はてなキーワード: マネーサプライとは
32 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:44.07 ID:9zpdPjhd
⑨「国債は必ず日銀が最初に引き受け国債=日銀が発行する数字にする」
↑コレは工作員が最も嫌うお話だwww両建てサバタイの百式も教養革命戦士も
発狂してしまう内容だwww「中銀は利子で富を吸い上げてる~」←これは事実ではあるが
こんなもん大した問題じゃないw最も恐ろしいのは通貨の総量のコントロールである・・
「国債発行残高>中銀が負債として発行した数字」←この状態になるとニッチモサッチモ行かなくなる・・
もうなってるんですが・・
お金を創る機関は二つあります。一つは中央銀行です。もう一つは市中銀行です。
この二つのお金を創る機関はお金を創る手順が異なります・・コレが罠なんです・・
「国債や社債を引き受けたらその額面額負債として創ります」←簡単でしょ?w
33 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:06:14.37 ID:9zpdPjhd
市中銀行は少し複雑ですwしかも作る方法が二つあるw(工作員がゴッチャニさせて混乱させてますがね)
原則はシンプルですw「ローンを望む人が担保を用意し担保分の数字を負債として創る事ができる」
要するに「市銀はローンを組んでもらわないとお金を創る事ができないのです」
1つ目は中央銀行が国債や社債を引き受けて負債として作り出したお金を一定額、中央銀行に預ける
「準備預金制度」を利用したハイパワードマネーシステムである。
準備率は各国違うが10%なら中銀に100万円預けたら900万まで負債として貸すことが出来る創る事が出来ます。
イギリスは準備率0%です・・無限です・・・イカレテルでしょ?w
もう一つは又貸し詐欺です・・「人の金を預かって貸す」←これとんでもない事なんですよ?w
A・B・C・Dと銀行が四つ有ると・・負債の無限増殖が可能なんです・・て言うか銀行一つでOKw
口座が変わる=持ち主が変わればOKだからwwだから制限の為に「準備預金制度」が設けられたんです・・
ま~こんなもん設けても利子取るから何の意味も無いんですがね・・・
34 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:08:02.11 ID:CfYV3qrb
では・・少し考えよう・・「国債を市中銀行が買ってマネーサプライ=お金の総量が増えると思いますか?」
実際増えません・・市中銀行は貸す事でしかお金を創る事が出来ないからです・・・
国「国債発行残高+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字+100億」
市銀「国債+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字-100億」
↑増えません・・・国債発行残高=借金額だけが増えるのです・・
中央銀行が買う=引き受ける=負債として創った数字と交換すると↓こうなる
国「国債発行残高+100億で中央銀行が負債として発行した数字+100億」
↑こうなります。中銀の場合の負債でしょ?市中銀行は数字がマイナスになります。違い解るかな?
負債=資産だから銀行の負債が増えたら資産も増えるのです・・市中銀行は国債を買っても負債は増えません・・
預けられた数字が減るのです・・・国債保有が増えるので相殺ですが・・
「全体的に見ると市中銀行の数字が減った分だけ国の保有する数字が増えた」と言う事になるだけ・・
国債発行残高だけが増えて数字の総量は一円も増えません・・・コレで総和0のバランスが崩れていくのです・・
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9191/1333369457/
34:では・・少し考えよう・・「国債を市中銀行が買ってマネーサプライ=お金の総量が増えると思いますか?」実際増えません・・市中銀行は貸す事でしかお金を創る事が出来ないからです・・・
お金の総量が増えはしないが、国債で借り受けた資金は、政府の政策(判断・選択)によって市中の企業などへ流れるだろ。政府や立法機関がダメダメなら当然害だけど。金が余って使わないやつが国債を買うんだから、キャッシュフローは良くなるって、素人の私は考えるけど。マネーサプライってのが多かろうが少なかろうが、実質一部の人間がせしめて使えない(流れない)なら「絵に描いた餅」ってやつじゃないの?
30 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:04:28.06 ID:9zpdPjhd
⑧「宝くじ競馬パチンコ等のギャンブル・風俗・罰則金は全て国営化=利益は全て国庫に入る」
このスレのROMなら知っているだろう?常駐書き込み工作員は知らないフリをしている事だけどなw
競艇以外の宝くじ・競馬・パチンコ等々のギャンブルは各省庁の金庫で管理している・・コレは国庫に入らない・・
風俗は役人(警察)の下請け企業の893が独占している・・利益は当然役人に入る・・
これ等の集められた金はどのように運用されてるのか良く解らない・・
管理している連中と管理している連中が仲間だから・・(>>816>>827参照せよ)
例えば宝くじは半分以上の金が役人のポケットに入っている・・その他のギャンブル・風俗も罰則金も同じ・・
その用途は「福祉事業に使うとか慈善団体に寄付とか緑化とか何とか言ってるが>>816>>827見たら解るが天下り機関だ・・」
「福祉事業に使う、慈善団体に寄付、緑化に使う、言うと何か俺たちのために使ってると思うでしょ?>>816>>827見りゃ
解るわな・・一円も使われてない・・現実見たら解るわな・・」「あw競艇は笹川=銀行家の代理人で同じw」
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31 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:07.58 ID:9zpdPjhd
これ等を「全て国営化=利益は国庫入るようにして一元管理したら役人の天下りは出来なくなる」
「風俗は893の利権だから国営化すべきだよね?w893の利益にするべきじゃないよね?893の利益を維持したいの?」
鳩山が「宝くじを廃止」と言った理由を理解したかな?理由があるんだ・・
だけどマスコミも常駐書き込み工作員も福島も便所民もコシミズもアルルもこの事に触れない・・
触れない理由は「芋づるで全てのギャンブルも同じだと言う事がバレるからですw」
自ら考える頭がある人は「罰則金や風俗も同じだよな?」と気付きますww
「罰則金は考えるまでもないよね?警察が徴収して管理している事がモロバレだからw」
では「風俗はどうなんだろう?って思うでしょ?風営法を管理しているのは警察=役人でしょ?
パチンコの三店法と同じですよwだから893がミカジメ量を取るのを見逃しているんです・・」
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32 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:44.07 ID:9zpdPjhd
⑨「国債は必ず日銀が最初に引き受け国債=日銀が発行する数字にする」
↑コレは工作員が最も嫌うお話だwww両建てサバタイの百式も教養革命戦士も
発狂してしまう内容だwww「中銀は利子で富を吸い上げてる~」←これは事実ではあるが
こんなもん大した問題じゃないw最も恐ろしいのは通貨の総量のコントロールである・・
「国債発行残高>中銀が負債として発行した数字」←この状態になるとニッチモサッチモ行かなくなる・・
もうなってるんですが・・
お金を創る機関は二つあります。一つは中央銀行です。もう一つは市中銀行です。
この二つのお金を創る機関はお金を創る手順が異なります・・コレが罠なんです・・
「国債や社債を引き受けたらその額面額負債として創ります」←簡単でしょ?w
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33 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:06:14.37 ID:9zpdPjhd
市中銀行は少し複雑ですwしかも作る方法が二つあるw(工作員がゴッチャニさせて混乱させてますがね)
原則はシンプルですw「ローンを望む人が担保を用意し担保分の数字を負債として創る事ができる」
要するに「市銀はローンを組んでもらわないとお金を創る事ができないのです」
1つ目は中央銀行が国債や社債を引き受けて負債として作り出したお金を一定額、中央銀行に預ける
「準備預金制度」を利用したハイパワードマネーシステムである。
準備率は各国違うが10%なら中銀に100万円預けたら900万まで負債として貸すことが出来る創る事が出来ます。
イギリスは準備率0%です・・無限です・・・イカレテルでしょ?w
もう一つは又貸し詐欺です・・「人の金を預かって貸す」←これとんでもない事なんですよ?w
A・B・C・Dと銀行が四つ有ると・・負債の無限増殖が可能なんです・・て言うか銀行一つでOKw
口座が変わる=持ち主が変わればOKだからwwだから制限の為に「準備預金制度」が設けられたんです・・
ま~こんなもん設けても利子取るから何の意味も無いんですがね・・・
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34 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:08:02.11 ID:CfYV3qrb
では・・少し考えよう・・「国債を市中銀行が買ってマネーサプライ=お金の総量が増えると思いますか?」
実際増えません・・市中銀行は貸す事でしかお金を創る事が出来ないからです・・・
国「国債発行残高+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字+100億」
市銀「国債+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字-100億」
↑増えません・・・国債発行残高=借金額だけが増えるのです・・
中央銀行が買う=引き受ける=負債として創った数字と交換すると↓こうなる
国「国債発行残高+100億で中央銀行が負債として発行した数字+100億」
↑こうなります。中銀の場合の負債でしょ?市中銀行は数字がマイナスになります。違い解るかな?
負債=資産だから銀行の負債が増えたら資産も増えるのです・・市中銀行は国債を買っても負債は増えません・・
預けられた数字が減るのです・・・国債保有が増えるので相殺ですが・・
「全体的に見ると市中銀行の数字が減った分だけ国の保有する数字が増えた」と言う事になるだけ・・
国債発行残高だけが増えて数字の総量は一円も増えません・・・コレで総和0のバランスが崩れていくのです・・
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62 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:52:36.48 ID:8o0Re+7y
⑩「銀行全て国営化」←根本の問題だ・・コレが全ての始まりだ・・・
良いかい?現在「日本の通貨=円は欧州の外国人が発行管理している・・・」
本来通貨は国=国民の為に発効管理されなければならない・・足らないなら
供給し供給しすぎたら少し供給を止めたりして調整するのが仕事である・・
日銀見てみ?「デフレを何時まで放置してるんだこのチンカスが!」と思わない?
小渕が財政出動をしようとしたので●●し政権を乗っ取り小泉改革で緊縮財源をしいて貧血状態
にして現在に至る・・・良く生きてるぜ・・・その間サブプラも乗り越えた・・
工作員は屁理屈を言って粘着するが↓この問いには一切答えない・・
「欧州の外国人が日本の通貨の発行管理をしている状態を支持するのか?」
この問いをされると発狂してレッテルを貼り始める・・・通貨は民主主義国家なら立法府で
発行管理をするのは当然の事だ・・官僚主義(馬鹿は共産主義と言う)なら行政府に任せれば良い。
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63 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:54:27.84 ID:0pvpOrw6
中央銀行と市中銀行の仕組みを理解し誰が中銀と市銀を支配しているのかを知れば
恐慌は人工的に起こされている事が解る・・・元凶は市銀である・・・中銀が合図を送ると市銀が貸し渋り貸し剥がしを開始する・・
「貸し渋りと貸し剥がしで何故恐慌になるか解らない?」「負債=資産だから供給を止めるだけで恐慌が起きるのです・・」
「好景気を創る=供給量を増やす→供給を止める=不景気又は恐慌」となる・・
中銀市銀問わず銀行は営利目的で供給量を調節してはならない・・必要量供給したら良いだけだ・・
利子を取り営利目的で好景気と恐慌を起こす・・・営利と言うがお金を稼ぐ為ではないよ?
下っ端はおこぼれ貰ってウハウハだが、「銀行家=通貨発行者はお金を設ける必要は無い・・
支配の為に好景気不景気を作り出しているのです・・好景気→恐慌と流れるでしょ?国が変わります・・
恐慌後はその国の企業は殆どは銀行家がオーナーになります・・・
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64 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:54:54.96 ID:0pvpOrw6
恐慌が起きると銀行が負債を抱え政府に救済される「が」銀行が自ら作り出したものである
何故銀行は膨大な負債を抱えるのか?このメカニズムを説明しよう
銀行は必ず何かしら担保を取る、「担保=貸出額=帳簿の負債だから損はしない^^」と言う訳だ
だが実際は何故か膨大な負債を負う、当時5億の価値がある担保を持つ人が銀行に5億円を負債として借りる
借り手が1億円返した所で私立銀行群が一斉に貸し渋りを起こし恐慌が発生、借り手は返済が滞り5億円分の担保を奪われる
銀行はコレを競売に掛ける「が」不景気で「みんな金がない」「起業をしたくない」状況で
誰が買うのでしょうか?競売に掛けても売れず値段は当時見積もった資産価値の十分の一で外資に買われる
銀行の赤字は3億5千万となる、コレをワザとやっているのです・・被害者を演じる為にね・・・
銀行のオーナーは欲しい駅前一等地物件やライバル企業を底値で買い叩き支配出来るのです
レバレッジをやればどうなるか解るでしょう?何故銀行が信じられない負債を抱えたのか解るでしょう?
株価なんてものは買い殺到すりゃ上がる、逆に売りが注文が殺到すりゃ下がる、何処までも下がる・・・
下がれば下がるほど資産価値は落ち銀行はとんでもない負債を負う・・・
何故国が救済するのか?それは「ケツ拭かないと国民の資産と心中するよ?」と脅されるからです
銀行が負債を抱えて傾いている時は不景気な時です、この時期に銀行に倒産されたらとんでもない被害がでます
国家破産してIMFの支配下になればどうなるか皆さんご存知ですよね?
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65 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:55:52.36 ID:0pvpOrw6
⑪「株の利益配当の廃止(経営権は認めるが従業員50%必ず保有する仕組みにするぜ?)」
>>107の纏めアンカー全て読めば解るわな・・本来は経営権も与えたくないんだがな・・・与えたくないと言う意見は当然支持する
与えない方が良いよねw従業員と経営陣が保有する仕組みにしないとだめだな・・部外者が保有するからこのザマになった・・
正しい企業経営を見たら解るわな・・例えば年収500万の人と5億の人が居るとする
年収500万の人が100人居たら消費は500万×100になるの・・使い切ろうと思ったら使えるでしょ?
何に使うのか?金融経済に流す人は殆ど居ないよね?消費に使いますよね?
では・・年収5億の人が100人いたら消費は5億×100になると思う?w絶対にならないね・・
良く使って1億ぐらいじゃね?残りは金融市場に流れて消費されないのです・・・
株配当=金融経済ですから株配当が増えれば増えるほど景気は悪化するわな・・
今の日本の大企業の株主は>>96>>104を見りゃ解るがロスチャイルドだ・・
「相互保有」と言う手口を使って100%株式を支配している・・経営権を握っている・・
相互保有は後で♂ねっとり♂語る。
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66 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:56:25.54 ID:0pvpOrw6
こいつ等の経営方針はヘンリーフォードと真逆・・「従業員=消費者=お客様」なのに
で・・出先機関の経済音痴のホモ集団「経団連」の会長が頓珍漢な事を言う訳だ・・・
「日本の消費は望めない・・・」とwww「チョット待てよwお前達が派遣制度を導入し
リストラしまくって従業員給与を下げて消費を落としたんだろ?ww」
「俺達欲しいよ?冷蔵庫もテレビも車も欲しいよ・・欲しいけどお金が無いんだよ・・・
お前達が株配当や広告料や政治献金や天下り団体に寄付したり会費払う為に俺達の給与を減らしたから・・」
年収は500万ぐらいが最低ラインじゃね?年収500万なら収入の殆どを実体経済で消費に使うだろう?
逆に年収1億とかになると半分以上が金融経済に流れて実体経済の消費に繋がらないから景気は悪化する・・
大衆の平均年収が500以下になると徐々に消費が減って行き景気が悪化する・・
大衆の所得が徐々に減って行くが増える連中が居る・・金融経済の連中=株主と無生産者の芸能人とプロスポーツ選手・・
人間一人に十億も収入与えたって実体経済消費しないんだって・・使い切れないだろう?w
大半が金融経済に流れる・・・・数%の極端な金持ちが居る一方で大半が低所得の労働者では消費しないから
景気は悪化する・・パキスタン見りゃわかるわな・・従業員給与上げたら途轍もない市場になるぜ?
日本の工場フル稼働でも生産追いつかなくなるぜ?w日本も今同じ状況だから日本人労働者に分配したら
消費はドッカーンと上がる。
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69 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 16:13:31.01 ID:0Owh50RX
みんなお金が無いから欲しいけど買えないだけだ・・需要はあるの・・消費意欲は絶倫なのw」
銀行家に暗殺されたリンカーンが良い事を言ってる。お金の本質を理解した発言だ。
『政府は消費者の購買力と政府の消費力を満足させるために必要とされるすべての通貨やクレジットを
創造 発行 そして流通させるべきであります。これらの法則の採用によって 納税者は膨大な金利の支払いから救われるでしょう
通貨の創造・発行の特権は 唯一政府の至高の特典であるだけではなく 政府による最も偉大な有意義な機会なのです』
アブラハム・リンカーン 欧州の銀行家に暗殺された「貴方の心の大統領」
「お金が欲しい理由は何?何で働いてお金を稼ぐの?」「お金は欲しい物と交換できるからでしょ?」
「つまりお金に価値があるんじゃないの・・交換する物に価値があるの・・現物以外に技術等も含まれる・・」
ヒューイ・ロングの発言も素晴らしい・・「政府が税を徴収し富の再分配を行わなければならない!」
「何の為に税金を集めるのか?富の再分配の為なんです・・資産家が自主的に行えば問題ありませんが
自主的に行わないから累積強化を行い簡素化し節税不可能にして徴収して手当てとして給付します」
「累積強化されたら大量の税金を支払わなきゃならないから嫌だ?お前の莫大な取り分を従業員に分配して
減らせば良いじゃない?従業員あっての会社でしょ?従業員=消費者=お客様だよ?」
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70 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 16:14:17.07 ID:0Owh50RX
⑫「役人の監督機関(公安委員会等々)を立法府の人間が行う又は人選する」
ま~あれだ・・
「役人が不正なく勤務しているかを監視する機関を役人に人選された仲間がやってて監視できると思う?」
日本の役人の幹部様が不正で捕まらない理由が解った?クリーンだからじゃないよ?
中国とかロシアとかは良く不正で検挙されるでしょ?腐敗してるからじゃないんだよ?
監督機関が機能してるって事なんだよ?欧米日所謂先進国は腐敗してるから不正が無い事になってるの・・
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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9191/1329613996/
30 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:04:28.06 ID:9zpdPjhd
⑧「宝くじ競馬パチンコ等のギャンブル・風俗・罰則金は全て国営化=利益は全て国庫に入る」
このスレのROMなら知っているだろう?常駐書き込み工作員は知らないフリをしている事だけどなw
競艇以外の宝くじ・競馬・パチンコ等々のギャンブルは各省庁の金庫で管理している・・コレは国庫に入らない・・
風俗は役人(警察)の下請け企業の893が独占している・・利益は当然役人に入る・・
これ等の集められた金はどのように運用されてるのか良く解らない・・
管理している連中と管理している連中が仲間だから・・(>>816>>827参照せよ)
例えば宝くじは半分以上の金が役人のポケットに入っている・・その他のギャンブル・風俗も罰則金も同じ・・
その用途は「福祉事業に使うとか慈善団体に寄付とか緑化とか何とか言ってるが>>816>>827見たら解るが天下り機関だ・・」
「福祉事業に使う、慈善団体に寄付、緑化に使う、言うと何か俺たちのために使ってると思うでしょ?>>816>>827見りゃ
解るわな・・一円も使われてない・・現実見たら解るわな・・」「あw競艇は笹川=銀行家の代理人で同じw」
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31 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:07.58 ID:9zpdPjhd
これ等を「全て国営化=利益は国庫入るようにして一元管理したら役人の天下りは出来なくなる」
「風俗は893の利権だから国営化すべきだよね?w893の利益にするべきじゃないよね?893の利益を維持したいの?」
鳩山が「宝くじを廃止」と言った理由を理解したかな?理由があるんだ・・
だけどマスコミも常駐書き込み工作員も福島も便所民もコシミズもアルルもこの事に触れない・・
触れない理由は「芋づるで全てのギャンブルも同じだと言う事がバレるからですw」
自ら考える頭がある人は「罰則金や風俗も同じだよな?」と気付きますww
「罰則金は考えるまでもないよね?警察が徴収して管理している事がモロバレだからw」
では「風俗はどうなんだろう?って思うでしょ?風営法を管理しているのは警察=役人でしょ?
パチンコの三店法と同じですよwだから893がミカジメ量を取るのを見逃しているんです・・」
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32 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:44.07 ID:9zpdPjhd
⑨「国債は必ず日銀が最初に引き受け国債=日銀が発行する数字にする」
↑コレは工作員が最も嫌うお話だwww両建てサバタイの百式も教養革命戦士も
発狂してしまう内容だwww「中銀は利子で富を吸い上げてる~」←これは事実ではあるが
こんなもん大した問題じゃないw最も恐ろしいのは通貨の総量のコントロールである・・
「国債発行残高>中銀が負債として発行した数字」←この状態になるとニッチモサッチモ行かなくなる・・
もうなってるんですが・・
お金を創る機関は二つあります。一つは中央銀行です。もう一つは市中銀行です。
この二つのお金を創る機関はお金を創る手順が異なります・・コレが罠なんです・・
「国債や社債を引き受けたらその額面額負債として創ります」←簡単でしょ?w
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
33 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:06:14.37 ID:9zpdPjhd
市中銀行は少し複雑ですwしかも作る方法が二つあるw(工作員がゴッチャニさせて混乱させてますがね)
原則はシンプルですw「ローンを望む人が担保を用意し担保分の数字を負債として創る事ができる」
要するに「市銀はローンを組んでもらわないとお金を創る事ができないのです」
1つ目は中央銀行が国債や社債を引き受けて負債として作り出したお金を一定額、中央銀行に預ける
「準備預金制度」を利用したハイパワードマネーシステムである。
準備率は各国違うが10%なら中銀に100万円預けたら900万まで負債として貸すことが出来る創る事が出来ます。
イギリスは準備率0%です・・無限です・・・イカレテルでしょ?w
もう一つは又貸し詐欺です・・「人の金を預かって貸す」←これとんでもない事なんですよ?w
A・B・C・Dと銀行が四つ有ると・・負債の無限増殖が可能なんです・・て言うか銀行一つでOKw
口座が変わる=持ち主が変わればOKだからwwだから制限の為に「準備預金制度」が設けられたんです・・
ま~こんなもん設けても利子取るから何の意味も無いんですがね・・・
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34 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:08:02.11 ID:CfYV3qrb
では・・少し考えよう・・「国債を市中銀行が買ってマネーサプライ=お金の総量が増えると思いますか?」
実際増えません・・市中銀行は貸す事でしかお金を創る事が出来ないからです・・・
国「国債発行残高+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字+100億」
市銀「国債+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字-100億」
↑増えません・・・国債発行残高=借金額だけが増えるのです・・
中央銀行が買う=引き受ける=負債として創った数字と交換すると↓こうなる
国「国債発行残高+100億で中央銀行が負債として発行した数字+100億」
↑こうなります。中銀の場合の負債でしょ?市中銀行は数字がマイナスになります。違い解るかな?
負債=資産だから銀行の負債が増えたら資産も増えるのです・・市中銀行は国債を買っても負債は増えません・・
預けられた数字が減るのです・・・国債保有が増えるので相殺ですが・・
「全体的に見ると市中銀行の数字が減った分だけ国の保有する数字が増えた」と言う事になるだけ・・
国債発行残高だけが増えて数字の総量は一円も増えません・・・コレで総和0のバランスが崩れていくのです・・
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62 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:52:36.48 ID:8o0Re+7y
⑩「銀行全て国営化」←根本の問題だ・・コレが全ての始まりだ・・・
良いかい?現在「日本の通貨=円は欧州の外国人が発行管理している・・・」
本来通貨は国=国民の為に発効管理されなければならない・・足らないなら
供給し供給しすぎたら少し供給を止めたりして調整するのが仕事である・・
日銀見てみ?「デフレを何時まで放置してるんだこのチンカスが!」と思わない?
小渕が財政出動をしようとしたので●●し政権を乗っ取り小泉改革で緊縮財源をしいて貧血状態
にして現在に至る・・・良く生きてるぜ・・・その間サブプラも乗り越えた・・
工作員は屁理屈を言って粘着するが↓この問いには一切答えない・・
「欧州の外国人が日本の通貨の発行管理をしている状態を支持するのか?」
この問いをされると発狂してレッテルを貼り始める・・・通貨は民主主義国家なら立法府で
発行管理をするのは当然の事だ・・官僚主義(馬鹿は共産主義と言う)なら行政府に任せれば良い。
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63 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:54:27.84 ID:0pvpOrw6
中央銀行と市中銀行の仕組みを理解し誰が中銀と市銀を支配しているのかを知れば
恐慌は人工的に起こされている事が解る・・・元凶は市銀である・・・中銀が合図を送ると市銀が貸し渋り貸し剥がしを開始する・・
「貸し渋りと貸し剥がしで何故恐慌になるか解らない?」「負債=資産だから供給を止めるだけで恐慌が起きるのです・・」
「好景気を創る=供給量を増やす→供給を止める=不景気又は恐慌」となる・・
中銀市銀問わず銀行は営利目的で供給量を調節してはならない・・必要量供給したら良いだけだ・・
利子を取り営利目的で好景気と恐慌を起こす・・・営利と言うがお金を稼ぐ為ではないよ?
下っ端はおこぼれ貰ってウハウハだが、「銀行家=通貨発行者はお金を設ける必要は無い・・
支配の為に好景気不景気を作り出しているのです・・好景気→恐慌と流れるでしょ?国が変わります・・
恐慌後はその国の企業は殆どは銀行家がオーナーになります・・・
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64 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:54:54.96 ID:0pvpOrw6
恐慌が起きると銀行が負債を抱え政府に救済される「が」銀行が自ら作り出したものである
何故銀行は膨大な負債を抱えるのか?このメカニズムを説明しよう
銀行は必ず何かしら担保を取る、「担保=貸出額=帳簿の負債だから損はしない^^」と言う訳だ
だが実際は何故か膨大な負債を負う、当時5億の価値がある担保を持つ人が銀行に5億円を負債として借りる
借り手が1億円返した所で私立銀行群が一斉に貸し渋りを起こし恐慌が発生、借り手は返済が滞り5億円分の担保を奪われる
銀行はコレを競売に掛ける「が」不景気で「みんな金がない」「起業をしたくない」状況で
誰が買うのでしょうか?競売に掛けても売れず値段は当時見積もった資産価値の十分の一で外資に買われる
銀行の赤字は3億5千万となる、コレをワザとやっているのです・・被害者を演じる為にね・・・
銀行のオーナーは欲しい駅前一等地物件やライバル企業を底値で買い叩き支配出来るのです
レバレッジをやればどうなるか解るでしょう?何故銀行が信じられない負債を抱えたのか解るでしょう?
株価なんてものは買い殺到すりゃ上がる、逆に売りが注文が殺到すりゃ下がる、何処までも下がる・・・
下がれば下がるほど資産価値は落ち銀行はとんでもない負債を負う・・・
何故国が救済するのか?それは「ケツ拭かないと国民の資産と心中するよ?」と脅されるからです
銀行が負債を抱えて傾いている時は不景気な時です、この時期に銀行に倒産されたらとんでもない被害がでます
国家破産してIMFの支配下になればどうなるか皆さんご存知ですよね?
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65 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:55:52.36 ID:0pvpOrw6
⑪「株の利益配当の廃止(経営権は認めるが従業員50%必ず保有する仕組みにするぜ?)」
>>107の纏めアンカー全て読めば解るわな・・本来は経営権も与えたくないんだがな・・・与えたくないと言う意見は当然支持する
与えない方が良いよねw従業員と経営陣が保有する仕組みにしないとだめだな・・部外者が保有するからこのザマになった・・
正しい企業経営を見たら解るわな・・例えば年収500万の人と5億の人が居るとする
年収500万の人が100人居たら消費は500万×100になるの・・使い切ろうと思ったら使えるでしょ?
何に使うのか?金融経済に流す人は殆ど居ないよね?消費に使いますよね?
では・・年収5億の人が100人いたら消費は5億×100になると思う?w絶対にならないね・・
良く使って1億ぐらいじゃね?残りは金融市場に流れて消費されないのです・・・
株配当=金融経済ですから株配当が増えれば増えるほど景気は悪化するわな・・
今の日本の大企業の株主は>>96>>104を見りゃ解るがロスチャイルドだ・・
「相互保有」と言う手口を使って100%株式を支配している・・経営権を握っている・・
相互保有は後で♂ねっとり♂語る。
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66 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:56:25.54 ID:0pvpOrw6
こいつ等の経営方針はヘンリーフォードと真逆・・「従業員=消費者=お客様」なのに
で・・出先機関の経済音痴のホモ集団「経団連」の会長が頓珍漢な事を言う訳だ・・・
「日本の消費は望めない・・・」とwww「チョット待てよwお前達が派遣制度を導入し
リストラしまくって従業員給与を下げて消費を落としたんだろ?ww」
「俺達欲しいよ?冷蔵庫もテレビも車も欲しいよ・・欲しいけどお金が無いんだよ・・・
お前達が株配当や広告料や政治献金や天下り団体に寄付したり会費払う為に俺達の給与を減らしたから・・」
年収は500万ぐらいが最低ラインじゃね?年収500万なら収入の殆どを実体経済で消費に使うだろう?
逆に年収1億とかになると半分以上が金融経済に流れて実体経済の消費に繋がらないから景気は悪化する・・
大衆の平均年収が500以下になると徐々に消費が減って行き景気が悪化する・・
大衆の所得が徐々に減って行くが増える連中が居る・・金融経済の連中=株主と無生産者の芸能人とプロスポーツ選手・・
人間一人に十億も収入与えたって実体経済消費しないんだって・・使い切れないだろう?w
大半が金融経済に流れる・・・・数%の極端な金持ちが居る一方で大半が低所得の労働者では消費しないから
景気は悪化する・・パキスタン見りゃわかるわな・・従業員給与上げたら途轍もない市場になるぜ?
日本の工場フル稼働でも生産追いつかなくなるぜ?w日本も今同じ状況だから日本人労働者に分配したら
消費はドッカーンと上がる。
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69 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 16:13:31.01 ID:0Owh50RX
みんなお金が無いから欲しいけど買えないだけだ・・需要はあるの・・消費意欲は絶倫なのw」
銀行家に暗殺されたリンカーンが良い事を言ってる。お金の本質を理解した発言だ。
『政府は消費者の購買力と政府の消費力を満足させるために必要とされるすべての通貨やクレジットを
創造 発行 そして流通させるべきであります。これらの法則の採用によって 納税者は膨大な金利の支払いから救われるでしょう
通貨の創造・発行の特権は 唯一政府の至高の特典であるだけではなく 政府による最も偉大な有意義な機会なのです』
アブラハム・リンカーン 欧州の銀行家に暗殺された「貴方の心の大統領」
「お金が欲しい理由は何?何で働いてお金を稼ぐの?」「お金は欲しい物と交換できるからでしょ?」
「つまりお金に価値があるんじゃないの・・交換する物に価値があるの・・現物以外に技術等も含まれる・・」
ヒューイ・ロングの発言も素晴らしい・・「政府が税を徴収し富の再分配を行わなければならない!」
「何の為に税金を集めるのか?富の再分配の為なんです・・資産家が自主的に行えば問題ありませんが
自主的に行わないから累積強化を行い簡素化し節税不可能にして徴収して手当てとして給付します」
「累積強化されたら大量の税金を支払わなきゃならないから嫌だ?お前の莫大な取り分を従業員に分配して
減らせば良いじゃない?従業員あっての会社でしょ?従業員=消費者=お客様だよ?」
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70 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 16:14:17.07 ID:0Owh50RX
⑫「役人の監督機関(公安委員会等々)を立法府の人間が行う又は人選する」
ま~あれだ・・
「役人が不正なく勤務しているかを監視する機関を役人に人選された仲間がやってて監視できると思う?」
日本の役人の幹部様が不正で捕まらない理由が解った?クリーンだからじゃないよ?
中国とかロシアとかは良く不正で検挙されるでしょ?腐敗してるからじゃないんだよ?
監督機関が機能してるって事なんだよ?欧米日所謂先進国は腐敗してるから不正が無い事になってるの・・
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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9191/1329613996/
30 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:04:28.06 ID:9zpdPjhd
⑧「宝くじ競馬パチンコ等のギャンブル・風俗・罰則金は全て国営化=利益は全て国庫に入る」
このスレのROMなら知っているだろう?常駐書き込み工作員は知らないフリをしている事だけどなw
競艇以外の宝くじ・競馬・パチンコ等々のギャンブルは各省庁の金庫で管理している・・コレは国庫に入らない・・
風俗は役人(警察)の下請け企業の893が独占している・・利益は当然役人に入る・・
これ等の集められた金はどのように運用されてるのか良く解らない・・
管理している連中と管理している連中が仲間だから・・(>>816>>827参照せよ)
例えば宝くじは半分以上の金が役人のポケットに入っている・・その他のギャンブル・風俗も罰則金も同じ・・
その用途は「福祉事業に使うとか慈善団体に寄付とか緑化とか何とか言ってるが>>816>>827見たら解るが天下り機関だ・・」
「福祉事業に使う、慈善団体に寄付、緑化に使う、言うと何か俺たちのために使ってると思うでしょ?>>816>>827見りゃ
解るわな・・一円も使われてない・・現実見たら解るわな・・」「あw競艇は笹川=銀行家の代理人で同じw」
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31 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:07.58 ID:9zpdPjhd
これ等を「全て国営化=利益は国庫入るようにして一元管理したら役人の天下りは出来なくなる」
「風俗は893の利権だから国営化すべきだよね?w893の利益にするべきじゃないよね?893の利益を維持したいの?」
鳩山が「宝くじを廃止」と言った理由を理解したかな?理由があるんだ・・
だけどマスコミも常駐書き込み工作員も福島も便所民もコシミズもアルルもこの事に触れない・・
触れない理由は「芋づるで全てのギャンブルも同じだと言う事がバレるからですw」
自ら考える頭がある人は「罰則金や風俗も同じだよな?」と気付きますww
「罰則金は考えるまでもないよね?警察が徴収して管理している事がモロバレだからw」
では「風俗はどうなんだろう?って思うでしょ?風営法を管理しているのは警察=役人でしょ?
パチンコの三店法と同じですよwだから893がミカジメ量を取るのを見逃しているんです・・」
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32 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:44.07 ID:9zpdPjhd
⑨「国債は必ず日銀が最初に引き受け国債=日銀が発行する数字にする」
↑コレは工作員が最も嫌うお話だwww両建てサバタイの百式も教養革命戦士も
発狂してしまう内容だwww「中銀は利子で富を吸い上げてる~」←これは事実ではあるが
こんなもん大した問題じゃないw最も恐ろしいのは通貨の総量のコントロールである・・
「国債発行残高>中銀が負債として発行した数字」←この状態になるとニッチモサッチモ行かなくなる・・
もうなってるんですが・・
お金を創る機関は二つあります。一つは中央銀行です。もう一つは市中銀行です。
この二つのお金を創る機関はお金を創る手順が異なります・・コレが罠なんです・・
「国債や社債を引き受けたらその額面額負債として創ります」←簡単でしょ?w
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33 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:06:14.37 ID:9zpdPjhd
市中銀行は少し複雑ですwしかも作る方法が二つあるw(工作員がゴッチャニさせて混乱させてますがね)
原則はシンプルですw「ローンを望む人が担保を用意し担保分の数字を負債として創る事ができる」
要するに「市銀はローンを組んでもらわないとお金を創る事ができないのです」
1つ目は中央銀行が国債や社債を引き受けて負債として作り出したお金を一定額、中央銀行に預ける
「準備預金制度」を利用したハイパワードマネーシステムである。
準備率は各国違うが10%なら中銀に100万円預けたら900万まで負債として貸すことが出来る創る事が出来ます。
イギリスは準備率0%です・・無限です・・・イカレテルでしょ?w
もう一つは又貸し詐欺です・・「人の金を預かって貸す」←これとんでもない事なんですよ?w
A・B・C・Dと銀行が四つ有ると・・負債の無限増殖が可能なんです・・て言うか銀行一つでOKw
口座が変わる=持ち主が変わればOKだからwwだから制限の為に「準備預金制度」が設けられたんです・・
ま~こんなもん設けても利子取るから何の意味も無いんですがね・・・
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34 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:08:02.11 ID:CfYV3qrb
では・・少し考えよう・・「国債を市中銀行が買ってマネーサプライ=お金の総量が増えると思いますか?」
実際増えません・・市中銀行は貸す事でしかお金を創る事が出来ないからです・・・
国「国債発行残高+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字+100億」
市銀「国債+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字-100億」
↑増えません・・・国債発行残高=借金額だけが増えるのです・・
中央銀行が買う=引き受ける=負債として創った数字と交換すると↓こうなる
国「国債発行残高+100億で中央銀行が負債として発行した数字+100億」
↑こうなります。中銀の場合の負債でしょ?市中銀行は数字がマイナスになります。違い解るかな?
負債=資産だから銀行の負債が増えたら資産も増えるのです・・市中銀行は国債を買っても負債は増えません・・
預けられた数字が減るのです・・・国債保有が増えるので相殺ですが・・
「全体的に見ると市中銀行の数字が減った分だけ国の保有する数字が増えた」と言う事になるだけ・・
国債発行残高だけが増えて数字の総量は一円も増えません・・・コレで総和0のバランスが崩れていくのです・・
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62 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:52:36.48 ID:8o0Re+7y
⑩「銀行全て国営化」←根本の問題だ・・コレが全ての始まりだ・・・
良いかい?現在「日本の通貨=円は欧州の外国人が発行管理している・・・」
本来通貨は国=国民の為に発効管理されなければならない・・足らないなら
供給し供給しすぎたら少し供給を止めたりして調整するのが仕事である・・
日銀見てみ?「デフレを何時まで放置してるんだこのチンカスが!」と思わない?
小渕が財政出動をしようとしたので●●し政権を乗っ取り小泉改革で緊縮財源をしいて貧血状態
にして現在に至る・・・良く生きてるぜ・・・その間サブプラも乗り越えた・・
工作員は屁理屈を言って粘着するが↓この問いには一切答えない・・
「欧州の外国人が日本の通貨の発行管理をしている状態を支持するのか?」
この問いをされると発狂してレッテルを貼り始める・・・通貨は民主主義国家なら立法府で
発行管理をするのは当然の事だ・・官僚主義(馬鹿は共産主義と言う)なら行政府に任せれば良い。
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63 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:54:27.84 ID:0pvpOrw6
中央銀行と市中銀行の仕組みを理解し誰が中銀と市銀を支配しているのかを知れば
恐慌は人工的に起こされている事が解る・・・元凶は市銀である・・・中銀が合図を送ると市銀が貸し渋り貸し剥がしを開始する・・
「貸し渋りと貸し剥がしで何故恐慌になるか解らない?」「負債=資産だから供給を止めるだけで恐慌が起きるのです・・」
「好景気を創る=供給量を増やす→供給を止める=不景気又は恐慌」となる・・
中銀市銀問わず銀行は営利目的で供給量を調節してはならない・・必要量供給したら良いだけだ・・
利子を取り営利目的で好景気と恐慌を起こす・・・営利と言うがお金を稼ぐ為ではないよ?
下っ端はおこぼれ貰ってウハウハだが、「銀行家=通貨発行者はお金を設ける必要は無い・・
支配の為に好景気不景気を作り出しているのです・・好景気→恐慌と流れるでしょ?国が変わります・・
恐慌後はその国の企業は殆どは銀行家がオーナーになります・・・
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64 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:54:54.96 ID:0pvpOrw6
恐慌が起きると銀行が負債を抱え政府に救済される「が」銀行が自ら作り出したものである
何故銀行は膨大な負債を抱えるのか?このメカニズムを説明しよう
銀行は必ず何かしら担保を取る、「担保=貸出額=帳簿の負債だから損はしない^^」と言う訳だ
だが実際は何故か膨大な負債を負う、当時5億の価値がある担保を持つ人が銀行に5億円を負債として借りる
借り手が1億円返した所で私立銀行群が一斉に貸し渋りを起こし恐慌が発生、借り手は返済が滞り5億円分の担保を奪われる
銀行はコレを競売に掛ける「が」不景気で「みんな金がない」「起業をしたくない」状況で
誰が買うのでしょうか?競売に掛けても売れず値段は当時見積もった資産価値の十分の一で外資に買われる
銀行の赤字は3億5千万となる、コレをワザとやっているのです・・被害者を演じる為にね・・・
銀行のオーナーは欲しい駅前一等地物件やライバル企業を底値で買い叩き支配出来るのです
レバレッジをやればどうなるか解るでしょう?何故銀行が信じられない負債を抱えたのか解るでしょう?
株価なんてものは買い殺到すりゃ上がる、逆に売りが注文が殺到すりゃ下がる、何処までも下がる・・・
下がれば下がるほど資産価値は落ち銀行はとんでもない負債を負う・・・
何故国が救済するのか?それは「ケツ拭かないと国民の資産と心中するよ?」と脅されるからです
銀行が負債を抱えて傾いている時は不景気な時です、この時期に銀行に倒産されたらとんでもない被害がでます
国家破産してIMFの支配下になればどうなるか皆さんご存知ですよね?
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65 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:55:52.36 ID:0pvpOrw6
⑪「株の利益配当の廃止(経営権は認めるが従業員50%必ず保有する仕組みにするぜ?)」
>>107の纏めアンカー全て読めば解るわな・・本来は経営権も与えたくないんだがな・・・与えたくないと言う意見は当然支持する
与えない方が良いよねw従業員と経営陣が保有する仕組みにしないとだめだな・・部外者が保有するからこのザマになった・・
正しい企業経営を見たら解るわな・・例えば年収500万の人と5億の人が居るとする
年収500万の人が100人居たら消費は500万×100になるの・・使い切ろうと思ったら使えるでしょ?
何に使うのか?金融経済に流す人は殆ど居ないよね?消費に使いますよね?
では・・年収5億の人が100人いたら消費は5億×100になると思う?w絶対にならないね・・
良く使って1億ぐらいじゃね?残りは金融市場に流れて消費されないのです・・・
株配当=金融経済ですから株配当が増えれば増えるほど景気は悪化するわな・・
今の日本の大企業の株主は>>96>>104を見りゃ解るがロスチャイルドだ・・
「相互保有」と言う手口を使って100%株式を支配している・・経営権を握っている・・
相互保有は後で♂ねっとり♂語る。
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66 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:56:25.54 ID:0pvpOrw6
こいつ等の経営方針はヘンリーフォードと真逆・・「従業員=消費者=お客様」なのに
で・・出先機関の経済音痴のホモ集団「経団連」の会長が頓珍漢な事を言う訳だ・・・
「日本の消費は望めない・・・」とwww「チョット待てよwお前達が派遣制度を導入し
リストラしまくって従業員給与を下げて消費を落としたんだろ?ww」
「俺達欲しいよ?冷蔵庫もテレビも車も欲しいよ・・欲しいけどお金が無いんだよ・・・
お前達が株配当や広告料や政治献金や天下り団体に寄付したり会費払う為に俺達の給与を減らしたから・・」
年収は500万ぐらいが最低ラインじゃね?年収500万なら収入の殆どを実体経済で消費に使うだろう?
逆に年収1億とかになると半分以上が金融経済に流れて実体経済の消費に繋がらないから景気は悪化する・・
大衆の平均年収が500以下になると徐々に消費が減って行き景気が悪化する・・
大衆の所得が徐々に減って行くが増える連中が居る・・金融経済の連中=株主と無生産者の芸能人とプロスポーツ選手・・
人間一人に十億も収入与えたって実体経済消費しないんだって・・使い切れないだろう?w
大半が金融経済に流れる・・・・数%の極端な金持ちが居る一方で大半が低所得の労働者では消費しないから
景気は悪化する・・パキスタン見りゃわかるわな・・従業員給与上げたら途轍もない市場になるぜ?
日本の工場フル稼働でも生産追いつかなくなるぜ?w日本も今同じ状況だから日本人労働者に分配したら
消費はドッカーンと上がる。
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69 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 16:13:31.01 ID:0Owh50RX
みんなお金が無いから欲しいけど買えないだけだ・・需要はあるの・・消費意欲は絶倫なのw」
銀行家に殺されたリンカーンが良い事を言ってる。お金の本質を理解した発言だ。
『政府は消費者の購買力と政府の消費力を満足させるために必要とされるすべての通貨やクレジットを
創造 発行 そして流通させるべきであります。これらの法則の採用によって 納税者は膨大な金利の支払いから救われるでしょう
通貨の創造・発行の特権は 唯一政府の至高の特典であるだけではなく 政府による最も偉大な有意義な機会なのです』
アブラハム・リンカーン 欧州の銀行家に暗殺された「貴方の心の大統領」
「お金が欲しい理由は何?何で働いてお金を稼ぐの?」「お金は欲しい物と交換できるからでしょ?」
「つまりお金に価値があるんじゃないの・・交換する物に価値があるの・・現物以外に技術等も含まれる・・」
ヒューイ・ロングの発言も素晴らしい・・「政府が税を徴収し富の再分配を行わなければならない!」
「何の為に税金を集めるのか?富の再分配の為なんです・・資産家が自主的に行えば問題ありませんが
自主的に行わないから累積強化を行い簡素化し節税不可能にして徴収して手当てとして給付します」
「累積強化されたら大量の税金を支払わなきゃならないから嫌だ?お前の莫大な取り分を従業員に分配して
減らせば良いじゃない?従業員あっての会社でしょ?従業員=消費者=お客様だよ?」
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70 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 16:14:17.07 ID:0Owh50RX
⑫「役人の監督機関(公安委員会等々)を立法府の人間が行う又は人選する」
ま~あれだ・・
「役人が不正なく勤務しているかを監視する機関を役人に人選された仲間がやってて監視できると思う?」
日本の役人の幹部様が不正で捕まらない理由が解った?クリーンだからじゃないよ?
中国とかロシアとかは良く不正で検挙されるでしょ?腐敗してるからじゃないんだよ?
監督機関が機能してるって事なんだよ?欧米日所謂先進国は腐敗してるから不正が無い事になってるの・・
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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9191/1329613996/
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9191/1329613996/
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1327244413/
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30 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:04:28.06 ID:9zpdPjhd
⑧「宝くじ競馬パチンコ等のギャンブル・風俗・罰則金は全て国営化=利益は全て国庫に入る」
このスレのROMなら知っているだろう?常駐書き込み工作員は知らないフリをしている事だけどなw
競艇以外の宝くじ・競馬・パチンコ等々のギャンブルは各省庁の金庫で管理している・・コレは国庫に入らない・・
風俗は役人(警察)の下請け企業の893が独占している・・利益は当然役人に入る・・
これ等の集められた金はどのように運用されてるのか良く解らない・・
管理している連中と管理している連中が仲間だから・・(>>816>>827参照せよ)
例えば宝くじは半分以上の金が役人のポケットに入っている・・その他のギャンブル・風俗も罰則金も同じ・・
その用途は「福祉事業に使うとか慈善団体に寄付とか緑化とか何とか言ってるが>>816>>827見たら解るが天下り機関だ・・」
「福祉事業に使う、慈善団体に寄付、緑化に使う、言うと何か俺たちのために使ってると思うでしょ?>>816>>827見りゃ
解るわな・・一円も使われてない・・現実見たら解るわな・・」「あw競艇は笹川=銀行家の代理人で同じw」
31 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:07.58 ID:9zpdPjhd
これ等を「全て国営化=利益は国庫入るようにして一元管理したら役人の天下りは出来なくなる」
「風俗は893の利権だから国営化すべきだよね?w893の利益にするべきじゃないよね?893の利益を維持したいの?」
鳩山が「宝くじを廃止」と言った理由を理解したかな?理由があるんだ・・
だけどマスコミも常駐書き込み工作員も福島も便所民もコシミズもアルルもこの事に触れない・・
触れない理由は「芋づるで全てのギャンブルも同じだと言う事がバレるからですw」
自ら考える頭がある人は「罰則金や風俗も同じだよな?」と気付きますww
「罰則金は考えるまでもないよね?警察が徴収して管理している事がモロバレだからw」
では「風俗はどうなんだろう?って思うでしょ?風営法を管理しているのは警察=役人でしょ?
パチンコの三店法と同じですよwだから893がミカジメ量を取るのを見逃しているんです・・」
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32 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:05:44.07 ID:9zpdPjhd
⑨「国債は必ず日銀が最初に引き受け国債=日銀が発行する数字にする」
↑コレは工作員が最も嫌うお話だwww両建てサバタイの百式も教養革命戦士も
発狂してしまう内容だwww「中銀は利子で富を吸い上げてる~」←これは事実ではあるが
こんなもん大した問題じゃないw最も恐ろしいのは通貨の総量のコントロールである・・
「国債発行残高>中銀が負債として発行した数字」←この状態になるとニッチモサッチモ行かなくなる・・
もうなってるんですが・・
お金を創る機関は二つあります。一つは中央銀行です。もう一つは市中銀行です。
この二つのお金を創る機関はお金を創る手順が異なります・・コレが罠なんです・・
「国債や社債を引き受けたらその額面額負債として創ります」←簡単でしょ?w
33 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:06:14.37 ID:9zpdPjhd
市中銀行は少し複雑ですwしかも作る方法が二つあるw(工作員がゴッチャニさせて混乱させてますがね)
原則はシンプルですw「ローンを望む人が担保を用意し担保分の数字を負債として創る事ができる」
要するに「市銀はローンを組んでもらわないとお金を創る事ができないのです」
1つ目は中央銀行が国債や社債を引き受けて負債として作り出したお金を一定額、中央銀行に預ける
「準備預金制度」を利用したハイパワードマネーシステムである。
準備率は各国違うが10%なら中銀に100万円預けたら900万まで負債として貸すことが出来る創る事が出来ます。
イギリスは準備率0%です・・無限です・・・イカレテルでしょ?w
もう一つは又貸し詐欺です・・「人の金を預かって貸す」←これとんでもない事なんですよ?w
A・B・C・Dと銀行が四つ有ると・・負債の無限増殖が可能なんです・・て言うか銀行一つでOKw
口座が変わる=持ち主が変わればOKだからwwだから制限の為に「準備預金制度」が設けられたんです・・
ま~こんなもん設けても利子取るから何の意味も無いんですがね・・・
34 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/15(金) 09:08:02.11 ID:CfYV3qrb
では・・少し考えよう・・「国債を市中銀行が買ってマネーサプライ=お金の総量が増えると思いますか?」
実際増えません・・市中銀行は貸す事でしかお金を創る事が出来ないからです・・・
国「国債発行残高+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字+100億」
市銀「国債+100億で中銀か市銀が負債として発行した数字-100億」
↑増えません・・・国債発行残高=借金額だけが増えるのです・・
中央銀行が買う=引き受ける=負債として創った数字と交換すると↓こうなる
国「国債発行残高+100億で中央銀行が負債として発行した数字+100億」
↑こうなります。中銀の場合の負債でしょ?市中銀行は数字がマイナスになります。違い解るかな?
負債=資産だから銀行の負債が増えたら資産も増えるのです・・市中銀行は国債を買っても負債は増えません・・
預けられた数字が減るのです・・・国債保有が増えるので相殺ですが・・
「全体的に見ると市中銀行の数字が減った分だけ国の保有する数字が増えた」と言う事になるだけ・・
国債発行残高だけが増えて数字の総量は一円も増えません・・・コレで総和0のバランスが崩れていくのです・・
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62 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:52:36.48 ID:8o0Re+7y
⑩「銀行全て国営化」←根本の問題だ・・コレが全ての始まりだ・・・
良いかい?現在「日本の通貨=円は欧州の外国人が発行管理している・・・」
本来通貨は国=国民の為に発効管理されなければならない・・足らないなら
供給し供給しすぎたら少し供給を止めたりして調整するのが仕事である・・
日銀見てみ?「デフレを何時まで放置してるんだこのチンカスが!」と思わない?
小渕が財政出動をしようとしたので●●し政権を乗っ取り小泉改革で緊縮財源をしいて貧血状態
にして現在に至る・・・良く生きてるぜ・・・その間サブプラも乗り越えた・・
工作員は屁理屈を言って粘着するが↓この問いには一切答えない・・
「欧州の外国人が日本の通貨の発行管理をしている状態を支持するのか?」
この問いをされると発狂してレッテルを貼り始める・・・通貨は民主主義国家なら立法府で
発行管理をするのは当然の事だ・・官僚主義(馬鹿は共産主義と言う)なら行政府に任せれば良い。
63 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:54:27.84 ID:0pvpOrw6
中央銀行と市中銀行の仕組みを理解し誰が中銀と市銀を支配しているのかを知れば
恐慌は人工的に起こされている事が解る・・・元凶は市銀である・・・中銀が合図を送ると市銀が貸し渋り貸し剥がしを開始する・・
「貸し渋りと貸し剥がしで何故恐慌になるか解らない?」「負債=資産だから供給を止めるだけで恐慌が起きるのです・・」
「好景気を創る=供給量を増やす→供給を止める=不景気又は恐慌」となる・・
中銀市銀問わず銀行は営利目的で供給量を調節してはならない・・必要量供給したら良いだけだ・・
利子を取り営利目的で好景気と恐慌を起こす・・・営利と言うがお金を稼ぐ為ではないよ?
下っ端はおこぼれ貰ってウハウハだが、「銀行家=通貨発行者はお金を設ける必要は無い・・
支配の為に好景気不景気を作り出しているのです・・好景気→恐慌と流れるでしょ?国が変わります・・
恐慌後はその国の企業は殆どは銀行家がオーナーになります・・・
64 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:54:54.96 ID:0pvpOrw6
恐慌が起きると銀行が負債を抱え政府に救済される「が」銀行が自ら作り出したものである
何故銀行は膨大な負債を抱えるのか?このメカニズムを説明しよう
銀行は必ず何かしら担保を取る、「担保=貸出額=帳簿の負債だから損はしない^^」と言う訳だ
だが実際は何故か膨大な負債を負う、当時5億の価値がある担保を持つ人が銀行に5億円を負債として借りる
借り手が1億円返した所で私立銀行群が一斉に貸し渋りを起こし恐慌が発生、借り手は返済が滞り5億円分の担保を奪われる
銀行はコレを競売に掛ける「が」不景気で「みんな金がない」「起業をしたくない」状況で
誰が買うのでしょうか?競売に掛けても売れず値段は当時見積もった資産価値の十分の一で外資に買われる
銀行の赤字は3億5千万となる、コレをワザとやっているのです・・被害者を演じる為にね・・・
銀行のオーナーは欲しい駅前一等地物件やライバル企業を底値で買い叩き支配出来るのです
レバレッジをやればどうなるか解るでしょう?何故銀行が信じられない負債を抱えたのか解るでしょう?
株価なんてものは買い殺到すりゃ上がる、逆に売りが注文が殺到すりゃ下がる、何処までも下がる・・・
下がれば下がるほど資産価値は落ち銀行はとんでもない負債を負う・・・
何故国が救済するのか?それは「ケツ拭かないと国民の資産と心中するよ?」と脅されるからです
銀行が負債を抱えて傾いている時は不景気な時です、この時期に銀行に倒産されたらとんでもない被害がでます
国家破産してIMFの支配下になればどうなるか皆さんご存知ですよね?
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65 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:55:52.36 ID:0pvpOrw6
⑪「株の利益配当の廃止(経営権は認めるが従業員50%必ず保有する仕組みにするぜ?)」
>>107の纏めアンカー全て読めば解るわな・・本来は経営権も与えたくないんだがな・・・与えたくないと言う意見は当然支持する
与えない方が良いよねw従業員と経営陣が保有する仕組みにしないとだめだな・・部外者が保有するからこのザマになった・・
正しい企業経営を見たら解るわな・・例えば年収500万の人と5億の人が居るとする
年収500万の人が100人居たら消費は500万×100になるの・・使い切ろうと思ったら使えるでしょ?
何に使うのか?金融経済に流す人は殆ど居ないよね?消費に使いますよね?
では・・年収5億の人が100人いたら消費は5億×100になると思う?w絶対にならないね・・
良く使って1億ぐらいじゃね?残りは金融市場に流れて消費されないのです・・・
株配当=金融経済ですから株配当が増えれば増えるほど景気は悪化するわな・・
今の日本の大企業の株主は>>96>>104を見りゃ解るがロスチャイルドだ・・
「相互保有」と言う手口を使って100%株式を支配している・・経営権を握っている・・
相互保有は後で♂ねっとり♂語る。
66 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 14:56:25.54 ID:0pvpOrw6
こいつ等の経営方針はヘンリーフォードと真逆・・「従業員=消費者=お客様」なのに
で・・出先機関の経済音痴のホモ集団「経団連」の会長が頓珍漢な事を言う訳だ・・・
「日本の消費は望めない・・・」とwww「チョット待てよwお前達が派遣制度を導入し
リストラしまくって従業員給与を下げて消費を落としたんだろ?ww」
「俺達欲しいよ?冷蔵庫もテレビも車も欲しいよ・・欲しいけどお金が無いんだよ・・・
お前達が株配当や広告料や政治献金や天下り団体に寄付したり会費払う為に俺達の給与を減らしたから・・」
年収は500万ぐらいが最低ラインじゃね?年収500万なら収入の殆どを実体経済で消費に使うだろう?
逆に年収1億とかになると半分以上が金融経済に流れて実体経済の消費に繋がらないから景気は悪化する・・
大衆の平均年収が500以下になると徐々に消費が減って行き景気が悪化する・・
大衆の所得が徐々に減って行くが増える連中が居る・・金融経済の連中=株主と無生産者の芸能人とプロスポーツ選手・・
人間一人に十億も収入与えたって実体経済消費しないんだって・・使い切れないだろう?w
大半が金融経済に流れる・・・・数%の極端な金持ちが居る一方で大半が低所得の労働者では消費しないから
景気は悪化する・・パキスタン見りゃわかるわな・・従業員給与上げたら途轍もない市場になるぜ?
日本の工場フル稼働でも生産追いつかなくなるぜ?w日本も今同じ状況だから日本人労働者に分配したら
消費はドッカーンと上がる。
69 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 16:13:31.01 ID:0Owh50RX
みんなお金が無いから欲しいけど買えないだけだ・・需要はあるの・・消費意欲は絶倫なのw」
銀行家に殺されたリンカーンが良い事を言ってる。お金の本質を理解した発言だ。
『政府は消費者の購買力と政府の消費力を満足させるために必要とされるすべての通貨やクレジットを
創造 発行 そして流通させるべきであります。これらの法則の採用によって 納税者は膨大な金利の支払いから救われるでしょう
通貨の創造・発行の特権は 唯一政府の至高の特典であるだけではなく 政府による最も偉大な有意義な機会なのです』
アブラハム・リンカーン 欧州の銀行家に暗殺された「貴方の心の大統領」
「お金が欲しい理由は何?何で働いてお金を稼ぐの?」「お金は欲しい物と交換できるからでしょ?」
「つまりお金に価値があるんじゃないの・・交換する物に価値があるの・・現物以外に技術等も含まれる・・」
ヒューイ・ロングの発言も素晴らしい・・「政府が税を徴収し富の再分配を行わなければならない!」
「何の為に税金を集めるのか?富の再分配の為なんです・・資産家が自主的に行えば問題ありませんが
自主的に行わないから累積強化を行い簡素化し節税不可能にして徴収して手当てとして給付します」
「累積強化されたら大量の税金を支払わなきゃならないから嫌だ?お前の莫大な取り分を従業員に分配して
減らせば良いじゃない?従業員あっての会社でしょ?従業員=消費者=お客様だよ?」
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70 :ソーゾー君 ◆0aWIMuV0Ro :2011/07/17(日) 16:14:17.07 ID:0Owh50RX
⑫「役人の監督機関(公安委員会等々)を立法府の人間が行う又は人選する」
ま~あれだ・・
「役人が不正なく勤務しているかを監視する機関を役人に人選された仲間がやってて監視できると思う?」
日本の役人の幹部様が不正で捕まらない理由が解った?クリーンだからじゃないよ?
中国とかロシアとかは良く不正で検挙されるでしょ?腐敗してるからじゃないんだよ?
監督機関が機能してるって事なんだよ?欧米日所謂先進国は腐敗してるから不正が無い事になってるの・・
反論ある?
ゼロ金利制約下ではマネーサプライをいくら増やしても無意味という話はクルーグマンが10年前に説明してるので、そちらを参照して欲しい。
これは反論になってないよ。それともわざと論点をずらしてるのかな?
「将来のマネーサプライ増加へのコミットメント」というのがクルーグマンのba..ack!!論文でも、Woodford(2003)でも、そして今回のブランチャード論文でも一貫して論じられている「標準的な処方箋」だ。現時点で単に(コミットメント無しで)マネーサプライを増やしても駄目だと言うのはその通りだ。
しかし、今の文脈は「コミットメントしたって(利下げという)手段が無いのだからクレディビリティがない」という君の議論に対して「コミットメントの対象は『マネーサプライ増大』であって、それに対する実行手段は現在も(もちろん将来も)存在する」と反論されてるのよ。
せっかく2時間もかけて前のエントリーを書いたのに、丸一日経っても誰も読んでくれないよ…と涙に暮れていたのですが、なんとお褒めの言葉付きで長文のリプライが!「もうこれは2chに自作自演で宣伝書き込みをするしかない」、と悲壮な決意を固めかけていたのですが、ああ、神様、どうやら私は人の道を踏み外さずにすみそうです。
馬鹿なことを書くのはこれくらいにして本題に入りましょう。
http://anond.hatelabo.jp/20100217164344
「中銀が高めのレートでインフレターゲットを実行する」能力も意志もないのです。処方箋はあるのに肝心の中銀がそれを採用しようという意思がないのです。
こんな中銀ですから、平時においてインフレ率を高めに誘導しておく必要が、すなわち名目金利引き下げの余地を残しておく必要があるのです。
まず、ブランチャード(フランス語読みではブランシャール)らがここで書いた文章の表題をもう一度確認してみましょう。”What we thought we knew”とあります。直訳すれば「我々が理解していると考えていたこと」でしょうか。
ここで過去形になっていることは非常に大きな意味を持ちます。これは「今はもうそうは考えていない」ことを意味しているからです。日本語的な発想では「過去にそう考えていたとして、今どう考えているかは分からないのでは?」と思いがちですが、今も引き続きそう考えているなら英語では現在完了形を使わなければなりません。
英語はこの辺りの時制のコントロールに対して非常に厳密です。ですから、1970年のJohn Smithの論文がこう主張している、という表現をするときには、J. Smith (1970) arguesと書くのが普通です。論文自体が書かれたのは40年前ですが、Smithの主張が今も有効であるならば、現在形になるのです。逆に Smith (1970) arguedと書いた場合、この著者はSmithの意見を既に時代遅れなものと見なしていることになります。
つまり、私の翻訳した部分はブランチャード自身が「既に時代遅れである」と判断したことについて書いてあるのです。翻訳では若干時制が不明確になってしまっていますが、『中央銀行が将来の高い名目マネーサプライ成長率とひいては将来の高いインフレーションにコミット(訳注:約束)できるなら、中銀は期待インフレ率の上昇によって将来の予想実質金利を低下させ、それによって現在の景気を刺激することが出来る』という下りは、原文では
The formal argument was that, to the extent that central banks could commit to higher nominal money growth and thus higher inflation in the future, they could increase future inflation expectations and thus decrease future anticipated real rates and stimulate activity today.
となっています。過去形に注目してください。ブランチャードはこの議論を最早信じてはいないことがここからも分かります。過去形の解釈について納得がいかない方はマーク・ピーターセンの「日本人の英語」辺りを読んでみると良いでしょう。
つまり、ブランチャードが批判的に取り上げているのは、「処方箋があるにもかかわらずそれを採用しようとしない中銀の存在」ではありません。処方箋に問題があるにもかかわらず、それを中銀の意思と能力の問題に矮小化してしまった経済学者の態度こそが批判されているのです。だからこそ、前回翻訳した最後の部分で『公平を期しておくと、Fedは日本の経験を無視したわけではなく、2000年の初めにデフレのリスクを憂慮した論文を発表している』と添え書きされているわけです。経済学者にも良心的な態度を取った人がいたことは、公平のために言及しておく、と。もしも「リフレの処方箋」にコミットする能力と意思を中銀が欠いていることをブランチャードらが問題視しているなら、to be fairなどと書くはずもないことは文脈から明らかでしょう。
ですから、
将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力も意思も欠いた中銀だからこそ、4%のインフレ率が必要となるのです。
将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力も意思も欠いた中銀だからこそ、流動性の罠など恐るるに足るのです。
この解釈をブランチャードらの論文から引き出すことは出来ないと思います。この論文で議論されているのは徹頭徹尾経済学の問題であって、「能力と意思を欠いた」中央銀行に対して批判的な表現は、(上でも書いたとおり)少なくとも私の読んだ限りでは全く見当たりませんでした。中央銀行は能力も意思もないから、それを前提に現実的な経済理論を再構築しよう、とも書いていません。今まで半ば普遍的に信じられていた、「2%前後で安定したインフレ率が望ましい」という経済学者のコンセンサスそれ自体に疑義を唱えているのです。
加えて、中銀が無能ないしは怠惰であるという理由以外で能力/意思を欠いているのであれば、それは中銀の問題(だけ)ではなく処方箋の側に(も)問題があると考えるのはごく普通の理解であろうと思います。例えば、中銀にそもそもコミットメント能力が備わっていないならば、それを前提とした処方箋は無効であることは当然ですよね。
「いかにして流動性の罠に陥らないようにすればよいのか」を問題にしているブランチャードが、「いかにして流動性の罠から抜け出せばいいのか」という問題への処方箋であるリフレ政策を支持するはずも否定するはずもないのです。
前回翻訳した部分をもう一度参照してください。なぜブランチャードらは2%のインフレ率を望ましくないと判断したのでしょうか。ブランチャードらは過去にも「2%のインフレでは低すぎる、利下げ余地が小さすぎる」という懸念があったことを紹介しています。そして、その懸念は「ゼロ金利になっても、中銀が将来のインフレにコミットすれば大丈夫だ。」という、Eggertsson and Woodford (2003)らの議論によって葬り去られました。そして、日本の金融政策の失敗を受けても、一度葬り去られた懸念が見直されることはありませんでした。
そして、世界中がゼロ金利の罠にハマった後、ブランチャードらはようやく「2%のインフレでは低すぎる、利下げ余地が小さすぎる」という懸念を復活させます。それは、「いやいや利下げ余地が小さくても問題ない、打つ手は他にある」、というリフレ派の議論がもはや有効とは言えないと考えられたからこそなのです。繰り返し書きますが、「流動性の罠から抜け出す簡単な方法は存在しない」からこそ、利下げ余地が論点として再浮上し、高いインフレに伴う経済への負担を覚悟してでも流動性の罠に陥らないようにしようという結論に至る、という論理構成なのです。この論文はかなり読みやすい英語で書かれていますので、暇があれば通読なさると良いでしょう。
また、以上の説明から、最終段落で言及されている「ブランチャードらは流動性の罠から脱出するためのリフレ政策を支持していると読めないこともない」点は、誤読であると申し上げるより他ないことはご理解頂けるのではないかと思います。この辺りも、原文に当たられた方が文章の雰囲気と構成("stood more uneasily in the way"や"to be fair"など)をよりはっきりと掴めるでしょうから、原文を当たられることを繰り返しお勧めします。
最後に、ブランチャードが書いた部分を、少し分かり易く脚色してみます。
とあるところにあるリフレ村で司祭様が村人に説教をしています。
司祭様 「全能なる我らが神はこの村の人々を温かく見守ってくださっておる。なんの心配もいらないよ、君たちは選ばれた民なのだから。100年前の大飢饉(大恐慌)では人々は神への祈りを捧げなかった。だから多くの民が死に絶えたのだ。だが今は違う。私が正しい神への祈り方を教え授けている。神は我らの祈りを請け給うたのだ。」
女 「司祭様。それでは何故私の父は病に苦しんでいるのでしょうか。既に10年以上、病床を離れることが出来ません。」
司祭様 「…それは、あなたの父親の信心が足りないからだ。神を理解する能力に欠けるからだ。彼が心から神を信じているならば、彼の病が長引くことなどあり得なかった。家に帰って彼に伝えなさい。悔い改めよ、と。さすれば彼はたちどころに快復するであろう。」
これは新興宗教の必勝パターンでありまして、この父親が毎日祈りを捧げても(量的緩和)、喜捨の額を増やしても(国債買いオペ増額)、病から快復しないならば「信心が足りない!まだ不十分だ!」と言い続ければよいのです。楽な商売でございます。
ただし、この戦法は多くの村人が病にかかってしまうと通用しなくなります。挙句の果てに村の外からは賢者様がやってきて、「いや、そのお祈りじゃ患者は救えないでしょ。治療法は確立されてないし、一度病気になっちゃうと後が大変だから、とりあえず患者が増えないように予防策を考えようか」とおっしゃっておられます。
さぁ司祭様の立場は一気に悪くなってまいりました。石もて追われる5秒前!しかしこのまま大人しく村を去る司祭様ではありません。一発逆転の隠し玉は当然用意してあるはず。疫病快癒の大祈祷でもって見事リフレの神のご威光を天下に知らしめ、村人達の笑顔を取り戻して下さるに違いありません。
http://anond.hatelabo.jp/20100216112730
明快かつ痛快な解説。ただ一点だけ同意できない点があるのです。
池田先生なんかよりずっと英語が読めている我らが増田一同の代表氏曰く、
「リフレ派の人たちが主張するとおり、「ゼロ金利制約に陥っても、中銀が高めのレートでインフレターゲットを実行すればデフレから脱却できる!」のであれば、なにも4%のインフレを許容してまでゼロ金利を回避する必要などありません。処方箋はあるのですから、それを粛々と実行して安定成長へと復帰すればよろしい。」
おっしゃる通りです。ただし、「中銀が高めのレートでインフレターゲットを実行すれば」という点がなかなかに厄介な障害なのです。
ブランチャード他は以下のように指摘しております(素晴らしい訳を利用させていただきましょう)。
「日銀が将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力ないしは意思に欠けるからであると片付けられてしまった」
「中銀が高めのレートでインフレターゲットを実行する」能力も意志もないのです。処方箋はあるのに肝心の中銀がそれを採用しようという意思がないのです。
こんな中銀ですから、平時においてインフレ率を高めに誘導しておく必要が、すなわち名目金利引き下げの余地を残しておく必要があるのです。
名目金利引き下げの余地を残しておいて流動性の罠に陥らないようにしておかないといけないのです。
というのも、この国の中銀は将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力も意思もございませんから、一旦流動性の罠に陥ってしまえば、長引くデフレ不況という辛い未来が約束されているからです。
そういうわけで「リフレ政策があれば流動性の罠など恐るるに足らない、だから4%のインフレ率なんか必要ない!」と高らかに宣言することはできないのです。
将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力も意思も欠いた中銀だからこそ、4%のインフレ率が必要となるのです。
将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力も意思も欠いた中銀だからこそ、流動性の罠など恐るるに足るのです。
流動性の罠に陥らないようにするために、4%(具体的な数値は検討の余地があるでしょう)のインフレ目標が必要になるのです。
ただ、以上の話はいかにして流動性の罠に陥らないようにするかという話であります。
一旦流動性の罠に陥ってしまった経済がいかにして流動性の罠から脱却すればよいのか、という話とは次元の違う話です。
つまりは、ブランチャードらによるインフレ目標4%の提案は現在の日本経済が抱える問題、いかにして流動性の罠から抜け出したらよいのかという問題とは分けて考えるべきなのです。
ブランチャードはリフレを支持もしていなければ否定もしていないのです。
ブランチャードは「いかにして流動性の罠に陥らないようにすればよいのか」を問題にしているのです。
リフレ政策というのは、「いかにして流動性の罠から抜け出せばいいのか」という問題に対する一つの処方箋であります。
「いかにして流動性の罠に陥らないようにすればよいのか」を問題にしているブランチャードが、「いかにして流動性の罠から抜け出せばいいのか」という問題への処方箋であるリフレ政策を支持するはずも否定するはずもないのです。
そもそも取り組んでいる問題が違うのです。
(ただし、ブランチャード他はリフレ政策の有効性もきちんと指摘しております。再度素晴らしい訳を利用させていただきますと、
なぜなら、中央銀行が将来の高い名目マネーサプライ成長率とひいては将来の高いインフレーションにコミット(訳注:約束)できるなら、中銀は期待インフレ率の上昇によって将来の予想実質金利を低下させ、それによって現在の景気を刺激することが出来るからだ(脚注)
この文章にはEggertsson and Woodford (2003)への参照がなされていますから、ブランチャードら自身の意見というよりは、こういう議論もあるよ、という紹介にすぎないのかもしれません。この点に留意しつつも、「中央銀行が将来の高い名目マネーサプライ成長率とひいては将来の高いインフレーションにコミット(訳注:約束)できるなら」流動性の罠から脱出できる、という話でありますから、流動性の罠から脱出するためのリフレ政策を支持していると読めないこともないでしょう。)
リフレ村の方では「ブランチャードがインフレ率を4%前後に誘導することに言及した」ことで色々と盛り上がっているようでありますな。
http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100214#p2
要するに、マクロ経済学の大御所ブランチャードが「今まではインフレ率は2%前後に誘導するのが望ましいとされていたが、2%程度だとゼロ金利に陥りやすいので、もう少し高めの4%前後にインフレ率を誘導した方がいいのかもしれない」という論文を発表したと。で、日頃から高めのインフレターゲットによる景気回復を主張なさっている皆様が盛り上がったという構図のようであります。
で、それに対して(直接言及があったわけではないものの)、我らが池田先生が果敢に反論。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51377205.html
あちこちで話題になっているIMFの論文をざっと読んでみた。日経の記事には「平時から4%など高めの物価上昇率を容認し金利水準も引き上げることで、金融危機のような経済ショック時の利下げの余地を広げることが望ましい」と書いてあるが、この記者は明らかに原論文を読んでいない(か英語が読めない)。論文にはこう書いてある:
Should policymakers therefore aim for a higher target inflation rate in normal times, in order to increase the room for monetary policy to react to such shocks? To be concrete, are the net costs of inflation much higher at, say, 4 percent than at 2 percent, the current target range?
[...]
Perhaps more important is the risk that higher inflation rates may induce changes in the structure of the economy (such as the widespread use of wage indexation) that magnify inflation shocks and reduce the effectiveness of policy action.But the question remains whether these costs are outweighed by the potential benefits in terms of avoiding the zero interest rate bound.
と書いており、むしろ高いインフレ目標には否定的だ。
うわぁ。読めてない。全然読めてないよ池田先生。ここでブランチャードが書いているのは、
ということであって、「高いインフレ目標には否定的」なんてこの段落から読み取れるわけがありません。これでは突っ込まれてもしょうがない。池田先生にはエントリーをアップする前に深呼吸を3回することをお勧めしたいと思います。
さて、一方でリフレ村で給食当番をなさっているらしい矢野先生は、高らかに以下のエントリーをアップされました。
http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1
(以下略)
…いや、先生、ブランチャードの論文はリフレを全然サポートしてません。ちょっと考えれば分かる話です。なぜブランチャードは2%ではなく4%のインフレを検討課題としてあげているのでしょうか?ご自身も翻訳されているとおり、「ゼロ金利制約(それ以上利下げできない状態)にハマるリスクを回避するため」です。リフレ派の人たちが主張するとおり、「ゼロ金利制約に陥っても、中銀が高めのレートでインフレターゲットを実行すればデフレから脱却できる!」のであれば、なにも4%のインフレを許容してまでゼロ金利を回避する必要などありません。処方箋はあるのですから、それを粛々と実行して安定成長へと復帰すればよろしい。
ブランチャードらがここまで繰り返しゼロ金利制約の問題を強調するのは、その処方箋が当てにならないと判断したからです。この点を明確にするために、以下でブランチャード論文の一節を翻訳します。この論文は
という3部構成になっており、問題の4%インフレは第3部の一項目です。以下で翻訳するのは第1部のB節、つまり「今や否定されつつある過去のコンセンサス」について語った一節です。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/spn/2010/spn1003.pdf
「インフレーションはただ安定しているだけでなく、非常に低く抑えられているべきだ(多くの中央銀行は2%前後をターゲットに選んでいる)」という広いコンセンサス(increasing consensus)があった。これは低インフレによって流動性の罠へ陥ってしまうのではないかという議論へと繋がった。低い平均インフレは低い平均名目金利を招き、そして名目金利はゼロ以下には下げられないので、低インフレの下では不景気の際に利下げ(金融緩和)の余地が小さいと言うことになる。しかしながら、この低インフレの危険性は低いと見なされた。なぜなら、中央銀行が将来の高い名目マネーサプライ成長率とひいては将来の高いインフレーションにコミット(訳注:約束)できるなら、中銀は期待インフレ率の上昇によって将来の予想実質金利を低下させ、それによって現在の景気を刺激することが出来るからだ(脚注)。そして、それほど景気へのショックが大きくない世界では、2%のインフレがあればゼロ金利制約を回避するのには十分だと思われたのである。こうして、議論の焦点は、コミットメントの重要性と中央銀行のインフレ期待への影響力へと絞られたのである。
大恐慌時に発生した流動性の罠、それに伴うひどいデフレと低い名目金利は、もはや歴史上の出来事であると認識され、そのような政策の失敗は今や回避可能であると考えられた。1990年代の日本の経験、すなわちデフレ、ゼロ金利および長く続く不景気は、この認識の前に不愉快に立ちふさがる問題だった。しかし、これは日銀が将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力ないしは意思に欠けるからであると片付けられてしまった(公平を期しておくと、Fedは日本の経験を無視したわけではなく、2000年の初めにデフレのリスクを憂慮した論文を発表している)。
(脚注ではEggertsson and Woodford (2003)が参照されている)
ブランチャードらがなぜゼロ金利(流動性の罠)に陥るリスクを重視するのか、このB節から明らかであると言えると思います。 特に太字で強調した部分を参照してください。どこかで見たことがある主張ではありませんか。少し分かり易く言い換えれば、リフレ政策が役に立ちそうにないから、「低インフレによって流動性の罠へ陥ってしまうのではないか」という懸念が復活しており、だからこそリフレ政策が必要になるような状況に陥らないように政策を運営すべきだと彼らは主張しているのです。4%のインフレ率というのはそのための政策案です(ただし、ブランチャードらもイマイチ自信がないのか、6つ挙げられた政策オプションのうち、この4%インフレの案だけは表題にクエスションマークが付いています)。
紅茶を片手に「まぁ、当然の話だよね」などと余裕をかましている場合ではありません。さぁ、今こそ高らかに「リフレ政策があれば流動性の罠など恐るるに足らない、だから4%のインフレ率なんか必要ない!」と宣言を!
日本では政府がしっかりしているかどうかは分からないけど、消費者はどんどん賢くなっている。
首都圏で週末にしか乗らない車を「自家用車幻想」という、何者かが作り上げた物語に乗せられ、大きなローンを組んで高級車を買う若者はほぼいなくなった。(逆に中国やインドなどの途上国では、「自家用車幻想」(利便性・行動範囲の拡大・見栄など)の為に、年収の数倍のお金を出してでも自動車を買っている。)
経済全体で見た需要と供給のバランスが崩れること、すなわち総需要が総供給を下回ることが主たる原因である。貨幣的要因(マネーサプライ減少)も需給ギャップをもたらしデフレへつながる。
この中で総需要というのは「消費+投資+政府支出+輸出(海外からの消費、投資)」で定義されるが、
上記したように、消費者が賢くなり消費しないので、どんどん需要がしぼんで供給多寡になり物価が下がる。
リフレ派の方々は上記の理由を「貨幣が足りないからだ」と仰られているが、
本当に足りないのは「消費」であることに間違いはない。(各種統計を見ても典型的な金余り状態だし)
消費にもいろいろあるけど、衣食住に対するお金は生きるために必要だから使うけど、
何故無駄遣いが減ったかといえば、消費者が賢くなり、経済的に合理的行動をするようになったから。
何故かと言えば、国民が共有していた物語が通じなくなったから。
物語の例を挙げると…
→そんなことしなくても、別に人生変わらない
だから会社や国は、もう一度本気になって、
もうテレビや映画にだけに頼っていても消費者は振り返らないよ。
そのために、何が出来るのかを日々考えてる。
>インフレになるかどうかは財政より金融政策のほうが影響大きいのでは?ドルユーロポンドは貨幣量を数倍に増やしてるが円は増やしてないので実効為替レートはどんどん円高になるはず。
マネーサプライは、流動性を確保するものであって、円高に向かうかはそう単純ではないと思ってます。
また、経済成長が高い国と低い国で単純にマネーサプライでくらべることはできないでしょう。
それなのに、日本もどんどん国債発行して、日銀が買い取ってますからね。
円安に向かう一番ありうる理由は、日本国債の暴落(長期金利の上昇)にあると考えてます。
これはいつおきてもおかしくない。。
Hey, who you callin’ neo-Wicksellian? (wonkish)
ニック・ローウェがこんなことを言っている。現代マクロ経済学のネオ・ヴィクセリアンアプローチ(つまり短期金利の選択という観点からの金融政策決定を行う傾向、ということらしい)は、経済学者がいったん金利がゼロ近辺になってしまった場合の金融政策を考えるには向いていないとか。
この点に関しては確かにそのとおりだ。でもわれわれのように日本が直面した流動性の罠のことを真剣に考えようとした面々は、この落とし穴のことはすでに気づいていたんだ。実際、僕が最初に流動性の罠のモデルを書いたとき、僕は流動性の罠なんてナンセンスだという確固たる信念からスタートしたんだ。たとえ金利がゼロになっても、マネーサプライを増やせば需要は必ず増える、と。そこでまず僕はすべてのiの分布についてtが交差するモデルに取り組んだ。マネーサプライを増やせば需要は増えるということを示すためにね。そしてわかった。ショックだったよ。このモデルはまったく逆のことを告げていたんだ。
結論はこうだ。もし短期金利がゼロになると、現金は短期債務の完全な代替物になる。そしてマネーサプライをいかに増やそうとも、債務もまったく同じだけ増加することで、すべての効果は打ち消される。まる。以上。
確かに中央銀行は別の政策もできる。たとえば長期債券やリスクのある資産を買ったりね。そしてこの対策は効果を持つ。でも、それは中央銀行が民間セクターのリスクを肩代わりしてあげることによるものだ。マネーサプライの増加とは本質的に一切無関係だ。
私はマクロ経済問題、貿易、国際金融、産業政策、独禁政策、公共部門のスト権の問題等々、応用経済学の様々な分野に関心を持ってきた。器用貧乏と揶揄された事もある。
金融政策も私が長年にわたって関心を持ち続けた問題のひとつである。私は日銀のエコノミストたちと真っ向から対立して論争した事が何回かあった。
1回目は1960年代前半の吉野俊彦氏との論争である。当時の私はマクロ経済と国際金融関係は万事ケインズ的に考えていた。他方、吉野氏は金本位制主義だった。J・M・ケインズにとって、金本位制は「大嫌いなもの(bête norie)」だったが、吉野氏にとりケインズとケインズ経済学は”bête norie”だった。生意気な若造であった私を相手に議論に応じてくれた吉野氏に、私は深く感謝している。しかし、基本的な経済哲学が違っていた。
2回目は「73-74年の大インフレーションは日銀が起こした」と言う趣旨の76年の論文で金融政策を厳しく批判した。当時の日銀幹部が田中角栄首相の「日本列島改造論」に遠慮して金融引き締めが遅れ、マネーサプライが膨張して石油危機以前に大インフレが始まったと私は論じた。
3回目は77年以降の私に対する外山茂理事(当時)の厳しい批判と、私の反論である。「日銀派」を代表する外山氏は欧米の標準的な金融理論以前の古い考え方で、手品のように恒等式から様々な結論を導くが、私にはその論理がわからなかった。
80年代後半から90年代初めにかけての「バブル」現象についても、日米経済摩擦の下で日本の黒字をさらに増やす恐れのある金融引き締めを日銀がためらった事が一因であると私は考えた。
しかし政治・行政からの独立性を大幅に強化した新日銀法が98年に施行された後の日銀の金融政策は、「100点満点に近い」と私は述べた。
これに対し、今度はかなりの人数の経済学者が反発した。要するに「もっと早くゼロ金利にしろ」とか「為替介入の効果を『不胎化政策』で減殺するな」という主張だ。私が大学院で指導し共著もある岩田規久男さんや、かつての東大の同僚の浜田宏一さんが一番厳しかった。ゼミOBの山本幸三衆議院議員も日銀叩きで名を馳せてきた。
私はあまりにも「日銀バッシング」がひどいと感じ、白川方明さん(当時日銀企画室審議役)と相談して八代尚弘さん(同日本経済研究センター理事長)にお願いして、討論の場を設定してもらった。論争は「金融政策論議の争点」という本になった。同書には小宮ゼミ仲間が日銀批判と反論の両方に何人も登場した。
日銀の政策委員会や支店長会議の写真で、小宮OBの白川総裁と大学院で教え「現代国際金融論」の共著者でもある須田美矢子委員の二人のお姿並んでいるのを見ると、私は不思議な気持ちになる。
私はいつも始まりは「少数派」であり、今もその気持ちは変わらない。しかし、しばらく前にマル経の若い人に「小宮さんこそ多数派でしょう」と言われて驚いた。「多数派」と言われるという事は、もうあまり斬新な意見を述べる舞台には登場しないと言う事で、現役ではなくなったわけであろう。(日本学士院会員)
インフレターゲットは導入すべきでない
多くの国の中央銀行が導入しているインフレターゲットを日本も導入するべきだという声が一部にはある。
中央銀行制度は宗教のようなものだ。ほとんどの国の中央銀行が熱烈に報じているいくつかの信条があり、
彼らはそれを確信を持って唱え、その論理の進め方にはまるで判で押したような画一化が見られる。
しかもこれらの信条には往々にして、それを裏付ける科学的証拠がほとんどないのである。そのため、
彼らのご託宣はえてして間違っており、彼らの政策は予想された結果や望ましい結果をもたらさないことが多い。
一九八〇年代にミルトン・フリードマンの感化を受けて、世界中の中央銀行がマネタリズム、すなわち中央銀行のなすべきことは マネーサプライ(通貨供給量)をコントロールすることだけだ、という信条を採用した。通貨供給量を厳しくコントロールすれば、低く安定したインフレ率に導くことができ、それによって安定した高成長を実現できる、という考えである。
改めて言うが、マネタリズムを裏づける理論は存在せず、限られた実証分析結果があるだけだった。
実際、マネタリズムは機能しなかったし、いくつかの点では完全な失敗だった。今日では、
事実上すべての中央銀行がこの信条を捨て去っている。(この破棄された信条の名残りとして、
アメリカが、そして世界が、一九八〇年代に経験した経済的苦難の多くは、マネタリズムに対する
盲目的な信仰にその原因があった。中央銀行が通貨供給量のコントロールに関心を集中したことは
未曾有の高金利を招き、短期で借り入れて長期で貸し付けていた金融機関―――とりわけ
何百万人ものアメリカ人に住宅ローンを提供していた貯蓄貸付組合(S&L)―――は、一夜にして
事実上、破綻した。レーガン大統領の規制緩和―――そのおかげでこれらの金融機関は高リスク、
高リターンのローンに乗り出すことができた―――と、いくつかの会計上のトリックによって
崩壊は先送りされたが、それは必ず訪れる報いの日が来た時、納税者が負担するコストが
さらに大きくなるということだった。この救済事件のあと融資基準は当然引き締められたが、
今度はそれが、一九九一-九三年の景気後退の一因となった。
アメリカにはこの嵐を比較的楽に切り抜けるだけの資源があった。(もっとも一九八〇年代
初めの景気後退は、巨額の財政出動にもかかわらず大恐慌以来の厳しいものになったのではあるが。)
だが、マネタリズムが発展途上国に及ぼした影響は悲惨だった。金利の上昇は、
ラテンアメリカ諸国が一九七〇年代の石油価格ショックを切り抜けるために借り入れていた債務が、
突如として背負いきれないほどの額に膨らんだということだった。ラテンアメリカ諸国は相次いで
デフォルト(債務不履行)を起こし、この地域は一〇年にわたる停滞―――いわゆる「失われた一〇年」―――に陥ったのである。
中央銀行はいつも単純なルールを求めており、今日の単純なルールは「インフレターゲット
(目標インフレ率)」である。目標インフレ率を設定して、インフレ率がその目標より低ければ金利を下げ、
高ければ金利を上げろ、というわけだ。インフレ率の変化を生んだショックが
どこから来たのかも、失業率や為替レートがどうなるかも気にする必要はない。その論旨はこうだ。
インフレ抑制に専念することが「信頼性」を生み、その信頼性こそが、経済がショックに対して
より効果的に反応することを可能にする。石油価格が上昇するときは、インフレ率は(一九七〇年代のようには)
上昇しない。中央銀行が素早く行動してそれを抑え込むことを
市場参加者が知っているからだ。インフレ率が将来上昇しないことがわかっているということは、
世界の大部分でインフレ率がこれほど低く抑えられてきたことには、もちろん別の理由がある。
グローバリゼーション全般、そしてとりわけ中国である。海外からの低価格の財が
供給されることで、国内の物価が抑制されてきたわけだ。貿易財は多くの非貿易材の優れた
代替財となる。グローバリゼーションは製造業分野(および他の貿易財分野)の賃金に下降圧力をかけ、
それが経済全体の賃金に下降圧力をかけてきた。市場に十分な競争がある限り、これは
とりもなおさず物価はどの国でも安定を保つということだ。
インフレターゲット論は、少なくとも短期的にはマネタリズムより害の少ない宗教である。
それは一九八〇年代初めのアメリカの異常な高金利のような極端な振る舞いには、概して繋がらない。
しかし、長期的には、ヨーロッパが実証してきたように、景気の悪化を招くことがある。
高レベルの失業にもっと関心が払われていたら、ヨーロッパの金利はもっと低く
抑えられていたはずだ。
高金利は投資を抑制してきただけでなく、為替レートの上昇ももたらし、
それがヨーロッパの景気を低迷させてきたのである。
日本の場合には、インフレターゲット論はデフレ対策として唱えられてきた。
デフレが問題なのは、一つには名目金利がゼロであっても(デフレを考慮すると)実質金利はプラスになる
からだ。デフレが続く限り政府は金利を低く抑え続けるとわかっていれば、市場参加者は、
長期実質金利がやがて低下することを確信して、消費や投資にもっとカネを使う気になるだろうと、
インフレターゲット論者は主張する。日本の場合のインフレターゲット論の問題点は、それが
短期的に間違った変数に着目することにあり、インフレターゲット政策への
コミットメントが信用できるものだとすれば、そのために金融当局は間違った戦略を長期にわたって
推進することになる。
金融政策は実質金利(インフレターゲット論者はこれに着目する)よりも、むしろ
信用のアベイラビリティ(可用性)を通じて景気に影響を及ぼすのである。金融当局が景気をどの程度刺激しているかは、今現在の実質金利(あるいは長期実質金利)よりも信用供給の拡大に注目
した方が正しく測定できる。金融当局が信用のアベイラビリティに影響を及ぼす方法は
いくつもあり、これらの方法が金融政策の中心に据えられるべきである。
さらに、金融当局が長期実質金利に影響を及ぼすことを望んだとしても、それを達成するには
インフレターゲットの導入よりも効果的な方法がある(インフレターゲットの効果は、
せいぜいよくて不確実といったところだ)。一例を挙げると、短期国債と長期国債の相対的な
供給量を変えることによって、これらの資産の相対的な価格に影響を及ぼし、それによって
長期実質金利に影響を及ぼすことができる。
まず、27兆円な。どうでもいいけど。
認識違うが小泉竹中の改革でガタガタになったのは地方じゃなくて既存の社会体系のなかで生産に寄与してこなかった層な。
もっというとグローバリゼーションの流れのなかで構造的な硬直があるままだともっとひどいことになっている。
なにもしなかったらもっとガタガタになっていた層だ。
助かりたければもっとやるべきだと思うよ構造改革とかいうやつは。
あと、今回程度のヘリコプターマネーは事実マネーサプライに影響を及ぼすかは微妙。
インフレはベストな選択ではないが有用だとおもう。が、正直2兆円じゃまるで足りない。
東証一部だけで300兆円がなくなっている。
2兆円なんかじゃまるで足りないのだ。
麻生の2兆円などは評価の土台にすらあがっていない。
まずこれを見て欲しい。
リーマン・ブラザーズ証券(株)[東京] 証券業 負債総額約 3兆 4314億 円
これが意味するものは人が労働によって得られるとおもっていた人的資本の毀損だ。
想定されていた生涯年収がこれを契機にがらりと変わる。
当面にわたって人は労働力を売ってもたいして金にならないという絶望的な未来をしめしている。
GDPの成長率の下落という出口のみえない長く暗いトンネルが目の前に登場したのだ。
3年で回復するという発言はポジショントークもいいところだ。
日経1万ぐらいの時はたしかにそれくらいのダメージだったが、これは切り傷だ。
深く大きく切り付けられればそもそも回復できるかという問題になる。
その労働価値が下落しようってときにマネーだけ増えたらとんでもないことになる。
今回のサブプライム問題が金融危機にまで発展したのはアメリカの議会が決定的なミスを犯したから。
政治的な理由で商売をつぶすな。
政治や政策でなんとかなると思わないほうがいい。
何百兆円という額で赤字国債を切ったところで決定策にはなりえない。
むしろ何もするな。
政治に求めるのはリーダーシップであり、成長するために民衆が何をするかを示すことである。
会社が大赤字を出したときに、寸志を出す社長は、太っ腹かもしれないがただのバカだ。
ビジョンを示せ。
やることを示せ。
みんながあこがれるような未来を描け。
お金が必要なんじゃない。
われわれには希望が持てる明日が必要なんだ!
ご清聴ありがとうー!!
わーわーわ
・・・っていう夢を見た。
まずは麻生太郎(68)はまず髪を染めるのをやめるのがいいとおもうなり。
小沢一郎は66歳。
政府もとうとう景気の悪化を認めた中で、景気回復のために何すりゃいいの?ということで、大まかに次のグループがある。
政府がどんどん公共事業をやり、(その乗数効果で)消費を刺激して景気を良くしようという立場。麻生幹事長や中川昭一がこの一派。
国の借金を減らすことが最優先で、消費税増税もやむなしという立場。与謝野経済財政大臣や谷垣禎一がこの一派。
構造改革で企業の競争力を強くして、高い経済成長を実現しようという立場。中川秀直や竹中平蔵がこの一派。
このあたりがニュースなどで良く出てくる構図だが、実はもう一つ無視できないグループがある。”大きな誤り”の始まりの増田のような主張をする一派である。これを「リフレ派」という。
リフレ派の主張は、”大きな誤り”の始まりに書いてあるとおりだが、わかりにくいのでポイントだけ簡単に書くと、
というものだ。「あえてインフレを作り出す」のを目指すことから、「インフレターゲット(目標)政策」とも呼ばれている。
結論から書くと、“理論的には”正しい、ということになるだろう。まず、確かにデフレは物価が安くなって(゜Д゜)ウマーという面もあるが、物を作っている企業にしてみればコストを下げるために人件費を切り詰めないといけない。そうすると、人々の給料が減って、物は売れなくなり、経済活動は落ち込んでいく。だから、インフレを起こせばいいというのは自然な発想だ。
次に、インフレを作り出すために日銀がお金の量を増やすという点だが、普通なら日銀は金利を下げればインフレにもっていくことができる。しかし、今は超低金利でこれ以上下げようがないので、お金の量を増やすという手しか残っていない。
じゃあなぜ日銀はこの政策をとらないの?ということになるが、実はこのようなリフレ派の主張には、「本当にインフレを起こせるのか?」という問題がある。「インフレを作り出せば景気が回復する」という主張は、「日本にシリコンバレーを作れば産業が活性化する」という主張と変わらないからだ。「で、どうやって作るの?」というツッコミが入るのである。
上に書いたように、リフレ派は日銀がお金の量を増やすことでインフレを作るというが、すでに日銀は自ら直接増やせるお金(ベースマネー)の量を増やしているのに、市場全体で流れるお金(マネーサプライ)の量はあまり増えていない。「日銀がインフレにすると言えばみんなが期待するから結果としてそうなるんだ」という楽観論もあるが、これも「メダル獲ります」と宣言したからといってメダルが獲れるわけではないのと同じだ。
そんな中で、ひょっとしたらインフレが作り出せるかもしれない方法は、ばらまき派と手を組むことだ。大規模なばらまきをやるために大量に国債を発行して、その国債を日銀が引き受ければ、インフレになるかもしれない。
ところが奇妙なことに、リフレ派はばらまき派との関係になると口を閉ざす。それどころか、「ばらまき派の言うことは間違いで、リフレ派こそ正しい」というちぐはぐな主張すらしたりする。
リフレ派の人々(×リフレ政策)のおかしいところは、その孤高性にある。特に、構造改革派の主張に対する嫌悪感は、”大きな誤り”の始まりによく表れている。実際には、構造改革派の中川(女)や竹中、そのブレーンの高橋洋一などはリフレ政策に理解を示しているが、なぜかネット上のリフレ派は構造改革に異常なほどの敵意をむき出しにしている。
おまけに、リフレ派は自らの主張の正しさをわかりやすくアピールする努力をしていないように思える。むしろ、あえてそうしないのかもしれない。構造改革派を中心とする他の一派をdisることで、「難しい金融政策がわかってるリフレ派の俺たちって、ちょっと高い所にいるよね」と限られた仲間内で結束を確認しあっているように見える。この態度が、リフレ派が全く世間に浸透しない原因の一つになっているのではないか。
標題は竹中氏が定期的に公表しているポリシーウォッチ(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080818/plc0808180311001-n1.htm)のタイトルだが、今回の議論は承服できない。
まず竹中氏は、政策の基本的な方向という点について、中国と同じく我が国も大きなリスクに直面していると述べる。経済の弱さは08年第2四半期のGDP統計にも現われているとおりである。近年のGDP統計の弱さについては、対前期比で見ても対前年同期比で見ても景気の弱さが現われているという点はその通りだろう。
続けて、竹中氏は1990年当時の日本経済は、政策の大きな方向を誤ったがゆえに「失われた10年」を経験したと述べる。氏曰く、「当時は二つの誤った政策、つまり一つは好況投資など政府による財政支出を拡大するという偏ったマクロ政策であり、もう一つは97年の消費税引き上げをきっかけに財政再建に走ったこと」とのことである。そして、現在は「日本経済運営の大きな誤りをもたらした「ばらまき派」と「増税派」が要職を占めていることが政策の基本的方向を誤るというリスクをもたらしている」とのことである。このような言葉を耳にすると、小泉政権時にも歳出削減を柱とした財政再建策が構造改革の一環として採用されていたが、この点はどのように考えればよいのかという疑問が浮かぶ。
さて、竹中氏の論説の中で、最もいただけない箇所は次の記述である。
危惧(きぐ)される具体的事例が、目の前で起こりつつある。原油価格高騰などに対する救済措置だ。原油価格の高騰で、漁業関係者らに大きな影響が出ているのは事実である。しかし経済政策として重要な点は、今回のように輸入価格が上昇し「交易条件」が悪化している下では、国民の生活水準低下は避けられないという事実である。厳しいが、これが資源輸入国の現実なのだ。政治の指導者は国民に、「我慢しよう。歯を食いしばって、これをしのごう」とまず訴えなければならない。にもかかわらず現状は、国民に対し痛みに耐えることを訴える政治勢力は皆無である。与党も野党もばらまき型の政策を求め、一部メディアもこれをあおっている。
まず「我慢しよう。歯を食いしばってこれをしのごう」という発想は、小泉政権の下で「構造改革なくして成長なし」と唱えた際の「今我慢すれば(構造改革の結果)きっと良くなる」という考え方と同根であることに留意すべきだ。
「交易条件」が悪化している下では、国民の生活水準低下は避けられないという事実はその通りだが、問題はこの「交易条件」の悪化は甘受せざるをえない痛みなのかという点である。竹中氏は「米国経済が回復すれば日本の景気は良くなる」と論じる与謝野氏を批判しているが、今般の原油価格高騰を避けることが出来ない問題であると捉えている点においては与謝野氏と同じ穴の狢であり、竹中氏も同様に批判されるべきである。
そして、「歯を食いしばってこれをしのごうと言うべきだ」という発想は、「政府が自ら無為無策であることを主張せよ」といっているに等しい。そしてこれは「原油価格上昇という供給ショックは黙って甘受すべきであり、その環境条件で淘汰される企業があれば致し方ない、相対価格の自律的調整が進むまでショックを耐え忍ぶことが必要で、構造改革を徹底的に進めるのが必要である」という我が国において根強く生き残っている清算主義という魔物を体現したものに他ならないのだ。言うまでもなく、清算主義が不況脱却において「無理筋」の考え方であることは大恐慌における教訓や、我が国の長期停滞の経験から実証済みである。
90年代以降の長期停滞期の経験に鑑みれば、バラマキ政策は景気の下支え以上の効果を持ち得なかったことは明らかだろう。そして景気悪化局面での増税は、更なる奈落の底へと日本経済をいざなうことも明らかだろう。さらに、現状に対してひたすら耐えることを国民に要求することも誤りなのである。
では、どうしたらよいのだろうか。基本的な経済学が教えるところによれば、輸入価格上昇による交易条件の悪化、つまり購買力の低下に対しては、購買力を向上させる政策を採ればよいのである。購買力を向上させる政策とは言うまでも無く金融緩和策である。
金融緩和により市中に流通するマネーサプライの量を増加させることが出来れば、人々はそれを貨幣として溜め込むのではなく何かしらの形で消費しようとするだろう。失業率が十分に高い水準にあるのならば、実質賃金の低下を通じて失業率は低下し、家計の平均的な購買力は増加する。さらに失業率が十分低い水準(3%前後)に到達すれば、金融緩和は雇用者の賃金自体の上昇をもたらすことで家計の購買力はさらに増加する。購買力の増加は、基本的には相対価格に影響を与えないと考えられる。しかし価格高騰が進む原材料は、我が国の家計にとって必需財でありかつ非競争輸入財としての性格を有している。家計にとって一定量の支出が必要であるということが価格上昇による購買力の低下を現在実感させている一因であるが、所得上昇が明確になればこれまで支出が出来なかった奢侈品・娯楽品への支出が進むだろう。このような効果は原材料に対する他財の相対価格を低める圧力をもたらすことになる。
原材料価格高騰のショックがなぜ問題なのかといえば、原材料価格が他財と比較して急激に上昇することで、他財の原材料価格に対する相対価格(原材料価格/他財価格)が高まるためである。では、このショックを緩和するにはどうしたらよいのだろうか。
一つには技術革新といった手段で原材料価格自体を引き下げることである。これは原材料に対する他財の相対価格が高騰した現状を緩和させることを意味している。しかし、原材料価格自体を引き下げていくのは短期的には容易ではなく、竹中氏が言うように「我慢しよう。歯を食いしばってこれをしのごう。」と国民にこれまで以上の負担を要請することになってしまう。そしてこのような政策が効果をもたらすのは技術革新が伴う以上長い時間がかかり、そしてこの政策を推し進めるのは原材料価格以外の財の価格ベースではマイルドなデフレにある我が国経済にとっては得策ではない。
原材料価格高騰のインパクト(つまり原材料の他財に対する相対価格の高騰)を押さえるもう一つの方法は、他財の価格を押し上げることである。原材料価格ではなく他財の価格を押し上げることは、原材料価格自体を抑制するという方法と同様に、原材料価格の他財に対する相対価格の上昇を抑えることに繋がる。そしてこの、他財の価格を押し上げることは、GDPデフレーター、CPIコアコアといった国内財価格がデフレに陥っている我が国の内需を掘り起こすことに寄与し、失われた購買力を回復させることに繋がるのだ。
このような原材料価格と他財との間の相対価格の調整は、産業構造の調整を伴うという意味である程度の時間が必要かもしれない。しかしながら、金融緩和策を進めることは、相対価格一定の元で購買力を上昇させ、原材料価格高騰の影響を和らげる。ノーベル経済学賞受賞者でもあるアカロフ教授は、マイルドなインフレの効用として相対価格の調整がより進み易くなる点を指摘しているが、現在の我が国においてCPIコアコア、GDPデフレータで見た物価指数がマイルドなデフレを示しているのであれば、そのような状況からの脱却を目指す金融緩和策は相対価格の調整がスムーズに為されるのを後押しするのではないかと思うのである。
竹中氏の議論は、「失われた十年」で得た教訓を全く踏まえていないという点でご自身が批判しているバラマキ政策や財政再建派と同じではないだろうか。そして論説を読んで、竹中氏の「構造改革」を支える思想が国民に痛みを強いるものでしかないということにも改めて失望した次第である。これではリフレ政策をいくら取り入れたところで結局の所掛け声だけで終わってしまったのは当たり前だ。繰返しになるが、GDPデフレーターやCPIコアコアといった指標でマイルドなデフレが続いている我が国において原材料価格高騰による購買力の低下を抑制するための政策手段を採ることはたやすい。金融緩和を行えばさらにCPIは上昇しインフレが進むのではと懸念する向きもあるかもしれないがそれは杞憂である。欧米諸国のCPIの伸びはヘッドラインで4%??5%だが、我が国は前年同月比で2%の伸びである。そして欧米のCPIコア(我が国のコアコアに相当する)は2%程度だが、我が国のCPIコアコアの伸びは0.1%に過ぎない。さらにGDPデフレーターがマイナスである国は何処にもないのだ。
政府として今何を議論すべきだろうか。当然ながら、同じ狢同士で批判しあうことではないのは明白である。金融政策は政府からの独立性が付与された日銀によって為されているという点は留保すべきだが、以上の論点を考慮に入れれば、政府の検討課題として金融緩和を行うための具体的政策手段としてどのようなものがあり得るのかという点も少しは議論の俎上に乗せても良いのではないだろうか。90年代の誤りがなぜ生じたのか、それは、経済政策における金融政策の有効性を過度に軽視するという大きな誤りを見過ごしたためである。だからこそ90年代の誤りは起きたのである。交易条件の悪化という事実の前で、自ら国民に対して痛みを求めるという無為無策をつまびらかにすることこそ愚の骨頂である。勇気を持って経済問題に対して果敢に戦った先人が居たことを忘れるべきではなく、そして我が国のリーダーは勇気を持って果断に金融緩和の実行を論じ、そのための具体的政策を実現していくために何をすべきかという点も考慮に入れても良いのではないだろうか。金融政策の決定に対して異論があれば、政策決定会合における議決延期請求権の行使や、極論かもしれないが、例えば政府紙幣の発行、国債発行による日銀の引受けといった策もある。現状空席となっている副総裁・審議委員の席を埋めることや、政府による政策目的の独立性を発揮する重要な機会でもある総裁・副総裁・審議委員の任命がスムーズに行くように制度整備を進めることも重要だ。
先程、「金融政策は政府からの独立性が付与された日銀によって為されている」と指摘したが、日銀が与えられている独立性は政策手段の独立性であり、政策目的の独立性ではないことに注意すべきである。政策目的は政府と認識を一にすることが望ましく、正しい政策目的は正しい現状認識と正しい将来の見通しから育まれるものである。昨日の金融政策決定会合においても日銀は経済見通しを下方修正しつつ現状維持を決定したが、これまでデフレ脱却が進まなかった大きな理由は、日銀が判断の根拠である経済見通しを常に楽観的に捉え、その結果として性急な金融引締め(量的緩和解除→利上げ)を行ったことではなかっただろうか。02年以降の景気回復期におけるメインエンジンは外需だと言われるところであり、昨今景況悪化のリスク要因として取りざたされているのは原材料価格の高騰やサブプライムローン問題といった海外経済の景況悪化であるが、我が国の景況悪化要因として国内政策の要因も影響している可能性も排除できず、寧ろ現在の状況は外需の低迷が鮮明になったことで元々隠されていた内需の弱さが顕在化したとも捉えることが出来るのではないだろうか。
景気対策として効果を持ちうる規模の財政政策を行うのであれば、名目成長率が低下している現状では政策目的であるプライマリバランスの黒字化を放棄せざるを得ないだろう。景気対策と財政再建のジレンマに直面すれば結局のところ最低限の政策しか行うことが出来ず支出した金は無駄金になる懸念すらあり、景気後退が顕在化している中で増税を行うのは論外だろう。以上を踏まえれば、竹中氏のバラマキ政策・財政再建派への指摘は正しいだろう。但しデフレ脱却を主要政策課題の一つとして掲げ、そのための政策努力を日銀に対して在任中求めてきた竹中氏だからこそ、景気後退色が濃厚になった現状において「歯を食いしばってこれをしのごう」という更なる痛みを強いるような議論を聞きたくはないと感じるのは自分だけだろうか。論説のタイトル通り、今回の選択が「大きな誤り」の始まりにならないことを祈念するばかりである。
(※)沢山のブクマが付いていて驚きますが(汗、文章を修正しました。ご容赦を。