はてなキーワード: 凌辱とは
ごくありふれた、あと2, 3年で30歳を迎える交際経験ゼロの童貞男性。
昔から性嫌悪や男性嫌悪の傾向があって、元々強い方ではなかったが最近、性欲を完全に失ったのではないかと思う。
友達が少なく、こういう下の話をする機会がなく、一般的な男性の性欲がどんなものか分からないので聞いてみたい。
同い年の唯一の友人はまだまだ現役で、年間1000回も自慰をするというから驚きだ。
性欲減退について、MSDマニュアルにあるように「性的思考を抑圧する考え方が身についていること」これは非常にあてはまる。
自分はいわゆる「賢者タイム」の影響を強く受けやすいタイプなのもあって、幼少期から自慰行為そのものに罪悪感を覚えていた。自慰をしたことで何か罰が当たるのではないか、という思考だ。
「性的思考を抑圧する考え方」を持つに至ったきっかけを説明するとかなり長くなる(読む人がいればだが)。
兄が中学生になって性に興味を持ち始めた頃、小学生だった自分もエロサイトを(半ば強制的に)見せられた。
内容の理解は出来なかったが、こうして性知識を得たのは小学2, 3年生とかそれくらいだったろう。
その当時(20年くらい前)はフラッシュ全盛期で、AVよりもアニメ調のエロフラッシュに多く触れたということが後の志向に影響していると思われる。
小学生・中学生の頃はまだ、好きな女子をオカズに自慰をすることがあったが、中学3年生の時に好きになった女子のことをどういう訳か神聖視するようになった。
(自分が厳格な家庭環境で育った、あるいは宗教的背景があった、などが一切ないことを述べておく)
自分の中で勝手に彼女を美化して穢れのない女性だと認識し、この子で自慰をしてはいけない、と強く思うようになった。受験期だったのもあるが、中3の1年間は一切自慰を行わなかった。
自分が高校生になって、アニメを見始めると自慰のオカズに二次元キャラクターを多用するようになった。
(そもそも、AVの成人女性よりも自分と同年代のJC, JKに興味があったが、無論そのような児童ポルノが存在するはずもなく…)
その反面、無垢で可愛らしい二次元の女の子に、己の薄汚い性欲をぶつけることに強い罪悪感と嫌悪感を抱くようになった。性欲と相反する罪悪感・嫌悪感の二律背反に苛まれ、自慰の度に自己嫌悪を増していった。
次第に、自分の愛着のある作品のキャラクターのエロ二次創作を避けるようになり、全く知らない作品へ、更にはオリジナルイラストへと範囲を狭めていく。
そんなことを繰り返していくうちに、「可愛いアニメキャラクターを正当に愛するためには、エロから脱却しなければならない。(オリジナルだとしても)裏で二次元の女性に欲情するのは不誠実である」との思考に至り、自慰行為を控えるようになる。
意思が弱く、なかなか自慰を完全に絶てなかったが、大学院で研究・社会人で仕事が忙しくなると自然と回数が減った。そして最近、コロナ禍でテレワーク環境が生まれたことで家に常に親がいる環境になり、完全に自慰を絶つことに成功した。
ところで性嫌悪に関する記述がすっぽり抜けてしまったが、自分の見てきた二次元のエロの世界では
女性が凌辱されたり、あられもない姿で羞恥を受けたり、(和姦であっても)太った気持ち悪いおじさんと性交していたり、
煽情的な仕草をしている(させられている)という風に、極めて男性が喜ぶように歪められた世界のように見えた。
(初めて観たエロアニメが、「奥手な両想いの男女関係に対して、降って湧いたチャラ男が強姦して無垢な処女を快楽漬けに寝取る」というもので非常にショックを受けたのも大きいと思う)
また、生きていくうちに自然と、「女性は慎ましく淑やかでいなければならない」という思考が染み付き、スラット・シェイミング的にAVに関しても嫌悪感が強かった。
獣のように腰を振り、はしたなく懇願して嬌声を上げる男女の姿が非常に醜く映った。
自慰による自己嫌悪とともに、性に対する嫌悪も強まっていった。
2次元・3次元同様に、性に対する男性の「加害性」のようなものを強く感じ、己の男性性(女性を性的な目で見てしまうこと、性的消費すること)にも嫌悪している。
自分を棚に上げているように見えるかもしれないが、自己嫌悪を拡大させて男性嫌悪しているということだ。
話が長くなったが、つまるところ本能的な性欲を理性で押さえつける構図が成立したことで、性欲を失った。
正直なところ性欲が全くない訳ではなく、経験として一度は性交してみたいという感情も恥ずかしながらある。
前述の性嫌悪と相反する感情であり、だからこそ己を恥じて、よりいっそう自己嫌悪を深める原因なのだが。
しかしながら、やはり二次元の女の子を愛するには童貞を守り、性から離れ、女体を知るなどということは避けるべき禁忌である。それに(今は後ろめたい理由で仕方なくやっているのではないのかもしれないが)風俗など「金で女を買う」という行動も、そちら側の人間になってしまうと一生二次元の女性を愛する資格を失ってしまうため、これもまた禁忌だ。
そして世の中の問題はやっぱり、大勢の人が困ってるものから手を付けて
それがだいたいなんとかなったらその次に規模の大きな(当事者数の多い)問題…ってうつっていくもので
その上で、BL問題は問題なんじゃないわけじゃなく、単に後回しなだけだと思う。
実際現存するBL作品の殆どが「困難に直面する二人が幸せになるまで(少女漫画文脈)」を描くものばかりであり
(読み手としてもそう判断でき、書き手本人もそう公言できるもの)
受ける側が攻める側に人権無視されたり、男様には勝てません♡みたいな主張が要点だったりしないし
あっでもこれあくまで妄想なんで不快でもスルーよろ、みたいな逃げ方をするケースもなく
二次創作に至っては、権利保持者から怒られが発生したら即解散という共通意識がものすごく強いため
マジで不快だからやめてという苦情が実際男性向けほどあがってこないんだよね
それなのに、増田の言ってくれた通り、問題意識や危機感は同等といえるくらいにはきっちりあるという
だから女(地球上の40%が該当)を凌辱した作品を当たり前のように楽しみたいなら
それなりに面倒なことちゃんと頑張れば?と思う。
それかBLのように、映画化なりドラマ化なりしてもらえる程度には少女漫画文脈(いわゆる両思い和姦もの)が9割になるようにすればいいと思うよ
売上よりゾーニング優先が伝わる活動をちゃんとするとか、売上から現実のレイプ被害者への物理援助とかさ、イメージアップなんていくらでもできるでしょ