はてなキーワード: 異性装とは
異性装者は英語だとトランスヴェスタイト、あるいはクロスドレッサーと呼ぶけど
なんか検索してたら増田みたいな勘違い者に向けた反論してる人がいた
https://note.com/erinadinfinitum/n/n650313eb67e9
増田が引用したサイトは初心者向けで単純に書いてあるだけだろう。
こういう界隈に多少関心がある人なら、トランスジェンダーに異性装者も含まれる(少なくとも、含まれると解釈する人が一定数いる)ことは知ってるはず。
あれもこれもそれもどれも説明してたら、増田では記事はかけません。
読み替えて下さい。
自認が女性で身体が男性の人をトランス女性と言っているんです。
そんな厳格な定義必要あります? 女性装は除く、とかなんとか。
まぁ、誤解させたのであればお詫びいたします。
「同性愛者でもトランスでもないけど、異性装は好き」「仕草が異性的と言われると嬉しい」という人がいる。現代ではそれを"gender expression(=ふるまう性)"という概念で語るのだが、それには「そもそも"expression"とは何だろう?」という議論から始めなければならない。
それは自己実現であり、世間に対して決めるポーズであり、観客に見せる演技である。それはしばしば「ファッション」という言葉で(揶揄的に)語られる。「あいつはファッションで○○やってる(=本気でやってない。人生賭けてない)」という具合に。考えてみれば「fashion(=流行)」とはそういうものだろう。テレビでよく見る「オネエタレント」が昨今のLGBTブームに苦言を呈す、なんて記事も時々目にするが、「ガチ勢」が「エンジョイ勢」を恨みがましく睨みつけるのはいつの時代も変わらない。しかしまあ、排他的な業界が衰退するのも世の常で、結局のところ大きな流れには身を任せるしかない。受け入れるしかない。それはとっくにみんな気付いてるだろう。
ところで「ファッション」といえば服装のことを指す文脈も多い。このようなメトニミーは、多くの人にとっての(前述の意味での)「ファッション」を実現する最も主要な手段が服装設計であることに由来する。(語源の話をするならむしろ逆なのだろうが。)しかし、インターネットの普及とともに、匿名コミュニケーションが発達した現代では、それ以外の形で「ファッション」を実現することが要求されるようになったのではないか。
SNSのアイコンや、bioにズラッと並べたアニメのタイトルは、彼らにとっての「ファッション」なのだ。もちろん「絵を描く」こともそう。さらには気に入った表現をリツイートしたり、「いいね」したり、タイムラインや(公開の)お気に入り一覧を設計することも含めて、全てが彼らの「ファッション」なのだ。
「オタク」のハードルも随分下がったな、と思う。かつては「ファッションオタク」と揶揄されていた層が、いつの間にやら主流になった。私はそれでいいと思う。それでこそ正しい潮流だと思う。LGBTにしろ、「オタク」にしろ、「ガチ勢」はそれをアイデンティティの支えとしているからこそ「エンジョイ勢」を目の敵にするのだろう。その気持ちはわかるが、それ自体が「ガチ勢」も所詮は「ファッション」であることの証左でもあるのではないか。自己実現のハードルなんて低くていい。もっと肩の力を抜いて生きていこう。新しい仲間を受け入れていこう。難しいことは置いといて、みんなで楽しく笑えばそれでいいじゃん。
アートなんて高度なものじゃないんですよ。これは既に我々のファッションであり、文化なんです。着たい服を着ることに、他人からケチをつけられる筋合いはない。
献血ポスターについてはこれまでもこれからも「様々な層」へ向けての呼びかけを行うでしょう。それはその都度「訴えたい層」の文化とファッションに寄り添ったものになるでしょう。それは必ずしも「全ての人」を対象とするわけではない。「我々に向けた≒我々の文化とファッションに寄り添った広告」を批難するということは、我々の文化とファッションを批難することと同じです。
例えば、「異性装をした男性」の写真を広告に使用したらどうでしょうか。そして、(現実にも容易に予想されますが、)それが「公共に相応しくない」と批難されたら、我々はどう対応すべきでしょうか。「個人で着るのは自由だが、ゾーニングはすべき」として、広告の取り下げを支持すべきなのでしょうか。それは、そうした装束にgender expressionとしての重要な意味を持つ人々のアイデンティティを侮辱する行為ではないのでしょうか。
体が男性で心が女性の人に男装コスプレすすめるのって失礼なのかな?
わからんと思って。
イベントで挨拶しあったりSNSでお互いリプ飛ばしたりしてて今度併せしたいねーって言ってる間柄で、男性キャラがメインのコスプレ併せを企画してるんだけど。
誘ってもいいのかわからんと思って。
例えば男性アイドルグループのコスとか刀擬人化とかのそういうやつで。
その人の全く知らないやつじゃなく。
その人の仲いい女性レイヤーさんも誘おうと思ってるし、すでにOKもらってる人もいる。ので、誘わなかったら仲間はずれって思われるんじゃないかなと思ってしまうけど、男装コスは見たことないからやってくれるんだろうか?
足りないキャラは募集しようかなとも思うけど、誘わずに募集するのもおかしいかなとも思うし。
友達の友達ってかんじですっごい仲いいわけじゃないから聞いていいことなのか迷ってる。
オタク同士だと仲良くなっても日常生活に関わりないからか、親にLGBTだってカミングアウトしてなくてもレイヤー友達には最初の自己紹介で説明される場面が多いなって思ってしまうんだけど、これはこれで特殊なのかな。
別にそういわれても、へーそうなんだくらいの反応なんだけどね。
少し前にTwitterで「昔女風呂に入ろうとしてた女装者をボコボコにしたけど今は差別と言われるらしい」とかそういう感じのツイートを見た。
それだけじゃシチュエーションが分からないし制止したら激しく抵抗したり攻撃してきたとかかもしれないし何とも言えないけど、不審なので声かけて制止したとかではなく「ボコボコにした」とツイートできるのって一体何なんだろう。と思った。外観で判断して?ボコボコにした?
現状の大抵の男女別システム自体、入れない、入りにくい人がいたり、特に公衆浴場は身体的な状態や性別の証明を求められるひどい理不尽を避けられないシステムだと思ってるけど、声をかけるでもスタッフ呼ぶでもなくいきなり見た目で暴力を振るう正当性って果たしてあるのか?
女装は見た目面白いエンターテイメントとして消費するか、芸や演出でなければ「変態」犯罪者という極端さ。異性装、特に女装について犯罪との関連付けが不当に強すぎるんじゃないか。
女装の人が男女別の場所に入るのは性犯罪目的に「違いない」という偏見が恐ろしく根強くあるのでは?性犯罪目的に違いない、何をするかわからないような奴だ、そう思ってるからこそ、躊躇なく、暴力での制止が正当化されると思ってるのでは?
警備員や作業員のような格好とか、疑われるリスクが低い現実的な変装はいくらでもあるはずだし、悪用できることなんていくらでもあるのに、そこまで女装が犯罪と結び付けられるのはなんでだろうか。というか女装に「見えた」というだけでそこまで躊躇なくなるのはなんなのだろう。
もちろん、女風呂に女装で入ってもよい…とは思わないけど、多様な人間がいることを思えば、男女別システムは不当だ。ただ現状色々難しいだろうなとは思う。必要があるとか変えがたいことである一方、特定の属性にとっては不当だなんてことはよくあることだ。 むしろそれが普通なのが現状だ。
まあこれは風呂の話で、同じ男女別だからといってもその施設や場所の特性、目的によってやるべきことはみんな違うはずなので、ひとつひとつ対応を考えるしかない。そんな簡単に解決策があったら苦労しない。でもあらゆる人間が容姿で差別されるべきでないと考えるなら、現状のシステムを強化するのは逆行だ。
とかそういうことを、そのツイートを思い返しながら長らくもやもやして、押し殺しているうちに、女装と判断した相手を暴力的に取り押さえて、その動画や写真をネットにupするとかいうことが起きていた。たとえ不審な行動があったのだとしても(あったのか?)(盗撮に使える道具なら、性別問わず多くの人が日常的に持ってるぞ?)、ほとんど抵抗してない相手を暴力的に取り押さえて、さらに顔を晒す正当性って何だ?最悪だ。