした。単に強いだけだと怖い感じになるので、わざと間抜けなところを入れているのかなと。

フリーレンは日常生活においては正直間が抜けているし、長寿であるがゆえに時間感覚人間よりもずっとおおらかなんだけれど、魔法とバトルに関するスキルはずば抜けてるよね。

そして、師匠としての自覚があり、そういうふるまいができる人。死なない程度を見極めて、厳しく修行をつける人だなって思った。

3話まで見たなら、フリーレンがフェルンにどんな修行をしているかは見たんでしょ?あの人かなりスパルタだよね。

村のクソガキがスカートめくりするシーンはフリーレンが長寿だということを示すシーンかと思った。

前にあった時にフリーレンの印象に残ったということを自然に示したうえで、同一人物が爺になっているというのを示そうとしたら、あの描写だったのかなと。

女子二人の萌え萌え冒険譚というより、女子主人公にして師弟関係があるバトルものを作ったらこうなったみたいな話だと自分は思った。

フリーレンの師匠も女だけど、この人はさらにあり得ないくらい強いし、師匠としてもちゃんとしてるよね。

2023-11-24

結局ストーカーかい言葉ビビッて手を引くような弱男は淘汰されて

師匠弟子入りを願う若者のごとく三顧四顧と猛アプローチを続けた人間が妻子も社会的身分も獲得していくんだよな

2023-11-20

anond:20231119111140

俺が寝る時にしてる妄想も聞いてくれよ

なろうの都合の良いファンタジー的な世界観で、魔術が存在する世界で、生きていくには魔術が使えないといけない。子供達は魔術学校で魔術を学ぶ。魔術を使うには魔力が必要で、その世界人間は皆血管に血が流れるように体内に魔力が流れている。

主人公は何故か体内に魔力が一切流れておらず、魔術を全く使うことができない。学園でも落ちこぼれ存在しか剣術に関してはものすごい師匠がいて幼い頃から鍛えられており、魔術が一歳使えない代わりに剣術は一流。

ある日主人公一族に伝わる禁書を開く。そこには一族に伝わる魔剣封印場所が記されており、主人公はその魔剣封印を解いてしまう。その魔剣人間が手に持った瞬間、体内の魔力を全て吸い付くし、死に至らせてしま魔剣であった。しか主人公は魔力を一切持たないため、魔剣を持ってもなんともない。魔剣主人公物語が始まる!的な

主人公落ちこぼれ扱いしていたエリートと剣で対決して勝ったり、魔剣を作った伝説剣聖がまだ生きていてそいつラスボスだったり。そんな妄想

2023-11-19

anond:20231119111140

You

武器を使ったバトル漫画王道展開を列挙してください

ChatGPT

武器を使ったバトル漫画にはさまざまな王道の展開が存在します。以下は一般的パターンのいくつかです。

成長と修行:

主人公が弱い状態からまり、戦いや修行を通じて力をつけていく展開。仲間や師匠との出会いが成長のキーとなります

武道大会:

主人公や仲間たちが武道格闘技大会に挑戦する。大会を通じて新たな敵や仲間が現れ、物語が進展する。

敵対組織との戦い:

主人公が属する組織や団体が敵対する組織との戦い。組織同士の抗争や陰謀ストーリーを進めます

過去因縁:

主人公や仲間たちの過去に関連する敵との因縁復讐劇。過去出来事物語を動かします。

宿敵との対決:

主人公には強力な宿敵がおり、物語はその宿敵との戦いに焦点を当てます。敵との因縁が深まります

秘伝の武器や技の習得:

主人公が秘伝の武器や技を手に入れ、それを駆使して戦う。その武器や技が物語を牽引します。

仲間との絆:

仲間同士の絆が重要な要素となり、仲間たちとの連携や団結が戦闘力を高める。仲間の危機裏切りもあり。

超越と覚醒:

主人公がある危機的な状況で限界を越え、新たな力や形態覚醒する展開。物語クライマックスに繋がります

これらの要素を巧みに組み合わせ、独自ストーリーを作り出すことが、バトル漫画王道展開の一環となります

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