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はてなキーワード: 生涯年収とは

2024-11-15

貧しい国になっちまった

親父と同じ職業なんだが、昔に比べて仕事量は1.5倍、生涯年収は0.6倍くらい

そんな高待遇でも、昔はつまらなくて年収いからって人気が無い職種だったんだって

今だったら高賃金仕事量少なくて福利厚生抜群で、スーパーホワイト企業としてもてはやされる水準なのに

今日本の会社待遇なんて、一部エリート除いてどこも似たりよったりだろ

その上たか労働者経営資本擁護するんだから終わってるよ

労使は根本対立構造なんだから、使の理屈真面目に聞くのは、構造的には市民暴力団を支持するのと変わらんのに

資本主義について学校で教えないせいだわな

2024-09-28

Fラン薬学部かいう魔境

ストレート合格率が驚くほど低かったり、姫路獨協大薬学部募集停止をしたりして、近年局所的な盛り上がりを見せている私立底辺薬学部

今日はそんな底辺薬学部に通って6年目。これから国家試験を迎えようとしている私が内情を少し書いてみようと思う。

通っている薬学部地方にある入学偏差値37.5の薬学部だ。BFではないので厳密にはFランではないが世間一般的にはFランと呼ばれる偏差値である。私が入学した頃、充足率は100%を越えていたのに、いつからか定員割れをして今では充足率も100%を切っている。

一般的に低偏差値大学というと学力的にやばい方が多くて、ごくごく希に近所の優秀な人がなぜか来ることがあるといった印象を持つ人が多いだろう。しかし、薬学部だとそうとは限らない。弊校が地方部に立地しているのと、資格さえ取ってしまえば学歴があまり関係なくなることもあってか、地元の優秀層が毎年一定数入ってくる。割合でいうとだいたい1~2割といったところだろうか。弊校の場合特待生枠が増えた下の代からその割合が多くなっている。県内唯一というのもあり、県内トップレベル進学校からあなたもっと上の大学を目指せたでしょうという人間ごろごろいる。だいたい漏れなく特待生だ。もちろん入学偏差値の低さからとてつもなく勉強ができない方も入ってくるし、その難易度の低さから脱サラして入ってくる社会人経験者や高卒認定を取得して入ってくる人もいる。恐らく学生の多様さは高偏差値薬学部より勝っているだろう。この多様さが魔境にせしめたる一因だ。

薬学部入学するまでの学力より、入ってから学力が物を言う世界だ。これがFラン薬学部さらに魔境にさせる。下克上簡単に起こる。地元進学校から来た特待生が成績下位層に落ちるなんてざらだし、入学時成績が下位だった子が今では上位層なんてこともよくある。私の学年なんか入試成績上位1割に設定されていた特待生の内、今でも学年の上位1割に留まり続けているのはたった一人だけだ。なんなら特待生だったのに国試怪しいなという人も何人かいる。入った時の成績でしか特待生になれないのマジでなんなのだろうな。

学力サラダボウルになっているから上はどんどん勝手勉強して伸びてくし、下は下で勉強についていけなくてドロップアウトしていく。弊校、単位認定がザルなので余程ことが無い限り落単なんてあり得ないのだけど、それでも単位が取れなくて留年していく人はまぁまぁいる。普通は再試にならないと言われているCBT試験(車の免許で言うところの仮免許試験みたいなやつ)でさえ1割ぐらい再試になっていたし、再試でさえ落として留年した子もいる。入学した同期の内、1割強は留年や退学などでいなくなった。6年まで来て1割強だとかなり薬学部としては健闘しているようにみえるかも知れないが、弊校は卒業試験で絞る大学だ。ここで2~3割程が消える年もある。今年はどうなのだろうね。去年が酷かっただけに今年は厳しくなるかもしれない。

他の薬学部雰囲気を知らないか一般化できないけど、バイタリティーが無い人間が多い。バイタリティーに満ちあふれているとは言い難い私でさえ、バイタリティーに満ちあふれていると言われる。バイタリティーがないからかチャレンジングな人間が少ない。入りたいサークルが無いという理由サークル活動をしない子が多い。ないなら創ってしまえばいいのに。学年全体にやんわりと「企業なんか......」という空気がはびこっていて、企業志望の人間が超少ない。学歴フィルター以前の問題だ。今年なんか数少ないチャレンジングな人間ほとんど院進するか医学部受験だよ。

バイタリティーが無いばかりか体力も無い人間が多い。「講義疲れたから帰る~」 「今から勉強するの疲れてむり~」 「一日4時間限界10時間なんでできない」国試を迎える学年なのに平然とこのようなことを言う人が多い。国試厳しそうな人間ほどこのような傾向が強い。講義疲れたと言ってもたがが2コマだけである。なにをふざけたことを抜かしているのか。この1年間の勉強の出来で生涯年収1000万から変わってくるのだぞ。

大学大学結構酷い。パンフレットには4年次から研究室配属がされ6年次まで研究ですと書いてあるのに、蓋を開ければ実質5年次の実習に行っていない半年間だけだ。詐欺である。5年次以外の時間なにをしているのかというと対策講義だ。4年ならCBT対策だし、6年なら国試対策である。隙あらば講義といわんばかりに講義が所狭しと設定されている。最近では5年次にも国試対策浸食してきている。弊薬学部研究が活発でなく5年次に遊んで堕落する人が多いかららしい。知らんがな。正直言ってクソである。こっちは研究に勤しみたいのだよ。ビジネスの都合なのは十分承知しているけど、ここは小学校か。大学なんや自己責任で片付けろよ。対策講義なんて先生方の自己満みたく感じる。国試対策の方は少なからずありがたみを感じているけど、CBT対策に関しては完全にそうだったと思う。対策講義を受けるべき層はかなりサボるし、受けなくても余裕な層には冗長しい。ぶっちゃけそんなことさせるぐらいなら4年からバリバリ研究させた方がもうちょっと成績もマシになると思う。

ここまでつらつらと書いてきたが、底辺薬学部での生活はその人の主体性と関わる人間に大きく左右されるように感じる。冗長しい対策講義も、逆に言えば恐ろしい程手厚い学習サポートと捉えば大きなメリットである入学してくる学力層も富んでいるから賢い子と仲良くなって勉強を教えてもらったり、その子からモチベーションを得たりすることも出来る。けど最終的には当人主体性がなければこれらは全て得られない。主体性がなければ、ただただ一千万超えの学費と6年という時間を溶かすだけだろう。

2024-09-26

anond:20240926173752

でも、リターンが大きいからな。大学出た場合と出なかった場合生涯年収の差が大きいからこそ、学費が高くても元が取れるという。そして元が取れるからこそそのための金を掻き集めてでも大学に行く。日本のようにその差が1億程度しかない場合にあの学費だったらとてもじゃないが価値に見合わないけどさ。

2024-09-18

anond:20240917144927

人生に関わることを騙し討ちした方が悪いってコメは散々出てきてるからあえて産んだほうがいい情報書くわ。もし元増田結婚を引き伸ばしすぎて彼女にこの行動をさせたみたいな罪悪感があったり、心のどこかで産みたい気持ちがあるなら読んでほしい。

あとワイは修士卒業して2年以内に子供作って20代のうちに2人目もできたけどなんとかなってるから安心してほしい。

まず年齢の問題ぶっちゃけ26は体力的に適齢期。子供まれると夜泣きやらなんやらで体力を持ってかれるが20代ならパワーで押し切れる。子供の年齢が同じ年上の人たちと話すと大体疲れてるか戦力になってない。

んで年齢のもう一つ大事なところは障害児が生まれ確率が低い。特にダウン症。年齢との相関が大きく、高齢出産になるほどリスクデカい。自費の出生前検査費用馬鹿にならないので若いうちに産んだ方が得。病院によっては父母の年齢からダウン症児が産まれ確率マトリクスまで用意されてる。(ちなみに障害児を産むなという意図はないので悪しからず)。

あとは大学や院を子供も行かせるってなった時にお金に困らないであろうことかな。親が高齢同級生見てるとちょいちょいそのあたりで苦労してる人も見かける。

元増田は金は気にしてなさそうだけど一応。自治体がやってる子供向けの給付とか支援所得制限があったりする。若い時の給与テーブルならギリギリ引っかからないことも多い。一方で6年制大学でたり修士卒で30代以降だと大体引っかかるのではないだろうか。生涯年収を考えたらさっさと産んで貰った方が得。保育料とかも年収(正確には支払う税金かな)で決まるので同じく生涯に支払うお金は減る。

以上年齢とお金の面で迷うくらいなら産もうと言うお話父親覚悟は必ず付いて来る。妊婦健診立ち会ったり、準備を手伝えばおのずと実感が湧いてくると思うよ。最初他人事でも仕方ないと思う。

仕事面は業界企業に寄るので割愛福利厚生あるからしゃぶりつくせ

まー苦しいといえば既存友達人生ステージが合わなくなって疎遠になったりする。でも切れない関係は必ずある。逆にその友達子供できたら助けてやればいいって感覚かなぁ。

あとは嫌味行ってくるやついてもこっちは少子化対策に貢献してるんだくらいの気持ちでいいと思う。まぁそんなこと言ってくるやつ今の所いないけど。

2024-09-17

anond:20240917144927

人生に関わることを騙し討ちした方が悪いってコメは散々出てきてるからあえて産んだほうがいい情報書くわ。もし元増田結婚を引き伸ばしすぎて彼女にこの行動をさせたみたいな罪悪感があったり、心のどこかで産みたい気持ちがあるなら読んでほしい。

あとワイは修士卒業して2年以内に子供作って20代のうちに2人目もできたけどなんとかなってるから安心してほしい。

まず年齢の問題ぶっちゃけ26は体力的に適齢期。子供まれると夜泣きやらなんやらで体力を持ってかれるが20代ならパワーで押し切れる。子供の年齢が同じ年上の人たちと話すと大体疲れてるか戦力になってない。

んで年齢のもう一つ大事なところは障害児が生まれ確率が低い。特にダウン症。年齢との相関が大きく、高齢出産になるほどリスクデカい。自費の出生前検査費用馬鹿にならないので若いうちに産んだ方が得。病院によっては父母の年齢からダウン症児が産まれ確率マトリクスまで用意されてる。(ちなみに障害児を産むなという意図はないので悪しからず)。

あとは大学や院を子供も行かせるってなった時にお金に困らないであろうことかな。親が高齢同級生見てるとちょいちょいそのあたりで苦労してる人も見かける。

元増田は金は気にしてなさそうだけど一応。自治体がやってる子供向けの給付とか支援所得制限があったりする。若い時の給与テーブルならギリギリ引っかからないことも多い。一方で6年制大学でたり修士卒で30代以降だと大体引っかかるのではないだろうか。生涯年収を考えたらさっさと産んで貰った方が得。保育料とかも年収(正確には支払う税金かな)で決まるので同じく生涯に支払うお金は減る。

以上年齢とお金の面で迷うくらいなら産もうと言うお話父親覚悟は必ず付いて来る。妊婦健診立ち会ったり、準備を手伝えばおのずと実感が湧いてくると思うよ。最初他人事でも仕方ないと思う。

仕事面は業界企業に寄るので割愛福利厚生あるからしゃぶりつくせ。

まー苦しいといえば既存友達人生ステージが合わなくなって疎遠になったりする。でも切れない関係は必ずある。逆にその友達子供できたら助けてやればいいって感覚かなぁ。

あとは嫌味行ってくるやついてもこっちは少子化対策に貢献してるんだくらいの気持ちでいいと思う。まぁそんなこと言ってくるやつ今の所いないけど。

anond:20240916035157

まあ女枠の設定を契機にマトモな観察眼ある経営者から徐々に見直し入っていくと思うよ

女枠リスクを取るより高専卒とか工業高校卒とか拾った方が明らかにいから、そっちの初任給とか生涯年収が上がっていくと思う

女枠から逃れた学校地位相対的に上がっていく

俺が経営者だったら女枠のあるとこから取るの嫌すぎだもん 普通に亡国以外のルートないのに本気でバカなんじゃないか政府の人たち

2024-09-16

私大の大半が定員割れしてるのにFラン擁護するバカ

今って私大の6割が定員割れしてるんだよ。しかも今後も子供の数は減る。つまり私大教育サービス供給量は過大だし今後そのギャップは開いていくしかない状況なの、わかる?

加えて報道されてる通り現状は各国立大学学費の値上げを検討している状況なんですよ。今私大少子化で持て余しているリソースを統廃合によって適正量に戻しつつ、それを不足している所に割り振ろうって話なの。Fラン大で勉強したい人の機会を奪いたいとかいう話じゃなくて、供給量を受容に合わせて適正にしようぜって議論なの。

(定員割れしている下位の)私大の過剰なリソース税金突っ込んで維持するか、それを適切に割り振るかの話に議論余地があるのか?

おまけ

学歴としての学士号さえ手に入れれば大学名に関わらず生涯年収が5000万円上がるかのように嘯いてるバカがいるけど、んな訳ねーだろバカ。それならなんで学歴フィルタ奨学金の返済で困窮する若者社会問題になるんだよ。

保育士とか看護師大卒、専門卒の収入の差とかみてみろよ。定年まで無事働けてようやく2 or 1年分の賃金学費を回収できるかどうかって所だぞ。明らかに大学投資額に見合った価値提供出来てないんだよ。

2024-09-04

anond:20240904195452

ワイはミソジニストやねんけど、アスペで"こだわり"があって納得できないことは女叩きでも否定したくなるからすまん、先に謝っとく

60歳以上の高齢層は受益負担を上回っており、年間360万円の受益超過

ここから

そして男女の寿命差は約6年 360万×6=2160万円 の受益

キミは生涯年収の差を1890万円と結論付けたが、

女性税金により男性よりも2160万円の多くの利益を得ている。

こう結論付けとるけども、この「年間360万円の受益超過」っつうのは男女で変わりはないんか?

高齢男性の方が高齢女性より1年あたりの受益超過が多くて、「年間360万円の受益超過」が男女の平均に過ぎないんやったとしたら、

この計算意味をなさないことになるやん

男女別の高齢者の受益超過のデータを使ってから改めてよろしく頼む

女は生きてるだけで男より2000万円受益するので優遇されている

anond:20240904163148

君の最後結論だけど 女が優遇されてるのが本当の結論なんだわ。

https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je01/wp-je01-00303.html

60歳以上の高齢層は受益負担を上回っており、年間360万円の受益超過

そして男女の寿命差は約6年 360万×6=2160万円 の受益

キミは生涯年収の差を1890万円と結論付けたが、

女性税金により男性よりも2160万円の多くの利益を得ている。

まり女性社会的に1890万円分のサービスを受けて初めて男女平等になるとも言える

女性社会的に2160万円多くのサービスを受けているので日本では女性優遇されていると結論づけられてしまった。

実は日本の男女不平等が嘘だらけなのに同意してくれてたなんてツンデレなんだからさあ。

2024-08-29

数百人の理工学部女子枠なんかより、全く同じ仕事してるのに生涯年収が五千万も一億も違う正規非正規差別の方がよっぽど喫緊かつマクロにとって影響が多い話だと思うんだが

というか世界共通してる一丁目一番地課題って、経済だとか賃金だとかそういうもんなんだけど、LGBTがどうとかポリコレがどうとかみたいなどーでもいい話ばっかりずっとやってるよね人類って

2024-08-25

anond:20240824232055

生涯年収って言葉ほんと気持ち悪いんだけど最近よく目にする

生涯賃金か生涯収入だろうが

生理が軽い女羨ましい!!!

生理が軽い女がとにかく羨ましい!!まあ本人に責任のある話じゃないから妬ましいではなく羨ましい止まりなんだけど、もう羨ましくてしょうがない。生理激重女が月にかける生理用品代や各種薬剤、そして激重であることによる数え切れない機会損失、考え始めたらもう生理が軽いことは才能であり生涯年収をも左右するんじゃないかと。はーとにかく羨ましい。

とはいえ生理が軽い女と体を交換してやろうかって今ここで悪魔に言われたらちょっと悩む。女の体のめんどくささって生理だけじゃない。ムダ毛の濃さとかお顔立ちとか体臭問題とか、あとスタイルの良さに内臓の強さに……意外と採点項目はたくさんあって、あくまで私が今ムカついているのは自分生理に関しての才能のなさなので、生理が軽くなる代わりにそれ以外の部分でガチャ回すってなるとちょっと遠慮かなってなる。割と自分に満足してるんだな、自分

別にお顔立ちやスタイルいいわけでも内臓が強いわけでもないんだけど、それでもムダ毛体臭については楽させてもらってるなって自覚があって、今の自分には結構愛着がある。

あー、これで生理が軽ければもっといいのになぁ。

あ、ちなみにピルは飲めません。血が固まるので。

血が固まらないタイプの薬を飲んでるけど全然生理来る。こいつーー。

2024-07-25

anond:20240725214735

橋下知事のもと給与退職金が数百万レベルで削られることとなり、削られる直前に辞めるのが一番生涯年収高くなると聞いた。辞めずに働いてた。辞めた後も引き継ぎとかサポートにたまに職場に行っとったなぁ……。

2024-07-15

anond:20240715095359

いや結婚なんて誰でもできるよ

自分レベルにあった志望校を選んで勉強すれば大学はいれるのと同じ

でも大学は入れば生涯年収が相当増えるが、努力して結婚しても生涯年収が半分になる

するやつは馬鹿しか思えない

2024-07-11

結局頭脳コネも有名大学の肩書きもない女性は真面目にコツコツセックスワーカーしてるのが一番経済的成功するんじゃないだろうか?

20代10年くらいで中小企業女性一般職生涯年収くらい稼げるだろ

2024-07-07

生涯年収って言葉気持ち悪くね?

なんでこんな一般化されてきてんの?

その意味で使う言葉なら生涯収入なり生涯賃金だろ

2024-06-30

昨今の「転職当たり前」みたいな風潮に若干モヤモヤしている

最近自分が勤めている会社からもチラホラ転職者が出ていて、そのたびに不安なような、でもライバルが減って嬉しいみたいな複雑な気持ちになる。

そんなクソみたいな自分の頭を整理するべく、これまたクソみたいな日記を書かせていただく。

 

始めに記載すると、俺は半導体製造装置メーカーとはいえ業界の中では正直下クラス会社に勤め続けているクソ雑魚エンジニア5年目。

一応院卒なので最初から等級は高いが、技術屋としての実力は低いと思っている。

転職すると退職金が大幅に減ってしま

 どこの会社も同じような退職金制度だと思うけど、勤続年数に比例する形で退職金が積み立てられていく関係上、勤め続けた方が絶対に有利になる。

 うちの会社退職金規定ざっと下記のような感じ。

 ・1年目から給付倍率が加算されていき、勤続年数が20年を超えるとようやく満額となる

 ・定年退職者は退職金20%加算される

 ・役職持ちは退職金露骨に増える

 自分出世ルートを中程度に見積もると、40歳を過ぎた辺りから毎年の退職金の積立額が約80万くらいになる。

 そのまま定年まで勤めるとその区間だけで1600万の20%割り増しで1920万。

 働かないオジサンが量産される原因なのでは、と個人的には思うが、現状の制度から逆算される選択肢が働かずダラダラ過ごすことなのだから仕方がない。

 

コンフォートゾーンにいることで為せることもある

 「楽な仕事ばかりで成長できないか転職する」とか、「コンフォートゾーンに居る人は淘汰される」とか、これもよく聞く理論ではあるけど、100%同意はしかねる。

 楽な仕事経験しているのであればその分精神的余裕が生まれるのだから副業チャレンジしたり勉強に充てたり、できることが増えるのではないか

 

 自分もそうやって自分環境を整えてきた。勤めるにつれて、自身業務周りに関してはかなりコントロールできるようになったと思う。

 毎日定時に帰ることもできるといえばできるし、有休もある程度自由に使えるようになった。

 地道に業務改善や教育を行っていった成果なので、転職してその権利リセットされるのはちょっと痛い。

 

転職後のデバフ効果が大きい

 たいていの企業新卒よりも中途の方が等級が低い。加えて勤続年収に比例する形で発生する手当もあり、どうしても中途がプロパー給料を超えることは少ない気がする。

 もちろん本人の努力次第では出世できる可能性もある。が、日系大手企業管理職がそこまで個々人の成果を確認できているかというとそうでもない気がする。

 

能力収入相関係数はさほど高くない

 ちょっとキモイ表現申し訳ないんだけど、「能力が高ければ高収入である可能性は高いけど、必ずしもその関係が当てはまるわけじゃない」ってことを言いたい。

 個人的に一番ギャップに感じた部分なんだけど、「新卒たまたま給料が高い会社に入れた」という事実が滅茶苦茶威力を発揮している。

 俺より設計力やプログラミング力、英語力が高い派遣さんはいるけれど、俺の半額くらいしか貰ってないみたい。

 子会社の人もそう。俺より優秀な人はたくさんいるけれど、結果的に貰う給料本社の方が高くて、「年収の話は子会社の人にしないでね」なんて言われてる。

 

 俺より高学歴だったり学生時代の成績が高い友達はいっぱいいたけど、俺より年収が高い友達はそんなに多くない。

 「スキルアップ転職を繰り返して年収アップ」論は正しいっちゃ正しいけど、1社に勤める人間比較してどれほどトータルの年収に差が出るのかいまいちわからない。

 まだまだ日本就活新卒採用が強力で、そこで金の切符を手に入れられるか否かが人生を大きく左右する気がする。

 

転職エージェントが世に憚りすぎてる問題

 以前転職エージェントを利用した際、転職をやたら煽る割に今の自分年収を超える企業や俺のスキルアップにはあまり相談に乗ってくれない。

 また俺の仕事に対する理解も甘い。エージェントと我々求職者の利害ってそんなに一致してないんじゃないかと思う。

 の割にD〇daだのテック〇ャンプだの、広告を山ほど見かける。本当に転職して生涯年収が上がる人、どのくらいいるのだろうか。

 

以上。もちろん例外もたくさんあるだろうが、「新卒で良い会社入社してそこで一生を過ごす」という行動が日本ルールに沿った最適解なんじゃないか個人的には思っている。

anond:20240630125413

株主税金払ってないと思ってたの草なんだが

ちなみに生涯年収分の20%だから一般人の何倍も払ってるぞ、おバカ

2024-06-26

anond:20240626111718

時給1150〜1500円のバイトしてる学生生涯年収で語ってるアホがお前。

水商売の後に「風俗なんて比べものにならないくらい稼げる大手企業就職 or 国家公務員になる」だけって最低限の想像力も無い底辺

2024-06-13

[]anond:20240613200534

https://utf.u-tokyo.ac.jp/project/pjt83

h抜きする意味が解らないのでリンクしておくね

地方母子家庭出身の女さんが東大博士号を取るまで

生活保護博士号ニキとか授業料値上げの報道かに触発された。

残念ながら、いわゆる理解のある彼くん要素がある。

長いと思ったら一番最後だけ読んでくれるとうれしい。

東大に入れたのは単純にペーパーテストがめちゃくちゃできたからだが、目指すようになったのは模試の結果を見た高校教師が勧めてくれたことがきっかけ。たぶん高2の春。

それから東大意識するようになって、現国問題で毎回おもしろ文章読めて最高〜、図書館で出典探して著者経歴を見ると東大出身者多いな〜、東大に行けばこういうおもしろい考えにもっと出会えるのかな??ぐらいの浅い動機東大第一志望にし始めた。

金のことはあんまり考えてなかった。

高校私立だったが奨学生として学費は全額免除してもらっていた上に(その条件で入学した)、民間団体が県住民対象でやっていた給付型奨学金支給されていた。

学力も授業だけで問題なかったので予備校に通う必要もなく、教育費はほぼゼロ

大学も同じように学力さえあれば行けるし、貧乏人にはそれ相応の奨学制度があってそれで何とかなると思っていた。だってそうあるべきじゃないか?

父親ギャンブルによる借金が原因で離婚し、母親非正規雇用で働き始めていたというのが数年前から我が家の状況だった。養育費もなく、突然働かざるを得なくなった母親は当然ストレスを抱えていた。その捌け口になったのが私。

自分の娘が東大に行けるはずがない、父親似の目つき・言葉存在その全てがとにかくムカつく、おまえもどうせ父親と同じだ、あんたは地頭が悪いからだめ、性根が良くなければ勉強なんてできたってなんにもならない。色んな言葉をぶつけられて、まあ限界でしたわ。

A判定しかない模試の結果を見せ続けてもだめ(ふーん、だから?)、日本学生支援機構の貸与奨学金の話をしてもだめ(あんたも父親と同じで借金踏み倒すんだろ!)、年収400万円以下が対象になる授業料免除の話をしてもだめ(ちゃん免除される保証がどこにあるの!?)、格安学生寮の話をしてもだめ(入れなかったらどうする、女なんだから余計な下宿費がかかる!)。

給付型奨学金地方のしょうもねえ高校全然情報はなく、先生たちも諦めるなぐらいしか言ってくれない。

自分で調べろって? 調べた上で給付型奨学金勘定から外していた。

募集人数がめちゃくちゃ少ないのに、「学業優秀」で「経済的に困難を抱えている」学生自分が「絶対に」該当するなんてどうして言い切れるんだ?

そんな不確かなものを頼みにできるわけがない。

地方、女、貧困が混ざるとこうなる事例としてぜひ参考にしてくれ。

制度存在することと、使えると認識することは違うんだ。うちの場合だけかもしれないけど。

結局「何とかなる」でゴリ押して、受験すること自体同意を得たのは高3の12月浪人なんてできるはずもないので、東大に落ちたらすでに受かっていた防衛大に行くつもりだった。とりあえず家から逃げることが第一目的に変わっていた。その上で大学おもしろそうなことを勉強たかった。そうじゃなきゃ生きている意味がないと思った。

無事に受験できて、合格した。合格たからってごちそうが出たわけでも金一封が出たわけでもなかった。

翌日に大震災。見事に被災して、なーーーーんも調べることもできないまま、ほぼ丸裸で上京した。

大学のこともなんもわからんし、クラスなんそれ、語学ごとに性格あるんだへー、五月祭なんてものがあるのかー、演習ってなんだ?

こんな感じ。臆病な自尊心合格発表前に色々調べておかなかった私も悪い。

ていうかみんな発言ちゃんとしすぎ、英語喋れすぎ、そしておしゃれすぎ。それに対して私は何もかもが終わりすぎ。

慣れない電車通学、週20コマの授業、母親言葉フラッシュバックで病んだ。健康診断の段階で精神科を勧められて受診はしたけど、医師震災サバイバーズ・ギルトですねで終わらせたのもあってその後の通院には結びつかなかった。

毎日何とか自殺先延ばしにして、大学に通い続けた。おもしろ講義を聞いている時だけは生きている感じがした。

そんな感じで大学と寮の往復で友人もできないまま夏学期が終わり、冬学期が終わった。試験対策が高度に制度化されているおかげもあって、単位には困らなかった。ぼっちこそ東大に行け。

2年生になって少しメンタル回復してようやく友人ができた。ようやくふつう大学生に近づけたと思った。3年生のときには友人の繋がりでのちの彼くんとの付き合いも始まった。

優秀かどうかは分からないけれど、友人になったのはみんな良い人たちだったし、私が母子家庭であることを公言していないせいか、友人たちが気を遣ってくれていたおかげか、対等な付き合いができたと思う。劣等感のようなものもそれほど感じなかった。仲良くなったのが都市部出身ゴリゴリ強者ではなく、地方中流〜上流家庭出身者ばかりだったというのも大いにあると思う。父親教授とか銀行員とか(母親は当然専業主婦)、そんなのばっかりだったけど。


仕送りは当然なかった。しかし、授業料全額免除家賃が月1万円程度の学生寮、さらには運良く引っかかった給付型奨学金のおかげで、経済的に困窮することもなかった。自分でも意外なぐらいに何とかなってしまった。

毎年授業料免除のために母親源泉徴収票を手に入れていたのだが、当時の母親年収200万に満たない程度である。たまに母親仕事が嫌になって無職になったり、転職を繰り返したりしていたので、提出書類をそろえるだけでも一苦労だった。

ちなみに震災の影響で提出できなかった書類を改めて提出するために訪れた奨学係で、たまたまリストを渡してもらえたか給付型奨学金に応募できた。


3年生になるとあっという間に就活ですよ。院進も国家公務員試験留学も考えてなかった。そういうのはタフでグローバルなふつう東大生がやるものなので。

自己分析しているとまた病んで眠れなくなった。家と大学図書館の往復の日々を過ごしてきた私に書けることなんてなかった。どうして自分ふつう東大生になれなかったのか。私と彼ら彼女らで何が違ったのか。

考えるのが嫌になって、手持ちのタマが切れた段階で就活をやめた。留年ぼんやり意識し始めて、さてどうしようとなったのが生活費授業料

特に遊びに行くわけでもなく、自炊を続け、節約しまくっていたのと、貸与型・給付型奨学金と細々としたアルバイトのおかげ何とかなりそうな貯金はすでにあった。

しか留年すると、奨学金は止まる上に、いくら世帯年収が低くても授業料免除対象から原則として外される。授業料分までの貯金はなかったし、家に頼ることはできなかった。

結局めちゃくちゃアルバイトをして授業料相当額を稼いで、留年に備えた。


「とりあえず留年」の先に何か目指している進路があるわけではなく、毎日自殺を考えていた。しかし、たまたま履修したゼミに救われて、大学院進学を考え始めた。もっと救われたかった。

成績だけは相変わらず良かったので、無事に合格できた。また、ようやくメンタル問題と向き合う決心がつき、学内カウンセリングに通った。留年した年の学費はこのために支払っていた気がする。

院進後は授業料免除奨学金も復活し、博士課程では生活費研究費付きのプログラム採用してもらえたから何とかなった。


博論書けない無理とふつう院生のように悩んでいたところ、身体を壊してしばらく入院することになった。標準年限の3年で上がれないのが確定したこと生活費のあてがないこと、研究アルバイトを両立させるような体力はないこと、その状況でまた授業料を支払わなくてはならないこと。何度も自殺は考えてきたけど、ついにその時が来たなと思った。

彼くんに頼ることは全く考えていなかった。しかし、結婚し、しか授業料も出すことをあっちから提案してきた。実は親戚に博士号持ちが多く、本人もかなり稼いでいたこと。これが「博士号取得にやたら理解のある彼くん」の背景にあった。

それまでは割り勘だったしお互いの家の話もロクにしていなかったので、そこそこお坊ちゃんであったことに驚くとともに、これが東大生の家庭なのかと惨めな気持ちになった。

しかし、自分人生にここまで賭けてくれる人がいるという事実は単純に嬉しかった。自分の救いのためだけではなく、応援してくれる彼のためにもさっさと博論を仕上げようと奮起し、かなり短期間で博論を仕上げて博士号を取った。

これがいかにして地方母子家庭出身の女が東大博士号を取ったかだ。要するに学力幸運に恵まれていたから。

高校民間公益財団法人東大の奨学制度博士課程学生向けプログラム、そのすべてに感謝している。うまくやれてる限りにおいて、選ばれる限りにおいて、多くを望まない限りにおいて、意外なほどに制度は充実しているというのが一当事者感想


まれながらに貧困だったわけではなく、しばらくはそれなりの生活を送り、両親もそろっていたので、ガチ不利層というわけではない。だから代表者ヅラする気はない。あくまで一つのケースとして見てもらうのがよい。また、学力自体最初から備わっていた。だから学力格差と関連する機会の平等の話ではない。

学力があっても受験自体が危うかったこと、経済的に一度でも詰んでいればそこで諦めていたであろうことが私がお伝えしたかった点である。詰まなかったのは単なる偶然。


博士課程の最後一年ふつう東大生が過ごしてきた環境なんだろうなとも思う。教育のために金を惜しまず、授業料を払い、衣食住が保障されて、何よりも心から応援してもらえる。率直にずるい。それなりにプレッシャーはあるし、生活保障されていても勉強研究が大変なのは分かったけど、でもずるい。

もちろん、そうじゃない人たちもたくさんいた。授業料免除申請の大行列、寮の住人たち、親との折り合いが悪く仕送りもないのに授業料免除から奨学金から対象外にされて私なんぞよりよっぽど厳しい経済状態にあった知人たち。彼ら彼女らと連帯することはなかったけれど、どうにかそれなりの人生を歩んでいることを願ってやまない。



授業料の値上げの必要性は理解している。国立大学法人改革はクソ。競争資金はクソ。

しかし、値上げの代わりに経済的に困難を抱えた層への支援を充実させる案には、次の5点の問題があることから反対の立場だ。むしろ授業料免除制度なんていらないくらいに、学生アルバイトで賄える範囲授業料を下げるべきだとさえ思う。

第1に、書類準備の手間。住民票、源泉徴収票アルバイト先・RA先生に書いてもらう収入関係書類、とにかく書類が多い。家族に提出をお願いする書類も多い。私の母親書類に関しては協力的であり、私自身の事務処理能力もそこまで低くないので何とかなったが、自分家族書類準備能力が不足している場合、あるいは家族が非協力的な場合、容易に詰む。しちめんどくさい書類を準備させる手間を経済的困難層に課すことは正しいことなのか? その手間を背負わされる学生たちを増やすことは正しいことなのか?

第2に、スティグマ。本当に困っている人の授業料免除されるならいいけどという言説はキャンパス内にも普通に存在した。生活保護と同じようなもので、授業料免除されているということは「恥ずかしい」。払えるものなら、こっちだってすばらしい授業と指導の対価として気前よく授業料を払いたかった。

第3に、高い授業料を払う層と授業料免除される層の発生による、「合格さえすれば平等であり対等なコミュニティの仲間である」という虚構崩壊

第4に、親との折り合いの悪い人々が制度狭間に陥る。学部生の場合独立生計を認められるハードルはめちゃめちゃ高かった。つまりたとえ親から仕送りが全く存在せず、世帯から恩恵を全く受けずに自分アルバイト等のみで生計を立てていたとしても、授業料免除対象に入れてもらえない。個人的にはこれが一番の問題。「親との折り合い」を判定条件に入れて、不正を見逃さずに、本当に支援必要学生を正しく判別できるのか? できるなら教えてくれ。そしてすぐ実行しろ。もしかしたらすでに改善されているのかもしれないけど。

第5に、留年すると原則対象外になるので、失敗・留年覚悟の挑戦ができなくなる。


他方で、なぜ高卒の人々には支援が行われずに、同じ年齢の大学生に対してのみ支援が行われるべきなのか、私には分からない。日本社会の発展に繋がるから? 勝手に期待して我々の未来を決めないでくれ。

高卒の人が一足先に社会で働いて収めてくれた税金が巡り巡って私の就学を支えていてくれていたこと、しか学歴理由に彼ら彼女らが下に見られること、さら生涯年収に大きな差が生まれることを考えると、勉強ができて大学入学できたというだけで大学生が優遇されていて非常に不公平だと思う。若者支援というくくりで全員に対して支援をやらないとおかしい。

最後、一番言いたかたこと。

結局東大に金がないのが悪いんだから、「貧しい家庭出身でも能力があるなら東大に行ける」、そういう理想を守りたいんなら自分で金を出してくれ。つまりみんな直接東大に寄附すればいいよ。「修学支援事業基金」っていうまさにその目的のための基金もある。

ttps://utf.u-tokyo.ac.jp/project/pjt83

ちなみに税額控除対象政府に回る金を減らして直接自分の思う公益のために金を投下できるすばらしい制度税額控除だ!

理想を実現するためには金がいる。金もさないくせにごちゃごちゃ抜かすな。口だけの偽善者になるな。

6月13日現在の今年度の寄付総額は約130万円、寄付件数は80件だ。

この数字が増えることを楽しみにしている。

2024-05-21

anond:20240521163703

でもこのレベルじゃ生涯年収で言えば大したことないやろ

承認欲求は満たされるのかもしれんけど

anond:20240521143346

大谷なんか数年間玉遊びしてるだけで一般的サラリーマン生涯年収10倍以上を稼いでるから

世の中狂ってるわ

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