見ててウザいからじゃね?
「この品種は環境のせいでウナギに慣れ親しんでいただけ。だからウナギを食べなくても支障がないんだ。わざわざ殺す必要はない」
「それは分かるが、そんな理由だけで皆が納得するようなら最初から害獣とは認定されていないぞ」
そう、そこが一番問題なんだ。
ナイフをぶら下げている人が「誰も襲わない」と言って、その理由をどれだけちゃんと説明できたとしても意味がない。
「まあ、そうなるよね。ここに放っておいても、いずれ業者に捕まったら殺されちゃうし」
とどのつまり飼うってことだ。
だが、この案が今まで出てこなかったのには理由があったんだ。
「言っておくが、我んちは無理だぞ。そもそも反対派だからお断りだ」
「妹が猫アレルギーで……」
みんな飼いたくても飼えなかった。
猫を殺すのは人間側の身勝手だと言っておきながら、この体たらくなのだから余計に際立つ。
「マスダは?」
「いや、俺は猫が好きでも嫌いでもないし。そんな人間の家に飼われても、この猫はロクなことにならないぞ」
そういう俺もこの期に及んで無関心を貫く。
つくづく身勝手なんだと思い知る。
だが、ここで一人だけ色よい返事をするものがいた。
「俺の家は飼えるよ」
弟だ。
当然、弟にそんな権限を持たせるわけにはいかないので俺は反対した。
「お前にこの猫を飼えるか? 父さんや母さんは認めてくれるかもしれない。だが、飼うのはお前だぞ? この意味が分かるか?」
そんな責任能力がないことは、本人も分かっていたのだろう。
「生半可な気持ちでやっていいことじゃない。いや、気持ちがあればいいってものでもないんだが……」
俺はそう語る途中で固まった。
自分で言っておきながら、その言葉に何か“引っ掛かり”を覚えたんだ。
俺は頭の中でその言葉を反復する。
そこに俺が出すべきなのに避けていた結論が、あるように思えたからだ。
だが、出てこない。
「なあ、お前はどうしたい?」
猫に話しかけても返ってくるのは鳴き声だけだし、そこに何らかの意図があっても読み解くことは当然できない。
仮に読み解けたとして、俺たちは結局のところ人間のエゴを押し付けることしかできない。
それが生かすか殺すかなだけ。
……そうか、そうだよな。
甘ちゃんの高卒無職がゴミみたいな人生を振り返るだけのエントリなので、あんまり読まない方がいいです。
花は咲かなかった。
蕾すら無かったのかもしれないが。
同世代の奴らが大学生活を終えて社会に出る時までには夢を叶えようと思っていた。
今年だ。
貧乏なのに兄妹が多い家で、大学は学費がかかるとか思い込んでたから金のかからない進路にしたいと思っていて、メンヘラ彼女と同じ大学に進むため勉強漬けで娯楽を禁じられていた自分は解放感から突飛な進路を選択したのかもしれない。
まあ、それでも学んだことは学んだ。
自主練はサボりまくったけど、結果として「演技は自分には難しい」ってハードルが建設された。
「もうこの道への気持ちは向かないんだろうな」と思う。
有能な兄は長年の努力が実を結び、仮にも自分が目指していた芸能関係で巨額を稼ぐ売れっ子になった。
妹は学費の関係で自分が学ぶのを諦めた分野を勉強して楽しそうにしている。
家の金を心配して進路を選んで、結果が出なくても「自分は金銭面では兄妹より家のためになってる」と謎の慰めを繰り返していたら自分には何もなくなっていた。
妬む気持ちはあるけど、まあ兄の努力は知っていたし。自分に努力する才能がないことは嫌というほど実感させられたから「兄みたいになりたい!」みたいな気持ちも一瞬で失せてしまった。
誰も責めようがない。
行き場のない鬱屈した気持ちで胸がいっぱいになり、兄妹から逃げるように隣県に社宅のある仕事に就職した。
一切経験のない工場勤務の仕事だったが、高校を出た時と同じように「まあ大丈夫でしょ。高給だし金のためならやれる」と軽い気持ちだったのを覚えている。
結果、一ヶ月続かなかった。
ただでさえ体力が追いつかないのに、毎日の残業と夜勤、そして現場でのパワハラで精神までやられてしまった。
最初は楽しかった一人暮らしも苦痛になり、身も心もズタボロになってギブアップを宣言した。
自分が使えない人間であることを嫌と言うほど思い知らされ、実家に帰ってきた。
働きたくても怖くて一歩を踏み出せない。
そんな自分の不甲斐なさが、余計に心に影を差すように感じながら今生きている。
話は変わるが、数年前、有名ボカロPが20歳の若さで自殺した。これが生前の最後のツイートになる。
https://twitter.com/siinamota/status/624184390592000000
自分はボカロには疎かったのでこの人の事も知らなかったのだが、「気持ちはわかるなあ」ってなんだか謎の同意が心に残っていて、今でも思い出す。こんな無能に同意されても気持ち悪いと思う。ファンの方がいたら本当にごめんなさい。
で、なんでこの話をしたかと言うと、自分の体が使い物にならないのを知ってしまったし、心は完全に働くことに対して及び腰だし、細かな体の不調がどんどん明るみに出てきて収拾つかなくなってるし、治すほどの根気も自分にないし。なんかこう、そういう膿のようなものが体にも心にもたまっているのを感じて、リセットしたいなあ、消えて無くなりたいなあ、と思ってしまうから。
長年やってるSNSも心の支えだけど、長年やってるせいで「罵倒していいやつ」みたいな扱いになってて。オフで会ってもネット上でも言葉でボコボコにされるし。高卒無職とか言えずに大学生気取ってるから悩みの相談なんて出来ないし。
あと最近若い子がネットに増えすぎ。才能のある歳下がバンバン目に入ってきて痛い眩しい辛い怖い苦しい。自分は絵も描けないし文才もないのでエンタメの素養が全然ないんだなって自己嫌悪が止まらない。
とりあえず趣味があってよかったとは思えるけど、リアルもネットも本当にリセットしたいなあって思います。
とりあえず自分でもわけのわからないまま吐き出してしまった。一文字でも読んでもらえたら自分の負担が分散するのかなって思います。いやもう書いてるこの時点でだいぶラクになったけど。以上。
ゲームとはちょっと違うかもしれないが、PlayOnline
前からこの匿名で書ける日記というものを書いてみたかった。ので、書いてみる。
最初はどうでもいいことを書こうかなとも思ったけど、結局今一番吐き出したいと思ったのは昔の恋愛の話かなと思ったのでそれについて吐き出そうと思う。
多分というのは、未だ本当に好きだと思えるのが同性の人しかいないから。
それでもバイだと言うのは、今まで付き合ったことがあるのは全員異性だから。
でも、やっぱり最初に好きになった同性のあの女の子が今でも一番好きなのだ。
それは今やただの思い込みというか刷り込みというか、たぶんそんなような何かなのだと思う。
だとしても忘れられない。
私は彼女と小学高学年の頃から肉体関係を持っていて、中学二年生になる前に、ある時ぱったりとやんだ。
だけどそれ以降、その話はタブーとなっていた。私から話すこともなかった。でも私はあのときの、最中の彼女を見て好きになったのだと思う。
今でも思い出せるし、未だに夢に出てくることもある。汗のにおいを嗅ぐと、必ず彼女のことを思い出す。するときもお互いにシャワーなんて浴びなかったから、汗臭かったんだ。
彼女とは小学生からの付き合いで、中学は違ったけど、高校は自分が同じところを志願してまた一緒になった。
クラスは違ったが部活は同じだったため、放課後はいつも一緒にいた。中学の時からもちょくちょく遊んでいたが、更に遊ぶ頻度が増えた。
とても充実していた。お互いに親友と言える仲だったと思う。
ショックだった。
彼氏だったらきっと、諦められたと思うのに。
同じ女に負けたのだ。つらかった。こんなことなら、告白してみればよかったと思った。もう遅かった。
でも私はそんな気持ちとは裏腹に、「おめでとう」と言ったと思う。
家に帰ってから、泣いた。
それからは彼女どころではなくて、暫く彼女どころか周囲の人間との連絡を断っていた。
あの時は精神的に不安定だったと思う。一日中家に引きこもってネットに依存していた。
高校は結局通信制のところに転校した。週に二回通えばいい、楽な学校だった。
友達はできなかったが、学校と言っても授業を受けるわけではなくただマークシート式のレポートを進めればいいだけだったのでとくに不都合はなかった。
ネットでは順調に友達も増えて、一日中Skypeしていたりととても充実していた。
ある時、ネットで知り合った男の人、A(仮名)と付き合うことになった。
既に10年ほど前の話なので記憶が曖昧だが、私はAのことがきっと本当に好きだったのだと思う。
恋愛気分を楽しんでいたフシがないとも言えないが。それでも恋愛的な意味で好きだったと思う。
いや、恋愛気分を楽しんでいたというより、初めて自分の女の部分を求められたという事実が嬉しかったのかもしれない。今になっては分からないが。
ともあれ、私はこの時初めての彼氏が出来た。
でも、長くは続かなかった。
彼は私と知り合った後にニコ生を始めており、夜に一日一回の放送を行っていた。それは付き合うことになってからも変わらなかった。
私もリスナーの一人として放送に参加し、放送終了後に個人で通話をしていた。
しかし、私は一人の女リスナーが参加したことによって彼の対応に嫉妬し、放送を見るのをやめた。
放送は一日一回と言っても、一枠(30分)だけとは限らなかったためだ。放送終了後の通話も、あまりできなくなっていた。
そのあと、ある時彼女のことを思い出した。なんだか悲しくなって、私は考えるのをやめた。
その時期はAと付き合う前に親しかった友人と、毎晩寝落ち通話をしていた。
本当にただ寝るためだけの通話。友人が深夜の3時に帰ってこようと、寝落ち通話ができないと寝れなくて、必ず待っていた。
彼を結果的に裏切ってしまった罪悪感といろいろな感情がまぜこぜになって、情緒不安定だった。
その頃はまだクソスペPCだったため、初めてバイトをしてゲーミングPCを買った。
クランに入って、新しい友達がたくさんできた。クラン外の人とも仲良くなって、色んな通話に参加するようになった。
それと並行して、MMORPGも始めた。そこで一部のクランの人とギルドを作った。身内ギルドで人数は少なかったけど、普段行くIDは4人までだったからちょうどよかった。
人のいる時間はFPSをして、人が少なくなったらMMOでレベリング。バイトは半年ほどでやめた。学校は行っていたが、それ以外は引きこもりをしてゲームを満喫していた。
暫くすると、私達のやっていたFPSは停滞期を迎え、過疎化が進んだ。そのため私たちはMMOをメインに活動することとなった。
その頃にはゲームシステムもある程度理解しはじめており、MMO内でのフレンドも増えた。
その中に、B(仮名)という男がいた。
Bは常駐chのそこそこ強いギルドのギルマスで、ch内でチャットをして知り合ったのがきっかけに仲良くなった。
Bともう一人の大きいギルドのギルマスと私との三人でギルマス会議なんていうSkype会議を作って、三人で別ゲーをするほど仲が良かった。
そしてある時気づいた。自惚れではなく、Bは私のことが好きだということに。
Bは私よりも年下で、可愛がっていた自覚はあるがそれ以上の感情はとくに抱いていなかった。
その時にも、彼女とのことを思い出した。
それで私は、もしかしたら彼女のことを忘れられるかもしれないと思って付き合うことにした。
初体験はなんてことなかった。Bは可愛かったし、そこそこ楽しめた。
Bは童貞だったし私は処女だったのでセックスはそこまでいいものではなかったが。
でも、彼女のことは忘れられなかった。結局、Bとも半年ほどで別れた。
そのあと、もう一人同じゲームで知り合って付き合った。
その時の私は正直彼氏が欲しいというわけではなかったし、まだその時は彼女のことを考えていた。
だから、そのことを伝えたら「それでもいい、忘れさせる」と言ったから半信半疑で付き合うことにした。
期待はずれだった。あんなに自信ありげだったのにセックスは下手くそで性格はクズ。最初に言った言葉も全部嘘。その場のでまかせだということが後に発覚した。
結局コイツはやりたいだけだったんだな、とあとから気付いた。こんな馬鹿に騙される私も私だった。
ゲームは飽きつつあった。
ここまで書いて、私はとんでもないクズでビッチなのだと思った。
いや、ビッチかどうかは知らないが確実にクズではあると思うし、貞操観念もどこかおかしいと思う。
うーん、貞操観念についてはなんというか。あまり価値がないように思っているんだけど多分変なんだと思う。でもどうでもよかった。
あの時は女としての快楽を得られたら彼女のことを忘れられるかもしれないと思っていたし。
このあと、彼女から久しぶりのLINEがきて彼女の働いている男装ホストバーに客として行くことになったがあまり脈がないことに感づいたもののやっぱり好きだと思ってしまった。
まだ好きです。これは恋愛感情なのかなあ。一回フラれてみたらスッキリするのかな。いや、そんな勇気ないんだけどさ。
ここ数ヶ月連絡なんて取ってないけど、それでも告白する勇気もフラれる勇気もまったくない。
フラれるくらいなら一生、昔の親友だってことを彼女が覚えていてくれればそれでいいかなって思う。
そう、フラれるくらいならただの親友、でも一時期は一番仲の良かった親友だった、ってその思い出だけで飾られていたいと思った。
以上です。
文章とか色々めちゃくちゃだし、今こうやって文章にしてみたらすごく嘘くさくて作り話みたいだと思った。でもいいや。
もしよかったら、これを忘れる・吹っ切る方法だけ教えてください。
私は見るなぁ。
そりゃ私が大富豪ならジャンル内全ての同人誌を端から端まで買うけど残念ながらそうではないので予算が必要。
その時の金銭状況によるけど大体いつも1万くらい。
欲しい本が50冊。
30冊オーバーだ。
そこで優先順位をつけることになる。
①絶対欲しい本
②割りと欲しい本
③まぁまぁ欲しい本
①の中でも激しく予算オーバーしたり、①+②(のうち数冊)しか買えなそうなときは泣く泣く削ることになる。
でも駄目。予算。
正確には値段に対するページ数、コマ数などだ。
もうその辺は今までの経験と勘。あとはサンプル以外の作品チェックして作家性や作風を見る。
例外的に値段も中身も一切見ずに絶対に買うリストに入れる作家もいる。
一度買って満足度がとても高かったらそうなる。
まぁ何が言いたいかよく分からなくなったけど、私はそうやって買う。
基本的に、値段は見るよ。
正直なところ、脈があるかどうかは交際を申し込んでみないとなんとも言えない。