はてなキーワード: 検察とは
今の5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)のニュース系の板には大きな3大勢力があって、
ニュース速報(嫌儲)板、ニュース速報+板、そして通称旧速と呼ばれている無印のニュース速報板の3つに分かれている
簡単に歴史を説明するが、もともとは嫌韓・嫌中思想で右寄りの人達が集まるニュー速+と、割と保守寄りだがニュー速+の宗教のようなナショナリズムとなんでも陰謀論に結びつける思想を冷笑し若干見下している無印ニュー速の2大体制だったのだが、
10年ほど前に当時の2chまとめブログへの不満が無印ニュー速内で爆発し(細かい経緯は省くが 『まどマギ ステマ騒動』とかで検索したら大体出てくるはず)
まとめブログに寛容だった当時の西村博之氏が反まとめブログ派の隔離場所として転載禁止ルールの元で作られた『ニュース速報(嫌儲)板』にほとんどの無印ニュー速民が移住することになる。
そこから嫌儲は2ch内の一大勢力となり、逆に住民がほとんど移住してしまい出涸らしみたいになった無印ニュー速は廃墟扱いで旧速と呼ばれるようになった。
2011年の東日本大震災とその後に及ぶ日本経済の凋落、中国の目まぐるしい経済成長、日本では第二次安倍内閣が発足し、アメリカ大統領は自国民ファーストのトランプ大統領に、そして西村博之氏は2ちゃんねるの運営から離れ、後に2ちゃんねるは5ちゃんねるに名前を変えた。
そんな様々な変遷の中で嫌儲は「割と保守思想だがナショナリズムは冷笑している」というような旧速時代の空気とは大きく雰囲気が変わり「親中・親韓・反自民党の左寄り思想」というものになった。
思想としての嫌儲は多分フェミニズムとか除くとはてなにかなり近く、一言で言えば「ちょっと露悪的になったはてな」といえば嫌儲の大体雰囲気は伝わると思う。
「日本のここがダメ!」という話題はとにかくよく盛り上がって、中国や韓国の体制的な問題は認識しつつも慰安婦問題や南京大虐殺などの歴史問題についてはかなり中韓に寄り添っている感じ。
この変化は日本の情勢にあわせて進化した、とも言えるし悲観と自虐がアイデンティティで場合によっては反日とすら捉えられるその思想はこじらせ続けた結果といえばそうとも取れる。
「チョンは帰れ」「シナ人が」という中韓への差別用語が飛び交うのがニュー速+だとすると
「ジャアアアップ!」「ここは中世ジャップランドだったのか…」「韓国兄さん/中国父さんはすげえや!(本気で言ってるわけではなく、保守層が一番癇に障る言葉を選んで韓国と中国を褒め称える)」みたいな言葉が飛び交うのが嫌儲だ。
嫌儲大移住騒動から数年もすると嫌儲のそんな空気についていけなくなった人達が戻ってきたのか、あるいはまとめサイトから来たのか昔に比べるとまだまだだが廃墟だった旧速にも徐々に人が集まってきた。
こちらはこちらで大移住前の無印ニュー速よりもかなり右寄りの空気が強くなったようだった。(あと無印ニュー速民には一種のアイデンティティであった『反まとめブログ思想』も相当薄れたようだった)
昔の無印ニュー速民が今の嫌儲民で、今の旧速にはまた別の層が居着いていると考えていいだろう。
ただ右寄りのニュース板といえば旧速よりよっぽど勢いのあるニュー速+があるので、旧速の方がスレ立てルールが緩いとかそんな程度のシステム上の違いはあれど、単に人が少ないだけの第2右寄りニュース板というよくわからない立ち位置が続いた。
ここ数年で5ch内の政治情勢はまたいろいろと変わった。
メディアでもアベノミクスが失策として取り上げられることが増え、北方領土問題での失敗、連続する汚職騒動、保守層が最も嫌いそうな海外へのバラマキと移民政策。
長期化する『安倍政権』が5ch中で叩かれるようになったのだ。
リベラル寄りな嫌儲が前時代的で右寄りな安倍政権を批判するのは昔から当然のことだったが、右寄りなニュー速+からも保守的な別の視点から安倍政権はボロクソに批判されるようになった。
ここ数ヶ月では後手に回る新型コロナ対策により政治色の薄かった雑談板最大勢力のなんJですら今や安倍政権批判で一色である。
そんな中旧速は新たなアイデンティティを手に入れた。
そんな5ch中の空気に耐えられなくなって逃げてきた今や少数派の『安倍政権支持者』が集い出したのである。
『安倍政権支持者かつ保守思想(ただし、安倍総理のやることなら保守の精神に反していることでも賛成)』という妙ちくりんな思想を持つ人達の集まりになり、イマイチ差別化できていなかったニュー速+ともまた違う空気の板となった。
「保守寄りで反安倍のニュー速+」「リベラルで反安倍の嫌儲」「右とか左とか関係なく安倍総理のことが大好きなニュー速」
昔の無印ニュー速がそんな立ち位置になって、そんな小さなコミュニティができました、というならそれだけの話だが、一つ問題がでてきた。
億単位のアクセスが集まる『5chまとめブログ』はそんな5chの中でも今や極少数民族である旧速民の書き込みを中心に記事を作成するのだ。
例えば大手時事ネタ系の5chまとめブログで「検察 定年延長」で検索してみてほしい。
ほとんどのまとめブログでは政権を擁護する書き込みが目立っている、とかではなくその話題自体が取り上げられていない。
ここ数日で『芸能人が政治的発言をしている!』レベルの取り上げられ方程度ならともかく、政策の問題点とかを取り上げてる記事は大手、中小のまとめブログ含めほぼ皆無だろう。
例えば最大手の痛いニュースなどでは野党やらマスコミの失態的な話題は多く書き込みが集まるニュー速+から書き込みをまとめ、安倍政権が批判される材料になりそうな話題はあえて取り上げないか、5ch中で批判一色の中で安倍総理を崇拝しておりどんな不祥事もトンデモ理論で擁護し続ける旧速の少数民族の書き込みを絞り出してまとめる、という手法をとっている。
これは管理人の政治思想的とか左寄りな書き込みは転載禁止の嫌儲に集中しているからまとめにくい、みたいな事情もあるだろうが、まあ政権寄りの書き込みをまとめた方が広告収入を狙えるというような営業判断的な理由の方が大きいだろう。
そしてまとめブログには恐らく5ch本土よりもよっぽど多くのアクセスが集まり、5ch中で狂人扱いされている旧速の書き込みがスタンダードな意見として学生や主婦層等のライト層にネットミームとして伝播・拡散されていく。
自分は1人の5ちゃんねるユーザーとしてまとめブログが大嫌いだが、10年前の無印ニュー速民がまとめブログとの共存を受け入れ嫌儲大移住など起こさずに今の嫌儲に近い思想が月間数千万や数億PVの多数のサイト群で拡散されている世界線があればネット上の保守とリベラルの情勢図は結構変わってたのではないか?と割と本気で思ってたりする。
ちょっと5ちゃんねる(2ちゃんねる)の存在を過大評価しすぎだろうか?
まあ、もしこの中で5chまとめブログを見てる人達がいたら、5chまとめと実際の5chの空気感はマジで相当に乖離がありますよ、っていうのだけは頭に入れてほしい。
はてなブックマークでもたまに上位に痛いニュースが載ってるのを見るが、あんなゴミメディアをブクマするのマジでやめませんか?という話でした。
最終的には黒川はどうでもよくて、叩いてる側の息のかかった検察の連中が邪魔なやつをこのまま定年で追い出してしまいたくて延長反対とかそんなところなんじゃないの?
もしそうだったら、そっちのほうがよっぽど危険だよな
まず検察庁は司法機関ではなく行政機関だから三権分立の問題ではない。起訴権を独占しているから政府から独立しているべき、というが、そもそも法相指揮権がある以上独立できないのだから、定年延長が大して影響するとも思えない。
むしろ検察が政府から独立して誰からの監督もなく起訴権を振りかざす事態の方が危険であり、選挙を経た国会から選出された内閣によって監督された方が、国民主権の観点から見ると安全と思える。
「検察が政府の顔色を伺って政府要人の犯罪が見過ごされる」というが、逆に検察が薄弱な容疑で与党要人とその側近を捜査して追い落としたのが陸山会事件であり、検察が民主的な政権交代を阻害した実例。こんなことを許容するくらいなら、政権交代のたびに検察官が入れ替わる方がよっぽどいい。
検察庁法改正に反対してる人たちは、政府から独立していれば公正中立な判断ができると思ってるんだろうか。民意と無関係な検察組織独自の倫理観で判断される危険性が高くなるだけだと思うんだが。
検察庁法改正の1番の問題は、安倍ちゃんとツーカーの仲の人間が現在検事長で、定年延長によりその人が出世して検事総長になれる可能性が高いということ。
検察は刑事訴追権を有するから安倍ちゃんやそのお仲間に有利に刑事訴追権を行使するかも…とか言われてるね。
三権分立がどうとかというのはよく分からないけど、少なくともこの法改正で安倍ちゃんと愉快な仲間たちに有利な方向になるのは間違いないと思うよ。
三権分立がどうこう言ってるのは正しくない!今回の法改正は少子高齢化のためやむを得ない!という人は、今回の法改正があまりにもタイミングが良すぎるという事にはどう反論するのかな?
コロナでわちゃわちゃやってる時に、法改正を行うことで本来検事総長になれないはずだった人が検事総長になれちゃう上に、その人が時の首相安倍晋三氏の子飼いの人間というミラクル。
これが本当に偶然かな?
内閣の行政権が国民に向けられている!けしからん!というツイート。
いや、行政権が内閣に属するのは憲法にも書いてある当たり前の事だろう。官邸の図は何も間違っていない。
第六十五条に「行政権は、内閣に属する。」って書いてあるだろう。
行政権が内閣以外に属していて、しかも国民以外に向けられているという理解なのだろうか?
さらにツイート主は国民から内閣への世論の矢印が無いと批判している。
内閣は世論を尊重するにはするが国会で成立した法律を執行するのが三権分立の根本的な意義だ。
三権分立の説明図でこれを省略するのは何もおかしくないし「概要」図でそこを難詰するのは難癖でしかない。
そもそも高校の教科書やデジタル大辞泉といった学術書とは言えない書籍を引き合いに出すのは、どうなんだ。
これに続くリプライも頭を抱える。
じゃあ行政権はどこに属するんだよ。日々の行政はどこの誰が誰に向けてやってるんだよ。
憲法読んでないのはどっちだよ。
最高裁判所が終局判断するんだから最高裁の方がより正確。これも憲法に書いてあるじゃないか。
第八十一条 最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。