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はてなキーワード: 小児科とは

2012-02-10

2週間くらい前の話。

隣駅にある保育園からの帰り道、保育園用のリュック通勤カバンを提げ、前には約9キロの娘を抱え、「よいしょよいしょ」と地下鉄階段のぼりきって(けっこう重かった)、歩かせるために娘をおろしたら娘が転んで泣いた。それを見た通りすがりの見知らぬおばあさんに「悪いママね!ひどいね!」と怒られた。

その翌日の話。

私の見ていないところで娘がお皿を机の上から落として割った。その音に驚いた私が「わ!」と大きな声をあげたら、義母に「お皿落としただけで大声あげるなんて、悪いママだね、こんなことで大声あげるなんて!」と責められた。


この頃、夫の帰りが遅くて家事育児も一人ですべて抱え込み、仕事も忙しかったが娘のお迎えのために毎日必死になって片付けた。

娘の体調が悪かったが会社は休めるわけなく、なんとか時間を作って小児科に連れて行ったり、とにかく自分なりに色々一生懸命だった。朝起きてから寝るまで疾走している気分だった。

しかったけど、娘のごはん栄養を考えてきちんと手作りしているし、昼間に仕事で一緒に遊べない分、散歩がわりに通園時に手をつないで遠回りしたり、夕食後も娘と鬼ごっこしたりブロック遊びしたり、寝る時は添い寝して絵本を読んだり子守歌を歌ったり。

自分なりに、愛する娘を幸福にする「良い母」になろうと努力していた。

色々とせっぱつまっていた時期だったのもあって、他人に「悪い母」と言われたことに泣くほどショックを受けた。


いまだにこのことを思い出すと腹ただしい。

1歳の子供が歩いて転ぶのは当然じゃないか。それともあれか、転ぶと危険から歩かせるなとでも言うのか。そんなんじゃ体力の無い子供に育つだろ。

大きな音に驚くのは当然じゃないか。それともあれか、大きな音でも驚かないのが「母親」か。お皿の割れる音にも動じないって、いくらなんでも鈍感すぎるだろ。


怒ったり泣いたり、その結果思ったのは、これから子供を育てていく上で、こういうことは何度もあるんだろうということ。

100のうちの1を見て、それで100を理解した気で口出してくる他人は、きっとたくさんいるってこと。

から、いちいち怒ったり泣いたりしていても仕方ない。


自分でも「良い母」にとらわれすぎてると思う。

しかし、父子家庭で育った私にはドラマ映画小説育児書にでてくるような「良い母」しか知らない。

変な話だが、母親ウンチするのだろうか。母親もオナラするのだろうか。母親も鼻クソほじるのだろうか。

(いや、母親人間からするのは当然なんだけど)


はいえ、保育園のお迎えで娘の顔を見るとホッとするし、娘とのお風呂時間楽しいし、娘の柔らかなほっぺをプニプニするのは至福だし、歩くときに娘から手を伸ばしてきて手をつなぐと嬉しいし、とにかく、娘のこと大好きだ。宝だ。私の生きる意味だ。大好きというか愛しているのだ。

ようは、愛する娘のために何かすることは苦にならない。どんな努力も。



と、誰にも言えないから愚痴ってみた。

2012-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20120103165308

小児科関係の本を読むと12歳で妊娠した例とかたまに出てきます

13歳同士でセックスして出産した例がイギリスなんかでもあります

妊娠自体不可能というならこの手のケース自体ありえないと思います

もっとアフリカなど栄養状態が悪い国では13歳で出産して膣が裂けてしまったケースがありますし、

10代前半は微妙リスクが高いですが

医療が発展している地域であれば対応可能ですが)

2011-12-28

ウイルス胃腸炎なんか滅びちまえ

ノロとかロタとかそこら辺。

子供が相次いでノロわれて、新年の準備どころじゃない。資材の買い出しすらままならず、このままでは落ち着いた頃には大晦日とかなりそうだ。

水曜は朝一で小児科、帰りに銀行で振込。

年賀状刷ったのに出せてない。ポスト寄る余裕あるかなあ。

2011-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20111216003747

日本の小児医療無償化した自治体では

軽い症状でも「薬局で薬買えば金かかるけど病院に行けばタダだから」と病院に行く馬鹿親が増えて小児科パンクしているけどね。

小児夜間救急も安すぎるせいで「昼は仕事休みたくないから」と言う馬鹿親が多くてパンクしていて(小児だけじゃなくて大人もだが)

医者は疲弊しまくりだし、本当に救急医療が必要な重症患者診療に影響が出ている。



アメリカアメリカで色々行き過ぎだが、日本医療には適切な対価を取るべきだよ。

救急車タクシー代わりにする馬鹿をタダで受け入れるのはいい加減やめろと。

2011-10-11

知人が小学生の子供を亡くしました。病気発見から約1年の闘病を経てのことでした。その子病気はグレードⅢの脳腫瘍で手術ができないタイプのがんだったので、放射線抗がん剤による治療しか選択肢がなかったそうです

知人は子供の死後にブログで1年間の闘病生活の成行きを公表しはじめました。そこには、最初はただの体調不良でかかりつけの小児科にかかったこと、すぐさま大学病院検査入院することになったこと、がんとわかって別の大学病院に転院したこと、日に日に悪化していく我が子の体調への不安絶望、なにか打てる手はないものかという知人夫婦の苦悩、インターネットで見つけた「統合医療」で「重大な脳疾患の子供が完治した」ことに一縷の望みをかけるさま、(医師の制止を振りきって)大学病院退院し遠方の統合医療医師のもとに向う様子、などが綴られています

ブログに登場する「西洋医学」の医師たちは、当時の病状と治療方針、薬の効果副作用治療限界、今後のあり得る成行きについて、最大限誠実に説明しているようですしかしその誠意は知人には届きません。知人に届くのは「決して大丈夫といってくれない」「我が子の今この時の苦痛を取り除けない」「強い副作用のある薬をたくさん飲ませなければいけない」「我が子が次第に元気をなくしていくのに、医師は何もできない」といった、ただただ西洋医学先生が執り行う西洋治療限界とそれへの不信や不満、であったようです

一方の「東洋医学漢方勉強統合医療のクリニックを立ち上げた名古屋のO先生」は、電話で経緯を聞いただけで「なんとかなります、一度いらっしゃい」と請け合います。そしてクリニックに赴いた知人に対して「この程度なら大丈夫」「原因不明の脳の難病の子供を助けた」と話すのです。そして知人は続けます。「先生不思議機械で体のあちこちに金属の棒を当ててあらゆる臓器の数値を測定しました」「遠赤外線で体を温め免疫力をアップする施術を受けました」と。

知人は以前からいわゆる代替療法や「ナチュラルもの」への親和性が高い人でしたから、このような成行きはある意味当然のことだったのかもしれません。もとより治癒の見込みの殆ど無い病気ですから、なにをやっても(やらなくても)所詮は同じことだったのかもしれません。であれば、残されたものが「できることは全てやった」「これでよかった」と悔いを残さないことこそが一番大事なのかもしれません。

しかしやはりぼくには件の「統合医療医師」の悪辣さがどうにも我慢なりません。彼(女)はいったいどんな心持ちで「大丈夫、なんとかなる」と言ったのか、何百キロも離れた土地に「一度いらっしゃい」と軽く呼び寄せたときいったい何ができるつもりでいたのか、「不思議機械金属の棒」を子供の体に当てながらなにを思ったのか、何の効果ももたらさないだろう「施術」を施して高額の治療費を受け取ることに何の良心の呵責も感じなかったのか。

ブログはまだ半年前の日付までしか進んでいません。なので、半年から今日までの間に事態がどう進展したのか、ぼくはまだ知りません。それでも最終的に知人の子供は亡くなりました。それが事実です。もしも例えば彼らが根気よく「西洋医学」の治療を続けていれば、治癒はともかく寛解の時期が訪れて、短いながらも一時的にでも学校に戻れる日がきたかもしれない、そうでないかもしれない。ぼくには「統合医療医師」がなんの裏付けもなしに、ただ己の商魂からいい加減な安請け合いをすることで、一人の子供の一縷の可能性を奪ったように思えてなりません。

知人は子供の死後、同じような難病を抱えた子供たちとその親を支えるボランティアに参加しています自分と同じ境遇の親子と関わりながら、我が子にしてやってよかったこと、できなかったこと、してやりたかったことをひとつずつ思い起こしながら伝えること。それはきっと今の知人に必要なことなのだと思います子供を亡くした親の気持なんてぼくにはきっとわからないし共感もできません。だけど知人にはできるだけ早く、元気に穏やかに暮らせるようになってほしい。今ぼくが望むのは、知人が己の確かな経験をもとに、他所の誰かに「西洋医学限界」や「統合医療の素晴らしさ」を軽々しく吹聴しないことです

2011-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20111004144051

勤務医開業医 

小児科産科・外科・救急←他科 

現実はそんなに単純じゃないんだよねー

単純化するとしろーとに分かり易いからよくそういう説明されるけどさー



元増田へ。

そういう贅沢な話は医師仲間とでもして欲しい。

もう人生なんてとっくに諦めている人間相手に何故言えるのか。

と身内のリアル医師にも言いたいわ。

http://anond.hatelabo.jp/20111004015239

勤務医開業医 

小児科産科・外科・救急←他科 

といった具合に全体のコストはそのままに待遇バランスを取るべきだとは思う。

2011-08-21

採用活動の人事さんによる発達障害者への容赦無い忌避!

書店においてある発達障害者向けの本を企業の人事さんがよく読むようになりました。

昔は、発達障害アスペルガーADHDという物は

精神科医小児科医にしか知られていませんでした。

しかし、最近、色々なマスコミ書籍で話題にされて

ついに一般人にも広く知られるようになりました。

一般人へ知らしめる事、これは発達障害者をより追い詰める結果となりました。

というのは、企業の人事さんが発達障害に注目するようになったかです

発達障害者への福祉やサポートは遅々として進まない状態のままにもかかわらず!)

人事さんには次の考えがあります

「どうやって発達障害者採用活動から取り除くか?」

高学歴発達障害者を正しく面接で弾くにはどうしたらいいか?」

皮肉にも、発達障害に対する理解を深めるための本が

面接発達障害者を見分けて弾きのけるための対策本」になっているのです

悲劇なりっ!

これを悲劇と呼ばずに何を悲劇と呼ぼうかっ!!

2011-07-20

幼児期の包茎処理のこと

自分の小さいこからすると、まったく信じられないことなのだが、このころでは小児科先生から幼少期においてすでに包茎矯正するような処置をした方が良いと指導されることもあるらしい。

家内ママからその話を聞いてきて、「お父さんの役割なんだからやってあげて」と指示してきた。

6歳の息子と一緒にお風呂に入ったときに、「皮をかぶったままだと、おしっこがのこって病気になることもあるからおしっこをしたときに毎回むいてきれいきれいにするんだよ」と言いつつ、まずは自分がむいてあげた。

わりと簡単に「ぷるんっ」とむけたことと、それほど痛がりもしなかったことが意外だった。息子が結構面白がってみていた。

しばらく後、トイレから出てきた息子が一言。「ちゃんと『ぴの』できたよ。」

なんだ?ぴのってと聞くと、どうもむく行為をそう呼ぶことにしたらしい(誰も教えてはいないのに)。

しかに「ぴのっ」て感じだ。我が息子ながら表現天才かと思った。

題材が題材だけに、匿名ダイアリー

2011-07-06

福島で暮らすということ~小児科医として思うこと - ひまわりの種


逃げた人は逃げなかった人を責めない、逃げなかった人は逃げた人を責めない



それだけのことができない現状が、ただ、ただ、悲しい。

2011-05-29

アルファブロガー(笑)を分類してみた

http://alphabloggers.com/

2010だけトップにない。あと知らんの多すぎ。

いいんじゃない

どうでもいい、知らん

ゴミ

2011-05-07

捨て猫、捨て犬について考えてみた。

友人から事情により猫が飼えなくなった。困ってるという話を聞いた。

ネットで似たような悩みを検索すると、獣医さんに相談とか、愛護団体に相談とか、ビラだとか、まあそんなのするという感じ。

獣医さんは辞めてあげてもらいたい。

子供を育てられないからといって、小児科相談したら迷惑でしょ。

なんか獣医って動物関連の話ならなんでも解決できる職業と思われているようだ。

どんな猛獣でも手懐け、飼えないペットを引き取り、どんな病気も治し、etc...

そんなわけはなく、それに一匹引き取ったら、次から次になるのは目に見えてるわけで。

愛護団体、うーん、たぶん飼ったからには最後まで飼ってと突っ返されるんだろうな。

飼えないか相談しにいくんだろうから、何の解決にもなるまい。

里親を探すだけ探してみるんだろう。

で、保健所という選択肢は本人にはないんだろうな。

ということは、捨てるか、俺が引き取るかしかあるまい。

その猫だって、もともとは処分されるはずだったそうだ。

その猫を引きとって、長く育てた彼を責めるのは酷だ。

責任をもって保健所にっていうのもな、最初の飼い主に言うのが筋だと思うとなかなか言えない。

最後まで飼えないなら引きとるなというのは簡単だが、引き取るハードルをあげたら引き取る人間が減るんだろう。

しかし弱ったな…

飼うことになったら、ペット可マンションに引っ越さなきゃならん。

捨て猫捨て犬を減らすためには、一番の解決は個体価格をグーンと釣り上げることだろう。

猫や犬が欲しい場合、バカみたいに高い値段を払う。

完全受注生産にしてしまえば、生まれすぎて処分ということもない。

猫一匹1000万とかになれば、中古市場も出来てくるだろう。

新品が安すぎるんだろうな。

若くて可愛い娘と諭吉1枚でセックスできるのに、30過ぎのババァと結婚するやつなんていないじゃん。

ま、そういう娘は若くても新品なわけはないだろうが。

2011-04-28

気仙沼市本吉病院に関する備忘録

 Yahoo知恵袋には、本吉病院長に対する地域の冷たい仕打ちがあったような記事が出てくる。

 webには、そのようなものはなかなか出回らない。 とりあえず、ちょっとメモまで。

本吉町公式ホームページ 交流広場掲示板から

どうなのかな? 投稿者:一患者 投稿日:2007/02/20(Tue) 19:57 No.106


 この頃、本吉病院に行くことに、ちょっと抵抗を感じるようになりました。誤診なのか知識不足なのか、適切な処置をされないで手遅れになるところだった人の話を聞きました医者も生身の人間ですから、診誤ることもあるかもしれないけれども、私たち一般の人は医者を頼りに病院に行くわけですから、しっかり診察をしてほしいもです

森町長がこの掲示板を見るかどうか分かりませんが、できたら、もっと医師研修なり、勉強の機会を与えて、町民の命を預かるというのは、重責かもしれないけれども、でも、本吉町で唯一の病院ですので、高い機械を入れるばかりでなく、それを使いこなす人材医師を育ててほしいと思います。赤字で大変でしょうが、一考お願いします。

直接、病院事務長や院長に話をすればいいのでしょうが……


 あとは、勉強用に。

本吉国民健康保険病院改革プラン(平成20年12月本吉国民健康保険病院)

病院あゆみ

 本吉国民健康保険病院は、昭和22年8月に旧津谷国民健康保険組合の直営で一般病床24床の病院として開設された。

 翌23年には、法改正により旧津谷町に移管され直営病院となった。

 昭和26年には産婦人科の診療も開始された。

 昭和30年3月の町村合併により本吉国民健康保険病院となり、この年に新病棟建設され、一般病床52床、伝染病病床12床を有する病院となった。

 昭和34年当時診療科目は、内科、外科、小児科産婦人科標榜しており、地域の中核的病院として住民の健康と福祉の増進に大きく貢献してきた。

 しかし、その後人口減少などの理由により、病院は多額の累積赤字を抱えるようになったため、昭和47年に病院運営委員会を設置し累積赤字の解消に努めてきた。

 赤字解消策の一つとして、同年に外科、産婦人科が廃止された。

 その後も逐次規模の縮小が図られ、昭和61年には一般病床38床で、内科、小児科標榜する現在病院の規模となった。

 昭和47年から取組んできた累積赤字の解消は、一般会計からの繰入金の増額等により平成6年に全て解消することが出来た。

 その後は単年度の損失はあるものの繰越利益剰余金により累積赤字は発生していない。

 本吉町内には、かつては数軒の医科医院開業されていたが、医師高齢化等により廃業し、平成15年以降は診療が行われておらず、本吉病院が町内唯一の一般病院として現在に至っている。

 国の医療費抑制策による近年の診療報酬改定は、小規模な病院に与える影響が大きく本吉病院においても診療収入が減少している。

 特に平成16年度の診療報酬改定により薬の長期投与が可能となり、患者の通院数が月2 回から月1 回になったため外来患者数が減少したことも診療収入減少の要因の一つとなっている。

 現在本吉病院では、常勤医師2名により平日の診療に当たり、土日及び祝日等は東北大学病院より臨時医師派遣いただき診療に当たっているが、患者数による必要医師数は常勤医師3名となっており、早急に常勤医師3名体制の確立を図る必要がある。・・・


現在病院提供している医療と職員数

 本吉国民健康保険病院は、一般病床が38床で、診療科目は内科、小児科標榜しているが、現在は内科医師2名により、実質的には内科単科のみの医療提供を行っている。

 外来患者数は、1日平均70~80名で年間約21,000人となっているが年々減少傾向にある。入院患者は1日平均35人で病床利用率は93%となっておりここ数年は横ばいとなっている。

 外来入院診療のほかに、件数は少ないが訪問診療や訪問看護・訪問リハビリ等も行っている。

 本吉病院は、町内唯一の一般病院であることから、毎週日曜日は当番医として診療を行っているとともに、救急告示医療機関はなっていないが、内科に係る初期救急については24時間受け入れを行っている。

 また、町の健康福祉課が計画している乳幼児等の各種健診や予防接種のほか、町立の幼稚園保育所小学校中学校の校医も受託している。

 さらに、町内企業産業医を受託しているとともに気仙沼地域産業センター主催健康相談への協力も行っている。

 以上のように、本吉病院地域において果たしている役割は極めて大きく、本吉町の保健医療の推進を図る上で欠くことのできない重要医療施設となっている。

 本吉病院の正職員数は、医師2名、薬剤師1名、診療放射線技師1名、臨床検査技師1名、理学療法士2名、管理栄養士1名、看護師18名、事務職員5名の計31名、ほかに臨時職員が看護補助員9名を含めて21名で、合計52名となっている。

 医師については、本吉病院患者数による常勤医師必要数は3名で、1名不足となっていることから、当直等を含めた勤務時間が過剰になるなど医師の負担が重くなっており、早急に医師の確保を図る必要がある。

 看護師については、本年度正職員1名を採用し18名となり、必要数は確保している。(参照 【別表】定員管理に関する計画)

4月2日河北新報

気仙沼本吉病院 苦境を結束でカバー「住民守る」


 宮城県気仙沼市本吉町の市立本吉病院(38床)が苦境に立たされている。津波で1階が高さ1.7メートルまで浸水した被害に加え、2人の常勤医が辞職するなどして現場を離れたからだ。被災と「常勤医ゼロ」の異常事態が重なる医療現場で、看護師派遣医師が「住民の身近な病院を守りたい」と奮闘を続けている。

 押し寄せた津波入院患者20人や職員は避難したが、1階の診療室やエックス線室、コンピューター断層撮影CT)などの医療機器は水に漬かり、損壊した

 3月20日には院長(59)が辞表届けを提出。もう1人の常勤医の40代男性も体調を崩し、ともに現場を離れた。病院関係者は「停電、断水、薬不足の中、外来患者は普段の2~3倍に上り、昼夜働きづめだった。誰も責められない」と語る。

 現在医療活動は、徳洲会病院グループでつくる災害医療協力隊TMAT」が担う。入院患者岩手県千厩病院一関市)に移送し、24時間態勢で外来診療に当たる。

 千葉県から5泊6日の日程でやってきた医師黒岩宙司さん(54)は「避難生活の長期化で風邪や不眠を訴える人が増えている。今こそ協力隊の力を発揮しなければならない」と力を込める。

 病院職員は津波によって12人が自宅損壊、2人が家族を失った。自宅が津波で流された薬剤師長の遠藤博文さん(54)は「JR気仙沼線の復旧の見通しが立たず、遠距離通院はできない。ここを守るしかない」と、泊まり込みを続ける。

 TMATの支援期間は1カ月程度の見通し。市は復興作業と医師確保という難題を背負った。

 看護師長の佐々木美知子さん(44)は「人口1万1000の本吉地区住民にとって、病院はここしかない」と話す。

 職務に追われ、2人の子どもと会えたのは震災1週間後だった。「住民の健康を守るため、病院存続のため、みんなで力を合わせたい」。言葉に強い覚悟がにじんだ。(高橋鉄男)

4月17日河北新報

ふんばる 3.11大震災病院存続 使命を胸に


◎常勤医去り職員が結束/宮城県気仙沼市本吉病院看護師長・佐々木美知子さん(44)

 入院患者19人全員岩手県病院に移し、人心地ついた朝だった。
 3月20日。気仙沼市本吉病院
 男性院長(59)の姿が消えた。
 震災から9日間、泊まり込みで診療を続けていた。部屋に辞職願があった。同じ日にもう1人の常勤医も体調を崩し、現場を離れた。
 旧本吉町で唯一の病院は常勤医がいなくなった。
 看護師ら31人の職員が残された。被災で派遣された外部医療団の応援を受けている。

4月上旬
 「おばあちゃん、眠れていますか」
 2階の一室で外来患者に話し掛ける。そばで派遣医師心音を聴いている。
 院長は地元兵庫県阪神大震災にも遭ったという。耐えられなくなったのだろう。
 「責められないよね。私も逃げ出したいぐらいだもの」
 津波で1階が水没した医療機器が壊れ、カルテが流され、ガスと電気と水が止まった。
 メモ用紙に「カルテ」と書き込み、急場しのぎの診療記録を作ることから始めた。
 入院患者の足元で雑魚寝し、患者タオルを借りて寒さをしのいだ。医薬品が足りない。患者によっては点滴を半分に減らさざるを得なかった。
 病院は存続するのだろうか。常勤医の不在は職員を不安にさせた。
 外来患者は1日200人前後震災前の3倍に増えた。不眠や風邪を訴える。
 「病院地域の人に求められている。病院消滅の不安は消え、存続への使命感に変わった」


 4月9、10の両日、地元の住民約100人がモップと雑巾を手にやって来た。自治会長(52)が常勤医不在を知り、「地域の力で病院を守ろう」と清掃を呼び掛けた。
 1階の泥をぬぐい取る。職員も一緒に精を出す。
 看護師長になって12年になる。2人いる管理職の1人として職員を束ねる。
 「みんなと一緒に目の前の患者に向き合うことしかできない」
 職員のうち、12人が家を流された。それでもほぼ休みなく働いてくれる。家族を失った看護師現場復帰した
 家に帰ると、長男(8)と長女(5)に抱き付かれる。「うちはどうして休みがないの」と聞かれる。ほとんど一緒にいられない。夫(42)も市の水道職員で忙しい
 医療はいずれ去る。
 「それまでに常勤の医師を確保し、以前の運営に戻れるかどうか分からない。でも、職員と地域の人は命の拠点を残したいと頑張っている」
 心の中でわが子に言い聞かす。
 もう少し待って。いい未来を残すから。(高橋鉄男)

4月20日毎日新聞

東日本大震災:常勤医不在に看護師奮闘 宮城気仙沼


 東日本大震災津波で1階が水没した宮城県気仙沼市の市立本吉病院(38床)は、大半の医療機器が流されたうえ、院長ら2人いた常勤医が病院を去るなど苦難に直面した。だが、残った看護師や職員は県外から派遣された医師とともに「被災して苦しんでいる人をわれわれが見捨てるわけにはいかない」と奮闘を続けている。【村松洋、堀江拓哉】


 3月11日、2階建ての病院は大きな揺れで停電した。非常用発電機でひと息ついたのもつかの間、約35分後には津波が襲った。1階が水没したが、入院患者19人と看護師長の佐々木美知子さん(44)ら看護師、職員約20人は2階に避難して無事だった。医薬品や布団、非常用食料は2階の一室に運び込んだ。
 夜には自治会から発電機を借りて、心電図などの機器モニターした。それでも院内は真っ暗で、懐中電灯看護を続け、患者にはレトルト食品など非常食を食べてもらった。
 来院者は増えた。不眠やストレスで息苦しさを訴える被災者が多く、通常の約4倍の270人が来院する日もあった。佐々木さんは10日間、自宅にも帰らずに看護を続けた。
 17日には県外から3人の医師が応援に入り、19日には入院患者の転院を終えた。だが翌日、院長(59)の姿はなかった。机上に「一身上の都合」を理由にした辞職願があった。
 院長は阪神大震災で被災し、東日本大震災では津波にのまれ、病院の燃料タンクにつかまって助かった。管理課長鈴木幸志さん(59)は「2度も被災され、院長の家族も心配していた。去ったことをとがめるわけにはいかない」と話す。体調を崩したもう一人の常勤医も病院を去った。
 残った看護師や職員たちも被災者で、計29人中12人が津波で家を流された。夫や親族を亡くした看護師もいるが、全員ほとんど休まずに勤務を続ける。
 4月9、10日には地区の住民ら約100人が1階の汚泥の掃き出しなど掃除をしてくれた。地震から1カ月の11日、1階での診療を再開した
 応援の医師はいずれ県外に戻る。病院は今、市や医師会を通じ、新たな常勤医を求めている。佐々木さんは、常勤医不在で病院の将来を心配しながらもこう話す。「家を流され、私たちより困っている人が大勢いる。そんな人たちを診てあげられるのは私たちしかいない。今できることを毎日続けるだけです

4月27日中日新聞

宮城気仙沼病院、常勤医不在


 宮城県気仙沼市本吉地区で唯一の医療機関、市立本吉病院では、震災後に男性医師と院長が相次いで休職・辞職し、残された看護師たちが応援の医師と休まず働き続けている。
 「大丈夫? 痛くないかな」。白衣の代わりに白いエプロンをまとう看護師長の佐々木美知子さん(44)が高齢の女性から採血し、優しく語りかけた。
 1階天井近くまで達した津波白衣医療機器も流した人口1万1千人の本吉地区から中央部への道は断絶。佐々木さんらは、薬を求めたり体調不良を訴える市民の応対に追われた。院長(59)は1日に最大で270人の患者を診察した
 応援の医療チームが到着した14日から、50代の男性医師休職。20日には院長が姿を消した。院長室の荷物にまぎれて辞表が見つかった。「院長がああいう辞め方をしたことを責められない」と佐々木さん。「看護師だけになってもやるしかないと覚悟した
 応援チームは小児科や外科の医師もいて、24時間体制で患者を診られる。皮肉にも、内科だけだった震災前より多くの市民を診察できるようになった。5月までは医師2人のチームが交代で来てくれる。ただ、地元主治医と呼べる医者がいずれ必要となる。
 「ここが地域の中心になって、福祉や介護、生活すべてを守りたい」。佐々木さんは同僚の看護師と肩を寄せ、笑いあう。「早く新しい先生に来てもらえるよう、私たちが頑張らなくちゃ」 (柚木まり)

記者とインフォーマントが誰なのかも控えておく。

2011-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20110426082349

まあ東電は迅速に賠償するべきだと思うんだよね。風評被害による損失とかさあ。現状で被害額が算出可能なんだから、それは今すぐやるべき。

だけど

きちんと誰が悪いのか全員晒して、至った経緯を明確にするべき。

これは無理だろうな。経緯が複雑すぎて、誰が悪いのかなんて決められないと思うよ。

たとえば地震翌日の一号機のベント。しようと思ったときに即座にベントできないのは確かに問題だ。だが、やれベントが遅いだのなんだの言うけど、ベントが早かったら現状が少しでもマシになっていたか。建屋内の水素爆発は起こらなかったのか?

今考えられている制御棒の状況からして、1時間早くベントしてもやっぱり水素爆発は起こったろう。一方、ベントを遅らせるということは環境への放射線量の影響を減らすために非常に重要。短命な放射性化学種が存在するし、崩壊熱が高い初期段階では、ベントしてもすぐまた圧力が上昇する。そこで注水すればそれだけ水素の発生量も増える。

つまり、ベント一つとってもどの時点で開始するのが最適だったかは現状ではわからないわけ。少なくとも炉心を開いて燃料棒がどうなってるかはっきりわかるまでは正確な議論ができないだろう。というか炉心がめちゃくちゃになっていて地震直後の状況なんて全然からない可能性もある。

そう考えると、そもそも至った経緯を明確にするというのが不可能なんじゃないかと思う。

もちろん政府東電首脳部の考えを公開することはできるよ。一時間ごとにどう考えたか発表することもできる。でも実際の原子炉内の状況がわからない以上、その考えが正しかたかどうか検証するのは難しいベストはなかったとしても、ワーストだったとして断罪するというのは非常に難しいんじゃないかな。

それから

場合によっては刑事責任も問うべきで、そうでもしなければ

この悲劇が繰り返し起こる確率が高くなってしまう。

刑事罰を課すことで事故の再発を防ぐという考えには賛成できない。杏林割り箸事件とか大淀産婦人科事件がどういう結果になったか

杏林以降、救急外来子供の急患を診なくなった。そして全国の小児科がどんどん閉鎖。大淀はもっと劇的だ。まず奈良の、そして全国の産科崩壊

過失を刑事に問う、というのはそういうことだ。直接人の生死に関わることでさえ、安易に導入していいことではないんだ。

刑事責任を問うなら、原発のみならず事故を起こす可能性のある大規模プラント全般が日本から消えることにもなり得るぞ。

2011-02-28

Yosyanさまのブログ:「新小児科医のつぶやき」に対して

1 はじめに

teratterです

まず、この主張はまったく個人的なものであり、厚生労働省見解でもないし

仲間の医系技官のコンセンサスでもありません。このことをご了承いだけますと幸いです。

2 この日記を書いた理由

私は現在、臨床現場を離れ、医系技官をしております。臨床は4年ほどたずさわっておりました。つたない経験ですが、小児の診療にかかわる機会に多少恵まれたこと、また自分自身に娘がいることから、小児診療のあり方については興味を持っているところでした。そこで、ツィッターで小児の夜間休日診療について、意見交換をしていたところ、私のツィートをYosyanさまがブログにてまとめていただきました

 

 Yosyanさまのブログ:「新小児科医のつぶやき

 URLhttp://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20110225

 

このブログは昔から注目をしているブログしたので、御意見をいただき光栄でもあり、大変興味深く思っております。内容についても示唆に富むご指摘であり、私自身の理解も深めることができました。大変ありがとうごいました感謝しております。そこで、Yosyanさまの御意見も踏まえ、いろいろ考えてみましたので、そのことをこの日記にまとめたいと思います。

3 Yosyanさまの主張と私の意見の骨子

Yosyanさまの主張は2つに整理できると思います。それは次のとおりです

「一部の児の親の受療行動によって小児科医は疲労しており、制度として介入すべきである
「小児の緊急性の評価は不可能であるため、全てのタイミング小児科医が対応する必要がある。しかし、実際にそのようなリソースは無いので、夜間休日診療は制度として抑制すべきである

これらの論に対し私は次のように反論してみたいと思います。

「一部の児の親の受療行動によって小児科医は疲労していることには同意、共感しかし、介入の方法には検討が必要であり、制度的な介入よりも普及啓発を重視すべき。そのためには普及啓発を促進するためには緊急性の判断の基準を示す必要がある。」
「小児についても緊急性の評価は可能。緊急性の評価を小児科医師以外の人間にデリゲーションすることによって、夜間休日診療を適正化でき、小児科医の疲弊を防ぎたい

では、次の章からYosyanさまの2つの主張に対してそれぞれ、検討をしてまいります

4 ①についての検討

(1)Yosyanさまの主張

Yosyanさまは夜間・休日診療を受ける児の親を以下のように分類しております

類型 説明
1群 救急の本当に必要な群
2群a 親が心配して救急にかかる群(前向き群)
2群b 親が心配して救急にかかる群(後ろき群)
3群a リピーター群(社会的背景あり)
3群b リピーター群(親の意識に問題あり

この中で3群(とくに3群a)の存在によって、物理的にも精神的も小児科医が疲弊をしているので、3群のリテラシー改善が必要である。そのためには時間外料金の値上げとか、救急車有料化などの制度的な仕組みが必要であると主張されています。

(2)私の主張
児の親御さんの類型化の再設定

まず、「Yosyanさまらの児の親の類型化」ですが、いわゆるMECEになっておらず、不思議な感じがします。1群か否かは医学的評価なのに、2群や3群やリテラシーや受療行動について類型化をしているかです。3群のリピーターの中にだって救急の本当に必要な群もいるはずです。そこで、「医療公共財であるかどうかの認識の有無」「緊急性の判断能力の有無」にしたがって、つぎのように類型化してみました

公共財認識あり 公共財認識なし
緊急性判断能力あり 1群 3群
緊急性判断能力なし 2群 3群

このように捉えれば、いわゆる「3群」に対処するには、「医療公共財であるという」という認識を持ってもらう方法を考えればいいことになります

介入方法の検討

つぎに、介入方法を検討しようと思います。3つの方法枠組みから考えてみました。それは次のとおりです

法律、罰則などを用いた強制的な方法
インセンティブ(+も-も)を使う方法
普及啓発、教育を用いる方法

この枠組みで考えるとYosyanさまは「時間外料金の値上げとか、救急車有料化(主体は国)をすべき」と主張されていますので、主にイの方法を用いるべきと主張されていることになります

普及啓発を重視・先行すべき

Yosyanさまの主張に対して、私は「ウの普及啓発を重視・先行すべき」だと考えます。理由としては次の4つの点を挙げます

・共有認識がができていない現在の状態では、アやイを導入すること自体が政治的に困難。
時間外料金の値上げは病院単位可能であり、それをしないことを病院自治体が選択している。病院自治体のが選択していることをを頭ごなしに国が否定するのはおかしい
・普及啓発ができていない状態では、値上げをすることによって、お金さえ払えばみだりに夜間休日受診してもよいという価値観を誘導する。
・普及啓発の余地があると思っていて、一番実効性があると思っている。

実はこの中で私がもっとも言いたいことは、最後の「普及啓発の余地があると思っていて、一番実効性があると思っている」というものです。特にこのことについて、つぎに補足します。

普及啓発を重視・先行すべき理由の補足 

まず、3群の中でも、緊急性の判断ができている者(マトリックスの右上の部分)は「確信犯」ということになります。たしかにそんな方はいて、現場先生方を脱力させているもの理解しています。しかし、3群の中では、緊急性の判断もできない者(マトリックスの右下の部分)がいて、この群は「ひたすらイノセント」な者です。実は、「確信犯」よりも「ひたすらイノセント」な方が多いのではと私は思っているのです。つまり先ほどの分類に従えば、夜間休日外来を訪れる親御さんは、実は右下の「イノセント」な群がいちばん多いのではと思っています。 

公共財認識あり 公共財認識なし
緊急性判断能力あり 「賢い人」 確信犯
緊急性判断能力なし 「遠慮深い人」 イノセントな人」

もし、「イノセントな人」の群が一番多いという私の仮説が正しければ、普及啓発をする余地がまだあるのだと思うのです

普及啓発の方法論の検討  

では、「イノセントな人」の群に対して、どのような普及啓発が有効かを考察します。普及啓発の方法は次の2通りがあると思います。それは次のとおりです

緊急性の評価のやりかたを伝える(上を目指す)
医療公共財であることを伝える(左を目指す)

私は、ア→イの順番で普及啓発するのが有効だと思います。これは完全な自分の体験ベースですが、「イノセント」な群に緊急性の判断の方法を理解してもらうと、そのまま上に行かずに、左上の「賢い人」になる印象があるからです。一方で、「イだけ」もしくは「イ→ア」と説明をしたらどうなるでしょうか。つぎのようになると思います。

イだけ説明した場合 公共財なのはなんとなくわかるけど、いつ病院につれていけばいいのかわからない。なんだかんだで、夜診てくれるなら連れて行きたい」となりそう。
イ→アの順番で説明した場合 医療公共財といってもそんなの提供側の問題。消費者としてはしったこっちゃないよ。とってつけたように病院に連れて行かなくてもいいパターンを教わっても、それって夜間休日診療を抑制するために方便じゃないのか」となりそう

ですから、ア→イと説明することによって次のようになってくれるとありがたいと思っています。

「なるほど、夜間休日にわざわざ連れて行く必要があるとき、連れて行かなくていいときがわかった。自分自身や子供の負担も少ないし、これで先生方にもご負担をおかけしなくてもよくなりますね。」
論点の整理

以上、私の意見を述べましたが、

確信犯」よりも「イノセント」群の方が多く、普及啓発の余地がある
「緊急性の評価のやりかた」がそもそも存在しするし、小児科以外の人間も担うことができる

というのが、前提条件となっています。Yosyanさまはおそらく、アとイの両者とも、私との見解の相違がありそうです。アについては定量的な議論が必要ですが、おそらく水掛け論になりそうな気がします。イについては、ある程度、実のある議論ができるような気がしています。この部分については次の章で論じたいと思います。

5 ②についての検討

(1)Yosyanさまの主張

「児の親をどのように類型化しても結局どの群にも重症者が含まれているため、何かしら症状を持つ児の親は、緊急性があり小児科受診が必要である」というのが、Yosyanさまの主張だと理解しております。Yosyanさまはほかの部分でも次のように述べられています。

「それと表を良く見て欲しいですが、2群でも3群でも重症者は確実に含みます。正直なところ実際に診察してもこれを全員確実に見抜けるかと言えば、私如き の技量では自信はありません。「発熱性疾患」で「見た目上元気そう」の保護者判断で、「2日ぐらいは様子を見る」の対応全員適用できるなんて事は、経験を重ねた小児科医(小児科医でなくとも)まず口にしません。ましてや電話相談で安請け合いなどしようとも思いません。」

つまり、まとめると、

小児科医でも重症者を見抜くのは不可能。ましてや保護者判断なんか意味がない。電話相談意味が無い

ということです。それゆえ、

重症者を見逃さないためには、24時間365日、小児科医が根こそぎ診察するしかない」

ので、

「実際にそのようなリソースは無いので、夜間休日診療は制度として抑制すべき」

と、Yosyanさまは主張しているのだと理解しました

(2)私の主張

Yosyanさまの主張はロジック(論のつながり)としては矛盾が無いものであると思います。ただ、私の意見との最大の違いは、議論の前提となっている「小児の緊急性の評価は不可能である」の部分にあります。私は「小児の緊急性の評価は可能」だと思っているのです。この前提から私の論を展開しようと思います。私の論の骨子は、

小児についても緊急性の評価は可能
緊急性の評価は小児科医師以外の人間にデリゲーションすることができる
夜間休日診療を適正化し、小児科医の疲労を軽減することができる

というものです。では、詳細に論じてまいります

ア 小児についても緊急性の評価は可能

まず、医学的な見地からの緊急性を要するものは疾患と病態の2つの軸で整理することができると思います。

疾患の軸 :(例)敗血症髄膜炎重症肺炎など重症感染症、腸重責など急性腹症、、、、
病態の軸 :(例)脱水、呼吸不全意識障害、痙攣(単純な熱性痙攣を除く)、、、

この2軸を判断するためには結局、次のようなという3つのポイントを判断すればいいと思います。

緊急性の評価の3つのポイント
a 身体症状(水が飲めない、ぐったりしている、呼吸が速いなどのRED FLAGSの有無)
b お母さんからみてwell doingか否か
c 既往歴や年齢

なぜ、わたしがこのように理解するように至ったかというと私の初期研修医のとき経験からです。私は初期研修医を完全な北米ERシステム病院で過ごしました。この病院では、小児のwalkinも救急車も全ての救急受診をまずは初期研修医が対応し、必要に応じて小児科医にコンサルトする体制をとっています。初期研修医は2年間の間、小児科ローテート以外の期間もER勤務をしますので、2年間、常に小児の夜間休日診療に携わることができました。そのときに先輩から最初に教わったことが「救急外来でやることは帰宅させられるのか、小児科先生コンサルトすべきかを判断することであって、必要なのは正確な診断ではなく緊急性の判断だ」|というものでした

私はたった2年間の初期研修で小児診療ができるようになったなどとおこがましいことは全く思いません。しかし、小児の緊急性を判断する方法論については整理することができたし、小児科先生を深夜でも呼び出さないといけないときの判断はできるようになりました。この経験は3年目以降にも生きていて、しばしば小児診療をする機会にも、小児科先生を頼るかどうかを判断することができるので、多忙小児科先生に丸投げしなくて済んでいました

イ 緊急性の評価は小児科医師以外の人間にデリゲーションすることができる

私はさきほど、緊急性の評価はつぎの3つのポイントに集約することができると述べました。そして、これらの判断を小児科以外の人間にデリゲーション(権限の委任や委譲)することができると思っています。

・児の親御さん
電話相談対応者(看護師さんなど)
小児科以外の夜間・休日担当医(初期研修医など)

まず、児の親御さんについては、リテラシーを高めていただくのがいいと思います。緊急性の判断の方法論をあらゆるチャンネルから伝えるべきだと思っています。また、補助ツールも有効であり、次のようなサイトも有用だと思います。

 サイト:こどもの救急

 URLhttp://kodomo-qq.jp/

ちなみに、このサイトの発熱はボタンを押すと、チェックリストとして次の項目が現れます。これってまさに「緊急性の評価はつぎの3つのポイント」なのだと思います。

発熱時のチェック項目
・生後3ヶ月未満である
・元気はある
・無表情で活気がない
おしっこが出ている。オムツがいつものとおり濡れいている
・あやすと笑う
・1日中ウトウトしている

電話相談も有効だと思います。「緊急性の評価の3つのポイント」は問診が必要であって、詳細な身体診察や血液検査が必要ありません。ですからトレーニングを受けた看護師さんなどの医療者であれば、電話お話を伺いながら判断することができます電話相談など医療職による相談でも不安がとれない場合は、「お母さんからみてwell doingでない」ということですから、夜間でも休日でも受診をしていただくのがいいと思います。ただ、この際もできれば小児科先生最初から診察するのではなく、きちんとトレーニングを受けた救急担当研修医が診るようになればいいのにと思っています。

なお、初期研修ときにあまり小児の緊急性の評価についてのトレーニングを受けていない医師でも、3年目から小児科の医局に入局すれば1人で当直をしていると思います。私は、このような3年目の小児科先生比較すると、トレーニングを受けた初期研修医の方がより安全な医療を実践していると思っています。

ウ 夜間休日診療を適正化し、小児科医の疲労を軽減することができる

アとイで述べたように、緊急性の評価の方法を小児科医以外の人間に普及啓発し、緊急性の評価の主体者をにデリゲーションすることができれば、小児科先生は、夜間休日には本当に緊急性のある場合にのみ診察をすればいいことになると思っています。それが、私の思う「夜間休日診療を適正化でき、小児科医の疲弊を防ぎたい」ということなです

6 最後に(つれづれに小児医療への思いを書きます

私は文中に述べたように初期研修の2年の間に同年代と比べると比較的に、小児診療の経験に恵まれました。また、3年目以降も、院内にPICUが無いことから小児科先生と一緒に仕事をする機会にも恵まれました自分自身にも娘がいるし、PALSなどを学ぶ機会がありましたので、小児医療にはずっと興味を持っています。

つたないながらも3年目以降にはオカルトバクテレミアや劇症型の敗血症インフルエンザ脳症など経験しました。元気だった児が半日ぐらいの経過で一気に具合が悪くなり、24時間程度で亡くなるケースでしたですから、いくら緊急性の評価をきちんとしても、半日後の転帰を100%確実に予測する方法が無いことも理解はしているつもりです

ただ、だからこそ、受診した際には、医療者はきちんと緊急性の評価をし、説明し、カルテに記載することが大事だと思います。また親御さんに対しては次のようなというメッセージを伝えたいと思っています。

病院に頻回に受診さえすれば安全・安心というわけでなくて、どうやっても急性の経過をたどることがある。でも、いたずらに不安になるのではなく、知識を整理したうえで、自分自身の判断力を向上させてほしい自分自身で判断できなくても、電話相談を受けることもできるし、いざとなれば受診もできるようになっているから安心してほしい。なにより、実は緊急性の評価はお母さん自身のwell doingがどうかの判断が一番重要であって、それを見極められるようになってほしい。」

私は、小児医療はまだまだ行政寄与できる部分がたくさんあると思っています。たとえば、ワクチンですオカルトバクテレミアに対する最大の対策は頻回の受診でも検査でもなくてワクチンである認識しています。このワクチン子供を守るだけでなく、小児科先生方を訴訟リスクから守るものでもあると理解しています。そのほかにも、自分の居住県は人口が600万人いるのに、PICUが存在しません。そんなことにも問題意識を持っています。また、大学の同級生や研修時代の仲間や先輩方にも小児科医師がたくさんおります。みな真摯にとりくみながらも疲弊していることも理解しているつもりですですから医系技官という仕事を通じて、機会があれば、いつか小児医療の発展に寄与できればと思っています。

いろいろ述べましたが、ぜひ、建設的なご意見をいただけますことをお願いしまして、私の主張を終わりにします。(おわり)

2011-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20110105145517

恐ろしく単純な図式だな

 

裕福な生活がしたい > 医者がいいらしい > まわりはみんな医者ばっか > 比較で上には上がいる > ショボン > 利益のために薬配布・小児科などは減る > 医薬費かかる・医者不足の医者あまり > 日本全体ショボン

誰かを救いたい > たまたま医者だった > 患者にありがとう言われる > そこそこ満足 

 

金=裕福=幸せ では、ビルゲイツにでもならんかぎり、いつかどこかで、上が現れて 満たされないゾーンに足を踏み込んで 苦しむ

2010-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20101221212230

横だけど

スーパー公園児童館小児科も健診も予防接種も、男(と子供)だけで来ている人なんてほぼ居ない

という話なら二十代~三十代の話でいいと思うぞ。

何も

世界は全体としてみれば

なんて無理に風呂敷広げなくてもいい。

充分正当だと思う。

第一それ以上の年齢の男なんて、家事育児の分担なんてお話にならない奴ばっかりだし。


ちなみに「収入で決める」事に反対するのは男。

女の稼ぎが上がったんじゃなくて、男が下がったんだから

認めたくないんだよ。差が少なくなった事を。

なぜなら「男が稼げないと風当たりキツい」から

女の方も、そこの所は分かりつつ、仕方なく男を立ててる。

そういう所のプライドを捨てて、生活に当てれるのは大体女の方だから

共働きの女は

一家を支えるだけ稼いで家事までやれ

普通なんだけど、それを「死にますよ」なんて言わないのが普通だよな。

なぜなら、家事育児も、仕事収入を理由に「やらなくてもいい」なんて考えないから。

旦那より収入が高かろうが、残業が多かろうが。

けど、男の家事育児への覚悟が女に追いつく事は永久にないと思う。

そこで「死にますよ~」って女に甘えられるのが、男だから

http://anond.hatelabo.jp/20101221210206

残念ながら、世の中は貴方の言う「頭の悪い」夫婦の方が圧倒的に多いんだよ。

20代夫婦の3割が収入が同等または女の方が高いにも関わらず、

スーパー公園児童館小児科も健診も予防接種も、男(と子供)だけで来ている人なんてほぼ居ない。

7割は母親だけ、2割は祖母だけもしくは母親と祖母、残り1割は夫婦で来てる。

(夕方はいかに保育園帰りの子連れ母親も多いが、父親はまず居ない)

つまり「妻と一緒に家事育児」すら1割、「妻が仕事をしている間に夫が家事育児」と言う家庭はほぼ無いってこと。

夫がやるのは精々休みの日に子供遊んだり妻の買い物に付き合ったりする程度で、

仕事帰りに保育園子供回収して買い物行ったり子供病気の時に仕事休んだりはしないってことだ。

それでも妻の方が収入が多い場合もある、ということ。



家事育児のうち、男は自分に余裕のある時に楽しくて楽な部分だけをやって

残りは女がやる、というのは「分担」とは言わないよ。

2010-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20101120020617

ういうのは15歳の時にやるべきじゃないか



つーか

少子化なのに小児科医、産科医の不足、保育所の不足。よくわからないので詳しい人に頼む。

ワロタ

今後増田子供を持つ事があれば必要になる知識だろうに。

まず一生関係ないであろう事は一生懸命調べて、こういう割と身近な事には興味持てないんだなあ。

最近政治がクソ過ぎるので

来月で25歳になって、被選挙権を得る俺が本気で日本を立て直すための戦略を考えてみた。


経済財政

法人税減税。

消費税増税。どう考えても仕分けや埋蔵金たいな小手先の策で対応できるとは思えないので、

国民情報開示して理解を求める。段階的に引き上げ。

・札証、名証、福証等の地方取引所、東工取、東穀取のような商品取引所を大証統合

大企業中心の東証に対する、地方、新興、商品主体の取引所に再編。

電波オークションをやる。

労働者派遣の緩和及び解雇規制の緩和

製造業の大規模投資の税制優遇。韓国台湾ハイテク産業に対抗する。

林業近代化林道整備、機械化、製材所、流通経路を含めた改革のバックアップ

漁業近代化ノルウェーたいなのを目指す。


外交安全保障等~

麻生政権時の自由と繁栄の弧戦略継承

・本気で中国と対峙するために国境問題にけりをつける。

北方領土は2島返還で手打ち。経済水域は割と広いので名を捨てて実を取る。北の備えを南西にシフト

・本気で常任理事国を目指す。新興国インフラ売り込みをがんばる。

FTAの推進。同時に利権の温床になっている中小農家の淘汰してJA解体専業農家企業参入を優遇。商品作物輸出を図る。

ミサイル防衛の推進。

核武装はしない。維持費用がヤバイのと、不謹慎な話だけど世界で唯一の被爆国という立場外交に生かすため。

・次期主力戦闘機F-35を買う。三菱にはT-4後継の練習機生産仕事を維持。同時にこっそりF-3開発推進。

F-35VTOL型を購入して、いざとなったらDDH軽空母にするぞというポーズを取る。

アメリカ空母で着陸訓練をさせてもらう。ただし、本気でやばくならない限り軽空母保有はしない。

お金がかかるし。抑止力になればOK。

普天間基地下地島移設。基地問題と防衛力維持の両立を図る。

陸自のヘリの国産化。UH-X、AH-XはOH-1ベース。がんばれ川崎

陸自の古い装甲車更新してあげる

海上保安庁予算をふやす


医療・福祉~

・若年層が高齢者を支える仕組みは限界だと思うので、同世代内の相互扶助の仕組みみたいなのができないか考えてみる。

同世代の富裕層貧困層所得転移たいなので。

少子化なのに小児科医、産科医の不足、保育所の不足。よくわからないので詳しい人に頼む。

子ども手当をやめて教育バウチャー


交通・国土開発~

国家の発展に必要な公共事業は惜しみなく行う。

具体的には、

羽田空港拡張横田空域返還交渉推進で羽田ハブ化。

首都圏高速道路網(圏央道外環道、中央環状道)の整備。渋滞の緩和

・中央リニア建設推進

・中央リニア完成と同時に伊丹空港を縮小してビジネスジェットの拠点に改装国内線関空に。

なにわ筋線建設して関空アクセス改善関空西日本ハブ化。

北海道新幹線北陸新幹線建設推進。

北陸名古屋とのアクセス考慮して米原ルートリニアがあれば東海道のキャパも問題なし。

ハブ港湾地理的に有利な北部九州を推進。


科学技術環境など~

太陽光発電とかのいわゆるクリーンエネルギーの開発は、

石油天然ガス中東依存脱却と、製造業競争力強化の観点で考える。

鳩山前総理みたいセンチメンタル感情は捨てる。

地球環境変動のメカニズム研究するための衛星スーパーコンピュータ予算を増やす。

・ただし京速計算機たい無駄遣いはしない。東工大TSUBAMEたいな効率的なヤツをたくさん作る。

安全保障と絡めて、早期警戒衛星の開発。ミサイル防衛の強化と宇宙開発の官需を作る。

・というか、有人宇宙開発やろうぜ。

・大規模な風洞実験室を北海道に整備。航空宇宙産業の強化と、地方振興を同時に図る。

・これらの財源は、排出権取引たい馬鹿らしい枠組みから離脱して捻出。

レアアース代替材料の開発推進。

・広い領海を生かして海洋資源の調査推進。

~その他~

・まともなNPO/NGO活躍できる仕組み作り。昔バイトしたときの経験から考えて、

名誉欲の強い定年退職じじいや、勘違い主婦自分探し若者しかいないのが原因。

まじめな失業者無職NPO/NGOに参加していると職歴として認知されるような空気を作る。

最近警察がやってる路上駐車の取り締まりや、飲酒運転の罰則強化なみにしつこく政府広報すれば空気は変わる。

解雇規制の緩和するからには引き替えになる政策が必要だし、起業の増加につながるかもしれない。

選挙区一票の格差是正。都市部や若年層に不利すぎる現状を打開する。

マスコミの腐敗をつぶすために記者クラブを解散させる。

新聞社テレビ局以外の新規参入を歓迎する。

官僚に政策を丸投げせずに党でシンクタンクを保有して政策立案能力を高める。

働き口の少ない文系ドクターの受け皿になって、ドクター雇用問題を考えてますよアピール。


以上、長文失礼。

2010-10-17

じいちゃんが死んだときのはなしをする。 3/3

葬式は祖母の希望で本当に簡素なものだった。


式場ででた料理だけは見栄をはって張り込んだらしく、葬式なのにいいのか、と思うほど旨く、

名古屋から来た祖母の親戚はけたたましくうるさい人ばかりで、初めての葬式は妙な葬式だった。

祖父の親戚は祖母と折り合いが悪く呼ばれなかったらしい。

祖母は祖父がおとなしい分というか、勝気でなんでも自分意見を通してしまう性分だった。

そもそも結婚も、既に婚約者がいたのに、後から医者の祖父に乗り換えたような人だから、

金目当てであまり愛情がなかったんじゃないか、と思っていたから、特に不思議でもなかった。



式本番では、たぶん泣けないだろう、と思っていたけれど、結局泣いてしまった。

祖父が死んで悲しかったわけではない。

いつもふてぶてしい父が、祖母が、別れの段になって、ぼろぼろ泣くからだった。

背中を小さく丸めて、棺の小さな窓を覗き込んで、人前で泣いたりするから。

祖父の死は自分にとって大切な人の死ではなかったけれど、

もしこれがそうだったらどうだろうと、想像したら、もう、駄目だった。




仲の良い友達、可愛がってくれる先輩や、可愛い後輩、片思いのあの人とか、

例えば、目の前でだだ泣きしている父とか。母とか。姉とか。


いつか自分も、大切な人を見送り、あの小窓を除いて涙する日がくるんだろう。

祖父は大往生と言っていい最期だったけど、唐突理不尽に、それが訪れることだってあるだろう。

自分だって例外ではなく、いつかわからないいつか、覚悟する暇もなく死は打ちのめすだろう。

そんなにつらいことを、一体何回乗り越えていかなければならないんだろう?自分の番が、くるまで。

そう思うと、泣けて泣けてたまらなかった。

今見送られている祖父ではなく、祖父を見送る父や祖母を、いつか大切なだれかを見送る自分に重ねたのだった。

なんつー自己中。でも俺は生きている人の悲しみを思って泣いた。

人死にはかなしいことだった。

でもそれは、死んだ人にとってじゃない、

残された人のだったんだ。

そういうことも含めて、残酷なことだった。


―――――――――――――――――――――――――

蛇足

祖父の火葬が終わってお骨拾いをしたら、膝に入っていたという金属ボルトが丸々形を残していた。

前線にいたときに怪我をして、帰国してから入れたものだということを初めて聞いた。

当たり前のことだが、戦争に行って、辛い目にだってあっただろう。捕虜にもなっていたんだし。

帰国してからは楽しかったことだけ話したかったんだろう。

その後の思い出話で、自分が生まれた時の祖父の話も聞いた。

祖父は生まれたて自分を抱っこすると、相好を崩してなかなか離そうとしなかったのだそうだ。

考えてみれば、子ども嫌いの人が小児科医になったりするはずもない。

口うるさかった祖母は祖父が死んでからすっかり意気消沈してしまい、家に籠りがちになってしまった。

60年連れ添った夫婦なのに、自分はなぜ祖母は祖父が死んでも平気だなどと考えていたのだろう。

夫婦の老後のためにと折角ため込んだ金の使い道がないらしく、会う度に小遣いをくれすぎるので困っている。

思えば節約資産運用には熱心だったが、あまり消費欲のない人なのだった。

自分はというと、よく知りもしない人のことを決めつけるのはやめておこうと二十歳を過ぎてようやく決めたところだ。

2010-10-13

塾講師とょぅι゙ょ

大学の時にしていた塾講師バイト中のこと。

当時小三になりたてのょぅι゙ょに、「先生トイレ怖いから付いてきて…」と言われ、

「怖いからそこで見ててね」と恥ずかしそうに便器に座っておしっこするその娘を正面から見届させられたことがあった。

自分ロリペド属性でもあったらフルボッキの危機だったろうが、

幸いそんなこともなく、なにより自分は女なので何もなかった。

バイトをしていた四年間で、他にもごさいのようちえんねんちゅうさんのおんなのこの付き添いをしたこともあったし、

時には男の子にも付き添いをしたけれど、

自分にはやっぱりロリペドはおろかショタ属性もなかったので、何もなかった。本当に。いや、本当に。

でもそう考えると、小児科医や幼稚園小学校教諭のそれと同じくらい、塾講師ロリペドだったら問題になりそうだ。

特に学生バイトの多い塾講師は、他の一応社会的地位のある職業に比べてモラル的にも緩そうだし。

真剣に考えるとなんか怖い気がするからやめとくけど。

2010-09-02

ウィメンズパークではいまだにホメオパシーナチュラル

http://women.benesse.ne.jp/forum/member/zbsss040?cid=0104010G&stno=059300&nendo=2010&keyexpr=%83%7A%83%81%83%49%83%70%83%56%81%5B&owner_id=059300

から引用

引用開始】

一歳半検診で貧血とのこと。。。対処法のヒントください

ヌーダ好き :: 2010/08/25 16:09)

精密検査チケットをもらったので一カ月してから再検査をしてみようとおもうのですが

できるだけの事をしてやりたいと思っています。

フォローアップミルクは嫌がります。

ホメオパシーメディーを飲ましています。

ミキプルーンはどうなんでしょう。

何かいい食品があったら教えて下さい。

■ └ 059310フォローアップミルクに..

(小リス :千葉県: 2010/08/25 16:16)

ミロを入れるのはどうでしょうか?

長男が小さいので2歳過ぎまでフォローアップミルクを飲ませていたのですが

その時ミルク200CCに対してスプーンで二杯くらいミロを混ぜて飲ませていました.

ココアなのでおいしいのか飲んでくれましたよ.

子供達は喘息で薬の副作用を調べる為に血液検査をした時に貧血ぎみと言われました.

成長が著しいので貧血になりやすいそうです.

1歳半検診で血液検査をするんですね~

うちは保健所でやったのですがなかったです.小児科でやったのかな?

貧血,よくなるといいですね.

■ └ 059333そうですね

(気持ち :: 2010/08/25 16:51)

ミルクのかわりにホットケーキミックスにいれて焼いて食べさせてみてはどうですか?

■ └ 059338食品

(開けない夜はない!! :神奈川県: 2010/08/25 16:58)

鉄分を多く含む食品と、鉄分の吸収を促進する食品をとり、逆に阻害する食品を一時的に除去すると良いと思いますよ。

鉄分にはヘム鉄(動物性)と非ヘム鉄(植物性)があります。

ヘム鉄はそれ単体で吸収されやすいですが、非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂らないと吸収されにくくなります。それぞれの代表的な食品

ヘム鉄:鳥レバ・鳥モモ肉・マグロ赤身・ブリ・あさり・黄卵

非ヘム鉄:ひじきごま・青のり・納豆味噌・きなこ

などです。

鉄分ビタミンCによって吸収を促進され、カルシウムによって疎外されます。

家の子は貧血ではありませんが、3歳くらいまでは積極的に鉄分を接種をするように言われているので、朝食時にヨーグルト牛乳といったカルシウムメインで、夕食に鉄分ビタミンCの多いキュウイやオレンジと言ったフルーツをあげています。

特効薬ではありませんが、やはりそれぞれの栄養は普段の食事から習慣ずけることが大切なのではと思い出てきてしまいました。

参考になれば幸いです。

■ └ 059789参考になりました

ヌーダ好き :: 2010/08/26 17:09)

とてもとても参考になりました

ありがとうございました。

ちなみに市の検診でした。

尿検査もありました~。

引用終了】

ところで、ホメオパシー問題点を指摘する女性は結局出現しなかった訳なのね?

これって日本学術会議コメント発表後の会話のはずですが・・・

あと、ウィメンズパークの別のスレッドではホメオパシーが議論になっていたので、

記事起こししました。

http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20100902

2010-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20100804155822

というより、わがままな言い分だとは思いますが、

できることなら他の人にはできるだけ関わってほしくないとさえ思ってます。

手助けって言うと聞こえはいいのですが

実際はなにかと押し付けっぽかったり、ギブアンドテイクの関係であり、

それはそれで結構疲れるのです。

特に親の口出しはある程度ブロックしなければいけないと思っていました。

後必要なのは

「いざというときに、特に知識面で相談できる人が近くにいること」でしょうか。

これは別に「社会が」なんて大上段でなくて構わないんです。

町にひとつくらいに、子供病気したときとか

私ではどうしたらいいか分からないときに「いつでも」相談できる場所があればいい。

近場に小児科医などはあり、良い先生でしたけれども

この「いつでも」という安心感は与えてくれませんでした。

並んでいたら待たなければいけないし、あまり小さなことでは相談しにくかったりと

完全ではなかったように思います。

・干渉(手助け)して欲しくはない

・ギブアンドテイクもいや

病院なんて、並ぶ待ち時間があるから安心できない

と言っている元増田ですが、社会からは大事にされていないと感じ、社会にもっと理解があってほしいと思っているんですよね。

立派ですよ、とても。

その理解ある社会でそれらがどういう感じになるのか知りたいです。

元増田がギブするようなのはダメなんですから、結構難しい気がします。

2010-08-03

子育てにおいて未熟な親としての私が社会に助けてほしかったこと

http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20100803/1280798862

素晴らしい記事だと思います。

そのうえで、なんかちょっと私の実感と違うというか

読者としてつけ足したいところがあるので書いておきます。

 


どこに引っかかったかというと「社会が手助けすべき」って言葉ですね。

これ、なんか漠然としすぎていて気持ちが悪いです。

手助けする側もそんな漠然と言われたらどうしていいか困るのではないでしょうか?

たとえばこの記事を書いた人は私たちに何をしてくれるのでしょうか?

だから、もう少し必要なことは何かを具体的にやりとりしたほうがいいと思います。

子育てはやってる側からしたら社会理念とかとほど遠いどこまでも現実的なお話なのです。



とはいっても、あくまで私の場合ですが、

私の場合は直接的な手助けはそれほど必要ありませんでした。

一番大変な3年間は専業主婦をやれていたからです。



極論かもしれませんが

手間さえかければ、一生懸命できれば何とかなりそうなことなら

あった方がうれしいけど社会の手助けは必要ではないです。

しんどいはしんどいですけど気合いでなんとかなることなら頑張ればいいんです。

というより、わがままな言い分だとは思いますが、

できることなら他の人にはできるだけ関わってほしくないとさえ思ってます。

手助けって言うと聞こえはいいのですが

実際はなにかと押し付けっぽかったり、ギブアンドテイクの関係であり、

それはそれで結構疲れるのです。

特に親の口出しはある程度ブロックしなければいけないと思っていました。




私にとって一番必要なのは手助けの前に「理解」でした。

実際子育てを始めてみたら、いろんなところで壁を感じるのです。

「このままうまくやりとおせるか分からない」という不安

常に闘い続けなければいけないことが一番つらかった。

それなのに、そのつらさを誰とも共有できない。

周りは子育てなんて自分たちでできて当たり前って感じなんですね。

周りはみんな当たり前のようにできていることになっていて

でも私たちは全然うまくやれない。

うまくやれてないけどだれにも相談できない、愚痴の一つも言えない。

すごい行き詰まった感じがするんです。

私はただ、子育ての悩みを共有できる人が身近にいてほしかったな、と思います。



後必要なのは

「いざというときに、特に知識面で相談できる人が近くにいること」でしょうか。

これは別に「社会が」なんて大上段でなくて構わないんです。

町にひとつくらいに、子供病気したときとか

私ではどうしたらいいか分からないときに「いつでも」相談できる場所があればいい。

近場に小児科医などはあり、良い先生でしたけれども

この「いつでも」という安心感は与えてくれませんでした。

並んでいたら待たなければいけないし、あまり小さなことでは相談しにくかったりと

完全ではなかったように思います。




私たちは子供のことを基本的には自分で何とかしたいと思ってます。

社会に甘えたいわけじゃありません。そんなにたくさんを求めていません。

ですが、もう少し安心して子育てしたいと思ってます。

ちょっとだけの理解と、いざというときのための手助けがあればいいなと思ってます。



もう少し社会というものを信頼させてほしいんです。

私は子育て時には「社会」というものに対してかなり不信感を強く抱きました。

私は子供ができるまで、モンスターペアレントの気持ちなんて全く理解できませんでしたが今なら少し気持ちがわかります。

多分彼らは徹底的に他人が信用できないんです。

なぜなら向こうが私たちを全く大事に思ってないという感覚を与えられるからです。

社会が私たちを大事にしないのに、私たちが社会ルールを大事にできるかというと難しいです。

信頼できない人達の中で私の大事な子供を守ろうとしたら

どうしても過剰に神経質になったり、多少わがままになってしまうのかもしれません。

今でこそ「社会復帰」できてきていると思いますが、

社会への不信を植えつけられ、そのまま家庭にこもりきりになってたら

私だってモンスターペアレントというか、家庭第一主義になってたかもしれません。




子供は産んだら終わりじゃありません。

産むのも涙が出るほど大変でしたけど産んだ後の方がずっと大変です。

政治家の方だけでなく、子供をお持ちでない皆さんにも

もっと子育てのことが伝わり、理解されるといいなと思ってます。

そもそも昔は今よりずっと子育てのことが理解されてたし、共有されていたんだと思います。

どうして今はこんなに子育てがしにくい状態になってるんでしょうか?




<追記>

後半に出てくる「私たち」は「私の家族」の意味であり

私自身が子育てをしている女性を代表しているつもりなど全くありません。

ご指摘ありがとうございます

 

 

<追記2>

「お前はわがままだ」とか「人を信じられないのはお前の心根の問題だ」いうご指摘をたくさんいただきました。

そのとおりだと思います。

私と面識もないのにこんな記事を読んで不愉快になったのであれば申しわけありません。

この記事でいいたかったことは2つです。

1つ目は「今落ち着いて考えると、当時はそのわがままを少しも言えなかったことがつらかったのだな」ということです。

だから、これから子育てすることになる人や子供をもたれる方に

子育ては大変でグチ言いたくなることが必ず出てくるから、あらかじめ相談できる人が必要だよ」

と、ちょっとだけ先輩ぶってみたかったのかもしれません。

私は周りが気になりすぎてひとりで溜め込んでしまい、

体調を崩してしまうという本末転倒をしてしまいましたが、

子育てには「愚痴とか言い訳を言ってもいいじゃないか、にんげんだもの」って開き直ることが必要になることが多いです。

あと、愚痴を言っても受け入れてもらえると相手を信じることはもっと必要だと思います。

それは弱さじゃなくて強さだと今なら思います。

私は開き直りもできなかったし、夫をはじめとして周りの人を信じることもできななかったので弱かったと思います。

もう1つは不安だったりうまくできないのはあなただけではありません。みんな不安なんです。

できなかった私が言うのもズルいですが、一歩踏み出せば多分周りの人もわかってくれると思います。

あんまりがんばれって言うのも変ですが子供のためにも強くなってください。応援してます。




<追記3>

KoshianXさんから返信いただきました。

>具体例はプライベートだからあんま言いたくないけど、仕事を午後・夜にシフトして午前中は子供公園に連れってたり、風呂入れる担当になったり、おむつもかえたし寝かしつけもしたよ。母親の話し相手っても重要かも

 

文章から子育てに深く関わられている方なんだろうなとはわかりました。

もちろんプライベートなので語られる必要はないと思います。

なんだか具体例を書けと要求しているように感じられたのであれば申し訳ありません。

ただ、少しでもそういう失敗談や苦労談などが多くの人に共有されて

もっと子育てが気楽にできるようになればいいな、

息詰まるような子育てでは子供にも悪影響だし、

もっと子育てが前向きで開放的なものになればよいなと願っております。



<追記4>

子供をしかれる親になれ」という応援?ご指摘をいただきました。

しかるのは手段であって目的ではないと思いますが、手段としてはもちろん必要だと考えています。

ただ、電車でうるさい子供などについてはしかることが最適かどうかは難しいと思います。

自分でよく考えたいです。ありがとうございます



<追記5>

>そんな調子のいい「社会」はどこにも用意されていません。そして、用意する予定もありません。「社会」という曖昧な何かではなく、明確な人の繋がりの仕組みを自分コミットして作るしかないのだと思う

そのとおりですね。

他人に対して具体性がかけていると指摘していながら自分あいまい物言いをしていたことについて反省しています。追記2ではうまくかけませんでしたが、関係のない人に訴えかけるよりも、身近なところにわがままが言えるような人を作ることを目的とすべきだと思います。



<追記6>

とにかく文章を欠きなれておらずわかりにくくなってしまい申し訳ありません。

誤解があったのであればそれはその人の理解力よりもやはり

私の文章が下手くそでることが悪いのだと思います。

気になることがあればコメントにご記入ください。



<追記7>

こんな記事を書いてしまった以上責任とらなきゃ、とか考えて

できる限り怒らないで答えようと思いましたが、

あまりに心無いはてブコメントをつける人(「低姿勢ヤクザ」とか)

がいて疲れましたのでこれ以上は反応しません。

励ましになるコメントをくれた方ありがとうございました。

私はもう子育て段落してるので、

これからあなたの周りにいる方で手助けを「求められたら」

応える心積もりくらいをしてあげてください。

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