はてなキーワード: JR北海道とは
「テクテクテクテクがテクテクライフになって昨日始まって、これ札幌でやってるのやっぱ俺くらいなんじゃないかなと思ってるんだけど」
「はい」
「このゲームには建物チェックインによるラリーというミッションごほうび機能があって」
「昨日聞きました」
「JR駅にチェックインすると、そこから繋がるJR線の駅を全部チェックインしようみたいなミッションが」
「はい」
「JR札幌駅にチェックインすると、これ現地でチェックインしないと一覧に出ないようになってるんだけどラリーが自動で追加されて」
「はい」
「JR函館本線(小樽-旭川間)ラリー、JR千歳線ラリー、JR札沼線ラリーが始まるんだけど」
「はい」
「あのね、これ見て、JR北海道の乗り換えサイトから持ってきた北海道路線図」
https://jrhokkaidonorikae.com/jsecgi/img_map/HOKKAIDO.png
「ずいぶん減りましたね」
「いやボク5さいくらいなのでそんな海沿いの路線とかのこと聞かれてもわかんないんだけど」
「はあ」
「この札幌の北にある青い札沼線(学園都市線)のとこ、これちょうど今年の春で一部廃線になって、
前は新十津川って駅まで伸びてたんだけど、北海道医療大学から先はもうJRで行けないんだよ」
「はい」
「で、ここで、このJR札沼線ラリーのチェックポイント一覧を見てくだされ」
https://i.imgur.com/xNOphb4.jpg
「あー…」
「あー…」
まぁ観光路線なんてシーズンや人数が限られるから、無理に公共交通機関でやらなくても旅行会社のツアーバスやレンタカーにお任せするのも選択肢かも知れん。
結局生活に必要な路線や時間帯を研究してニーズの多いところにバスを走らせる(マイクロバスでも可)のが一番安上がりじゃないのかな。電車は線路を引いて車両を整備して駅や信号を設置しなくてはいけないので不経済ではないかと思う。
一時期JR北海道の整備手抜き問題が騒がれたけど、いくら国鉄時代に作った線路や駅があるとはいえ、ただでさえ冬季の管理費用がかさむエリアですべての路線を維持するのは無理ではないかと思う。
どっちかというとJR北海道は「残すべき路線は何か」を考えて、採算の合うエリア以外どんどん廃止していかないと持たないんじゃないかな。路線を廃止することで不便をこうむる人をどうするかは、替わりにバスを走らせるなどして対策を考えないといけないけど。
勝手に話広げちゃったけど、こういうの考えるの面白いね。ただ、最大公約数の人に合わせて公共交通機関を作っても、それに合わせて動く人ばかりじゃないから、地方の車社会は簡単に変えられないと思う。
クルマにはウン百万円以上費やしてマイカー乱用しまくって鉄道には乗らない生活を選び、結果として鉄道を潰して殺したのは、他ならぬ地域住民な事実。
廃線しようとしているJR北海道を批判する地方の人々は、あまりにも身勝手ですよ。自分らが鉄道を殺すような生活を選んだくせにね。
昔、地方の人々はマイカーなんて無くても立派に生活していた。自転車、鉄道、バスを使って。マイカーが蔓延してなかった時代は重大事故も少なかった。
マイカーを抑制して高齢者でもクルマなし生活できるような地域の構造を整備しよう、というのがコンパクトシティ政策です。
地域住民がマイカー依存から鉄道利用に転換すれば、鉄道の復活は現実味を帯びてくるんですよね。
なので、鉄道愛好家ならばに鉄道ファンは、もっとSNSなどで自動車にまつわる課税強化や、パリやオスロなど先進諸国の都市部がしているように自動車乱用に規制をかけるなどといった政策の正当性をもっと声高に叫んでこそ、鉄道の未来を守る為には正しいアクションと言えます。
イギリスの首都ロンドンなどは市街地への自動車通行に課税をして、それを元手に自転車専用道ネットワーク整備や鉄道、バスの強化を進めているほどです。
また、ドイツではマイカーをあえて不便にすることで自転車とバスなどの公共交通利用を増やして地域の便利を維持する政策も取られています。
https://i.imgur.com/9b7Ckpv.png
結局、公共交通維持の為には、元凶であるマイカーを抑制する政策がもっとも効果的なのです。公共交通が維持されれば、車の運転ができなくなった高齢者でも便利に暮らせる地域構造が持続できますから。マイカー依存は公共交通を殺し、高齢者を殺してしまう最悪の依存です。
鉄道愛好家がするべきことは、マイカー依存への批判、マイカー乱用への批判をSNSで発信することですよ。
結局、地域住民がマイカー依存を選ぶという愚かな選択をした為に鉄道やバスなどの公共交通が死に追いやられているのですから。そしてクルマを運転しない層は難民となるか都市部へ移住を選択して地域の過疎化が進行する。マイカー依存害で。
鉄道ファンならびに関係者は、自動車特に自家用自動車=マイカーへの課税や規制強化を進めるべき!という姿勢をSNSで毅然と発信し続けるべきですね。
そうしてこそ鉄道の復権があるのですから。マイカー依存者はほとんど鉄道を使わない。ならば、マイカーを不便で不経済なものにする政策の推進に賛成をし、その正当性をSNSで発信することが、鉄道ファンとしては正しい姿、正しいアクションです。
この度、政府が計画して自動車の走行距離に応じた課税についても、鉄道ファンはもっともっと賛同の意をSNSで見せることが大事ですよ。
公共交通は利用して育てるインフラ。使わなければ滅びるだけ。そして困るのはクルマを運転できなくなった高齢者です。
地方の人々は自分がどの移動手段を選ぶかで、地域の未来が大きく変わるという事実をもっと直視するべきですね。
というのを検証してみようかと思ったのだけれど、それに際して面倒くさい前提をいくつか踏まえないといけない。
鉄道ファンの面倒くさいところとして、「鉄道の旅である以上持っている切符で乗れるところは鉄道に乗らなければ」というのがある。
その伝で言うと、函館青森間は青春18きっぷだけでは乗れないのだけど、2300円のオプション券を追加購入して、道南いさりび鉄道五稜郭〜木古内間と、北海道新幹線木古内〜奥津軽いまべつ間を乗ることができる。奥津軽いまべつ駅に隣接するJR津軽線の津軽二股駅から再び青春18きっぷの旅を再開することになる。
ただ、問題は道南いさりび鉄道もJR津軽線も著しく運転本数が少ない上に、どちらも北海道新幹線との乗り継ぎなんか全く考慮していないダイヤとなっていることで、結果函館青森間の移動に6時間7時間は平気でかかってしまう。実にアホくさい。これに対して、津軽海峡を結ぶフェリーは所要時間4時間弱、津軽海峡フェリーが1日8便で2220円から、青函フェリーも1日8便で1600円から。これなら鉄道ファンでもフェリーを選んじゃうよね。
JR北海道の経営難はつとに知られたところだけど、9年前とくらべても青春18きっぷで乗れる普通列車が経営難のあおりを受けてかなり減った。減っただけならいいんだが、JR北海道のダイヤ編成は、伝統的に普通列車から普通列車への乗り換えを全く考慮しない。乗り継ぐべき列車が前の列車の到着の直前、3分4分前に発車してることはザラにある。「普通同士の乗り継ぎなんて認めん、何が何でも特急料金払って特急に乗れ」と言わんばかりのダイヤを組む。まともな客はこんなことで腹を立てないだろうし、長距離を乗る客には安くて便利な切符は別にあるのだけど、18きっぷの利用者にはそういうことになっている。
とりあえず、今回は特急使わなくても鹿児島まで余裕で行けるのだけれど、ムーンライトながらを取れないときとかはこっちで時間短縮するしかないかも。
というわけで、旅程を考えてみた。
知床斜里 0728 - 0949 北見(4724D→4656D)
【旭川発1347の滝川行普通に3分だけ間に合わず2時間半足止め。こういうことするから北は嫌い】
岩見沢 1805 - 1843 札幌(区間快速いしかりライナー)
【札幌発1843の小樽行快速エアポートに連絡できれば1日目のうちに長万部まで行ける。札幌圏は混んでるから接続できないのはわかるけど悔しい】
札幌 2028 - 2114 小樽(区間快速いしかりライナー)
【この辺は時間と列車に余裕があるので札幌で止まらず小樽まで行ってもいい。オフ会なら札幌かなと】
【もう一本遅い列車もあるので、札幌なり小樽なりで時間が必要であればそちらでも可】
【これもあと10分くらい早く着くとギリギリ12時出港のフェリーに間に合うかもなんだが……。まあ函館で昼飯食おう】
【ほぼ同時刻にもっと安い青函フェリーも出るのだけど、次の列車への乗り継ぎを考えるとこちらを選択】
【この列車に乗るために青森ではなく新青森へ向かって、かつフェリーも早い津軽海峡フェリーを選択する】
【オフ会】
【オフ会】
JR北海道が自社の経営努力だけでは道内鉄道網を維持できないというニュースを読んで思った。
「かつての賑わいが失われた」などといった、寂れた街に対して使われる言葉は果たして本当に正しいのだろうかと。
ということは、8年前の日本はどの時代の日本よりも人口が多かったということになる。
しかし、まもなく廃線を迎えようとしている北海道の街や、日本全国の過疎地と呼ばれる寂れた街が
8年前に賑わっていたとは到底思えない。
「かつての賑わい」とはきっと高度経済成長期のことを指すのではないかと思うが、
人口ピラミッドが山型で、働けば働くほど幸せになれるという希望があったのかもしれない。
その時代背景を考慮しても、現在の地方都市のシャッター商店街に人がごった返すほどの賑わいがあったとは、
23区に隣接する街に住み続けている自分にはどうしてもイメージできない。
田畑が広がる風景から、段々と宅地化が進み、巨大な団地までもが建設されていく様子が写し出されていて、
寂れた街はその逆のことが起きたはずであるが、変化の加速度はこれに及ばないと思う。
なぜなら、街の大きな変化を経て形成されたベットタウンの構成メンバーは、日本全国から集まってきた人であり、
ある特定の数市町村の全人口50%以上が集団移住したなどといったことはありえないからだ。
日本全国の小さい街から、少しずつ、少しずつ人が減り、その街と共に老いた人々が、
自身の体力の衰えと過ぎ去った時間に対する切ない感情を乗せて、少し大げさに「かつての賑わいが失われた」
などと言っているだけであって、実際のその街は、昔と比較して、実はそれ程変化していないのではないかと思ってしまう。
駅名 | よみ | 距離(km) | 県1 | 県2 | |
---|---|---|---|---|---|
守山 | もりやま | 104 | 愛知県 | 滋賀県 | |
渚 | なぎさ | 100 | 長野県 | 岐阜県 | |
大谷 | おおたに | 99.5 | 滋賀県 | 和歌山県 | |
関 | せき | 98.2 | 岐阜県 | 三重県 | |
平岸 | ひらぎし | 96.6 | 北海道赤平市 | 北海道札幌市 | |
小野 | おの | 96.6 | 京都府 | 兵庫県 | |
船津 | ふなつ | 94.9 | 三重県紀北町 | 三重県志摩市 | |
赤坂 | あかさか | 91.9 | 東京都 | 山梨県 | |
大久保 | おおくぼ | 91.1 | 京都府 | 兵庫県 | |
桜川 | さくらがわ | 90.7 | 滋賀県 | 大阪府 | |
立野 | たての | 89.9 | 佐賀県 | 熊本県 | |
追分 | おいわけ | 83 | 三重県 | 滋賀県 | |
古市 | ふるいち | 79.4 | 大阪府 | 兵庫県 | |
五条 | ごじょう | 79.1 | 京都府 | 奈良県 | |
木津 | きづ | 78.1 | 京都府 | 兵庫県 | |
曽根 | そね | 73.8 | 大阪府 | 兵庫県 | |
十日市場 | とおかいちば | 73.2 | 神奈川県 | 山梨県 | |
赤池 | あかいけ | 72.6 | 岐阜県 | 愛知県 | |
卸町 | おろしまち | 72 | 宮城県 | 福島県 | |
霞ヶ丘 | かすみがおか | 69.5 | 兵庫県 | 奈良県 | |
橋本 | はしもと | 69 | 京都府 | 和歌山県 | |
小川町 | おがわまち | 67 | 埼玉県 | 東京都 | |
黒沢 | くろさわ | 64.4 | 秋田県横手市 | 秋田県由利本荘市 | |
桜井 | さくらい | 58.7 | 大阪府 | 奈良県 | |
下島 | しもじま | 52 | 長野県伊那市 | 長野県松本市 | |
入谷 | いりや | 48.9 | 東京都 | 神奈川県 | |
九条 | くじょう | 46 | 京都府 | 大阪府 | |
東山 | ひがしやま | 45.2 | 京都府 | 奈良県 | |
長田 | ながた | 44.7 | 大阪府 | 兵庫県 | |
霞ヶ関 | かすみがせき | 43.5 | 埼玉県 | 東京都 | |
桜 | さくら | 42.2 | 愛知県 | 三重県 | |
栄町 | さかえちょう | 40.8 | 千葉県 | 東京都 | |
九条 | くじょう | 39.2 | 京都府 | 奈良県 | |
明智 | あけち | 38.6 | 岐阜県可児市 | 岐阜県恵那市 | |
平野 | ひらの | 32.8 | 大阪府 | 兵庫県 | |
柚木 | ゆのき | 31.6 | 静岡県富士市 | 静岡県静岡市 | |
九条 | くじょう | 31.4 | 大阪府 | 奈良県 | |
住吉 | すみよし | 30.5 | 兵庫県 | 大阪府 | |
平和台 | へいわだい | 27.1 | 千葉県 | 東京都 | |
足柄 | あしがら | 24.6 | 神奈川県 | 静岡県 | |
小野 | おの | 24.2 | 滋賀県 | 京都府 | 県境を越えるもので最短 |
日比野 | ひびの | 17 | 愛知県愛西市 | 愛知県名古屋市 | |
小杉 | こすぎ | 16.9 | 富山県富山市 | 富山県射水市 | |
高井田 | たかいだ | 14.5 | 大阪府柏原市 | 大阪府東大阪市 |
駅名 | よみ | 距離(km) | 会社名1 | 会社名2 |
---|---|---|---|---|
春日井 | かすがい | 5.3 | JR東海 | 名鉄 |
志井 | しい | 2.8 | JR九州 | 北九州高速鉄道 |
野々市 | ののいち | 2.7 | JR西日本 | 北陸鉄道 |
尼崎 | あまがさき | 2.5 | JR西日本 | 阪神 |
白石 | しろいし | 2.2 | JR北海道 | 札幌市営地下鉄 |
長田 | ながた | 1.8 | 神戸電鉄 | 神戸市営地下鉄 |
市場 | いちば | 1.6 | JR西日本 | 神戸電鉄 |
西宮 | にしのみや | 1.3 | JR西日本 | 阪神 |
御影 | みかげ | 1.3 | 阪神 | 阪急 |
平野 | ひらの | 1.3 | JR西日本 | 大阪市営地下鉄 |
石川 | いしかわ | 1.2 | JR東日本 | 弘南鉄道 |
芦屋 | あしや | 1.1 | JR西日本 | 阪神 |
早稲田 | わせだ | 1 | 東京メトロ | 都電 |
塚口 | つかぐち | 1 | JR西日本 | 阪急 |
白島 | はくしま | 1 | 広島高速交通 | 広島電鉄 |
味美 | あじよし | 1 | 名鉄 | 東海交通事業 |
伊丹 | いたみ | 0.9 | JR西日本 | 阪急 |
宇治 | うじ | 0.9 | JR西日本 | 京阪 |
城野 | じょうの | 0.9 | JR九州 | 北九州高速鉄道 |
嵐山 | あらしやま | 0.9 | 阪急 | 京福電気鉄道 |
十条 | じゅうじょう | 0.9 | 近鉄 | 京都市営地下鉄 |
住吉 | すみよし | 0.9 | JR西日本・神戸新交通 | 阪神 |
琴似 | ことに | 0.85 | JR北海道 | 札幌市営地下鉄 |
郡元 | こおりもと | 0.85 | JR九州 | 鹿児島市電 |
今里 | いまざと | 0.85 | 近鉄 | 大阪市営地下鉄 |
浅草 | あさくさ | 0.8 | 東武・地下鉄 | つくばエクスプレス |
吹田 | すいた | 0.75 | JR西日本 | 阪急 |
野田 | のだ | 0.75 | JR西日本 | 阪神 |
春日野道 | かすがのみち | 0.7 | 阪急 | 阪神 |
谷山 | たにやま | 0.7 | JR九州 | 鹿児島市電 |
弘明寺 | ぐみょうじ | 0.5 | 京急 | 横浜市営地下鉄 |
中津 | なかつ | 0.5 | 阪急 | 大阪市営地下鉄 |
堀田 | ほりた | 0.45 | 名鉄 | 名古屋市営地下鉄 |
福島 | ふくしま | 0.35 | JR西日本 | 阪神 |
黄檗 | おうばく | 0.3 | JR西日本 | 京阪 |
朝倉 | あさくら | 0.3 | JR四国 | とさでん交通 |
甘木 | あまぎ | 0.25 | 西鉄 | 甘木 |
草薙 | くさなぎ | 0.25 | JR東海 | 静岡鉄道 |
伊野 | いの | 0.23 | JR四国 | とさでん交通 |
JR北海道、観光列車による公共交通のイメージダウン、痴漢問題…これだけ問題が続出しても、恋々と公共交通に固執する鉄道は恥を知らない。不買出来ないなら抗議するしか、公共交通を救う道はないと思います。
日本人は日本の公共交通に怒りの声を挙げていただきたい。若い世代や会社員の人達が公共交通を信頼できないと、言ってます。痴漢問題も不便性も運賃制度も etc 何も解決していません。
戦後、ここまで見るに耐えない現実もありません。車社会になり、日本人が経済的に豊かになり、公共意識が劣化したと言われていますが、これだけはいけません!
公共インフラとしての使命を忘れた鉄道界隈は日本の公共交通、住みよい都市など、豊かな社会を壊そうとしています。大都会東京を愛する人として黙っていられません。速やかに怒って下さい。
もはや好きか嫌いかという問題ではありません。希望か絶望かという選択だと思います。
http://anond.hatelabo.jp/20170209010308
古い記事に反応しても見られない気もするが、まあ民営化30年記念で書いておく。
まず、競争起きまくってる。なんで京阪神にしか目が行ってないのかが疑問(京阪神に住んでて、他の地区のことに興味が無いのか?)だが、例えば豊橋-名古屋-岐阜での東海と名鉄の熾烈な争いとか、福岡での九州と西鉄の争いとか、私鉄との争いは激しい。それと、航空機やバス(そして何より自家用車)との競争がある。バスとの競争という考えがないの、いかにも都会の人間(都会ではバスは補助輸送機関だしな)という感じだが、地方ではバスはかなり強い。JR北海道が一時期特急のスピードアップに血道を上げていたのは、そうしないと高速バスとの競争で優位に立ちようがなかったからだし、この前廃止された留萌線の留萌-増毛間は沿岸バスとの競争で完全に負けてた。留萌-増毛、JRが勝ってたのは運賃が数十円安いことだけで、本数や所要時間、停車位置(駅があるのは町外れ、バスは高校や病院の目の前まで行く)などその他の全てでバスが勝ってた。増毛町も、町の高校生が留萌の高校まで通うのにはバスのほうを推奨(バスの定期買うと町が半額補助してくれる)してたくらいだ。特に停車位置の問題ってのはすごいデカい。「お前はお年寄りを駅から病院まで数km歩かせるのか?」という話だからな。
あと、そういう外部以外での競争もある。例えば国鉄はエンジン技術が凄まじく低かった(現代の目から見てではなく、当時の海外メーカーや国内のトラック用エンジンメーカーと比べて。重さの割に出力弱い上に排ガスがひどく、しかも出力全開にすると排気管のオーバーヒートで出火しやすいという安全上の問題まであった)にもかかわらず内製にこだわり続けてたが、民営化したらカミンズ社(アメリカ)のエンジンとかを導入するようになった。これによって非電化ローカル線(特に東日本管内)は随分スピードアップした(国鉄時代の時刻表とJRの時刻表を見比べてみると分かる。というか、こういうふうに、民営化でどう変わったかをちゃんと調べてみたことある?)
しかしこの辺はハッキリ言って瑣末なことだ。根本的なのはこっちだ。
>あれから30年経ち、支線はほとんどが廃線になったり、第三セクターになったり、代行バスになったりで地方は青息吐息である。
赤字ローカル線を廃止(三セク移管も含む)しまくっていたのは国鉄の方。JRになってからは、廃止は圧倒的に抑制された。Wikipediaあたりでいいから、いっぺん国鉄・JRの廃止路線の廃止年月日を調べてみるといい(なお、民営化直後87~90年の廃止路線は、三セク会社の設立や代行バスの準備の都合で民営化後まで実施がずれ込んだもので、廃止を決定したのは国鉄)。
国鉄のローカル線廃止基準は「輸送密度(1日1km当たりの利用客数)4000以下」(例外規定がいろいろあり、2000~4000くらいのはあまり廃止にならなかったが)。それに対しJR北海道がこの前廃止を発表したのは「輸送密度200以下」だ。時代の変化などを差し引いても比べ物にならないくらいJRの方がローカル線の廃止に消極的なの。国鉄なら5秒くらいで廃止してた路線をJR北海道(他のJR各社もそう変わらん)はここまで維持してきたの。
お前さんたぶん、市場原理とか新自由主義とかが嫌い(まあ俺も嫌いだが。俺は、地方ではバスのほうが鉄道より交通弱者に優しい場合が多いから、鉄道に使う公金をバスに突っ込むべきと思ってるだけだ。あと介護タクシー・福祉タクシーな。「地方の交通弱者のことを考えて~」みたいなことを言って介護タクシーのかの字が出ない奴、何考えてるんだ?)で、「市場原理なんだから地方(弱者)を切り捨てたに決まってる」と思い込んで、民営化でどう変化したのかとかをきちんと文献やデータにあたって調べる手間をかけようと思わなかっただろ。お前さんはただ単に、新自由主義者よりもさらに地方のことを考えてないというだけだよ。
国鉄時代は「工作局」という内部部署製のエンジンにこだわってた。分割民営化されたら東海が「これでもう俺たちは中央(工作局)から自由だぜ」と言わんばかりに速攻で公開コンペ始めてカミンズを採用し、他社もそれに続いた。北海道だけは国鉄エンジンの換装にそこまで積極的じゃなかったが、そしたらこの前燃えて特急の間引き運転することになった(国鉄エンジンをいまだに使ってる車両を使用停止にしたら車両が足りなくなったため)のは記憶に新しい通り。国鉄のままでもいきなり工作局が干されて公開コンペが行われるようになってた可能性が0%とは言わないけど、まあ分割ないと難しかったのでは。一組織だとどうしても中央の意向が強くなりすぎるので。
70年ごろの「赤字83線」でも結構廃止されてるし(角栄が首相になったために途中でストップかけられたが)、水害で不通になったらわずか1ヶ月後に即廃止(ひどい)の柚木線とかもあるじゃん。だいたい、国鉄は「政治の道具」にならなければ廃止しなかったんだから、自分の意志で廃止するJRより良かった……という話にしたところで、「国鉄のままなら『事業仕分け』的な政治の道具にされてJRよりもたくさん廃止されてた可能性が高いですね。民営化してよかったですね」ということになっちゃうのでは……? 国鉄のままで、そういう政治の「悪い介入」を避けれたはずとするの厳しくない?
「旅行客が旅行先の電車に乗って景色が見たいなどというのは、不必要な混雑を発生させる良くない行為。」
都市圏のラッシュ時の電車で、遊びに来た人間が不要不急に利用するのは余計な混雑を生むからやめろってのは解るけど
地方観光地の、いつ廃止になってもおかしくなさそうな列車に観光客が休日昼間乗ったぐらいで「地元の人に迷惑」とか大げさだと思うんだが。
まあ、ローカル列車に団体で乗るのは多少迷惑な要素もあると思うけど、
近鉄のしまかぜとか、ああいう「乗るのが目的な列車」なんて地元の利用殆ど無いんだから、観光客が特に目的もなく乗ったって
批判される筋合いはないと思うんだが。
まあ確かに昔は観光列車といえば観光地に行くためのもので、乗るのが目的、というのが想像しにくい人もいるのかもしれないけど。
大都市のラッシュ時間ではベビーカー自重しろと言われるみたいに、とにかく混雑がひどくて、それを抑えなければならない、っては解るけど、
地方とか、大都市でも閑散路線とかのラッシュ以外の時間帯はむしろ今の時代客が少なくてとても困ってるんだよ。JR北海道の赤字のニュースとか見たらそれぐらい想像できると思うんだが。
旅行先と自分の住んでる地域では、事情が違うということを考えて欲しい。
地元ではよろしくない行動でも、旅行先ではむしろ良いことかもしれん。それをちょっとは考えて、脊髄反射的に旅行者のマナーガーとならないようにして欲しい。
実際は大したことないことをいちいち絶対にやってはいけない行為家のごとく叩くと、本当に守るべきマナーの話が薄れてしまうんだよ。