はてなキーワード: 円安とは
なぜ日本の低所得者層は自民に票を入れるのか?という答えの一つとして。
まあわかりきった話なんだけれど民主党が政権を担っていたときに
そういうことも当事者でなければ(あるいは当事者も)忘れてしまっているのだと思うが。
とにかく考えれないほどのブラックな環境で働かざるを得ないほど
求人がない、ない、ない、ないで全く出口が見えなかった暗黒の時代だったからだよ、あのときは。
それが果たしてどの程度民主党の責任によるものだったのかはわからない。
ただ自民に政権が変わってあれよあれよと円高が終わって円安へと向かい
求人倍率は上昇してオリンピックが終わるまでは景気は上がり続けて
人手は不足するばかりという予測が出ると
スーパーブラックな会社も普通のブラックへと変質していったのを経験している。
そういう経緯があって氷河期世代とか低所得者層は自民に票を入れるようになったのだ。
と、おそらく本気で首をひねっている人もいないこともないようなので
書いてみた。
そうかな、今は円安だよ。
確かに。
そもそも「無限に発行できる国債の大量発行なんてしてマネタリーベースを上げて」も、国債を買ってくれる買い手が日本にいるから困ってるのじゃないか?日本の赤字が増えると、円安になって、製造業が戻ってくるのは今の日本にメリットあるのかね?製造業をやってくれる主体が高齢化したのが問題で、日本国の場合はマネタリーベースを下げて無理に円高にして、外国人の労働力を輸入した方がメリットある状態がデフレの原因なんじゃないの?
マネタリーベースが上がると、コンビニや福祉の現場人は、建設現場に吸収されちゃのでは?つまり、収入は増えるけど、それ以上に物の値段が上がるとは思わないの?
欧州連合(EU)職員の平均収入は、1ヶ月あたり純額で6,500ユーロです。この高水準の収入は、地域社会の公務員の上級職員と管理職の割合が高いからです。常任職員3万85000人のうち2万60000人がこれらの職位についています。
月額85万やと年収1020万ですなぁ、まあ中堅以上なんやろけど
日本はなんかしらんけど成長したくないらしい
成長しちゃうと円が高くなって車輸出して社員に給与はらってるト○タが人件費で中国にまけて潰れちゃうからなぁ
円安におさえて給与も据え置き、輸入ビールなんぞはとうてい高くてご家庭では買えないようにしておかないと
リスクなくして成長なし
2008〜2012あたりのいわゆる民主党政権下の円高デフレは日本が金融緩和に消極的だったのもあるけどアメリカがそれまで4〜5くらいだった政策金利をゼロ金利政策でいきなり0台に落としたのが大きい。
日本の金利が大して変わらない中でアメリカの金利が激減したもんだから円が買われた。
そして今アメリカのFRBは急速な景気回復とインフレ率上昇の中で利上げ議論を開始している。
つまりかつてのデフレ局面と違って今度はアメリカの金利は上方向だ。
よほど金利を上げないと円安進行と輸入インフレを止めることは出来ないだろうし、それが出来るほど日本の景気は強くない。
国内のデフレ圧力と海外のインフレ圧力に挟まれて賃金据え置きのまま輸入品の価格がひたすら上がっていくという地獄の苦しみを味わうことになりかねない。
自民党が下野して民主党政権に代わった時代、俺はまだあと半年で大学生というくらいの高校生だった。
受験勉強が面倒だった俺は、とっとと推薦キメて面倒な受験のしがらみから一抜けを進めている時期であって、他の高校生よりはるかに暇だった。
といっても、地方の高校生が遊べる場所などなかなか毎日入り浸れるような場所もなく、友人づきあいと部活にたまに顔を出す以外は家でネットで暇つぶしをしているという、当時としては割と普通の地方高校生の生態だったと思う。
折しも、俺たちの年代は小学校の頃にはFLASH黄金時代に始まり、デジタルネイティブ第一世代ということもあって、2chとかを割とよく見ていた。
まとめサイトなんかもこの頃興隆していて、バカな話や経済や政治の話を、雲の上のどこか遠い世界と思いながら見ていた記憶がある。
というわけで、自民党が下野して民主党に政権交代した、なんていうニュースも、思い返せばその時食ってた晩飯のホイコーローの味を思い出す程度にはどーでもいいことだった。
当時はやる夫スレ系なんかも往時に比べたら下火になりつつあったがまだまだ盛んで、いろんなやる夫スレの中で、政治系のやる夫系の話題で「民主党政権がいかに売国政権か、自民党がいかに素晴らしいか」みたいなのをやる夫で纏めた作品があった、作者はのちに自民党員になりましたとか言ってた覚えがある。
純真ピュアで、大学入学まで暇で、オマケに大学生などという多感な意識高い系にもかぶれそうな時期で、なおかつよく見ていたやる夫系ということもあって「ふーん、民主党ってこんな酷い政権なんだな、でもそんなテロ組織みたいな酷い組織ならなんで警察とかに捕まってないんだろう」という程度で、結局リアル生活の方が充実していったこともあり、記憶の片隅に置かれていたので、コロナ禍の今、30台というオッサンの世界へ足を突っ込んだ今、当時のまとめを久しぶりに見返していて感じたが、幾ら何でもアクロバット擁護すぎだろ、書いた奴当時でもオッサンだったらしいけど社会に出て働いたことあんのかよ、というようなレベルだったことに気が付いたんだ。
「天下り制度は官僚が中韓のスパイにならないための必要悪(やめた官僚のどこに何を引っ張れる情報があるんだよ)」だの「民主党は北朝鮮の出先機関で、核開発物資を横流しした疑惑が濃厚(そんなことしてたらアメリカがパナマ侵攻みたいに国会議事堂に米軍強襲させるレベルの大問題だろ)」だの
「民主党政権のせいで株価は過去最低となり(実際は株価最低更新は麻生政権末期)産業は破壊されて日本は2年で滅びる」だの「円高は日本にとって害悪でしかない(それコモディティ化した産業だけだろ、加工貿易で国際シェアあるなら円安の方が材料費圧迫で死ぬわ)」とか、思えばたまにニュースで見るジジイの左翼活動家のトンチキと何がどうレベルが違うのか、というくらいに知識も社会知も、そもそも学があるかもわかんねーとしか思えないレベルのオッサンが、気炎を上げて当時の若者向けの作品とかでアジっていたんだなと、今にして冷静に感じた。
そこから2chの自民党スレではさらに煮詰まって、自分たちがB層そのものとしか思えないレベルなのに、民主党に入れた無知蒙昧な愚民どもを「おQ層」などと抜かして、自分たちこそは選ばれし真実に気付いた民で、自民党を支持すれば楽園へ連れて行ってくれる、というレベルの、今「Jアノン」と言われているような思想も萌芽が出だしてたようにも思える
あれから12年、俺は30歳というオッサンに足を突っ込み、少しは社会をいろいろ働きながら見て回っていろんな人と関わりながら現実を生きているが、今でもあのやる夫の作者や気炎を上げて政治を語ってる人たちは、ネットの閉じた世界でありもしない空想や妄想の世界を生きているのだろうか。
彼らをバカにしてるわけじゃあない、寧ろ俺のように12年間、楽でホワイトな高給職につきてぇ~とか、どーでもいーよ、それよりかわいい女やコスプレ風俗でスケベしたりコスプレイヤーのセフレとかほしいなブヘヘとか考えてる人間より(まあいまだに叶ってないのだが)、はるかに真面目で、社会をよくしようとする熱意があるのはわかるし、尊敬できる、ただ少し現実と向き合うことができなかっただけなんだろう、それは高潔すぎて世俗的な世界を汚らわしい、恥ずかしいと思っているから、かもしれないが
でも、そんないーかげんに12年間を生きたいーかげんな俺は現実の社会を「しょうがないじゃん」で生きていて、彼らは精神さえ病んでそうになっている、そう思うと、人の人生の無常さを感じるのである