「痴呆症」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 痴呆症とは

2021-07-02

評論家立花隆、「ゲーム脳日本が滅ぶ」と予想するマヌケだった

ジャーナリストノンフィクション作家として有名な立花隆

「ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊」で、次のような予測を書いている。

日本はそのうちゲーム脳人間蔓延で滅びるのではないか。(P.329)(2002年10月)

馬鹿である

滅びるどころか、テレビゲーム社会に浸透し、eスポーツとして社会に益をもたらしている。

そもそもゲーム脳」とは何か?

日常生活ゲームに置き換えて考える脳」ではない。

ゲーム脳提唱した森昭雄によれば、テレビゲームプレー中、

前頭前野のβ波がα波に比べて低くなる。

β波が低くなった状態は、痴呆症認知症)の脳波と一緒になる。

考える力が衰えた状態が、ゲーム脳なのだと。

まりテレビゲームは脳に悪い」という説だ。

森昭雄学説実験については、ゲーム脳を支持した連中に負けないくらい、反論批判が多い。

森昭雄実験に使った「α波β波解析用携帯脳波計」に問題があるとか、

被験者の集め方、被験者への意見の聞き方に問題があるとかだ。

さらなる問題は、ゲーム脳肯定し、いい加減な結論を下した立花隆だ。

立花隆2000年代前半に話題となった「キレる若者」についても、鵜呑みにしている。

最近の若者羞恥心がない」「若者の相当数は脳機能が低下してる」などの俗説を、無批判に垂れ流している。

考えなければならないのは、ゆとり教育週五日制になった結果、子供たちがいちばんふやした時間テレビゲームに費やす時間だったという事実だ。(P.329)

豊富反証によって、ゲーム脳エセ科学認定された。

立花隆は「知の巨人」と名高いが、とんだお笑いぐさだ。

デジタルゲームeスポーツの発展において、立花隆の言説は害悪だ。

死んで良かった。

2021-06-17

anond:20210617162846

自民与党として今時点では必要だけど、立民は野党として必要ない

野党役割果たしてない

コロナ流行しはじめた時はサクラサクラサクラしか言ってなかったのに、1年後には自分たちコロナ対策給付金について言及してきたとかい痴呆症政党だもん、本気でやばい

から国民民主を育てる必要があるという増田の言い分は真っ当だと思ったよ

将来、ノウハウがない万年野党与党になれるか、それで政権を回せるのかという問題は必ず出てくると思うが、

まずはまともな野党として育てっていってほしいね

そして、成長した暁には与党として政権を任せてみようと思える、安定した国際情勢になっていて欲しい

流石に中国戦争仕掛けてきていたら政権交代は厳しいし…

2021-05-16

anond:20210516021157

今日情弱ハゲ無職高齢痴呆症なのをいいことに

下半身裸で汚い停留睾丸ぶら下げてるのを見せながら乗り込んでは

訳のわからないことを供述しており…

2021-04-11

anond:20210411135012

昔の飼い犬はそんな感じで残飯食べてて栄養過多が原因で内蔵を悪くして死んでいった。

だいたい寿命は10年程度だったと聞く。

最近ドッグフードは低カロリーだけど必要栄養はあるとか高品質な物が当たり前になった。

そして犬の寿命も伸びたが代わりに足腰をやられるとか痴呆症になったとか介護必要な老犬が増えた。

今のほうが正しいのだろうけどペットを飼うということに飼い主のハードルは高くなっていると思う。

2021-03-04

anond:20210304123215

痴呆症ってのは50から発症するもんなんだよ。

はてな創成期に成人迎えてたあたりの奴らはそろそろ痴呆は逝ってんだろ。

2021-02-02

anond:20210202003318

8-2となると定年退職して子供2人に孫、下手したら曽孫もって状況で、

最近痴呆症気味であることを自覚しつつある自分配偶者終活として、

終の住処や遺産相続自分たちの死後の葬式などを真剣に考えるくらいのレベルだろう

2021-01-28

anond:20210126215835

b:id:uva知的障害の子供を捨てる方法はないらしい」これがこわいよね。社会責任を取れといって許さな

この人の親も行政も、この人が痴呆症になっても捨てる方法がないし、もっと早く事故災害障害を負っても捨てる方法がない

けどこの人のように子供を捨てることを肯定的検討できてしまう時点で、この世界では子供の人権がいかに低いままなのかよくわかる

2021-01-26

[]2021年1月25日月曜日増田

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2021-01-25

二階さんって痴呆症

二階さんが言ってるんだけど

この日本語は難し過ぎて意味が分からない

記事の取り上げ方がよく無いのか?

メシを食った、どこで食った、アホらしいね。我々はどこの会合で何を食ってきたか全然覚えてないわな。食事合いの手っちゅうか、そこにあるから時間つぶしになるわけで、そんなもんがあろうがなかろうが話の場をつなぐ。世の中ではその食事にこそ関心がある。話の内容にこそ、真がある

2020-12-28

続 肉を食っても(倫理的に)かまへんやんか

anond:20201228215958

限界事例の人たちにも人権があり、危害を加えてはならないを削除する

 ホッブスの言う「自然状態」を考えよう。これは自分他人倫理的な制約に縛られない状態で、誰を殺そうが誰に殺されようが文句は言えないという社会である。こんな状態では暮らしていくことが出来ないので、人々は「契約」を結んでお互いを拘束し合う。人々は「契約」によって自分自由に行動する権利を一部放棄してお互いの権利尊重あい権利を守り合うための制度規則を共同で守ることにする。もちろん、このような「自然状態」と「契約」が本当にあったのか?という疑問はもっともなものなのだが、それはまた大きな話になるので、ここではとりあえず人々は何らかの「契約」をしたという立場から動物権利を考えていくことにする。

 さて、このような「契約」を結ぶためには、例えば自分権利認識したり、その権利放棄/移譲したり、約束責任持って守ったりなど、それなりの程度の能力(以下では契約能力と呼ぶ)が必要になる。大型類人猿などの研究が進み、それらがかなりの認知能力を有していることは確認されつつあるが、それでも上記のような契約能力を持っているとは言えないだろうし、ましてや牛や豚や鳥に契約能力を認める人はいないだろう。したがって、人間動物との関係はいまだ「自然状態」であり、お互いを好きに殺して食べて良い関係だということになる。もちろん、「自然状態」だからといって牛や豚や鳥が人間を襲ってくるわけではないが、それは動物たちが「契約」を尊重しているからではない。

 一方で、人間契約能力があるといっても、その大きさは各人で異なるのは確かである。私のような凡人と、高潔思慮深い偉人との間には契約能力に差があるはずであり、それでは我々が動物を好きにできるように、偉人は凡人である我々を好きにできるとも考えられる。この問題解決するために、範囲性質(range property)という概念を導入する。これは、ある最小限の契約能力を有していれば、その差は考えずに同じだけの権利が認められるという考え方である。ここでいう最小限の契約能力がどのようなものかは議論があるだろうが、リバタリアンである私としては、「"個々人が別々に存在し、自分人生自分責任で辿る"ということを認め、お互いの権利判断尊重し合う」能力としたい。この能力から、お互いの権利尊重すること、そのために自分自由の一部を放棄することなどが直接的に導かれる。また、個々人が別々に存在してお互いの権利判断尊重することから、そのような最低限の能力を有していればその差を考えずに同じだけの権利が認められるという範囲性質も満たすことができる。

 しかし先にも書いたように、最低限の契約能力(それがどのようなものであれ)を持った人間けがお互いの権利尊重し合うという主張からは、上記のような最低限の契約能力を持たない限界事例の人たち(例えば乳児、重度痴呆症、ある種の知的障害者など)の権利制限しても良いという主張が直接的に導かれてしまう。この問に、私は「そのとおりである」と答えたい。

限界事例の人たちと動物たちをどのように扱うべきか

 ここでは、限界事例の人たちから将来に契約能力を有すると見込むことができる相手(例えば子供)とできない相手(例えば重度の痴呆症、ある種の知的障害者動物)とを区別する。

 将来に契約能力を有すると見込まれ相手に対しては、相手契約能力を有した将来のある時点から現在を見たときに、その権利制限にある程度の妥当性が有ると判断できる範囲でのみ権利制限することができる。これは別に現在日本でもおかしな話ではなく、例えば20歳になるまで飲酒喫煙禁止されているし、18歳になるまで選挙権は無い。端的に言えば、嫌がる子供を押さえつけて歯を磨くことは許されても、レイプすることは許されないということである。このため、子供についてはたとえその子供が契約能力を有する人間大人)が保護していないとしても子供本人に権利があり、契約能力を有する人間と同様の制限なしに殺したり人体実験に供したりすることは倫理的に許されない。

 一方、将来に契約能力を有すると見込めない相手については、その相手保護する契約能力を有する人間の"被保護者"としての従属的権利しか有しないとするのが妥当だろう。つまり、本人の同意ではなく保護者の同意によって本人の"扱い"を決めてよいということである。この"扱い"には子供とは違い、「その権利制限にある程度の妥当性が有ると判断できる範囲でのみ」という制限は無い。なぜなら、その判断をする将来が存在しないかである。したがってもちろん、殺して食べるという扱いでも構わないことになる。しかしながら、どんな動物も誰もが自由に殺すことができるわけではない。"被保護者"としての権利は有している以上、自由に扱ってよいのは"保護者"が居ない相手だけである。牛や豚や鳥を食べて良いと言っても、他人保護している(ペットとして飼っている)動物保護者の意見無視して食べることは出来ない。また"被保護者"に対して殺すなどの本人に害のある何らかの重大な判断を下そうとする保護者は、自分の代わりに保護したいという契約能力を有する人間が居ないことを確認する倫理的義務がある。もし、限界事例の人たちや動物たちが殺されそうになったなら、契約能力を有する人間福祉団体なども含む)は誰でも、以後は自分責任を持って保護すると約束して必要なら金銭的な保証なども含めて以前の保護者と合意することで、殺すことを止めることができる。(食べるために)殺してよいのはそのような保護者が名乗りでなかった相手だけである

まとめ

倫理判断普遍可能である

遺伝差異自体差別をする理由にはならない

動物人間と同じように苦しむ

認知能力契約能力等、動物人間区別する道徳的重要な違いとされている違いは人間同士の間にも存在する(すなわち、限界事例の人たちが存在する)

限界事例の人たちにも人権があり、危害を加えてはならない

これらの組み合わせから容易に「動物にも「人権」があり、危害を加えてはならない」という結論が導ける

ことを認めた上で、⑤を削除して肉食を擁護した。

 限界事例の人たちや動物から、将来契約能力を有すると見込まれ子供とそれ以外を区別した。前者はその子ども自身契約能力を有するようになった将来において権利制限にある程度の妥当性が有ると判断できる範囲判断するだろうと見込める範囲)でのみ権利制限が許されるとし、後者契約能力を有する人間の"被保護者"としての従属的権利しか有しないとした。ただし、"被保護者"としての権利しかさないとしても保護者が自由に扱えるわけではない。"被保護者"に対して殺すなどの本人に害のある何らかの重大な判断を下そうとする保護者は、自分の代わりに保護したいという契約能力を有する人間が居ないことを確認する倫理的義務があり、(食べるために)殺してよいのはそのような保護者が名乗りでなかった相手だけである

 最後に、この結論を受け入れた社会がどうなるかを現在との比較から想像してみたい。子供については、現在と変わらないことは説明した。それ以外の限界事例の人たちについては、現在広く受け入れられている「人権」よりも若干制限されることになる。しかし、実質的には扱いは変わらないだろう。現在でも彼らの扱いは最終的には保護者の意思で決められる。上記のような社会で誰も保護しようとしない限界事例の人たちが殺されたとしても、現在でも誰も保護しようとしない限界事例の人たちは死んでいるので同じである上記のような社会では限界事例の人たちが捨てられることになり問題だと言う人が多いならば、その人達積極的保護するだろうし、少なくとも福祉団体寄付をするだろう。介護疲れから無理心中が起こっているような現在に比べて、福祉団体に大きな人的・金銭支援がなされる社会は、現在よりも限界事例の人たちにとって生きやす社会と言える。


 以上、倫理的観点から肉食を擁護した。この結論について、私を差別主義者であり倫理的に許されないと批判したい方々はもちろん居るだろう。ただし、もしあなたが肉を食べているなら、私を差別主義者と批判しながら肉を食べることについて、その判断をどう倫理的に許容しているのか一度考えてみてほしい。

肉を食っても(倫理的に)かまへんやんか

菜食主義ベジタリアンヴィーガン議論(直近だと anond:20201226231316 に対するコメントとか)において、特に肉食側から倫理的議論が少ないように思えるので、簡単ではあるが、倫理的観点からの肉食擁護を書いてみたい。

私はあくま素人であり、以下の文章個人見解以外の何物でもないことは最初に断っておく。

差別とは

 肉食を倫理的観点から批判する際の最も大きな論点は「種差別である。種差別とは、「単に種が違うからという理由だけで、ヒトとそれ以外の動物差別すること」である。肉食が相手の"命"を奪う行為であることは万人が認めるだろう。また人間同士では相手の"命"を奪う行為に大きな制限をかけるべきであるということも大多数は認めるだろう。であれば、「"命"を奪うことについて、相手人間以外の動物からという理由人間と同じだけの制限をかけないのは差別である」というのが種差別の考え方である

 この考え方は性差別人種差別形式と近い。例えば、男性利益を"男性から"という理由で優先して、女性には"女性から"という理由配慮しないことや、白人利益を“白人から”という理由で 優先して、黒人には“黒人から”という理由配慮しないことは現在では大多数の人が差別であることを受け入れている。同じ用に、人間利益を"人間から"という理由で優先して、人間以外の動物には"人間以外の動物から"という理由配慮しないことは差別であるというのが主張になる。

 一方で、関係する全員に対して平等な考えに基づいた適切な理由によって、ある存在と別の存在の取り扱いを変えることは差別ではなく、倫理的問題はない(※ここでいう差別とは”不公正な扱い”を意味しており”不平等な扱い”ではない)ことも重要である。「菜食主義だって植物の"命"を奪っているじゃないか!」という批判はよくあるが、多くの菜食主義者は"苦痛を感じる能力(sentient)"の有無を理由にして動物植物区別しておりそこに倫理的問題はないと考えている。(なお、植物本体を傷つけない果実のみを食べるフルータリアンはこの点で他の菜食主義者を批判する)

 このように倫理的観点から肉食を擁護するためには、人間動物を食べることについて、すべての生命に対して平等な考えに基づいた適切な理由検討して採用する必要がある。

肉食を擁護する適切な倫理的理由とは何か

 すべての生命に対して平等な考えに基づいた適切な理由検討といっても、何から手を付ければよいのかは難しい。考え方はいくつもあるが、ここでは、伊勢田の「動物から倫理学入門(2008)」の議論を元に進めていく。余談だが、この本は倫理学入門書としてはかなりオススメであるタイトルから菜食主義の本のように思えるがそうではなく、各主張を紹介した上で応用の一つとしてそれを動物に当てはめるとどうなるかを検討している。また、伊勢田自身菜食主義者ではないとのこと。

伊勢田はこの本で下記のように主張している。

倫理判断普遍可能である

遺伝差異自体差別をする理由にはならない

動物人間と同じように苦しむ

認知能力契約能力等、動物人間区別する道徳的重要な違いとされている違いは人間同士の間にも存在する(すなわち、限界事例の人たちが存在する)

限界事例の人たちにも人権があり、危害を加えてはならない

これらの組み合わせから容易に「動物にも「人権」があり、危害を加えてはならない」という結論が導ける

(p320 終-3 結局動物とどう接すればよいのか)

「①~⑤を認めると動物危害を加えてはならない」ことが正しいとすると、肉食を擁護するためには少なくとも1つを削除する必要がある。それは①~⑤のどれにすべきだろうか?

倫理判断普遍可能である

 普遍可能とは、簡単に言えば"ある状況である倫理判断を善いとするなら、同じような他の状況でも同じ倫理判断を善いとしなければならない"ということである。例えば、私が借金を貸す側のときに「借金を返さないことは悪いことだ」と言うならば、借りる側のときも同様に「借金を返さないことは悪いことだ」と言わなければならない。

 これを削除すると、多くの倫理判断社会ルール無効化されてしまう。例えば、貸し手のときは「借金を返さないとダメ」と言いながら、借り手のときは「返さなくても問題ない」と言えてしまう。こうなると強者弱者を思い通りにできる(少なくとも倫理観点から批判することは出来ない)社会になるが、それを良いとする人は少ないだろう。また「人間動物はお互いを殺してよいし、両者ともそれに抵抗してもよい」という方向で普遍化することも可能だが、それでは「人間人間を殺してもよい」を否定する理由が難しい。

遺伝差異自体差別をする理由にはならない

 (双子を除いて)完全に同じ遺伝子を持つ人間がいない以上、遺伝差異差別理由とするのは難しい。例えば肌の色を黒くする遺伝子を持つから差別していいとは多くの人は賛成しないだろう。生物学的種を考えて、交配して子孫を残すことが可能かという観点区別するという主張はあるかもしれない。だが種差別議論を考えると、交配の可否を"なぜ"差別理由としてよいか説明することは非常に難しい。また、(進化論を認めれば)すべての生物連続しているので、AとB、BとCは交配可能だがAとCは交配不可というA, B, Cが絶滅種も含めれば必ず存在する。Aの立場で考えて、Aと交配可能なBは差別してはいけないが、差別してはいけないBと交配可能なCは差別して良いとするのはルールとしての一貫性を欠くだろう。

動物人間と同じように苦しむ

 確かに、例えば未来概念や愛の概念の有無などによってその苦しみの程度は異なるだろうし、動物権利を主張する人たちも犬と人間が溺れていた場合に、より苦しみが大きいであろう人間を優先して助けることを否定するわけではない。しかし、多くの動物が少なくとも痛みや苦しみを感じる(sentient)ことは事実であり否定はできない。

 先にも書いたように、多くの菜食主義者はこの③について、「脳を持たない植物(主張によっては一部の貝なども含む)は人間を含む動物と同じようには苦しみを感じない」として植物動物区別し、植物を食べることに問題ないと考えている。「植物も実は苦痛を感じているかもしれないじゃないか」というのもよくある批判だが、これはあまり意味のある問いではない。確かに植物苦痛を感じている"かもしれない"が、動物は"明らかに"苦痛を感じている。何かを判断するときに、よくわからないことが1%あるから残りの明らかな99%も無視して良いとはならない。また、将来もし植物が"苦痛"を感じることが明らかになった場合は、菜食主義者の多くはフルータリアンなどに態度を改めるだろう。

認知能力契約能力等、動物人間区別する道徳的重要な違いとされている違いは人間同士の間にも存在する(すなわち、限界事例の人たちが存在する)

 これも事実であり否定はできない。人間の知能を動物の知能と直接比較すること(牛は人間でいうと何歳程度の知能か?など)はほぼ不可能であるが、それでも例えば0歳児や重度痴呆症、ある種の知的障害者などの限界事例の人たちと比較して牛や豚や鳥のほうが"賢い"と考えることは大きく間違っているとは言えないだろう。

限界事例の人たちにも人権があり、危害を加えてはならない

 ③に関係して、動物人間と同じ用に苦しむのは事実だが、動物を苦しめずに殺すことは問題にならないと主張できるかもしれない。未来概念がなければ生活計画を持たずにその時だけを生きているので、殺害して未来を奪うこと自体倫理的問題がなく、苦痛を与えることだけが問題であるという主張である。また、④に関係して、認知能力契約能力などの"賢さ"によって人間動物区別でき、"賢くない"動物は殺しても良いと主張できるかもしれない。

 しかし、これらの主張からは、未来概念がない人間や"賢く"ない人間=限界事例の人たちを殺しても良いという主張が直接的に導かれてしまう。もし、限界事例の人たちを殺すのは良くないと考えるならば、その根拠人権であろう。であればこれを否定することも難しい。そして限界事例の人たちに人権を認めるなら、動物たちに「人権」を認めないとするのは一貫性に欠ける。


 以上のように①~⑤を検討してきたが、どれも削除するのはなかなか大変そうだ。「現代代表的倫理学者で動物問題について発言している人はほぼ例外なく動物が直接の配慮対象になるべきだという立場である伊勢田, 2008)」というのもよく分かる。

 しかし、倫理的観点から肉食を擁護するためにはどれかを削除する必要がある。私は差別であるという批判を受けることは承知の上で、⑤を削除することを提案したい。

続き:anond:20201228220146

2020-12-27

日曜のゴールデンタイム痴呆症年寄り晒し者にしてみんなで笑ってる番組を垂れ流すというのは

はっきり言って異常だ

2020-11-16

anond:20201116191433

親の介護してるんやけど、介護される人の程度によるなあ

ワイのとこは軽い痴呆なんで、まだなんてことな

そうはいっても転職と同居はしたんやけど

重い痴呆症や寝たきりになるときっついみたい

2020-11-06

anond:20201106102740

痴呆症入ってそうなナンパや性加害者のお爺さん居るよね。

家族が家に閉じ込めとけよと言いたい。

2020-09-09

anond:20200909124133

ネトウヨ特有の行動をまったく関係ない人たちのせいにするのって

認知の歪みだよ、つまり痴呆症だね

2020-09-08

本当の事故物件ベスト3

何かと事故物件話題になっているので自分過去に住んで本当に怖かった物件を紹介する

3位 傾いた家

過去自殺者の出たアパート2Fの角部屋、白を基調とした小綺麗な2Kの部屋で、駅は少し遠いがバス停は近く、都内にも関わらず家賃2万8千円の破格だったので入居することに。

自殺と言っても室内ではなく、居住者駐車場練炭自殺をしていたそうなので本来事故物件扱いではないそうだが、立て続けに新規入居者が早期で解約しただけでなく、他の部屋の入居者まで出ていってしまったそうだ。

その結果仕方なく全体的に家賃を下げて、特に該当の部屋は安く貸し出すことにしたそうだった。

入居当初は何も問題無かったのだが、1ヶ月ほど経つと身体が重く、疲れが取れない日が続くようになった。

まさか…と思いながら生活していたが、ある日相談していた物件好きの友人が遊びに来て床に座るなり一言「ここはできる限り早く引っ越した方がいいよ」と言った。

驚いて理由を聞くと、友人は「ほら見て」と言ってエアコンリモコンから単3電池を抜いて床に置くと、電池はなかなかの勢いでそのまま転がり続けていった。

そう、この部屋は盛大に傾いていたのであった。

友人曰く、歪んだ床の部屋で暮らしていると、段々と身体に不調が出始め、精神的にも不安定になる傾向があるそうで、事故物件と呼ばれる部屋の多くは「床が歪んでおり、かつ風通しの悪い部屋」だそうだ。

2位 ゴキブリ天国

仕事の都合で大阪半年ほど滞在することになり、とにかく安さと利便性だけで物件を探していた時に見つけた部屋。

駅近くの繁華街の中ある相当な古さの木造アパートで、コの字形居酒屋飲食店に囲まれているので騒がしいという難点があると説明を受けたが、1Kながら家賃2万円という驚愕の安さもあり即決した。

どこでも寝れるという特技があるので騒がしさは気にしていなかったが、本当の事故物件理由は住み始めた夜に判明する。

周りの飲食店も閉まり始めた深夜2時頃、ガサガサという異音がやけに近くに感じられ、電気を付けると晩飯コンビニ弁当ゴミに大小のゴキブリが十数匹群がっていた。

慌てて袋を縛ってゴキブリごと部屋の外に投げ捨てたが、耳をすませるとあちこちから這いずる音が聞こえてその日はしばらく眠れなかった。

翌日、ゴキブリ対策のグッズをあれこれ買うも絶対数が多過ぎたようで、ホイホイが一瞬で満杯になりホイホイごと動き出すという奇怪な現象を見るに至った。

(因みにこのホイホイを燃やしたらキーキーと音がしたがゴキブリの鳴き声だったのだろうか)

とある夏の日にはトイレの網戸の外が真っ暗だったが、よく見るとゴキブリがびっしり張り付いていたということもあった。

職場で夜を明かすことも多かったので結局我慢して半年間住んだが、それ以来飲食店の近くは避けることにしている。

1位 枕元に老人が立つ家

再度都内の話に戻るが、そこは築年数こそ長いが比較的小綺麗にされている木造アパートの一室で、仲の良い老夫婦が住んでいたもの旦那が先に痴呆になり、奥さんが面倒を見るも先に部屋内で病死し、旦那はそのまま施設送りになってしまったという部屋だった。

頭はボケていたものの婆さんが倒れているという通報は早かったために死体の腐乱などもなく、部屋はキレイなままだったが、家賃は2Kで2万円という驚異的な安さだった。

理由として「痴呆症の元居住者施設を抜け出して訪ねてくる」という説明を受けたが、基本的仕事が忙しく部屋にいる時間が少ない自分には関係無いので大喜びで契約した。

住み始めて数日後、居心地も良くすっかり住み慣れて気持ち良く眠っていた夜のこと、ガタガタという物音と気配を感じて目を覚ますと、80過ぎの爺さんが枕元に立って自分を見下ろしていた。

寝惚けて悪い夢か何かだと思っていると、その爺さんはそのまま部屋をうろつき始め、冷蔵庫や戸棚を開け出した。

ようやく覚醒して、恐る恐る話し掛けると「うちの婆さんを知りませんか」という言葉不動産屋が話していたことを思い出した。

その日は結局警察に連絡して迎えに来てもらい、それからは施錠をしっかりすることで解決したと思ったのだが、その数日後にも鍵が掛けてある窓のガラス戸をあっさりと外して入ってこようとする爺さんを慌てて止めるなどのトラブルが多発した。

どうやらこの爺さんはかなり腕利きの大工だったらしく、鳶の仕事も全て自分でやっていたため、建物の2階だろうが平気で抜け出していってしまうらしかった。

加えて、このアパートも爺さんが建てたものだったため、どうすれば部屋に入れるかを熟知しており、戸締まりをどう頑張っても爺さんが入ってきた痕跡があるという状況で、金目の物が取られるということは無いが冷蔵庫の中身を勝手に食べられるという地味にストレスが溜まることをされ、次に来たら流石にどうにかしてやろうと考えていた。

とある日、しばらく爺さんの侵入痕跡が無い日が続いたのだが、ある日テーブルの上に和菓子大工道具が置かれており、持っていくだけでなく忘れ物までするのかと施設クレーム電話を掛けたところ、

「ご迷惑をお掛けしており申し訳ございません、ただ入居者様は先週に亡くなられておりますので、その前に置いていかれたものでしょうか」

2020-08-17

anond:20200817180723

一番の悪影響は二ヶ月も経ったのに今もなお

レジ袋は有料なのか?」って聞いてくるジジイがいること

おまえ先日も聞いてたよな!痴呆症かよ

ストーカーだろ出禁にするぞ

2020-07-29

高齢になったお得意様

我が家は細々と農産物販売する兼業農家で、20年くらい前から通信販売もはじめた。始めた当初は母が諸々の事務担当し、8年ほど前に私にその仕事が私へ引き継がれた。

代金の回収は商品着後の後払い(郵便局コンビニ)で、ほとんどのお客様は滞りなくお支払いしていただいている。


そんな中、本当に初期の頃からご利用いただいている、Aというおじさんがいた。

Aさんはいつも電話で注文をしてくれる。特にうちのブルーベリーを気に入ってくれていて、一箱は奥さんと食べるために自宅へ、あとは兄弟や従兄弟に送りたいから、〇〇県のB、△△府のCに同じ商品を送ってね、というように注文をくれた。

Aさんのご兄弟我が家商品を気に入ってくれて、兄の紹介で、と注文をくれたこともあった。

Aさんとは直接お会いしたことは無かったが、電話の話だと過去営業をやっていたとのことで、声にはハリがあり、大変はきはきと喋る。熨斗確認などの際も、細かく指示をくれたので、15年の間にAさんに変化が訪れていたなど想像もしていなかった。15年。私はまだ学生だった頃だ、そのくらいの時間が流れたいたのに、気づかなかった。


ある年のこと、Aさんに商品請求書を送ってから3週間が経過した。我が家では着後2週間以内のお振込みをお願いしているが、まあ土日や祭日に商品が届くこともあるので、入金漏れのチェックはおよそ3週間を目途に行っている。Aさんは今まで着後すぐに入金をしてくれるタイプの人だったので、家族でもあれ?という話になった。商品の追跡を確認したが、発送の翌日にはお受け取りいただいている。Aさんからの発送依頼で商品を送ったご兄弟の方々も同じくお受け取りは完了していた。

入金の確認がとれないまま、4週目に突入した。請求書の発行履歴はある、これまでにあったパターンだと、請求書を紛失した?でも、Aさんなら請求書を紛失したと言ってくるだろうし、となると何かあったのだろうか?

私はAさんの自宅へ電話した。


Aさん「はい、Aです!」

私「××の私と申します」

Aさん「あ、××(会社名前)さん! どうしたの?」

私「すみません、実は商品発送後、Aさんの入金確認がとれておらず、お電話させていただきました。商品とご請求書は届きましたか?」

Aさん「ああ、商品は届いているよ~ ごめんね、冷蔵庫に空きがなくて仕舞えてないんだ。早いところ食べないとね、請求書は、ちょっと待ってね、見たような気はするけど……」

私「あ、はい、あのもし紛失されたようでしたら、再送致しますが……」

Aさん「あ、あった、ありました、あれ?おかしいなあ、忘れちゃってたのかな。ごめんなさいね今日は、え~っと、土曜日か! 週明けに至急振込みますので!」


そう言うなり電話は切られた。

冷蔵庫仕舞えてない」「土曜日」この二つの言葉に私はじわりと嫌な感じがした。

まず、この会話は商品を発送してから4週目に突入たころのやり取りなのだブルーベリークール便で送ったが、その後少なくとも常温で20日以上経過している。傷んでいるだろうし、下手をすると腐敗している可能性もある。だが、Aさんはそれを食べないとねと言っていた。

そして、Aさんは土曜日と言っていたが、その日は普通の平日だった。


5日ほど経過した。もちろん入金はなかった。

私は家族相談した上、経緯(食い違いがあるといった内容は書かず、何日に商品を送った、請求書の送付から何日が経過している等)を説明した手紙を同封し請求書を再送した。奥様がいると言っていたので、奥様に読んでいただければと思った。

再び5日ほど経過したが、何の連絡もなかった。


私は再度Aさんへ電話をかけた。

Aさん「はい、Aです!」

私「××の私と申します、先日お電話したブルーベリーの件で……」

Aさん「××(弊社の名前)さん! ブルーベリーね、昨日おいしく食べたよ」


嫌な予感が当たった衝撃。Aさんの嘘であって欲しい、本当はぐじゃぐじゃで食べられなかったけど、気を使ってくれただけだと。いや、でもAさんなら、もし食べてしまっていたら、今年のブルーベリーはおいしくないって正直に言ってくれるはず……Aさんの言った昨日がせめて、先日の電話の日であって欲しい……食べられる部分だけ食べたのだと……そんな日にちの感覚がずれているだけであって欲しい……。色々な考えが巡った。


私「請求書をお送りしたんですが……」

Aさん「んっ!? 請求書ね、ちょっと待ってね……妻が出て行ったから、持って行っちゃったのかなあ、申し訳ございませんね、今日は、え~っと、土曜日か! 週明けには至急振り込みますので!」


先日とほぼ同様のやり取りだ。


このままでは代金の回収ができないこともだが、Aさんの生活は成り立っているのだろうか、それが不安だった。奥様はお元気なんだろうか、家族のことに踏み込むのは失礼にあたるだろうが、Aさんが常温でずっと放置されたブルーベリーを食べるような生活を送っていることを知った上で、このまま見過ごしていいのだろうか。

もちろん、Aさんとは親戚でもなんでもなく、顔も知らないし年齢も分からない。遠い所に住んでいるお客様の一人だ。けれど見て見ぬふりをするのが正解、代金の回収も諦めてそのまま(大口の注文ではないので、できなくもないが)、と割り切ることもできなかった。

その後も、Aさんへの電話は続けた。逆に、Aさんから電話がかかってくることもあった。やり取りは同じようなことを繰り返すことになった。

Aさんの調子には波があるようで、ブルーベリーの注文をしたことすら忘れているときブルーベリーを食べたことを忘れているとき、注文はしたけど届いてないよと言われるときがあった。奥様とは相変わらず連絡が取れなかった。

かかってくる電話は、早朝に来ることもあれば、夜にくることもあった。


家族と再度相談し、今回はやむなし、ということで、私はAさんのご兄弟のBさんに連絡をさせていただいた。過去ご注文をいただいたご兄弟履歴が残っていたのだ。

経緯を説明すると、「お察しのことかと思いますが、兄は痴呆症なんです」「義姉(Aさんの奥さん)は既に他界しておりまして」「私も月に数度様子を見に行っておりますが」「日常生活身の回りのことは大体出来ているので、あとはホームヘルパー派遣したり、週に数度は兄の息子夫婦が訪ねたり」「息子さんは〇〇(大手企業)の役員をやっていて、その奥様が様子を見に行っているようですが、二人ともいい人なので、代わりに支払いを申し出て下さると思いますよ、私の方から経緯と事情説明しておきますね、そちらの会社名とご連絡先も伝えておきます

本来、私が心配しなくてはならないのは代金の回収だけのはずだし、私でも知っているような企業にお勤めの息子さんご夫婦が定期的に訪れているのだ、生活に困窮なんてしていないに違いない。どんな生活を送っているかなんてわからない。これ以上私などがAさんの心配をすることも、私にこれ以上できることもない。そうは分かってもなんだか、Aさんの老い時間の流れや……何ともしがたいけれどつらい気持ちになった。

後日、Aさんの義娘にあたる方からご連絡があった。請求書の送り先の住所は、都内マンションだった。3日もせず、入金があった。


私たち家族としてはとりあえず一件落着、と思っていたさらに数日後、なんと当のAさんから電話があった。

Aさん「ブルーベリーいただいたよね! 請求書を送ってくれるかな?」

Aさんへ請求書は4度ほど送った。送ったとだけ言うと、Aさんからまた電話がくるかもしれない。

悩んだが、入金は完了したことだけを言った。

Aさん「えっ? そんなことないよ、まだ支払ってないはずだって

困った。少し押し問答になり、悩んだ結果、私はこのような嘘をついた。

私「ご請求書の件ですが、何度かA様宛に郵送したのですが、郵便事故でA様の所へ届かなかったようです。申し訳ありませんが今回だけ息子さんご夫婦の所へ郵送させていただきました。お支払いも息子さんご夫婦代理で行って下さいましたよ」

Aさんはものすごく怒った。悪くなったブルーベリーの違いも分からなくなり、時間曜日感覚も失い、けれど息子に迷惑をかけたことを恥と感じ、こんなに辱められたのは初めての経験だ、客へ行う仕打ちではない、一体どんな会社教育なんだと御叱りを受けた。私は謝罪した、10分ほど謝罪を続け、Aさんは怒りを納めて、また来年ブルーベリーを注文させていただきますと言い、電話は終わった。

翌年、Aさんにはブルーベリー案内ハガキは出さなかった。Aさんからも問い合わせも注文も無かった。


Aさんの弟さん、息子さん夫婦、ここまでサポートされ、身の回りが出来ていると判断されていても、Aさんは腐敗した食べ物を食べている。でもそのことをBさんに伝えることはできなかった。そんなこと分かっていて、それでもAさんの性格や折り合いから付きっ切りなんてできないのかもしれないし、もしかしたら腐敗した食べ物を食べていることも知っているのかもしれない。

あるいは、Bさんに伝えたところで息子さん夫婦ヘルパーさんが叱られるだけで、でも手のつけようがないのかもしれない。

外野が出る幕でもなく、余計な心配だったのかもしれない。でもどうしたらよかったんだろうとブルーベリーの時期になるとぼんやり思い出す。

こうしたお客様は今後も出てくるかもしれないし、私もいずれAさんみたいになることもあるんだろうな、なんてぐじゃぐじゃした気持ちを、今も引きずっている。

2020-07-24

糖尿病という名称を変えて欲しい

1型糖尿病理解を求めるというような漫画も見掛けたけれど、そもそも糖尿病」という名称自体問題があるのでは…?

なんで名前を変えようとしないんだろう。

「尿」ってどうしても恥ずかしい、ネガティブイメージが付きまとうし、スティグマになる。

知らされた時の絶望から診断を避ける人や病気を隠す人も多いと思うんだよね。

血中の糖をコントロールできないのが症状ならば、糖血病とか高血糖病とかじゃ駄目なのか。

精神分裂病統合失調症に、痴呆症認知症に変わったように、「糖尿病」も患者へのスティグマ感の少ない名前名称変更すべきだと思う。

糖尿病情報というと如何にして食事運動で予防するかとかそういう情報ばかりで、患者QOLを上げようとするもの全然無い。

2020-07-15

anond:20200715125212

車は左側通行レベルしょうがない。これはできないと免許を取り上げるしか無い。

といれをするときには便座を下げろ(うんこ)というのは難しい 痴呆症なのか主義なのかは判別しづらい

わざとやっている役者認知症医者がいうと人権侵害どころか下手すりゃ殺人級に成るから

いちおう医者はだましちゃいけないというのが暗黙の了解

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