はてなキーワード: スターフライヤーとは
うーん、やっぱけっこうな料金とられるもんやね
スターフライヤーの客室持ち込みOKも小型犬が入るか否かくらいのサイズのケージでも5万円だから、避難込みで見たらそれくらいするのも当然か。
ペット緊急脱出の議論を見ていてポイントや乗り越えるべき箇所をまとめようと思ったメモ。
まとめた理由としてはディベート的な興味で増田自身はどちらでも良いと思っている。
現在使われている脱出シューターはペットケージに対応していない。脱出シューターは硬いもので破損する場合があり破損すると人命に関わる。
この問題は航空会社にはどうしようもできず、航空機会社の方で対応するべき問題。
飛行機には搭載重量の制限があり、航空機会社はこれをクリアして設備を作ることにいつも四苦八苦している。
また、このような保安機器は信頼性が重要になるためシンプルなものだったとしても開発費が高く短期間で開発できるものではないだろう。
航空会社では90秒で乗客が緊急脱出できるように訓練をしている。その際にペットも脱出させようとすると余計なトラブルが発生し、脱出時間が遅れる可能性があり人命に関わる。
もしも、航空会社がペットを緊急脱出に加えようとしても、飛行機に載る乗客全員と自身の命を危険に晒す可能性について同意できるのかという問題もある。
こちらについてはペットの権利やプライベートジェット周りについて参照。
緊急脱出を難しくする存在としてペット以外にも乳幼児や高齢者などがあり、こちらは脱出対象になっている。
実際の航空会社の運用としてペットがモノ扱いになっている理由としては、法律上乳幼児や高齢者などには人権がありペットにはそのような権利が存在しない事が挙げられる。
法律が変わってペットの権利が向上すれば乗客全員にペット脱出の諸問題について同意を取りやすくなると思われる。
今回の飛行機事故では人間の乗客300人超に対してペットは2匹程度だった。
航空会社でペット緊急脱出に対応するにしても収益の事を考えなければならない。
まずひとつ目として、その収益ラインを超えられるほどペット旅行の需要があるのか?見合うだけのお金を払ってくれるか?という問題がある。
そして、収益の問題は1旅行だけの話ではなく乗員の育成コストやマニュアルやシステムの維持コスト、ペット関連設備のコストなどがあり年中それなりの収益を得られなければ維持が難しくなるだろう。
また、収益の問題にはリスクなども関わってくる。ペットを脱出に加えた事で乗客が何人が死亡してしまった場合訴訟、賠償金や、企業イメージ低下なども考慮して計算しなければならない。
収益が見合わなければ航空会社はペットの搭乗を拒否することができる。
乗客全員にペットを脱出に加えさせるかどうか同意させるのが難しいようであればプライベートジェットのサービスを使用する方法がある。
プライベートジェットではペット同伴で乗ることができ、脱出シューターなども存在しない機種が多いのでペット同伴で脱出することができると思われる。
ただ、プライベートジェットのサービスは通常の航空機に比べると高い。
そもそも、ペットを飛行機に載せることが飼い主の倫理として大丈夫なのかという話もある。
今回の事故ではペットは温度調整された貨物室に入れられていた。
そのため、ペットを緊急脱出させようとしたら貨物室までアクセスする必要がある。
緊急脱出の時間のシビアさを考えると貨物室にアクセスすることは現実的ではないため、ペットを緊急脱出させるためにはペットを座席に同伴させることが望ましい。
日本ではスターフライヤーという航空会社でペットをゲージに入れた上での同伴を認めている。鳴き声などが問題ならないこと、十分に飼いならされていること、重量サイズなどの制限がある。
ただ、同伴であっても現在のルールでは緊急脱出時にはペットを脱出させる事ができない。
脱出させる装置は、機体構造に手を入れる(穴をあける)から無理だよな……。改造機あつかいで耐空証明の取り直しになる。コストかかりすぎ。
現実的には、競走馬を乗せるときのように、認定の訓練を受けた専門家が付き添って、非常時その専門家が責任持って脱出させる、と言う要件ならありかもしれない。
それでも、非常時の脱出時、持出を許可する、と言う所まで保障する程度。
費用は、専門家をひとり拘束することになるので、チケット別で千歳羽田間で20万ぐらいはかかると思うが、金持ちならそれぐらいなら出す気はする。非常時置き去りの条件で同伴許可なら、スターフライヤーの5万円は妥当かと思う。
なんだかいくつかの記事に対してコメントがたくさんついてるけど、みんな頭ごなしに否定なのな。
冷静になれよ。
今回の件では400人の人間がいてペットは2匹だ。101匹じゃねえのよ。そのくらいなら解決策を考えてみる余地はありそうじゃないか?
「持ち込み解禁したらみんな持ち込むから、もっと増えるだろ」だって?想像してみろよ。持ち込んだペットはどこに置くんだ?頭上のハッチか?前の座席の下か?ありえないだろ。
ペットを機内に持ち込むなら有償のスペースを潰さないといけないから、どうやっても持ち込み料金が発生するのよ。スターフライヤー然り。その金額を払う価値があれば持ち込めば良いさ。大事なのは選択肢がある事だ。
それでもどのくらいの人が追加料金払ってまで持ち込みたいかなんてのはわからないから、上限は決めるべきだし、何匹までなら、どの場所なら規定の時間内に避難できるかは検証する価値あると思うぜ。1人で7匹とか持ち込むのは、そりゃ無理だろ。
年末年始の混雑時にペットを乗せた分、人が乗れなくなるのはけしからんって?じゃあ繁忙期はペットの受付け無しにすればいい。
ペットの避難に手間取ったせいで人が犠牲になったらどうする?みたいなコメントもみたけど、今回のだって当たりどころが悪くて一瞬で火に巻かれる可能性だってあったわけで(接地直前に衝突して横転するとかな。成田でUPSがひっくり返ったみたいに)、結局は線引きが必要なのよ。
もちろん反対する理由もよく分かるんだけど、世界の航空会社を見るとむしろペットの機内持ち込みをOKにしているエアラインの方がメジャーな状況なんだよね。スターアライアンスを例に取ると、加盟26社中17社がペットの機内持ち込みを認めてる。スターアライアンスに加盟してるようなきちんとした航空会社でもこのような判断をしてるわけで、現在問題として挙げられている非常時の取り扱い、ペットアレルギー・鳴き声・におい問題への対応についてもある程度調整出来ることがあるんじゃないかなと思う。
ちなみに認めてないスタアラ9社のうち殆どはアジア系エアライン(アシアナがアジア系で唯一持ち込み可)なので、文化的な忌避感はあるのかもしれない。
あと日系エアラインのクソ真面目セーフティービデオを見る限り、日本人は飛行機の安全性を特に気にする気質があると思うので、たとえ事故にあうのが0.0009%の確率(これほんとね)だったとしても人間の命をとにかく優先しろやって話になるんだろうなとは思う。(ANAの歌舞伎やスターフライヤーの忍者が日系エアラインの表現の限界。興味があったらYouTubeでぜひニュージーランド航空やベトナム航空、エールフランスなんかのセーフティビデオを見てみてほしい。多分飛行機がどれだけ危険な乗り物なのかについての感覚が全然違うんだと思う。そして先進国でここまで安普請でセンスのないセーフティビデオを流してるのは日本だけなので恥だと思ったほうがいいと思ってます。)
だったらペットの子たちも別にいいんじゃね?どうすれば可能にできる?って考えてみるくらいは普通にやるべきじゃないの
精神病んでる人にとってセラピーになってるとか、飼い主の人間の役に立ってるならOKという基準で考えるなら、まあ何らかの役には立ってるんだろうし。
数が多すぎたら非常時に対応できない感じなら、極端な話、盲導犬含めて一便に一頭までとかにしてさ。価格も一頭10万とかにしてそれをペット避難の訓練費にしたりして。それで商売が成立するならいいよねえみたいな
スターフライヤーとか、すでにサービス提供してる会社とかが、規約を変更してペット避難可能にするには、どうしたらいいかね〜?くらいのノリでよくね?
創作増田 ( anond:20201019154826 )を見て思い出した話。
飛行機には「JA801A」みたいな機体番号とか、製造番号があって、基本的にはこれから過去の所属していたエアライン・期間などは特定できる。
Planespotters.netというサイトがあって、それらをまるで履歴書みたいに参照できるようになっている。
増田の言ってたコンコルドはこんな感じ。個人所有された機体は存在しないことがわかる。
https://www.planespotters.net/production-list/Aerospatiale-BAC/Concorde
いきなり機体番号の話をされても困ると思うのでいくつか例を出してみる。
北九州に本拠地を置くスターフライヤー社の初号機、JA01MC。こいつは2005年にスターフライヤーに引き渡された。
2013年10月に引退、北九州からマニラに飛んだと書かれている。マニラにはドイツ系の航空機整備拠点があるから、その関係だろう。
その後、アイルランドのGECASというリース会社に籍を移し、「OE-ICT」という機体番号になっている。
ただ、リース会社が飛行機を運航することはないから、あくまで暫定的なものである。
その後、スペインのブエリング航空に籍を移し、「EC-LZZ」という機体番号に変わり、現在も現役のようである。
https://www.planespotters.net/airframe/airbus-a320-200-ec-lzz-vueling/ej47xv
数年前、スカイマークが2階建て旅客機のA380を導入しようとして断念したのを覚えているだろうか。
あれもしっかり記録に残っている。
スカイマークのA380初号機は製造番号162で、このために「JA380A」という機体番号が予約されていた。
実際に製造されたが、例のゴタゴタによって受領されることはなく、オーナー不在のままエアバスの工場に保管されていた。
その後、ANAが経営再建を手伝う代わりにこのA380を購入させられた(JA381Aがそれだ)という話もあるが、それはちょっと違う。
製造番号162のA380は保管されたのち、エミレーツ航空仕様に改修されたのち、「A6-EVB」になった。
https://www.planespotters.net/airframe/airbus-a380-800-a6-evb-emirates/enxk7q
https://www.planespotters.net/airframe/airbus-a380-800-ja381a-all-nippon-airways/r1py2d
身近なところではフライトレーダー24( https://www.flightradar24.com/ )でも機体番号が表示されている。フライトレーダーで見つけた機体番号をPlanespottersで検索してみるのも楽しいだろう。
飛行機だって波乱万丈だ。納入から引退まで1社だけで飛び続けた機体もいれば、不景気やエアラインの倒産などに巻き込まれて短期間であちこちの国を渡り歩いた機体だっている。
もし将来、飛行機を購入するような富豪の増田がいたらこのサイトを思い出してほしい。中古機なら、その飛行機がどこで活躍していたかを遡って確認できる。
旅行が好きで、いろんな国の航空会社をよく使う。他の国の会社と比べた時、日本の航空会社は清潔感や機内食の美味しさはかなり上位だと思うんだけど、とにかく「安全ビデオ」が圧倒的にダサいのが気になっている。
世界の航空会社では今、クールな安全ビデオを作るのが大流行している。きっかけをつくったのは多分ニュージーランド航空で、最初は裸にボディペインティングした一発ネタ系だったんだけど、映画やラグビーとのコラボをしたりしながら毎年のように新作を投入して、最新版だと南極の環境問題と絡めた内容になっている。
https://www.youtube.com/watch?v=TEsHqdA9dV0
https://www.youtube.com/watch?v=Fi4RS7aARSo
ブリティッシュエアウェイズはいかにもイギリスらしいユーモアさがある。
https://www.youtube.com/watch?v=YCoQwZ9BQ9Q
アメリカの航空会社の安全ビデオも凝ってて、中でもヴァージンアメリカがめちゃくちゃかっこいい。
https://www.youtube.com/watch?v=DtyfiPIHsIg
https://www.youtube.com/watch?v=_6akiuRlEF8
地味なりに水墨画風のタッチで中国らしさをアピールしてる中国南方航空もまだいい方だ。
https://www.youtube.com/watch?v=2XbX9C0aocI
で、日本はというとこの有様だ。
https://www.youtube.com/watch?v=DfTTr26bWWE
https://www.youtube.com/watch?v=2Dh2G4pmMhY
日本らしさもユーモアも一切ない、ただただ事務的な内容。こんなんで「クールな国」ぶってるんだから笑えてくる。こういうと「安全ビデオは安全のためにあるんだから事務的でいいんだ」って言い出す人が出てくるだろうけど、そんなあなたは機内で毎回ちゃんと安全ビデオを見てるの?と思う。誰にも見られない安全ビデオより、誰もが見たくなる安全ビデオの方が絶対に安全に対して効果的だし、今後外国人観光客のさらなる誘致を目指していくためにも、もっと印象的で日本のイメージをアップさせる内容にリニューアルする必要があると思う。日本の航空会社、しっかりして欲しい。(ちなみに国内限定になっちゃうけど、スターフライヤーは忍者やらジャズやら凝った安全ビデオを作っててすごいです。)