はてなキーワード: 求刑とは
池袋で88歳の男性が起こした痛ましい事故が起きた。当初はブレーキが効かなかったと証言をしていたが、実際はアクセルとブレーキの踏み間違いだったらしい。結果として、尊い2名の命が失われ10名の負傷者が出た。
私はこの事件のネットでの扱いが気にいらなかった。実名が報道されない。実名が報道されても容疑者ではなく「さん」という敬称がついている。逮捕されない。そのようないくつかの理由が重なってか「上級国民」が起こした事故はメディアや警察が忖度し、容疑者を庇っている。そんな世論がネットにはあった。
私はこの事故は本当に気の毒だと思う。それは被害者、加害者両方がだ。被害者はいうまでもないだろう。最愛の妻と娘を交通事故で失った。これほど悲しいことは無い。しかし、容疑者もまた人である。
明確な殺意を持って行う殺人行為ではない。これはいうならば事故なのだ。無論、容疑者側にも問題はあった。判断力の低下や高齢であることから、運転をやめるべきだった。そんなことはわかりきっているし、それでもなお車の運転を行ったのは、加害者が悪いのだろう。しかし、容疑者は88歳の身にもなって背負うのである、2人を殺し、10人に怪我をさせたという事実を。
観測している限りでは容疑者はボロクソに叩かれていた。加害者を叩きたくなる気持ちもわかる。しかし、それは本当に正しい行為なのだろうか。己は事故の関係者ではない。被害を被っているわけでもない。そんな人たちが徒党を組んで加害者を叩き、私刑に処している。見ていて気持ち悪いという感情しかわいてこない。そこには建設的な意見なんて一つも無い。容疑者を死刑にしろだの、感情的な言葉ばかりだ。いつからこんな社会になってしまったのだろうか。加害者の家族も同様に叩かれているのだろう。それを当たり前と感じるようになったのはいつからなのだろうか。加害者の家族は事故とは一切関係ない。それでもなお、加害者の家族に牙を向けるものは一体何を考えているのだろうか。
また、今回の事故の被害者が、誤解を恐れずに言うとそこら辺にいる浮浪者だったら、こんなに大きな話題になっていなかったのではないだろうか。当然、被害者の遺族がかわいそうなのはわかる。私に妻子は居ないが想像するだけで胸が締め付けられれそうになる。ただ、だからといって私刑の矛先に向けてはいけないのだ。日本は法治国家なのだから、加害者は法の下に裁かれる。我々はその結果を見守ることしかできない。また、刑が求刑され刑務所に入ることで、罪は帳消しにしなければならない。それが法治国家なのだから。いつまでも私刑を繰り返す人間は幼稚だ。感情だけでしか物事が考えられていない。上流国民なら逮捕されないんじゃないのか? 実名報道されないんじゃないのか? どうした? 実際は逮捕もされているし、書類送検もされている。これから待っているのは裁判だ。その風雪を流布していた人たちは謝罪をしたのか。いい加減なことばかりを言って、加害者を責め立てるだけ責め立てて、間違っていたことを行っていても反省すらしない。そんな奴らがこの世にうじゃうじゃ居ると思うと、気持ちが悪い。
以下個人の感想です。
公判最終日、遺族の証言、求刑などの各場面で被告人がどんな表情をするのか注視しながら傍聴していた。
最初に感じたのは被告人は発達部分に問題があるのではないかということ。もちろん専門家ではないので単なる印象であるが、状況によって取って然るべき態度を選択できていない人であるように感じた。
鑑定の結果は「自閉スペクトラム」、弁護人がこのワードを連呼しながら情状酌量アピールしていたが、この件で自閉スペクトラムを理由に減刑や情状が通ると全世界の自閉スペクトラム大激怒じゃないのか。実際自閉スペクトラムは攻撃性を特徴せず、なので。
次に、まったく反省していないという印象を受けた。
これはこの公判を通して証人、検察側も「反省の態度まったくなし」「誠意などまったくない」などと同意見であるようだ。実際、被害者を殺害したことで「自分の願う世界に一歩近づいた」と述べたらしい。
両証人の証言内容はかなりエモい内容であったのだが、ところどころ「ww」「わけねーしwww」な表情をしていたので、最後の被告人が証言席に立った際の「共感しました☆」という言葉も、「嘘ですよね☆」としか感じられなかった。
そして、もし出てきたら報復しに行きそう。
報復相手としてターゲットABC各ランクの、Bランクであるが、たまたま自分の近くで顔出し・名前出しでイベントを開催したから選んだだけで、別にHagexじゃなくても、ネットリンチに加担した奴らじゃなくても、idコールしたアカウントでなくても、その時に手の届くところにいさえすれば、凶器として購入したナイフで、丸めた毛布を刺して予行練習の通りに刺せたんだろう。そして練習の結果を披露する相手は、頸動脈を切断し、心臓を切断貫通し、全身30か所の傷を受けるのは、「Hagexも他人を攻撃していたから報復されて当然」と言ってるブコメ、あんたでもよかったみたいだよ。
もし出てきたら、今度こそターゲットのAランクを狙いに、もしかするとそれははてななのかもしれないが。
どうあれ、出てきてほしくない。
建造物侵入、殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反(事件番号 平成30年(わ)1145号)第4回公判
9時20分
本日の傍聴定員25名、超過すれば抽選、以下であれば定時までに整理券配布に並んだ者がそのまま傍聴できるのだが、整理券配布締切直前に1名超過となる。しかし1名辞退者が出たため抽選なし。
9時50分
905法廷。傍聴席に座席指定はなく、最前列に記者席、向かって右手側に関係者席、その他を自由選択できる。
両脇に被告人入廷。紺色スーツ、ネイビーのネクタイ、黒っぽいセルフレームの眼鏡、ただし足元はサンダル。逮捕直後に報道された姿より体重が落ち、坊主頭がそのまま伸びたような短髪。姿勢が良く、痩せているというより締まっているため、休日にジムでトレーニングしているエンジニア、と言われても違和感がない。
そして目立たなかったが手錠と腰縄、それらを外した後、裁判官と裁判員入場。右手側に検察、左手側に弁護人と被告という配置。
10時
「低能先生と言われるネット上のモンスター」「死んで償ってほしい」
被害者妹の証言。証言席は衝立で囲まれ、被告人からは見えない状態。
終始涙声、「誠意などまるでない」
検察官。
鑑定人に自閉スペクトラムと鑑定されているが、自閉スペクトラムは攻撃性を特徴とせず
被害者参加人。
我が国初の事件であり、ネット上の表現活動に影響を与えることになる
極刑を。
弁護人。
自閉スペクトラムが影響している
汲むべき情状で量刑判断してほしい。私利私欲や快楽目的ではない。再犯可能性なし。真摯に反省している。今後家族の支援監督あり。
被告人。
すべての方々にお詫びしたい、すいませんでした
人生を前に進めてほしい
父に連帯責任は問わないで
以上。筆記メモ難しい。
建造物侵入,殺人,銃砲刀剣類所持等取締法違反(事件番号 平成30年(わ)1145号)
第4回公判
令和元年11月15日 10:00 福岡地方裁判所 905法廷
この日だけ都合がついたので傍聴してきた。傍聴券25枚に対して26人並んだが1人辞退したので抽選無し。
被告人松本英光の姿が見えた。短髪、ダークスーツに紺色のネクタイ。黒縁メガネ。清潔感あり。真面目で賢そうな青年で人を殺すような人間には見えない。
被告は殺したい対象をABCランクに分類しており、被害者はBランクに過ぎず他にもっと殺したい相手がいたらしい。
被害者の妻、妹さんの話を聞きながら被告は表情を変えず淡々とメモを取っていた。
被害者参加人の意見、弁護人による弁論。被告はメガネを取ってメモせず静かに聞いていた。
最後になにか言いたいことはないかと裁判官に促されて証言台へ。
すべての方々にお詫びしたい。遺族の声に共感した。自分の責任を取る。もし極刑になっても控訴しない。私が死んだら報復が成功したと思ってほしい。虫のいいお願いだが父の連帯責任は問わないでほしい。
未就学女児に強制性交の男 懲役3年8カ月の実刑判決【佐賀県】
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2019061800366
今年2月、県西部にある商業施設のトイレで未就学の女の子に暴行したとして強制性交などの罪に問われた男の裁判で18日佐賀地方裁判所は懲役3年8カ月の実刑判決を言い渡しました。
嬉野市嬉野町の無職の男(22)は今年2月、県西部の商業施設で当時6歳の未就学の女の子を屋外の女子トイレに連れ込み暴行を加えたとして、強制性交などの罪に問われていました。
検察側は、被告が手袋をして犯行に及んだことなどを指摘し、「計画性のある悪質な犯行」として懲役5年を求刑していました。
18日、佐賀地裁の今泉裕登裁判長は「犯行は卑劣でわずか6歳の被害者が受けた精神的苦痛は大きい」としながらも「被告には知的障害があり、衝動の抑制が困難だった」として懲役3年8カ月の実刑判決を言い渡しました。
すごい判決。
そして
救いといえば実刑にはなっているところか。
刑務所に入れても更生不可能な知能レベルならそもそも無罪になるから、今回まだ更生できる知能が残っていると判断されたのかな。
https://this.kiji.is/486469103325873249
この記事とかさ、マスコミがそもそも分かってないんじゃないの?
2019/4/4 18:34
2017年に愛知県内で抵抗できない状態の実の娘=当時(19)=と性交したとして準強制性交罪に問われた男性被告に、名古屋地裁岡崎支部が「被害者が抵抗不能な状態だったと認定することはできない」として無罪判決(求刑懲役10年)を言い渡していたことが4日、分かった。判決は3月26日付。
公判で検察側は「中学2年のころから性的虐待を受け続け、専門学校の学費を負担させた負い目から心理的に抵抗できない状態にあった」と主張。弁護側は「同意があり、抵抗可能だった」と反論した。
警官5人がかりで縛られて目隠しされた女がやめてと言っても襲った→無罪
静岡県磐田市で昨年、25歳だった女性に乱暴し、けがを負わせたとして強制性交致傷の罪に問われたメキシコ国籍の男性被告(45)の裁判員裁判で、静岡地裁浜松支部は20日までに、「故意が認められない」として無罪判決(求刑懲役7年)を言い渡した。判決は19日。
検察側は「被告の暴行で女性の反抗が著しく困難になることは明らか」と主張していたが、山田直之裁判長は、暴行が女性の反抗を困難にするものだったと認定した上で、女性が抵抗できなかった理由は、女性の「頭が真っ白になった」などの供述から精神的な理由によるものであると説明。
「被告からみて明らかにそれと分かる形での抵抗はなかった」として、「被告が加えた暴行が女性の反抗を困難にすると認識していたと認めるには、合理的な疑いが残る」と結論付けた。