ネームしてるけど、やっと自分が描きたいものがうまいこと形にまとめられるようになってきた実感がある。
いうて漫画描き始めて気付けば10年とかか。途中ブランクあるし、年1くらいのペースの時もあったけど。
スキルが上がった実感、やっとここまで来れた感覚、頭の中でこねくり回してたものを外に出せる快感、本当に全てが楽しいな
楽しいけど、中々大変な作業すぎて平日は良くて1日5ページくらいしか進まん。
楽しくないページを乗り越えて、やっとクライマックスが近付いてきて、脳から汁が出るのを感じる。
この楽しさって他の趣味とは決定的に違うんだよな。
積み重ねて来たものを駆使出来る感じと、たまたま今思いついたものをいい感じにねじ込む楽しさと、そんなものをねじ込めるようになったことにすらテンションが上がるというか。
楽しさの質が違う。
プロットネームで2ヶ月くらいかかって、このあと更にものすごい時間をかけて作画トーン作業が待ってて地獄なんだけど、
漫画を描いてる期間の、生活の全てを漫画最優先にして行動していく感じも楽しい。
食事しながらiPad開いて脳内の世界にトリップしまくる感じが好き。
だらだらとバラエティやアニメ見るよりも、生産してる・人生において意味があることをやっている感覚が好き。
カレンダー見て焦りを感じる時とか、ストレスもあるけど、その焦りすらも楽しいんだと思う。
締め切りがないと何も進まないことが分かりきってるし。
完成した頃にはヘロヘロになってて何がおもろいねんこれはという気持ちがすごい。
絵が下手すぎるという気持ちと、ここ無理矢理すぎたかもという反省会が延々繰り返される。
自分の人生で能動的に他にやりたいことも特になくて、本当に仕事を適当にこなしつつ漫画を描く人生になってる。
すごいな。こんな人生になると全然思ってなかった。絵描き始めたのも20歳過ぎてからだし。
一生描いてたいけど、どうだろうな。
いいなー
プログラミングを20年やってるが、その状況になるのは中々ない。正直嫉妬するよ