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はてなキーワード: 所得の再分配とは

2014-07-10

アスペルガーとは?

日本教育は国のために企業のために頑張って勉強、勤労しなさいというもの

でもそれを頑張りすぎる人はアスペルガー高次脳機能障害

人間生活を営む上で、人は空気を読む能力がどうしても必要

日本には障害者リハビリテーションセンターという施設がある。

ここの高次脳機能障害には日本政策被害者がいっぱいいる。

国がこのような国策によって出てしまった被害者を救うのはある意味当然。

資本主義は間違っている。

頑張りたい人だけ頑張るというベーシック・インカムがいいと思う。

僕は学生だけど、それを国に提案したい。

ベーシック・インカムは確かに働きたくない人には一定収入が得られてよい。

そして頑張る人にはちょっと悲しい。

でもその所得の再分配社会をよく回す方向になる。

2013-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20130402012100

30すぎて子供中学生くらいで、それからもう一回高校の勉強やり直して大学うけるの?できるの? アラサーの人たち、ちょっと考えてみて欲しい。高卒で十年間生きてきていまから受験勉強する気になりますか、と。自分だったら絶対無理だ。いや出来る人もいると思うけど、多分それは少数派だと思う

キャリアつけたい人は、勉強大変だ~とは思うかもしれないけど勉強するでしょ。今の高校生だって勉強したくないけど仕方なく大学受験する人は多いと思うよ。キャリアとかにこだわりが無かったり、勉強が嫌いな人は今の中卒や高卒の人と同じように、それなりの職を探して働くだけ。

そうするとどうなるか。高等教育を受けないでできる仕事に就くことになるよね。男性サポート役。もちろん正規雇用じゃない。パートとか。男性のための仕事(高給)と女性のための仕事(低給)が分かれることになる。

この文はあたかほとんどの女が低給になるみたいに書いてあるけどそれは勉強嫌いな人の話で、キャリア志向の人はきちっと勉強してやりたい職に進む。

男が全く損をしないで、生き方を変えもしないで少子化問題を解決しようとするとこうなるわけだ。早く子供を産め、子育てはお前がしろ、あと家事しろ、学費は自分で稼げ、十年くらいのブランク努力でなんとかしろ、あと70まで働け、と。これだけ女に負担かけて、男がするのはせいぜい「大学に行っている間の生活費負担しますよ」と。ふざけんな、ってなりますよね、普通

マイナス思考なのかな?新しい提案はまるで女ばかりが損をするみたいな書き方。今の女性の方がよっぽど損な生き方しているじゃないか子どもができれば職業をあきらめなければならず、子育て後の復帰は容易ではない。復帰できてもブランクが長すぎて簡単なことしかできないただのオバさんになっている。また、かろうじて働き続けることができたとしても1歳にも満たない赤ん坊を泣く泣く他人に預けなければならず、母親として一番大切なかげがえのない時間仕事家事に奪われてしまう。子どもにとっても、1歳、2歳なのに23時まで起きているのが当たり前という異常な世界

新しい提案は、10歳になるまでじっくり大事愛情をそそいであげることができる。子育て後、30手前から勉強を始めて30半ばまで高等/専門教育を受けてその後キャリアスタートさせるから自分キャリアが途切れることはないし、雇用側も計画的に採用ができる。

元増田モデルで言うなら、男は30くらいに結婚するんだよね。だったらそれまでに結婚資金を貯める。で第二段階で、妻が高等教育をうけるのを支援する。(学費も生活費も保育費もね)もちろん、家事育児も分担して行う。

こういう提案はいいね。話が前に進む。所得の再分配の話だよね。ここはどういう割合でどのようにするのかがベストなのかは議論するべきところだろう。

2012-10-16

http://anond.hatelabo.jp/20121016105631

同じ正社員同士で比べたら男の方が女の1.5倍金もらってて同じニート同士で比べても男の方が女の1.3倍ぐらいは金もらってるの。

そこに不公平が存在してるからやる気がなくなるんだって話なのに、ニート男より正社員女の方が収入あるんだから問題ないだろとか話されてもバカじゃないのとしか

同じ責任かぶされても男に比べて7割しか給料もらえず家事負担は男の1.5倍だったらそりゃ仕事増えるだけ損だって考え方はおかしくないだろって話なのに何を論点すりかえてるの?


現状が不公平だってことが否定しきれなくなったらそもそもなんで男女平等じゃないといけないんだというしかないわな。

雇用機会均等法が施行されてから女が急に働き始めたわけじゃないよ。

その前から女はずっと安い賃金で働いてる。

しろ雇用機会均等法は、安い人件費で雇える女をもっと使い倒すために女の夜勤制限を取っ払ったとかそういうものからね。


そこで安価で優秀な労働力供給が増えて、無能なのに高い人件費を食ってた一部の男が代わりにニートに転落したというのはあるけど、結果として経営効率は上がってるんだよ。

それでも大半の所得が上がってないのは企業内部留保が多い&所得の再分配機能してないのが原因。

職場から女を追い出したって同等の経営効率を維持しようとしたら結局代わりに採用される男の給与は女並になるだけだし、かえって無能な男まで採用される分生産性が下がって余計ジリ貧になるだけだから

2012-10-15

とある地方公務員日本共産党について書いた

平素よりお世話になっております

またもやブックマークが予想以上に増えて大変恐縮しています

公務員だけど、公務員残業代問題に潜む高齢者問題

http://anond.hatelabo.jp/20120922164617

とある地方公務員が日々思ったことを10コラムに分けて書いてみた

http://anond.hatelabo.jp/20121012225331

とある地方公務員生活保護について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121013233222

今回は地方で地味に活躍している日本共産党について書いてみたいと思います

※これは地方公務員立場というよりも、あくまで私の個人的意見です。

※私は日本共産党員ではありません。

※また、一部は私自身の体験ではなく、別の同僚の体験も含まれています

日本共産党議員は世話焼きおばちゃん

職務を行なっていると、地方議員と絡むことが多いです。特に議員地域と密接に関係しているので支持者の陳情や苦情などを仲介して窓口にやってくるわけです。

たとえば、コンバインを通したいから農道舗装してくれとか、今度町内会イベントするから職員を派遣してくれ、といった類ですね。

その中で日本共産党の主戦場は、なんと行っても福祉部門です。生活保護健康保険介護保険、といった分野は特に力を入れています

そして、生活保護では一緒に窓口にやってきて、受給希望者にマンツーマン手続きを教えている光景を見ることができます

共産党議員生保の窓口に来るというと、何か高圧的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、むしろ逆でお手数をおかけしてすみません、といった感じでやってきます

日本共産党議員は、元々福祉現場で働いていた経験のある人も多いので、福祉現場の苦労がわかるのかもしれません。

また、日本共産党はおばちゃん議員も多いので、気楽な感じで話せることも多く、生活保護受給者の世話を焼いているおばちゃんって感じです。

私は役所に入る前は、日本共産党左翼ヤバい人みたいなイメージしかなかったのですが、福祉に関われば関わるほど日本共産党福祉における役割は大きいと感じるようになりました。

ケースワーカー民生委員だけでは対応できない地域特殊問題も、共産党議員、もしくは共産党関係者が間に入ることで解決した事例もあります

※逆に保守系議員は、横柄な人が多いです。やはり、地方議員といえど地域に対して一定の影響力をもっていますので、農業団体建設業医師自営業、商工などなど、あらゆる方面でやはり保守系議員の影響力があります

地方はやはり、保守系議員の力が圧倒的に強いので職員も神経を使う相手です。ただ、保守系議員といっても、別に熱狂的な自民党議員というわけでなく、農家おっちゃんだったけど青年活動していた成り行きで自民党会派に入ったというケースが多いです。

なので、根が地方おっちゃんなので理屈よりも情とかお付き合いとか理屈じゃないところで落とし所を探るらしいです。(ベテラン職員はこれが本当に上手い。)

逆に若手保守議員は、尖閣問題とか憲法改正とか異常に関心が強いので、ちょっと怖いです。まぁ、元々代議士秘書していた人が多いからかもしれませんが、、、

困った人も見捨てない日本共産党

生活保護希望する人の中には、本当に困った人がいます生活保護支給してもすぐパチンコに使ってしまう人。家庭訪問で話をしようにも、すぐ怒る人。要するに普通生活が営めない人です。

そういう方の自立支援サポートするのを本来ケースワーカーに求められているわけですが、現在ケースワーカー一人当たり100世帯以上受け持つ事もザラなので、そんな余裕ありません。

また、公務員の人事システム上、ケースワーカーとして十分に実力が身につく前に異動になってしま専門性が身につかないという問題があります

その間隙をついて、日本共産党独自支援体制を作っています。具体的には地区ごとに相談窓口(法律医療税金)などをワンストップに受け入れる体制を作っています

これは後述しますが、これが日本共産党の強みであり、他の政党にはない点でしょう。

また、日本共産党の人は、何というか普通の私達がみたら、ちょっとお人好しなんじゃないか、ということ平気でやります

・知らないホームレスにご飯をおごる(またはお金を貸す)

・時々いる困った市民にも切々と説得

・深夜12時過ぎに寂しいと電話があってもちゃんと対応

などなど、はっきり言って行政なら、それはいくらなんでもやりすぎ、業務の範囲外とおもわれることもやります

当然、いくらなんでもということはしませんが、基本的に良い人が多いです。

日本共産党の地道なマーケティング

生活保護は、現在日本共産党オスプレイ原発大阪維新の会と同じくらい関心のあるテーマの一つです。

日本共産党という政党基本的に個人事務所というよりも、あくま日本共産党の支部ということで地方議員事務所を構えています

その日本共産党事務所は、だいたい経済的に困窮した人の相談場所として利用されているようです。

どういうマーケティングを行なっているか本当に謎ですが、日本共産党事務所にはワーキングプア高齢者障害者といった社会的弱者を見つけ、行政支援につなげています

日本共産党支援生活保護受給した方に話しを聞いたことがあるのですが、その方はもともとホームレスをしていたところに共産党議員差し入れ毎日持ってきてことがきっかけで知り合い、生活保護受給した方です。

最初生活保護は恥ずかしいと思っていたが、毎日その議員と話をしているうちに考えが変わってきたとのことです。

なので、共産党マーケティングと書きましたが内実は地道なドブ板営業なのかなぁと思いました。確かに共産党の支持組織としては医療生協民商共産党系の労働組合である自治労連などがありますが、案外普通議員なら相手にしないような、つまり票にならないような市民特に重視しているのかもしれません。

侮れない共産党ネットワーク

かつてエントリーの中で共産党ネットワークについて書きましたが、改めて書きたいと思います日本共産党は先述の通り医療機関として医療生協中小企業零細企業組合として民主商工会、その他にも多くの組織連携しているので非常に行政としては重宝しています

だいたい地域貧困問題に取り組んでいる団体があれば、直接的、間接的にせよ、共産党関係者が絡んでいることが多いと思います。それは共産党に限らず、社民党にせよ、民主党左派にせよ、いわゆる人権派リベラル派というもの草の根ネットワークを作っているようです。

現在日本は、自民党にせよ、民主党にせよ、基本的保守派が大多数であるので、リベラル派というものが弱いという土壌があります。なので、人権問題に取り組んでいる弁護士活動家は、政党選択肢が少ないので共産党を支持しているというのが現状のようです。(当然、熱狂的な共産党支持者もいますが)ただ、弱者救済積極的に取り組み、それなりに体制ができているのは今の主要政党では日本共産党ぐらいであるのは事実だと思います

取材力は最強、しんぶん赤旗

告白すると、お付き合いの関係で私もしんぶん赤旗を取るようになりました。ちなみにしんぶん赤旗というのは共産党機関紙ですが、しんぶんという名前からわかるように独自視点からニュースを発信しています

最初はお付き合いで購読していたのですが、案外おもしろい。当然、あくま共産党バイアスがかかっているわけですが、それが逆にはっきりしているからわかりやすいです。

たとえば、最近話題になった次長課長河本問題も、生活保護扶養義務について詳細に書いていました。あれは実務をやっている人間ならわかるのですが、そもそも不正受給ではありませんし、扶養義務道義的には人それぞれ感じるところがあるかもしれませんが生活保護法では定められていません。

憲法25条を持ち出すこともなく、現在法制度では特に問題はありませんでしたが、ある保守系女性議員きっかけで、マスコミが一斉にキャンペーンを行なっている中でしんぶん赤旗だけは筋が通っていました。

しんぶん赤旗は、大企業スポンサーがいないということでスクープが多いように思います原発の裏にあった談合などは、原発ムラの実態もわかりましたので非常に興味深いものでした。

なので、他の新聞にはない視点を与えてくれるのがしんぶん赤旗面白いところかな、と

ただ分析に関しては、特に安全保障についてはちょっと疑問が残るところは多々ありますが。その話題は今回のエントリーから外れるので控えます

また経済政策に関しても、消費増税内需を冷え込ませるのはそのとおりですが、その財源として法人税増税といった大企業社会的責任の強化、労働規制の強化というのはちょっと今の社会情勢から見て厳しいのかなぁとも思います

ただ何にせよ、分析能力に関しては僕も修行中ですので、コレも控えたいと思います

また、やっぱり共産党機関紙であるせいか、やたら大躍進とか、大きな一歩とか、煽りっぽい見出しになるのは仕方がないですね。

日本共産党はやっぱり必要かも

確かに日本共産党与党に入るのは、やっぱり怖いです。ただ、日本共産党現在のような貧困存在している社会情勢ではやはり必要だと思います

今後、消費税増税によってより一層中小零細企業が淘汰され、失業が増えれば、より共産党存在意義が増すことになると思います

これって、大学の時にちょっとカジッたマルクス歴史観そのままじゃないかと、ちょっと不安になったりします。

ただ、本来政治役割あくま弱者のためにあり、決して圧力団体の手足ではないはずですが、現状は後者の方が当たり前になっています

弱者救済は、地方であれ、生活保護受給者であれ、時にバラマキと呼ばれます。なので、強い人に力を集中させれば、結果的弱者おこぼれが回ってくるという学説がありますが、果たしてそうでしょうか。

仮にそれが事実だとしても、その恩恵はい弱者に回るのでしょうか。だったら、行政、ましては政治なんて本当に要らないのかもしれません。

資本主義の発展でも、弱者の救済でもどちらにせよ共産党存在必要だと思います

皮肉なことに資本主義の発展を語る上で、所得の再分配がなくては資本主義の発展はありえませんので、共産党活動結果的資本主義延命に貢献しているのではないかと思ったりもします。

以上のように共産党推しでちょっと辟易した人もいますが、共産党のあの直向な姿はそれなりの奉仕精神がなければ真似できないと思います

共産党の実直な姿こそ、本来公僕としての公務員に求められているのかと思うと、何だか身の引き締まる思いです。

追記です。

http://anond.hatelabo.jp/20121022220611

追記 2014/12/20

ブログを始めました

とある地方公務員ブログ

http://toarukomuin.hatenablog.com/

2012-09-13

http://anond.hatelabo.jp/20120913172808

なんで所得の再分配社会主義と短絡するかね。

所得の再分配するからといって社会主義というわけじゃないよ。福祉政策で有名な北欧はがちがちの資本主義競争主義だし。

そもそも社会主義の要点は生産手段の国有化貧富の差がないわけじゃない。ソ連指導部とかかなり豪華な生活してたし。

2011-06-06

不信任案が否決される。

自民党的なモノを否定して政権についた身にとっては、自殺行為であるという事に、気がつかなかったようである

政権議席は維持できたが、民意はいっそう離れたわけで、首相の首を挿げ替えたとしても、たらい回ししかない。政権担当能力が無いという事については、なんら変わっていないわけで、次の首相が誰になったとしても、国民の支持は集まらない。衆議院3分の2が使えなくなった以上、参議院の過半数を取る為に公明党との連立・連携が必要となる。次の民主党代表は、公明党に指名権があるという状態になったわけである

野党の出した不信任案に乗じるのは党人としていかがなものかという理屈を通した為に、野党、それも、Casting voteを握っているだけの弱小勢力に党代表の指名権を握られるというのは、本末転倒である。この点においては、自民党よりも愚かだと断言できる。

支持無き政権がどうせ不人気ならばと、消費税の引き上げをやらかすようである社会主義政権特有の所得の再分配政策であり、富の生産が無ければ分配すべき富自体がなくなっていくという現実を食い止めるどころか、加速させるだけとなるであろう。

この内閣不信任案によって、菅内閣だけでなく、民主党自身がlame duckである事が、明白となったわけである

残り任期lame duckとして過ごすというのは、日本の政治がその期間、麻痺したままとなるという事である

国民の支持を失った政党任期一杯まで居座るという現象を防ぐ為に、国会議員に対するリコール制度が必用であるという認識が広がった事が、民主党政権についた事によって生じた、唯一の良い事である

2011-06-03

不信任案が否決される。

自民党的なモノを否定して政権についた身にとっては、自殺行為であるという事に、気がつかなかったようである

政権議席は維持できたが、民意はいっそう離れたわけで、首相の首を挿げ替えたとしても、たらい回ししかない。政権担当能力が無いという事については、なんら変わっていないわけで、次の首相が誰になったとしても、国民の支持は集まらない。衆議院3分の2が使えなくなった以上、参議院の過半数を取る為に公明党との連立・連携が必要となる。次の民主党代表は、公明党に指名権があるという状態になったわけである

野党の出した不信任案に乗じるのは党人としていかがなものかという理屈を通した為に、野党、それも、Casting voteを握っているだけの弱小勢力に党代表の指名権を握られるというのは、本末転倒である。この点においては、自民党よりも愚かだと断言できる。

支持無き政権がどうせ不人気ならばと、消費税の引き上げをやらかすようである社会主義政権特有の所得の再分配政策であり、富の生産が無ければ分配すべき富自体がなくなっていくという現実を食い止めるどころか、加速させるだけとなるであろう。

この内閣不信任案によって、菅内閣だけでなく、民主党自身がlame duckである事が、明白となったわけである

残り任期lame duckとして過ごすというのは、日本の政治がその期間、麻痺したままとなるという事である

国民の支持を失った政党任期一杯まで居座るという現象を防ぐ為に、国会議員に対するリコール制度が必用であるという認識が広がった事が、民主党政権についた事によって生じた、唯一の良い事である

2011-03-21

一週間以内に古米を市場に大量放出しよう

きっと年金で余裕綽々な老後を満喫しているお年寄りが大量に買い取ってくれるよ。

所得の再分配に多大な貢献をしてくれるはず。

でも一週間もすれば混乱が収まっちゃって買ってくれなくなるから、急げ。

2010-04-01

社会にぶら下がり分配を受けるだけの人が、一番利益を受けるという、不健全社会

[2010.3.31]

増税こそデフレ対策?

頭が悪いんじゃないかという疑念が確信に変わる時というのは、見えている筈の現実を見ず、自分の中にだけある現実を優先して行動を取り始める瞬間と言える。ボケ老人には、ボケ老人にしか見えない現実があり、彼等の行動は、彼等自身にとっては正しい行動なのである。

若年性健忘症痴呆症の集まりである内閣が、またしても間抜けな発言をしている。

デフレお金の循環不全が原因であるという認識は正しい。市場任せではお金の循環不全は解消できないというのも、正しい。ここまで正しい認識が出来ているのであれば、お金の循環を妨げている規制や許認可を改廃しなければならないという結論に行くと、普通は考えるのだが、ここで予想の斜め上に進む。

税と財政出動お金の潤沢で安定した循環をもたらすというのである。

政府お金をばら撒き、ばら撒いた分だけ税として回収するというのは、所得の再分配でしかない。これで仕事雇用を生み出せるというのだが、肝心の富を、誰も生み出していない。徴税と分配という行為は富を生み出さないのだから、そのために働く人が幾ら増えても、本質的な富は発生していない。社会にぶら下がり分配を受けるだけの人が、一番利益を受けるという、不健全社会になってしまう。

法人税が高いから企業が逃げる、だから法人税を引き下げなければならないという主張によって、法人税率は引き下げられてきた。同様に、所得税消費税が高いから、国民が逃げるとは思わないのであろうか。

消費が減る分だけ、貯蓄が増えている、貯蓄するぐらいなら税として巻き上げて、分配すれば景気が良くなるという考え方らしい。金融機関運用しなければならない資金は増えているが、個人の貯蓄は増えていない。これは、設備投資研究開発投資が止まっていて、企業内部留保金利収入を求めている為である。さらに、景気対策として大量に出された政府融資も、ここに入っている。こういった現金資産は、リストラの為の資金でもある。雇用を維持するよりは、勧奨退職を行って、多少の割増賃金を支払ってでも、高賃金労働者解雇した方が、制度環境的に正しいとなってしまっている。つまり、現状の日本経済に、どんなにお金を注ぎ込んでも、リストラ資金が積み上げられるだけなのである。

退職金を貰った人は、一時的に貯蓄が増えるかもしれないが、その貯蓄は、新しい仕事が見つかるまでの生活費や、ローンを繰り上げ償還する為の経費でしかない。継続的に入ってくるお金ではないのだ。新しい仕事が見つからなければ、それらの貯蓄や資産を食い潰した後は、生活保護を受けるしかなくなる。

参議院選挙までに、選挙公約に反し、国民に不人気な法案は、全部通させるつもりなのであろう。当選回数が多くて言うことを聞かない生意気なのを全て内閣に押し込んだのは、この為だったのかもしれない。

衆参同日選挙にして内閣に入っていたのは全員討ち死にとなれば、民主党内で小沢幹事長に歯向かう者は居なくなる。参議院単独過半数が維持できていれば、たとえ衆議院自民党に取られたとしても、ねじれているのだから、それまでに通した法案を廃止する動きは、全て止められる。何も出来ないという批判が強く向かうのは常に衆議院であり、次の衆議院選挙までに、討ち死にした議員選挙区の公認に手下を埋め込み、金権選挙を繰り広げれば、独裁体制が固められる。

今日党首討論が行われる。この主張は財政再建派であり、経済政策において現内閣自民党は同じという事になるのであれば、内閣を平気で切り捨てられる民主党の方に分がある。自民党財政再建派である限り、一時的に衆議院内閣自民党に渡しても、短期間で破綻するからである。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

2010-02-14

ベーシックインカム神話

ベーシックインカム(BI)が何やら「あるふぁぶろがー」の間で流行りになっているようですが、中身を見てみますと、金額や財源などの具体的制度設計はほとんど統一がとれちゃいません。そしてどうやら、この支持者たちの論の立て方の杜撰さが、無用な期待や反対論を生み出しているようです。

けれども、この制度って期待されている(あるいは恐れられている)ほどご大層なものではないと思うのです。

それと申しますのも....

1.BIは単なる非効率な所得の再分配

単純に、年収がA:0万、B:100万円、C:200万円、D:300万円、E:400万の5人がいるとしましょう。この5人の間で150万円のBIを行うとします。つまり、150*5 = 750万(全員の収入合計の75%)が必要になるわけです。財源は、分かりやすく所得税75%一律課税としましょう。すると、どうなるでしょうか:

A: 0 - (0*0.75) + 150 = 150

B: 100 - (100*0.75) + 150 = 175

C: 200 - (200*0.75) + 150 = 200

D: 300 - (300*0.75) + 150 = 225

E: 400 - (400*0.75) + 150 = 250

とまあ、かなりの所得の変動がありましたね。でも何か変ではありませんか?

例えば、Cを見てください。この人の年収はBI前後で変化していません。そこでよく見てみると、実は150万(=200*0.75)のBI税を払って、そのままその150万をBIという名目で返してもらっているということが分かります。DとEの状況もCに似ています。彼らはそれぞれ225万、300万のBI税を払って150万ずつキックバックしてもらっているのです。

要するに、ここで行われているのは、実質的にD、Eからその差額の75万、150万を徴収してAとBに再分配しているというだけのことなのです。そして再分配されなかった残りの525万円は単に「元々の持ち主の右のポケットから奪い取って、左のポケットに返している」わけです。

BIの予算が一見ビックリするほど巨額になるのは「グルグル回して元の所有者に返す」ということを(現実には相応の行政コストをかけて)やっているからです。所得の再分配の自体の妥当性は別として、その実現の仕方としてはいささか非効率でマヌケです。

追記:負の所得税」方式ならこの無駄を省いて実質的に同じ再分配を実現できます。制度的にはこちらのほうが優れているのです。

再追記: BI否定派の中には「BIをやると国民に途方もない税負担がかかるから無理」と主張する人もいますが(例えば、Marnier/20091116)、この主張は間違いです。というのも、BIによって経済階層間を移転する富は予算のほんの一部を占めるにすぎないからです(上の例でも、貧困層移転したのは全予算(750万)のほんの30%(225万))。一見莫大な予算の大部分は元の所有者にそのまま戻ることになり。実質的負担は「負の所得税」と変わりません。

2.BIは所得の再分配の問題を何も解決しない。

さて、BIが昔ながらの所得の再分配に他なら無いことがわかっていただけたと思います。となると次の問題は「BIは所得の再分配の方法として優れているか?」ですが、実はそうではないことがすぐに分かります。

大規模な所得の再分配を行う上での問題は、大雑把に「働く旨味が薄くなること」と「高所得者に税逃れのインセンティブを与えてしまうこと」の二点です。この二つはどちらも「分けるためのパイ」を小さくしてしまい、結果的に再分配自体の維持ができなくなります。

上の例で説明しましょう。この世界では、所得税が75%もかかるため1500円の時給で働いても375円にしかなりません。働く意欲も失せますね。一方で、高所得者のEは300万円もの税金が嫌になって海外に逃げてしまうかもしれません。仮にEが海外に脱出したとすると、税率を100%にしなければBIを維持できなくなります(BIにかかる総額とABCDの収入合計が等しくなるため)。しかも、残った4人がわずかでも働く時間を少なくして収入を減らすと、「150万円のBI」という最初の理想はあっさり不可能になります。

だからこそ、一般に福祉国家失業手当てをもらっている人の就労を促したり、ケースワーカー生活保護受給者の面倒をみさせたりするわけです(実際に、山形せんせいが訳したもの(http://cruel.org/economist/oecdlabor.html)によれば、「職探しサービスを厳しくして予算もつけるようにすれば」失業手当による就労インセンティブの低下を相殺できるようです)。

BIはこの再分配につきものの問題に何の解決も与えません。むしろ、BI論者は「BIをもらっている人に国家は口を出すな」と主張することで就労インセンティブを与える国家の取り組みを一切否定します。また(見かけ上)肥大化した予算を支えるための超高税率はさらに問題を悪くしますし、高所得者の問題についても、支持者たちはさっぱり何も考えてすらいないようです。この制度が何をもたらすかは火を見るより明らかです。

まとめ

結局、現行の支持者が主張するBIは、お金をぐるぐる回すための余計なコストをかけた再分配にほかならず、しかも再分配が引き起こす問題点も何も解決しない(むしろ悪化させる)という馬鹿げた制度なのです。

2009-12-06

この国は“無駄”に食われている

事態を正確に表現しようとするならば無駄で食っているのではなくて無駄に食われている状態なのではないか。

この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091205


税収が40兆を割ろうという時期に予算は90兆を超える。

国というスケールで考えるならば既に無駄に食われた“後”の状態だ。

国債、利払いだけで21兆 新規発行の38兆と合わせれば今年だけで60兆円

http://unkar.jp/read/tsushima.2ch.net/news/1251458534


利払いのために新たに借り入れをしなければならないポイント・オブ・ノーリターンはすでに過ぎて久しい。

この傾向は日本だけでない、アメリカもそうだ。

アメリカは既に国債の利払いだけで税収が消えている。それに比べれば日本はまだまだ可愛いものだ。

リーマンショックをただの民間の信用不安だと思っているのだとすると現在おきている事象のスケールを見誤る。

先日起きたドバイショックだってそうだ。

イスラム戒律で1週間御休みだったバンクホリデーに仕掛けられたに過ぎない。

マーケットが動いた後には言い訳が必要。その言い訳をうのみにしてはならない。

質量保存の法則お金に当てはめると、どこにお金が動いたか推測できるかもしれない。

ある程度のおつむと結構な根性があれば分析できるとおもうので、分析してみると楽しいかもしれない。

こうなるであろう兆候は10年にははっきりしていた。

これからくるであろう事態も歴史になぞらえれば比較的はっきりしている。

どうなるかは予測はできるが、何がおきるかはわからない。

民主党水野忠邦に相当する人物は居るだろうか?

岡田克也あたりはまじめそうなのでいいかもしれないが、イオン・・・。げふげふ

それにしても民主党ぼっちゃんばかりだ。

話しをもどそう。

無用の用という言葉がある。

車のクリアランス(隙間)を無駄として、ギチギチに車を組み上げたならその車はすぐ動かなくなるだろう。

省かないほうが結果合理的になる無駄というものがある。

存在重要「怠けアリ」…「働きアリ」だけだと集団破滅 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091128-OYT1T00427.htm

働かぬアリにも用はあるのだ。

学習最適化の問題なので、これも根気強くシミュレーションを組あげればそれぞれの事象について比率計算はできるかもしれない。頭がよくて根性がある子はがんばって計算してみると楽しいかもしれない。

新卒大学生短大生など34万人が無職

http://news4vip.livedoor.biz/archives/51409955.html

26万人が就職

34万人が無職

比率が大きく変動している。

実はこれらの比率の変化は細かく積み上げられた選択の結果なので、環境の変化に対し最適化された結果なのだ。

一見無駄とも思える部分を多く準備しなければならないのは、一般的には事故に備えるためだ。

就職できない」という事象そのものが学生からしてみると事故かもしれないが、それよりも怖い事態を社会は予見している。

事故が続きエアバッグなどの本来の車の目的からすれば無駄な機能がついた。

倒産が続き就職できない人達が多く用意されているのは次の事故に備えるためである。

そうした方が合理的だと判断された積み重ねが現在の状態なのだ。

浪人が増えた。

浪人が増えるとどうなる?

これからどうなるかは予測できるかもしれない、でも何がおきてそうなるかはわからない。

もう支えきれないよ。早くおりてくれ 厚生年金の受給者1人を2.74人で支える※40年前は42人で支える

http://news4vip.livedoor.biz/archives/51400065.html

この比率の変化も、各夫婦子供を産まないという選択の積み重ねで最適化されたものである。

変化をみていくと、これについてもこれからどうなるかということが予測できる。

だが、それすらも新陳代謝の一環なので何がおこるかは予測ができない。

変化に際し血が流れたり、死人がでないことだけ望む。

結果良ければすべてよしだ、にゃー。

ベーシックインカムダメな子だとおもうよ。

http://anond.hatelabo.jp/20091206115201

貧困層をより貧しくする日本の歪んだ所得再配分(1)

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/a7a46973b48f0cf47a3a4b47e7024ac5/

日本所得再分配―国際比較でみたその特徴

http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis180/e_dis171.html

もし、ベーシックインカムがいい制度だったとしても、それを実行する国にできる見込みがないのであれば権利や権限を与えるべきではない。

所得の再分配については、日本政府制度介在後の方がひどくなっているという事態を見れば、ベーシックインカムなんてやったら余計にひどい事になるのが予想できる。

であれば、江戸時代みたいに、長屋を用意して、大家は親も同然、たなこは子供も同然みたいに、社会にそういう無職でも面倒をみてくれる仕組みを地域で用意するのがいい。

地域を離れて制度でなんとかしようとしても、青森東京事情を忘れて一律でなんとかしようとするのは無理ってものだ。いまあちこちで商品券事業みたいなものが流行っているが、これもある意味制度の違う所得のデュープみたいなものだ。経済事情地域によってことなるので最少行政単位ごとに最適化された制度を実行するのが良いと思う。

2009-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20091013225607

日本世界で唯一成功した社会主義国家、と言われていたのは、

国民皆保険とかの所得の再分配的な面ではなくて、

主に計画経済というか、

護送船団方式企業事実上国策保護されていたことのほうをさしているらしい。

自分も誤解していた一人だけど。

2009-09-28

メシウマが大好きな日本人、メシマズが大嫌いな日本人

http://anond.hatelabo.jp/20090927154607

http://anond.hatelabo.jp/20090927133645

メシウマが大好きな日本人、メシマズが大嫌いな日本人」が、トラバ先のエントリーが言いたかったことだと思うよ。もちろん、俺が書いたわけじゃないからわからない。だから、以下はトラバ先のエントリーと関連させながら、私が感じてる「メシウマが大好きな日本人、メシマズが大嫌いな日本人」を書く。

ここで言う「メシウマ」とは、不幸の平等化、言い換えると平均より(もしくは自分より)楽しているであろう人を苦労(不幸に)させること。

既得権益解体」とか「無駄の削減」といった、「不幸の平等化」を求めているだけ

http://d.hatena.ne.jp/qushanxin/20090926

ここで言う「メシマズ」とは、再配分政策、詳しく言うと所得の再分配のこと。苦労しているかしていないか関係ない。

とにかく思いつく限りの屁理屈で再分配政策を一生懸命拒絶しようとする

http://d.hatena.ne.jp/qushanxin/20090926

メシウマが大好きな日本人、メシマズが大嫌いな日本人」を言い直すと、「平均より(もしくは自分より)楽しているであろう人を苦労(不幸に)させるのは大好きだけど、平均より(もしくは自分より)低い所得を持つ人にお金を渡すのは大嫌いな日本人」となる。俺は、リアルな半径数メートルマスコミにそう感じる。

俺がリアルな半径数メートルマスコミにそう感じるものは、以下の三点の意見をセットで、よく聞くからです。

1.「既得権益解体」とか「無駄の削減」等の、現在、楽しているであろう人を苦労させたい。

2.所得の再分配、平均より(もしくは自分より)低い所得を持つ人にお金を渡すのは、嫌だ(これははっきりとこう言わない)。

3.「2.」の反対理由の大半が、苦労してない人が、得をしてしまうという主張(例えば、ニートが得してしまうとか、パチンコや酒に消えるとか、草加お布施に消えるとか)。

そして、

再分配政策は、苦労している人を助ける、という慈善事業のようなものではない

http://d.hatena.ne.jp/qushanxin/20090923

もしくは慈善事業のようなものじゃなくてもいい。苦労しているかしていないか関係なく、所得の低い人にお金を渡すことで、社会活性化し、豊かになるのが所得の再分配である。なのに、所得の再分配をしようとすれば、ニートが得してしまうとか、パチンコや酒に消えるとか、草加お布施に消えるとか屁理屈をこねて反対する。俺がリアルな半径数メートルの大半が、自分お金を受ける側なのにだ(マスコミの方々は、おそらくお金を払う側)。それ以上に、自分より所得が低い人間に、お金がいくのが嫌らしい。

以上のことから、「メシウマが大好きな日本人、メシマズが大嫌いな日本人」を感じる。

2009-09-05

はてサとは学生運動気分が抜けないおじさんのことなのだろうか

http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20090904/p1

id:HALTAN氏ももうほっときなよ、そこまで突っ込まなくてもいいじゃないかって書こうかと思ったけど、どうもクスクス笑えてきた。

最初は、この猿オヤジはまだねちこく絡むのかと、他人事ながらイライラしたんだ。id:apesnotmonkeysの左翼ぶり、マジっぷりはぶっ飛んでて、南京事件関連でカモフラージュしてたつもりでも本音の部分ではまともな人は付いていけないほど過激だったってことは、去年のトリアージ騒動の時に明らかになってるんでさ。今になってまだ「所得の再分配」なんて言ってるけど、本当は「金持ちからぶんどれ」という発想でしかなかったの、取り繕っててみっともない。

だいたい、よくよく考えたら、現実に行われるであろう「所得の再配分」って広く薄くとか、いわゆる中流からもっと取ることになるんじゃないのかな。apesnotmonkeysが思ってるみたいな「金持ちからぶんどれ」ってわけにはいかないと思う。つまり、再配分のための財源って、たぶんそう言ってる本人たちの財布から出るはずでしょ。そう考えると、「所得の再配分」という建前と「金持ちからぶんどれ」「日本金持ちは逆さに振っても鼻血も出ない人たちなの?」という本音のギャップって滑稽なほど大きいよね。

それに、自民党政権が倒れただけで冷戦が終わったってのも、自由民主党の結党の経緯から考えても冷戦の落とし子の一面があるから分からないではないけれど、でもその「自民党憎し」ぶりがほほえましい。かといって民主党がapesnotmonkeysのお望みにかなうような革新政権なわけもなく、むしろ経世会実質的に引き継いでいる面があるという意味では冷戦時代の自民党そのものかもしれない。それに、本当は社会党村山さんが総理になった時に日本冷戦なんてとっくに終了してるんだよな。どうせなら、民主主義成熟したと言ってほしいね。

だから、最初はこのずれっぷりにマジで呆れたんだけど、なんと言えばいいのだろう。

いかにも、「学生運動気分が抜けないおじさんがひたすら金持ち自民党が憎くて書いてます」感が漂ってて。しかも、apesnotmankeysって学生運動世代よりずっと年下で、あの世代でこれだけぶっ飛んでるところをみると、大学でロクなサークルに入ってなかったはずなんだよな。40歳越したおじさんがだよ、学生運動気分というか、ああいうものに対する憧れが抜けないまま、ネチネチイヤミを書いたり、自民党政権が倒れると安直に喜んだりって、ある意味カワイイよ。そう考えたら、笑えてきた。

「巨悪に対決する一市民」(w の構図って、こうなると、みっともないとか通り越して、滑稽も極まってるね。面白いわ。

2009-09-04

はてサとは学生運動気分が抜けないおじさんのことなのだろうか

http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20090904/p1

HALTAN氏ももうほっときなよ、そこまで突っ込まなくてもいいじゃないかって書こうかと思ったけど、どうもクスクス笑えてきた。

最初は、この猿オヤジはまだねちこく絡むのかと、他人事ながらイライラしたんだ。apesnotmonkeys氏の左翼ぶり、マジっぷりはぶっ飛んでて、南京事件関連でカモフラージュしてたつもりでも本音の部分ではまともな人は付いていけないほど過激だったってことは、去年のトリアージ騒動の時に明らかになってるんでさ。今になってまだ「所得の再分配」なんて言ってるけど、本当は「金持ちからぶんどれ」という発想でしかなかったの、取り繕っててみっともない。

だいたい、よくよく考えたら、現実に行われるであろう「所得の再配分」って広く薄くとか、いわゆる中流からもっと取ることになるんじゃないのかな。apesnotmonkeys氏が思ってるみたいな「金持ちからぶんどれ」ってわけにはいかないと思う。つまり、再配分のための財源って、たぶんそう言ってる本人たちの財布から出るはずでしょ。そう考えると、「所得の再配分」という建前と「金持ちからぶんどれ」「日本金持ちは逆さに振っても鼻血も出ない人たちなの?」という本音のギャップって滑稽なほど大きいよね。

それに、自民党政権が倒れただけで冷戦が終わったってのも、自由民主党の結党の経緯から考えても冷戦の落とし子の一面があるから分からないではないけれど、でもその「自民党憎し」ぶりがほほえましい。かといって民主党がapesnotmonkeys氏のお望みにかなうような革新政権なわけもなく、むしろ経世会実質的に引き継いでいる面があるという意味では冷戦時代の自民党そのものかもしれない。それに、本当は社会党村山さんが総理になった時に日本冷戦なんてとっくに終了してるんだよな。どうせなら、民主主義成熟したと言ってほしいね。

だから、最初はこのずれっぷりにマジで呆れたんだけど、なんと言えばいいのだろう。

いかにも、「学生運動気分が抜けないおじさんがひたすら金持ち自民党が憎くて書いてます」感が漂ってて。しかも、apesnotmankeysって学生運動世代よりずっと年下で、あの世代でこれだけぶっ飛んでるところをみると、大学でロクなサークルに入ってなかったはずなんだよな。40歳越したおじさんがだよ、学生運動気分というか、ああいうものに対する憧れが抜けないまま、ネチネチイヤミを書いたり、自民党政権が倒れると安直に喜んだりって、ある意味カワイイよ。そう考えたら、笑えてきた。

巨悪に対決する一市民の構図って、こうなるとみっともないとか通り越して、滑稽も極まってるね。面白いわ。

2008-12-24

派遣切り騒ぎについて俺の理解

2chで大ブームの

派遣はモノじゃない!企業社会的責任を果たせ!

正社員解雇しろ!内部留保を吐き出せ!

派遣制度は悪法。無くせ。正社員雇用しろ!

みたいな話について自分の理解。

派遣はモノじゃない

派遣はモノじゃないが、労働力

スキルも無くすぐに補充できる労働力であり、しかも工場労働者などの末端派遣不況時にはそもそも仕事が無い。

仕事が無いのに雇用する意味ない。解雇

企業社会的責任を果たせ

不況時に雇用を維持することが社会的責任とするのは厳しすぎる。

そもそもそんな責任があるということ事態が幻想

好況時に宣伝のために慈善事業をやる、くらいのもんだろ社会的責任って。

このご時世に、無駄従業員にメシを食わせてやってるボランティア企業があれば尊敬するよ。

正社員解雇しろ

たぶんそのうち解雇される。

けどそれで派遣雇用を維持するって考え方はおかしい。

派遣はすぐ補充できるが、正社員は難しいから。

内部留保を吐き出せ

内部留保はヘソクリではない。大事な資金。

不況なので投資すべきところが無い。どこに吐き出すの?

せいぜい研究開発費に多めにまわすことくらいしかできないんじゃないのか。

派遣法は悪法。無くせ。全員正社員雇用しろ。

派遣法事態は不備が多いのかもしれないし、これすら守ってない企業言語道断で叩くべき。

でも派遣法が無くなったからって、正社員雇用が生まれるかっていうとほんのちょっとしか生まれない。

海外の安い労働力にとって代わられ、仕事が無い状態に。

失業状態よりは、派遣の方がマシなのでは?

個人的には派遣切りということで企業を叩いているマスコミが嫌いです。

こういうときに対処すべきはもっぱら政府の役目なのではないだろうか。

増税して所得の再分配を進めるということしかないんじゃないでしょうか。

ごく一部の資産家に富が集中して、国全体の数字としては豊かになったのだが、不幸な人間は増える。

この状況はどうやったら打破できるのだろう。

2008-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20080102114732

政府による介入が金持ち貧乏人との間にある。

これは金持ち権力を持つのが社会秩序の乱れになると日本では考えられているからだ。

地方の名士や豪族なんかが衰退したのも戦後政府戦略が公を奏したからだろう。

ただ、金持ちはそれだと納得しない。

なぜ俺が納めた金をおまえがさも自分のものかのように分配するのだと。

しかもその用途に納得がいかないことが増えてきた。

寄付する側がある程度の裁量をもって所得の再分配を行うべき。

富の再分配と税の公平性を混同するのはおかしいのではないか?

同じだけの税を払っていないのならフリーライドがどうこういうのならわかるが、

”なぜ”フリーライドなどと非難されなければならないのだろうか?

レストランで同じ食事をして各自たべたものの分を支払しようと割り勘の時に、

金持ちや年配者が多く払う道義的責任はあるかもしれないが、

食ってるものが同じなのにおごってもらってあたりまえなどという風潮は断じて許し難い。

金持ちが多く支払わないと割り勘の額が多くなるから?

でもあなただって、その分食っただろ?

おごってくれないのだったもっと質素なレストランにいけばよかった!!

もしそういうことをいいたいのだとしたら、それって、どんだけ浅ましい連中だよ・・・。

金持ちは金もってるんだから金をよこしてあたりまえだ!などという考え方は人々から働く意欲と意図を奪う。

それが悪いとも思わないがそれは社会主義共産主義だ。

全員が役人かのように国に奉仕するという形態は、現代の社会ではあまり成功していない。

かつての中国北朝鮮ロシアのように飯の時には前に仕事の時には後ろにいく人々だけになる。

公平性を唄う理想を語るだけならそれでもよいがそれを現実オペレーションは、

現段階では時期ではないし、”実験”をするには日本という社会は成熟しすぎている。

日本は現段階では資本主義国家だ。

金持ち貧乏人も寄付による控除という機会の平等は与えられている。

ただ日本の税は累進課税だ。これは公平でもなんでもない。

多く稼いだ奴から多くとる仕組みだ。

多く稼ぐためには経費が必要となる。

会社には経費というものが認められている。

大きな設備を買えば複数年にわたり償却する必要がある。

寄付を人材育成のための設備投資経費と考えることがなぜできないのか?

年収が400万の人と、年収が1億とんで400万の人がいたとする。

実際、相続などで相続税などが払えず土地を売却すればこれくらいになる事もあるだろう。

現実的な数字だ。

年収400万の人は100万程度の税金を納めるだけで済む。

年収が1億とんで400万の人の税金はいくらだろう?3500万程度か?

いや、前年度の収入から住民税などは計算されるので翌年も相応に税がかかる。

翌年の年収が400万だったらどうなる? 税金払えるか?

黙ってても徴収されてしまうのだったらどでんと地元なりに寄付して今年の年収を下げたほうが、

地元のためにもなるし、自分の身近な人たちのためにもなる。

そういう行為をする人を捕まえて君はフリーライドだというのかい?

あいつが山梨寄付しなければ、高知に割り振られる地方公布がもっちょっとあったのに!みたいに??

なんて夢をみた。

ま、貧乏人なのでどうでもいい。

でも金持ちになったときにこんな寄進の求められ方したら頭きちゃうな。

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