2019-08-24

[]カレーを食べたかった

いつもとは違う道で帰ろうとしたら

ごみごみとした路地

めちゃくちゃたくさん店が入ってる雑居ビルがあって

そのいちばん上に吉野家看板が見えた。

こんなところにあったんだと思って入ってみた。

壊れそうなエレベーターに乗って最上階に着いてみると

吉野家よりも店名も聞いたことがないカレー屋が気になった。

そこは半セルフサービスみたいなところで

ボーッと突っ立っていたら常連みたいな人が教えてくれたのだが

金属製の平皿に自分ライスといくつかのトッピング(揚げニンニクがあった気がする)と黒ごまペーストを乗せて

それを店主に渡すとルーを入れて返してくれるというシステムらしい。

ところが店主に渡してもなかなかカレーが返ってこないので待つことになる。

他の客もそれぞれに待っているので渋滞しているようだ。

店の壁をぼんやりと見ていると「隣のハンバーグ屋でハンバーグトッピングできる」とか書いてあって

いちど店を出てもいいのか、どういう仕組みなんだろう、などと考えているうちに

そういえばカレーを店主に預けた状況では誰が誰のカレーか分からなくなっているのではないかと思い至り

店主はちゃんと覚えているのか不安だなあと思ったところで目が覚めた。

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