はてなキーワード: em菌とは
>信仰って何かというと、現実から目を背けたいときの心の救済なんじゃないかな。
ここが雑なので、いろいろ誤差が大きくなっていく。
信仰は結果として迷信だったかもしれないけど、科学が未発達だった時代に信仰をしたのは、それが「現実」だったからだ。世界は神様が作ったという世の真理を、教えてくれるものだった。信仰を知らないものこそが「現実」を知らない者だった。
魔法が消えた、と君が言ったのは、信仰が示していた「現実」が迷信だったことが判明してきたということだ。
現実から目を背けて救われたい、という信仰のありようは、確かに君の目の前にあるかもしれないが、それは魔法が消えたから出てきたものだ。
もともとの信仰ではない。
だから、信仰が衰退した後に来るのは、笑い、みたいな、別の気晴らしとかではないよ。
別の方法で「現実」を説明するものが信仰に取って代わります。つまり、科学、社会思想、そんな感じのものだね。
em菌や水素水を否定する人たち、フェミニズムを擁護したり攻撃したりする人たち、信仰めいてると思ったことはないかね? 彼らはまさにかつての信仰者のように、人生に価値を与えられ救済されている。
長期海外出張を終え、久しぶりの帰宅。妻に会うのも一ヶ月ぶりだ。
「ただいま」
「お帰りなさい」
そう言う妻の顔がどこか生気がない。一ヶ月間ずっと一人だったせいだろうか。
「何か飲む?」
「いや、いいよ、自分で入れる」
そうして水を飲もうとしたら、蛇口に浄水器らしいものが。これは何かと妻に聞くと、水素水発生器だと言う。水素水! いまどきこんなものを売りつけるやつがいるのかと驚いた。呆然としていると、妻が普段より少し高めの声で言った。
「水素水はお肌にもとっても良いんだよ。どう? 前よりピチピチになったでしょう?」
そんなばかなことがあるものか。水素水の効果について信頼できるデータは何もない。妻は悪徳商法か何かに騙されたのか。
ふとキッチンを見回すと、何か一ヶ月前と違う。
「あれ、電子レンジは?」
「この前の粗大ゴミの日に捨てたよ。知ってる? 電子レンジはマイクロ波という有害な放射線を出して人体に良くないんだよ」
「知らない? EM菌というとても体に良いものが入っているんだよ」
妻の顔をじっと見る。肌は前よりだいぶくすんでいる。いや、というよりも何かにとりつかれたかのようだ。私の知る妻はこんなのではなかった。妻に久しぶりに会えた喜びが、いつのまにかいらだちに変わっていた。なぜこのようなことになっているのか。
しかし、せっかく久しぶりに会えたのだ。あれこれいらいらしても仕方ない。気分転換のために、普段よく行くスーパーに行こうと妻に告げた。
「あそこのスーパーはだめ」
「なぜ?」
「福島県産の野菜を売っていたの。放射能で汚れている野菜を売っているお店なんか信用できない」
その言葉で、私のいらだちはついに怒りに変わった。普段はそういうことはないのに、思わず妻に対して声を荒げてしまった。(祖母が福島出身で、福島には愛着があるから、その意味でも自分が傷つけられた感じがした。)
その後、妻の机の上を見ると、「砂糖は危険」やら「化学調味料は有害」やらといった書籍やパンフがたくさん置いてあった。本当に好きだった妻が、ニセ科学によっておかしくなってしまった。この先どうすれば良いだろうか。
EM菌騒動や失敗大全などで、科学的でないものが否定されることにことになったのが最近。
それまでリテラシーない人が多くて届かなかったが、長い時間をかけて「科学的」な考え方が広まってきた。
同時に「論理的」「統計的」な考えも伝播しそうなところだが、今一歩のところで止まっている。
ただこれは進みが遅いだけで、論理的な考え方はこの国に広まってきている。
ゲーム理論が日本においてアカデミアを飛び出して一般化してきたのは2000年代から。
それから20年。これでようやく30代、40代の社会的発言力がある一般人に根付いている状態になってくる。
(逆に検定論などのような物古いがまだまだ一般化していない)
私の通ってる大学は理系で、文系の学部は1つもない。大学図書館も理系の本や論文に偏っていて小説や詩の本はほとんどない。そういう図書館なのにジャンル分けがふざけてて生物学と農業工学の本が混ざっていたり、天文学コーナーにオカルト本が置いてある。
大学図書館の件に気づいてから市立図書館に行ってみたら実はここもジャンル分けがしっかり出来ていなかった。宇宙人の本が天文学コーナーにあって、EM菌の本が農業コーナーにあった。
どっちの図書館にも意見箱で具体的に指摘したが、2、3ヶ月経った今でもどっちも変わっていない。疑似科学をどう分けるかは難しいが一般的にオカルトや嘘だと云われるようなものはゾーニングするべきだと思う。
頭わるわるだから偉そうなこと言えないけど、はてな村は生物学に弱い。未だに意思を持って進化したように言ってる人がまだまだいる。EM菌がおかしいと言うけれど、その場で調べずに説得力のある説明が出来ますか?生命倫理はよく議論してるようですが、議論の土台になる生物学を疎かにしてないですか?ジェンダー論がいつもホッテントリに上がってますが性についても生物学的なアプローチをすると面白いです。
細かいところを言うとキリがないですが、高校生物レベルの知識はあった方が良いと思います。余裕があるなら大学レベルの生物を学習すれば、より高度なブコメが書けるでしょう。高校の教科書は安くてオススメです。流し読みだけでも見方が変わるはずです。増田にもブクマカにも教科書は強く勧めます。
最近「自民党というか現政権は『サリンを撒かないオウム真理教』なんだな」と思うようになった。
オウムが掲げる教義は、ヨーガやヒンズー教をはじめとする既存の宗教を研究・解体し、自分たちの都合の良いように再構築したものだった。世の中の倫理観からはかなり偏って見えた。
一方、日本会議が育んでいる「教育勅語の復権」や「大東亜戦争の肯定」「ジェンダーフリーの是正」といった思想も、程度は違えどだいぶ偏って見える。
両者の違いは「その思想によって生活やアイデンティティを脅かされる人数の差」くらい。
あと「宇予くん」や「クールジャパン」みたいな、時代遅れ甚だしい感性でメディアに打って出るやりかたも似てる。
突如、総理が自分の名前をサビにした歌を歌いだしたとしてもまったく驚かないだろう。
戦後からの権益が礎になってるから、立場が危うくなっても無闇な虐殺はしなくていいし、急に弁護士一家を殺したり、サリンを撒いたりもしない。
生活を捨てさせずに支援者を増やして、彼らが持て余している在日外国人や同性愛者らマイノリティへの蔑視や敵意を上手く育てている。
今回の新内閣幹部から過去に「天賦人権論はやめよう」とか「同性愛者は国民として格下」みたいな頓珍漢な理屈が飛び出してても、国民の過半数は普通に生活出来てるからそんなに炎上しない。
そうやって、彼らはあらゆる疑惑を舌先と金で巧みに躱しながら、自分たちが気持ちいい宗教的イデオロギーで民衆を導きたいんだろうなと。
そう思えば「オウムにしては頼りになるな」と思えるのではないだろうか。
仮に、あの世紀末にオウム真理教がサリンを撒かずに与党に吸収され、教義を表向き廃棄としつつ隠匿、民主主義を標榜しながらこの国を治める立場になり、じんわりと教義を主張し始めたとしたら、きっとこんな感じになるのではないか。
まあ「教育勅語」のような数十年の間のみ通用した文言を重要視する歴史観だったり「EM菌よく知らないけど大臣を引き受けました」といった現代科学を軽視する様を見るにつけ、オウムと比べると姿勢はダサく、知性は幼稚に見えるけど。
でもいいのだ。それなりに生活できてるし。
このまま、サリンを撒かずにこの国を治めて欲しい。思想以外は支持しています。
そして、出来ることなら露骨な身内贔屓や醜い言い逃れを改めて欲しいです。出来ればだけど。
インフゾリアの発生を試みて、キャベツの残りを水に入れて腐敗させて、飼育水と合わせておりました。
しばらくするとキャベツの腐敗水やペットボトルの中が赤い色になってきました。ネットで同じような状態になった人がいないかと検索をかけてみたところ、どうやらこの赤い色の正体は、光合成細菌のようです。
EM菌関連のサイトが出てきたりと波乱を予感させましたが、PSBと商品名で売られているバクテリアと近いものなのではないかとの結論に達しました。
温度も水質も雑に管理してできたものなので、また同じものができるともかぎりませんが、一つのノウハウができたようです。
1.キャベツ料理を作り、芯や固い部分をインフゾリア用にとっておく。
2.ふたができる大き目のタッパー容器などにキャベツと水を入れる5から6日くらい半日陰に置いておく。ふたは虫が入らない程度に少し開けておく。
3.腐敗液を3、水替えで余ったグリーンウォーター気味の飼育水を7の割合で空のペットボトルに入れる。
できあがったものは、毎朝、稚魚水槽にドバドバと入れます。10個の水槽で1.5Lから2.0L使っています。稚魚水槽に入れると稚魚が集まってくるので、効果ありかと。特に今年は針子の生存率が去年に比べて高くなりました。
おととしのタマゴから成魚までの管理は、空き容器がなく、豆腐の空き容器でタマゴを放置管理。偶然、グリーンウォーターになるのを待つというものでした。
昨年は、産卵床の数が足りないため、タマゴを産卵床から取り、小さな容器を水槽に浮かべて加温、アグテンを希釈した容器の中で、孵化を待つというのをやっていました。が、アグテン溶液の水替えが大変なのとサイズ別に稚魚を管理できなくなり、放置管理に方針変更。親メダカ水槽に避難フロートを入れて稚魚を避難させていましたが、嵐で沈没して親メダカに食べられたりと面倒になったので、黒いNVボックス#13をまとめ買いして水槽を増やしました。まだ、偶然性が高かったです。
本年は、
・インフゾリア溶液による給餌
・ブロワーによる爆エアレーション