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はてなキーワード: ミサイル防衛とは

2017-12-14

anond:20171214184028

韓国が北進して南北統一するとしても、中国が嫌がるだろうし。

嫌がる理由は「韓国アメリカ同盟国だから」の一言に尽きる

韓国属国になって在韓米軍基地がなくなれば中国が反対する理由は大幅に減る

そして韓国は既に「三不の誓い」と呼ばれる属国化への第一歩を踏み出してしまってる

http://japanese.joins.com/article/009/235009.html

トンネルの外の道は平坦でない。随所に沼がある。康京和(カン・ギョンファ)外交長官発言国会常任委)はその中に存在する。その内容はTHAADの追加配備検討しない▼米国ミサイル防衛MDシステムに参加しない▼韓日安保協力は軍事同盟に発展しない--という内容だ。いわゆる「3不約束」だ。その内容は「協議の結果」にはない。両国の裏面約定である可能性が高い。中国外務省は「韓国の言行一致を希望する」と述べた。中国の即刻反応は「3不」を固めようというものだ。

分かってる人なら、太字部分は椅子から転げ落ちるほどの驚愕を覚えるはず

「これ以上アメリカ軍事的な繋がりを強めない」という事を、当のアメリカではなく第三者であるはずの中国に対して誓ってしまってる

さらに厄介なことに今の韓国大統領は「盧武鉉2.0」「完成版盧武鉉」とすら揶揄される文在寅で、彼はぶっちゃけ北朝鮮以外は何一つ興味を持ってないナチュラルボーン極左

2017-12-06

幽霊を本気で信じてるやつとかいるのか?

幽霊を信じているかアンケートを取ると、どこも偏りはあるものの、おおよそ5:5になるようだ。

まり、二人に一人は信じていると言ってもいい。

でも、俺はそのアンケートを信じてない。幽霊を本気で信じているやつなんていないって思ってる。

なぜなら、そのアンケートに信じる、って答えたやつは本気で信じてないからだ。

同じように、パワースポットも本気で信じてるやつはいない。

なぜかというと、幽霊なんていう超便利でなんでもできる存在があるのに、何か問題が発生しても、絶対幽霊のせいにはしないからだ。

例えば、朝起きたらスマホの電源が入らなくなったとしよう。普通の人なら、なんか壊れた、と思う。電子機器を修理に出したことのある人なら、基盤が壊れたのかなーとか考えるだろう。

でも、やばい、これは幽霊仕業だ!と考える人はいないのではないだろうか?

幽霊タクシーの後部座席をびしょ濡れにするほどの水の使い手であるスマホの基盤に水滴を発生させることなど訳ないだろう。

それでも、幽霊を信じる人たちでさえ、幽霊スマホ故障の原因になるとは信じないと思う。

仮に、修理に出した際に、この故障幽霊による故障なので保証は使えませんとか言われたら、ふざけんな!幽霊なんているわけ無いだろうが!って言うんじゃないだろうか。

同じように、国がミサイル防衛のために神風大社10億円で建てますとか言ったら、心霊現象を信じてるやつでも反対すると思う。

ポルターガイストのように心霊現象物体に力を加えられることを心の底から信じるならば、反対はしないと思うんだ。

から、本気で、本当に心の底から本気では、信じられてないと思うんだ。そういう怪しいモノって。

から、もう幽霊を信じるとか馬鹿なこと言うのはやめてください。パワースポットに行かないでください。どうせ本気では信じてないんだから

2017-09-24

anond:20170924120332

国民生命財産にかかわる問題

北朝鮮核ミサイルを保持したまま終息したら、日本安全保障敵基地攻撃能力保有すべきかが次の争点になる。憲法改正の可否が問われる。

ミサイル防衛増強や、韓国の核シェアリングなどの可能性もある。

残念ながら今の野党は、対アベでの合流で

この辺の話しは一枚岩ではない。

2017-08-15

https://anond.hatelabo.jp/20170815160240

ミサイル迎撃システムというかミサイル迎撃するタイミングは、

発射から宇宙空間に出るまで、宇宙空間大気圏突入後の3段階あるとらしく、

ウィキペディアミサイル防衛って項目で調べたら、

イージス艦によるもの宇宙空間(ミッドフェーズ)、PAC3大気圏突入後(ターミナルフェーズ)なんだと。

ただ、北朝鮮って10分ぐらいなんで、

昔はミサイル防衛が間に合わないって聞いた。訓練も抜き打ちじゃなかったと思うし。

アメリカ大陸防衛に間に合えばいいなって話だった気がする。

今、技術進歩してとは思うけど、多分近いところはダメ

でも備えないよりはマシ。

情報打ち上げ察知できれば間に合う場合もあるかもしれない。

2017-08-14

石破がミサイル防衛の導入を決定した時

「飛んでくるミサイルを撃ち落とすだなんて、そんな金のかかる上に不確実なシステムを導入するより、敵の発射基地を潰すほうが確実ではないか

という意見が当然出てくるだろうと、相当綿密な説明を用意して国会に臨んだが、そんな意見は一切出ずに通ってしまい、拍子抜けしたという話

2017-06-19

イージス艦インテリジェンスミサイル防衛とかステルスな機動力とか。「巨艦なんてポーズですよ」的な先鋭の兵器だと思ってたのに。民間カーゴに打つかってあんなにダメージ受けちゃうのな。ステルス性能がアダになっちゃったのかな。

2017-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20170415110529

それがクリアされていたとしても日米同時展開しているミサイル防衛システムが全弾不発に終わる必要があるんだが、そんなシナリオがありうるとでも?

ありうるだろ。だから話題になってんじゃねーか。

てか「日米同時展開しているミサイル防衛システム」とやらが完璧機能してくれるんなら、世界中どれだけの国が核持とうが何も心配いらねーべ

ミサイル防衛って可能なのかよ

と思ってググったら産経新聞記事では100%可能って書いてあった。

昔、アメリカミサイルミサイルを撃ち落す実験をしたときに「こんなん無理にきまってるだろ」とか言ってた識者がいたが、あの識者に見識がなかったのか、それともあれとは別の話なのか。

http://anond.hatelabo.jp/20170415075128

その前提が成立するためには現時点で北が核の小型化と弾道ミサイルの精度向上研究完了させてなきゃならないし、それがクリアされていたとしても日米同時展開しているミサイル防衛システムが全弾不発に終わる必要があるんだが、そんなシナリオがありうるとでも?

つか100%かどうかって話なら北がトチ狂って中国宣戦布告する可能性とか、北を持てあました中国があのカリアゲデブ暗殺する可能だってゼロじゃないだろ

そっちは心配しなくていいのか?

2015-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20151202172746

今と昔では戦艦というか艦艇の戦い方が違うんですよ。

昔は当たっても大破しないように分厚い装甲で守るタイプだったのが、

今は、当たる前に攻撃を阻止するレーダーミサイル防衛タイプなので、

装甲は非常に薄くて、一発当たれば大破轟沈は避けられないでしょう。

2015-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20150917161957

今の中国にはアメリカに先制核攻撃されたら満足に反撃する力がない。

首都を始め主要都市をみんな焼き払われたが仕返しに幾つかの都市を焼き払ってやった」

くらいの反撃力しかない。

ワシントンを狙えるICBM事実上存在してないし、ミサイル防衛を日米が進めてる現状では、日本はともかくアメリカ本土を満足に攻撃できるかどうかも怪しい。

アメリカ日本が本気で「中国沿岸を封鎖して海上貿易路をストップさせてやる」と考えたら、それを排除するほどの海軍力はない。

空母が1隻あるくらいでは有効戦力としてはゼロだ。

ロシアベトナムが本気で地上侵攻してきたら、それを国境線で食い止められるような陸軍力もない。

数だけはあるので全土を占領されることはないだろうが、大規模な正規軍同士の戦闘では絶対に勝てない程度の装備しかないからだ。

パレードで見せびらかしてるような最新兵器は全軍の1/10にも行き渡っていない。

空軍に関しては「考えるだけアホらしい」というレベルしかない。

もしアメリカがその気になったら、1ヶ月で中国の主要都市はみんな空爆破壊されてるだろう。

勿論軍事力はみんな壊滅してることは言うまでもない。

これに加えて、国内には「貧乏なことに耐えられないので暴動に訴える」「弾圧されてることに耐えられないので無差別テロに訴える」という凶暴な貧乏農民や少数派がいっぱいいる。

国内の反対勢力抑えるだけでも現状では人も装備も足りてない。

・・・と、中国共産党から見れば中国軍事力の現状はこんななので、そりゃ軍備拡張するさ。

それが他国から見たら脅威だろ、なんてことは彼らにとっては「余計なお世話」。

2015-07-20

集団的自衛権について調べてみてわかったこととかわからないこととか

ここはそうじゃないとか、いろいろ教えていただけると嬉しいです。

わかったこと
  1. 個別的自衛権や、集団的自衛権は、国連憲章の第51条に明文化されている。
  2. 日本個別的自衛権を保有している。だけど、国連憲章の第51条に明文化されているところの個別的自衛権すべてを行使しない。例えば、国連憲章で言うところの個別的自衛権であれば、日本に対して他国から弾道ミサイル攻撃があれば、他国ミサイル基地攻撃していいことになっているが、日本は(今のところ)そこまでやらないし、実際自衛隊にそんな能力はない。
  3. 集団的自衛権も保有しているけれども、集団的自衛権行使することは、憲法上許されない、というのが、これまでの政府解釈であり、昭和56年の政府答弁書にもそのことが明記されている。
  4. 安倍内閣になって、政府憲法解釈を変えた。しかし、個別的自衛権について、そのすべてを行使しないくらいだから集団的自衛権についても、そのすべてを行使するわけじゃない。じゃあ、どういう時に行使するかは自衛の措置としての武力の行使の新三要件に書かれている。ただし、ここに書かれているのは、武力の行使要件であって、集団的自衛権行使要件ではない。だから、武力の行使個別的自衛権行使集団的自衛権行使かは分けて考えなきゃいけない。
  5. 新三要件を満たす条件として政府は三つのケースを上げている。三つのケースについては、どれが原典かわからなかったので、ここでは河野太郎さんのブログから引用させていただく。個人のブログではあるが、与党国会議員ブログなので、引用している内容については問題はないと思っている。
    1. 一つは、半島有事など海外での紛争から逃れようとする邦人輸送している米軍艦船に対する攻撃があった場合
    2. 二つ目我が国近隣で武力攻撃が発生し、ミサイル警戒中の米軍艦船に対する攻撃があった場合
    3. 三つめは我が国エネルギー資源依存する中東ホルムズ海峡機雷が敷設され、国民生活に死活的な影響を与え、我が国の存立を脅かすような事態になった場合
  6. 集団的自衛権の発動には、条件がある。WikiPediaの集団的自衛権のページに有る「個別的および集団的自衛権行使要件」がわかりやすいけど、攻撃を受けた国による攻撃を受けた旨の表明と援助要請がなければ集団的自衛権行使できない。
  7.  国連軍やいわゆる「多国籍軍」は「集団安全保障」における実働部隊であって、集団的自衛権によるものではない。日本集団安全保障へ参加できるかどうかについては、政府答弁書などのソースは見つけられなかったが、実際に多国籍軍に参加したことはないので集団安全保障へ参加出来ないという認識で間違いないと思う。
  8. 今の国会で提出されている法案についていえば、集団安全保障については何も語られていないので、おそらく従来通り、日本多国籍軍に参加することはないのだと考えている。
  9. 国連憲章の第51条によると、国連加盟国個別的自衛権集団的自衛権行使できるのは、「安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要措置をとるまでの間」となっている。国際連合憲章には「共同の利益場合を除く外は武力を用いない」と明記されていて、「共同の利益場合の武力の行使」とは「集団安全保障」のことなので、いわゆる「多国籍軍」が活動できるような事態になっていれば、集団的自衛権行使できないと考える。
  10. 半島有事の際に、日本集団的自衛権行使して韓国軍とともに北朝鮮軍と戦う、というシナリオは、今のところなさそうに見える。韓国北朝鮮を国として認めていないので韓国北朝鮮との戦闘は「国際紛争」ではなく「内乱」になる。だから韓国北朝鮮に反撃しても、それは個別的自衛権行使ではない、という解釈もあり得る。「国際紛争」とみなされたとしても、日本集団的自衛権行使するためには韓国の援助要請必要だけど、韓国日本集団的自衛権行使に反対しているので、援助要請もないと考えるしかない(その時になって気が変わる可能性もあるけど、そんなことまで考えていては話が膨らみすぎるので、取り敢えず除外する)。
  11. 半島有事の際に、米軍邦人輸送してくれるとして、その米艦はどこから出撃したのかだけど、在韓米軍ほとんどが陸軍空軍なので、日本から出撃した艦が輸送してくれるのだと思われる。在日米軍が朝鮮半島に出撃する際は日本の了承が必要という報道が正しければ、日本が了承して初めて、米軍輸送のために出撃できる。日本側には、米軍に依頼するための法的根拠がない(と思われる。見つけられなかった)ので、米軍から邦人輸送したいので出撃させてください」と依頼を受け日本が了承することで初めて可能になると思われる。韓国による了承の必要性についてはわからなかった。
  12. ミサイル警戒中の米軍艦船に対するミサイル攻撃自衛隊迎撃することは、艦隊防空能力を持つこんごう型あたご型のいわゆる「イージス艦」と僚艦防空能力を持つあきづき型なら出来るらしい(全部で10しかないけど)。米海軍海上自衛隊護衛艦データリンクでつながっているので、米軍レーダーがとらえたミサイル米軍システム迎撃に最適な艦を自動的判断し、それが海上自衛隊の艦なら、海自護衛艦撃墜させる。といったことも可能らしい。逆は、半自動なら出来るらしいけど、それが技術的なものなのか政治的理由によるのかはわからなかった。
  13. 弾道ミサイルが発射されて、そのミサイル日本に向けて発射されたものであれば自衛隊迎撃できるが、アメリカに向けたものであれば、それを迎撃するのは集団的自衛権行使に当たるので迎撃できない。以前からそうだったし、新三要件に当てはまらない為、今後も変わらない。
  14. 掃海作業そのものは、軍事力行使じゃない。日本も、日本国憲法下で自衛隊発足前から掃海作業を行っている。機雷を撒いた側が掃海妨害するために軍事力を使ってくる可能性があるため、その対応として掃海作業側も軍事力必要なのだと思っている。
  15. 日米安保アメリカ日本を守るのは義務だけど、集団的自衛権日本アメリカを守るのは相変わらず義務じゃない。義務になるには条約改正必要
からないこと
  1. 日本集団安全保障には参加しない。だから日本集団的自衛権行使している間は自衛隊戦闘を行うけど、多国籍軍が出てきた時には自衛隊戦闘を終了して日本に引き上げる。と理解していますが、あってますか?
  2. 自衛隊後方支援活動中はジュネーブ条約上の『捕虜』になることはない、とのことですが、後方支援ではなく集団的自衛権戦闘中自衛隊員が拘束されたらジュネーブ条約の『捕虜』として扱われるのでしょうか?そういう議論はあったのでしょうか?
  3. 半島有事の際の邦人輸送の件は、新三要件の「我が国の存立が脅かされ」に含まれるのでしょうか?軍艦は、客船じゃないので運べる人数はたかが知れています。仮にそれらの方々が皆攻撃を受けて亡くなられたとしても(ご本人やご遺族の方にとっては大変な悲劇しょうが)「我が国の存立が脅かされ」るほどのことではないように思います
  4. 半島有事の際の邦人輸送は、なぜ「米軍」と限定されているんでしょう?輸送ならどの国の軍艦でも出来そうな気がします。安保条約が日米間のものしかないから、と理解していますが、あってますか?
  5. ミサイル警戒中の米軍艦船に対する攻撃の件で、集団的自衛権の発動には国会承認必要とのことですが、米国の援助要請を受け国会を開いて承認を受けるだけの時間的余裕があるんでしょうか?
  6. アメリカは最新のイージスシステムベースライン9でミサイル防衛と対空戦闘が同時に出来るようになりましたが、日本イージス艦にはそのような機能はありません。アメリカが1隻でできるところ、自衛隊弾道ミサイル迎撃用とそれを守る防空艦の2隻必要になります日本のほうが数も能力も劣っているのに、それでも日本アメリカを助けなくちゃいけない理由がよくわかりません。最新のシステム日本に売ってくれるならやるよ、位の駆け引きはやってもいいと思いますが、そんな形跡は見つけられませんでした。
  7. ホルムズ海峡機雷除去の件は、わからないことだらけです。
    1. 他の国なら個別的自衛権対応できると思いますが、あってますか?
    2. 日本のために石油輸送してくれる船であっても、日本船籍ではなく乗組員も日本人でない場合でも自衛隊で守れるんでしょうか?(他の国ならともかく、日本ならこういう点が議論対象になってしまう気がしています
    3. ホルムズ海峡機雷で封鎖されたら、中東石油依存している他の国も困ると思います。これらの国と合同で機雷除去を行うとしたら、それは個別的自衛権行使なのでしょうか?それとも集団的自衛権行使なのでしょうか?私はどちらにも当てはまらない(そういう事例を国連憲章は想定していない)と思っています

http://anond.hatelabo.jp/20150720092740

日本日本軍日本国民への攻撃アメリカがみなした(みなしてくれたら)場合アメリカは敵に先制攻撃を加える(加えてくれる)場合がある。先制攻撃というとぎょっとするかもしれないが、敵の攻撃に対して先制攻撃絶対に許されないとそれは不法な攻撃を認めることと同義になる場合がある。例えばミサイル防衛機能しない状況下で敵がミサイル発射準備をしている場合とかね。日本法律先制攻撃はかなり無理があるので、日本のために米軍にやってもらうことになる。その場合、敵の反撃に対して自衛隊米軍を見殺しにしたら同盟はなりたたない。

たとえば自衛隊米軍が一緒に行動してる。自衛隊が右側米軍左側にいる。敵は左側だけ攻撃しすぐに逃げる。米軍は反撃するが自衛隊はなにもできない。


こんな状況現実にあるわけないだろ。

左翼徴兵制!!!戦争法案だ!も論外だが、

こんな非現実的状況設定しないといけない集団自衛権メリット論も大概だわ

http://anond.hatelabo.jp/20150720085031

Q1

最後の一文以外は納得したよ。

でもアメリカって調停と称して軍派遣したりしてるから世界一恨みを買いやすい国じゃない?だからこそ同盟国でいるとしても一線を引くべきな気がするんだけど。

からといって他の組むべき国なんて思いつかないんだけどさ。

安保法制によって、一線の位置が変わるだけでしょ。その一線がどこにあるべきか?今までがおかしかった(無理だった)んじゃないの?っていう議論がQ2以降ってことになるよね。

で、最後の一文に納得できないみたいだけど、

メリットデメリット比較して一番有利な相手がアメリカだという判断日本はしてきた。

それへの俺の答えは君の文章なかにある。

からといって他の組むべき国なんて思いつかないんだけどさ。

これだね。

Q2.

ここがわかんないんだよなー。日本を守るために米兵が死に、ってことが起こるのは日本自衛隊日本攻撃されたのを米兵が庇った場合でしょう?そしたら個別的自衛権で充分反撃できるんじゃない?

できない場合がある。

日本日本軍日本国民への攻撃アメリカがみなした(みなしてくれたら)場合アメリカは敵に先制攻撃を加える(加えてくれる)場合がある。先制攻撃というとぎょっとするかもしれないが、敵の攻撃に対して先制攻撃絶対に許されないとそれは不法な攻撃を認めることと同義になる場合がある。例えばミサイル防衛機能しない状況下で敵がミサイル発射準備をしている場合とかね。日本法律先制攻撃はかなり無理があるので、日本のために米軍にやってもらうことになる。その場合、敵の反撃に対して自衛隊米軍を見殺しにしたら同盟はなりたたない。

たとえば自衛隊米軍が一緒に行動してる。自衛隊が右側米軍左側にいる。敵は左側だけ攻撃しすぐに逃げる。米軍は反撃するが自衛隊はなにもできない。

これを繰り返せば、米国世論日米同盟をみとめなくなる。

等々。

いろんなケースを見ていくと、個別的自衛権だけで対応しようとすると個別的自衛権自体定義を巧妙にかえなくてはならなくなると思う。それは「広義の個別的自衛権」とでもよぶべきようなもはや個別的自衛権とはよべない何かべつのもので、その実態集団的自衛権、、、ということになると思う。朝日新聞はこういうごまかしが好きかもしれないが、多くの日本人は納得しないと思う。

今回、自民党公明党がそんな馬鹿屁理屈をこねなかったのは結構なことだと思う。

Q3. 集団的自衛権を持つことにより、逆に「日本戦争やる気なんだ」と解釈され、隣国大義名分を与えることにはならないの?

単に答え忘れていた。

まず、問いが正確でない。下手をすると誘導的だと思う。

集団的自衛権国際法上認められた権利。つまり日本はもともと持っている。

今回の安保法制はそれを行使する仕方(どういう場合にどういう風に)を定めている。

認められた権利の使いかたを定めることを「戦争やる気」と解釈してなにかの理由に使うとしたら、それ自体我がほうの権利侵害。「大義名分」とは呼べず単なる口実。国際社会にもそういう理屈を使う側の侵略意図を感じさせることになるだろうね。

Q4. Q5.

Q3に答えたので納得してもらえたと思いたい

2014-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20140502102455

いやミサイルで終わりとか言う人に、真面目に説明する必要もないんじゃ…

日本ミサイル防衛なめんなっつの

2014-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20140326093750

石破茂

「『ミサイル防衛なんて金の無駄敵基地攻撃能力を備えるほうが安くて確実』という意見が出たら論理的に反論するのは難しい」

と言っていたな。

そんな意見は出なかったそうだが。

ノドン1発10億円だから

2発で20億円を海に捨てたわけだ。

で、日本はというと去年だけでもミサイル防衛費用に605億円予算追加してるし、ほんとあほらしー。

age og empireだったらとっくに先制攻撃して更地にしてるところ。

2012-04-04

武器共同開発>三原則緩和後で初、英国と着手へ

毎日新聞 4月4日(水)2時32分配信

 日英両政府は3日までに、武器(防衛装備品)の共同開発に着手する方針を固めた。日本政府が昨年12月に「武器輸出三原則」を緩和し、日本安全保障協力がある国との間で武器技術の国際共同開発・生産が解禁されてから初のケースとなる。野田佳彦首相は、来日するキャメロン首相との10日の首脳会談で、共同開発や技術供与の具体化に必要な政府間枠組みの構築に向け、正式に協議に入ることを確認する。

 政府は、これまで武器輸出三原則の「例外」として、ミサイル防衛MD)の日米共同開発・生産などを行ってきたが、米国以外の国と共同開発に踏み切るのは初めて。

 三原則緩和を受け、オーストラリアフランスなど複数の国が日本との共同開発に関心を示す中、英国を初の共同開発の相手国に選んだのは、英国特に日本技術期待感を示していることに加え、「昨年末航空自衛隊の次期主力戦闘機FX)選定の際、英国が強く推したユーロファイターではなく米国中心に開発しているF35を選定した埋め合わせ」(政府筋)の意味合いもあるという。

 防衛省はすでに担当者英国派遣し、具体的な共同開発案件について協議を始めている。ただ、武器輸出三原則は緩和されたとはいえ、武器の国際共同開発・生産には高いハードルがある。目的外使用や第三国移転には日本の事前同意を義務付けており、第三国がさらなる移転を防ぐ十分な制度を持たない限り同意しない仕組みだ。

 このため防衛省幹部は「個別の案件より先に事前同意を得るための枠組み作りをする必要がある」と指摘。英国と具体的な案件を決めるには「1年くらいかかるかもしれない」との見通しを示す。「戦闘機などの大型案件ではなく装備品など小型のものから徐々に進める」(外務省幹部)意向だ。【横田愛朝日弘行】

ネトウヨちゃん的にはどうなんだ。発言しろよ。売国奴ミンスがこんなことやり始めようとしてるぞ。いいのか。

悪用するかもよ。当たり前のことをやろうとしているとスルーだな。都合が悪くなるとすぐに黙るな。

2011-08-17

軍備の好みを探る簡単な方法

これは私の長年の統計学経験論なのだが(つまり林磐男未満てことですね)

軍備の好みや採用する戦術を簡単に推測する方法がある。

それは、

「どんなAFVが好き?」

って聞いてみることだ。

補足1

「AFV」と「国家」というのは重要な共通点がある。それは、いずれも「武力によって政治目的遂行する場合に命運を共にする同志である」ということだ。こういう同志に対して情がわくか否か、薄情になれるか否か、が共通するというのは、ある意味ハートマン軍曹的にも真理なのかもしれないと思う。

好きなAFVは?と聞いて「国産戦車」(但し装輪装甲車戦車回収車を除く)を挙げる国家は、かなり保守派だ。

地決戦派、海兵隊出身者を統合参謀本部議長にしない国家、安定した陸上戦力を好む傾向がある。

また平均的な国民軍を好む。必ずしも専門集団(職業軍人)である必要はない。逆に派手な外人部隊は苦手。

 

レオパルト2A6EX」あるいは「M1A1エイブラムス」「ルクレールAZUR」「メルカバ Mk 4」「Т-90」等を通称に型番を加えて挙げる国家は、

基本的にスペック志向なので、他国から見て自国の軍隊先進であることをとても気にする。

主力戦車なら装甲厚、主砲・副砲の口径などのスペックが優先事項。価格が安いに越したことはないがそれよりも火力と機動性(不整地速度とか)

軍備なら非対称戦闘対応で、無人化流行り。

 

「空挺戦車」「水陸両用車」を挙げる国家は、

戦略なら短期の機略戦を好む。長期の外交交渉は基本NG先制攻撃OK

戦闘機ならステルス性をとても気にする。基本的に奇襲好きというか正攻法は許せないタイプである

 

チハ改」とか「ルノーFT-17」みたいな歴史資料にしか出てこないレトロなAFV名を挙げる国家。こういう国家はあまり特定の傾向がなく、好きな戦術ピンポイントである。たとえば第四次中東戦争ラタキア海戦電子ジャミングは大好きだが(同じく電子戦が戦果を決定づけた)湾岸戦争イラク戦争は戦力差が圧倒的すぎてにダメ、とか言うことがよくあるのでその微妙な違いが他国にはよくわからない場合もある。ただし好きなものはとことん好き、という国家である

 

 

また、特に国家場合、AFVの扱い方とドクトリンの扱い方はとても良く似ている。

 

国産内製化にこだわる国家、これは機密にこだわる。外国産中古ばかり購入する国家はその点はおおらかである

ひとつのAFVを長く長く機甲師団に編入する国家。これはドクトリンをとても大事にする。基本転向はしない。君主制国家場合民主化暴動を誘発することも。

頻繁にあれこれとAFVを開発する国家。こういう国家二大政党で数年おきに大統領が交互に入れ替わるし世界中の紛争に首を突っ込むので要注意である。ただ、豊富予算はもはや続きそうにない。

中東アフリカにAFVや兵器の販売や仲介をしてる国家や、内装に建国の偉人写真を飾る国家は、どうみても独裁国家です本当にありがとうございました恐喝傾向があるのでこれも要注意。領土問題をとても大事に(定期的に38度線に向けて演習で誤射、排他的経済水域は自国有利に設定)するので、沿岸警備で不審船を逮捕すると深刻な外交問題になりたいへんな思いをする。

補足2

AFVに興味がない、そもそも軍隊なんてなくてもいい(それどころじゃない)。という国家は、戦争においても受け身。基本的に自国から軍事的緊張を高めない(高められない)。もっとODAをと言い出すタイプである軍事にこだわりがない代わりに、信託統治、が好き。でも最近は分離独立派との内戦が深刻だ。

補足3

変に中型じゃなくて、装甲厚はそれなりで、座席が座りやすくて、水冷がそれなりにちゃんと効いて、シャーマン戦車みたいな天敵がいないのがいい。

という国家は、基本的に経済重視でドクトリンを考えている。ちゃんとミサイル防衛できてシーレーンを確保できたらそれでいい、それよりも外交力を強化しましょうというタイプである。こういう国家国防予算ありきで軍備を見るので、決して覇権は望まないが堅実でしっかりした東南アジア中東諸国、それもできれば民主化の進んでいる国家と結んで平和配当を享受したい、というタイプ提唱者は苦学のエリート官僚と、超お坊ちゃまで漢字が読めない元首相の両方である

2011-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20110326204809

成田空港拡張が出来ないこととか、沖縄ミサイル防衛システムの構築が進まないとか、プロ市民の戦果はたくさんありますね。

2011-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20110317095607

俺が聞いた話しでは、

原発が避難訓練を企画したり、新しい耐震技術をやろうとすると反対派が

「ほら、やっぱり原発は危ないんじゃないか解体しろ!」とうるせーから

出来なかったって聞いたぞ。

沖縄ミサイル防衛システムを設置した

軍事標的になって真っ先に狙われるから反対!」ってメンタリティと一緒だ。

2010-11-20

最近政治がクソ過ぎるので

来月で25歳になって、被選挙権を得る俺が本気で日本を立て直すための戦略を考えてみた。

経済財政

法人税減税。

消費税増税。どう考えても仕分けや埋蔵金たいな小手先の策で対応できるとは思えないので、

国民情報開示して理解を求める。段階的に引き上げ。

・札証、名証、福証等の地方取引所、東工取、東穀取のような商品取引所を大証統合

大企業中心の東証に対する、地方、新興、商品主体の取引所に再編。

電波オークションをやる。

労働者派遣の緩和及び解雇規制の緩和

製造業の大規模投資の税制優遇。韓国台湾ハイテク産業に対抗する。

林業近代化林道整備、機械化、製材所、流通経路を含めた改革のバックアップ

漁業近代化ノルウェーたいなのを目指す。

外交安全保障等~

麻生政権時の自由と繁栄の弧戦略継承

・本気で中国と対峙するために国境問題にけりをつける。

北方領土は2島返還で手打ち。経済水域は割と広いので名を捨てて実を取る。北の備えを南西にシフト

・本気で常任理事国を目指す。新興国インフラ売り込みをがんばる。

FTAの推進。同時に利権の温床になっている中小農家の淘汰してJA解体専業農家企業参入を優遇。商品作物輸出を図る。

ミサイル防衛の推進。

核武装はしない。維持費用がヤバイのと、不謹慎な話だけど世界で唯一の被爆国という立場外交に生かすため。

・次期主力戦闘機F-35を買う。三菱にはT-4後継の練習機生産仕事を維持。同時にこっそりF-3開発推進。

F-35VTOL型を購入して、いざとなったらDDH軽空母にするぞというポーズを取る。

アメリカ空母で着陸訓練をさせてもらう。ただし、本気でやばくならない限り軽空母保有はしない。

お金がかかるし。抑止力になればOK。

普天間基地下地島移設。基地問題と防衛力維持の両立を図る。

陸自のヘリの国産化。UH-X、AH-XはOH-1ベース。がんばれ川崎

陸自の古い装甲車更新してあげる

海上保安庁予算をふやす

医療・福祉~

・若年層が高齢者を支える仕組みは限界だと思うので、同世代内の相互扶助の仕組みみたいなのができないか考えてみる。

同世代の富裕層貧困層所得転移たいなので。

少子化なのに小児科医、産科医の不足、保育所の不足。よくわからないので詳しい人に頼む。

子ども手当をやめて教育バウチャー

交通・国土開発~

国家の発展に必要な公共事業は惜しみなく行う。

具体的には、

羽田空港拡張横田空域返還交渉推進で羽田ハブ化。

首都圏高速道路網(圏央道外環道、中央環状道)の整備。渋滞の緩和

・中央リニア建設推進

・中央リニア完成と同時に伊丹空港を縮小してビジネスジェットの拠点に改装国内線関空に。

なにわ筋線建設して関空アクセス改善関空西日本ハブ化。

北海道新幹線北陸新幹線建設推進。

北陸名古屋とのアクセス考慮して米原ルートリニアがあれば東海道のキャパも問題なし。

ハブ港湾地理的に有利な北部九州を推進。

科学技術環境など~

太陽光発電とかのいわゆるクリーンエネルギーの開発は、

石油天然ガス中東依存脱却と、製造業競争力強化の観点で考える。

鳩山前総理みたいセンチメンタル感情は捨てる。

地球環境変動のメカニズム研究するための衛星スーパーコンピュータ予算を増やす。

・ただし京速計算機たい無駄遣いはしない。東工大TSUBAMEたいな効率的なヤツをたくさん作る。

安全保障と絡めて、早期警戒衛星の開発。ミサイル防衛の強化と宇宙開発の官需を作る。

・というか、有人宇宙開発やろうぜ。

・大規模な風洞実験室を北海道に整備。航空宇宙産業の強化と、地方振興を同時に図る。

・これらの財源は、排出権取引たい馬鹿らしい枠組みから離脱して捻出。

レアアース代替材料の開発推進。

・広い領海を生かして海洋資源の調査推進。

~その他~

・まともなNPO/NGO活躍できる仕組み作り。昔バイトしたときの経験から考えて、

名誉欲の強い定年退職じじいや、勘違い主婦自分探し若者しかいないのが原因。

まじめな失業者無職NPO/NGOに参加していると職歴として認知されるような空気を作る。

最近警察がやってる路上駐車の取り締まりや、飲酒運転の罰則強化なみにしつこく政府広報すれば空気は変わる。

解雇規制の緩和するからには引き替えになる政策が必要だし、起業の増加につながるかもしれない。

選挙区一票の格差是正。都市部や若年層に不利すぎる現状を打開する。

マスコミの腐敗をつぶすために記者クラブを解散させる。

新聞社テレビ局以外の新規参入を歓迎する。

官僚に政策を丸投げせずに党でシンクタンクを保有して政策立案能力を高める。

働き口の少ない文系ドクターの受け皿になって、ドクター雇用問題を考えてますよアピール。

以上、長文失礼。

2010-06-19

ちなみに

北鮮の弾道ミサイルなんぞはミサイル防衛で十分防げる。

その前にきちんと落ちない可能性が高いけど

中国現在経済状況では弾道ミサイル発射なんて到底無理

ロシアも一緒

2009-06-15

日米安保同盟、次の半世紀を考える その2

http://anond.hatelabo.jp/20090615232800

核は拡散し、ブレトンウッド体制は崩壊し、世界の危機は深化する

日米安保体制は風化して、強力な改定が必要になった

▲目を覆いたくなる米国の衰退、核拡散防止条約体制は風前の灯火

ブレトンウッド体制は世銀IMFを主柱として米ドル基軸の通貨体制である。

詳しくは拙著を参照いただくとして、1971年にニクソンが金兌換停止を宣言して以来、ドルは徐々に紙屑化し、08年のウォール街大不況入り以後は、米ドル基軸への根底疑惑が、とりわけ新興工業国家群を中心に拡がった。

真っ正面からブレトンウッド体制に中国が挑み始め、BRICSs(ブラジル露西亜印度中国サミットでは、ドルに変わる新通貨体制を模索し始める。

当面、中国ロシアはSDR債を購入することによって、ドル代替通貨の位置を目指す。この動きに米国債金利が跳ね上あり、猛烈なインフレ懸念が拡がる。

日本はこれほどのドル危機にあっても感受性が鈍いのか、一貫した揺るがぬ姿勢でドルを守る側になる。日米同盟が絶対不変の原則と幻覚症状にあるのと同様に柔軟な思考能力が奪われている。

もちろん戦略的発想は苦手である。

米国の力の衰退は顕著になった。

世界の危機は深化し、おそらく「イラクの西」は、今後イランを背景とするシーア派の統治区域となり、アフガニスタンは「タリバニスタン」となり、パキスタンは無政府状態に陥るだろう。

中東全域は混乱のちまたとなるだろう。

もっとも危険な状況は目の前、パキスタンが開発しストックする核兵器は60発から100発。開発資金の胴元はサウジアラビアであり、当然だが、核兵器の一部はサウジアラビア移転するだろう。もしイラン核武装をしたら間違いなくそうなる。

ザルダリ大統領軍部との調整が円滑にいっておらず、パキスタン軍の独走に歯止めをかけられるほどの政治力はない。この点で陸軍参謀総長出身だったムシャラフ大統領とは違う。

軍のトップ以外、パキスタン核兵器の隠匿場所を知らないという説が有力で、米国としては、ここでパキスタン保護国ともいえる中国と胴元のサウジアラビアとの協力が必要となる。

突拍子もない考えかもしれないが、パキスタンが無政府状態に陥った場合、米中の軍事共同作戦が展開され、核兵器保護隔離作戦を展開するというシナリオも考えられるのではないのか。

日本の核の選択は?

北朝鮮の核保有は米中露をやきもきさせたが韓国は平気な態度である。

なぜなら韓国人感覚では北の「同胞」が保有する核兵器韓国が保有したと同義であり、いずれ日本攻撃用につかえると踏んでいるからだ。

もはや日本核武装が間に合わない。

数百億円を投じて国家をあげたシステムを組み、すべての公務員給料を10%返上して、大国民運動を起こさない限り、もはや独自の核開発は不可能と考えられるので、発想を転換する必要がある。

そもそも日本人の優秀な理工系学生アメリカ頭脳流出したか、国内にあっても宇宙工学職場より「金融工学」を目指した。

いま、原子炉ロケットに携わる日本人エンジニアらは核武装拒否反応をしめす人が多く、この有様では開発に乗り出せないだろう。ちょうど正しい歴史教科書を、短絡反応する現場教師のように。

そこで国益のためにも、日本核弾頭パキスタンから買うという選択肢考慮しなければなるまい。或いはインドから買うのもアイディアだろう。交換条件は従来の援助と引き替えるのだ。さいわい両国とも日本技術資本を必要としており、バーターの条件は整っている。

また日本は7000億ドル近い米国債を保有しているが、いずれこれは徳政令か、米国デフォルトで(GMがそうしたように)、紙屑となる可能性があり、それならば米国から担保を留保する必要があるだろう。

拙著でも何回か指摘したように、佐世保横須賀に寄港中の空母、原潜などを差し押さえ選択肢が残る。

もちろん核兵器付きである。衰退一途の米国軍部とあうんの呼吸が必要だろうが。。

安保条約米国が廃棄するだろう

戦後日本はふぬけ状態、とても中国北朝鮮戦争できる態勢にはない。

戦略兵器を保有できなかった日本には戦争能力が備わっていない。攻撃兵器がない。地雷を保有せず、今度はクラスター爆弾を廃棄する。こういう国会議決をする日本議員というのは安全保障イロハさえ分からない手合いが多い。

 独立国家とはとても言えないが、いまはそのことを論じている紙幅はない。

日本の防衛は過度に米国依存だった。

日本が望んだのではなく、安保条約の片務性と歴代米国政権の明確な意思からである。

米国アジャンダを付与され、その範囲内での防衛思考しかできなくなった自衛隊高官。日本には防衛戦略がないのである。

次期戦闘機をめぐって米国国防長官のゲーツはF22の開発を止めるので、つぎはF35にするから、日本の防衛ジェット機後継は、これだと一方的に言った。

なんとかF22で合意ができつつあった自衛隊も驚いた。MX構想のときもそうだが、つねに米国の移り気によって日本の防衛が振り回される。そんなことに驚くこと自体が植民地根性である。

 

日本には戦略兵器と核兵器を与えないというのが、米国占領政策の延長線上にある世界戦略である。だから空母、原潜、空中給油機、ICBM駆逐艦の保有が事実上禁止されている。

日本自衛隊にないのは核兵器ばかりではない。攻撃兵器がない。長距離ミサイルどころか、空母も長距離爆撃機原子力潜水艦も保有しないから、戦略的防衛計画を立案することは基本的に困難である。

自衛隊のすべての装備は米空母をまもる戦術的防衛の分担でしかないのである。

日本の謳う「専守防衛」というキレイゴトの標語が日本の政治看板にもなり、非核三原則とか、GDP1%以内とか、憲法にも書かれていない制約を受け、手も足も出ない「軍隊」なのである。

孫子がいみじくも指摘したように「攻撃こそが最大の防御」であるにも関わらず。

日本自衛隊戦術兵器こそ多少はあるものの、充足率がわるいうえ、戦場兵器となると弾薬がない。

実弾による火力演習は年に一度、全国の部隊から弾薬をかき集めて行わなければならない。

機関銃も不足し、手投げ弾も少なく、要は24万という表向きの「兵力」がサラリーマン化して、徐々に愛国心に乏しくなっていることも問題だろう。

かくて在日米軍を補完するだけが目的だったのが自衛隊だから、独自の戦力となると、はなはだ心許ない戦力しか保有せず、イージス艦六隻体制などと言っても、自衛隊の実力とは米空母を取り巻く守護兵力ではないか。

MDミサイル防衛)などと絵空事のために日本血税が投じられようとしてきた。

自衛隊は対米依存というメンタリティを辞めるべきだろうが、すでに親米根性の染みついた組織にそれが出来るだろうか?

▲「リバイアサン」から「普通の国」になるオバマアメリカ

ところが日本人戦後一方的に「恋した」米国がとうに心変わりを示し、日本防衛への熱意がうせ、つまり日本の対米期待に対応できるはずの米国の、北の核実験拉致問題への姿勢をみても、すでに存在していない空気がある。

アメリカ国家性格(国体と言っても良いが)が、劇的に変質し、リバイアサンから普通の国家に変貌していく過程に於いて、従来のNATOへの関与を弱め、米韓、米日、米印、米豪条約のあり方の再検討を迫られる。

米軍世界プレゼンスをやめて、米国内に引きこもれと主張したのはパットブキャナンだった。嘗ての米国を代表した右派の声が、これからはオバマ左派の声に変わっていくだろう。

米国は負担に耐えかねてアジアの防衛を「新同盟国」の中国にゆだねる選択も考慮することになるだろうし、現実台湾問題は投げやりになった。

おりしも来年日米安保条約改定から半世紀である。

日本はどうやって生き延びる道を探るのか。安保条約米国から廃棄される前に、自立自尊の道を考える秋が、ついにやってきた。

2009-04-25

民主次の内閣防衛相、「敵基地攻撃能力の保有必要」

http://www.asahi.com/politics/update/0425/TKY200904250072.html

 民主党浅尾慶一郎次の内閣防衛相は25日のテレビ朝日番組で、北朝鮮ノドンが全部飛んできたら撃ち落とせない。ミサイル防衛は機能していない」と指摘。核兵器は持つべきではないが、相手の基地をたたく能力を持っておかないとリスクをヘッジ(回避)できない」と述べ、敵基地攻撃能力の保有が必要との考えを示した。

 敵基地攻撃能力の保有論は5日の北朝鮮ミサイル発射後、自民党の一部で再燃している。民主党ではこの問題をめぐり、野党間の連携や党内の多様な意見もあって議論は詰まっていない。浅尾氏は「打撃能力米国依存することがいいのかどうか」とも発言。党の防衛政策の責任者だけに波紋を呼びそうだ。

 浅尾氏は56年の鳩山内閣憲法解釈をふまえて「相手が攻撃することがわかっている場合に基地をたたくことは憲法9条に反しない」と説明。「中ロの態度を変えることも戦略的に考える必要がある」とも述べ、日本国内での敵基地攻撃能力の議論を中国ロシアが警戒し、結果的に中国などが北朝鮮の核やミサイル開発を抑えようとする効果をもたらすとの考えを主張した。

MDは役立たず!」と連呼していたら先制攻撃論が台頭してきたでござる の巻

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