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2012-02-16

政府の「休眠口座基金」の「問題点

政府休眠口座の活用に乗り出す、という報道が昨日あった。

が、これを聞いた2ちゃんねらーが、「ミンス政権による預金略奪だ」と

低脳な反応が相次いでいる。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1696536.html

小生は、2ちゃんねらー単細胞な反応には呆れているが、

他方、国の策も「下策」と思う。


まず、事実関係を確認しよう

一般論として、銀行預金は10年で消滅時効成立

・ただ、実際には、銀行顧客感情に配慮して、消滅時効の援用を

 行わず、10年超経過後でも、預金者の請求があれば払い戻す

銀行は10年経過時点で、預金者に連絡を取り、連絡が付かない預金については、

 「休眠口座」として収益に計上

 これに対して国は法人税を課税

 (銀行としては、別に収益計上したくないのに、法人税を取りたい国の指示で収益計上させられている)

しかし、将来預金から解約申し出がなされる可能性があるので、

 休眠預金払戻損失引当金を同時に計上

 (つまりB/Sが膨らむ)

 つまり銀行が「収益を上げている」と言っても、それは形式だけであって、

 実質的には収益をあげていない。(単にB/Sが膨らむだけ)

 法人税を取られるだけ、損、ともいえる。

・加えて、休眠口座の維持管理にかかわる人件費、及び

 口座にかかわる印紙税(200円)を考慮すると、ランニングコストで実質赤字

・年間に発生する休眠口座は800億円、うち300億円が後日払い戻しされるので、

 差額500億円がネットの「利用可能額」。

 この中から経費を除いた300億円程度を、基金化して活用の計画

休眠口座が発生する理由は次の通り

 ・完全に失念しているケース(少額預金に多い)

 ・失念はしていないが、引き出し手続時間が掛かる、銀行に行く交通費が掛かる、

  という理由で、引き出しを見合すケース(これも少額預金に多い)

 ・預金者が死亡して、預金存在自体を遺族が認識しないケース(中には多額預金も紛れている)

 ・預金者が死亡して、預金存在自体は遺族は認識しているが、

  相続手続で係争して解決しないケース(中には多額預金も紛れている)

 ・預金者が死亡して、預金存在は遺族は認識し、預金相続する相続人も定めたが、

  相続人手続き面倒(手続コストが掛かる)として引き出しを見合すケース

  (戸籍謄本の用意だけでも下手すれば数千円かかる、となると数千円以内の口座を引き出す理由はない)

  これは少額預金に多い

国内預金口座数は12億口座、休眠口座は年1,300万口座づつ増えている


恐らく、現状は「国も損、銀行も損、預金者は得なんだがそれに気付いていない」という状態だろう。

「数百円の手続きのために戸籍謄本取り寄せ数千円」の場合は「預金者も損」である

これを「国も得、銀行も得、預金者はプラスマイナスゼロ」であれば、

この仕組みを導入する意義がある。

小生が「問題」だと思うのは、わざわざ「基金」を設けて、基金が口座の管理業務を行う点だ。

恐らく、「払い戻しを求める利用者がいたら、それに応じる」ことを前提にしているからそのような制度設計

なっていると思うが、これだと「国はちょっと得、銀行は損」である

まり銀行の口座維持管理業務を「基金」に移しただけであり、

組織を余分に立ち上げる分、管理コストは倍増するだろう。

穿った見方をすれば、金融庁天下りポストを作りたいのか?)

ではどう制度設計すればいいか

シンプルに、

「10年経過しても連絡が付かない預金は、一律に時効を援用し、その分を、国庫に帰属させる」のが正解である

要は、現状「銀行時効援用しないために救済されている預金者を、一切救済しない」のである

預金者には多少冷酷であるが、これによって口座管理業務そのもの社会から消滅するので、

社会トータルでは「合理化が図れる」のである

国庫帰属の際は、基金だの余分な組織は立ち上げない。

今ある組織(例:原子力被害応急対策基金)にそのまま直納入させればいい。

2012-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20120206184948

実際、今日昼のテレビで「ヒルナンデス」という番組をやっているのを観てて思ったんだが、

ぶっちゃけ最近テレビって、庶民に新しい何かを提供するって機能を完全に放棄して、

今まで恋人とか家庭の価値だった部分にずかずか踏み込んできて、掠め取ろうとしてるよね。

なんで昼から他人のキャッキャウフフ見なきゃいけないんだと思うけれど、

あれって多分擬似的にでも内側に入り込んだ感覚モテルなら相当楽しいんだろうな。

視聴者からすれば、テレビキャッキャウフフと、目の前の異性やら家族やらとの付き合いで

どっちが楽しいかを選択できる状態になってきてる。

ぶっちゃけ普通の人間が、金にも話術にも優れたテレビ人間と勝負して勝てますか、と。

というより、AKBに限らず、こんだけ視聴者に媚びまくってくれるテレビがあることを考えたら、

それと比較して、恋人とか家庭とかを苦労して持っても、割に見合わないよね。


恋愛とか家庭の価値ってもういろんなところにアウトソースサれまくってるし、

他の競合がより優れたサービス提供されまくってるわけで、

余計な幻想抱かなければ、実質的価値って勝間和代が言ってる内容くらいしかないんじゃないかな。

個人的に結婚したい相手はいるのだが、正直、「得るもの」を期待してやるもんじゃねーな、と。

どっちかというと、単に相手が好きだからいっしょにいたいとかそういう話であって、

巷で言う恋愛とか結婚とかってそれ自体には本当にゴミみたいな価値しかないな、と思い始めてきた。

2012-02-03

恋愛とか結婚ってそんなに価値があるものだろうか?

勝間和代恋愛経済学という本を読んだ。

経済学」の部分は全然面白くなかったが、彼女

恋愛とか結婚にどの程度の価値付けをしているかのところは興味深い内容だった。

曰く、結婚ってたいして価値が無いですよ、と。

その気になれば伴侶が見つけられる、という人脈や、人探しの能力証明

あとはセックスがただで出来るようになる、その程度の価値しかない、と。

からシステマチック恋人やら結婚相手探しをして、さっさと結婚してしまえ、と。

で、ダメだったら、さっさとやめて、もっと良い条件で探せばいい、その程度のものだと。

結婚なんかに絶対的な価値をおいて、あーだこーだ理想化してるやつは馬鹿だ真面目の罠だと。




同感どいうわけではないが、ひとつの考え方として素晴らしいと思った。

その考えと行動が一致しているというのがさらにポイント高い。

自分の行動の結果を正当化しようとしてこういう本を書いたという見方が正しいのだろうけれどそこはツッコまない)



実際、今日昼のテレビで「ヒルナンデス」という番組をやっているのを観てて思ったんだが、

ぶっちゃけ最近テレビって、庶民に新しい何かを提供するって機能を完全に放棄して、

今まで恋人とか家庭の価値だった部分にずかずか踏み込んできて、掠め取ろうとしてるよね。

なんで昼から他人のキャッキャウフフ見なきゃいけないんだと思うけれど、

あれって多分擬似的にでも内側に入り込んだ感覚モテルなら相当楽しいんだろうな。

視聴者からすれば、テレビキャッキャウフフと、目の前の異性やら家族やらとの付き合いで

どっちが楽しいかを選択できる状態になってきてる。

ぶっちゃけ普通の人間が、金にも話術にも優れたテレビ人間と勝負して勝てますか、と。

というより、AKBに限らず、こんだけ視聴者に媚びまくってくれるテレビがあることを考えたら、

それと比較して、恋人とか家庭とかを苦労して持っても、割に見合わないよね。



恋愛とか家庭の価値ってもういろんなところにアウトソースサれまくってるし、

他の競合がより優れたサービス提供されまくってるわけで、

余計な幻想抱かなければ、実質的価値って勝間和代が言ってる内容くらいしかないんじゃないかな。

個人的に結婚したい相手はいるのだが、正直、「得るもの」を期待してやるもんじゃねーな、と。

どっちかというと、単に相手が好きだからいっしょにいたいとかそういう話であって、

巷で言う恋愛とか結婚とかってそれ自体には本当にゴミみたいな価値しかないな、と思い始めてきた。

2012-01-30

橋下徹氏への期待と違和感

僕はとりたてて左でも右でもないと思うが、個人的に橋下徹氏のやり方には強い違和感を感じる。君が代を歌わない教員を罰する、などといったタカ派的な行動(http://goo.gl/fdA8f DailyMotion: これで彼自身恥ずかしそうにしてちゃんと歌っていないというのは置いておいて...)やテレビタレント時代核武装とか中国売春ツアーODA発言とか弁護士懲戒請求の扇動とか、そういう極端な言動への違和感が第一にある。ナイーブに考えて、下品で息苦しいのである

だが、僕が結構ファンである佐々木俊尚氏(http://twitter.com/sasakitoshinao)や夏野剛氏(http://twitter.com/tnatsu)など、わりとリベラルで先見的と思われる人たちが橋下徹氏に好意的な評価をTwitterでしているのを見て、どうしたものだろうか、としばし考えた。

たとえば佐々木氏は、橋下氏の実行力を評価し、橋下氏の批判者が感情的な批判しかできていない、ということを指摘していた。たしかに、行革財政再建を目指す政策は私も賛成である。また、部落問題や暴力団のような複雑な問題も、彼くらいの突破力がないと解決できないだろう(私が橋下氏に一番期待しているのは、そのような問題の解決においてである)。ただ一般に彼のやり方は、敵を作り、スケープゴートを作ることで住民の溜飲を下げさせていることで勢いを維持しているように見えてしまい、その手法に狡さ・醜さを感じるのである。さらに言えば、それに乗ってしまう人々の多さにも空恐ろしさを感じるのである(こういうと香山リカ氏みたいだが)。私は、橋下氏はルサンチマンに駆り立てられて動いている人間だということに気づいたが、彼がさらに住民の潜在的なルサンチマンを煽っている構図なのではないかと思うのである。そういう点で、現代のヒトラーという指摘はあながち見当違いではない。

私みたいに、緊縮財政行革による財政再建は大いに結構、だがイデオロギー的な押しつけの空気タカ派挙動、さらには彼を突き動かしている感情にはアレルギーがある、という層は多いのではないだろうか。

佐々木氏が今日になってついに「橋下氏について行けない人たち」などという(そこまで言ってしまうと戦時中非国民とかと同じメンタリティーにしかすぎないだろう)気持ち悪い全体主義的なポストまで挙げていたので、なんだかガッカリさえした(本当の知性や強さというものは、結論の出ない曖昧から目を背けず、それに耐えて批判的に考え続けることではないのか。)のと同時に、自分の中でどういう立場を持てばいいのか、折り合いをつけなくてはいけないのかな、とも感じたのである

私は科学者だが、周りを見ていてたしかに偉大な科学者が必ずしも人格に優れているわけではないし、科学者を見る際には業績と人格、さらに教育者としての資質は分けて考えるのが普通だ。政治家もそれと似たようなもので、イデオロギー実質的な政策を分けて考えるべきなのかもしれない。彼の財政再建のための活動は評価するが、彼の人柄や彼を突き動かしているイデオロギーものには疑問を感じる、という折衷的なスタンスをとれば、私自身感じている息苦しさにも折り合いをつけられる。

余談だが、橋下氏、昔はテレビではけっこうチャライ感じでいじられキャラだった記憶があるのだが、いつの間にあんなに強者のキャラになったのだろう。そういうパブリックイメージの変遷のメカニズムにも興味がある。

ひとりのAnonymous Cowardより

2012-01-26

仕事を休んでいる。

勤め先の職場を休んでいる。



パートで、自治体関係のゆるい職場最初は事務だと聞いていた。

実際は、よく分からない仕事てんこもりでこれが事務かという所だった。

聞いていた話と違うことなんかはどこにでもあることと割り切れた。



最初の4ヶ月くらいはやることもなく平和すぎて時間の過ごし方に悩んだ。

職場の人もいい人で雑談して和気藹々だった。

そんな中、一番上の上司病気退職した。



新しい上司が見つかるまで直属の上司と2人だった。

まだ会話はあった。



それが過ぎて新しい上司が来てから急に愛想の良かった直属の上司一言も話さなくなった。

新しい上司は気のいい親分肌の上司なので私も上司普通に話していた。



私が何か気に障ることをしたのだろうか、体調が悪いんだろうかと

心配しつつ、人数も3人の小さな職場だったので元に戻そうと努力した。

そのうち指示すらしてもらえなくなった。

でも用意されている仕事はこなさなくてはいけない。



確認のために質問すると「さっき言っただろ」

指示が不十分なので追加で質問すれば「そんなことも分からないのか」とため息をつかれる。

段々会話することすら恐怖で直属の上司の前に立つと冷や汗がでるようになった。

段々自分仕事1つろくに出来ない駄目な人間だと思う様になった。



直属の上司の指示がもらえないので一番上の上司相談に行く。

気のいい一番上の上司は丁寧に一緒に考えようとしてくれ、正直助かったと思っていた。

だが実質的な業務は引き継ぎがなかった一番上の上司よりも

直属の上司の方が知っているので聞きに行かないと進まないことが多い。



その内一番上の上司の心が手に取る様に分かってきた。

立場上上とは言え、何かを薦めようと思ったらその部下を通さなければ進まない。

しか職場パート以外話す人間もいない。

しかも部下は心底マイペースで話しかけても生返事。

段々、職場でもパソコンに向かって人間関係改善を投げてる様な様子になってきた。



そうなると私は指示を仰ぐ人が上司しかいなくなる。

必死で話しかけても返事すらない。指示もなく書類を投げられ、任せられてた会議も外された。



ここら辺で、一番上の上司にこのままだと仕事をしたいという気持ちがなくなりそうだと

相談したが、なだめられて、一緒に愚痴を言い合って終わった。



申し訳なく思った一番上の上司が私の得意分野で仕事を用意してくれた。

恐らく仕事楽しいと思えば続ける意欲が沸くだろうという厚意からだ。

しかし、それも指示を仰がないと進められない。

任せたとはいものの、資料をこっちが用意して提出したら校正もせずにスルー

相手方に送付してから、なんで勝手に送ってるんだと怒られる。



なんでこんなことになってるんだろう。

一番最初はあんなに優しかったのに。何が不味かったんだろうと

そればっかり考える様になって職場のドアを開けた途端に目眩吐き気

周りの人から顔色が良くないと言われてた。



ある日、他の職場の人と会話してたら「うちの課長が」と笑いながら愚痴られた。

どこにでもある困った失敗の後始末の楽しい愚痴

どうして自分はこんな深刻な状態で動けなくなって泣きながら会社に行って

誰にも相談せずにいるんだろうと思ったら涙が出てきた。



結局退職の申し出を一番上の上司にした。

今ある仕事が落ち着いたら辞めたいと。



その次の日に直属の上司からいつもの様に理不尽な怒られ方をされた。

もう駄目だった、

そのまま体調不良で早退して家で号泣したら死にたくなった。

でも死ぬわけにはいかないので、一番上の上司メールを書き、休職させてもらった。



それでもこんな状態で休んでいる自分が駄目人間でと考えて死にたくなる。

このまま辞めるにはどう持ち込めばいいのか分からない。

2012-01-23

経営者言語運用能力オレオレ詐欺がなくならない理由

ビジネス書を呼んだり、一般メディア向けの経営者の話を聞くとき大事なのは

自分言語運用感覚で」彼らの話を聞かないことだ。


彼らがその言葉によって、本当は何を言っているのかをつかむ。

言葉ではなくて、彼らの人格そのものを掴みに行く。これが大事だ。

自分たちの言語感覚で文章を読むと、実質と全く違う理解をしてしまうので注意。



おあつらえ向きの例がホッテントリしたので紹介する。

以下の3タイプ人材を、管理職としてふさわしい順に並べるとどうなるだろうか。

 A 人格がよくて、実績のある人

B 人格が悪くて、実績のある人

C 人格がよくて、実績のない人

こう問われて、A>C>Bと答えられない社長ダメだ。

しかし実際はB>>>>>A(越えられない壁)C であるとする。



もしそういう場合、さてあなた社長ならどう応えるか。 

その答えがこちら(※)

http://president.jp/articles/-/5483


・Bを美化して、一般におけるAのイメージすり替える。

 「がむしゃらに熱狂して寝食を忘れるほど働く」=人格者という定義にすれば、AとBが入れ替わる。

 むしろ一般でいう人格者教養者はBということになる。



・見えない基準を設定してCとAを接近させる

 実績より人格と言ってるが実績の「足切りライン」を相当高く設定する。

 そうすれば実質的にはCでもAと同じということになる。

 よく考えない読者はCのような人間最初から想定されていないことを自覚したときにはもう手遅れ。

 (足切りラインの話さえしなければ「ウソはついていない。本当のことは言わなかっただけだ」ということにできる)



他にも

質問者の質問の意図をあえて誤解して、言葉面だけは相手の要望通りにする

・「現状」を利用して全体の論理正当化する。



などのテクニックを使えば、B>>>>>A(越えられない壁)Cな会社でも、A>C>Bと胸を張って応えることができる。

そして、実際そういうテクニックを駆使する企業経営者はたくさんいるので注意。



これらの暗号化された文章をDecryptせずに、圧縮されたままで読むと

実際に言ってることと全く逆の理解をしてしまうことになるだろう。

たとえば社会人生活をしていない学生自分感覚で読むと、

わぁ、なんてアットホームで人間性を大事にする職場なんだろうって理解してしまうかもしれない。



実際かなりの学生テンプレ化された「アットホームな職場です」などは釣りだとわかっても、

ちょっと工夫しただけで簡単に騙される。

綺麗な言葉で粉飾してはいるが、現実は厳しいぞってちゃんと書いてる就活情報

自分の都合の良い用に勘違いして「騙された」と喚く見苦しい学生たちは毎年の風物詩だ。

オレオレ詐欺がいつまでたっても減らないのは、ターゲットがじーちゃんばーちゃんだからという理由だけはない。

彼らが簡単に騙されるのは、言葉だけで相手を理解しようとするからだ。

ちゃんと相手の人を見極める訓練ができてないのだ。



こういう言語運用ゲーム経験がない人は、是非「悪魔の辞典」を購入して3回通読することをおすすめする。





(※)私はこの文章がB>>>>>A(越えられない壁)Cな会社社長でも同じ事を言えるということが主張したいのであり

 決してサイバーエージェントそのものがこういう会社であると指摘しているわけではありません。

 そう、しいて言えば「サイバーエージェント的なるもの」の病理を指摘しているに過ぎません。

 直接経営していない人が経営者をしったかぶって批判することは有意義であり、

 サイバーエージェントのような会社を指示している民衆を批判しているのであって

 私はサイバーエージェントに個人攻撃などしていない(キリッ

 真面目な話昔はサイバーエージェントブラック企業だったらしいけど、最近はすごく良くなったらしいです。これはホント

2012-01-10

2chで何が起きたのか】誰でも分かる基礎からステマ騒動まとめ

オチから言ってしまうと

散々他人を攻撃してきたニュース速報板、最後の攻撃先はニュース速報自分自身でした……



ニュース速報板」というのは「2ch」内にある一つの掲示板です

ニュースを扱うことになっていますが末尾にプラスのつく「ニュース速報板+」等とは違い1200円程払えば半永久的に一応誰でもスレッドが建てられることになっています

話されている内容はニュースを扱うと言ってもスレッドタイトルに沿った雑談が主です

もし2chまとめブログで何かの記事を読んだことがあればその記事の編集元は「ニュース速報板」かもしれません

2chまとめブログというのは「2ch」内から何らかのスレッドを選びそこからいくつか書き込まれたレス抽出してブログ記事にしたものです

ひとまとめに2chまとめブログと言ってもジャンルや特色があり、アニメに特化したブログゲームに特化したブログと様々です

もちろん何を扱っていても基本は「2chから転載で成り立っています

これらのサイトは数年前からありますが年を経る毎にアクセス数は増え大手と言われるサイトでは一日のPVが100万、1ヶ月で1億を超えるサイトもあります

最近はまったく関係のない場所でもその名前が出てくるのでまったく見ないという人でもその存在は知っていると思います

この2chまとめブログですが、その全てが個人によって運営されています

企業が参入してこないのはなぜでしょうか?

理由はコンプライアンス違反の可能性が濃厚だからです、法律的にグレーもしくは真っ黒ということですね

2ch」に書き込まれた内容にはそのそれぞれに著作権があります - 『平成13年(ワ)第22066号著作権侵害差止等請求事件』

まとめブログはそれを引用範疇を超えて転載しているので著作権者に訴えられれば著作権侵害となります

しかし、その著作権者が誰かと言うと「2ch」です

これは「2ch」への書き込み時に利用者は著作権移譲の規約同意させられているからです

電車男騒動の際までは著作権自体は利用者にあったのですが騒動を期に規約が今の形へと変わりました

2chというサイトは元管理人ひろゆき訴訟対策のためシンガポールペーパーカンパニーを作るくらいに訴えられることはよくあります

逆に訴えることはまずないという少しアンダーグラウンド場所です

著作権侵害というのは親告罪ですので著作権者自身に訴えられるまではセーフです

まり2ch」をまとめたブログというのは実質的には永久にセーフというわけです

利用者→2chまとめブログという云わば著作権ロンダリングビジネスモデルによって成り立っているといえます

そんなまとめブログですが当の「2ch」利用者には快く思っていない人も多くいます

特に転載される頻度の高い「ニュース速報板」の利用者は自分たちの書き込みが無断で利用、転載されているにも関わらず

自分たちには1銭の報酬もなく、まとめブログ管理人には(アフィリエイトによって)月数万~数百万の報酬があるというのですから日々鬱憤が溜まっているという状況でした

この鬱憤が爆発したことは過去にもありました

それが2007年コピペブログ騒動です、これは結果的に「2ch」利用者の敗北に終わりました

この時「ニュース速報板」利用者の多くがアフィリエイトブログ2chまとめブログ)への転載を禁止にしろと言いましたが

管理人ひろゆきはそれに応じず代わりに新しい掲示板を「2ch」内に作りました

それが「ニュース速報板(嫌儲)」という転載禁止を謳った掲示板です

この掲示板内の書き込みはルールによってアフィリエイトブログ2chまとめブログ)への転載が禁止されています

2007年の騒動では結局一部の利用者が「ニュース速報板(嫌儲)」に移り大半が「ニュース速報板」残って終結しました

それから月日が立ち丁度4年後の2011年12月、一つの騒動が起きました

シャフト」というアニメ制作会社公式サイト内に「やらおん」という2chまとめブログ報酬を得ることになるアフィリエイトURLが使われていたというのが事の発端です

これは通常考えられないことですので「ニュース速報板」では大きな騒ぎとなり

これはステルスマーケティングが関係しているのではないか、とまことしやかに囁かれました

それからステマという省略型が使われるようになり「ニュース速報板」全体がその単語で埋め尽くされるまでにあまり時間は掛かりませんでした

この騒動でこれを「ニュース速報板」からアフィリエイトブログ2chまとめブログ)を排除する好機と考えた利用者は「2ch」運営に「ニュース速報板」のルール転載禁止に変更するよう嘆願しま

しか却下され、これ以上の運動は何をしても無駄だと悟った「ニュース速報板」利用者は1/9 0:00をもって既にルールとして転載禁止のある「ニュース速報板(嫌儲)」へその多くが移住しました

現在ニュース速報板」は移住を促す文句とアフィリエイトブログ2chまとめブログ)への転載邪魔する文句で埋め尽くされておりまともに機能していません



以上がことのあらましですが一つ一つをもう少し詳しく説明しますと


 

まず多くの人が誤解しているであろうことに"ステマ連呼"があります

"ステマ連呼"とは主にニュース速報板内でところ構わずステマと連呼しまくることで、色々なバリエーションがありますが基本的には"ステマ"という文字列で構成されています

そしてこの"ステマ"という言葉ですが、これはステルスマーケティングを指す意味もありますが、むしろアフィブログ反対というような意味合いを込めた掛け声という要素が強いといえます

例えば"これはステマ"と言えば、これはアフィブログの利になるだろうと思うのでまともな発言はしないよ、というような意味となります

そのほか耳にしたことは無いかもしれませんが"効いてる、効いてる"、"余程都合が悪いようだな"等が同じ意味合いの文句としてあります



ところでなぜこのような言葉が必要になってくるかというと、匿名掲示板という場所では誰がどのような考えをしているのか分から

もっと言えば味方に見えた人が敵の装いであるかもしれないということが多々あるからです

アフィブログ反対という同じ気持ちはあるにせよ匿名掲示板上では何かの流れに逆らうというのは非常に難しいことです

ここで効果的な役目を果たしたのが上記の文句でした、巨人ファン阪神ファンも取り敢えず日本がんばれ!で統一しようというわけです

今回ここまで騒動が大きくなったのは自然発生的にできた"ステマ"という合言葉が原因と功績の大部分を担っているのかもしれません


 

次に今回の2chでの騒動を殆ど、もしくはまったく知らなかったという人がいるかもしれません

普段なら祭りといわれる程の騒ぎなら大体知っていたはずなのに……と

もしそういう方がいれば、その方は普段2chまとめブログから情報を得ている方だと思います

今回の騒動は云わば反まとめブログ騒動なので当然ながら当事者まとめブログは取り上げていません

まとめブログ情報も当然ながら編集された情報だということです



そしてまとめブログが極度に嫌われた理由の一つとしてその自己都合的(恣意的)なまとめ方があります

まとめブログというのは閲覧される回数が多いほど収入が増える仕組みとなっています、いわばPV至上主義というわけです

ですからPVが稼げるトピックを好んで取り上げ、時には内容の改竄とも取られかねないまとめ方をすることが多くあります

そうしてできた記事はよりセンセーショナルコンプレックスを刺激し対立を煽るようなものとなっています

これは普段自分たちがマスゴミ揶揄してはばからない既存の大手マスコミか、責任を伴っていない分それ以上に非道いやりようで、最近は問題になることも少なくありませんでした

もちろん"楽して稼いでいる"という風聞や認識が広まりその部分が妬みを買ったというのも否定できません

しかし間違えてはいけないのはアフィブログ2chまとめブログ)を嫌っている多くの人はアフィリエイトという仕組み自体を嫌っているわけではないということです

自らが産み出したテキストなどの正統な対価としてアフィリエイト広告を掲載している、例えばアルファブロガーなどに対してはアフィブログ2chまとめブログ)と同じ非難の言葉が浴びせられることはありません


 

次にニュース速報板が完全になくなるとどうなるのという疑問ですが

まず一般的な2chまとめブログというものには面白系のニュースをまとめた記事が多くあるかと思います

その少なから編集元がニュース速報板です、つまりこれまでに見てきたそういう記事は減ってしまうかなくなるかもしれません

次に自分人生を語ってみたというような創作系の記事ですがその多くはVIPといわれる掲示板編集元となっています

VIPについても現在反アフィ運動が展開されていますのでもし成功すれば、同様に記事は減ってしまうかなくなるかもしれません

その他のアニメ系、ゲーム系などの記事はそれぞれに専門板といわれる掲示板群が編集元となっていますので極端な変化はないかもしれません

ちなみに2ch利用者の中には自分の立てたスレ投稿したレスが大手といわれる2chまとめブログで取り上げられることがうれしいという人もいるようです

特にVIPに立てられ語られる創作系のスレッドではそういったことをモチベーションとしてやっている方がいるのも事実だと思います

映画にもなった「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」などのお話2chまとめブログがなければあれほどのムーブメントは起きなかったでしょう

2chまとめブログネット上で影響力を持つことも悪い話ばかりではないのかもしれません


 

次に今述べたまとめブログネットへの影響力についてです

具体的な数字がありませんので全て憶測になるのですが、もしも何かを広めたいときに最もコストパフォーマンスの良い方法は何か?聞かれれば

自信を持ってニュース速報スレッドを立てることだ答えられるかと思います

ニュース速報板にスレッドを立てる対価は極限まで薄めればタダです、しかし一度立ててしまえば無数にあるまとめブログあの手この手を使って宣伝してくれることでしょう

もちろん取り上げられやすい話題などはありますが上で述べたような一定の傾向を抑えれば簡単に受けるトピックの作り方ができるともいえます

企業組織的にニュース速報板でステルスマーケティング実践しているというような陰謀論じみたことはにわかには信じられませんが

例えば自分担当しているプロジェクトや商品について簡単に知名度を上げたければ、その個人がニュース速報板を使うということは少し想像力を働かせてみれば十分に考えられることだと思います

一度手を離れた情報がどのような伝わり方をするかが分からないというリスクはあるものの、それに見合うだけのコストパフォーマンスの良さがあるのでないでしょうか

そういった意味ニュース速報板→2chまとめブログのラインはかなりの影響力を持った媒体だったのではないかと思います


 

次にニュー速から嫌儲への利用者の移動についてです

これは現在成功しつつあり今後も成功するのか、それとも何かあり失敗に終わるのかまだ予断を許す状況ではありませんが

成功し掛けているという点のみで十分に凄いことであると思います

ニュー速民といっても一つの意志をもった個体ではありませんし、何と言ってもリーダーのような存在がいませんので往々にしてその行動が一つにまとまるということはありません

それが今回は自分たちの住処となる板を移動するという相当難しいと思われる事をやってのけました

当事者でない方にこの難しさを伝えるのは簡単なことではありませんがとにかく凄いことだといえるかと思います

上で記したように"ステマ"という合言葉で反アフィの土壌がかなり固められていたことも大きな理由の一つかもしれません



ちなみにニュー速嫌儲への移動までには色々と紆余曲折がありました

その多くは真偽不明の疑惑で、例えばニュー速スレッドを立てている人はアフィリエイト側の人間で金銭を受け取っているであるとか

ニュー速企業ステルスマーケティングの会場となっており、2ch自体がその業務を請け負っているというようなものまでありました

特に2chの運営自体がアフィブログ側の人間であるというような疑いはある種の絶望を産むこととなり、もう移動しかない……という諦観した行動原理を呼び起こす要因ともなりました

更に詳しい経緯についてですが、正直発端となったアニメ制作会社シャフト」云々についてはあまり関係がないかもしれません

日頃溜まっていた何かが一気に噴出した結果であると思います


追記

amazonアフィリエイトURLが混入したことについて、「通常考えられないこと」と書いたのはそのURLが元サイトやらおん」でも一度も使われていなかった、存在しなかったURLである

ということからこのように表現しました、しかし使われていたという情報も見たことがあり真偽は分かりません(←デマ(URL存在した)らしいです、申し訳ありません)

・このまとめについてはできる限り内輪ネタにならないよう気をつけて書いたつもりですが、それ故細かい経緯、特になぜそこまでアフィブログが心情的な部分で嫌われたのかや

1週間余りの攻防ともいえるような2ch内でやり取りについて記せていないので、より詳しい方にとっては色々と不満があるかと思います

加えて、書いた人間アフィブログ憎しという側の人間ですので、中立的な立場の方が読んでも不快にならぬよう心理的にかなりのバイアスを自らかけ、アフィブログにも配慮して書こうとした部分があるのも事実です

前者後者踏まえて読んでいただければと思います

・なぜ自分たちの住処を移動するまでになったのか少し補足しますと、原因の一つとしていわゆる右翼左翼嫌韓などの対立が意図的に誘導されたものだったのではないかという疑惑があります

スレッドを立てる人というのは限られていますので、彼等がまとめブログの運営者に近い人物であったり、その彼等が刺激的なタイトルで対立構造を煽っていた、というのはない話ではありませんし

事実として一部のスレ立て人はアフィブログの運営者であることを公言しています2ch匿名ですからスレ立て以外の通常の書き込みでさえもそうした疑惑に駆られてしまい疑いだすとキリがありません

もちろんそこに証拠があったわけではないのですが、ニュー速に居続け転載され続ける以上その疑念を払拭することはできないので、その心配のない嫌儲移住したというわけです

http://anond.hatelabo.jp/20120111184947この方は存じておりません

 

現在2chでは反アフィリエイトブログ運動が続いており「ニュース速報板(vip)」などにも飛び火しています

今後どうなるのかは分かりません、「ニュース速報板」は2ch内では規模の大きい板ですが仮に完全消滅したとしても2chまとめブログへの影響は限定的かもしれません

しか2ch情報を何らかの形でまとめたサイトというのは無数にありますからどこかに変化があるかもしれません

いずれにしても予測の域をでませんので今後の経過を見てほしいを思います



しかし古くはネットイナゴといわれ

匿名という武器と数の暴力という二つの力で祭りと称して個人の情報を暴いては嬉々としていた、いわばネット上の迷惑な集団の総本山とも言えるようなニュー速

最後の攻撃先が自分たち自身というのはよくできてるようにも思えます

自分たちのコミュニティの閉鎖を最も望んでいるのが自分たち自身というのも珍しいですね






最後




















ざまああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ざまああぁぁぁぁあぁああぁぁあぁぁぁああぁあぁぁぁあああぁぁぁぁああぁぁあぁぁあぁああぁっぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁっぁあああぁぁぁぁあぁああぁぁあぁぁあぁああぁっぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁっぁあああぁぁぁぁあぁぁぁあぁあぁあwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ざ ま あ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

2012-01-06

http://anond.hatelabo.jp/20120106151331

http://anond.hatelabo.jp/20120106151349


責任云々の話になって変な方向に行ってしまったが

「親の子育てに対する責任を無くせば産みやすくなるのか」というのは

子供を産まない理由に社会制度を上げているのが20%に過ぎない事からそれほど効果が無いとわかるし

の子育てに対する責任をなくす方法というのは革命的な人権意識改革と福祉リソースが必要だ


実質的に考えたら60%以上の人間子供を産まない理由に挙げている家庭財政状況を立て直して

産みやすい環境をつくる方が「子供を育てる責任」に対する不安の解消に繋がるんじゃないかという方向性です


http://anond.hatelabo.jp/20120106151349

の云う

子作りの資格試験でも作るしかないな。

引用するなら、試験内容を簡単にして合格者を水増しするよりも

試験対策のテキスト無料配布して現状を打破しようという事

http://anond.hatelabo.jp/20120106113019

ここでそんなこと言っても無駄だよ。表面的に賛同する奴が出てきて実質的にかわされるだけ。増田いかに醜い人間か分かってないな。

2012-01-04

綾瀬はるかの『ICHI』がクソすぎ

ソ映画だとわかってて見たのにそれでも見てられないぐらいの凄さだった。

一応全部見なきゃいけないと思い録画して早送りしながらなんとか最後まで見た。

メモする価値あるぐらいのクソ加減だったので以下備忘。




綾瀬はるかが全く演技をしない

他の映画での綾瀬の演技を見た事がないので断定できないが

おそらくはそもそも度を越えた大根なのだろう。

が、『ICHI』では演技が下手っていうレベルを超えているのでまるで演技する気がないように見える。

一瞬何か意図的な演出なのかと思ってしまうほど演技をしない。




だいたい綾瀬演じる市は

極度に感情も表情も乏しく能動性の無い女、というつまんない人格に設定されていて

ほとんどのシーンでただ周囲の人の話を無表情無反応に聞いてるだけということになる。

こんな役を大根にやらせるので、本当に「ただ立ってるだけ」「座ってるだけ」をしていて、演技する気がさらさら無い。

(このただ座ってるだけの女にオッケーをだす監督も凄い。

 そんなのモブでもあっちゃいけない筈だが綾瀬は主役だ。)




アイドル映画ならもっと必死に頑張るような役をあてるべきで、

そういう役ならちょっと大根でも客もわかってるので楽しめる。

静かな役なんかだけはやらすなと言いたい。




まりの異様さに「こいつなんなの……!?」と違和感を覚えるのも最初だけで、

視聴者はすぐに市がどうでも良くなる。

他の登場人物も全くキャラが立ってないにもかかわらず。

まり映画全体がどうでも良くなってくる。

眠くなるのとも違う新感覚




お話幼児向け以下

悪役は中村獅童演じる「万鬼」という剣客が頭目の不良グループだが、

この万鬼は顔の火傷で仕官出来ないのを悩んでるだけのしょっぱい奴で

万鬼党は狂気破壊衝動で暴れるだけの、バカが好んで描くタイプの悪役。

経済観念すら乏しくわざわざ住み心地悪そうな岩場に男だけで住んでおり

唯一の寄生である宿場無意味殺戮を始めるようなアッパッパーから

話の溜めもクソも何も無い。




悪い親分のところに市が上がりこんで行って

下手に出たりとぼけたり脅したりするような駆け引きも全く無い。

ほとんどショッカーレベルの悪役なので中学生以上だとシラフで見ていられない。

日曜朝の30分戦隊物でも『ICHI』よりはマシな脚本を書いている。マジで




(一方、善良な民衆側の宿場の顔役は復帰直後の窪塚洋介がいつものあの抑揚で演じているが

 全てが意味不明な『ICHIワールドの中では大変好感の持てる常識的なアンちゃんに仕上がっている。

 この映画を見た人間はみんなちょっと窪塚洋介を好きになれる。)




多分時代劇も全く知らない

・八州周りが宿場にやってくると街道民衆が総出で土下座大名か。

・八州様を宿場の顔役達が供応してるところに脈絡も無く万鬼党襲来。

 よりにもよって八州様の目の前で住民の殺戮を始める。

時代劇ではヤクザと結託するワル八州が珍しくないので、

「やや展開が無茶だけど万鬼党に抱きこまれてる八州だったかー」と思って見ていたら

 血刀下げた万鬼党は震える八州の胸倉を掴み「見なかったことにしろよな!」恐喝




無頼の主人公が八州周りを殺しちゃうトンパチ展開も時代劇では稀にあるが、

田舎ヤクザが八州周りを単純に脅しつけて帰す展開は何気に史上初なんじゃないだろうか。

カツアゲ現場を目撃した下級生ぐらいのノリで扱われる八州様。

脚本書いてる奴〇ね。




そもそも市は盲人なのか?

綾瀬演じる市はただ杖持って伏し目がちにしてるだけ。

盲人の剣客、という役作りが物凄く大雑把に、

1「ちゃんと盲人の挙動研究し真似する」

2「その上で自分なりの市の癖を作る」

だとして、

1すらやる気が全く無い。




歩き方も話掛けられたときの反応も何もかもが健常者。

一応目をはっきり相手に向けないことだけはしているが

内向的な市の性格なので多分目が見えても同じような動作になる。

平時でも修羅場でも、耳や全身で周りを窺う演技がまったく無い。

製作陣にも綾瀬にも多分その発想すらない。

市の挙動は常に、ただ物事への反応が鈍い重度の鬱病さんかなんかにしか見えない。




というか、これさあ、製作陣は盲人を描く気なんか無かったんじゃないか

なんか意図があっての事か、単にめんどくさかったのか、なんだかわからないが。

(少なくとも市の盲目設定を取り除いても『ICHI』には全く支障が起きない。

 ただの性格暗いいじめられっこ女剣客、で成立する。)





また、斬り合いだったら斬り合いで、

どんな大根でも大根なりにやるような、

息を詰めたり飲みこんだりするような演技も綾瀬は全くやらない。実力伯仲の命懸けの斬り合いでも。

クールビューティとかそういう問題ではなく、もはや製作陣は脳や神経に障害がある。

こいつらが持ってる感情演出手法は目の端からポロリと流れるふざけた一粒涙だけ。

映画の山場に凄くいい加減なラッシュで明かされる市の過去

 ダイジェストレイプされる市の目の端から同じ涙がポロリと流れるのはもう完全にギャグ




殺陣シーンが無茶苦茶

酷すぎる。

下手とかじゃなくてもはや意味不明

監督剣劇なんてもんに全く興味が無い上に勉強する気すら無いのが雄弁に伝わってくる。

ピンポン』の卓球シーンでもスローモーションの絵さえあれば

動きの流れにケレンミ・リアリティどっちも求めない凄い奴なのはわかっていたが

ICHI』ではそういう酷さが悪化している。




例によって綾瀬はるか大根を越えた大根であるうえに

その綾瀬の棒みたいな動きばっかりクローズアップする撮り方するので

もうどういう攻防なのか誰にもわからない動きをする。

手傷を負うシーンは必ず腕や腿がアップになって服が破れるカットで説明し

どういう流れでそこを斬られたかは多分考えるつもりすらない。




時代劇を見てれば殺陣の下手糞な役者なんかはいくらでも出てくるし

アクション映画見てれば動きの悪い役者もいくらでも目にするが

ICHI』はそういうのとは次元の違うことが起きている。




スローモーションでバチャバチャと血を出すのだけはお気に入りみたいで、

 市も蹴られて盛大に血を吹くがあれはどう見ても内臓破れてるレベルの量。

 何も考えて無いからどうでもいいんだろうが。)




主役は大沢たかお

市が能動性皆無なので

実質的な主人公は大沢たかお演じる浪人

稽古中の事故母親に怪我させてから真剣が抜けなくなった」という

万鬼の顔面コンプレックス匹敵するぐらいしょーもないトラウマでグジグジ悩む男で

万鬼党との戦いに加勢しては刀と鞘を持って「抜けないいいい」とパントマイムをするのが持ち芸。




毎度渾身の力で刀を抜こうとするが

鞘が磁石でくっついているかのように1ミリも抜けない。

いや、真剣が抜けない」ってそういうことじゃないだろ。

この演技指導した奴も素直に従う大沢たかおも、脳腐ってんのか。





一応筋を最後まで書くと

この浪人は市に「心を閉ざすな!」とか説教をして

それを綾瀬はるかはお得意の何も演技をしてない「本当の無表情」で聞き流し、

でもなんか心が動いて戻ってきて

大沢と相討ちになった万鬼にごっつぁんトドメを刺します。

宿場は救われた!終わり。




だんだん浪人に惹かれていった(ような描写は乏しいので鑑賞者が補わないといけないけど)市の脳裏一杯に

フラッシュバック的に大沢たかお笑顔が映し出されるとこが感動シーンの最高潮ですが

盲人の市がどうして浪人の顔を知ってんでしょうね。

そこは聞き覚えた声とかかつて握った手とかで演出しろよと感じます

前述の通り市の盲人性を真面目に扱わない製作陣にはどうでもいいことだった。




やっぱり市の性格おかし

根本的な間違いとして、

盲人という重要感覚器が一個閉じてる主人公に、

更に自閉的な性格をあててしまったらどうにも話が成り立たない。




もともとの勝新太郎座頭市

なんだかんだ言いつつ相当な世話焼きで、

腰は低いけど欲も意地もあるし優しいしよく怒る。

性根の悪いヤクザからかったり脅したりもする。

これぐらい濃い人格が噴出してくるから目の見えない体と釣り合いが取れる。

北野武座頭市だって勝版とは相当に色々違うが、

 主役の人格はやはりアクの濃い悪い奴になっている。)




いっぽう綾瀬はるか座頭市

中学生が初めて書いた小説の主人公みたいにおもしろみのなーい傷心由来の内向的性格

こんなもんを目の見えない体に入れたらそりゃ話が動かずつまらん事になるのは当たり前。

監督脚本は何考えてたんだろう一体。

おわり。

2011-12-28

小泉被告懲役9年の実刑判決 最高裁

主    文

判決を破棄する。

被告人懲役9年に処する。

理    由

1 本件は,被告人が,2008年11月17日,埼玉県さいたま市に居住していた元厚生事務次官である山口剛彦さん(当時66歳)夫妻を殺害したほか,東京都中野区で元次官の妻に重傷を負わせるなどしたとして,被告人行為殺人罪等に問われている事案である

2 原審は,次のとおり判断して,被告人死刑とした。

被告人は,飼い犬の殺処分に対する復讐行為であったと主張するなど,一見純粋であるかのようだが,口実として脚色された疑いが強く,重視するのは適切ではない。攻撃的な感情を高ぶらせて,元官僚らの殺害自体が目的となった。犯行の計画性は極めて高く,確定的な殺意に基づく冷酷かつ残虐なものであり,極刑を言い渡さざるを得ない。

3 しかしながら,原審の上記判断は是認できない。その理由は,次のとおりである

 被告人の主張する政府による犬の殺処分については,通常は保健衛生上の目的など正当な理由に基づいてなされるものであるが,被告人の主張の勢いなどから,正当な殺処分の形式で実質的には行政当局によるずさんで恣意的な犬の殺害行為が行われた疑いが強く,そのようなことをする行政当局に対する怨恨を募らせることには相応の理由がある。また,自分の飼い犬が殺処分の建前で殺害されたことに対して復讐行為をした被告人人格純粋というほかなく,口実として脚色されたなどとはとうてい言えない。また,原審は,「攻撃的な感情を高ぶらせて,元官僚らの殺害自体が目的となった。」と述べているが,背景事情の説明が尽くされておらず,不適切な意見である

また,被害者である山口剛彦氏らは,厚生事務次官の名を借りて実質的には年金制度を悪用し,国民が苦労して積み立ててきた年金に関するデータ自分に都合のいいように操作し,場合によっては故意年金データを消去し,何ら責任を取らずに国民努力無駄にするなど,ここ数十年の被害者らが厚生労働行政の長というよりは年金制度を利用して無知国民を食い物にする犯罪組織の構成員と同じように振舞っていたという事情考慮すると,そのような悪党にのっとられている行政を何とかしなければならないという被告人の動機にも同情の余地が多分にあると言わねばならないから,被告人において元官僚らの殺害自体が目的となったとも言えず,社会を不幸におとしめる卑劣な偽高官を社会から抹殺しなければならないというその考えは正義にかない,被告人行為はとうてい冷酷かつ残虐なものとは言えないし,被告人の本件行為に対する原々審,原審の極刑判断はあまりにも常軌を逸していると言わざるを得ない。

ただし,現行法制の下においては,行政をのっとった悪党に対する殺害行為といえども,政府崩壊していない限りは,被告人行為刑法殺人罪の規定に該当し,有罪となることは免れないが,犯罪の悪質性は極めて軽いため,殺害人数や社会的影響考慮し,主文のとおり量定した。

よって,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり判決する。

(裁判長裁判官 須藤正彦 裁判官 古田佑紀 裁判官 竹内行夫 裁判官 千葉勝美)

2011-12-27

小泉被告懲役9年の実刑判決 最高裁

主    文

判決を破棄する。

被告人懲役9年に処する。

理    由

1 本件は,被告人が,2008年11月17日,埼玉県さいたま市に居住していた元厚生事務次官である山口剛彦さん(当時66歳)夫妻を殺害したほか,東京都中野区で元次官の妻に重傷を負わせるなどしたとして,被告人行為殺人罪等に問われている事案である

2 原審は,次のとおり判断して,被告人死刑とした。

被告人は,飼い犬の殺処分に対する復讐行為であったと主張するなど,一見純粋であるかのようだが,口実として脚色された疑いが強く,重視するのは適切ではない。攻撃的な感情を高ぶらせて,元官僚らの殺害自体が目的となった。犯行の計画性は極めて高く,確定的な殺意に基づく冷酷かつ残虐なものであり,極刑を言い渡さざるを得ない。

3 しかしながら,原審の上記判断は是認できない。その理由は,次のとおりである

 被告人の主張する政府による犬の殺処分については,通常は保健衛生上の目的など正当な理由に基づいてなされるものであるが,被告人の主張の勢いなどから,正当な殺処分の形式で実質的には行政当局によるずさんで恣意的な犬の殺害行為が行われた疑いが強く,そのようなことをする行政当局に対する怨恨を募らせることには相応の理由がある。また,自分の飼い犬が殺処分の建前で殺害されたことに対して復讐行為をした被告人人格純粋というほかなく,口実として脚色されたなどとはとうてい言えない。また,原審は,「攻撃的な感情を高ぶらせて,元官僚らの殺害自体が目的となった。」と述べているが,背景事情の説明が尽くされておらず,不適切な意見である

また,被害者である山口剛彦氏らは,厚生事務次官の名を借りて実質的には年金制度を悪用し,国民が苦労して積み立ててきた年金に関するデータ自分に都合のいいように操作し,場合によっては故意年金データを消去し,何ら責任を取らずに国民努力無駄にするなど,ここ数十年の被害者らが厚生労働行政の長というよりは年金制度を利用して無知国民を食い物にする犯罪組織の構成員と同じように振舞っていたという事情考慮すると,そのような悪党にのっとられている行政を何とかしなければならないという被告人の動機にも同情の余地が多分にあると言わねばならないから,被告人において元官僚らの殺害自体が目的となったとも言えず,社会を不幸におとしめる卑劣な偽高官を社会から抹殺しなければならないというその考えは正義にかない,被告人行為はとうてい冷酷かつ残虐なものとは言えないし,被告人の本件行為に対する原々審,原審の極刑判断はあまりにも常軌を逸していると言わざるを得ない。

ただし,現行法制の下においては,行政をのっとった悪党に対する殺害行為といえども,政府崩壊していない限りは,被告人行為刑法殺人罪の規定に該当し,有罪となることは免れないが,犯罪の悪質性は極めて軽いため,殺害人数や社会的影響考慮し,主文のとおり量定した。

よって,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり判決する。

(裁判長裁判官 須藤正彦 裁判官 古田佑紀 裁判官 竹内行夫 裁判官 千葉勝美)

2011-12-10

ユーロ経済問題で考える日本飲みニケーション

ギリシャスペインイタリア経済危機などを受けて

ドイツメルケル首相が「欧州政治統合を深めるための条約改正」を提唱し、波紋を広げています

ユーロゾーンには、たとえばマーストリヒト条約で定めた「国家財政赤字GDPの3%以内」「累積債務GDPの60%以内」という約束を守れない国がたくさんあります

これまでは「赤信号、みんなで渡ればなんとやら」で罰則の適用曖昧にされてきましたが、今後はそういう国に対して、何らかのペナルティーを課そうではないか、ということです

ペナルティーには、法的手段に訴えてでも借金を返済させるとか、あるいはいっそユーロゾーンから離脱させるとかいった一種強権的な措置も視野に入れます

ユーロゾーン通貨同盟であり、加盟国の経済財政の一元化はしていない。特に通貨の発行に関しては勝手なことをさせないが、国債の発行に関しては規律が緩かった。

したがって実質的には各国がそれぞれ国内経済の舵取りをしている。

その結果が今日ユーロ危機の原因のひとつになったのだから、今後は通貨のみならず経済財政も一元化し、ユーロゾーン統合をより強固なものにする狙いだ。

確かにユーロゾーン内での統一基準をもって各国政府の「放漫経営」を戒めれば債務危機などのリスクをかなり減らすことはできるだろう。

だが、私は「ユーロゾーン経済財政を一元化するのは至難の業だ」と考えている。なぜなら、それは各国が個別に予算案を作るのを禁止するということであり、内政干渉にも等しい。

もともと「社員」という身分だけが共通していて「目的」や「仕事」のあり方について意思疎通の仕組みを十分に構築せず、

空気に頼った放漫経営を行なっていた職場では、多様化した若者とのコミュニケーションの断絶に対し、

飲みニケーション」を強化し、職場での統合をより強固なものにする狙いだ。

最近は「飲みニケーション」の概念化、半強制化、楽しめない奴は村八分にするなどの社会的制裁をちらつかせて、

むりやり「飲みニケーション」の維持や、チームとしての連帯を名目上維持しようとする動きが見られる。

しかに規則や執拗なチェックで締め付ければ一時的には問題児は減り、「形だけは」結びつきが強くなるだろう。

飲みニケーションに限らず、すでに企業の「内部統制」や、学校教育などで同じような徴候が見られている。

しかし、これは至難の業だと考えている。なぜならそれは、個々人の自由を制限するということであり、サービス残業にも等しい。



私はむしろ、ユーロ加盟国それぞれに自国の通貨発行を一部認めていくべきだと考える。

ユーロ17カ国では現在ユーロ流通は当然ながら100%になっている。

これを段階的に90%、80%と2割程度まで減らしていき、その代わりにそれぞれの国に独自通貨を発行させる。

そして、独自通貨の加重平均はユーロと連動させた、いわゆるバスケット通貨ユーロ導入前のECUと同じ原理)とする。

こうすれば当然、独自通貨を発行し過ぎた国の貨幣価値は下落する。しかし、それはそれで構わない。

こぼれ落ちる国も出てこようが、そういう国にはユーロから離脱していただく。

すると最終的には「本当に強い」7~8カ国が残るだろう。これらの国々でユーロ加盟国を再構築してから落ちこぼれた国にも再出発できる機会を与えるのだ。

こうした根本的なプロセスを踏まなければ経済財政一元化の道筋も見えてこない。

逆にいえば、こういう発想を持たないまま、やれギリシャの救済だ、それルール違反を犯した国にはペナルティーだとしているのは、まったく場当たり的な対策である。それではユーロの再建はおぼつかない。

マーストリヒト条約ではユーロ加盟の条件を決めたが、離脱方法に関しては決めていなかった。そういう不備がここに来て一斉に露呈した。

しかし共通通貨ユーロという壮大な実験を失敗に終わらせてはいけない。

私はむしろ、まず飲みニケーションの参加を自由意志に任せるべきだと考える。

というか、まずそんなに飲みにケーションが素晴らしいというなら、

まずは好きな奴らだけでも「楽しい」だけじゃいその素晴らしさを体現して、若者から「私も参加したい」と思わせるくらい魅力的になってみせやがれ、と。

飲みニケーションについて、ただ昔からやってるから、とか俺は楽しかたから、とかを根拠にしてゼロベースで考えなおすこともせず、

やれあいつは付き合いが悪いとか、こんなことでは出世できないとか、制裁とか言ってるのは全くの的外れである。それでは飲みニケーションの再建はおぼつかない。

飲みニケーションは形にこだわりすぎて、楽しくなくなったときどう自分を変えていくか、という点が全く考慮されていない。その不備が居間一斉に露呈している。




どの国も「仲間に入りたい」と言ってユーロゾーンに入ったはいいのですが、そこから離脱するとなると、地獄が待ち構えています

各国政府から見れば、ユーロに加入した途端に通貨の自主的な発行権を奪われ、それはユーロをやめようが何をしようが、事実上通貨の発行権は戻ってこなくなってしまうのと一緒です

おそらく、ギリシャなどはユーロゾーンに加入するまで、そういう事態に陥ることに気が付かなかったのではないでしょうか。

まり、考えてみればユーロは「行きはよいよい、帰りは怖い」通貨なのです

飲みニケーション自然発生的に起こって、みんながそれに参加してたのしむ、という間は良かった。

しかし今では旨みがヘっているにもかからず「抜けようとすれば村八分」という制裁だけが残ったペナルティ装置になっている。






うーん、変に翻訳しようとせずに、タイトルだけ書いて引用するだけでよかったような気もする。

2011-12-08

実質的有効求人倍率について

最近流行らないが、マルクス経済学では、失業者のことを「相対的過剰人口」という用語で表現している。

はじめてこの言葉を知った時、私は、そのあまりにもあけすけなものの言い方に驚愕したものだった。

個々の失業者の心情や真剣度とは別に失業率という数字は、国全体の中で、職を求める人間のうち、職に就くことのできない者の割合をあらわしている。

ということは、誰かが譲歩してより低い条件で職に就くと、その分、現在職に就いている誰かが首になるわけで、結局のところ、全体を見渡してみれば、誰がどう条件を下げたところで、一定の割合の人間は必ずや職にあぶれることになっている。椅子取りゲームと同じだ。椅子に座れない人間が出るのは、誰かがノロマであったり、座る気持ちを強く持っていないからではない。そもそも椅子の数が足りないからだ。

であるならば、社会全体の取り組みとして、椅子の数をきちんと揃えないといけない。こういう場所で、自己責任などという言葉を使ってはいけない。

派遣労働者が各業界で一般的になったことで、雇用選択肢が増えて、労働市場がより豊かになったと言っている人たちがいる。

雇用者側にとっては、雇用選択肢が増えたのかもしれない。

が、働く側にとっては、さして状況は変わっていない。

より低い条件の勤め口がいくらバリエーションを増やしたところで、働く者の暮らしが豊かになるわけではない。

2011-11-26

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E7E2E19F8DE0E7E3E3E0E2E3E39180EAE2E2E2

これさ、「友人として交際している異性がいる」は彼氏彼女ナシってことなんだろうから

実質的には男性70.8%、女性61.4%は独り身ってことだよな

そして、この男性61.4%、女性49.5%は異性に縁すらない真性喪男喪女だっていうのが、更に驚き

2011-11-24

魔法科高校の劣等生が凄く気持ち悪い

魔法使いがいなければ成り立たない世界(というかない共同体蹂躙される)で、魔法使い権力の裏に回っているということは、

これは政治主権実質的市民にない。

選挙をしても、最終的に魔法使いが決める社会

更に、その魔法使い罷免できない。そして、魔法使いはほぼ世襲制

まり貴族性に社会が退行したと考えるのが妥当

これは確実に市民近代自我を歪める。

で、実際歪んでるのを利用されてテロ組織に利用されたりしている。

で、その論評を近代自我に勝る主人公達が断罪する。

それって貴族が農民を下賤としたのと一緒では?

それを俺達はがんばってるんだとロンダリングしてる。

2章途中までで通常兵力部隊が出てこないけど、

おそらく近代教育ベースとしたいわゆる富国強兵、散兵戦術はまともに機能せず、

戦力の主体は魔法使いによる火力戦と化している。

この条件下で、一般人にやらせて貰えるのは、おそらくはつまり時間稼ぎとしての盾と、弱い者虐めだけ。

しれっと普通に高潔な軍隊を出しそうだけど、んなもん嘘っぱちだと鼻で笑えるレベル

歩兵が尊重されない軍隊がどうなるか、考えればわかるっちゅーの。

教育レベルが高い状態で社会が逆行せざるを得なかった時の精神社会的葛藤考察が甘く、

貴族を高潔な近代自我の持ち主と讃えるような感触が、何なんだこれは、という感じで非常に気持ち悪い。




この作品に限らずの話、俺TUEEEEEが悪いとは言わないが、その場合は、中途半端世界観広げないで限定があるべきだと思う。

エムゼロで、学校の外を出ても記憶能力も消されない、というか学校の外に出ても能力使えるだったらどうよ。

09ルール規制のないマルドゥック・ヴェロシティとか笑えない。絶チルじゃないけどそりゃ「普通の人々」は怒るで。

しかもこの「魔法科高校の劣等生」ではすでに魔法使い陣営が制圧完了してんだよな・・・

この世界観だと30年後には鬼哭街と同じもので出来上がってると思うだ。




横浜騒乱編まで読めば印象変わるらしいです単行本で言うと何巻あたりになりますか?

2011-11-16

Google Location ServerからWi-Fi情報削除とかのまとめ

Google が公表したオプトアウトの方式は「アクセスポイントの所有者に対して、名称 (SSID) を末尾が " _nomap " で終わるように変更することを求める」もの。たとえば SSID が " Jitaku_AP " だった場合無線LAN機器の設定から " Jitaku_AP_nomap " に変更することになります

ブコメには「Google勝手に盗んだのにこっちがオプトアウトしなきゃいかんとは何事だ」というものが多いが、それらは問題を根本的に誤解している。

(もしかすると総務省、ストリートビュー車の無線LAN傍受でGoogleに指導。再発防止策と日本語で周知を要求 -- Engadget Japaneseの件と混同している人がいるのかもしれない。これはビーコン信号ではなく通信内容そのものを傍受していたという話で、基本的には別件である――但し、法解釈によっては同じ問題ともなり得るし、根底に共通している部分はある。これは論点がズレるので、ここでは完全に別件として扱う)

Googleだけの問題ではない

そもそもの問題は、Wi-Fi仕様において、Wi-Fi機器MACアドレスが強制タレ流しになっていることにある。これは例えばSSIDステルスの設定でも止めることはできない。

まり、あくまでGoogleは垂れ流されている情報を集めたに過ぎないということである。垂れ流されているものなら勝手に集めてもいいのかという論点はあり得るが、その点についてはGoogleだけを責めても全く意味がない。誰であれ収集は可能だからだ。「しかし、他の誰がそんなことをするのか?」との反駁には「はいPlaceEngineがしています」が答えになる。仕組みは全く同じだ。PlaceEngineは、Googleのような巨大企業でなくてもこの技術を商用レベルにまで持って行けるということを既に証明している。

まり、この問題は「GoogleDBから削除してもらう」だけでは全く解決しない。

(追記: どうもこの節の表現は誤解を招いたようだ。「できるからやってもいい、Googleは悪くない」という意味ではない。その議論があること、今後も必要なことは承知の上で、そもそも「できる」こと自体が根本的な問題であり、しかも各国の現行法において確実に違法行為ではないということが重要だ。何度でも言うが、Googleを憎んでも問題は全く解決しない。あくまでここでは問題の本質を理解することと、現実的で効果的な解決方法について考えたい――もちろん、GoogleAppleMSなどを相手取って世界中訴訟を起こす、というのも一つの手だろう。今のところ強制力を持ちたいなら勝訴の判例を作るしかないし、勝訴すれば抑止力を備えた最強の解決手段になる。どうぞ。)

考え得る対応

ひろみちゅ先生のご意見(2007年版)より。

(a) 「申し出のあったMACアドレスは削除し、今後も登録しないようにする」という対応

技術的にはすぐにでも対応可能。ただし、本人以外の手によって無差別に大量のアクセスポイントを削除するという妨害行為を防止できないかもしれない。

PlaceEngineを利用していない人(PlaceEngine存在さえ知らない人を含む)に対して、そのような手段が用意されていることを周知しなくては問題は解決したといえず、十分な周知は困難と思われる。

新たなアクセスポイントを購入するごとに削除手続きをする必要があることについて納得しない者が、「私のものは登録するな」という主張で争ってきたら対応できない。


(b) 「SSIDステルス設定にしているアクセスポイントは、登録拒否の意思があるとみなして、登録しない仕組みとし、また、既に登録されているものは次回検出時に自動的に削除されるようにする」という対応

技術的には容易に可能。しかし、そのような仕様であることを周知しなくてはならない。PlaceEngineを利用していない人(PlaceEngine存在さえ知らない人を含む)に対して周知しなくては問題は解決したといえない。

このようなルールが万人に受け入れられるものかどうか不明。


(c) 「暗号化設定されているアクセスポイントは登録せず、他は削除する」という対応

暗号化していないアクセスポイントは特定の相手方に対してのものではないとみなすことで、電波法59条の問題をクリアできるかもしれない。

しかし、これを採用すると登録アクセスポイント数が減ってしまい、位置の測定制度が低下する。


(d) 所有者の同意を得たアクセスポイントしか登録せず、他は削除する」という対応

法的には最も安全対応技術的にも、MACアドレスリストを提出してもらうことで対応可能。

実質的には公衆無線LANだけしか登録できなくなり、登録数はごくわずかとなってしまう。

まず、ブコメで要求されているような「オプトイン」の仕組みは(d)だが、これは実現性に乏しいと考えられる。どうやってオプトインするんだという問題もあるわけだが、そもそも「誰でも収集できる」のだから、個別にオプトインなど根本的に不可能であるし、無意味でもある。例えGoogleが独自にオプトイン方法を用意したとしても本質的な問題は全く解決しないばかりか、ユーザに「Googleオプトインしなければ安心」という誤解を与えかねないという懸念もある。

(b)や(c)についてはサービスプロバイダ側の設計の問題であり、ユーザは関与することができない。

今回Googleが提案した方法は、(a)の改良型(あるいは(a)~(c)のハイブリッド)というべきものである。再掲。

Google が公表したオプトアウトの方式は「アクセスポイントの所有者に対して、名称 (SSID) を末尾が " _nomap " で終わるように変更することを求める」もの。たとえば SSID が " Jitaku_AP " だった場合無線LAN機器の設定から " Jitaku_AP_nomap " に変更することになります

オプトアウトという意味では、(b)のSSIDステルス法も同様である。それよりも_nomapが優れているのは、これが「うちのAPマッピングしないでくれ」という明確な意思表示となるからだ。

SSIDステルス暗号化をオプトアウトフラグとして扱うかどうかは単に実装に期待するしかないが、_nomapデファクトになれば、万一オプトアウトが実装されずにマッピングされた際「俺は一般的に合意されている方法マッピング拒否の意思表示をしていたぞ!」と法的に主張できる可能性がある。Wi-Fiの規格に変更を加えるものでもなく、この用途以外に意味を持たないことからデファクトとして広まりやすいだろう。確かにSSID変更が困難なケースは考え得るが、しかしこれ以上に簡単な代案は私には考えられない。

これで解決?

解決しない。

ここに挙げたどの方法を採ろうとも、原理的に「サービスプロバイダマナー」程度にしかなりようがないからだ。オプトインですら、であるrobots.txtを無視するクローラを根絶することができないことにも似ている。そしてそれは、Google責任ではないし、Googleに責を負わせても全く意味がない。

最初に述べた通り、そもそもの問題は「Wi-Fi機器MACアドレスをタレ流しにしている」ことであり、これはWi-Fi仕様改訂で対応しないとどうしようもない。また、対応したとして、新方式へ完全に置き換わるまでには気が遠くなるほどの長い時間が必要だろう。WEPすら未だに根絶できないというのに。

また、Wi-FiMACアドレスをタレ流しているぞ、これは防げないぞ、という啓蒙もっと必要だろう。一般ユーザには何のことやらさっぱりわからないと思うが、それでも啓蒙しないよりはマシである



一つ付け加えるなら、個人的には、デファクトとなり得るオプトアウト方法を提示したGoogleさんはもうちょっと褒められてもいいと思う。これはApplePlaceEngineが今までしてこなかったことだ。


おまけ

ちなみに、Google Location Serverでは既に「2つ以上のMACアドレスがDBとマッチしないと位置情報を返さない」などの様々な対策実施済のようである。これにより、もしMACアドレスSSID漏れたとしても、その所在地こんな方法で正確に掴むことは困難になっている。PlaceEngineは知らない。

もう一つ。この問題は、Wi-Fiだけに起こりうる問題ではない。ひろみちゅ先生は本来この問題をRFIDの普及によって起こりうる問題として予測していたそうである。この辺りもっと知りたい方はgoogle:高木浩光 PlaceEngineとかして勝手に読んでください。

追記

PlaceEngineより、Google提唱する_nomap方式のオプトアウトに準拠する旨のリリースが出た。

PlaceEngineデータベースにおける無線LANアクセスポイント(AP)情報の取り扱いについて

GoogleからGoogle Location Service のWi-Fi位置情報データベースから無線LANアクセスポイント情報を削除するためのオプトアウト方法SSIDに"_nomap"文字列を追記する方法)が公開されました。

PlaceEngine サービスにおいても、Google社のオプトアウト方法に準拠する形でPlaceEngine位置推定データベースから該当するAP情報を削除する運用実施する予定です。具体的な実施時期や運用方法については、別途お知らせします。

また、PlaceEngineサービスにおいては、以前より、主にモバイルルーターなどに対応するため、オプトアウト(削除)したいMACアドレスサポート窓口へ送付して頂く方法などをとっておりましたが、こちらについても引き続き運用していきます。(「位置推定の改善」をご参照ください)

これこそがまさにGoogleの狙った効果だ。素早くデファクトになり得る。すると次の段階として、Wi-Fi機器の製造者が設定画面に「☑位置情報サービスからオプトアウトする(SSID末尾に_nomapを付加する)」のような項目を用意することが標準化する、などといった流れに進むことも期待できそうだ。これには一層の啓蒙活動が必要になるが、十分に現実的な範囲だ。

そして、「Wi-Fiだけの問題ではない」と書いた通り、あっさり同種の別問題が持ち上がってきた。今後、この手の問題はゴロゴロ出てくるだろう。そもそもどこまでが許される範囲でどこからが許されないのかといった大枠の議論も含め、どんどん問題にして世界中合意ルールを形成してゆく必要がある。先は長い。

2011-11-05

[][] ウィキペディア日本語版観察記 31

ウィキペディア日本語版では、ユーザー世代交代が進みつつあるという感じがある。

特に今年4月くらいから、それを象徴するような出来事がいくつかあった。



まず一つ目は、管理者二人がアカウント不正に共有しているのではないか、という疑惑に端を発する、管理者辞任の騒動。

詳細は「Wikipedia:コメント依頼/婚姻・それに準じる場合のCU権限について」あたりから


多重アカウントの方針の改訂

そもそものまりは、荒らし目的の多重アカウントに対抗するためにルールが厳格化されたことだった。

多重アカウントによる荒らしというのは、典型的には、

荒らしが何かやらかす→それを見つけた管理者が荒らし投稿禁止にする→荒らしが新しいアカウントを作ってまた同じことをする」とか、

荒らしが複数のアカウントを使ってあたかも別人のように議論に参加し、特定の意見を多数派に見せかける」とかがそれにあたる。

古いルールでは、「悪いことをしないなら、非公開の多重アカウントを持っていてもいい」となっていた。

要するに、普段は歴史系のお堅い記事ばかり書いてる人が、

アニメの記事を書くときは恥ずかしいから別アカウントにしたい、というようなことが許容されていた。

新しいルールでは、非公開にしてはいけない(つまり同一人物だと明記しないといけない)、ということになった。

それだけではなく、同一人物でなくても同一世帯に住んでいてIPアドレスが同じであるなら、

事実上見分けがつかないので、その場合も「同一世帯にいるよ」と言っておかないといけないことになった。


管理者がルール抵触する

二人の管理者はこの新しいルール抵触していた。

といっても、抵触しようが普通は分からないはずだった。

ウィキペディアでは、アカウント持ちユーザー接続IPアドレスは、

ごく限定された管理者数名(チェックユーザー権限が必要)にしか見られない秘密情報だし、

よほど露骨に互いを持ち上げ合ったりしていなければ、疑いをかけられることもない。



ことが公になり始めたのは、本人たちが同居を臭わせる発言をしたところからだった。

片割れが、エイプリルフール冗談の一環として、相手の人と「新婚旅行のため」ウィキペディア休みます、という発言をした。

これと前後して、チェックユーザー権限持ちの管理者がIPアドレスをチェックし、

接続元を共有しているにもかかわらずそのことを明言していない」という点でルール違反の状態にあることを公表した。



明言していないのが問題なら明言すればいいんじゃないの、となるだろうけれど、

なかなかそうは行かなかった。

まず、同居というのは(少なくともこの二人にとっては)けっこうプライベート情報で、積極的に公開したいものじゃない。

おそらくそれに加えて始まりがうっかりした失言だったこともあって、本人たちは対応を1ヶ月近く渋った。



他のユーザーからは、問題の二人自身がチェックユーザー権限持ち、ということが深刻に受け止められた。

非公開のIPアドレスの記録からIPアドレスの一致を確認して、多重アカウントを摘発する立場である人たち自身が、

形式的には、多重アカウント荒らしと同じことをしていて、

しかもそれを指摘されてから長い間、何も対応しようとしないのは明らかにまずい、と考える人が多く出た。



一方で、「特に悪いことはしてないし、ルール精神に照らし合わせれば問題はない」という意見もあった。

二人は古くから別々にウィキペディアで活動していて、

オフラインで会っているユーザーも何人かいるし、

「同一人物なのに複数の人物を装って議論に参加していた」わけがない。

あくまで形式的には抵触するというだけのことだから、目くじらを立てることはないという意見

特にベテランで、当人たちと親しくしていると見受けられる人からは同情論が目立った。



その後の顛末は「Wikipedia:コメント依頼/婚姻・それに準じる場合のCU権限についてからたどれるけれど、

結果としては本人たちが管理者やチェックユーザーの権限をすべて返上することで収束した。


考察

状況説明が長くなったけれど、この一件から読み取れると思うのは、

ウィキペディアユーザーの世代による考え方の差のようなもの

古いユーザーには、

ルールではなくルール精神重要

実質的に問題でないのなら神経質にルール違反をとがめる必要はない」

という傾向が強い。

新しいユーザーは、

ルールは守るために作ってるのだから、形式的に守って当たり前」

チェックユーザー管理者ならなおさら厳密に守らないと、示しがつかずルール形骸化してしまう」

と考える傾向が強い。



ウィキペディアの古い時代には、そもそも活発なユーザーは互いの活動を知っていて、

誰が信用できる人なのかは分かっていた。

からルールはそもそも少なかったし、形式的なことで細かくとがめる人もあまりいなかった。

最近ではそれが、個人個人の信頼と裁量に任せたやり方を、形式化されたルールで置き換えていこうという風になっている。

というのも、信頼ベースでやっていると、それ自体が新しい人に対する参加障壁になってしまからだ。

新しくウィキペディアに来た人から見ると、誰が常連で信頼されているのかというのはすぐには分からない。

そこで「この人は常連さんだから、例外的に大目に見られてるんですよ」などと言われても困惑するだろう。

「昔は活動的で信頼されていたけれど長い間休んでいる」というような人の扱いにもややこしくなりがち。

久しぶりに戻ってきて昔の感覚で自由にやると今はルール違反、みたいなこともよく起こる。



今回の場合、二人が古い意識でいて、ことを大きくせずに終わらせたいと考えていたところ、

他のユーザーあいだには厳格派が思いのほか多かったために、

本人たちにとって不本意な結果に終わってしまった、というように見える。



形式化されたルールを重視する人が多数派になっている、という意味で、

この出来事はユーザー世代交代を象徴する出来事だったように思う。



もう一つは「秀逸な記事」からいくつかの記事が除去されたという話、だったんだけど、

1件めですでに長くなったので、こちらはまたあとで書く

2011-10-31

あいつらヤクザだな」

職場上司が、弁護士と会って帰ってくると必ずこう言う。弁護士ってのは、あいつらほとんどヤクザだよ、と。

勿論弁護士の全てがヤクザじみているなんてことはないと思う。だからこれは氷山の一角、でもだからこそ目立ってしまう「イヤな弁護士」のお話



私の勤める現場にも、客として「職業弁護士」が来ることがある。そのタマゴが来たこともある。

まぁ、彼らはいきなり何かをやらかすことはない。一応敬語を使ってはいるけど相手を見下しているのが透けて見える態度、せいぜいその程度だ。そしてそういう手合いは別に弁護士に限らず老若男女ごろごろいる。

問題は、彼らの中で自分の思い通りに行かない事が起きた時。例えるなら、商品券を使いたいけどこの店舗はその対象外だった、この商品を取り寄せられるのは経費の問題により月に1回までだった、というような、ちょっとしたルール自分の望む行動を阻まれた時だ。

(うちの日常の業務内容ではせいぜいそのレベルトラブルしか起きない。時期によっては契約とか規約とかが絡むトラブルもあるが、そういうものにはちゃんと対応するルートがある)



いわゆる「一般人」は、なんとかなりませんかねぇとちょっとゴネてみても、最終的には引き下がる。

ヤクザ(と言うかチンピラ)は、ごちゃごちゃいわんととっととやれや、暴れんぞゴラァと騒ぎ初めて、最終的には相手を泣かせたりする。

弁護士は、何の権利があってそう主張するんですか、といったイチャモンをつけて職員を捕まえ、延々業務妨害をするのである



決してサンプルは多くないけど、そういう手合いは風体もちょっとおかしい。

吐き気を催すほどの強烈な香水をつけて、多くの利用者が腰を落ち着けて飲食をしたりもする休憩スペースに陣取ったり。

ホームレス一歩手前の体臭を放ち、だらしない服装で廊下ソファーにどーんと足を伸ばして座って明らかに通行のジャマだったり。

後者弁護士は、それを注意されたら窓口に乗り込んできた。名誉毀損だか何とか侵害だか知らないが、その件で小一時間職員を拘束した。

コ汚いサンダルで来るなとは言わないが、正直あんなに汚れた大人の足の裏は事務職をしているとなかなかお目にかかれないので驚いた。



信じたくはないが、「『自称弁護士」ではないらしい。弁護士事務所のサイト名前写真を確認することができた。

要は、法律で明確に禁止されてさえいなければ、自分の行動はどんなものであれ咎められたり阻まれたりする筋合いはなく、また全ての主張は通るべきであり、いかなる状況でも引っ込める必要はない、というのが、彼らがその人生で身につけたスタンスであるようだ。

恐らく相手が素人だと思ってナメているのもあるだろう。ここでできなくてもよそにいけばできるような事を、いちいち相手の言葉尻を捉えては糾弾し、ここでやらないのはおかしいと主張し続ける。私に言わせればスーパ-のレジでゴネるモンスターおばちゃんと大差ない。



彼らが横柄で強気な理由は、自分のバックにある「力」が、他人を実質的にどうこうしてしまえるもの、それを強制できるものからかな、と最近思い始めた。

ヤクザ(というかチンピラ)が強気なのは組織ぐるみ暴力を行使する準備があるから

それと同じように弁護士強気なのは法律を行使できる知識とそのバックグラウンドがあるから

これがあれば相手に言う事を聞かせられるぜ、という懐刀。その使い所を完全に間違えて虎の威を借る狐になっている、それが彼らだ。



武道の達人は素人相手にその技を使ったりはしない。

数学者は算数に弱い人をバカにしたりはしない。

オペラ歌手は自信満々でカラオケボックスに人を引き込んだりはしない。

プロ」というのは、常にその力の使い所を弁えているべきなのだ。



「あんな一般常識のない弁護士の世話にはなりたくない」

「周囲の迷惑になる行動は慎まないと信用を失うよって、六法全書に書いてあげないとわからいかね」

普通に見苦しい、迷惑」

というのが、私の職場内での彼らに対する評価だ。

難解な司法試験パス六法全書を丸暗記するという『弁護士』に対する幻想を、あんまりこっぱみじんにしないでほしいと思う。



余談だが、宝塚のおねーさまが窓口に来たことがある。

そうとは知らずに対応したが、凛々しい中にも礼儀正しく、プライベートであっても自身の職業を貶めることのない立ち居振る舞いに感服するばかりだった。

2011-10-30

つらつらと、日本自動車産業の置かれた状況について考えてみた。

自動車産業が抱える問題って、現在の日本の置かれた状況を象徴するものだよなぁ、と思い、少し掘り下げて考えてみた。「推測」と書いたのは、バックデータ・統計資料にわざわざ時間をかけてあたる暇はないので、状況証拠だけで考えていくということだ。暇な人、もしくは自動車産業関係者のマーケターの方、もしくはマクロ経済の専門家様、データを元にこの推測、といいますか仮説を検証してみてくださいませ。

若者の嗜好が変われば万事解決、なのか

自動車の国内市場規模は縮小の一途。特に若者がクルマに興味を持ってくれない。」というのが、業界的に広く共有された悩みのよう。その典型的な事象の捉え方が痛いニュースのこの記事。

痛いニュース(ノ∀`) : “若者、車離れ” 日本国内で車売れない…トヨタ、本気でアイデア募集 - ライブドアブログ

この2ちゃんねるまとめブログで、板の題材として選ばれている記事がこれ。

国内で車売れない危機打開策 トヨタ本気でアイデア募集 (1/2) : J-CASTニュース

ま、痛いニュースJ-CASTなので、、、、、でも、こういうメディアって、一般的な状況の捉えられ方やルサンチマン的なストレスを推し量るには本当に都合がいい。でもJ-CASTの元記事にはファクトデータも載っている。ちょっと引用してみると、

国内での販売は2年連続の減少だ。ダイハツ工業日野自動車を含めたトヨタグループ販売は前期比同4%減の227万台と、米国販売との差が広がる一方だ。国内市場全体の落ち込みより減少幅が小さかったため、トヨタシェア軽自動車除く)は過去最高の45.8%まで上昇したが、トヨタ車単独で11万台の減では、シェア上昇も手離しで喜べない。

国内の自動車需要(全需)は、2006年度の軽を除いた日本国内の新車販売は前年度比8.3%減の358万台と、29年ぶりの低水準だ。登録車市場の低迷の原因としては、経済性や実用性を求めて軽自動車に人気が移っている影響とされてきた。しかし、軽を加えても同4.1%減の561万台であり、国内市場全体が収縮していることが鮮明になっている。

要は、

ってこと。ちなみにこの元記事は1997年という4年前のもの。

で、その対策として当時のトヨタは、

トヨタは06年末に社内横断的なチームを立ち上げ、国内低迷脱却のアイデアを懸命に探り始めた。

対策チームは、自動車という商品の枠内だけで解答は出さず、地域や社会全体の問題の中で消費を喚起する自動車を改めて模索している。携帯電話などの情報関連の支出が増えた若者の「車離れ」や、少子化による若年人口の減少による市場構造の変化を深刻に受け止め、車が売れなくなった構造要因に真剣に目を向けざるを得ない。地域ごとの特性や家庭の年代構成、消費者の行動なども踏まえて自動車市場全体を抜本的に洗い直そうというものだ。

少子化対策は政府でも有効策を打ち出せていない難題中の難問だ。それでも、トヨタ渡辺捷昭社長は「国内市場を活性化するためには、何よりも市場創造型のいい商品を投入することだ。地域の活性化を含めて、いろんな手を打っていきたい」と、社内チームの試みに大きな期待を寄せている。

というわけで、「国内市場をどうにか活性化させるための手を打ちたいと考え、具体的なアクションを起こしている」というメッセージを打ち出したわけですね。

それに対して2ちゃんねる側の反応はだいたい2分されていて、

  • 魅力のあるクルマを作らないメーカーが悪い (元記事がトヨタを取り上げているので、トヨタが槍玉にあがっているけれど、だからといって、他社のを褒めているわけじゃないから、国内メーカー全体に対して同じように思っているのだろう。海外メーカーはout of 眼中なのかな?)
  • トヨタを含む大企業が賃金を抑制するから、われわれは車を買う金を持っていない。そりゃ売れるわけ無いだろう!

となっている。

で、このあと2010年になってどうなったかというと、、、、市場動向、トヨタの対応、そしてネット民wの反応がツンダオワタ情報にまとめられている。(本当は産経新聞の元記事URLを引きたかったのだが、既に削除済み。というわけで、元記事の存在証明はないところはご容赦を。(だから、論文とかでは、データとしては使えないなぁ、、、増田で使うのが精一杯。)

豊田社長「マスコミは若者の車離れと言うが、離れているのは私達メーカーではないのか」 - ツンダオワタ情報

まずはトヨタがどのような手を売ったのかというと、、

トヨタは今年1月に「スポーツ車両統括部」を立ち上げ、スポーツカーの企画や開発に関する最終権限を経営陣から現場に移譲。スポーツカーの復活とともに、走る楽しみを演出する複数の

 プロジェクトが始動している。足回りの良さにこだわった特別仕様車を相次ぎ発売。4人乗りで世界最小の「iQ」6速MT搭載限定車は予約開始から1週間で完売。

9月3日。強い日差しの下、静岡県小山町富士スピードウェイで、1台のスポーツカーが強烈なエンジン音を響かせていた。12月から世界限定500台で販売が予定されている高級

 スポーツカーレクサスLFA」(価格3750万円)。報道関係者らを対象にした試乗会が行われていた。LFAの最高時速は325キロだが、この日は1周4.5キロのコースを約2分で駆け抜けた。「ハンドルを握ったときにドキドキ、ワクワクするクルマをつくりたい」自らレースにも参戦する豊田社長は常にこう言い続けてきた。

つまり、

のようにスポーツカーに活路を見出そうとしているよう。

でも、その結果は、、、、「文中の」ファクトデータを洗ってみると、、

クルマが売れない。昨年の国内新車販売台数は約460万台と、ピーク時(平成2年)の6割程度にまで縮小している。景気低迷が一因だが、一般的には若者のクルマ離れが最大の理由とされている。調査によると、大学生の「興味ある製品」でクルマは17位(20年度)と、40~50歳代が大学生だった当時の7位から大きく後退している。

要は、

  • 市場の縮小は継続している
  • 大学生の間で車に対する興味は薄れている

ということ。ただし、MTのiQは限定台数を売り尽くしたし、Wikipediaの記述を見るかぎり、LFXもきちんと台数は捌けているよう。要は、「作ったクルマはちゃんと売れたけど、市場全体の構造を変えるまでに至っていない」ってことですね。それに対するネット民wの反応は、1997年痛いニュースから、全く変わっていないというのも面白いところだ。

結局のところ、市場の縮小は人口減少トレンド下では不可避。でも、せめて若年層にクルマを運転する楽しみを知ってもらい、高付加価値のクルマを継続して買ってもらえるようにすることで、市場構造の問題を少しでも緩和したい、っていうところだと思われます。少なくとも、ここまでに取り上げた情報ソースからすると、、、、ですが。

クルマがすきな若者は本当にいなくなったのか?

まず、「若者」という括りに対してツッコミがあるというのは、甘んじて受け入れよう。というか、全面的に納得せざるを得ない。で、話を単純化するために、母集団を「大学生」という括りに絞ってみることにする。大学進学率が上昇し、それによって「大学生」という母集団の性質が変化したという点については、「なぜ大学進学率が50%を超えたのか? -大学進学人口と大学数との関連-」という小樽商科大学の学報掲載記事をご覧いただければ一目瞭然。(ああ、やっと真っ当なデータリソースを挙げることができた、、、ホッ。)

であれば、「大学生」よりも、より限定した形で母集団を設定しなければ、まともな時系列比較ができない、ということになる。でも、そんな統計はまともに存在しないだろうなぁ、、、、ということで、ここからは、私の実感という超主観的な状況証拠を絡めてで話を進めたい。私は30代半ばで、某都心から50kmくらいにある某大学を職場とする人間だ。で、自分の周りがみんな全くクルマに興味がないかというと、そんなことはない。R32スカイラインをシートを始めとしてひたすら改造しながら乗っている先輩、フランスオープンカーに乗る後輩、馬鹿でかいアメリカ製SUVで駅まで送ってくれた後輩、、、、普通にいる。しかし、キャンパスの周りが整備され、駐車場の確保が難しくなったなどの事情もあるのだろうが、昔はその存在を確認できた30万円で買った中古車で大学に通い、金はなくともバス/電車という公共交通機関の利用を忌避するタイプの層は、ほとんど見ることができない。つまり、エンスー、とまではいわないかもいれないが、クルマに対しそれなりのお金を費やししている層は昔も今も、少数ながら存在していて、がんばってクルマに乗ろうという層がいなくなったということになるだろう。

無理してクルマに乗る、というインセンティブは下がっている?

30万円の中古車というと、当時の車種で具体的に言えば、10年オチのファミリアハッチバックとか、カローラⅡとかですな。当然乗り心地は良くないし、内装はパットしないし、、、でも、なぜわざわざそんなクルマを乗り回していたかというと、一番大きな理由は「クルマが無ければ不便だった」ということではないかと思うのですよ。この15年ほどで、私鉄や地下鉄の延長、新規路線開業は相次いだし、JRも湘南新宿ラインなどの直通電車をバンバン投入した。職場近辺は、15年ほど前までは、各駅停車しか止まらない私鉄の駅までバスで15分。都心に行くには2時間じゃ利かないという状況だった。かつ周囲には自動車工場と関連施設、更には清掃工場とかしかない、街だったわけで、、、、そりゃ、がんばってバイトして、クルマ買うよなぁ。逆に言えば、今となっては、無理してバイトしなきゃ手に入らないならクルマなんて買わずに、大学が斡旋してくれるUQ Wimaxルータでも買って、電車の中で課題をこなしている方がよっぽど効率的だ。

これと同じ状況が広く各大学で生じている。また、首都圏関西圏のいたる大学で、文系を中心に、バブル期に都心から30〜50km圏に新たに取得した土地に移転させた学部を、都心部の本部キャンパスに戻すというプロジェクトが進められている。というわけで、大学生の多くがクルマに乗らなくなるのは必然、というべき状況なのだ。

Fun to Driveを実感できる層とは

"Fun to Drive"というのは80年代〜90年代(だったかな?)にトヨタが掲げていたコーポレートスローガン、というかキャッチコピー。今あらためて読んでみると、いいキャッチコピーだなぁと。クルマを運転するのはやっぱり楽しいと思う。車高の低い、重心の位置が決まっているクルマって、運転技術が下手な人間でも、走らせるとむちゃくちゃ楽しい。(助手席に乗る人はたまったものじゃないわけだけれど、、、)研究者の職場というのは、普通のホワイトカラーと比べて圧倒的に交通の不便な場所に設置されていることが多い。大学しかり、企業や行政立の研究所しかり。将来的にそういった職場で、ある程度の期間働くことになったとしても、個人的にはクルマで通勤するのはできるだけ避けたいと思う。だって、遅刻の心配しながら朝必死に高速を飛ばしたり、長時間デスクワークした疲れた体で夜道を長時間かけて走って帰宅なんてしたくないじゃあないですか。しかも、クルマに乗っている限り、酒が飲めないというオチまでついてくる。正直、Fun to Driveを実感するきっかけが、自分に巡ってくる機会なんてめったにない。

タイトな仕事に従事する層が通勤でFun to Driveを感じるというのはかなり厳しい。逆に言えば、サボってもいい授業を沢山履修していたり、帰り道にドライブデートする機会が多い学生というのは、Fun to Driveを感じるのにものすごく最適化された生活をしているのだろう。もちろん、クルマで通うことが正当化されるような大学に通っている場合に限るわけだけれど、、、、

それ以外では、「もともと自宅に乗っていて楽しいタイプのクルマがあって」「工場勤務で工場隣接の寮に住んでいるから平日は閉じ込められている。近所にろくに店もないから、週末はクルマで遠出するのが趣味。店がないということは、そもそも他にお金の使い道もないし、、、」という人くらいなのではないかと思いますよ。

クルマ文化先進国?ヨーロッパの状況

まあそれでも、ものづくりニッポンの文化として、モータリゼーションは浸透し続けるべきだし、それは可能だとおっしゃる向きもあるだろう。であれば、自動車文化先進国といわれるヨーロッパの状況を見てみたい。

ヨーロッパに行くと、日本ではあまりお目にかかれないブランドのクルマをよく見かける。SKODA、SEAT、そして90年代には多少日本にも乗っている人がいたけれど、、、的なOPEL、LANCIAなどもまだまだ現役だ。注目したいのはSKODAとSEAT。この2つのブランドはAudi同様VOLKS WAGENの一ブランドなのである。SKODAはもともとチェコ、SEATはスペインメーカー。それぞれVWによって買収され、現在は中〜低価格帯のラインナップを担っている。逆にVWの高級ラインがAudi。VWは、ヨーロッパで最も販売台数が多い自動車メーカーだ。ACEA - European Automobile Manufacturers' Associationの、Year 2011 by manufacturer and by vehicle category (Enlarged Europe) <※注1:エクセルファイルへのリンクです, 注2:1月〜8月までの数値>によると、メーカーとしてのシェアは23.2%。で、問題は23.2%の内訳だ。VWブランドは全体の12.3%。高級ラインのAudiは全体の5.0%、SEATが2.3%、SKODAが3.6%である。VWはフェートンやトゥアレグなどの高級車(というか、実質中身はAudi A8・Q7ね、、、)はあれど、代数的にはごく一部だろうから、23.2%のうち、15%くらいはBセグメント以下の中小型車と推測できる。そしてVWグループ低価格帯のクルマにスポーツカーは極少数だし、Golfにしても他の車種にしても、ホットバージョンのグレードは売上のほんの少しだろう。

一方、スポーツブランドエンスーな人御用達ブランドはというと、、、ALFA ROMEOで1.0%、PORSCHEで0.3%。ボンドカーASTON MARTINもヨーロッパでは8ヶ月間で1,664台(0.0180630955651735%)しか売れていない。(これだけ売れれば十分か、、、?)ちなみにみんな大好きフェラーリは、FIATグループの中でもその他扱いされていて、数値が出されていない。っていうか、その程度のもの。ヨーロッパ階級社会が未だに色濃く残る社会なので、先祖代々馬車に乗っているような人たちが、相変わらず週末の嗜みとしてポルシェフェラーリ、はたまたブガッティランボルギーニなどのカロッツェリアリリースする少数生産の高級車に乗っているのだろう。ということは、ですよ。日本においてエンスー車のみをひたすら取り上げていたCar GraphicやNaviのような雑誌がそこそこ売れ、地方自治体立の図書館に配架され、なおかつテレビ朝日系で番組まであったというのは、どう考えてもおかしい事態、なわけですね。

じゃあ、アメリカはどうなんだ

というと、やっぱり車の運転が「好き」っていう人はそんなにいるように思えない。バック・トゥ・ザ・フューチャーの時代から、若者の憧れはSUVだったし、トヨタアメリカの若年層を攻略するために導入したサイオンだって、ラインナップはxB(日本名Bb)、xD(日本名ist)だし。アメリカ市場といえば、、、のホンダの戦略車種だって、ELEMENTやCR-VにMDX。ようは、SUVをカリフォルニアサーフカルチャーに振るか、ニューヨークヒップホップカルチャーに振るか、はたまた高級志向に走るかしか、手はなかったわけで、、、、


経済成長期にみられる特殊現象

経済成長期というのは、来年は今年よりも所得が増える人が沢山いるという状態のことだ。経済的に余裕が出来てくると、多くの人間が考えるのは生活の質的向上を図ろうというものだ。その結果、未知の様々な趣味にお金と時間を突っ込んで見ることとなる(これ、現在の中国沿海部がちょうどそういう状態)。そういった状況下で、日本のメーカーレビントレノ、MR-2、CR-X、ユーノスロードスター、FTOなど低価格でかなり走りが楽しめるスポーツカーを量産してしまうことに成功してしまう。ミドシップのツーシーターが200万円台前半とか、V−Tecエンジンを積んだ2ドアホットハッチが100万円台、車の歴史から見たら、おかしいだろう!ということですよ。更にホンダビートダイハツカプチーノ、極めつけはマツダAutozam AZ-1軽自動車なのに、ミドシップガルウィング。とんでもなさすぎる、、、、

で、いろいろ手を出してみるものの、そこそこ収入が安定する頃には、自分の趣味や可処分所得に見合った趣味だけに落ち着いていく。ま、もともとクルマで女の子にもてようと思えば、そこそこの外車や国産車でもレクサスになるだろう。中途半端に月3万円のローンとほぼ同額の維持費をクルマに突っ込むくらいなら、3万円を衣服費に使い、残り3万円でデートに誘う店のグレードを上げた方がよっぽどモテるだろう。結局日本という市場は、相も変わらず500万円オーバーのクルマを買い続けてくれる一部の層と、下駄として使うための安くて丈夫なクルマを選ぶ層(しかも、子育て期限定でワンボックスを買う層も多いと見た、っていうか00年代前半は、2シーター乗っていた人が、パパになってSTEPWGNやセレナに乗り換えを余儀なくされるというパターンが本当に多かったのですよ)と、クルマなんてそもそもいらないっていう多くの層によって形成されることとなる。下駄クルマは利益率は低いし、韓国・中国勢がブランド力を向上させていけば、取って代わられる事態も当然ありうる(それを日本にやられた先例がアメリカだ)。国内市場で利益をあげ続けようと思うならば、高級車のシェアを取りに行くしかない。そういう意味でトヨタはLexusを止める訳にはいかないし、他社は実質国内市場はあきらめかけているんじゃない、、、としか思えない。高級車ラインを展開できなければ、日本は欧州・アジア向けモデルを導入するone of themの市場という前提で戦略を立てざるを得ない(実際、日産、ホンダマツダなんかはまさしくこの戦略をとってる。マーチが全量アジアからの輸入になるなんてね、、、、)。

なぜダイハツは第三のエコカーのCMに瑛太を起用するのか?

で、以下のURLから1本のテレビCMをご覧頂きたい。トヨタグループの一員であるダイハツの企業CMだ。

テレビCM 企業CM「日本のどこかで 新しい町」篇【ダイハツ】

このCMの読み解きは、あくまでも僕の憶測にしか過ぎないのであしからず

都会でクリエイティブ(たぶん美容師とか、ショップ店員とかかな?)な仕事をしていた瑛太が、突如田舎にIターンUターン、じゃないだろうなぁ、、、)して、ガテン系(工務店)の仕事を始める。そこで、これまで乗っていたアメ車のシボレー・カマロを第三のエコカーであるダイハツの軽(ミラ・イース)に変える。生活の変化と平行して、地元の郵便局員である吹石一恵との関係が始まり、、、、というストーリーなわけだけど、設定の1つ1つに企業戦略として重要な意味合いが込められていると思うのだ。(あくまでも推測だけど、、、)

都心にはダイハツが売り込む市場など、商用車以外に大して存在しない(それでも、乳幼児を抱えるお母さんが、電車に乗れなくなったから必要に迫られて車を買うというケースは結構ある(タントのCMを参照。それにしてもダイハツのCMは、意図がすっきりはっきりして清々しいほど。マーケ的お手本ですね。)。だから、当然第一次・第二次産業(の生産部門)が経済の中心であるエリア、もっとわかりやすく言い換えると、でっかいイオンモールが唯一のデートコースという地域が、ダイハツ(とかスズキとか)の主戦場となる。

そういったエリアは、都心とは異なる理由で市場の縮小が進んでいる。まずもって、人口減少トレンドがものすごく強いということ。都心の場合出生率は下がっても、人口流入が大きいので若年層人口の減少トレンドはかなり緩和されている(というか、江東区とか、横浜市なんかは、保育園入園の待機児童問題がぜんぜん解決されないままで、、、、)。でも、地方は加速度がついて若年人口が減っているというのがまず前提となる。

その上に自動車市場を冷やす意外な要因というのが、実はイオンモールの進出ではないのかな、と個人的には睨んでいる。こう書くと、「イオンモールこそが、駅前商店街衰退の最大の要因で、だからみんなクルマを保有せざるをえないのじゃないか」というツッコミがきそうだが、たぶん逆じゃないかな、と。地方の駅前商店街なんて、もともと若年層が楽しめる娯楽や、ファッションを提供する機能を持っていなかった。だから、暇な若者に出来る時間つぶしって、女の子を誘ってドライブくらいしかなかったわけだ。例えば、90年代にものすごく売れたホンダ・S-MX は、フルフラットシートにできるだけでなく、ご丁寧にティッシュボックスまで備え付けてある。わかりやすくニーズのど真ん中をついていたわけだ。

それが、イオンモールができることで状況は一変する。シネコンタイトーとかセガとかの大規模ゲーセンやROUND1で時間は潰せるし、服を買うのも、ワールドイトキンオンワードといったアパレル大手のちょっと低価格ラインのショップレディースならば宮崎あおいがCMしてるEarth music & ecologyとか、OZOC、Melroseとか。メンズならTK Takeo Kikuchiとか。ユニセックスチャイルドで、UNIQLOに満足しない層のために、GAPとか、無印とか、COMME CA ISMとかも入っている。ABCマートがあれば、靴も含めてそんなにダサくない、というか都心で売っているものと遜色のないものが揃ってしまう。そりゃ、裏原宿テイストは無理だけど、池袋マルイサンシャインシティくらいのレベルは買えてしまう。片道30分でイオンモールにつけるのであれば、その短い時間にお金をかけるよりも、一日中過ごすイオンモールの中でお金を使ったほうが楽しいわけだ。つまり、人口が少ないだけでなく、残っている若者にもクルマに必要以上にお金をつぎ込むインセンティブがもはや存在しないということだ。

じゃあ、粛々とシュリンクする市場規模に対応するだけの資源投下をすべきか、、、というとそうは問屋がおろさない。それができない要因、それは地方に数多く存在する独立資本の販売店フランチャイジーだ。バブル崩壊後、自動車メーカーはそれぞれ、ドラスティックに販売網ネットワークを整理した。今となっては複数の販売チャネルを運営しているのは、実質的にはトヨタだけになってしまった。ただし、トヨタ・日産・三菱といったメーカーの場合、販社は一部自らが出資している法人が大半であり、スムーズに(とはいかないまでも、どうにか)店舗網の縮小、合併を進めることができた。ところが、ダイハツスズキスバルホンダ(の旧プリモ店)は、三丁目の夕日に出てくるような個人経営の自動車整備業にフランチャイジーとして販売を委託するという形態の店舗を数多く抱える。販売店網が密だということは、アフターサービスメンテナンスの質を向上させることにつながる。アフターサービスメンテナンスはアフターマーケットという業界用語があるくらい、利益率の高い市場なので、各社力を入れているわけだが、サービス水準を高めるためには、各店舗の士気が高められていることが重要だ。

販社としては、生涯価値の高い顧客、つまり長くお金を落とし続けてくれる顧客を捕まえたいというニーズを持っている。となると、地方にやってきた若年層というのが、一番欲しい顧客のプロファイルとなる。地方にやってきて、工務店という地域密着な仕事をし、地元の(たぶん)特定郵便局の職員とつきあって結婚して、、、というのは、まさしく地方の販売店にとって喉から手が出るほど欲しい顧客像だといえるだろう。こういう層に向けて、ストレートに刺さるCM、というのは、ミラ・イースの本当の想定顧客かどうかは関係ない。(実際、イースの車種CMは、ブルース・ウィリスを起用してダジャレを言わせているわけだから、瑛太のようなプロフィール、ではないことは明白。)「企業CM」して瑛太と吹石一恵が出演するCMを放映するということは、メッセージターゲットは販売店フランチャイジーなのではないかな、と。

長かったけど、結論。車好きの数は基本的には一定比率。高度成長期バブルが異常だっただけ。

小見出しで結論は言い切っちゃいましたが、基本はこれ。自動車メーカーボードメンバーや車種開発部門は既にわかっていてやっているはず。じゃなきゃ、瑛太が乗るクルマはミラ・イースにならないし、マツダスカイアクティブテクノロジ搭載車やホンダハイブリッド車に国内独自モデルが1つもない、なんて事にもならないはず。

ところが、販売部門、とくに販社といっしょにプロモーション計画を取りまとめる部門は、国内は縮小均衡で粛々とやっていく、なんてことは口が裂けても言えないはず。なので、国内販社向けマーケティング担当者が考えるべきは、シュリンクする市場環境下で、世界共通モデルをいかに低コストローカライズして、他者のシェアを奪うのか、しかないのが現状なのだと思いますよ。正直、ね。

2011-10-29

単身者懲役くらったら

家財道具なんかはどうなるんだろ。

賃貸なら家賃も払われないから、大家勝手に処分しちゃったりするのだろうか?

持ち家だったら懲役くらってる間、空き家なっちゃうわけだから、戸締りしてても空き巣なんか防ぎようがない。空き巣に入られても通報しようがないし。

じゃあ、罪に対する罰を与えられた上に、資産まで実質的没収されるペナルティを追うことになるんだろうか?

2011-10-26

目にキムチを塗り込まれたようなもの(後編)

http://anond.hatelabo.jp/20111026044608 の続き。

IMFへの資金供出とスワップ協定をあんまり平たくごった煮するとおかしくなる・・・というのもありますが。

前回の日本は協定期間は半年+円建て。

為替的な意味では(暴落中の)韓国にとって都合が悪く、(上昇傾向の)日本にとって比較安全な条件です

ところが今回は協定期間が1年+外為特会のドルで出す。

まり借金の枠は広げたけど貸し方も一緒、ではないのは明らか。

 

  • Q4.なぜ、今回IMFを通さないのか?
  • A4.韓国経済監視できるのではあれば、特にIMFを通す必要性はありません。IMFの取立ては強硬で、だからこそIMFをかますべき、という主張がネット上にはあふれていますが、1997年アジア通貨危機の際のIMFのやり方はあまりにも酷かったため、東アジア各国には概ね不評です。それにIMFの運営に関しては欧米の発言権が強く、相当の金を出している日本でさえあまり発言権を持てていません。IMFが関与するくらいなら、と危機が深刻になるまで支援を求めない、という事態を考えれば、IMFを挟むことにそれほど意味があるとは言えないでしょう。ちなみに、2008年金融危機の際、韓国IMFが関与するCMIの利用を避けて、アメリカに直接支援を求めました。また、CMIでは元々支援額が1割を超えればIMF関与を義務付けるようになっていましたが、IMF関与を嫌う傾向から、2割にまで条件が緩和されています

日本韓国経済監視とか、いつできたし?背負わすなし。

あと『IMFに対する日本の発言権』がなぜここで登場するのかが不明瞭。

IMFに期待するのは日本お金を貸したときに取りッぱぐれないこと。それだけです

IMF関与を避けたい韓国の思いにいそいそと応じるのは、韓国のためにもなりません。

いずれ破裂する風船に、さらに空気を入れるようなものから

 

なぜ?に対する答えになっていません。こないだ中国スワップの延長を拒否したか韓国の都合で、今!なだけです

日本にとってはむしろ震災補正予算も完了していないのに火種を増やされ、甚だ迷惑なタイミングです

 

中国台湾も断ってるんですよねぇ・・・

じゃあ今回最初に協定締結したか日本の影響力が上がった?

上がってないやないかーい!髭男爵風)

とりあえず言っとけ、というのは欧米韓国中東いや世界中外交見ていても基本のキです

日本は本当に外交カードを使えない国です

 

まあ関係ないわな。こんなんに釣られるのがおかしい。ネトウヨさん釣られたの?

 

そういうもんだからこそ、毀損される恐れの高いところにはお金を出すなよ、という話なんですが。

上から目線の回答が、実はズレてるのに気付いてないんでしょうか。

ああ破綻の可能性は日本アメリカEU韓国と同格ですか。・・・そうですね、それじゃ、ごきげんよう

 

  • Q5-5.今からでも、条件を設定しなければ。(by 片山さつき
  • A5-5.条件は設定されてるはずです。ただ、あまり公開すべき性質のものではありませんので表には出ないでしょうけど。

1997年2008年の対韓協定の条件も記者クラブ大本営を通じて表に出てますのでggrks

なんで今回になって公開すべきでないとか決めたの?そんなの絶対おかしいよ!

 

「どうせ踏み倒すに決まってる!」は、充分あり得ます

韓国借金右肩上がりです。返済できてまてん。

ここでいう返済とは、ロールオーバー(借り換え)のことを言っているのでしょうか?

専門用語で言うと自転車操業

金利払ってるからいいじゃん、てのはいずれ通らなくなります。詰みます(これは日本を顧みても・・・・・・)。

日韓スワップを使用しなかったのは、前述の理由で「使い辛かった」からです

むしろ日本にとっては発動してリスクマネー化しなくてよかった話でもあります金利厨乙)。

米韓スワップ協定の締結時点で、返済期限は2009年4末でした。

韓国、耳を揃えて払ってない!

繰り延べしてようやくロールオーバーさせてます

 



ほぼ全部に噛み付いていたら、やたら長くなって泣きそうになりました。



さて、最後にまだ注目が低い点がひとつ

この協定によって、日本韓国ドルを貸したとしても、日本はその使途を追えません。

韓国は恒常的に覆面介入を行っているのですが、いつ、いくら、どう使ったか明確な情報を外に出しません。

2008年米韓スワップ発動においても、いくら借りたか、という米側の情報しか出てきませんでした。

別の借金の支払いに使おうが、着服しようが、またどこかから金策して「返しさえすれば」OKなんです

それは実質的・・・日本韓国クレジットカードを渡した(アンタイドの援助をすると表明した)のとニアイコールなんです

ネトウヨは「数学テストで、式を書かずに感情で答えを出したらだいたい合ってた」状態です

国対ですからそこは信義がある、はず、ですけれど、日本政府には明細が届きません。

スワップ枠を維持しつつ、中国から切られて日米に金主を乗り替えたと思われる今回。

年末にかけて発動させて中国への返済や単純な韓国債償還に充てたら(+バレたら)、ネトウヨ産経が怒るのも当たり前だと思います

次に倒れる時に債権持ってたら、そのぶんマネーゲームで言うところの負けですからね。

 

目にキムチを塗り込まれたようなもの

http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20111023/1319390638 が「目にキムチを塗り込まれたようなもの」という件。

今回の日韓スワップ協定は、なんか珍しく注目度が高いねぇと思っていたら、もんのすごいウリナラバイアスエントリドヤ顔で上がっていたので、噛み付くことにしました。

どっち側の人からもわかりやすいと評されているのですが、いやこれ不純物バリバリのQAでしょ。

※「オデも経済解説してドヤ顔したいー!」というわけではなく、ネトウヨ擁護でもなく、噛み付いてるだけなので、そこは先にエクスキューズさせて下さい。


まず、枠を設定したからといって必ず実際に借りることができるわけではありません。

最終的に通貨スワップ協定を発動する際には、要請を受けた側=貸し出し国がこの上限内で「実際に」いくら貸し出すかをその都度決めます

650億ドル枠のクレジットカードを相互に持つ、相手のために貯金を積んでおく、訳では決してありません。

韓国は「ウリはやっぱりお金貸さないニダ!ないから!」ができます

ところが日本実質的に「やっぱやめた」ができまてん。国際地位的な意味で。中国が羨ましいです(後述)。

 

Y/Nの質問なら「ありえない」だけでいいです。それに実質的には片方向協定です

「可能性は低い」・・・先に単独介入しても失敗、欧米との協調介入をしても止まらないケースですか?その頃には韓国は既に逝ってるので無意味です

「協定としては」・・・なんか押し付けがましいってば。

 

金額はOKです・・・え?韓国から借りれる?韓国から日本に支援される?わざわざ主客逆転して説明する意図を聞きたい。

 

通貨破綻が問題なのに、民間貿易額をなんで持ち出すの?

対外債務400兆ウォンの話が先です・・・が、ここはひとつ乗ってみるとして。

官と民は別。IMFですら民間の貿易決済資金をカツ上げはしません。

韓国頼みの経営をしてきた企業は潰れたり危機に陥るでしょうが、それを「韓国ごと」救うこたぁないです

日本日系企業だけ保護した方が安上がり。

韓国で組み立て輸出している製品が売れなくなっても、日中の組み立て輸出企業ネクストバッターサークルに控えてます

最終消費地じゃなければOKです

素材は中国インドベトナムマレーシアと引く手あまたで転売できますから安心汁。

観光ですが、震災原発の影響で既に訪日観光客数はほぼ2010年比で半減中(壊滅してんだよぉもう)です

韓国人旅行支出2010年でトータル10ドル弱(おそらく今年は半分以下)です

平均客単価は中国の半分以下だし総額で台湾に追いつかれたし街も自然も汚すしうるさいし(ry 

まあ、衰退していただくと中台のインバウンド呼び込みやすいですぶっちゃけ

1円も使わずに被害回避? えーと、日本韓国借金保証人になってるようなものですが。担保取ってるかとかの詳細は(今回)闇の中なのに!

プライベート保証人にぽんぽんなれる人なら言えるんだろうか・・・俺には無理!!

 

金額ではなく、「日本保証をつけたから」韓国財政はまだ生き延びれる、というメッセージ市場は受け取りました。

からそこに向かって(ちょっと)攻めにくくなりました。

しかし、それをきっかけに市場韓国買いに転換するでしょうか?それとも、日本は追い銭をしただけになるでしょうか?さて、どーっちだ!

ああそれから、今回のそもそものきっかけは、中国が対韓スワップ協定の延長を7~8月に断ったかからです

この人の言う可能性ってほんとに恐ろしい。

 

IMFが介入する事例(直近ではギリシャ)では、最大80%の公的債務減額や、ン年・ン10年の元利支払いの繰り延べプランが、財政再建策と並行して走り出します(むしろまず俎上に乗ります)。

韓国破綻を警戒する水準にあることは韓国銀行も公式にコメントを出しています

日本だって破綻の可能性はあります」?? 日本韓国破綻の可能性を同等に扱うそのりくつがおかしい。

 

まず、枠を設定してあげたのは援助じゃないというスタンスにびっくりしますが。彼の国はそうなんですね。

2008/10末:1$=1450W → 米韓協定 → 日韓協定 → 2008/12末:1$=1259W → 2009/2月:1$=1600Wが底・・・結局効いてない!

じゃあなぜここで止まったの?2009年3月第1~2週に投機筋が「目標達成・売り攻撃終了!」とし、以降は利益確定とかポジション転換をし始めたかです

それでもスワップ砲のおかげとか思う人は日米の当該時期の株式も見てね。

もともと日本ドヤ顔で恩を着せていませんし、先に公人が一方的に文句を言ってきたのは韓国なので、豆鉄砲食らったらカチンとくるのは鳩以外ではむしろ正常な神経です

あ、ぽっぽごめん。

 

韓国は虫がよすぎる」に対して「日本が不利になっているのは円高のせい」とは、がっつりすり替えますね。フレッツ光の話をされてしまいました。

ウォン圧力に対してもウォン圧力に対しても、介入を含むメッセージを発するのは自国の権利ですが、それを他人の金でやるなと。

やるならきっちり頭下げて借用書書けと。

感情論ネトウヨはそう言ってるんじゃないっすかね。

私はきっちりした担保(goldとか)さえあればいいと思ってますが。

Answerするなら正面からしましょうよ。

 

なんで日本に好意的な報道と言えるのかがわかりません。

韓国が泣きついた、よりも日本が積極的に手を差し伸べた、の方がよほど韓国は対国内・対市場ともにお得です

面子という言葉があるように、面の皮という言葉もあります

少なくとも対日本の配慮の痕跡はありません。

から感情論ネトウヨは反発してるんでしょうね。

 

長くなるので後半(http://anond.hatelabo.jp/20111026050140)へ続く。

2011-10-25

日本ITはなぜ終わったのか』を読んで

http://ascii.jp/elem/000/000/643/643497/index-2.html

↓はその通りだと思う。

 このような日本新陳代謝グローバル化の遅れの背景には、日本企業組織特性がある。日本製造業戦後、高度成長したときは、欧米技術をまねて、低賃金生産することができた。

ただ、↓と言ってしまうのは微妙に思える。

首相や閣僚に実質的な決定権がなく、官僚が「ボトムアップ」で決めたことを承認することしかできない。

首相決断」により郵政民営化も、原発の上からヘリで水を撒く事も出来た。首相レベルの決定権は今も強大なものが有ると思う。

官僚が優秀であるはいえ、ここを縦横無尽に使いこなせるような立場にある政治家など近頃では皆無に見えてしまう。




誤解を恐れずに言えば、なぜ決定権を持つ人間が決定できなくなってしまっているのかというのが、




現状の「女性の風潮」に逆らえない




からではないかと私は邪推している。

現状の女性からすれば負け犬にはなれないし、

婚活に勝ち残らなければならず、

村のようなコミュニティ破壊されたので一人で子育てせざるを得ず、

旦那給料を【未来永劫として確固としたもの】に仕上げさせなければならないプレッシャーが有り、

ご近所様からも【ちょっと上の立ち位置を築かなければならぬ】プレッシャーすら有る中で、

養育費、お受験代、年金、老後の資金を工面するために

旦那には【絶対に冒険してもらっては困る】のであって、

まだ高度経済成長期に築かれた【幻想成功神話】を再び旦那に具現してもらわなければ困るのであり、

ゆえに日本社会的に【挑戦】してもらっては困る世界が出来上がる。

(近所やら知り合いに偉そうに出来なくなるから




女性収入を得るとか、

女性同士で血みどろの自慢合戦を辞めるとか、

男性としてもそういった女性に騙されない方向へ進み

「寝た子を起こさない」発想から「協力」というコミュニケーションとして高い次元へ進まなければ

単なる中国属国になってしまいかねない。

今、勝ち組でも10年後に負け組と同一の立場に置かれてしまうかもしれないという算段を持って今後の方向を検討出来る場が欲しいと思う今日この頃でした。

今はもうグローバル経済戦争に負けちゃった、という認識で、

戦後焼け野原というゼロからスタートと割り切った感覚で進められないものでしょうかね・・甘いかな。

2011-10-24

子供ネトゲに100万つぎ込んだ場合対応の実態

以前からちょこちょこ話題になってる子供が○○万円もネットゲームソーシャルゲーム含む)につぎ込んだ系の問題、前職でまさにこのトラブル対応をやってた俺が、実態を暴露しようと思う。まあ暴露といっても、業界人間だったら大体知ってることなので、社名とか出さなきゃ前の会社の不義理になることもないだろうしな。

トラブルの頻度

泣き寝入りしている分は把握できてないのでクレームが来た件数ベースになるが、比率的には少ない。たぶん0.1%もないレベル。オレが知ってるのがネトゲが中心なので、モバゲーとかGREEとかみたいな携帯系だともっと多いのかもしれない。が、そこそこの会員数を抱えていれば月に数件くらいは来る。しかも大半が被害額?が10万超えてるやつ。

返金の有無

子どもがいる親が一番気になるところだと思う返金の有無。これは運営会社にもよると思うが、基本的には状況による、としか言えない。子供が素直に自分の年齢を登録していた場合は、全額返金のケースが多い。嘘をついて20歳以上で登録していた場合クレカを使ったのが子供だという証拠があれば返金するが、証拠が弱い場合は返金しないこともある。最悪のケースが、親の名義で登録されていた場合で、これはほぼ返金しない。

なぜ返金しないか

実際には自分が支払いしたのに、子供勝手カードを使ったと言い張って返金を求める人が多いから。アクセスログ見たら、カードが使われたのは、どう考えても子供学校に行ってるだろ、みたいな時間帯ばっかり、なんてことが本当によくある。というか子供勝手に使ったから返金しろってくる問い合わせの半分以上はこれ。そういう場合は、住民票の提出を求めると、音信不通になるケースも多い。

なぜ子供が使ったと嘘をつくか

オレの推測だと、旦那さんに高額支出がバレて子供のせいにしたっていうケースが多い気がする。というのも、男女比率8:2みたいなゲームで、親の名義で登録されていたケースの大部分が母親名義だし、チャットログを確認すると女性っぽいことが多いから。チャットログを見せたら、プライバシー侵害から返金しろと逆ギレされたときは、さすがに殺意湧いたw

抜本的な対応

まあ運営サイドからみればこういう言い分になるわけだが、オレも根本的にはガチャガチャや景品付きの競争システムが悪いと思うよ。オレはその辺詳しくないけど、景表法的に微妙らしいじゃん?そりゃそうだよね、実質的ギャンブルだもん。ただ、これは上司と飲みながら話したことあるんだけど、法律的な規制が出ないと、どうにもならんと思う。

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