「逆行列」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 逆行列とは

2024-08-30

レベル分け説明: SVDとはなにか

SVD (特異値分解) について、異なる難易度説明します。

レベル1: 幼児向け

SVDは、大きな絵を小さなパーツに分ける魔法のようなものです。この魔法を使うと、複雑な絵をシンプルな形に分けることができます。例えば、虹色の絵を赤、青、黄色の3つの基本的な色に分けるようなものです。

レベル2: 大学生向け

SVD (Singular Value Decomposition) は、行列を3つの特別行列の積に分解する線形代数手法です。

A = UΣV^T

ここで:

SVDは次元削減、ノイズ除去、データ圧縮などの応用があります。主成分分析 (PCA) とも密接な関係があり、多変量解析や機械学習で広く使用されています

レベル3: 専門家向け

SVDは任意複素数体上の m×n 行列 A に対して以下の分解を提供します:

A = UΣV*

ここで:

主要な理論性質:

1. A の階数 r は、非ゼロ特異値の数に等しい

2. A の核空間は V の r+1 列目から n 列目によってスパンされる

3. A の値域は U の最初の r 列によってスパンされる

4. σ_i^2 は A*A (または AA*) の固有値

5. ||A||_2 = σ_1, ||A||_F = √(Σσ_i^2)

数値計算観点:

応用:

1. 低ランク行列近似 (Eckart–Young–Mirsky の定理)

2. 総最小二乗問題の解法

3. 擬似逆行列 (Moore-Penrose) の計算

4. 条件数評価: κ(A) = σ_1 / σ_r

高度な話題:

レベル4: 廃人向け

1. 関数解析一般化:

  • コンパクト作用素 T: X → Y (X, Y はHilbert空間) に対するSVD
  • Schmidt分解との関連: T = Σσ_n(·,v_n)u_n
  • 特異値の漸近挙動: Weyl's inequality と Lidskii's theorem

2. 無限次元への拡張:

3. 微分幾何学解釈:

4. 代数幾何学視点:

5. 高次元データ解析:

6. 量子アルゴリズム:

7. 非線形SVD:

8. 確率論的アプローチ:

9. 計算複雑性理論:

10. 偏微分方程式との関連:

- SVDを用いた固有値問題の解法 (Sturm-Liouville問題等)

- 非線形PDEの低次元モデル化 (Proper Orthogonal Decomposition)

2023-12-10

マッチングアプリで知り合ったせんせいのお時間ドラマCDコンプリートしてそうなアラフォーで小太りの弱者男性の話です

その男ITエンジニアらしくAIにも詳しいらしいのです

ちょうどAIについては私も最近勉強し始めたのでクラメールラオの不等式やムーアペンローズ逆行列と言った統計解析が難しい😅

大学時代のことをやり直してるって話しました

するとその弱者男性きょとんとした顔で驚きました

はえ。。。機械学習って学部教養レベル簡単統計線形代数とかの数学知識がいるよね?って尋ねました

するとその弱者男性さん難しいことはわからないみたいな感じでした

よく聞いてみるとチャットGPTで遊んでるだけのようでした

よくよく聞いてみるとITエンジニアというのもコンピュータ専門学校ゲームプログラマコース卒業して今は家電量販店パソコンインストールをしてるだけと知って呆れました

なんで弱者男性って専門分野の知ったかぶりするの?

2022-06-26

anond:20220626151746

はじめて作ったのって吐き出し法で逆行列求めるプログラムとかなんだけどそういう話でいいんだろうか?

まあ俺はプログラマーじゃないしプログラミング嫌いなんだけど(でもやらざるを得ないからやる)…。

2020-09-27

逆行列求めるのおもしれ~~

パズルみたいでおもれ~~~

2018-12-27

anond:20181227213048

横だけど、こういうやつ。

数値計算の主要部分である10億×10次元クォーク演算子行列逆行列計算では、「京」に特化したコード開発を行った。ノード内の8コア並列に適した領域分割を行い、単精度前処理(ルッシャーのSAP前処理とSSOR前処理)を用いたBiCGStabソルバーで、16~4096ノード使用した計算で、25%以上の実行効率を達成した。

https://www.r-ccs.riken.jp/r-ccssite/wp-content/uploads/2016/06/imakore_5-1.pdf

これラズパイWi-Fiでつないだら解けんのか?

2018-09-21

[]今の子たちは行列を知らない

ブコメ読みました。どうもありがとうございます

トラバは伸びすぎてまだ全部読めていません。(スレッドたためないのかな?)

行列いらないよという方が意外と多いですね。専門によってずいぶん意見が変わるようです。

ざっと読んで目にとまったぶんをまとめてみます

数学行列いらないよ派

抽象代数をめざすので2x2の泥臭い計算練習などいらん、ということですね。

かに数学を使う応用分野に進む子と数学自体研究対象にする子では必要勉強が異なるでしょうね。

数学科のことを考えていませんでした。

プログラマ行列いらないよ派

最後高校線形代数を教えろ」じゃなくて「行列をなくせ」になるのですか?

学校中途半端に教えるとそれ以上勉強しなくなる??

同じようなことを言っている人が何人かいらっしゃいました。(ゲーム業界?)

私にはちょっとピンとこないのですが、その業界の人たちがそういうのなら何か事情があるのでしょうね。

物理科は困るよ派

行列なくなるとちょっと困るよ

私は物理科なのですが行列がなくなると困る派です。

線形代数大学で教えるでしょ?というのは確かにそうなのですが、1年生に教える物理の授業内容に影響が出ます

物理科で1年生に教える科目は主に「力学」「電磁気学」、大学によっては「相対論」の入門を教えていたりするのですが

行列がなくなると座標変換が使えません。行列を使わないで無理やり書き下すこともできますが式の見通しが悪くなりますね。特に相対論

逆行列を知らない。回転行列を知らない。座標変換のイメージがつかめないという子に対応しなければなりません。

ベクトルがなくなるととても困るよ

2024年文系からベクトルがなくなります。(復活した数Cに入ります。数Cは理系科目)

それに対応しておそらく物理基礎はベクトルが使えなくなります

(全部1次元で教えるの?力の合成は?電磁気はどうするの?)

実は1997年にも似たようなことがありまして

微分方程式消滅文系から微積が削除された際に高校物理で数式が扱えなくなりスッカスカになりました。

物理科ではずっと問題視されているのですが現在に至るまで救済されず。

さらに削減が進むということですね。

大学では一般教養物理を教えている人が影響を受けます

ベクトルなしで何を教えるのか?全く想像がつきません。

行列を削除して何を教えているの?

数学では「データ分析」が大幅に増えました。現在学習指導要領こちら 

高等学校学習指導要領(ポイント、本文、解説等):文部科学省

とね日記さんによる次期学習指導要領のまとめと感想

次期学習指導要領(高等学校、数学、情報)について思うこと - とね日記

こちらも参考になります

学習指導要領の変遷

確率統計が増えている

数学Bに 確率変数と確率分布/二項分布/正規分布/母集団と標本/統計的な推測の考え などが入っています

次期学習指導要領では数学Iに 四分位偏差/分散/標準偏差/相関係数 などが入ります

数学に「数学活用」という科目ができた

教科科目
数学数学I,数学II,数学III,数学A,数学B,数学活用(←new!)

(1) 数学人間活動 数学人間活動にかかわってつくられ発展してきたことやその方法理解するとともに,数学文化とのかかわりについての認識を深める。

ア 数や図形と人間活動

数量や図形に関する概念などと人間活動文化とのかかわりについて理解すること

イ 遊びの中の数学

数理的なゲームパズルなどを通して論理的に考えることのよさを認識し,数学文化とのかかわりについて理解すること。

(2) 社会生活における数理的な考察

社会生活において数学活用されている場面や身近な事象を数理的に考察するとともに,それらの活動を通して数学社会的有用性についての認識を深める。

社会生活数学

社会生活などの場面で,事象数学化し考察すること。

数学的な表現の工夫

図,表,行列及び離散グラフなどを用いて,事象数学的に表現考察すること。

データ分析

目的に応じてデータ収集し,表計算用のソフトウェアなどを用いて処理しデータ間の

傾向をとらえ予測判断をすること。

社会生活との関連から数学を学ぶ」そうです。

行列残っているじゃん、とおっしゃる方がいましたがこれ残っていると言えます??

少なくとも1年生の過半数行列を習ってないというのですから実質ないも同然なのでしょう。

次期学習指導要領では廃止して「理数探究仮称)」が新設予定だそうです


情報」という教科ができた

数学ではないのですがはてなー的には気になる話題だと思うので書いておきます

2003年から数学国語に並んで「情報」という教科ができました。扱う内容はかなり本格的で

高校教科書がすごい!と度々話題になります

高校で使われているプログラミングの教科書を全部購入して比較 (情報の科学) - Yusuke Ando a.k.a yando



上のブログではすべての教科書を読み比べて比較をしています面白いのでよかったら読んでみてください。

anond:20180920074911

2018-09-20

またブクマカーが知ったかぶってるし

お前らって本当に知ったかぶるんだなぁ

高校行列計算方法を習ってない事が、その後の数学学習デメリットになると思うか?線形独立線形従属概念を学んで行列式が求まること、求まらない事の幾何的な意味を知り、代数法則を知り多次元行列と部分空間価値理解した上でのアフィン変換行列があっての三次元CGでのアフィン変換がある。概念理解しないで単に行列計算が出来る程度の教育なんて無価値なんだからなくなって正解なんだよ。必要人間大学線形代数をやるときに、法則と同時に演算方法原理原則理解すればいいし、逆行列計算方法を覚えればいいんだよ。固有値固有ベクトル意味理解できない半端なプログラマが増えてるのって、高校での機械的教育のせいだろうとすら思ってる。行列使って連立方程式が解けることを知ってる事が、どれだけ意味あるんだろうね?

ブクマカ機械学習がーとかAIがーとか言うけど、必要なのは線形代数II以降の話で、高校でちょろっと計算方法知ったところで無価値なんだよ。逆に線形代数をやるときに変な思い込み負債になるくらいだから無くしていいものとすら教えていて思う。教育としては線形代数統合的にやれば良いというのは間違いじゃないから、削除は改善ですらある。畳み込みのタの字すら知らんアホが機械学習を語るなって。お前らの心配なんか無駄無駄

anond:20180920074911

“単に行列計算が出来る程度の教育なんて無価値AR実装したとき行列計算必要になった。結局ネットで調べながらやったんだけど、過去に触れたことがあるという思いか心理的障壁は少なかった気がする。

結局、このレベルの話になっちゃうよね。こんな程度なら「ゲームプログラミングのための3Dグラフィックス数学」みたいなラノベ入門書)を1日読めば済む話でしかないだろう。AI研究する人たちがどうとか言う話は情報工学科で、将来的に情報幾何必要になった時にキャッチアップできる程度の数学教育をどこまでするのか?って話で、全然次元が違う話。情報工学科を選択する子供を増やすためにプログラミング教育を拡充していく過程で、3DCGの触りをやらせたいとしても、道具として座標変換程度のことをやるのに複雑な知識なんぞは一切要らないからな。だいたいライブラリから関数呼び出すだけで使える。

話は変わるが、数学ラノベなら「ゼロから学ぶ線形代数」がおススメ。あれなら誰でも理解できて、授業でやる計算方法練習より手軽に線形代数面白さを味わえる。

2018-05-11

[]

愚の直行

愚の骨頂の言い間違い 転置行列逆行列とは関係がない

2012-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20120120152748

方程式線形なら、その方程式系の性質を調べる一般的な枠組みを線形代数学と言う。

線形方程式系が解を持つ条件は、変数の数と方程式の数が同じなら、その係数行列逆行列を持つということと同値

行列逆行列を持たないとき、その行列行列式が0になるので、例えば2次元かつ方程式2つなら、それらがどのくらい「平行に近いか」と「行列式がどれくらい0に近いか」が関係ある。

変数の数より方程式の数が多いとき行列が正方行列でなくなるので、逆行列存在しない。

でもその場合でも、(ムーアペンローズの)一般化逆行列というものを求めることができて、これを使うと「全ての方程式を最大限満たす解」を書き下すことができる。

この「最大限満たす解」が「完全に満たす解」であれば解が存在することになる。その条件も一般化逆行列による記述を使えば調べることができるだろう。

もっと高級なこと言い出すとジョルダン標準形がどうとかいう話になるかもしれないけど…。

非線形場合は基本的に、一般的に調べるのは難しいと思う。

局所的に線形化して調べるくらいしかいかも…。

しかし、こういうのをネットで簡単にいろんな人に訊けるというのはほんと羨ましい。

俺の頃にもこういうのがあったら良かったのになあ…。

http://anond.hatelabo.jp/20120120150936

一般の非線形の話してんの?変数次元は?

「2つ」って言ってるところからして非線形かつ2次元の想定だと思うけど。

線形2次元かつ方程式3つ以上なら、直線が囲む面積と一般化逆行列の特異値かなんかの関連とかありそうだけど。

2008-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20080621184000

連立方程式行列で一般化されるのは、行列がそういう目的で作られたから。

逆行列を使って解けるのは便利だし、解けない場合が存在するというのも逆行列

経由すると理解しやすい。

指数対数も便利。掛け算や割り算が、足し算と引き算になるから。

対数を使った単位のdBなんかもある。

でも平均する場合は、いったん逆対数変換をしないといけないのが面倒。

電気関係を学ぶと虚数が実際に存在する数だと感じられる。

複素数の表示に直交座標のガウス平面でなくて、スミスチャートを使うと無限の範囲が

有限に収まるのでこれまた便利。実はよくわかっていないんだけど。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん