ヤカラっぽい男がどこかの部屋に乗り込む。
「あの野朗、どこ行きやがった」みたいなことを言っている。
何を言っていたか正確には覚えていないが、たぶん“あの野朗”の名前だと思う。
そんな調子で男が不機嫌そうに、なぜかベランダにあったソファに座ろうとする。
その瞬間、いきなり部屋に誰かが現れた。
男の言葉に反応していたので、たぶん“あの野朗”だろう。
しかし、“あの野朗”が現れたと同時に、ヤカラっぽい男は突如いなくなってしまった。
更には、部屋とベランダを遮る窓に、いつの間にか等身大の紙が何枚も重ねて貼り付けられている。
“あの野朗”は、その紙を捲っていく。
どうやら漫画らしい。
絵の男は非現実的な動きをしながらソファに座ろうとしており、“あの野朗”はその様子を大げさに実況する。
大学の大講堂で座る席を探す
はぐれものの黒人とか有色人種が集まってるところに、すんませーんっつって座らせてもらった
そんで最初のウェルカむ実力テストみたいなのをいきなりやらされてめちゃあせる
だってゆめのなかだったらセンター試験おわってすぐくらいで英語実力ビンビンの設定だけど、
実際の中身は受験から20年近くたったロートルにもほどがあるクソ脳みそだから
留学先でいろんな人がいるとこでやる問題がなんで和文英訳なんだよと今思えば笑えるけど、
夢の中ではマジでいっぱいいっぱいだった
~というのもはforだったなとか使える言い回しをギリギリで考えながら、部分点はもらえるのかなとか不安を感じたりしてた
問題文のラストで、センター試験で英語トップクラスだった人間が多いみたいだからこんなの楽勝だろうHAHAHAみたいに書いてあってさらに焦った
なんとかそれなりに書けて解けた・・・と思う
そんで大講堂を出ようとすると女バレの人たちがボールカゴ押してはいってこようとしてた
大講堂が体育館化してた
中学のときの部活の後輩がいて俺に声かけようとしてきたけど名前忘れてたから適当にスルーして近くにある階段のぼったら上で行き止まりになってた
おいおーい俺駐輪場さがしてんだけどー笑とセルフツッコミして降りたら後輩が顔似てる二人組にいじめられてた
校内放送でなんたらはきてくださいみたいに女の声がした
いつもとは違う道で帰ろうとしたら
めちゃくちゃたくさん店が入ってる雑居ビルがあって
こんなところにあったんだと思って入ってみた。
そこは半セルフサービスみたいなところで
ボーッと突っ立っていたら常連みたいな人が教えてくれたのだが
金属製の平皿に自分でライスといくつかのトッピング(揚げニンニクがあった気がする)と黒ごまペーストを乗せて
それを店主に渡すとルーを入れて返してくれるというシステムらしい。
ところが店主に渡してもなかなかカレーが返ってこないので待つことになる。
他の客もそれぞれに待っているので渋滞しているようだ。
店の壁をぼんやりと見ていると「隣のハンバーグ屋でハンバーグをトッピングできる」とか書いてあって
いちど店を出てもいいのか、どういう仕組みなんだろう、などと考えているうちに
憂鬱な午後の授業。
やろうと思えば途中で抜け出すも出来たが、タイミングを逃してしまう。
「こういった授業をするのは久しぶり」みたいなことを言っていた。
集中力の切れていた俺や一部の生徒たちは、授業中にも関わらず遊び始める。
俺はクラスの賑やかし役と会話を交わすが、そいつの絡みが徐々にウザくなってくる。
イライラしてきて、俺はそいつの座っている椅子ごとひっくり返した。
しかし、起き上がり小法師みたいに、椅子もろとも何度も起き上がってくる。
俺はその度にひっくり返すが、そいつが自発的にひっくり返りだしたところでウンザリしてやめた。
教室から出ようとすると、それを静止しようとする教師の声が聞こえる。
さすがに不服だったようで、賑やかし役は怒り出して組み付いてくる。
俺はそれを笑いながら受け止める。
その笑い声に反応して、周りの生徒は沸き立つ。
走っている途中、担任と副担任が、途中でフケて大丈夫なのかと話し合う。
何か意味深なことを言いつつ、アレを使うから大丈夫だと担任は言っていた。
たぶん超能力かなにかだと思う。