はてなキーワード: ネームとは
https://x.com/utsue_k/status/1843125821873230083
誰か助けてほしいです…
GANMA!さんのアプリで、10月か11月中には新連載の開始が決まっていたのですが、連載が取り消しになりそうです。
連載決定と連絡を受け半年、原稿3話分計135ページ、その先のネームや構想、アプリ用のカラーパネル2枚までできていたので、ここで連載を撤回されるのは辛い…
(画像の内容をまとめると、契約書に恒久的な著作権の譲渡が書かれており、弁護士に相談の上、恒久的な譲渡を外そうとしたら、連載がストップしたらしい)
なめた契約条項を盛り込んで、ふざけるなボケと優しくいったら、どのレベルならOKか聞こうともせず、既読無視になるのなんでなんだろうなあ…
外国の企業が日本企業とのやり取りはめんどくさいといっていたけど、その理由わかるわ
日本の企業は末端レベルで反応が遅いし、理由もはっきり言わず、買いたたくことしか考えないもんな…
あと、民法だと契約自由の原則があるけど、実態としては定型約款と同じ状況になってることがあり、契約の自由を行使できないのマジ何とかしたほうがいい
借主として部屋を借りるときにあれこれ言うと、めんどくせえ客扱いされることがよくあって、特約に関しては文句が言えないことがよくある
(売買だとある程度は文句が言えるけど、限度を超えると握りつぶされることはあって、限度はある程度傾向があるようで業者によってまちまち)
ネームしてるけど、やっと自分が描きたいものがうまいこと形にまとめられるようになってきた実感がある。
いうて漫画描き始めて気付けば10年とかか。途中ブランクあるし、年1くらいのペースの時もあったけど。
スキルが上がった実感、やっとここまで来れた感覚、頭の中でこねくり回してたものを外に出せる快感、本当に全てが楽しいな
楽しいけど、中々大変な作業すぎて平日は良くて1日5ページくらいしか進まん。
楽しくないページを乗り越えて、やっとクライマックスが近付いてきて、脳から汁が出るのを感じる。
この楽しさって他の趣味とは決定的に違うんだよな。
積み重ねて来たものを駆使出来る感じと、たまたま今思いついたものをいい感じにねじ込む楽しさと、そんなものをねじ込めるようになったことにすらテンションが上がるというか。
楽しさの質が違う。
プロットネームで2ヶ月くらいかかって、このあと更にものすごい時間をかけて作画トーン作業が待ってて地獄なんだけど、
漫画を描いてる期間の、生活の全てを漫画最優先にして行動していく感じも楽しい。
食事しながらiPad開いて脳内の世界にトリップしまくる感じが好き。
だらだらとバラエティやアニメ見るよりも、生産してる・人生において意味があることをやっている感覚が好き。
カレンダー見て焦りを感じる時とか、ストレスもあるけど、その焦りすらも楽しいんだと思う。
締め切りがないと何も進まないことが分かりきってるし。
完成した頃にはヘロヘロになってて何がおもろいねんこれはという気持ちがすごい。
絵が下手すぎるという気持ちと、ここ無理矢理すぎたかもという反省会が延々繰り返される。
自分の人生で能動的に他にやりたいことも特になくて、本当に仕事を適当にこなしつつ漫画を描く人生になってる。
すごいな。こんな人生になると全然思ってなかった。絵描き始めたのも20歳過ぎてからだし。
一生描いてたいけど、どうだろうな。
結婚するにあたって「相手の姓を選択したい」と言ったら、母から絶縁された。
相手の姓にしたいと思った理由は単純だ。まず、相手の姓のほうが珍しいから。そして、相手が「できれば姓を変えたくない」と言ったからだ。
私の苗字は全国でも有数のメジャーネームであり、日本に数百万人くらいる。対して相手の姓は全国に1万人くらいだ。
相手は「苗字とセットで自分の名前に愛着があるから、できれば今のままがいいな」と言った。
「うむ、私は特に自分の姓にこだわりはないし、レアなほうが良かろう。好きな人の希望で、好きな人の姓になるのも大歓迎だ」
ということで、二人の間で合意した。
母への最初の連絡は、LINEだった。「相手の姓にしたいと思っているが、私が姓を変えることに何か差しさわりがあるか」と聞いた。すると、「苗字には何のこだわりもないけど、長男が相手の姓にするのは相当抵抗がある」、「男が相手の姓にするのは絶縁覚悟の時では」と返ってきた。
私は姓の選択など「法的にどちらにするかを話し合って決めるだけ」くらいの話にしか思っていなかったので、大変驚いた。
「え、男が苗字を変えるのってそんな意味があるのか」と母に問うたところ、「周りにも聞いてみな」と返ってきた。ここから、日本における氏姓制度のこれまでを辿る座学が始まった。
しかし「どちらを選択するかによって一方に社会的な不利益が発生する」という話はいっこう見当たらない。調べれば調べるほど「制度上はどちらかの姓を選択すればよい」という結論に至るばかりである。
にもかかわらず、日本では現状95%が夫の姓を選択しているという。「どちらかを選べばよい」とされているのに、この異様とも言える偏りはどこからくるのか、まったく謎である。
さらに調べると、「結婚したら夫の姓にするもの」という考え方は、どうやら戦前の「家制度」のなごりであるらしいことが見えてきた。
家制度では「結婚すると妻は夫の『家』に入り、夫の『家の呼称』である氏を名乗る」ことが義務付けられていた。しかし、この家制度自体が男女平等の原則に反するということで、戦後の日本国憲法公布とともに撤廃されている。その上で、制度上は「どちらかの姓を選べばよい」という今の形になったのだ。しかし、なんかよくわからないけど「結婚したら夫の姓にするもの」という考え方だけが令和に至るまで残っちゃっているわけだ。
つまり、母が「相手の姓にすることに抵抗感がある」とする根拠は精神的なものであることがわかった。「なぁんだ、じゃあやっぱどっちでもいいんじゃん」と安心した。
後日、母と焼き肉に行ったタイミングで「あの話はどうなったのか」と聞かれたので「いろいろ調べた結果、特になんら問題はなさそうだから相手の姓にすることにした」と改めて伝えた。すると、「ならば絶縁する」「もうアンタはウチの子じゃない」「向こうは家に挨拶に来なくてもいいし、私も両家の顔合わせにもいかない」などと言われた。大変面食らった。
こうなると、私も私で、根拠のない拒絶にいささか腹が立つ。たかが苗字を変えるくらいで崩れるような親子関係なんてやめてしまえ。帰宅後、怒りのままに父に電話し、事のいきさつを話した。
父は「姓は二人で話し合って決めればいい」と言った。父は法律関係の仕事をしていることもあってか、姓の選択の自由には理解を示してくれた。同時に「しかし、母が姓にそこまでこだわっているとは思わなんだ」と驚いてもいた。
それもそのはず、これまで三十年以上家族をやってきて、母の口から「お前は長男なんだから今の姓を継ぐんだよ」といった話は一度も出たことがない。
さて、とはいえ「じゃあ母のことはほっといて結婚の手続きを進めましょ」という訳にもいかない。
今度は相手の実家に行き、先方の両親に「母が姓の選択に大反対している」ということを正直に伝えた。すると先方の両親からは
「姓の選択は二人の話だから二人で話し合って決めればよいと思う。しかし、制度上は問題なくとも、今のままだと自分の娘が一方的に悪い立場にあるし、私たちとて家族ぐるみの付き合いの最初から断絶状態でスタートするのは遺憾である。ご両親とちゃんと話し合って、双方納得した上でないと、次のステップに進むことを認めるわけにはいかない」
と言われた。ご至極ごもっともだと思った。
私はぶっちゃけ「価値観の違いから来る意見の食い違いなんて埋めようと思って埋まるものでもないから、母のことなど放っておけばよい」と考えていたが、先方の両親が心配しているとなると話は別だ。
とはいえ、母も私も良い大人である。こう言っちゃなんだが、この話が出る前までは、私と母の関係はいたって良好だった。焼き肉屋では売り言葉に買い言葉で「絶縁だ」「ウチの子じゃない」などと話したのであって、直接会って落ち着いて話せばきっと分かってくれるだろう。なんだかんだ家族なのだから。
そう思って、母に連絡を取って直接話すことにした。しかし、LINEではなく手紙で「直接会って改めて話がしたい」と送るも、父づてに「会う気はないって」と断られる。聞けば、母は焼き肉屋以来私のLINEをブロックしているらしい。仕方がないので、父を通じて母にこちらの意向と「とにかく一度話したい」ということを伝えてもらうも、これまた断られる。
「かくなる上は私が実家に直接乗り込む他あるまいな」と思ったタイミングで、なんと母からLINEが来た。
「姓の選択は好きにすればいい。ただ、焼肉屋で絶縁されたことが分かってないみたいだからもう一度言うけど、一度降ろしたシャッターは二度と開けないし、もう実家の敷居も跨がせない」
と来た。ほぼ原文ママである。どうやら、母は本気で絶縁した気でいたようなのだ。さらに
「相手には、今どき夫婦別姓とかペンネームとか旧姓を使い続ける選択肢がいろいろある中、個人的な理由で相手の家族関係をぶっこわしてまで姓を貫き通したという自覚を持ってほしい」
いや、家族関係を進んでぶっ壊したのは我々のほうだし、「旧姓を使い続ける選択肢がいろいろある中~」以降の内容はそっくりそのまま私にも当てはまる話であって、それが特大のブーメランになっていることにも気づいていないのだろうか。
とにもかくにも、母から直接連絡が来たことで、向こうの意向は分かった。
私からは「母の意向は分かったけど、なんで私が姓を変えることがそこまで嫌なのか、理由が全然わからない。これが最後になっても良いので、理由だけでも教えてほしい」と返した。
同時に、この返信も母は読まない可能性があるので、父には「私から送ったメッセージを母に伝えてほしい」と別途伝えた。しかし、今度は父からも「もうこれ以上は関与しない」と連絡が来た。ここにきて父からもハシゴを外されるとは思ってなかったのでまた面食らったが、「そこをなんとか伝えてくれ」と食い下がったところ、父は母に「息子が理由を知りたいと言っている」ということは伝えてくれたらしい。
この一連の出来事を、先方の両親にも正直に話した。
「最初はなんとか話し合いで解決を、と言ったが、ご両親の反応を見る限り難しそうなので、もう二人で先に進むしかないのでは」
とのことだった。
これを以て、私は自分から両親に働きかけるのを止めることにした。そのまま今年の12月まで待って、特に向こうからなんのリアクションもなければ、そのまま結婚に進む心づもりだ。
「結局どっちの姓にしたいか」という今の気持ちをここに書くつもりはない。
「結局どっちの姓にしたか」ということを後日どこかで発表するつもりもない。
ただ
結婚するにあたって「相手の姓を選択したい」と言ったら、母から絶縁された。
この一文が「昔はそんなおかしなことがあったんだね。今からは考えられないな」と笑い話になるような未来が来ると良いなと思う。