はてなキーワード: フリクションとは
ではセルクマする潮流の元はどこかといえば、やっぱりTwitterだろうと。
Twitterの仕組みというのはとても残酷で、売れてるやつほど売れる仕組みになってる。
つまり売れるには売れてるやつに絡むか、売れてるやつの土俵と同じ土俵に立たなくてはならない。
この問題を極端に深刻視する人々外人がアカウント購買に手を出してニュースになることも珍しくない。
いま増田もセルクマしなければほぼ無視という状態になりつつある。
特に深夜帯に投下されたものを見直すサバカレーという変な人がいなくなって余計にそれは加速した。
言いたいことはTwitterと同じだ。
数字の土台に最初から乗ったやつだけが中身を差し置いて数字だけで勝利し、有用なツイートは埋もれてしまう。
結果的にTwitterのコンテンツはスピード特化型の消費しやすく忘れやすいものばかりが揃うことになった。
そしてそうしたものは薄いので、某100日のように猛烈なフリクションを起こす。
言ってしまえばこれは、現実社会における上級市民でなければ教育が受けられない、まともな職につけない問題とリンクしている。
あれフリクションのお尻で反応するで
ICEは効率の点ではEVに遥かに及ばないよ。印象だけでは語るとデマになるので、少し計算した方が良い。
原油⇒精製(90%)⇒輸送(98%)⇒エンジン(30-40%)⇒変速機(80-90%)
=20%-35%程度
一番の問題は、熱機関は最良でもカルノーサイクルの壁を超えられないこと。つまり入力と出力の温度差による限界が来るわけ。
エンジンの素材は金属なので、良くても数百度とかにしかできないわけで、予算度外視でどんなに効率をよくしても量産車で60%に至ることはありえない。
エンジンはアルミか鉄なわけで、そこまで高温にできない。それで30-40%止まりと言うわけ。最近50%近いエンジンができたーとか言うニュースもあるが、もう熱力学上、天井は見え始めている。これは物理学なので、どうしようもならない。
(ちなみに、燃焼温度を上げると今度はNOxなどの問題が顕在化してくる。そのため、むしろEGRなどにより温度を下げるのがトレンド。エンジン開発はいろいろなトレードオフなのだ。)
ディーゼルエンジンは効率が比較的高く、CO2の排出もガソリンエンジンよりも少ないとされるが、NOx/PMなどの排出が多い問題がある。NOxについてはマツダが頑張って尿素SCRなしのエンジン作ったけど、結局、PMについては、DPFを用いて微粒子を捕獲している。そのDPFの煤焼き運転必要だったりするので、その分の燃料は無駄になるわけだよね。
で、エンジン車の問題として、トルクバンドが上のほうにあるので、クラッチ、トルクコンバーター等と変速機が必ず必要となる。その際にロスが出てしまう。AT/MT/DCTは段数が少ないとパワーバンドを生かしきれない。段数が多いと重い。CVTは滑るし、CVTフルードは温まるまで粘度が高くてロスになる(ダイハツはCVTサーモコントローラーとかで頑張ってるけど)。
エンジンの熱効率が50%に達したという記事(JSTの「革新的燃焼技術」)で反論する方がいらっしゃるが、そのエンジンは実験室の563cc単気筒エンジンだ。もちろん単気筒なんて自動車では振動などで使い物にならないから、最低でも3気筒からとなる。そうしたときに、気筒が増えて動弁系などのフリクションの発生によって効率は下がるはずなので、そのまま量産車に適用することは難しい。実用車では気筒数増加による動弁系の負荷、オルタネーターなど補機系の負荷などもかかってくることも頭に入れておきたい。
日産が45%のエンジンを開発しているとの記事もあるが、これはe-Powerの「発電専用」エンジンだ。ハイブリッドなので、こういう芸当が可能だ。
45%からは数%上げるだけでも相当血のにじみ出るような開発の労力がいるだろう。
燃焼温度はアルミや鋳鉄の融点よりも遥かに高いと言う指摘があった。その通りです。
しかし、熱力学を説明したかっただけで、例えば入口・出口の温度差を数万度にしたならば、熱効率はかなりのものとなるが、そんなものは物性的に不可能ということを示したかった。
原油⇒火力発電(超臨界発電) 50-60%⇒送電 (95%) ⇒バッテリへ充電(90%)⇒変換(96%)⇒モーター(95%)
=39-45%
PHEV, BEVの場合、上に示したうちで一番効率の悪い「火力発電」の部分を再生エネルギーや水力に転嫁することで、CO2削減を目指せる。もちろん、原発にしてもCO2は減らせる。
なお日本の火力発電所のSOx/NOx排出は海外に比べてもとても少なく、優秀である。
発電所の部分では、現状でも50-60%の効率は稼げる。なぜ熱機関なのにここまで効率が出せるかと言うと、巨大なプラントで高温に耐えるコストの高いタービンを回してるから。
それによって熱機関の効率が高められるから。車のエンジンは小さくてスケールメリットが働かないよね。でも発電所レベルなら巨大で、コストも充分かけられるのでこう言う芸当ができる。
で、電気の輸送に関しては送電線なので一度つなげたらしばらくはCO2を出さない。送電の効率も超高圧送電(100万ボルト以上)によって高まっている。
また、インバーターとかモーターに電気を流す部分はパワーデバイス(GaN等)の発展によってどんどん効率が上がっている。
なお、モーターのトルク特性としてエンジン車のように変速は不要のため、クラッチ・トルコン・変速機などによるロスはない。将来、インホイールモーターが実用化されれば、モーター→タイヤへの伝達効率はさらに上昇する。
ちなみに、xEVは回生充電もできるために、ブレーキ時に運動エネルギーがICEほど熱に変わらない。
(一方ICEはエンジンブレーキを使ったとしてもエネルギーに変えているわけではないので(多少オルタネータの充電制御は入るが)、ブレーキ時には運動エネルギーを熱にしてしまう。せっかく石油を燃やして運動エネルギーを得たのに、そのエネルギーを回収しないで熱に変えるわけ。)
まあxEVが回生できるとはいえ回生時にパワーデバイスとかの充電ロスがあるから、実はコースティング(回生も何もしない)で空走した方が距離を稼げる。なので、前の信号が赤にかわったとき、EVに関していえば、ブレーキも何も踏まないで空走状態を維持し、空気抵抗だけで0kmにするのが一番効率が高い。まあ、そんなことしていたらノロノロすぎてウザがられるので、妥協点として回生ブレーキを使ってちょっとはロスするけど、エネルギーを回収しながら止まるってことだね。
(ICEだと、エンジンブレーキを積極的に使って、ブレーキを踏まない運転を心がければ良い。やってはいけないのは、Nに入れて空走すること。Nに入れるとエンジンはアイドリングを維持するために燃料を消費する。ギアを入れたままエンジンブレーキをかけると、その間は燃料噴射をやめても回転が維持できるので、エンジンは燃料噴射をやめて、実質消費はゼロとなる。)
バッテリーの製造時の負荷は確かに高い。しかし、製造には電気を使っているので、電力構成によりCO2の排出は変わる。つまりグリーンなエネルギーを使えば問題なくCO2を減らせると言うこと。
なお id:poko_pen がマツダのWell-to-Wheel理論を持ち出しているが、あれば古い時代のバッテリー製造時のCO2データを使っていて、CO2排出を過大評価している。最近のテスラのLi-ion電池工場では、再エネを利用して製造しているのでCO2は少なくできる。こうした、製造時のCO2排出の問題は工場や電源構成をアップデートしていけば減らせる問題だ。
(マツダはBEVよりもICE派で、SPCCI(圧縮着火)とかで頑張ってるから、バイアスがかかってるのは仕方ないと思うね。私は内燃機関とデザイン周りで頑張るマツダは大好きだけど、SKYACTIV-Xが思ったよりも微妙だったから株売っちゃったわ。)
Li-ion電池に10%含まれるリチウムは、採掘時に水を大量に使ったりする問題はある。ただ、これは「製造時」に限った話であり、内燃機関を使うたび、原油のために油田をあちこち掘り返したり、オイルタンカーが座礁して原油を撒き散らしたりするのに比べれば遥かにマシというものだろう。
xEVには必要となる貴金属類には依然として供給リスクとか採掘時の「児童労働」とかの問題を孕んでいる。ここら辺は全世界的に解決するしかなさそう。需要が増えれば、世界の目がこう言う問題に向くはずなので、我々技術者はそれを期待するしかない。
例えば沖縄は石炭火力の比率が高いため、EVの効率を持ってしてもCO2の排出がHVとかより高くなる。しかし、それ以外の都道府県ではICEよりBEVの方がCO2が低い。原発が動いていない現時点でもね。
PHEVはもちろんICEより遥かにCO2を出さないが、BEVには勝てない。ただ、電力構成によっては逆転もありうるが、ほとんどの都道府県ではBEVの方がCO2を出さない。
(追記: anond:20200211034316 に FCEV vs BEV の効率比較を書いた)
燃料電池車に関していえば、無用の長物と言える。水素を製造する場合にも電力が必要だが、まあこれを再エネで行ったとしても、水素の輸送とタンクに注入する際の水素の圧縮時のロスは非常に大きい。その圧縮の際に再エネを使ったとしても、結局そのエネルギーでBEVを充電した方が効率がいいのだ。
そもそもBEVならば、送電線さえあればいいわけで、わざわざ水素のように輸送する必要がない。
また燃料電池は化学反応なので、アクセルレスポンスが遅いと言う欠点があり、反応のラグを補うために燃料電池車には結局バッテリーが積まれている。
ただ、航続距離は長いために、俺は現代におけるタクシーとかのLPG車みたいに細々と残るとは思う。航続距離が重要なトラックやバス、タクシーなどには燃料電池が使われるかもしれない。
効率以外にも、めんどくさい高圧タンクの法定点検とか、割と問題は多い。水素ステーションは可燃性の水素を貯蔵するわけだから、EVの充電スタンドよりも法的なめんどくささがあるのも確か。
これは燃料電池車より論外。カルノーサイクルに縛られてしまうので、電気分解よりも効率が悪くなる。水素の使い方としては燃料電池よりも悪い。
再エネは不安定と言われる。確かに自然相手なので、予測も難しい。しかし将来的にEVが普及すれば、EVをバッファとして利用することで、不安定さを吸収しグリッドを安定させられる。
これは再エネを導入する動機にもなる。職場に着いたらEVにCHAdeMOを挿しておいて、電力の需給バランスに応じて充電開始、とかが普通になるかもね。
BEVは寒さに弱い。リチウムイオン電池の特性上、寒くなると容量が可逆的ではあるが減る。そのためテスラにはバッテリーヒーターが搭載されている。(ちなみに、寒いノルウェーでもテスラが爆売れしているし、なんと新車の半分くらいの売り上げがBEVという。もはや寒さは問題ではないのかも?(まぁ優遇政策があるからだけどね))
FCEVも寒いと反応が弱まって出力が減るので、そこらへんは考慮されている。
一方ICEも、冬になると燃費が悪化するとされる。US DoEによると、理由は、オイルの粘度低下、温度上昇までの暖機、ガソリンの配合が夏と違う(日本でも同じかは謎)など。他には空気密度によるエアロダイナミクスの悪化とかがあるがこれはEVでも同じだ。オイルなどが原因となって燃費が悪化するのはICE特有だろう。
BEVはまた暑さにも弱い。Li-ionは熱によって不可逆的なダメージを受けて、寿命が縮む。そのためテスラにはエアコンを利用する水冷バッテリークーラーが搭載されている。リーフは空冷で、これが問題だったのか、劣化の問題でざわついていたリーフオーナーも多かった。今は改善されているらしい。
URLを多く貼るとスパム認定されるから貼れないけど、US DoEとかCARB、日本だと日本自動車研究所あたりの公開資料を見ればソースに当たれる。
一つだけ、EV vs ICEの効率について、13分程度で詳説してある動画のURLを貼っておく。英語で字幕もないが、割と平易なので、見てみてほしい。論文ソースは動画の中でよく書かれている。
「製造時の負荷」「化石燃料の発電でEVを使うのは利点あるのか?」「リチウム採掘の負荷」の3つで説明されている。簡単に箇条書きにすると:
https://www.youtube.com/watch?v=6RhtiPefVzM
前述のようにマツダはEVと自社のICEについて、Well-to-Wheelでライフサイクルアセスメントで比較している。その比較におけるLi-ion製造時のCO2排出量のデータだが、2010年〜2013年のデータとなっており古い。しかも、Li-ion製造時のCO2の排出量は研究によってばらつきが大きく、いろいろな見方があり正確性があまりないのが現状。また現状を反映していないと考えられる。例えばテスラ「ギガファクトリー」のように太陽電池をのせた自社工場の場合などについては考慮されていないのが問題だ(写真を見ると良い、広大な敷地がほとんど太陽光で埋まっている)。
また、マツダの研究はバッテリー寿命を短く見積りすぎている点で、EVのライフサイクルコストが大きく見える原因となっている。テスラのようにバッテリーマネジメントシステム(BMS)がしっかりとしたEVは寿命が長く、またLi-ionの発展によって将来は寿命を伸ばすことは可能だろう。事実、今まで電極や電解質の改善によってサイクル寿命は伸びてきた。
テスラは現時点で最も売れているわけだし、このことを考慮しないのは少々ズルいと言える。
"Why Hydrogen Engines Are A Bad Idea" でYouTube検索したらわかりやすいが、噛み砕くと
あと補足すると「エンジン」は爆発によるエネルギーを使っているが、全てを使い切れていないこと。十分に長いシリンダーを使って、大気圧まで膨張させるならエネルギーをかなり取り出せるが、そんなものは実用上存在できないので、爆発の「圧力」を内包したまま、排気バルブを開けることになる。この圧力をターボチャージャーで利用することも可能ではあるが、全て使い切れるわけではない。
あーでも、水素エンジンのメリットが1つあった。燃料電池(PEFC)は白金を必要とするため Permalink | 記事への反応(16) | 01:34
と言っても、百均の練習テキストにガリガリ書き込んでいるだけ。
1日大体30分くらいやっている。毎日毎日やっているわけでもなく、サボる日もある。
平日の夜や休日に、家でぼーっとPCを眺めたりスマホでゲームしたりしている時間を有効活用しようと思いつきで字の練習を始めた。
綺麗な字に憧れていたし、書き方の癖がすごいので(紙を45°斜めに傾け、ぎっちりペンを握りこんで書くので筆圧も激しい)、それを矯正したくて。
100円のテキストだけど、内容はそこら辺に売ってる数百円のテキストと遜色ない。
ひらがなや漢字の薄文字をなぞり書きし、次はお手本を見ながら書いてみるというよくあるやつ。
最初は楽しいなあ~と思ってやっていただけだけど、文字を黙々と書いたあとは嫌なことがあった日でも気持ちがスッキリしていることに気づいた。
それ以来イライラしている時には意識的にテキストを開いて文字を書くようにした。なぞり書きするだけだから頭も使わず無心になれる。
いかにお手本の完全コピーが出来るかに思考が支配され、20分ほど書けばすっかりイライラが頭から消えて平穏な気持ちになる。
丁寧に丁寧に一筆一筆書くので時間がかかるのもいい。
毎日30分半月ほどやってるのにまだテキストの半分くらい。100円のテキストとボールペンで1ヶ月楽しめる。
最近、前よりは見れる字になってきたし、紙を傾ける癖も和らいできた。筆圧とペンの握り方は相変わらずだけど。
文字をひたすら書くのって心が整う。
このテキストが終わったら本屋さんで写経のテキストを買ってこようかな。
ちなみに、ダイソーの美文字練習帳に、パイロットのフリクション0.7ミリで書いている。
筆圧ぎちぎちなので、鉛筆だと手が真っ黒になってしまうので消せる系のボールペンがおすすめ。
4年生のとき、当時M1だったAさんと同じ班員として研究をしていた。
そのAさんははっきり言って無能だった。4年生の4月に研究が始まって、1か月経つ頃には「この人を信用したら大変なことになる」と悟った。
というのも、Aさんが描いた図面をもとに部品を制作していたら、全然寸法が合わないので、よく調べたら全然違う寸法が入ってたり、実験ノートをフリクションペンで書いて、ちょくちょく消しながら実験してたり、そのせいで条件とデータの関係が分からなくなってデータを取り直しになる(しかもこれはAさんはやらないで自分がやらされる)とかそんなことばかりだったからだ。
しかもその上にいたM2の先輩も責任感のない人だったので、自分はすぐに相談にいけて、頼りになる存在がいないままだった。そんな状況で、大して知識や経験もないままやってるので、たまにある進捗報告で指導教員にボロボロに言われる。
結局、あまり価値のない卒論しか書けなかった。教員にも半ば放置されていたので、先輩や教員に厳しく指導されながら研究をやっている同期が、うらやましくて仕方なかった。それでも、当時はSTAP細胞問題が話題になってた頃でもあったので、コピペなどあってはならないという気持ちをもって卒論を書いた。
自分のいる研究室は「序論とか実験手法は過去の卒修論をコピペすればいい」みたいな風潮があって、実際に過去の人たちが書いた卒修論を読んでいると「ここは誰かの論文のコピペだな・・・」と気づいてしまうことがよくある。実際、実験装置などは同じものを使っているし、手法も変わらないので、結果的に同じものを書くことになってしまうこともある。だからといってコピペが許されるわけではないし、いくら研究室内で保管されるだけとはいえ、将来、誰かに読まれる可能性は高い。しかも、研究内容としては価値がない以上、自分で文章を書く、というところだけは譲らずに書こうという気持ちがあった。図や装置の諸元は引用したりはしたものの、基本的には自力で書いて提出した。
同じ研究室の大学院生になって研究を進めてくる中で、卒修論については上述のような事情があることは分かっていたので、昨年修了したAさんの修論を読んでみようなどという気持にはならなかった。ただ、自分と一緒に研究をしている4年生が、過去の卒修論の中で、役に立ちそうな論文としてAさんの書いた修論を持ってきていた。一応Aさんの修論発表は聴講しに行ったのだが、発表を聞きながら「これ、自分が卒論でやったこととほとんど変わらないじゃないか、こんなので修論として認められるのか」と感じていた。その修論が後輩の机の上に置いてあったので、どうせAさんのことだから大した出来ではないのだろう、と思って、目次をちらっと見てみた。
最初は、あれ、という違和感だった。「従来研究」として目次に書かれている論文が、自分が4年生のときに調べて卒論に書いたものと同じだったからだ。どんな風に引用しているんだろうと思ってそのページを開いた。
違和感は確信に変わった。手元にある自分の卒論のファイルと見比べてみると、一字一句変わっていない。「序論はコピペでいい」という論理で、後輩が過去に書いた卒論を、修論でコピペするなんてことがあり得るのか、と愕然とした。
しかし、そんなのはまだ序の口だった。さらにページを読み進めてみると、実験手法、解析方法、モデリング方法、計算結果、考察、結論、ほとんどが自分の書いた卒論のコピペだった。しかも、英数字のフォントが自分のものとは変わっていて、図表番号や設定条件などだけは置き換えられているので、「間違って使ってしまった」などということはありえない。さらに、自分の卒論と違う部分は追記されたりしているので、その修論を読んだだけでは誰かの論文をコピペしていたとは気づかないだろう。でも書いた本人が見ればすぐにわかる。こんなことがバレないとでも思ったのだろうか?
しかし、一つ違和感があった。というのも、Aさんに自分の書いた卒論のデータを渡した覚えがないのである。だからどうやってコピペをしたのかが不思議だった。
しばらく考えてから思い出した。自分がM1のとき、卒論を書いている後輩に参考資料としてデータを渡していたのだった。その後輩はAさんの近くで研究をしていたので、おそらく後輩がAさんにデータを渡したのだろう。その後輩は自分とは研究テーマが少し違っていたので、「せっかく卒論のファイルをもらったけど、あまり参考にはならなくて、引用もできなかった」と言っていた。
Aさんの修論発表を見ていたときに「自分の卒論とあまり変わらない」と感じたが、むしろAさんがコピペして修論を書いていたのだからそう感じるのも当然である。
Aさんがコピペしていたことに気が付いてすぐ思ったのが、どうしてこれで指導教員は何も言わなかったのか、ということである。「他の大学の研究と変わらない」「新規性がない」とかのレベルではなくて、「昨年の○○が卒論でやった研究と変わらないじゃないか」と一蹴されるレベルである。数年前のことならまだしも、1年前に卒論で書かれていた内容を忘れているはずがない。
これはあくまで推測なのだが、おそらく指導教員はAさんの指導を放棄していたのではないか。留年させても仕方ない、何も進めないなら叱ってでも何かやらせるけど、無価値な内容とはいえ修論を書いている(かどうかが怪しいのだが)し、修論発表も一応乗り切っているので、とりあえず修了させたのではないかと。
卒論をコピペされたことで頭に来ているのかというと、Aさんがいかに無能かはよくわかっているので、今更どう感じるわけでもない。ただ、コピペされた側として、このことについて指導教員に話をするくらいの権利はあるはずだ。
今は修論の審議がなされている段階なので、波風を立てるようなことはしないでおいて、修了が確定してから、訴えてみようと思う。
Aさんの修了は取り消すべきなのではないか、と。
増田の流儀は分からないから、無粋な返ししか出来ないけどごめんな。
大元の記事はこのおれ(元増田)が書いたんだ。おれが青春を送ってた時期の作品が「名盤」になったからな。
それで歳を取ったなと思って、ふとフィッシュマンズ『空中キャンプ』がどんだけ聴かれてるか調べたんよ。
で、今の若い子が「これはロック史に残る名盤だから聴けないのは音楽が分かってない証拠」とかね?
そんな風に言われてプレッシャーを抱えているとしたら気の毒だなと思ったの。
おれは映画も観るけれど、散々他の「映画通」とされる人に言われたよ。「キューブリックも観てないのか!」とかね。
でも、その「映画通」と絶交してから他の通の人と仲良くなって、そういう人たちはそんなこと言わないのよ。
むしろ今のおれみたいに「観た方が良いよ」と薦めるけれど「必ず観ろ」なんてことは言わないの。
ああ、本当の通っていうのはこんなものなんだなと思ったよ。
だから、これは本当に「要らんお節介」かもと思ったけれど音楽は映画より馴染みが深いジャンルなんで。
映画におけるおれ(キューブリックを理解出来なくて苦悩していたおれ)みたいなヤツがひとりでも減れば良いかなって。
そんな気持ちで書いたの。
それはそれとして、真面目に調べると「邦楽は凋落した」って意見も見掛けるけれどワケ分からんね。
九十年代はフィッシュマンズやスピッツやミスチルが居た。もっと沢山名を挙げることも出来るだろう。
ゼロ年代はおれはくるりやナンバーガールやスーパーカーや椎名林檎を聴いた。
テン年代は最近の邦楽は追い掛けられていないけれど、さっき書いたアジカンとか、そういうミュージシャンがいる。
どの時代にもそれらの時代を代表するミュージシャンは颯爽と現れたわけ。
それは過去の音楽の焼き直しなのかもしれん。ナンバーガールがフリクションを焼き直したように。
でもおれにとって唯一無二の経験だったことは確かに言い切れるし、若い世代もそんな上の世代の「陳腐」とかいう言葉は気にせずに聴けば良いんじゃない?
デスクの横、1〜2人で使っていたゴミ箱が撤去された。経費削減なのだそうだ。複数部署の共用スペースにある分別ボックスに捨てろという。
職場のあるオフィスビルのフロアは広く、このフロアには200人からが詰め込まれている。だのに共用ゴミ箱は3カ所のみときた。
おわかりのように、ゴミは随時出る。待ったなしである。仕事の反故紙以外でも、弁当ガラ、菓子の包み、消しゴムカス、鼻をかんだ紙、使い切ったボールペンの替え芯、届いた資料の封筒、使用済み緩衝剤、折れたフリクションボールペン、使い切った目薬、こぼしたお茶を拭いた紙、切れた輪ゴム、二度と会わない人の名刺……。
人は哀しくもゴミを生みだしつづける生き物である。いちいち立って歩いてゴミ箱まで往復する時間が惜しい。席でものを食っている時点で余裕などないんだふざけんな。
それで私費を投じたミニゴミ箱とか、懐かしの折り紙小箱とかの登場となる。ところで、経費削減に励んでいる職場なので、ゴミ箱の消失と、頂戴するノルマは表裏一体ということはおわかりいただけることと思う。書類もゴミもとどこおりなく倍増につぐ倍増である。
やがて細かなゴミは床に落としてしまえとなる。どうせ掃除機をかけるのだ。無問題。
大きなゴミも取り分けたまま足元の書類の山に紛れる。空きデスクに所属不明の紙の山が積み上っていく。でも目の前のデスクから消えさえすれば差し支えはない。無問題。
なるほど、これは中国の食堂式である。あれはあれで個人の時間の効率化をはかる合理性をもっていたということだ。
食堂式職場はこのままアジアらしい雑然とした空気を生みだし、自他の区別を浸食し、要不要をあやふやにして、人が変わろうとも自らの歴史を語ることのできる地層を築いていくのだろう。それはまるで、昔観たあのエスエフ映画のような光景ではないだろうか。
ペン先 ↓ <■■===== ∪ ↑消せるやつ
こんな風に消しゴムの部分がついてたら、持ち替えないでも消せるようになって便利だと思うんだけど、そういうやつは無いですかね。
まぁ、上の図みたいにぴょこっと出てるだけだと消しにくいと思うんだけど、ペン先の180°くらいが消しゴムみたいになってればいいと思う。
その逆側にカウンターウェイトを付けて、自然体で持つときは消しゴムが無い面が下になるようにするとか。
誰かクラウドファンディングとかで作らないかなぁー。
ここ最近、急に筆記具(フェルト・筆ペンなど除く)にハマりだし、
会社の引き出しを100本以上のボールペン・シャーペンであふれさせたり、
http://anond.hatelabo.jp/20151130141144
http://anond.hatelabo.jp/20160104182332
どうも終わりが見えてきた。
もうボールペン・シャーペンは新しいの買う気がしないし、低価格の万年筆もまあこんなもんかな感が出てきて、まだ体験していない新しい筆記感というとペン先が金の万年筆だけが残ってしまったので、これを手に入れることによって筆記具への熱が冷めるだろう、という予感がある。
まあ今年中には買うんじゃないかな、と思うのでうっかり高額の奴を買わないように今のうちに方針をメモする。
(1)PILOT フリクションとハイテックCシリーズなどで有名、大企業、インクが近場でも手に入る。文字の大きさに対してペンポイントが小さく、インク量が多いためぼやけた書き味になりやすいとの噂。今年、コンバーターのCON-20とCON-50が廃番になって新しいCON-40に統一になった。40は全身透明のコンバーターなのでこれに合わせた透明カクノとか新発売するんじゃないのと思っている、買わないけど
(2)プラチナ万年筆 シャーペンのプレスマンやプレピー・プレジールで俺に有名、大企業ではないので一点突破型であとはゆるい印象、所有しているプレピーも、個体によってキャップをはめ込むときの感触が全然違うし。近場ではカートリッジインクだけは買える、コンバーターの評判悪し。
(3)セーラー万年筆 社長の更迭で有名、国産万年筆で一番の老舗らしいが近場で扱ってる店なし。穂先が柔らかくてすぐ曲がるとの噂
(2)細字だと書いた字の色が薄くなりがちでインクの色を楽しむのには向いていないが、それが逆にインクにはまるのを防いでくれそうな気がする。
(3)中字・太字だとペン先のイリジウム玉が大きいので、正しい角度で紙に接地させないとかすれたりして、ボールペンになれた現代人にはストレスがかかる。
3.見た目、機能に関する注文
(1)保管場所は仕事場なので、真っ黒の葉巻型に金のクリップみたいな、あまりにも万年筆ですよ~ってのは恥ずかしい、部長でも持ってないよそんなの。
(2)かといって完全に透明とかだと汚れが目立ちそう。現在プレラ色彩逢いを使っているが、うっかりキャップを水洗いしてしまったせいで、透明キャップと内側のインナーの間に毛細管現象で水が入り込んでしまい、キャップの分解の仕方が分からないので1ヶ月以上たった今もうすーく残ったままだ。水で、3000円の万年筆だからまだいいけど、1万円クラスの万年筆でこんな感じに落とせない場所にインクが入り込んでしまったりしたらショックでかそうである。
(4)インクが本体軸吸引式だとゴムが劣化したり、壊れたときだばあってインクをぶちまけそうで怖い。カートリッジ・コンバーター両用式が無難か
(5)でかいよりは小さい方が良いかも
(6)2万は出さない
4.実際の候補金ペン達
(1)5千~1万円クラス
1:PILOT カスタム74 10,000円 14金 葉巻型 ねじ式 カートリッジ・コンバーター両用
1-2:PILOT エリート95S 10,000円 14金 ショートタイプ はめ込み式 両用
2:プラチナ 14Kスタンダード 5,000円 14金 円筒型 はめ込み式 両用
2-2:プラチナ 3776センチュリー 10,000円 14金 葉巻型 ねじ式 両用
3:セーラー プロムナード 10,000円 14金 葉巻型 ねじ式 両用
(2)1万~1万5千
1-3:PILOT カスタムヘリテイジ92 15,000円 14金 円筒型 ねじ式 吸引式 透明軸のみ
1-4:PILOT キャップレスデシモ 15,000円 18禁 キャップレス型 両用
2-2:プラチナ 3776 ロジウムフィニッシュ 15,000円 14金 葉巻型 ねじ式 両用
3-2:セーラー プロフィット 12,000円 14金 葉巻型 ねじ式 両用
3-3:セーラー プロフェッショナルギアスリム 12,000円 14金 円筒型 ねじ式 両用
3-4:セーラー プロフィットスタンダード21 15,000円 21金 葉巻型 ねじ式 両用
う~んねじ式ばっかり、めんどくさそうなんだよなあ、かといって5,000円とかの中途半端なヤツ買って熱が冷めるかどうか…
キャップレスはインク漏れが怖い上にクリップ側を持つってのがかっこわるそう、やっぱエリート95S(はっぱふみふみ)か?こないだの感想から変わってないな。
う~ん
【油性】
・ゼブラフォルティア300、ゼブラスタイラスC1、ぺんてるe-ball、※OHTO B・pocket、※OHTO 木軸ボールペン、パイロットスーパーノック、パイロット2+1LIGHT、パイロット4+1LIGHT、ロケット柄のボールペン3本、※デルフォニクス木軸ボールペン
【新油性】
・ゼブラスラリシャーボ2000、スラリ4色、ジェットストリーム(0.38黒、0.5黒赤、0.7黒)、ジェスト3色(0.7)、ジェスト2&1(0.7)、ジェスト4&1(0.7)、ピュアモルト4&1(ジェスト0.5)
・PILOTVペン(黒)、ペチット(青)、PILOT習字ペン(ブルーブラック)、プラチナ万年筆プレピー(02ブルーブラック、03ブルーブラック・黒、05黒)、プラチナデスクペン(黒)、ぺんてるトラディオ
【水性】
・※PILOTハイテックポイントV5(黒)、Vコーン(黒赤)、三菱ユニボールプロテック(黒赤)、ぺんてるB100(黒)、OHTOリバティ(黒)
・三菱ユニボールシグノ(ブルーブラック)(0.28、0.38)、トンボモノボール黒
・※PILOTハイテックC025(黒赤)、※ぺんてるスリッチ(0.25黒・ブルーブラック、0.3黒、0.4黒・ブルーブラック、0.5黒)、※エナージェルユーロ(0.35黒青)、※エナージェルトラディオ(0.5黒青)
・※ぺんてるハイブリッドテクニカノック035(黒赤)、三菱ユニボールシグノRT1(0.28、黒赤)、ユニボールシグノノック(0.5黒)、ゼブラサラサクリップ(0.3黒赤、0.5黒赤)、サラサスタディ(黒赤青)、PILOTジュース(0.5黒)
・※ぺんてるエナージェル(0.3黒、0.5黒)
・三菱スタイルフィット(1色4本、3色2本、マイスター3色、マイスター5色)、※PILOTハイテックCコレト(2色4本、4色3本、5色2本)、ゼブラプレフィール(1色4本、4色1本)
【消えるボールペン】
・PILOTフリクション0.4(赤、ブルーブラック)、0.5(黒・赤)、0.7(黒)、フリクションノック0.5(黒・赤)、フリクションボールスリム(黒・赤・青)
【シャーペン】
・三菱クルトガ(0.3、0.5)、ピュアモルト(0.5)、ウチダドローイングシャープ(0.3)、ぺんてるグラフレット(0.3)、グラフギア500(0.5)、KERRY(0.5)、スマッシュ(0.5)、タフ(0.7)、きらり(0.9)、マークシートシャープ(1.3)、PILOT S20(0.3)、S3(0.3、0.5、0.7)、ゼブラカラーフライト(0.3、0.5)デルガード(0.5)、トンボモノグラフ(0.5)、オルノ(0.5)、コクヨフィットカーブ(0.5)、鉛筆シャープ(0.9)、ステッドラー925-25(0.3)、925-65(0.3、0.5)、LUNA(0.5)、ファーバーカステルFE3000(0.3)、大人の鉛筆
う~ん、100本越えてたか、どうやって減らそう
http://anond.hatelabo.jp/20151117174656
ブコメが興味深かったので。オススメしているしていないに関係なく、筆記具っぽいコメントをピックアップしてみました。ちゃんとコメントした人の意図通りの検索結果になるかは未確認。ボールペン、万年筆で分けようかと思ったけど面倒だったのでこれで完成ということで。ミスってたらごめんなさい。
ペンが試し書き出来るところに行くとかなりの確率で女の陰部の呼称が大量に書かれている。
こんな公共の所にそんなの書くなよ。
と鼻で笑った俺が試し書きしたのはなんと女性器だった。
え。。。。。
なんで・・・
俺はどっちかというとそっちよりおっぱいのほうが好きだ。
試し書きするのであればおっぱいを書いた方が購入の参考になる。
なぜならおっぱいには、ハネがあり、丸があり、促音がある。
無いのはハライくらいだが、ひらがなにははらいはあまりないので試し書きする時はあまり気にしないでいい。
本物のおっぱい自体も素晴らしいが、試し書きする上でも陰部を書くよりはおっぱいと書いた方が理にかなっている。
だがなぜか人はおっぱいではなく無意識にまんこを書いてしまう。
なぜだろうか。
「もし防犯カメラに写って俺がまんこなんて書いていると日本中に知られたらどうしよう。」
と罪悪感に襲われた。
消せる!