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はてなキーワード: リプレースとは

2014-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20140724063935

壊れた機器を仕方なくリプレースする程度はあるが

10年落ちくらいのジャンクがせいぜいだ

2014-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20140614010450

100万てのは大胆だが、余分な工数になることは確かだから、それを理由にして少しでも高くしたいってのがあるんだろう。だから余分な工数がかからないようにすればいい。

初期値として入れる社員データは何らかの形であなたの側が作って渡すんだろ? 社員番号もそこから引くわけで。それなら、その渡すデータに初期パスワードカラムを追加して、あなたの側であらかじめランダム文字列を生成して入れておいたらどうか。そしたら向こうにとっては、初期パスワードを引っ張ってくるカラムを変えるだけだ。初期パスワードの通知もあなたの側でやれば、業者の手間は増えない。

既存システムリプレース案件で、データも今あるやつから吸い出すって話だとちょっと厄介だけどね。社員と初期パスワード対応あなたの側で用意して、稼働後の社員への通知もやる、ってことはできるだろうけど、業者側の工数は若干変わる。そんでも最初にテーブルひとつ引くだけだから、まるっと「ランダムに設定してそれをみんなに通知してね」って機能の追加を頼むよりは安く済むかも。

それもだめなら、システム稼働直後にあなたの側で管理者権限かなんかで全員分のパスワードを変えちゃうとか。社員に誰か心得があればスクリプトで一発で済むかもしれない。そうでなければ、一回のことだから人力。どちらにせよあなたの側の人件費はかかるから、それと100万円余分に払うのと天秤にかけて判断。

新入社員の初期パスワードをどうするかって話は別にあるな。

2014-04-28

お前ら知ってるか

今更誰も覚えてやりたくないだろうけど、未だにExcelマクロ仕事も、Flash仕事も、COBOL仕事も世の中にいっぱいある。誰もやりたがらないから人が足りない。

ということはだ、今PHPとかMySQLとか使ってる仕事もそう簡単にはリプレースされなくて、相当先まで残り続けるって事だ。

まりエンジニアは下手にトレンドを追うより今使ってる技術を一生食うつもりで極めた方がいいぞ。将来「PHPオワコン」とか言って若者が覚えなくなるから、お前らに仕事が来る。

2014-04-08

2014年4月9日以降もWindows XPが使い続けられる理由

日本の伝統的な組織体系だと、だいたいPC購入の裁量権を持った人は40代後半か50代の部長総務部長あたりである

だいたいこのあたりの中間役職は、売上業績アップと、コストカットの数値を眺めるのが生きがいの職である

大きなフロアに、島式の向かい合わせ席をいくつか作り、誕生席に役職が座るという、これまた日本の伝統的な職場配置で、

役職が使うPCはWindows XPOffice 2003、メモリは1GB、ハードディスクは120GBで1280x1024のモニタといったところである

何年か前に、客先からOffice 2007のファイルが送られてきたが、さんざん大騒ぎした挙句

ファイルコンバーターインストールすれば読み書きできることを知ったらしい。不幸か幸いか、未だにOffice 2010以上で

作られたファイルが送られてきたことがないことから、客先も似たような現状なんだろう。

ちなみに客先の従業員PCインターネットに繋がっておらず、閉じたイントラしかなく、XPにSP2こそ入っているようだが、

その後のサービスパックが一切当たっていないPC殆どで、今年の1月に、いつPCリプレースしますか?と聞いたら、来年まで予定はないそうな。

来年というのは年度なのか、文字通2014年という意味なのかはわからないが、おそらく来年リプレースの予定はないのだろう。

Windows 2000が現役で稼働している現場だし。

話が脱線してしまったが、部長エロサイトを見るのが好きらしい。

この前、閉じても閉じてもポップアップウィンドウが表示されて、利用代金を支払えみたいな内容が表示されると困っていた。

「よくある架空請求の類だから無視しておいていいですよ。」と助言しておいたが、その後どうなったかは知らない。

PCリプレースについて相談してみた。

俺氏部長Windows XPサポートが今月4月8日に切れるんですけど」

部長「知ってるよ。でもまだ使えるよね?どこも厳しいんだ。使えるうちは買い換えるお金は無いよ。」

  「変なサイトとか見てウィルスとかに感染しないように注意しなさい」

「「お前が言うか!」」と言いたいのグッとこらえて、まあ予想通りの答えが返ってきて安心した。


というわけで、これからWindows XPを使い続けます

2014-01-14

Win9が出るという噂

率直に言って、Win8は不便で、大コケしたと思う。「タブレットPC」や「スマートフォン」を対象にしてUIをつくったからだろう。

UbuntuCanonical)がUnityで非難を受けたり、GnomeUIを変えて非難を受けたりしたけれども、それも、とりわけCanonicalなんかは特にタブレットPCスマートフォンへの野心があったからだろう。

いわゆるPCは、機能汎用性が高く、携帯端末と比べるとより複雑な操作要求されるのに、タブレット向けUIにされても困る。

そもそも、マンマシンインターフェースヒューマンインターフェース)も異なるし、多くはCPUすらも異なり汎用的につくられている。携帯電話などはワンマニュファクチャラーですべて設計してくれたほうが安定して速く動くわけで、俗に言う「ガラケー」はこれが取り柄だ。PCは、汎用規格で「つぶし」が利くことが取り柄だ。

WinXPからリプレースがあまり進んでいないのも、後継OSが使えないからなのだろう。Win8は7よりも高速化したと主張しているけれども、Win8は別の点で「改悪」がされてしまったし、たとえ多少なりとも高速化したところで、事実上リソース食いでより高性能なハードウェア要求するのだからリプレースしたくてもできんだろう。ぶっちゃけ、少なからユーザーは、Win2kのようなOSを求めている。Win2kに比べるとXPでさえも遅いのに、MeやVistaはクソ遅いし(笑)、7でも8でも遅いし、そもそも動かないよ。ハードウェアまで買い替えろというのは、ズバリ環境破壊だろ。ムダだ

2013-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20131204101200

A社のB部署に導入する新しい業務システムについて

構築担当者さんと打合せが始まりました。

今までExcel管理してたもの殆ど

今後も表組みで管理していきたいので

機能面も丸ごとリプレースしてほしい、と我々に伝えてこられ

非常に困ってしまいました。

Excelのものを作れって言われましてもねえ。

例えばフィルターを多々活用されておられます

タブを任意に増やしてハイパーリンクでつないで

データから引っ張ってきて計算して表組みを作成するなど

できる方は日常的にやっておられるようです。

同様の処理を実現するシステムを構築することは、可能か不可能かで言えば可能ですが

現実問題として時間的にも予算的にも厳しいと思われます

帳票はよく使うレイアウトのものを中心に移行しましょう。

から帳票を増やすと増やした分だけ費用が発生するので

最初にしっかり仕様固めしましょう。

表形式の編集画面はご提供できますが、Excelほど柔軟には作業できません。

列ごとコピーしてデータ貼り付けて表作るという一見簡単そうに見えることでも

作り込んだらそれなりに費用が加算されます

レアな表を作成する場合CSVで保存してExcelに取り込んで加工してください。

・・・とご説明申し上げたところ

担当者さんはげんなりした表情ですっかりやる気をなくされたようなんですが

この先大丈夫でしょうか…

2013-09-25

検証 福島汚染水汚染水問題 - 電気新聞

危機拡大の要因 ALPS遅れ 負の連鎖2013年9月25日

 東京電力福島第一原子力発電所汚染水問題はなぜ、「メルトダウン以来の危機」といわれるまでに拡大したのか。

一連のトラブルの背景には、今なお「火事場状態」から脱却できない廃炉現場の苦境と、ドミノ倒しのように危機が

拡大していく「負の連鎖」の構図が浮かび上がる。

進まぬ設備改善

 「野戦病院のような状態だ」。東電の相沢善吾副社長原子力・立地本部長は、福島第一の現場をこう表現する。

地面には電源管が無造作しかれ、敷地の海側には今もなおがれきが散乱。高線量エリアは簡易な柵で仕切られる

のみで、遮へいも満足にできない。現場は今なお、過酷な作業環境から脱せずにいる。

 多くの設備が応急処置で造られたものだが、リプレースを進めるのは容易ではない。現場は2011年から原子炉

プール冷却関連設備の本格化を最優先に進めてきたものの、作業に区切りがついたのはごく最近のこと。被ばくや

作業干渉の問題が、常に障壁となってきたためだ。

 8月福島常駐を決めた相沢副社長が担うのは、現場設備システムの抜本的な改善。「40年間使える設備

40年間働ける現場に変えていかなければいけない」(相澤副社長)という言葉通り、東電は300基超のタンクのリプ

レースを含めた大規模な設備改修を行う決意を固めた。実現への道のりは厳しいが、どこかでトラブルの根を断た

ない限り、廃炉はなかなか前へと進まない。

 一方、危機拡大の原因は現場の外にもある。象徴なのは、「多核種除去設備(ALPS)」の稼働遅れが、負の

連鎖を生んでしまったことだ。

 政府東電11年末の「冷温停止状態」宣言時、汚染水対策の切り札として12年内にALPSを稼働させる計画を

打ち出した。関係者らが試運転開始の目標ラインとしていたのは、129月現場は昼夜の作業で異例の短工期を

こなし、建設や性能試験をほぼ目標通りに終えることができた。

全体戦略必要

 だが9月原子力規制委員会が発足した後、順調だった流れは一変する。福島第一の規制の枠組みが変わり、まと

まりかけていた試運転許可は土壇場でほぼ白紙状態になった。審査はずるずると長期化し、ALPSが最終的に試

運転を始めたのは、予定から半年遅れとなる3月末だった。

 ALPSの試運転が1ヵ月遅れると、汚染水全量の処理に要する期間は4ヵ月も延びる。半年の遅れは、水処理やタ

ンク貯蔵計画に致命的な打撃を与えた。

 タンク不足は深刻化し、ALPS処理水をためるために造られた「地下貯水槽」に濃縮塩水を入れざるを得なくな

った。4月、この汚染水が地中に漏れた。

 ストロンチウムを含む高濃度汚染水漏えいは大問題へと発展したが、ここで転機を迎えたのが「地下水バイパス

だ。東電は数か月間にわたって漁業関係者らとの調整を進め、4月初めには稼働の合意を得られる直前段階まで来て

いた。だが貯水槽トラブル以降、地元関係者らは態度を硬化。議論は振り出しに戻り、今なおこう着状態が続いてい

る。

 汚染水対策は「増やさない、浄化する、ためる」のパッケージ戦略で成り立っている。1つの計画が狂うと、別の場

所に問題が出てくる。問題が起きるたびに社会との合意形成が困難となり、次のステップに進めなくなる。ALP

の稼働遅れから見えてくるのは、東電だけの手にはおえない負の構図だ。

 負の連鎖を起こさず、起きた際にも早急に食い止めるためには、どのような対策が必要か。「陸側遮水壁」を中心

とする新たなシナリオで動き始めた今こそ、ALPSの教訓を踏まえた全体戦略が求められている。

     (森 静香

2012-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20120913234133

起動が遅い。

機能性が悪い。

意外と最新OS互換性がない。

だとしたらそれを訴えれば PC 変えてくれるかもね。業務改善効率PC リプレース費用 って説得できればね。

かっこ悪いとかそういう理由では企業は動かんよ。利益にならんと。それなりに名前の通った企業っぽいか会社エントランスとかゴージャスだったりするんだろうけど、それはプレゼンス効果みたいなのを狙ったものからね。内部の人しか見ないところを飾り立てるとか普通はしない。

まあそのまま待ってても 2014/4/8 には XPサポートが終了するからそのタイミングPC 変えるでしょう。そこでリプレースしなかったらクソ会社ということで。

2011-11-25

11月24日DNP次世代コミュニケーション

DNPは単なる印刷会社ではなかった。

情報コミュニケーション媒体提供する会社だ。

講演一発目。

ソフトバンクモバイル中山五輪男(いわお)さん。iPhoneの販推をやっている「シニアエヴァンジェリスト」だ。


(1)スマートデバイス契約数として

現在、割合の25%超を占めているのが卸・小売業、次いで20%のメーカーである

メーカーとしては製造現場にて指示書がペーパーレス化したり、営業のプレゼン媒体になったりしているとのこと。

一方、金融機関としては試験導入中の期間が複数あり、今年以降に爆発的に増える見込み。

スマートデバイス契約数はますます右肩上がりに増えていく見込みである



(2)米国digimarc社の電子透かし

紙、デジタルサイネージ、薬の包装、音楽映像からアプリを通じてweb接続できる。

日本代理店はINEシステム

(3)AR(拡張現実)

セカイカメラARひとつドラゴンボールスカウターみたいに、現実世界に外部から呼び出した情報を付加する。

(4)ANAiPad事例(ビジュアモール)

http://tm.softbank.jp/business/white_cloud/videos/smartcatalog/

CA用の研修マニュアルは3冊2.1kgしていたものiPadにすることで0.7kg(おそらくバッテリーは除く)にした。

この研修マニュアルは搭乗するたびに持ち込む性質のものらしく、軽量化はありがたい話。

また、電池の持ちがよく、ウイルスゼロ件(ご存知Androidは質の悪いアプリウイルスが潜んでいる)

(5)荏原エンジニアリング

浄水施設の点検をペーパーレス化、点検項目の漏れのチェック機能をつけている。

テクノツリー社という小さな会社が製造・流通マニュアル作成に長けているとのこと。

http://www.technotree.com/

(6)HOYA (SUNTECH)

感光式のサングラスで色の変化スピードを説明するときにビジュアライズすることで、営業説明と使用感のギャップが減ったらしい。

(口頭説明ではわかりにくく、事後的なクレームが多かった)

(7)AIU保険

東日本大震災の損害調査として米本からiPadが送られ、SmartAttackというシステムを活用。

http://www.going.co.jp/SA/

(8)足利銀行三重銀行

割愛

(9)BMW

iPad(280台)によって営業4-5日から1.5日減でクローズ

(10)アウディ

顧客とのコミュニケーションとして、車の外装・内装シミュレーション、仮想の工場見学などを行える。

(11)i葬祭Book

割愛

(12)ソフトバンクの営業

thinkpadを全部iPadリプレース。営業のツールとしてアプリ映像を活用。(個人に営業トークに頼らず、営業フロー標準化したと言える。)

Microsoft ExchangeやOutlookは全部Google App (26000 ID)にする予定。BCPとして日本サーバを置いてられない。

(13)MDMによる端末の遠隔管理

ビジネス・コンシェルデバイスマネジメント

http://tm.softbank.jp/business/concierge/dm/

(14)iPhone 4S

Siri」が特徴。業務システムに応用されるというのが講演者の予想。

twitter:@iwaonakayama

二発目。ヤマサマーケティングの話。「(自称)超成熟マーケット」の醤油

Facebooktwitterなどあらゆる媒体を使って、消費者包括的に網羅して360度にアプローチしようと試みていた。

消費者は中身を知りたがっているのであり、メーカーの中身を見せて、コミュニケーションをとれば、味方につけられるようだ。

三発目、DNPのC&I事業部(Communication & Information)メディアコンテンツ本部の講演。

前段は既知の話題(ユビキタス社会化)なので割愛するとして、

後段はB2Cソーシャルメディアを用いてアプローチするノウハウDNPが持っているという話。

しかソーシャルメディアによる販促効果測定が難しい。そのノウハウを仮にDNPが持っているのならば素晴らしいことだ。

果たしてソーシャルメディアB2Bに使えるのか。会場から質問が出た。

回答はB2BでもB2C本質は同じであるという。しかし、それは本当であろうか。

たとえば、車のボンネット新日鉄製であろうがJFE製であろうが消費者にとってはどっちでもいいんではないだろうか。

わからん

2011-09-11

鉢呂経産省ってどんな人だったの?

朝刊(日経)を読んだら「原発再開に向けて地元の説得に意欲を見せていた」「農業派なのでTPPでの調整役として期待されていた」と書かれていたので,

そういう立場の人なのかと思ったら「脱原発・反TPPなので言葉狩りにあった」とかいう話が流れていて,あれれどういうポジションの人なんだ?と混乱している次第です

調べた限り,現実的かつ比較良心的というか市民的(原発嫌だよね,農業も助けないとね)な立ち位置のようで.

「反原発・反TPP」と言い切るのはちょっと語弊がある気もするが,どちらかというとそのポジションのようで.

こういう人が能力的問題でクビにされるならわかるけど,「市民感情を逆なでる失言」でクビになるというのは,

なんか違和感があるというかなんというか.

まぁいまどきの政治家に最も求められる「あげ足を取られない能力」に問題があったといえばそうなんでしょうが..

■ TPP結論先送りを示唆 鉢呂経産相関税ゼロは非現実的」(産系ニュース@2011.9.4 21:51)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110904/plc11090421530014-n1.htm

鉢呂吉雄経済産業相は4日、フジテレビ新報道2001」で、政府が11月末をめどとする環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加判断について「日本農業関税ゼロというのは農業経営を行うには現実的ではない。東日本大震災もあったか果たして11月が本当のタイムリミットなのか」と先送りを示唆した。

日本のTPP交渉、「世界の流れと別は難しい」=鉢呂経産相

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23028920110905

鉢呂吉雄経済産業相は5日、ロイターなどのインタビューで、環太平洋連携協定(TPP)に対する方針について「日本経済世界の流れとは別にということは難しいと思っている」と述べ、交渉参加は不可避との認識示唆した。

鉢呂吉雄経産相「TPP議論、対立越える余地」 (産経ニュース@2011.9.6 08:02)

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110906/fnc11090608030001-n1.htm

--エネルギー政策の見直しの中で、原子力発電をどう位置づけていくのか

 「新設は難しいし、寿命がきた原発廃炉にしていくという方針は、首相とも共有している。既存原発の敷地内での新たな原発建設リプレース)もできないだろう。基本的には原発ゼロになっていく」

<中略>

--原発輸出という成長戦略への影響は

 「相手国との契約の中で輸出を続けていく。原発の稼働を停止しても原子炉管理は長い年月続き、技術的なものも続くので、必ずしも輸出ができないということではない」

<中略>

--環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)についての基本的な姿勢

 「経産大臣になったわけだから日本全体の通商貿易担当として、あるべき姿を描いていきたい。TPPは『絶対反対』か『絶対推進』という議論に陥りやすいが、対立を乗り越える余地はある」

地元上関、困惑と評価 経産相発言、島根は明確方針要求 (中国新聞@2011/09/07)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201109070070.html

島根原発3号機など工事が進んでいる原発の稼働については鉢呂経産相はこの日、「なかなか議論があるところだ」などと発言。島根県の溝口善兵衛知事は「国としての考え方を早く整理して」と、具体性を欠く政府姿勢に不信感を募らせた。「エネルギー政策は国の経済政策の根幹。政府は早く議論し、揺るぎない方針を」と求めた。

■ 鉢呂経産相:「原発の新規建設困難」発言 敦賀市長が不快感 /福井毎日新聞 2011年9月8日 地方版

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110908ddlk18010686000c.html

原発の新規建設は困難で、将来的に原発をなくす方針を鉢呂吉雄経済産業相が明言したことを受け、敦賀市河瀬一治市長は7日、「我が国の根幹に関わるエネルギー政策に混乱を招くものであり、誠に遺憾」と不快感を示した。

■ (西日本新聞朝刊@2011/09/08)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/262187

鉢呂吉雄経済産業相は7日、都内で記者団に対し、九州電力川内原発鹿児島県薩摩川内市)3号機増設計画など、建設に向けて手続き中の原発について「まだ建設に入っていないものは相当難しい」と述べ、あらためて建設推進に否定的な考えを示した。

■ 無念の経産相、辞任 (河野太郎2011年09月11日

http://www.taro.org/2011/09/post-1083.php

鉢呂経産相は、野田総理原子炉の新規立地はしない、耐用年数が来たものは確実に廃炉にするとの方針を着実に進めようとしていたし、それを実現するためのかなり大胆な人事を考えていた。

経産省内外の抜擢すべき人物の発掘を多方面に依頼していたし、ガンとよばれる幹部の異動も考えていたふしがある。

個人的にはかなり期待していただけに残念だ。

■ 鉢呂経産相辞任 記者クラブ言葉狩りされて (田中龍作@2011年09月11日

http://news.livedoor.com/article/detail/5852621/

小沢一郎氏の例が物語るように記者クラブ官僚の目障りになる政治家は陥れられる。鉢呂氏の場合脱原発と反TPP」が、記者クラブメディア官僚の機嫌を損ねていたことは確かだ。

2011-04-21

経済産業省エネルギー基本計画」より「原子力発電の推進」全文引用

経済産業省2010年6月に発表したエネルギー基本計画」のPDFファイルから「第3章.目標実現のための取組 / 第2節.自立的かつ環境調和的なエネルギー供給構造の実現 / 2.原子力発電の推進」(p.27-34)を引用。読みやすいようにフォーマットだけ変えました

PDF!

(1)目指すべき姿

原子力供給安定性と経済性に優れた準国産エネルギーであり、また、発電過程においてCO2 を排出しない低炭素電源である。このため、供給安定性、環境適合性、経済効率性の3E を同時に満たす中長期的な基幹エネルギーとして、安全の確保を大前提に、国民の理解・信頼を得つつ、需要動向を踏まえた新増設の推進・設備利用率の向上などにより、原子力発電を積極的に推進する。また、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する核燃料サイクルは、原子力発電の優位性をさらに高めるものであり、「中長期的にブレない」確固たる国家戦略として、引き続き、着実に推進する。その際、「まずは国が第一歩を踏み出す」姿勢で、関係機関との協力・連携の下に、国が前面に立って取り組む。

具体的には、今後の原子力発電の推進に向け、各事業者から届出がある電力供給計画を踏まえつつ、国と事業者等とが連携してその取組を進め、下記の目標の実現を目指す。

まず、2020 年までに、9基の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約85%を目指す(現状:54 基稼働、設備利用率:(2008 年度)約60%、(1998年度)約84%)。さらに、2030 年までに、少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約90%を目指していく。これらの実現により、水力等に加え、原子力を含むゼロ・エミッション電源比率を、2020 年までに50%以上、2030 年までに約70%とすることを目指す。

他方、世界各国が原子力発電の拡大を図る中、原子力平和利用を進めてきた我が国が、原子力産業の国際展開を進めていくことは、我が国の経済成長のみならず、世界エネルギー安定供給地球温暖化問題、さらには原子力平和利用の健全な発展にも貢献する。また、我が国の原子力産業技術人材など原子力発電基盤を維持・強化するとともに、諸外国との共通基盤を構築するとの観点から重要である。こうした認識の下、ウラン燃料の安定供給を確保するとともに、核不拡散原子力安全、核セキュリティを確保しつつ、我が国の原子力産業の国際展開を積極的に進める。

なお、我が国は、今後も、非核三原則を堅持しつつ、原子力基本法に則り、原子力研究、開発及び利用を厳に平和目的に限って推進する。

(2)具体的取組

①新増設・リプレース設備利用率の向上等を推進するための基本的取組

(ア)新増設・リプレース

事業者は、高経年化対策を着実に実施するとともに、既設炉の将来的な廃止措置や代替炉建設の必要性も踏まえた計画的な新増設・リプレースを進め、国はこのための投資環境の整備に努める。また、国は、発電所建設に伴う連系線や送電線の建設・増強等に係る環境整備等の対応について必要に応じて検討を行う。さらに、既設炉の有効利用を図るため、定格出力を含めた出力向上について、事業者は、日本原電東海第二発電所における導入を進めるとともに、他の発電所への展開も検討する。なお、将来的に、日々の電力需要の変動に合わせて出力を調整する運転の必要性が高まってくる段階では、そうした運転が安全かつ確実に実施されるための要件等について検討を行う。

(イ)設備利用率の向上

設備利用率の向上については、安全安定運転の実現・継続と立地地域等の理解が基本である。事業者は、自主保安活動等に取り組みつつ、新検査制度の下、段階的に長期サイクル運転の実現を目指すほか、運転中保全実施を順次開始する。

また、日本原子力技術協会による発電所の運営実績評価や国による保安活動の総合評価等を踏まえ、事業者間でのベストプラクティスの共有や運転管理等の改善を促進する。さらに、国は、熟練の技術豊富経験を有するシニア人材を活用すること等により、大学高等専門学校教育質的向上や民間企業研究機関との連携を強化するなど、原子力人材育成プログラムを充実させる。

以上の取組により、安全安定運転の実現・継続結果として、2030 年に、設備利用率約90%(例えば、平均18 か月以上の長期サイクル運転、平均2か月程度以内の定期検査による発電停止期間)となることを目指す。

また、国は、これらの事業者の取組を後押しするために必要な支援を行うとともに、エネルギー供給構造高度化法に定める判断基準の活用を通じ設備利用率向上や新増設等を推進することを検討する。

(ウ)リプレース需要の本格化に対応するための次世代軽水炉等の技術開発

また、我が国は、2030 年前後に見込まれる既設炉のリプレース需要の本格化に対応し、安全性・経済性・信頼性等に優れた国際競争力のある次世代軽水炉の開発に、官民一体となって取り組んでいる。これまで行ってきた概念設計検討、要素技術開発等を踏まえ、次世代軽水炉の円滑な開発・導入を促進する。

このため、次世代軽水炉開発に関する中間的な総合評価を踏まえ、国、事業者、メーカー連携し、新技術の具体的な導入計画を2010 年度中に明らかにする。国・事業者・メーカーは、中間的な総合評価において魅力的なプラント概念と評価されること等を条件に、次世代軽水炉を有力な候補と位置づけた導入見通しを2010 年度中に明らかにする。

②立地地域住民や国民との相互理解の促進と立地地域における地域振興

(ア)新増設・リプレース設備利用率向上等に向けた立地地域との相互理解の促進

新増設・リプレースの推進や設備利用率の向上に限らず、原子力発電の推進を円滑に行うに当たっては、地域の実情等に応じたきめ細かい広聴・広報などを通じて立地地域の住民や地方自治体との相互理解を促進する必要がある。その際、原子力発電施設等と地域社会との「共生」を目指して、国・地方自治体・事業者が適切な役割分担の下、相互に連携・協力することが重要である

このため、国は事業者と連携して、立地地域住民の声に耳を傾け知りたい情報は何かを把握し(広聴)、それを踏まえて原子力の必要性・安全性等について情報提供を行う(広報)活動の充実を図る。その際、立地地域住民との「信頼関係の構築」により重きを置き、双方向性を強化する。具体的には、国及び事業者は、地元オピニオンリーダーの活動支援、立地市町村はもちろんのこと道県庁所在地を始め立地道県の他地域視野に入れた立地地域向け広聴・広報活動を行う。

また、事業者は原子力発電施設等の運営の将来ビジョンを持ち、地方自治体の持つ地域の将来像に関するビジョンも踏まえ、地方自治体等との相互理解を得るよう努める。国は、地方自治体との間で、原子力が有する国家レベルでの政策的重要性について認識の共有を深めるよう努め、国、地方自治体及び事業者との関係について不断の取組により、より望ましい関係の構築を目指す。

(イ)情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動等による国民全体との相互理解の向上

原子力政策の安定的な遂行のためには、広聴・広報活動等を通じた、立地地域のみならず国民全体との相互理解の向上が必要不可欠である

国は、情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動による国民全体との相互理解の向上のため、国がより前面に出て双方向性を強化するとともに、事業の波及効果の向上を図っていくとの観点から、国の原子力広聴・広報事業のあり方を検討する。また、小・中学生などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判断するための基礎をはぐくむため、原子力教育支援事業やその他広聴・広報事業を推進する。

(ウ)電源立地交付金制度の更なる改善

電源立地交付金(電源立地地域対策交付金を始め電源立地地域地域振興を目的とする一連の交付金)は、次の二つの性格を持ち合わせている。第一に、立地段階については、設備の設置を円滑化するために、交付金制度が創設された経緯があり、現在も交付金額が厚めになっている。第二に、運転段階については、運転の円滑化を図るという観点から、より多く発電した立地地域に対して、より多くの交付金を交付することが基本であり、発電電力量の多い発電所の立地地域の一層の理解が得られる制度であることが重要である

今後、現行の電源開発促進税制度の下では、課税標準である販売電力量及び税収自体の大幅な増加が見込めず、電源立地交付金財源の大幅な伸びが見込めない中、安全確保を大前提としつつ、この性格をより明確化するために、原子力発電所の新増設・リプレース核燃料サイクル施設の立地を促進するためのさらなる方策検討する。また、発電所の運転段階において、設備容量及び発電電力量により交付金額を算定しているが、算定に当たり発電電力量に傾斜配分する見直しを検討する。なお、その場合も、自然災害等で発電ができない場合に交付金額が大幅に減少することとなるのは制度趣旨に反することから現在制度として存在している「みなし規定」は存続する。

科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

(ア)最新の知見やデータを活用した科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

原子力安全規制を充実させ、安全確保を一層確固たるものとしていくためには、安全規制の現状をしっかりと見据えた上で、新たな課題へ持続的に対応していく必要がある。そのため、安全規制を取り巻く近年の大きな環境変化を踏まえた上で、必要な取組を実施してくことが重要である

具体的には、安全審査制度における品質保証の考え方の取り入れや検査制度における品質保証の取り入れの拡充、大きな地震動を受けたプラントの点検方法の標準化マニュアル化、トピカルレポート制度(*28)の対象分野の拡充、リスク情報の活用方策等について検討する。また、運転中保全について、安全性への効果と影響、リスク情報の活用の考え方等の整理を含め、速やかに検討する。

(イ)安全規制に関する国と利害関係者との対話の深化

さらに、国民の理解と信頼を得つつ安全規制を的確に実施していくためには、立地地域自治体・住民や産業界を含む様々な利害関係者との間のコミュニケーションを一層充実させることが重要である。このため、安全規制の効果的な実施規制課題への取組の推進等のため、規制当局と産業界との対話を継続的に深化する。国は、立地地域の関心が高い個別の安全審査検査等の案件については、規制活動の結果の説明にとどまらず、規制プロセスの途中段階における利害関係者とのコミュニケーションの拡充について検討する。

(ウ)原子力防災対策等

原子力防災対策については、引き続き、万が一の原子力災害に備えた対応機能に万全を期すとともに、原子力施設の防護体制については、最新の国際基準に沿った核物質防護措置を講ずる。

核燃料サイクルの早期確立と高レベル放射性廃棄物の処分等に向けた取組の強化

(ア)使用済燃料の再処理・貯蔵、プルサーマルの推進

使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する、核燃料サイクルは、限りあるウラン資源の有効利用と高レベル放射性廃棄物の減量化につながる、エネルギー安全保障重要な取組であり、我が国の基本的方針である

2009 年12 月に我が国初のプルサーマルによる営業運転が九州電力玄海原子力発電所で始まったことは、我が国の核燃料サイクル確立に向けた重要な一歩である核燃料サイクルは、それを担うそれぞれの施設の状況が相互に関連していることから、全体を俯瞰しながら、立地に要するリードタイム考慮し、個々の施策や具体的な時期について、状況の進展に応じて戦略的柔軟性を保持して対応していくことが必要である

このため、六ヶ所再処理工場の円滑な竣工・操業開始に向けて、国、研究機関、事業者等の関係者連携し、残された技術課題の解決に一体となって取り組む。また、使用済燃料の貯蔵容量拡大は、中長期的に各発電所共通の課題であり、中間貯蔵施設の立地に向けた取組を強化するとともに、国、事業者等の関係者は、貯蔵事業としての中間貯蔵(*29)という形態に限らず、広く対応策を検討する。さらに、プルサーマルの計画どおりの実施のため、国及び事業者が連携して、地元への申入れに向けた理解促進活動などの取組を推進する。また、MOX 燃料の輸送については、国及び事業者が、核物質防護対策や安全対策等に万全を期する。なお、六ヶ所再処理工場に続く再処理施設について引き続き取組を進める。

(イ)高速増殖炉サイクルの技術開発

高速増殖炉サイクル技術は、我が国の長期的なエネルギー安定供給等に大きく貢献するものであり、早期実用化に向けた研究開発を着実に進めることが重要である2010 年5月に試運転が再開された高速増殖原型炉「もんじゅ」の成果等も反映しつつ、2025 年頃までの実証炉の実現、2050 年より前の商業炉の導入に向け、引き続き、経済産業省文部科学省とが連携して研究開発を推進する。

具体的には、高速増殖炉サイクルの実用化に関するこれまでの研究開発の成果を踏まえ、2010 年度に革新技術の採否判断等を行う。また、実用化を一層円滑に進めるため、進捗に応じたプロジェクトの進め方・役割分担等を検討する。

加えて、高速増殖炉の実用化技術の早期確立を図るとともに、将来の国際標準を可能な限り我が国が確保するため、国際協力を適切に進め、将来のエネルギー安全保障を担う国家的な基幹技術としての性格を踏まえ、我が国の自立性を維持しつつ互恵的な国際協力関係を構築する。

(ウ)高レベル放射性廃棄物等の処分事業の推進に向けた取組の強化

原子力発電の利用を拡大していく上で、放射性廃棄物の処分対策は必須の課題である。高レベル放射性廃棄物の地層処分事業については、平成20 年代中頃を目途に精密調査地区を選定し、平成40 年代後半を目途に処分を開始することを予定している。国は前面に立って、原子力発電環境整備機構(NUMO)や電気事業者等と一層連携しながら、全国レベル及び地域レベルの視点双方で、国民との相互理解を進める。

このため、地域住民や自治体勉強のために専門家を招聘するための支援制度の創設、双方向シンポジウムの開催等の取組を通じて広聴・広報活動の充実・強化を図る。

また、高レベル放射性廃棄物等の処分事業が円滑に実施できるよう、国は高レベル放射性廃棄物の地層処分基盤研究開発に関する全体計画等にしたがって、必要な研究開発に着実に取り組む。さらに、研究開発の成果を国民に分かりやすい形で提供することにより、国民との相互理解を深める。

なお、研究開発等に伴って発生する低レベル放射性廃棄物についても、処分の実現に向け、国及び日本原子力研究開発機構(JAEA)は関係機関の協力を得つつ処分事業を着実に推進する。

(続きます)

2011-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20110321003210

質問に質問で返して申し訳ないけど、原子力を代替するには何か条件があるの? 単純に考えれば、代替できるだけの量の電力源を揃えれば代替できるわけだよね。

  1. この国の現状の原子力発電と同等の電力供給能力
  2. この国の現状の原子力発電と同等の燃料・材料の安定供給
  3. この国の現状の原子力発電と同等の通常稼働時の環境負荷
  4. その他諸々

(1)を満たせる現実的な代替方式は今の所火力発電くらいか。富津火力発電所(総出力500kw/h以上)並の施設を原発の数だけ増設する必要があり、用地確保や建設といった初期投資がかかる上に、重油LNGの輸入にも継続的なコストがかかる。これらは税金電気代等に跳ね返ってくる。(2)は産油国事情に完全に依存するので不透明。昨今の中東諸国民主化気運なども勘案すると、他の産油国も近い将来政情不安定になるリスク考慮しなければならない。

最後の(3)はまず確実に満たせない。

なので原子力発電そのものからの脱却には賛成出来ない。むしろ、より頑丈で最新の災害対策が施された新しい原子炉へのリプレースを推進し、災害時の電力安定供給のために数ももっと増やすべきというのが俺の考え。

http://anond.hatelabo.jp/20110321012612

そう。「普通に考えた」だけ。

はいえ、それすら難しいのが現状なんだけどね。俺だって被災者と同じ立場になったら冷静ではいられんだろう。

2010-08-04

あんだけ、ADSLの時に、光はダメだ、光はダメだみたいな感じで、ADSL ADSLしてたのに

いまは、光、光。

市場に任せていたら、アレでどんだけ光の敷設が遅れていたと思ってるんだこの人。

設備の敷設は10年単位でかかる。市場に任せていたら間に合わないよ。

今フレッツで実用になっている光ファイバーの敷設が、いったいいつ頃からの計画だと思ってるんだろう?この人。

光ファイバーの敷設はもともと、アナログの交換機とメタルのケーブルが何十年かで寿命が来ることがわかっていて、

引き直すという単純な経年劣化の設備交換という話が裏にあって

もう1度メタルを引き直すか、光にするか?という議論が何十年も前にあって

DSLなんて、とっくの昔に出ていたけど、ケーブル自体何十年も使うからDSLでは何十年後には頭打ち。

他方、光は、何十年後でも使えるという、研究的議論から、何十年前から、淡々と光にリプレースしてるんだよ。

現に、DSLで1Gは辛いけど、光なら1G余裕。将来100Gだってありえるだろ?

市場原理で光になったとか思ってるんだろうか?

全国規模のケーブルの経年劣化のリプレース計画とか考えないんだろうか?

あと、公共性(ダークファイバ)を担保させておいて、市場原理などというのは、方手落ち。

http://agora-web.jp/archives/1068679.html

2009-09-18

Vistaが何故職場に入らないか

Windows7Vistaの比較

http://anond.hatelabo.jp/20090917201807


ってのを見た。



未だにVistaオフィスに入らない理由としては、重いとかではない。

実際、Vista Ult(32bit→64bit)を、それなりにリソースたっぷりCore i7)のPCで使い続けてみたけど、XPと比較して、OSのせいで処理が遅くなるとと感じるケースはあまりない。(但し後述で一部訂正する)

でも、Vistaは、ビジネスで使うにはトラップが多すぎる。

ビジネスで使われるPCってのは、今まで何とかPC仕事をこなせる程度の、一般的なPCスキルの持ち主を想定しなければならない。

この層が、Vistaや7を使いづらいと感じてしまうのであれば、それは抵抗されるに決まってるわけで。


まず、一般的なPCスキルの持ち主が感じるであろう問題。

1)UACの問題。いちいちダイアログが出るようでは、OSの事など知ったこっちゃ無いユーザーには恐怖しか与えない。(Win7では改善される)

2)XPであれば周りに操作を聞いたり相談したり、Tipsを交換しあえるのに、そんな中でVista渡されたら、こんなのどう使うのって怒られる。間違いなく。

3)勝手タスクで色々管理する。デフラグデフォルトスケジューリングされてるとか、何なの一体。(Win7でも改善されない)

4)見た目が変わる。いや、冗談ではなく、それだけで嫌がる人はいるんです。(Win7はもっと酷くなる)


次にリソースの問題。

一般的な職場を見渡せば判ると思うけど、基本的に職場で使われるPCってのは、5年程度使われるモノ。(リース契約とか使ってね)

2年前のPCなら、まず基本状態でVistaは稼動するだろう。けど、それ以前のPCはどう?といわれれば…ね。


さらに、環境の問題。

XPVistaが混在している環境なんか、管理側からしたって想像したくない。

そして管理Server自体が2003Serverだったら。

いきなりVistaクライアントとして放り込むわけにも行かず、かといって2008Serverにリプレースするなんて、面倒でしょうがない。


結局、職場VistaWindows7も同じだけど)を導入するってことになれば、基本的に部署単位より大きな単位で、一括でごっそりやるしかないわけで。

PC価格は下がってるし、一括導入をするコストは確かに安くなってはいるけれども、「今の状態を維持」するコストが、「Vista/7を導入して出てくるメリット」を凌駕するとはとても思えないんだよね。

さらに言えば、職場PCを大量に導入する場合は、環境を色々同一にしなければいけない(職場毎の基本カスタマイズが必要)なのだけれども、Vistaを導入する場合、やることが多すぎる。管理者側からして、2003ServerとVista(または2008ServerR2とWin7)との連携勉強しなおさなきゃいけない。


これらを踏まえて、たとえばPC職場で大量にWin7で置き換えると考えてみよう。

導入までに掛かるコストの割合は、

PCリース契約のやり直しと新規契約OS代はここに含まれてしまう。) 30%程度

運用管理用Server(Domain管理/FileServer/その他色々)の新規購入orリプレース 30%程度

運用教育学習コスト 20%程度

社員教育コスト 20%程度

こんな割合になるんじゃないだろうか。

だから、いくらWin7価格を安くしようが、PCを安くしようが、屁のツッパリにもならんくらいしか、全体のコストは下がらない。

更に、ネットワーク構成の見直しやら旧環境との相互運用なんてものまで考えだしたら、運用側としては逃げ出したくなるね。


こういう風に、職場Vistaや7を入れるには、掛かるヒューマンコストが半端でないってことを、きちんと説明しているIT系サイトが少なすぎるよなー、と感じる次第。

結局、Windows7が出荷されたとしても、XPサポートが切れるとか、リース契約が終了するとか、運用管理サーバを何かのきっかけでリプレースするとか、そういう事が無い限り、各現場Windows7バンバン入れるなんて幸せな路線は、ありえないという、お話

個人的には、XPサポートが切れたとしても、サードメーカーが「ウチがXPの面倒みまっせ」と手を上げて、そのサービスが大人気…なんて商売がなりたつんじゃないかと思う。致命的なセキュリティバグが出ない限りにおいて、だけども。IPv4限界に達するまでは、おそらく職場ではXPの天下が続くんじゃないかな。いや、それですら逃げ道はあるんだけども。



追記:Vista/7に関しては、その利用に関して2点「直接的な問題」もある。

1つ目は、バックグラウンドで動いているサービスが多すぎること。(Windows7では少し減ったみたいだけど)

処理に関してどれだけ性能の高いPCを使っていても、正直言えばXPや2000の軽さは望めない。1つのプロセスの処理時間そのものは変わらなくても、どこと無くもっさり感を感じてしまう…という体験からは、逃れられない。

とはいっても、XPも登場当時はこれで散々叩かれたわけで、慣れの問題かな。

2つ目は、同時に導入されるであろうMS-Office2007。これは家庭向けPCではあまり気がつかない(導入されていないケースが多いから)、最悪の問題だ。UIへの戸惑いは、PCスキルが無い人にとって致命的過ぎる。Win7ではこのUIアクセサリまで進出してるって?どんだけ。


追記の追記:最後に忘れてた。Office2007に入ってるIME2007!一番操作感を左右するであろう文字入力変換で、こんなバカ重いソフトなんか使わせたら、絶対クレームモノだ。とっとと窓から投げ捨てろ。どんだけ性能高いPC使ってても、これだけは導入禁止。

2009-06-23

willcom端末を買ってみて判ったこと

携帯電話大手キャリア普通携帯からのリプレースは不適格(不可能)であることが判った

主な理由としては

こんなところ

買う前にそんなことは気がつけよ、と言われれば言い返す言葉は無い

使えば使うほど、willcomアンチな方向を向くわけだが

それと同時に出てきた疑問としては

willcom布教したがる人たちに対し「オマエら、willcomの何がよくてwillcom信者をやってんの?」

もしかしたら、自分が使うもの=最高のモノ(製品サービス問わず)であり、競合するすべては排除すべきである

みたいな考え方でも持っている人たちの集団なのだろうか?

最後に

  • 必要なのは「今、手に入る環境」であり、「未来において提供されるであろう環境」ではない

2008-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20081118030555

サーバーは止まってるかもしれないが、監視スクリプトはまだ走ってると思う。

hobbitとかhinemosとかnagiosとか高性能なものはいっぱいあるが、0から書いたスクリプトってのは自社の需要と完全にマッチしてるわけで、そうそうリプレースされないもんだ。

職務で書いたコードより、そういうちょっとしたツールのほうが長生きするのは世の常。

運用から開発へ転身した話を書いてみるよ

http://anond.hatelabo.jp/20081116133036新人君が、昔の自分にほんのちょっとだけかぶるところがあるなあと思ったので、空気を読まずにつらつらと自分語りをしてみる。

数年前、勤めていた職場が突然無くなったことがある。そのころ俺は、親元を離れて社会人として働き出してから一年経つかどうかの生きていくこと自体にわりと必死な頃で、不幸なことに金の蓄えが殆ど無い時期だった。そして来月からは収入が無くなってしまう。このサバイバルは思い起こすと稀有で貴重な体験だが、当時は社会に対して大きく失望し、ただただ途方に暮れるしかなかった。

当時は今にも勝る不景気、いわゆる就職氷河期の真っ只中で、普通就職転職市場に対して得も知れぬ失望感がある上に、仮に面接を受けて首尾よく採用となっても、給与がもらえる前に俺の貯蓄が底をつくかという状況だった。しかしなぜか危機感をそれほど持っていなかった俺は悠長に、そして高望みしつつ職探しを続け、程なくして予想通りに金の蓄えは無くなり、八方塞がりとなった。

もうどうしようもなくなったが、有り余る情けなさから親には相談できず、結果として友人に一ヶ月分ほど生活費の無心を受ける。半年以内に全額を返さないと小額訴訟を起こす、というエールを受けて俺はようやく職探しに本腰になった。

本腰にはなったが、とはいえすぐに金が必要だったので、さっさと働きだすことができる方法を選択せざるをえなかった。ネットで調べるうちに派遣会社というものが就労するには手っ取り早そうだということを知り、某社へ早々に登録、仕事を斡旋してもらうことにした。

フットワークの良い派遣会社だった。登録フォームから送った翌々日にはその会社支店へ行き、営業担当を相手に色々と自分のできることをアピールした。パソコンはかなり得意だと伝えた。営業担当は「それならばすぐに仕事を紹介できますよ」と言った。実は当時の俺が得意だったことは、パソコンを扱う仕事をすることではなく、秋葉で買ったパーツでパソコン自体を組み立てることだったが、そこはあえて伝えないでおいた。

それから一週間ぐらい、俺はその営業担当に連れられて、名前を聞くだけでも萎縮してしまう超有名な会社の一室で顔合わせと称した面接を受けていた。面接相手は嫌味な男で、しきりに営業担当に対して前任者が辞めたことについての愚痴を言っていた。嫌な奴だと思ったが背に腹は変えられないので、みなぎるやる気を必死にアピールした。一瞬だけ俺は松岡修造のようだった。とにかく金が無いのですぐには辞めないという、自信を超えた確証があった。

そしてめでたく一つの仕事が与えられることになる。サーバ運用監視というものだった。

サーバ運用監視といっても、一般に言われるようなラックの立ち並ぶデータセンタの如きではなく、全国各地の拠点に配置されているタワー型のファイルサーバリモート監視、保守するという特定の顧客に特化したものだった。正味なところトラブルは年に一度あるかないかだが、契約上どうしても監視を続けなくてはいけないそうだ。サーバ自体も相当古かったが、当分リプレースの予定も無いそうで、つまり数年は安定した身分が保証されている業務ということになる。やった、これで借金は返せる。俺の心は小躍りした。

で、肝心の仕事内容だが、これがまたベタベタルーチンワークで驚いた。決まった時刻に決まった操作でサーバの正常動作を確認し、excel のワークシートを印刷したものに丸を付けていくだけの、まさしく刺身の上にタンポポを乗せるかのような仕事だった。ごくまれに腐食したタンポポが見つかったりもするが、そこは既に定められたフローで対処し、新しいものと交換すればよい。

個人としてどう動けるかどうか、そんなものは全く関係がない仕事で、歯車募集という風情だ。前任者が退屈すぎて辞めたというのは容易に想像できた。ただ幸いなことに、当時の俺は個としての評価に価値観を見出すことはなく、どころかエンジニアとして大手の企業に潜り込めただけで世界が大きく開き、前職よりも自身が尊大になったと感じていたのだった。

最初の三ヶ月は充実していた。エンジニアという肩書きのもとに仕事をしているというだけで自分に酔うことができた時間だった。そして俺は excel 製のチェックシートに綺麗な丸を書くことばかりが早くなっていった。

俺の上司と言われる人間は、ひどく適当放任だった。彼は当時まだ三十半ばであったが、既にこの大きな会社で、己の生涯を終えると決断しているが如きで、ルーチンワークの正確さと、仕事の合間を見てさりげなく、かつ頻繁に煙草を吸いに行く挙動と、後方を通る人影を警戒しつつのネットサーフィン技術については目を見張るものがあった。そんな彼を俺も見習い、業務中にいかにさりげなく 2ch を見るかを模索したものだった。

そんな彼の元で、俺は自由闊達に教育された。基本的に日常業務さえ過不足なくこなしていれば、あとは時間の使い方を制約されることもなかった。その日常業務と呼ばれるルーチンワーク自体は二時間足らずで終わるので、図らずも俺は一日に六時間もの自由な時間を与えられることになった。次第に 2ch を見ることにも飽きていった。

そして半年、とうとう持て余した暇を浪費できなくなった俺は、遊び半分でコードを書き始める。ネット情報をもとに試行錯誤を経て、初めて作ったのは WEB ベースの監視チェックシートだった。そう、あの綺麗な丸をつけなきゃならないやつだ。定時になると決められた手順でサーバの稼動確認を行い、正常動作が確認できた時は勝手に丸が付くようにした。最初の一ヶ月ぐらいはこっそり運用し、いろいろと修正を加えて動作を安定させた。

さすがに印刷すると excel と少し体裁は変わるが、上司の彼はそれを好んで使ってくれた上に、顧客への提出フォーマットを変えることまで働きかけてくれた。のちのち彼に理由を聞いたが、「いや実は俺も丁度めんどくさいと思っていたところだった」と言ったときには笑ってしまったが。それ何年も続けてたくせにな!

ちなみにそのアプリケーションは、そりゃもちろんいま思うと酷い出来だったが、当時においては周囲になんとなく評価されたこともあって、一定の達成感をもたらしてくれた。それがきっかけでコードを書くっつうのが意外に楽しいことで、もしかしたらこれで飯を食うべきなのかな、なんて勘違いをしたり。

暫くして俺は退職することになる。まあその後のことは想像にお任せする。


で、ここから元増田に対しての話だけど、そういう尖った新人は変に縛らずに、もちろんやることはやった上での話なんだが、時間見つけて自由にさせてやりゃいいんじゃないかなと思う。組織的には難しいのは想像に易いので、いきなりじゃなくていいと思うんだ。例えば新人の考えるルーチンワーク改善案と、それを実現する成果物はどういうものかを論じるだけでも大きな前進だと思う。そうすりゃもしかしたら奴は、その成果物勝手に作り出すかもしれないんだぜ。実現させるためにプライベートを割いて色々勉強しだすかもしれないんだぜ。そうして得た知識は、彼が増田に感じた恩義の分だけ戻ってくる。困ったときに助けてくれる存在になる可能性があるんだぜ。

個としての人格を殺してルーチンワークをさせることは組織としては簡単だが、死にたくないと主張している人格を殺す必要も無いだろうと思う。殺したが最後、血飛沫に塗れて掃除するのが大変なことになる。殺すぐらいなら活かしたほうが、お互いにとって良いことである可能性のほうが高いのは自明だろう。

最後に、自分人生において、周囲が意図したかどうかは定かではないが、個を活かすことができる環境偶然でも潜り込めたことを感謝したい。コードを書く機会と出会わなければ死は必定だった。それにしても、今もあのサーバは動いているのかな。

2008-11-08

彼女PC買い換えの必要性を説きたい

社会人になるお祝いに贈った物を未だに使っている。大事に使ってくれているのは嬉しいんだが、そろそろ買い換えを促したい。

OSWindows2000(自宅に転がってた未開封の奴)、CPUがAthlon1600+、メモリ256MB、HDDが40GB、光学ドライブCD-ROM、常用しているブラウザはSleipnir1.66(作者がPCを盗まれる前から使ってる)。ウィルス対策ソフトはNAV2004で、OfficeはWord2000とExcel2000だけ。おまけに液晶ディスプレイは15インチXGA解像度。

購入した当時の時点ですら見劣りするスペック(その代わり格安)だっただけに、いい加減色々と新しくて静かなやつに買い換えさせたいんだが、「別に不便じゃないからいいよ」となかなか乗り気になってくれないんだよなあ。

俺自身はデスクトップ派なんだが、この際MacBookでも何でもいいので、とにかくそれなりのスペックの物にリプレースさせたい。せめてWindowsXPがラクラクと動いて、YouTubeニコニコ動画が快適に見られる程度のものを。購入資金を折半してもいいんだけど、PCなんて、当人が欲しがっている状態じゃないとプレゼントするのもはばかられるシロモノだしね。

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