はてなキーワード: 堀田とは
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うーん観測問題の研究者なんて皆無なので増田にいるとは思えませんね・・ご本人に twitter で聞くしかないのではないでしょうか。
ところで観測問題に首を突っ込む前に基本的な量子力学の勉強をされた方がよいのではないかと思います。
それをしないでトンデモに転ぶ人がたくさんいるのでちょっと心配になります。
http://www.amazon.co.jp/dp/406153209X
http://www.amazon.co.jp/dp/4842702222
ひとまずこの辺りをおススメします。
前者は近年人気の本で、ひっかかりやすい箇所が良く解説してあり親切だとおもいます。初学者向けです。
後者は名著かつ定番書で極めて明快すっきり爽快です。2冊目に読む本です。
両方とも微分積分と線形代数程度の知識でよめると思います。知らなかったら理工系の数学入門コースでもぱらぱら読んでください。
どうしても数学が嫌ならファインマン物理学を勧めます・・・が。
基本的に、数学を使わずに説明する方が思考実験てんこ盛り物理的センスばりばりで難しくなっていきます。(研究に進む人なら修行になってよいかもしれませんが)
http://anond.hatelabo.jp/20150515105457
僕では余りお役に立てそうにないですが、
数理科学や日経サイエンスでたまーに観測問題周辺の特集をしていたような気がします。
これなんかご本人でしょうか?
あとはこの辺とか??
数理科学シリーズには数式はほとんど出てきませんが・・・かなり難しいかもしれません。院生向けくらい?
それからグライナーの量子力学概論(日本語訳)の第17章「量子力学的世界像の実在論的問題」に歴史的な紹介だけさらっと載っていました。
数式はなく、ただのお話です。各トピックは1ページ程度で物足りないかもしれませんね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4431708537
品切れが多いみたいですが、国立大の図書館は一般利用可能なところが多いので
よかったらお近くの大学を利用してみてください。
数式抜きで優しく教えてくれると嬉しいな。
https://twitter.com/hottaqu/status/597149727541501952
スピンを観測したとき+が出たというアリスの経験の記憶もすっかり初期化されてしまう。
そしてボブの干渉実験終了後には、アリスの脳には半分の確率で前の自分の実験でスピンが+だった記憶が構成され、残り半分の確率でーであった記憶が植えつけられる。
https://twitter.com/hottaqu/status/597160860516093952
相対論で言うところの事象(event)は、世間の感覚でいうところの「歴史」でもある。
古典的相対論では、事象は誰にとっても不変であり、一度起きてしまった歴史的事件は時空においても普遍的な意味を持つと考えられてきた。
https://twitter.com/hottaqu/status/597161902792257536
先のアリスとボブの実験でも、アリスが体験した「スピンは+」という歴史的事件の全ての記憶や記録はボブの干渉実験によって初期化される。
そして実験後に「スピンがー」という記憶が構成された場合には、先の「スピンは+」とアリスが体験した歴史は宇宙のどこにもその痕跡がなくなり消滅してしまう。
https://twitter.com/hottaqu/status/597163371176153088
「関ヶ原の合戦が昔あった」という歴史的事象の存在性も、量子力学ではある意味格下げに。
例えば遠い星にいる知的生命体にとっては、関ヶ原の合戦に関わる人物やその後の子孫(我々)や文献のマクロな量子的重ね合わせ状態と思って構わないし、干渉実験を地球に行えばその事実はある確率で消え失せる。
量子もつれ状態のAとA'、BとB'をアリスとボブがそれぞれ片方ずつ持つ。
観測の結果スピンが+なら相手に干渉実験を行い、-なら何もしないものとする。
観測段階でのスピンは、(A+B+)(A+B-)(A-B+)(A-B-)の4通りがそれぞれ25%の確率で現れる。
(A+B+)の場合、お互いが干渉実験を行って双方を初期化するため測定をやり直した状態になり、4通りの結果がそれぞれ6.25%で出現する。
(A+B-)ならアリスが干渉実験を行ってボブの観測を初期化し、(A+B+)と(A+B-)がそれぞれ12.5%。
(A-B+)は、ボブが干渉実験を行って(A+B+)と(A-B+)がそれぞれ12.5%。
(A-B-)は両方何もしないので25%のまま。
合計すると(A+B+)と(A-B-)がそれぞれ31.25%、(A+B-)と(A-B+)がそれぞれ18.75%になる。
http://gigazine.net/news/20140508-matsuya-japanese-hamburger/
いや、もはやどうでもいい糞サイトに成り下がったのは間違いないんだが、
上の記事、まず、ただ松屋の新メニューを食べに行った、というだけの何も内容の無いステマ記事。
単に写真撮りまくって写真を見ただけでも思いつくような適当な1文言ずつ入れるだけの簡単なお仕事。
一回いくら貰ってるのか知らんが、最近こういうの多すぎ。
んで、それ以上に注目はツイッター
thankyouknight
2014-05-08 22:29
RT @gigazine: 松屋の「和風おろしハンバーグ定食」を鉄皿提供店舗で食べてきました http://t.co/R3Y7oIUGgL
悪来(仮)
2014-05-08 22:27
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モノクろbot
2014-05-08 22:27
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綾乃@相互フォロー
2014-05-08 22:27
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2014-05-08 22:27
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萱野 あや@相互フォロー
2014-05-08 22:27
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れい@相互フォロー
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2014-05-08 22:27
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2014-05-08 22:27
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さわ@相互フォロー
2014-05-08 22:26
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唯@相互フォロー
2014-05-08 22:26
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2014-05-08 22:26
松屋の「和風おろしハンバーグ定食」を鉄皿提供店舗で食べてきました http://t.co/jQarbhydYU
2014-05-08 22:26
つーか、相互フォローとかそういうの、規約違反だよね?基本的に、やってることが。
なんなん?腐りすぎだろ。
堀田善衞の小説『路上の人』( asin:4198618230 ) を読んだ。
13世紀のヨーロッパが舞台で、カタリ派と呼ばれるキリスト教の異端教派の十字軍による征伐を背景に、路上を放浪する中年の男ヨナがキリスト教世界を放浪する物語である。
読了後に知ったのだが、最近ジブリの森美術館で、もし映画化するとしたらという前提のもと宮崎吾朗氏が作成した絵コンテやポスターが展示されていたらしい。来年夏公開予定の新作がこの『路上の人』なのではという噂が流れているが、私はそれは到底できないと思う。もし映画化するとしたら、ジブリは子供向けアニメを届けるスタジオというイメージを完全に捨て去ることになるだろうなと思う。
『路上の人』というタイトルはキリスト教世界において安住する場所の無い東洋人である堀田善衞自身を指している。堀田の分身であるヨナの目線で、当時のカトリック僧院の生活をかいま見て、そこで当たり前のように行われている不正や腐敗を描き出す。そして、カトリック教会とは異なる教義を持ち、慎ましく暮らすカタリ派の信者が異端審問にかけられ、虐殺されていく様を描く。これは書籍に挟み込まれた堀田と誰かの対談において、堀田自身が述べているのだが、『路上の人』は「ヨーロッパへの異議申し立て」なのである。
ここで題材となっているカタリ派について、あまり作中では詳しく語られていないので、簡単な副読本として『カタリ派 ーー中世ヨーロッパ最大の異端』( asin:4422212206 )を読んでみた。これによると、カタリ派とは現世は悪によって生み出された地獄そのものであり、この世には一切の価値がないと考え、ただただ世界の終わりに神によって救済されることだけを願って一生を生きるという教義を持つ教派であるらしい。現世に生まれることは地獄に居ることと同じなので、生殖を目的とする性交を禁じている(ただしそれ以外の性交は禁じていないというところがユニーク)。カタリ派にとって死ぬことととは救済であるが、自殺は禁じられているので、信者はただ死が訪れることを希望として生きる。カトリック教会が特に問題視したのはキリストの人性を否定したこと、洗礼などのサクラメントの必要性を否定したことにあるようだ。
異端という考えは正統があるからこそ生まれる。宗教の正統性は日本人にはピンと来ない問題だからこそ、『路上の人』で描写される凄惨な異端審問の様子にやるせない気持ちが生まれる。
ワッハ上方の闇5
http://anond.hatelabo.jp/20090731035245
の続き。
吉本興業に支払う賃料の高さについて、
・民主党の西脇邦雄氏、漆原周義氏、松田英世氏、中村哲之助氏、
が、また赤字運営や入館者の少なさについて、
・自民党の東徹氏、
が府を問いただしている。
ところが、橋下知事が府知事に就任した平成20年以降、一部会派は突然掌を返し、橋下知事が進めようとしている「賃料削減のためのワッハ上方の移転」に反対したり懸念を示したりする。
・公明党の八重樫善幸氏
現在の賃借料は、庶民感覚からすると確かに高いとは思いますが、もし当時起債して建設していれば、府にとってもっと大変な借金として残っていたことでしょう。
私は東北生まれですが、大阪人にとって最も大阪人たらしめている世界最強の資質、よいことも悪いことも、つらいことも難しいことも、すべて笑いで乗り越えていく、お笑いというすばらしい文化を世界のどこにもないすばらしい資料とともに残し、また誇りを持って子どもたちに引き継いでいく、ワッハ上方という遺産を残していっていただきたいとの願いを込め、改めて知事に質問をさせていただきたいと思います。
それから、またワッハ上方は要らないという一部の有名タレントの方の発言があったと聞いておりますけれども、これはプロ、アマ問わず、大阪から劇場が次々なくなっている、そんな中で発表の場に困っている次の世代、次代の演芸、演劇界を担う若者にとりまして、このワッハ上方、大変重要な施設になっています。
大阪の文化を担う人材の育成を図ることは、府文化振興条例の基本理念です。ワッハ上方は、その場であると考えますが、どうお考えでしょうか。
それから、寄贈資料の保存、展示は必要だと、ライブラリー機能はそのまま移転すると、このようにおっしゃっておりますけれども、これら貴重な資料は、ワッハ上方の理念に賛同された在阪の放送局、府民、プロダクションの方々から寄贈していただいている。現在、指定管理者であるNPO法人ニューウェーブ大阪--在阪民法六社でつくられておりますけれども、この公益性、公共性を重く見て実は設立された。こうした経緯から移転縮小となりますと、こうして提供、寄贈していただいた資料の返還ということも起きてくるのではないかと。これでは、展示機能、ライブラリー機能を残すという府の計画は破綻いたします。ワッハ上方も、そうなるということも想定されての判断だったのか、お伺いしたいと思います。
第二条には、大阪市中央区難波千日前に設置する大阪府上方演芸資料館において、営利を目的としない上映または再生に限り使用することができるとあります。学芸員を置いて、笑いという上方の伝統文化を恒久的に後世に残すため、大事にすべき施設だと思っています。関係者とも十分話し合っていただいて、一方的な移転縮小は見直すことを要望しておきます。
千日前からワッハがなくなるという報道の後、全国各地の学校から、来年の修学旅行のコースに組めるのかなどの問い合わせがきています。道具屋筋商店街での一日商売体験とワッハの見学が、修学旅行のコースにもなっているからです。ワッハが、道具屋筋などの商店街と協力してミナミに定着している事実は貴重です。この事実を知事は御存じですか。
第二は、青少年や府民の文化活動などへの公的支援の放棄です。国際児童文学館、大阪センチュリー交響楽団、ワッハ上方、青少年会館、ドーンセンターなどへの知事の対応は、大阪で培われた歴史や文化などへの攻撃そのものではありませんか。
問題は、委託料一億三千万円、吉本興業への賃借料に二億八千万円、計四億一千万円の大阪府の負担でした。知事は、ワッハに行ったとき、値引き交渉はと質問されました。その後、吉本興業から来年度から半額以下の一億四千万円以下にする提案があり、今後も交渉の用意があると発言されています。また、五千万円の収入をふやすことも含め、運営に当たる放送六社とNPOの要望書も出されています。
ワッハは、千日前でこそ値打ちがあります。笑いと健康パック事業も開催され、府民も元気をもらっています。ミナミの健全な発展のためにも、大阪府の負担を大きく減らしながら、マスコミ、笑いを愛する府民、吉本などの協力で現地存続に知恵を出そうではありませんか。答弁を求めます。
まとめ:吉本興業と橋下知事の対立の背景には、単に橋下知事にケチをつけたいがために党の方針すら捻じ曲げる府議会議員の御都合主義があるのではないか?
【 平成20年 9月 定例会本会議-09月29日-04号 】
千日前からワッハがなくなるという報道の後、全国各地の学校から、来年の修学旅行のコースに組めるのかなどの問い合わせがきています。道具屋筋商店街での一日商売体験とワッハの見学が、修学旅行のコースにもなっているからです。ワッハが、道具屋筋などの商店街と協力してミナミに定着している事実は貴重です。この事実を知事は御存じですか。
◎知事(橋下徹君)次に、上方演芸資料館、ワッハ上方についてでありますが、地元の道具屋筋商店街が受け入れている修学旅行生の体験メニューの場を提供しているほか、イベントの共催など、地元とさまざまな連携が図られているという事実そのものは承知しております。
【 平成20年 7月 臨時会本会議-07月01日-01号 】
◎知事(橋下徹君)上方演芸資料館(ワッハ上方)は、貸し主から大幅な賃料引き下げ等の御提案をいただきましたが、現地ですべての施設機能を維持していくためには多額の費用が必要となることから、展示機能と演芸ライブラリー機能を存続することとし、二十二年度末までに府有施設等へ移転いたします。
【 平成20年 7月 臨時会本会議-07月07日-04号 】
◆(宮原威君) 次に、ワッハ上方(上方演芸資料館)についてです。
一九八九年に伝説の漫才師の砂川捨丸氏の御遺族が鼓を、夢路いとし、喜味こいしさんが秋田実の直筆台本を大阪府に寄贈、岸、中川知事時代に計画が進められ、一九九六年に開館しました。関係者、府民千人からの収蔵品は五万七千点、毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビ、ラジオ大阪、NHKなどから昭和二十六年から二千六百六十五番組の映像、音声が提供され、日本で唯一の笑い文化の殿堂です。三百五席のホールは七八%、七十席のレッスンルームと五十席の小演芸場は九九%の稼働率、文字どおりミナミの都市力、文化力の拠点です。わずかとはいえ黒字です。
問題は、委託料一億三千万円、吉本興業への賃借料に二億八千万円、計四億一千万円の大阪府の負担でした。知事は、ワッハに行ったとき、値引き交渉はと質問されました。その後、吉本興業から来年度から半額以下の一億四千万円以下にする提案があり、今後も交渉の用意があると発言されています。また、五千万円の収入をふやすことも含め、運営に当たる放送六社とNPOの要望書も出されています。
ワッハは、千日前でこそ値打ちがあります。笑いと健康パック事業も開催され、府民も元気をもらっています。ミナミの健全な発展のためにも、大阪府の負担を大きく減らしながら、マスコミ、笑いを愛する府民、吉本などの協力で現地存続に知恵を出そうではありませんか。答弁を求めます。
(略)
次に、上方演芸資料館(ワッハ上方)につきましては、貸し主から大幅な賃料値下げ等の御提案をいただくとともに、管理運営している指定管理者からも経費節減の提案をいただきました。
しかしながら、現地ですべての施設機能を維持していくためには、なお多額の費用が必要となることから、展示機能と演芸ライブラリー機能を存続することとし、平成二十二年度末までに府有施設等へ移転という結論に達したものであります。ホールは、吉本さんが運営されるというような御提案もいただきました。
ですから、展示品やライブラリー機能を移設、移転することというような結論に達したわけなんですが、この移転があったからといって、大阪の吉本さん、松竹さんを初めとする笑いの文化が弱まるとは私は思っていません。それほど大阪の笑いはやわなものではないというふうに思っております。
◆(宮原威君)
(略)
ところが、職員の賃金、教職員や警察官の苦労や努力は、府民には余り知られていません。ましてやセンチュリー交響楽団やワッハ上方の人が、年収二百万から三百万で頑張っているということなどは知られていません。客観的事実が知らされないまま、公務員たたきが一部識者などによって行われています。知事は、職員の苦労と役割をもっと府民に知らせて意見を聞くべきです。
【 平成20年 7月 臨時会本会議-07月10日-07号 】
一つは、今回の移転案の大きな原因となっておりますのが運営費用、約二億八千万円の賃料が大きな負担になっていると。これはかつてからの課題ですけども、今回家主の吉本興業さんから、契約期限満了前の来年度からでも家賃を半額にします、また指定管理者からも運営委託費、収支改善を図りますと、こういう声明が寄せられていると聞いておりますが、知事はこの提案を即座にはねつけられたと。今回の財政再建プログラム案においても、この移転縮小の方針は全く変わっていないんですが、この金銭の問題ではなくて、初めから移転縮小ありきと、こういうふうに見える知事の判断基準とは何かをお伺いしたいと思います。
それから、またワッハ上方は要らないという一部の有名タレントの方の発言があったと聞いておりますけれども、これはプロ、アマ問わず、大阪から劇場が次々なくなっている、そんな中で発表の場に困っている次の世代、次代の演芸、演劇界を担う若者にとりまして、このワッハ上方、大変重要な施設になっています。
大阪の文化を担う人材の育成を図ることは、府文化振興条例の基本理念です。ワッハ上方は、その場であると考えますが、どうお考えでしょうか。
それから、寄贈資料の保存、展示は必要だと、ライブラリー機能はそのまま移転すると、このようにおっしゃっておりますけれども、これら貴重な資料は、ワッハ上方の理念に賛同された在阪の放送局、府民、プロダクションの方々から寄贈していただいている。現在、指定管理者であるNPO法人ニューウェーブ大阪--在阪民法六社でつくられておりますけれども、この公益性、公共性を重く見て実は設立された。こうした経緯から移転縮小となりますと、こうして提供、寄贈していただいた資料の返還ということも起きてくるのではないかと。これでは、展示機能、ライブラリー機能を残すという府の計画は破綻いたします。ワッハ上方も、そうなるということも想定されての判断だったのか、お伺いしたいと思います。
一方、知事は、大阪ミュージアム構想の中で、大阪の再発見、発掘を提案されている。私は、このワッハ上方をさらに磨きをかけたら、立派なすばらしい大阪の文化財ではないかと、こういうふうに思っています。落語、漫才だけではなくて、能、狂言、文楽、歌舞伎、上方舞、そうしたジャンルの公演もホールで行われています。多くの府民の方々がそこに楽しみに来られている。そういう意味では、このワッハ上方、大阪を輝かせ感動させる基幹施設となると私は思うのですが、そういうことも踏まえ、この四点について知事はどのようにお考えでしょうか。
◎知事(橋下徹君) 上方演芸資料館(ワッハ上方)につきましては、貸し主から大幅な賃料値下げや上方演芸振興に向けてのさらなる協力の御提案をいただくとともに、指定管理者からも経費節減の御提案をいただきました。
また、文化振興条例の基本理念に、大阪の文化を担う人材の育成があり、ワッハ上方がその場を提供してきたことは承知しております。
しかしながら、現地ですべての施設機能を維持していくためには、なお多額の費用が必要となることから、展示機能と演芸ライブラリー機能を存続することとし、平成二十二年度末までに府有施設等へ移転という結論に達したものであります。
収蔵資料を大阪の誇るべき笑いの資料として残すということは、本府が果たすべき役割と認識していますので、引き続き府民の皆さんや在阪放送局、プロダクションの方々に提供、寄贈していただけるよう、誠意をもってお願いしていきます。
また、これら貴重な資料につきましては、大阪の大切な文化資源として、内外への発信に努めます。
きのう、繁昌亭の記事が出ていまして、三十万人の来館予定者、前倒しで達成されたというような記事が載っていました。
今は、繁昌亭、大変大阪の観光名所となっていまして、地方から繁昌亭目当てにバスで乗りつけてこられると。チケットを買おうにも、今はなかなか買えないような状況になっております。
僕は、以前、桂ざこば師匠にそのお話を伺ったときに、芸人さんは血のにじむような活動、努力をされていると。高座に上られるときに、あのいわゆる僕らが聞いている一流の落語家さんが、ええ、こんな金額でと、それこそ学生のアルバイト程度のお金で一生懸命になって努力をされていると。いろいろ確認したところ、公的な助成は一切入っていないということでした。私は、お笑いの文化というものは、これはもう大阪に必要不可欠だと思うんですが、その文化の根差し方ということを考えたときに、このように公的な助成が多額に入った中で、本当にその機関が、施設が血のにじむような努力をするのかどうなのか、僕はあの繁昌亭がひとつ大阪の文化を発展させていくこのムーブメントを起こしていますが、その手法というものをやはり我々はきっちりと認識、勉強した上で、文化の発展というものを考えなければいけないのかなというふうに思っています。ワッハ上方がこれまで果たしてきた機能を全否定するわけではないんですが、やはりこの繁昌亭が、今成功しているこの現実というものは、民間が血のにじむような助成がない中でやっていることによって府民に根づいていっているという事実だけは、僕はこれはきちんと受けとめた上で府政を取り仕切らなければいけないなというふうに思っています。
(清水義人君登壇)
◆(清水義人君) 今、お話ありました繁昌亭、確かにすばらしい取り組みです。ただ、民と私たち公と、どこで一緒に協働してやったらいいのか。ここは民に任せよう、ここは公が責任を持とうというのは、それぞれ一つ一つで点検していかなければなりません。また、そのまちの景観ということからすれば、当然その施設があることでその地域の人たちとも一緒になって協議していこうと。ワッハ上方というものをどう生かすかということについても、当然管理運営者、家主さん、その地域の方々、そしてそれをつくった大阪府が一緒の場で協議するということをぜひ知事にお願いしたいと思っています。