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2023-04-18

Web企業は未経験を雇って教育すべきなのか

自分スペック

そこそこのWeb企業基本的経験しか採用しないことについて、教育コストを他に転嫁しているとか、IT業界が先細りする行為未来を潰しているみたいな言い方をされているときがある。

自分もこれについて課題意識はあって、ここ数年Web企業での採用活動と実際の業務に関わりながら、色々考えたので少しまとめてみたい。

用語

Web企業
自社で何らかのWebサービスを提供するIT企業toBtoCは問わない。規模も問わない。
経験
ソフトウェアエンジニアリングの経験が無い人。新卒・他業種から転職かは問わない。
教育
社員がその企業ソフトウェアエンジニアとして働けるよう知識をつけたり経験させたりする行為。いわゆる「案件にいきなり投入して放置」みたいなものは含まない。

自分から見たWeb企業採用の現状

ここではいゆるキャリ採用ではなく、新卒採用ポテンシャル採用の話をしていると前置きしておく。

Web企業でよく求められるスキルは以下の3つだが、これを満たすような人材はもれなく経験である

何らかの言語特にその会社で使っている言語経験
年数よりは何を作ったかを見るが、基本既に自走できるレベルの人。
コンピュータサイエンス知識
データ構造アルゴリズムTCP/IPの基礎的な知識がある。
チーム開発の経験
複数人で一つのプロダクトを開発した経験の有無。Git/GitHubを使えるという意味内包することがある。

この3つの条件とそれを満たす応募者について、この記事では以下の様に呼称する。

レベル5
全て満たす。プラスアルファ複数技能を持つ。
レベル4
全て満たす。
レベル3
3つのうち2つ満たす。
レベル2
3つのうち1つ満たす。
レベル1
いずれも満たさない。

当然レベル4以上はそう多くなく、それを求める企業では応募者のほとんどは書類選考で落とされてしまう。それでも毎年雇いたいレベルの人が来る(来てもらえるように色々やっている)ような企業ではこの採用基準を下げる意味はないため、いわゆる「経験しか採らない」と言われる状態になる。

一方で世の中はそんな人気企業ばかりではない。それらの企業ではこの基準を落とすのだろうか?自分感覚としては「一部を諦める」みたいになっていると感じる。つまり、チーム開発の経験はないとか、自社では使ってない言語経験しかないとか、コンピュータサイエンスはよく分からないなどを許容するという方式になっていそうだ。よってレベル3以上あたりを狙って、レベル2~4くらいのグラデーション採用する。

よって、本当の未経験者がWeb企業を受けるためにはまず最低レベル2、できればレベル3に到達する必要がある。そこまでしてようやく「面接に到達する資格がある」という状態であり、おそらく有名な企業では軒並み一次面接で落とされてしまう。

一方で満たしている人は本当に全部満たした上でプラスアルファが多数あるみたいな状態で、多数の有名企業内定を取って手のひらで転がして悩んでいる。

このような一部の外れ値のような人はどんどん内定を取るが最終的に選ぶのは一社なので、それ以外の企業内定辞退され辞退率が上がる。すると「それなりに合格は出しているのに人は足りない」みたいな状況になってしまう。

自分が感じていた課題

自分は応募者に基本的レベル4以上を求めている。これは教育に対して年単位で割いているほどの余裕がなく、教育を施しても難しい問題解決する能力が身につかない可能性のある人を採用段階で落とすことで「当たりを引く確率を上げる」ためである(誤解の無いように言っておくと、単に既にできる人は更に色々と(しかも早く)できるようになる可能性が高いというだけで、レベル4未満は絶対ダメとかそういう話ではない)。

今の会社では新卒であっても入社半年もすれば手取り足取り教える段階ではなく、社内で自走していけるようになっていると感じる。

これが健全でないと言われればそうであろうと思う。

コンピュータ世界は恐ろしいほどに親の資本力に左右される。レベル4以上の人は早ければ中高生の頃からコンピュータと関わりがあり(自分専用のPCがある、部活動で触る、地域習い事で……etc)、更に大学に進学して関連分野を学んでいる。これを親の資本力と関わりないと言うのは難しい。

更に地方よりも都会の方が、コミュニティの発達においても、そこに集まってくる人材レベルについても圧倒的に勝ると学生時代に感じていた。これも当然都心に住居を構える/一人暮らしさせられる親の資本力とは切っても切れない関係にあるだろう。

レベル2くらいに到達することは全くの未経験からでも十分可能である。例えばJavaJavaScript・PHPRuby……なんでもいいので一つ選んでちゃん勉強し、いくつもプロダクトを作ってみればよい。現代ではこれはPCが一台あればできる。動画講座も安価で手に入るし、大抵のことは検索すれば出てくるし、Twitterにいるエンジニアはみんな教えたがりだし、ChatGPTだってある。PC自体もそんな高価な物ではなく、中古で買えるやっすいThinkPadで十分できる。

しかレベル2~レベル4までの間の壁があまりにも高い。コンピュータサイエンスの広範な知識を身につけるには基本的大学に行くのが一番コスパが良いと思っているが、誰しもが大学に通える経済力を持つわけではない。チーム開発はやはりどこかのコミュニティに参入できないと難しい。手っ取り早いのは企業バイトで雇われることだが、これは鶏と卵問題だ。

本来ここの教育企業が担うべきではなかったか?そういう意識学生時代から漠然自分の中にあった。これをやらずに、レベル4以上しか採用しませんというのは他のどこかに教育コスト押し付けていたり、更なる格差拡大に繋がっているのではないかという後ろめたさを感じていた。

企業教育への投資

企業に入ってもまだしばらくは上記意識を引きずっていたが、最近は別の考えになってきつつある。

まず、Web企業の使う技術は割とオープンになっていることが多く、隠すインセンティブがあまりないため、企業間での教育はおそらくかなり共通化できる。企業内に囲い込んでから教育を施す意味があまりなく、入る前から知っているという人も多い(Web企業研修が知っていることばかりでつまらないと思った人も多いのでは無いか)。

これを実現する一つの手段として、入社前の広い母集団に対して何かしらの形で援助を行っていることが多い。例えば以下の様なものだ。

これらは広義の教育であると考え始めた。それらの中で企業スポンサーセッションなどを通して採用枠をアピールするし、実際それ経由で就職する人も居る。

もちろん支援企業就職しない人の方が多いが、最終的にどこかWeb企業に入ってくれるなら、これはWeb業界全体で人材教育を行っていると言えないだろうか。

次に、大変残念な現状として「学生時代から触れているのにいまいち地力が伸びていない人」とか「そもそも触れていない人」がその後ぐっと伸びるという事例はかなりレアだと感じる。つまり、未経験ですが頑張りたいです!という人を雇っても伸びず、「これくらいやっています」という人は更に伸びるという(ある意味当たり前の)現実がそこにある。

故に先に挙げた広い範囲での教育を進めていくと、選考よりも前の段階でたくさんの機会をどんどん与えていくことになり、自然と「やったがあまりうまく行かなかった人」とか「機会はあったがやらなかった人」がどんどん可視化されていく。すると選考の段階では今後も投資価値がある可能性の高い人材が自ずと絞れてしまい、経験者のみが採用されていく状態になるのではないだろうか。

自分はこういったことを考えているうちに、積極的に未経験を雇って教育するよりも、選考よりずっと前の段階から様々な教育機会を提供していく方がお互いにとって幸せなのではないだろうかと思うようになった。

学生自分の興味ある方向にスキルを伸ばしてそれがマッチする企業を選べば良いし、企業はある程度既存社員を使った教育コストを下げつつ優秀な社員を雇えるようになる。そもそも選考前の段階でエンジニアリング楽しくないなと思う人は素直に向いていないので、参入するのを辞めたほうがよい。

足りていないところ

さっき言ったような教育への投資はまだまだ経済的に豊かでない層に届きづらい現実があるように感じている。

実際に自分大学時代奨学金を探すと、地方メーカーが自社への就職を前提に出している奨学金などが多く、国から借りる以外にはあまり選択肢がなかった。

もっと広く機会を提供できると良いなと思っているし、奨学金とかは(下手な条件を付けなければ)かなりフラット教育への投資であると思うので、企業給付型奨学金実施することに対してもっと何らかのインセンティブを付けられないだろうか。

また、イベントコミュニティはどうしても都心に偏りがちで、地方では開催されなかったりWeb企業の影が薄かったりする。これも年に1回とか2回とかでいいので地方コミュニティと何かやって、細々とした縁を持てるようにしていけないだろうか。

教育に関して皆さんの企業でやっていることが何かあれば、参考にしてみたいので教えてほしい。

2023-04-11

無知なのは微笑ましいが、にわか知ったかは痛々しい

https://www.youtube.com/watch?v=3OFTUM5uotM

これのコメント欄

gitですね(ドヤ

gitチケットなんてものはない

みんなRedmine使ってますね(ドヤ

→今Redmine積極的に使っているところあったらやばい

2023-03-25

gitコミットメッセージ英語で書くのはいいけど、github PRタイトル英語をやめろってどういうこと?

anond:20230325001231

困った時はIPAってことで

https://www.ipa.go.jp/sec/softwareengineering/tool/ep/ep2.html

ここら辺の要件定義工程作成するドキュメントを元に体系立てて既存ドキュメントフォルダ分けしてみては?

で、足りないドキュメントがあったらヒアリングして増やしていく。

出来ればgitとかバージョン管理ツール管理したいけど、技術的に詳しい人がいなかったり増田がいなくなったら放置されそうならファイルサーバー管理でもいいと思うよ。

2023-03-09

anond:20230309145615

langってディレクトリ言語ごとのphpが入っててjaディレクトリには日本語文言書かれたファイルはあるのになぁ。

手動でインストール(https://www.linuxyogi.com/rocky-linux/how-to-install-snipe-it-on-rockylinux-9/)

install.shインストール(どこに書かれているんだ?git cloneした中にあるinstall.sh叩くと全部入れてくれる)

両方とも変わらず。

docker(https://qiita.com/radiance1104/items/258ef6b693eebf0f4a18)

は、なんか自分が間違えているんだろう、動かなかった。500エラーdocker難しいね

ちょっと様子みて半年後とかに試そうかな。

2023-02-28

anond:20230228211103

そうだよなぁ

コーダーならgitログ見て仕事してるってわかるんだが、他の政治オジサンなにやってるんやろ...

2023-02-15

anond:20230214183940

個人的には数学とかの言い回しに寄せればいいじゃないかと思います

前提として、「誰にでも同じ説明をして、かつ「例外」もふくめて伝えたい」のであればまず「誰」かを絞らなくてはいけないですよね。ふんだんな説明をする技術書でも読者に前提知識を想定しているように、前提知識仮定してそれをクリアした人にのみ使えるのだと思います

また、例外が言い尽くせるのなら「基本的にAはBです。ただしAはCであることもDであることもあります」式で行けます例外が大量にあるのなら「AはBです。ただしAにはこれこれの性質を持ったものなら全て当てはまります」式で解決するしかないわけですよね。あるいはA(A以外にもあるけどあとで説明する)とか

で、一単語も例文のことを知らない私としては、すくなくとも書かれたことのみ伝えたいなら、

ポインタってどういうやつ?→ポインタが指すってどういうこと?→ブランチを指すポインタって何?(単なるコミットとは?)→gitとは?→gitにおけるHEADって?(HEAD以外にもあるらしい?)→gitにおけるHEADはブランチを指すポインタって結局何?→HEAD以外って何があり得て、具体的になにがあるんです?

の順番で説明してもらえると万人に伝わるかなと思いました。

意図が伝わってなかったらごめんなさい

2023-02-14

人に説明をする際に、「例外」を説明尽くして、かつ冪等に説明できる方法が知りたい

たとえば「gitにおけるHEADとは、ブランチを指すポインタです」と説明したとする。

が、HEADはdetached HEADにすることもできる。

しかし、detached HEADを説明するためには他の知識必要になる。

ブランチが単なるコミットを指すポインタであるコミット集合体ではない)ということや、そもそもポインタって何よ、とか。

これを誰にでも同じ説明で、省略することな説明する方法が知りたい。

2023-01-30

anond:20230130144949

見せたくないファイルを.gitignoreに書いとくだけだよ...大した話じゃないからゴニョゴニョつっただけで

細々した使い方覚えたくないならgitGUIクライアント(SourceTreeとか)つかうといいもな

マウスぽちぽちファイル無視とか出来たはずだし

anond:20230130141416

gitの「使い方」だけ教えられて理解できたやつは天才だと思う。

あれはワークフローと一緒に教えてもらって初めて使えるようになるもんだと思ってる。

anond:20230130144034

gitてよりホスティングサービスへの疑問が大きかったんだな

ファイル単位で見せない=commitしないってのはgit範疇gitignoreとかでゴニョゴニョするんだけどそれ以外はgithubの設定だからその前提でググったらなんとかならんか

anond:20230130141416

gitの何が理解できないんだろ。

ステージングしてコミットしてプッシュするだけだろ。

コミットをまとめるとか、リベースとか複雑だけど、そんなの、そういうことやりたい、と思ってから覚えりゃよくね?

2023-01-24

ありきたりなシェアウェア代替オープンソースソフトウェアリスト

MS OfficeがどうのこうのAdobeがどうのこうの

いやわかる、MS OfficeとかAdobe業界標準だしファイル互換インポートとかも楽だ。
ただまぁその万人へ必須か?と言われたら圧倒的にそれが必須じゃない仕事をしている人のほうが多い。
何なら仕事じゃなくて趣味レベルであるならばなおさらMS OfficeとかAdobeとか業界標準ソフトウェアじゃなくても良くなっちゃう。

ということで、ありきたりなシェアウェア代替オープンソースソフトウェアリスト作ってみた

Libreoffice

定番中のド定番オープンソースオフィススイートだ。
MS Officeじゃなくて良い人はLibreofficeGoogleクラウドのヤツを使ってる。
やはり主に使われるのはワープロソフトWriter表計算ソフトCalcプレゼンテーションソフトImpressだが、MS Access代替として挙げられるBaseは厳密な意味代替とはならないためMS Access代替無料でゲットしてやろうと考える人が陥りがちの罠だ。
まぁただデータベースフロントエンドソフトとしてBaseはそこそこ使えるので、MS Access代替として捉えるのではなく別種のデータベースフロントエンドソフトとして割り切れば想定されることの大半ができる。
MS Visio代替としてDrawも挙げられがちだがMS Access場合と同様にDrawVisioの厳密な代替とはならないので注意が必要だ。

Inkscape

Adobe Illastratorの代替として挙げられがちなオープンソースベクターグラフィックスソフトウェア
機能なのだがIllastratorと比較すると恐ろしいほど使いにくいUIを持っており、折角の高機能アクセスするにはどうしたら良いのかわからないと挫折する人が多く出る。いやなんでホントこんなUIなんだ。
ただ、諦めずクソUIに付き合っていると不思議もの人間は慣れてしま結構自由度高くベクターグラフィックスを生成できるようになる。
Adobe Illastratorには無い長所としてSVG規格へ厳密に従うという方針で開発されているため、Illastratorで生成したSVGWebでそのまま使うとWebブラウザで謎の描画バグWeb屋は悩まされるがInkscapeではそれが無い。描画バグが起きるとき製作者が間違った設定を行っているかWebブラウザ側が使っている設定に未対応場合ほとんど。
将来的にサポートする気はあるらしいが現状はアニメーションSVGに弱いのも残念でならない。どうしてもアニメーションSVGをやりたいのであればInkscapeで生成された静止画SVGアニメーションSVG化することを想定しているaniGenというWebベースエディタがあるので調べてみると良い。

GIMP

Adobe Photoshop代替として挙げられがちだが、元来Web用の画像製作するためのラスタグラフィックスソフトウェアなのでRAW現像写真を加工するためのソフトじゃないが、本家すらその辺のことを忘れたふりをしている。
画像編集や加工で求められる基本的機能はほぼ網羅されているが、RAW現像に関しては標準状態のままではできず、最近Adobeが搭載している人工知能を用いた機能もないのでクラシカルラスタグラフィックスソフトウェア表現することもできる。
GIMPInkscapeが使えると大半の画像製作は何とかなってしまうため一部の情報技術者寄りのギークPhotoshopやIllastratorは触ったこともなく使えないがGIMPInkscapeは困らない程度には扱えるというデザイナーツッコミ入れそうなおかしスキルセットになっていることがある。

Raw Therapee

Adobe Lightroom代替として挙げられがちなオープンソースRAW現像ソフトウェア
実はdcrawというRAW現像のためのオープンソースライブラリフロントエンドであり、GIMPRAW現像するために活用されるUFrawも同様にdcrawフロントエンドであるため中身は同じだったりする。オープンソースRAW現像ソフトウェアはdcraw使いがち。
オープンソースソフトウェアRAW現像を賄っている人はGIMPでUFraw活用してRAW現像するよりもUI的に使いやすいのでRaw TherapeeでRAW現像TIFFを出力しGIMPで微調整するような使い方をしている人が多い。

LibreCAD

オープンソース2D CADで以前はQcadと呼ばれていた。
一部の読者はJw_cadJWWファイルを扱うことが可能という特徴を持っているというだけで興味を惹かれてしまうのではないか
Jw_cadとは違ってWindowsmacOS、各種Linuxディストリビューションで動くので2D CADデータネット上の友人知人などとやり取りしたいときに向くんじゃなかろうか?ニコニコ技術部的な遊びとか、最近流行りのルール無用JCJCタイムアタックとかで。

FreeCAD

オープンソース3D CADで、近年は3Dプリンターあたりの需要でよく目にするようになった。
Autodesk AutoCADFusion 360、Dassault Systèmes SolidWorksよりも草の根では広まっており日本語でのハウツー記事オープンソースソフトウェアとしては比較的多い印象。
シミュレーション機能シェアウェア比較すると弱い傾向があるもの草の根でそこまで必要か?と言われたら悩む。無料シミュレーションやりたいならOpenFOAMにでも流し込め。

Krita

オープンソースお絵描きに特化したラスタグラフィックスソフトウェア
歴史的経緯ではLinux界隈でのGUIツールキットの2大巨塔にGTKQtがあり、GTKGIMPを作り上げるために生まれたこともありGTK側には高度なラスタグラフィックスソフトウェア存在していたがQt側には存在していなかった。そこでGIMPの対抗としてQtを用いたKritaの開発が進められたが次第にGIMP的な画像編集ソフトウェアよりもお絵描きに特化していき現在のような性格を帯びるようになった。
SYSTEMAX ペイントツールSAIセルシス CLIP STUDIO PAINTからの影響が強く現れており、オープンソース界隈のSAIクリスタなどと呼ばれることがある。クリスタがそうであるようにスマートデバイスへの対応も計られAndorid OS版やChrome OS版が存在する。
ただ日本需要を敏感に拾えるクリスタなどと比較して漫画作成機能に関してKritaは弱いと言われることがあるものの、GIMPと同様に無料とは思えない機能が充実しているのもまた事実である

Blender

オープンソース3DCGアニメーションソフトウェアで、非常に多機能のため何故かAdobe After Effects代替として挙げられることもある。
YoutubeBlenderYoutubeチャンネル広告を載せろと迫ってBlender公式がそれを拒否してYoutubeから撤退したり、庵野秀明が率いる株式会社カラー出資したことなどオープンソース界隈でも異彩な存在感を放っており日本国内でも非常に注目されているプロジェクトだ。
ただ、初期状態では独特なUIによる使い勝手が非常に悪くユーザー自分で使いやすい配置を模索する必要があったりタイムラインが使いにくかったりと何故オープンソースソフトウェアUIがクソになりがちなのか?という問題にぶち当たる。

Godot

オープンソース2DG/3DCG兼用プログラミングIDE。つまりUnityとかみたいなやつ。
MIT Licenseロイヤリティフリー、開発言語はC#もしくはC++、そしてPythonライクなGDScriptで、Unityみたいにマウスポチポチしてオブジェクトへ色んな設定を決められるので「Unityみたいのでゲーム作りたいけど運良くヒットしたときライセンス料がなぁ」と懸念している人に役立つ。
ちなみにWiiニンテンドーDS用向けにリリースされたSEGAゲームタイトルソニックカラーズSwitchPS4などのマルチプラットフォーム移植ソニックカラーズ アルティメットはGodotを用いて移植されているので商用でも耐えうることはSEGA証明している。あのSEGAソニックでだ。

Shotcut

オープンソース動画編集ソフトウェア
様々な部分で動画ライブラリFFmpeg依存しているためFFmepgのフロントエンドソフトとしての性格も持つ。
この手の無料動画編集ソフト国内だとAviUtlや近年ではBlackmagic Design DaVinci Resolveが人気だけれど、海外オープンソース界隈ではShotcutは比較知名度が高い。
カラーグレーディングに関して不足のない機能を有しているので高度なトランジションを用いるというよりも色を追い込むような使い方が合っているだろう。
ていうかFFmpegのフロントエンドなのでFFmpegができることは理論上なんでもできる(理論上なので追加でコマンドを叩く必要があったりするけどね)。

Tenacity

オープンソースレコーディングソフトウェア旧名称はAudacityと言われるとご存じの方も多いハズ。プライバシー問題Audacityからプロジェクト分岐されTenacityとして再出発することとなった。
Audacityは開発の主な拠点ロシアを中心に行われていたという経緯があり、現在ウクライナ-ロシア戦争へ至る前の影響から個人情報収集ロシア企業が行うと発表され、それに反発したユーザーらによってプロジェクト分岐しTenacityプロジェクトが立ち上がった。
Audacity自体VSTプラグイン動作するなど非常に高機能レコーディングソフトウェアであったがウクライナ-ロシア騒動に巻き込まれたと言った感じだ。
Audacityから分岐したTenacityもそのまま高機能レコーディングソフトウェアなのでこれからはTenacityを使ったほうが色々面倒が少ないだろう。

Ardour

ProTools代替として挙げられがちなオープンソースDAW。非常に高機能DAWとして求められることの大半ができるものの、これもまた通例通り最近流行りの人工知能を用いた云々かんぬんは標準状態だとできない。
Ardourプロジェクトの立ち上げをし主要開発者であるポールデービス氏はJACK Audio Connection Kitのプロジェクトの立ち上げをし主要開発者であるという事実を伝えると驚く人がいるかも知れない。LinuxGitリーナス・トーバルズ的な文脈だ。

LMMS

オープンソース界のFL Studioと呼ばれることもあるDAWステップシーケンサーを中心に作曲するタイプDAW電子音楽が得意。LMMSという名称Linux Multi Media Studioの略でLinuxに端を発してマルチプラットフォーム展開をしたDAW
オープンソースDAWにしては珍しく初期状態から多数のソフトウェアシンセサイザープラグインが用意されておりインストールした時点で遊び始めることができるものの、オープンソースの例に漏れずクソUIを持っており使いにくい。GIMPBlenderもそうだが1990年代後半〜2000年代前半あたりに流行したMDI(Multiple Document Interface)を未だに引きずっているためクソUIになりがちなのだ
ググる日本国内にも意外とユーザーは居て、DTMやりたいけど初期投資は低く抑えたいみたいなユーザーが選んでいる模様。そういう需要ならLMMSの他に基本無料で全機能が使えて一部のプリセットが有料のVitalっていうソフトウェアシンセサイザーも導入しておくと延々遊べるよ。

Mozilla Firefox

オープンソースWebブラウザとして非常に有名な存在
Google率いるChromiumWebブラウザに近年物凄く押されているもの独禁法回避するためGoogleMozilla出資しているという歪な構造を持つ。
Mozilla運営が下手すぎて資金をドブに捨てることを繰り返しているためGekkoレンダリングエンジン未来があるのかと一部の識者から不安がられている。
Firefoxは使いやすいのか?と言われたら、それはもう好みの問題しか返せないのだがカスタマイズ性は非常に高い。


というわけで書いていて飽きたからこの辺でやめておく。気が向いたら何か追記するかもしれない。

2023-01-22

anond:20230122000111

Git使うなら、ブランチ切ってそこにコミットしまくって

マージする前にコミットをまとめるっていうのが正式な手順かと

それがめんどいっていうならオススメクラウド上にサーバ建てて

SSHでそこを編集するっていう方法かな

VSCodeSSH拡張使えば楽に編集できる

メインPCとサブPCで楽にソースコード共有する方法ない?

gitだと一回コミットしてpushする必要あるじゃん

単純に手間ってのもあるし、作りかけのメソッドとかある状態コミットしてログが汚れるのも嫌なのよね

onedriveとかで共有ディレクトリ上にプロジェクト作るのがいいのかしら

2023-01-17

無能判定したいセールスと優秀なテック

テックプログラミング能力なんてgitコミットログ見りゃわかるし、なんならそいつ本人が書いたかなんてことも大体わかるわけだが、

頭の悪いセールスは「このインキャが優秀なはずない!」とか脳内勝手に敵認定してくるんだよな

2023-01-12

anond:20230112221133

・色んなこと満遍なくやりたい

・やべー案件に何年も磔にされたくない

これが多様なサービスアプリ作ってみたいという話なら高単価SESに行くしかない。

かなりの経験を積んだベテランじゃないと入れない世界出身学部も見られるから相当に厳しいと思う。

フロントバックエンドインフラなどもやってみたいという話なら自社でウェブサービス運用している上場企業正社員で入るのがいいだろう。

ただし正社員ということはリリース日には何が何でもサービスインさせる立場になるということでもある。定時退社の社風であっても進捗上がってないなら稼動上げて対応ということは普通にある。

派遣で入ればそういうことは無い。上場企業ならコンプラ厳しいからね。でも数ヶ月程度、長くて数年のスポットになることがほとんどなので長期的にはどうなんだろうな。

ここでは俺の経験を踏まえて「自社でウェブサービス運用している上場企業正社員で入る」という前提で話す。

アピールすると良いのは使える言語インフラの知見、構築と運用経験

全部が強い必要は無い。どれか一つが強くて他はまあなんとか程度でいい。逆に言うと全くダメですが一つでもあると厳しい。

使える言語では、C#,Javaを大きめな規模のバックエンドとして使ってるとこが多い反面、対応できる人はフリーにも派遣にもたくさんいるのでちょっと弱い。SIer出身コード書いてたなら当然できるよね、というレベル

今ならtypescript(javascript), pythonあたりができてgo あるいは Rust勉強してます、というのがけっこう強い。

分かってると思うが言語が使えるというのは、まっさらPCを与えられて主要なウェブフレームワークセットアップしてローカルホストを立てるとこまでを含む。

JavaならSpringboot+gradle+JUnit、PHPならLaravel、pythonならdjangotypescriptならNode+React+knex、あとJestかDreddも入るかな。

インフラ知識では、クラウドオンプレ両方のメリットデメリットを把握しているとよい。

AWS,Azure,GCP,Oracle Cloudのどれでもいいけど実際に使った経験があるとよい。俺は個人GCP契約してkubernetesVM、LBを使っている。

ネットワーク知識は薄くでも持っていた方がよい。HTTPとかcookieとかセッションとか知りませんCORSって何ですか?レベルでは無理。まあここら辺はウェブサービスを作れば必ずやるので大丈夫だろう。

LetsSSL証明書を作ってopenssl検証してnginx適用してHTTPS化ができるならアピールになる。

dockerはもうそろそろ使えて当然のレベルになってきているので必須。実際ウチではdockerが分からない使えない人は面接へ進めないようになっている。

構築と運用では、予算内に収まるような構築と運用サービスインした後のトラブルシューティング経験があるとよい。

常にコスト意識を持っていることが必要クラウドは油断すると100万程度すぐ飛ぶ。コスト意識が無い人を運用担当として採用することは絶対にない。

トラブルシューティングで重視されるのはベンダー対応よりもエンドユーザー対応の方。

サービスを早急に復旧させること、そのためにどういう仕組みが必要なのか、構築するところから語れる知見があるとよい。もちろんそこにもコスト意識必要

CI/CD、PrometheusやDatadogによる監視アラートについて語れるとよい。

CI/CDを扱うということは当然gradle,maven,yarn,シェルスクリプトは書けて使えてwebpack,minify,Jenkinsコンフィグもできるということである


どうだろう、かなり雑に書いたが雰囲気は伝わると思う。

あ、git使えないは論外。もし使えないなら今すぐ使えるようになるか諦めるかのどちらかで。

2023-01-09

男性の話相手が欲しいけど、どうやって探せばいいかからない

スペック

33歳女

無職(一応職業訓練的なものには行ってる)

メンタル疾患&手帳持ち

中部地方田舎住み

家事出来ない

デブ

普段ネットサーフィンゲーム、前職時代契約したAdobe製品をいじって遊んでる(デザイナーではない)

まれPythonhtml/CSS/JavaScriptをカタカタやってる

自他ともに認める低スペック

結婚あきらめてるけど、話相手だけでも欲しい

話し相手に求めること

・1・2週間に1回程度、Discodeでやり取り

・昼間に会話できる人(夜更かしするとメンタルが狂いやすい)

・古のオタクスマホSNS普及以前からパソコンやってた人って言えばいいのかな)

ギーク寄りだと尊敬する(自作PCとかGit関係わからん人なので)

・初手から出会いセクハラかまさない人(時間かけて適度な距離模索したいので)

相手から顔とか職業収入の有無、女性経験有無は求めない

自分要求ニッチすぎるからどこで探せばいいのかわからいから教えて増田さん

2023-01-03

3流webエンジニア勉強の工夫

言語FWなどを触ってみるときの話。

git/gitHub

なるべく手間を減らすと勉強に取り掛かるハードルが下がる。

実装

勉強対象

成果物が近い将来の業務に具体的に役立つ(ひいては報酬につながる)可能性があると、モチベーションの維持につながる。

心構え

2022-12-20

物書き用ツール

趣味ブログとか時々動画を作っている。全てにおいてプロットシナリオを書いているんだが、とにかくそれらの管理煩雑になりやすい。

アイディアだしはケータイメモ帳手帳で充分だけど、常日頃からそれらをどこかしらにまとめる必要もありこれが地味に大変。いわゆる週次レビューかいう奴ね。

まあ週1でやってるわけじゃないけどさ。

大抵はNotionにそれらをまとめている。

では実際にシナリオをどうするのかってことなんだけど、Notionは書くことには特化していないからやりづらい。Notionはあくまでもデータベース進捗管理に向いているためだ。もちろんマークダウン記法は使えるしそのままブログとして公開も可能と優秀ではあるのだが、中間作業的な雑多なプロット等には向かない。履歴差分が取りづらいのと検索機能がそこまで優秀ではないから。

やはりそこはテキストエディタが優秀なのでobsidianを使っていた。これは非常に良い物なので多くの人が勧めているが、問題は異なる端末間での同期が取りづらい点。仕事PCで使いたくても単独アプリな上に同期がやや面倒なんだよね。まあそもそも仕事用のでやるなって話しだが。

Notionだと厳しい面もあるので、今はVSCodegit管理している。これならそこそこ使えるし仕事用のPCだとしてもウェブ版を駆使すれば問題いからね。

雑多にメモ書き

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